JPH08200892A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH08200892A
JPH08200892A JP7007216A JP721695A JPH08200892A JP H08200892 A JPH08200892 A JP H08200892A JP 7007216 A JP7007216 A JP 7007216A JP 721695 A JP721695 A JP 721695A JP H08200892 A JPH08200892 A JP H08200892A
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JP
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oil
closed container
refrigerant
compressors
oil return
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JP7007216A
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Masao Kimura
誠夫 木村
Satoru Ishii
覚 石井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B43/00Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
    • F25B43/006Accumulators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B31/002Lubrication
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の圧縮機を搭載した冷凍装置におい
て、気液分離器から各圧縮機への油戻り量を均等化す
る。 【構成】 気液分離器6を構成する入口管16の冷媒導
入口部16aを対応する密閉容器6aの内周壁部Aにお
ける水平方向の接線に対し、所定角度だけ下方を向くよ
うに密閉容器内周壁近傍に配置すると共に、吸入管9,
10の油戻し孔11,12より上方に位置し、密閉容器
内下部周壁より突設された内フランジ7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数台の圧縮機を搭
載した冷凍装置の油の戻し方に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9は例えば実開昭51−662
61号公報に示された従来の装置の気液分離器であり、
1,2は圧縮機No1,No2、3は凝縮器、4は膨張
弁、5は蒸発器、6は気液分離器、7,8は吸入配管、
9,10はU字状吸入管、11,12は油戻し孔であ
る。
【0003】13は蒸発器5と気液分離器6とを接続す
る吸入配管、14は気液分離器6の入口管、15は冷媒
導入口である。次に動作について説明する。各圧縮機
1,2で圧縮された冷媒は凝縮器3で液化され膨張弁4
により減圧され蒸発器5で蒸発する。蒸発した冷媒は気
液分離器6を介し各吸入配管7,8を通って各圧縮機
1,2へ吸入され冷媒サイクルを構成する。次に液バッ
ク時、例えば膨張弁4の調整が悪かった場合など蒸発器
5で蒸発しきれずに気液分離器6に流入し、ここでホー
ルドされて圧縮機1,2へ直接戻るのを防止する。次に
圧縮機1,2内の潤滑油(以下油)もある量、例えば吐
出量の約0.5〜1wt%が冷媒と共に循環する。15
kwの場合、略々10kg/hの量になる。この油は冷
凍サイクルを循環しており気液分離器6に流入して分離
され、下部に溜まり、U字状吸入管9,10の油戻し孔
11,12より油を吸っている。気液分離器6の入口管
14の冷媒導入口15が下記に向かっているため油は下
部へ溜まるが、上記冷媒導入口15から吹出す冷媒及び
油により底部の油面が乱される。油は油戻し孔11,1
2より吸い出し各圧縮機1,2へ戻る。アキュムレータ
の底部油面と各油戻し孔11,12との位置関係で各圧
縮機への油吸入量が異なり、一方が油戻し孔以上で、他
方が油戻し孔以下になるような場合、2台の圧縮機1,
2から吐出された油(例えば同量とする)が気液分離器
6に流入し、油が油戻し孔以上につかる方の圧縮機の油
量は増加し、油が油戻し孔以下の方の圧縮機の油量は低
下することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の気液分離器は以
上のように構成されているので、各U字状吸入管の油戻
し孔から吸われる油は、油戻し孔の位置と内部の油面の
乱れ状態によって不均一となる。例えば当社での実験で
は2台圧縮機搭載時に1対9の割合で油が各U字状吸入
管に吸われ、少ない方の圧縮機の油面は低下し、多い方
は上昇し、この状態が長時間続くと油枯かつによる圧縮
機不具合が発生するという問題があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、気液分離器に戻って底部に溜ま
った油が、吸入冷媒・油の流速、流量、及び流れの影響
を受けないようにして各圧縮機に均等に戻ることによ
り、各圧縮機の油面が不均一にならないようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷凍装置
においては、それぞれ並列に配置された複数台の圧縮
機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容器
と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容器
内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位置
し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器内
下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各圧
縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成され
た気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するもの
において、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上記
密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所定
角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍に
配置すると共に、上記U字状吸入管の油戻し孔より上方
に位置し、密閉容器内下部周壁より突設された内フラン
ジを設けたものである。
【0007】さらに、油戻し孔は、密閉容器の軸線上に
中心を有し、該軸線に直交する円周上またはその近傍に
位置し、かつ内側となるように配置する。
【0008】また、それぞれ並列に配置された複数台の
圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容
器と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容
器内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位
置し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器
内下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各
圧縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成さ
れた気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するも
のにおいて、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上
記密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所
定角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍
に配置すると共に、入口管の冷媒導入口より下方、U字
状吸入管の油戻し孔より上方に位置し、密閉容器内空間
を上、下に区画するパンチングメタル板、或いは網材等
の油透過部材を設けたものである。
【0009】また、それぞれ並列に配置された複数台の
圧縮機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容
器と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容
器内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位
置し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器
内下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各
圧縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成さ
れた気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するも
のにおいて、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上
記密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所
定角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍
に配置すると共に、吸入管のUベンド部周りにデミスタ
等の緩衝部材を配したものである。
【0010】
【作用】上記のように構成された冷凍装置においては、
入口管の冷媒導入口から吹出した冷媒・油は密閉容器の
内周壁面に接触し、周回しながら速度を減じ、内フラン
ジに達する。そして、油は密閉容器内底部に流下し、貯
留される。一方、減速した冷媒ガスは更に内フランジに
より遮られるため仮令、流量・流速・流れの変動があっ
たとしても貯留された油面への影響は殆どなく、油面の
安定度がよい。この結果、各圧縮機に吸入される油量は
均等化する。
【0011】さらに、油戻し孔は、密閉容器の軸線上に
中心を有し、該軸線に直交する円周上、またはその近傍
に位置し、それぞれ内側となるように配置したことによ
り、仮令、冷媒ガスの流速・流量・流れの変動が液面を
変動させたとしても各圧縮機への油回収量の変動はより
小さく抑制することができる。
【0012】また、冷媒導入口から吹出す冷媒・油は密
閉容器の内周壁に接触して減速し、さらにパンチングメ
タル板等の油透過部材で遮られるため、底部に貯留した
油面への影響はなく、油面の安定度は良好で、各圧縮機
には、常時略々等量の油が回収できる。
【0013】また、密閉容器の内周壁に接触して減速し
た冷媒・油は、さらにデミスタ等の緩衝部材に接触する
ことにより、仮令流速・流量・流れの変動・乱れ等があ
っても緩和され、底部に貯留された液面への影響力を減
衰させてしまう。この結果、油面は常に安定しているた
め、各圧縮機に吸入される油量は均等化され各圧縮機は
常時、所定の油量を確保することができる。
【0014】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1、図2、図3において、16は気液分離器6
の入口管であり、その冷媒導入口部16aは、対応する
上記密閉容器内周壁Aにおける水平方向の接線に対し所
定角度(<90゜)だけ下方向を向くように配置したも
のである。また、この実施例において、各U字状吸入管
9,10は密閉容器6aの軸心0−0を通る平面に対し
略々対称に配置され、上記油戻し孔11,12はそれぞ
