JPH08201057A - 水平器 - Google Patents

水平器

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Publication number
JPH08201057A
JPH08201057A JP2880195A JP2880195A JPH08201057A JP H08201057 A JPH08201057 A JP H08201057A JP 2880195 A JP2880195 A JP 2880195A JP 2880195 A JP2880195 A JP 2880195A JP H08201057 A JPH08201057 A JP H08201057A
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JP
Japan
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bubble tube
bubble
light
tube
edge frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP2880195A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Igarashi
茂夫 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Niigata Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Seiki Co Ltd filed Critical Niigata Seiki Co Ltd
Priority to JP2880195A priority Critical patent/JPH08201057A/ja
Publication of JPH08201057A publication Critical patent/JPH08201057A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 気泡管3の底面に太陽光や電灯等の光を吸収
蓄積して発光する性質をもつ蓄光インキ4を施してな
る。 【効果】 気泡管の底面に施された蓄光インキは太陽光
や電灯等の光を吸収蓄積して発光し、暗所における気泡
管の気泡の位置確認が容易となり、それだけ測定作業能
率を向上することができると共に測定精度を高めること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば建築工事等におい
て、構築部材の水平や垂直を確かめる際に用いられる水
平器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の水平器としては、基準底面
をもつ筒状器体にわずかの気泡を存してエーテル等の液
体を封入した構造の透明合成樹脂製の気泡管を水平方向
に配設してなる構造のものが知られている。
【0003】しかして、筒状器体に形成された基準底面
を確認すべき部材の被測定面に当接し、気泡管内の気泡
の位置を目視することにより水平を確かめることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、例えば建物内は明るい場所だけでなく、物
陰の薄暗い現場等において、気泡管内の気泡の位置を目
視するには非常に困難なことがあり、それだけ作業能率
の低下を余儀なくされているという不都合を有してい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、その要旨は、基
準底面をもつ筒状器体にわずかの気泡を存して液体を封
入した構造の気泡管を水平方向に配設してなり、上記気
泡管の底面に太陽光や電灯等の光を吸収蓄積して発光す
る性質をもつ蓄光インキを施して構成したことを特徴と
する水平器にある。
【0006】この際、上記筒状器体の上面に略コ状の切
欠溝を形成し、該切欠溝に嵌着可能な略コ状の縁枠部を
形成し、該縁枠部の両側板及び底板からなる凹部内に気
泡管を嵌着配設することが望ましく、また上記気泡管の
上面部分にレンズ部を一体形成したり、上記縁枠部の底
板の上面に上記気泡管の底面に当接する取付調節用突起
を形成することができる。
【0007】
【作用】気泡管の底面に施された蓄光インキは太陽光や
電灯等の光を吸収蓄積して発光し、このため暗所におけ
る気泡管の気泡の位置確認が容易となる。
【0008】また、筒状器体の上面に形成された略コ状
の切欠溝に略コ状の縁枠部を嵌着すると共に縁枠部の両
側板及び底板からなる凹部内に気泡管を嵌着することに
より気泡管を筒状器体に取り付けることができ、また気
泡管の上面部分に一体に形成されたレンズ部により気泡
を拡大して目視することができ、また縁枠部の底板の上
面に形成された取付調節用突起と気泡管の底面との接触
位置を支点として筒状器体の基準底面に対して気泡管3
を傾斜調節し、これにより気泡管の取付精度を高めるこ
とになる。
【0009】
【実施例】図1乃至図6は本発明の実施例を示し、1は
筒状器体であって、この場合アルミニューム製の角パイ
プ材から製作され、その底面は確認すべき部材に当接す
る平坦な基準底面1aに形成され、かつ左右端部にそれ
ぞれ合成樹脂製のキャップ2・2を嵌着してなる。
【0010】3は気泡管であって、透明合成樹脂製の略
四角ブロック状の管体3a内に空洞部3bを形成し、空
洞部3b内にわずかの気泡Pを存してエーテル等からな
る着色された液体Lを入れて栓体3cにより封止し、空
洞部3b内に左右二本宛の標線3dを形成した構造に形
成され、筒状器体1の上面側に水平方向に取り付けられ
ている。
【0011】4は蓄光インキであって、太陽光や電灯等
の光を吸収蓄積して徐々に発光し、光の吸収、蓄積及び
発光を繰り返すことができる性質を有しており、例えば
帝国インキ製造株式会社製のセリコール蓄光インキ等が
用いられ、上記気泡管3の底面に印刷手段等により適宜
塗膜厚をもって施されている。
【0012】この場合、上記気泡管3の取付けは、上記
筒状器体1の上面に略コ状の切欠溝5を形成し、この切
欠溝5に嵌着可能な合成樹脂製のコ状の縁枠部6を形成
し、縁枠部6の両側板6a・6a及び底板6bからなる
凹部7内に上記気泡管3を嵌着可能に形成し、両側板6
a・6aの上縁部に突縁6cを形成すると共に両側板6
a・6aの側縁部分及び底板6bの側縁部分に突縁6d
を突出形成し、両側板6a・6aの外面に筒状器体1の
上板1b内面に係止可能な係止突起8を形成し、しかし
て、凹部7内にブロック状の気泡管3を入れた状態で縁
枠部6を切欠溝5内に挿入し、挿入時に両側板6a・6
aは互いに内方に撓んで係止突起8が上板1bの内面に