れ略々中心0を向くように配置されている。17は気液
分離器6の下部に設けられたある巾(30〜50mm)
を持った内フランジである。内フランジ17は油戻し孔
11,12より上部に配置されている。冷凍サイクルは
従来と同一である。
【0015】次に油の動作について説明する。従来例で
示したように運転範囲において油循環量は略々10kg
/h(15kw相当)有り、圧縮機1,2から吐出した
油は冷媒サイクルを循環したのち、気液分離器6のU字
状吸入管9,10の油戻し孔11,12を介してそれぞ
れの圧縮機1,2に戻る。気液分離器6の入口管16の
冷媒導入口部16aから飛出した冷媒・油は壁面に接触
して流速が低下し内周壁面を周回しながら上記内フラン
ジ17に達する。そして油は密閉容器内底部に流下し、
貯留される。周回することにより油、冷媒ガスの流速が
低下すると共に、上記内フランジ17により遮られ、内
フランジ下部空間における流速は極めて小さくなるた
め、底部に溜まった油面はガス・油の流速・流量・流れ
の変動の影響を殆ど受けず、安定する。この結果吸入管
9,10から各圧縮機1,2に回収される油量は均等化
する。また、圧縮機1,2の容量変動、その他運転条件
等の変動により、冷媒・油の流量・流速等が内フランジ
17下部にも及び仮令油面が一方に傾斜したとしても油
戻し孔が、密閉容器6aの軸線0−0上に中心を有し、
該軸線0−0に直交する円周上、またはその近傍に位置
し、かつそれぞれ内側となるように配置したことによ
り、各圧縮機1,2への油回収量の変動はより小さく抑
制することができる。
【0016】実施例2.図4、図5は第2の実施例によ
る冷凍装置の気液分離器を示す。図において、18は下
部に設けられた油透過部材であり、この実施例において
はパンチングメタル板を使用しており、U字状吸入管
9,10が貫通するように18a,18bの貫通部を有
している。パンチングメタル18はU字状吸入管9,1
0の油戻し孔11,12の上部に配置され、気液分離器
6内を、冷媒導入口16aが位置する上部空間と油戻し
孔11,12が位置する下部空間に区画している。18
cは油を通す孔であり、パンチングメタル板18の全体
に設けられている。他は第一の実施例と同一である。次
に作用について示す。冷媒と共に気液分離器6に入った
冷媒・油は内壁面6bを周回して減速し、底部に溜ま
る。この時、分離された油はパンチングメタル板18に
流下し、直接パンチングメタル板18下部には行かな
い。次に、パンチングメタル上に流下した油は、パンチ
ングメタル板18全体に設けられた孔18cを通り、下
部の油溜まりに落下流入する。パンチングメタル18で
区画された密閉容器下部には、入口管16から吹出す冷
媒・油が直接流入することがないため、油面は安定し、
溜まった油は各吸入管9,10の油戻し孔11,12を
介して吸入され、各圧縮機1,2には均等に回収され
る。この場合も、実施例1と同様に、入口管16の冷媒
導入口部16aから吹出す冷媒・油は密閉容器6aの内
壁面6bに接触して減速し、更にパンチングメタル板で
遮られるため、下部の油面への影響はない。
【0017】実施例3.図6は、実施例3による冷凍装
置の気液分離器を示す。図において、6,6a,6b,
9,10,11,12,16,16aは実施例1に示す
ものと同様のものである。19は、円筒状密閉容器6a
内下部に位置し、吸入管9,10の油戻し孔11,12
周りに配した緩衝材であり、この実施例においては、細
い繊維状のデミスタを使用している。デミスタ19は金
属、樹脂などよりできている。次に作用について示す。
気液分離器6に入った油は内壁面6bを周回して底部に
落ちる。この時、底部にある細い繊維状のデミスタ19
により、さらに緩衝され、油面は静止化され各吸入管
9,10の油戻し孔11,12より均等に油が吸入され
る。
【0018】実施例4.図7において3台圧縮機使用時
のU字管の配置を示す。図において、6,6a,6b,
9,10,11,12,16,16a,17は実施例1
に示すものと同様のものである。20は第3のU字状吸
入管、21は第3のU字状吸入管20の油戻し孔であ
る。この実施例におけるU字状吸入管9,10,20の
油戻し孔11,12,21は円筒形密閉容器6aの軸線
0−0上に中心を有し、上記軸線0−0に直交する円周
上、またはその近傍に位置し、かつ内側となるように、
上記密閉容器6a内下部に配置されたものである。気液
分離器6に流入した油は、2台の圧縮機を使用する実施
例1で説明したのと同様に下記の油面が安定し、油面高
さがほぼ同じ位置の油戻し孔11,12,21から吸入
されるため、ほぼ均等して油が圧縮機にもどる。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので以下に示すような効果を奏する。
【0020】入口管の冷媒導入口部を、対応する密閉容
器内周壁部における水平方向接線に対し、所定角度だけ
下方を向くように、密閉容器内周壁近傍に配置すると共
に内フランジを吸入管の油孔より上方に設けたことによ
り、内フランジ下部に貯留された油面は、入口管より吹
出される冷媒・油の流速・流量の変動、乱流等の影響を
受け難く、常時安定しているため各圧縮機に吸入される
油量は均等化される。
【0021】さらに、油戻し孔は、密閉容器の軸線上に
中心を有し、該軸線に直交する円周上、またはその近傍
に位置し、かつ内側となるように配置したことにより、
圧縮機の運転容量その他運転条件の変化等により、密閉
容器内の冷媒・油の流れが大きく変動して、仮令油面が
一方に傾斜したとしても、各圧縮機に吸入される油量の
変動はより小さく抑制することができる。
【0022】また、冷媒導入口の下方、油戻し孔より上
方に位置して密閉容器内空間を上下に区画するパンチン
グメタル板、或いは網材等よりなる油透過部材を設けた
ことにより、入口管より吹出される冷媒・油は密閉容器
内周壁に接触して減速すると共に上記パンチングメタル
等により遮られるため油面への影響はなく油面の安定度
は極めて良好である。この結果、各圧縮機に吸入される
油量は精度良く均等化される。
【0023】また、吸入管のUベンド部近傍に配したデ