抜け止め係止され、突縁6cと係止突起8で上板1bが
挟装され、両側板6a・6aの内面により気泡管3の両
側面を弾圧係止され、両側板6a・6aの内面と気泡管
3の外面とを接着剤9により接着固定するように構成し
ている。
【0013】この場合上記気泡管3の上面部分にレンズ
部3eを一体形成し、レンズ部3eにより気泡Pを拡大
して目視し得るように構成している。
【0014】またこの場合上記縁枠部6の底板6bの上
面に上記気泡管3の底面に当接する取付調節用突起10
を幅方向に形成し、接着剤9の軟化状態において、取付
調節用突起10と気泡管3の底面との接触位置を支点と
して筒状器体1の基準底面1aに対して気泡管3を傾斜
調節し、接着剤9の硬化により気泡管3の取付精度を高
めて固定するように構成している。
【0015】またこの場合筒状器体1の側部に垂直方向
に他の気泡管部11を配設すると共に吊下穴12を形成
している、
【0016】この実施例は上記構成であるから、気泡管
3の底面に施された蓄光インキ4は太陽光や電灯等の光
を吸収蓄積して発光し、このため暗所における気泡管3
の気泡Pの位置確認が容易となり、それだけ測定作業能
率を向上することができると共に測定精度を高めること
ができ、建築工事等の作業能率を向上することができ、
この際上記蓄光インキ4は気泡管3の底面に印刷手段等
により施されているから、容易に蓄光機能を得ることが
でき、製作が容易で量産が可能となり、それだけ製作コ
ストを低減することができる。
【0017】またこの場合、筒状器体1の上面に形成さ
れた略コ状の切欠溝5に略コ状の縁枠部6を嵌着すると
共に縁枠部6の両側板6a・6a及び底板6bからなる
凹部7内に気泡管3を嵌着することにより、取付けビス
等を用いずに気泡管3を筒状器体1に取り付けることが
でき、それだけ組み付け作業を容易に行うことができ、
また気泡管3の上面部分に気泡Pを拡大目視するための
レンズ部3eを管体3aと一体に形成しているから、製
作コストを低減できると共に良好に目視することがで
き、また縁枠部6の底板6bの上面に形成された取付調
節用突起10と気泡管3の底面との接触位置を支点とし
て筒状器体1の基準底面1aに対して気泡管3を傾斜調
節することができ、それだけ気泡管3の取付精度を高め
ることができる。
【0018】尚、本発明は上記実施例に限られるもので
はなく、例えば筒状器体1に45度方向に他の気泡管部
を配設した構造に適用することができ、適宜変更して設
計される。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述の如く、気泡管の底面に施
された蓄光インキは太陽光や電灯等の光を吸収蓄積して
発光し、暗所における気泡管の気泡の位置確認が容易と
なり、それだけ測定作業能率を向上することができると
共に測定精度を高めることができ、例えば建築工事等の
作業能率を向上することができ、この際上記蓄光インキ
は気泡管の底面に印刷手段等により施されているから、
容易に蓄光機能を得ることができ、製作が容易で量産が
可能となり、それだけ製作コストを低減することができ
る。
【0020】また、筒状器体の上面に形成された略コ状
の切欠溝に略コ状の縁枠部を嵌着すると共に縁枠部の両
側板及び底板からなる凹部内に気泡管を嵌着することに
より、取付けビス等を用いずに気泡管を筒状器体に取り
付けることができ、それだけ組み付け作業を容易に行う
ことができ、また気泡管の上面部分に気泡を拡大目視す
るためのレンズ部を管体と一体に形成することにより、
製作コストを低減できると共に良好に目視することがで
き、また縁枠部の底板の上面に形成された取付調節用突
起と気泡管の底面との接触位置を支点として筒状器体の
基準底面に対して気泡管を傾斜調節することにより、筒
状器体に対する気泡管の取付精度を高めることができ
る。
【0021】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】図1で示す実施例の正面図である。
【図3】図1で示す実施例の部分斜視図である。
【図4】図1で示す実施例の部分断面図である。
【図5】図1で示す実施例の横断面図である。
【図6】図1で示す実施例の部分分解斜視図である。
【符号の説明】
P 気泡 L 液体 1 筒状器体 3 気泡管 3e レンズ部 4 蓄光インキ 5 切欠溝 6 縁枠部 6a 側板 6b 底板 10 取付調節用突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準底面をもつ筒状器体にわずかの気泡
    を存して液体を封入した構造の気泡管を水平方向に配設
    してなり、上記気泡管の底面に太陽光や電灯等の光を吸
    収蓄積して発光する性質をもつ蓄光インキを施して構成
    したことを特徴とする水平器。
  2. 【請求項2】 上記筒状器体の上面に略コ状の切欠溝を
    形成し、該切欠溝に嵌着可能な略コ状の縁枠部を形成
    し、該縁枠部の両側板及び底板からなる凹部内に気泡管
    を嵌着配設してなる請求項1記載の水平器。
  3. 【請求項3】 上記気泡管の上面部分にレンズ部を一体
    形成してなる請求項1又は2記載の水平器。
  4. 【請求項4】 上記縁枠部の底板の上面に上記気泡管の
    底面に当接する取付調節用突起を形成してなる請求項2
    又は3記載の水平器。
JP2880195A 1995-01-25 1995-01-25 水平器 Pending JPH08201057A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007532921A (ja) * 2004-04-16 2007-11-15 エンパイア レベル エムエフジー. コープ. 水準器で使用される暗色バンド付き気泡管
JP2009133864A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Stabila Messgeraete Gustav Ullrich Gmbh 水準器
KR100914419B1 (ko) * 2007-11-09 2009-08-28 김홍관 수평자
WO2009136947A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-12 Litchfield William L Level

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KR100914419B1 (ko) * 2007-11-09 2009-08-28 김홍관 수평자
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