ミスタ等の緩衝部材により、油面は冷媒導入口より吹出
される冷媒・油の影響を殆ど受けることなく、安定して
いるため各圧縮機に吸入される油量の均等化は向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による冷凍装置の冷媒回
路図である。
【図2】 この発明の実施例1による冷凍装置の気液分
離器を示す詳細断面図である。
【図3】 図2に示す気液分離器のIII−IIIにお
ける断面を矢印方向に見た詳細断面図である。
【図4】 この発明の実施例2による冷凍装置の気液分
離器を示す詳細断面図である。
【図5】 図4に示すパンチングメタル板の図面であ
る。
【図6】 この発明の実施例3による冷凍装置の気液分
離器を示す詳細断面図である。
【図7】 この発明の実施例4による冷凍装置の気液分
離器を示す詳細断面図である。
【図8】 従来の冷凍装置を示す冷媒回路図である。
【図9】 図8に示す冷凍装置の気液分離器を示す詳細
断面図である。
【符号の説明】
1,2 圧縮機、3 凝縮器、5 蒸発器、6 気液分
離器、6a 密閉容器、6b 内壁面、9,10 U字
状吸入管、11,12 油戻し孔、16 入口管、16
a 冷媒導入口部、17 内フランジ、0−0 密閉容
器の軸線、A冷媒導入口部に対応する密閉容器の内周壁
部、18 油透過部材、19 緩衝部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ並列に配置された複数台の圧縮
    機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容器
    と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容器
    内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位置
    し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器内
    下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各圧
    縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成され
    た気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するもの
    において、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上記
    密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所定
    角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍に
    配置すると共に、上記U字状吸入管の油戻し孔より上方
    に位置し、密閉容器内下部周壁より突設された内フラン
    ジを備えたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 油戻し孔は、密閉容器の軸線上に中心を
    有し、該軸線に直交する円周上またはその近傍に位置
    し、かつ内側となるように配置したことを特徴とする請
    求項1記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ並列に配置された複数台の圧縮
    機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容器
    と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容器
    内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位置
    し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器内
    下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各圧
    縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成され
    た気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するもの
    において、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上記
    密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所定
    角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍に
    配置すると共に、入口管の冷媒導入口より下方、U字状
    吸入管の油戻し孔より上方に位置し、密閉容器内空間を
    上、下に区画するパンチングメタル板、或いは網材等の
    油透過部材を設けたことを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ並列に配置された複数台の圧縮
    機、凝縮器、絞り装置、蒸発器、及び円筒形密閉容器
    と、上記蒸発器から送出された冷媒・油を上記密閉容器
    内に導く入口管と、一端部が上記密閉容器内上部に位置
    し、油戻し孔を有するU字状ベンド部が上記密閉容器内
    下部に位置するように配設され、かつ他端部が上記各圧
    縮機に接続された複数のU字状吸入管とにより構成され
    た気液分離器を順次接続してなる冷媒回路を有するもの
    において、上記入口管の冷媒導入口部を、対応する上記
    密閉容器内周壁部における水平方向の接線に対し、所定
    角度だけ下方を向くように、上記密閉容器内周壁近傍に
    配置すると共に、吸入管のUベンド部周りにデミスタ等
    の緩衝部材を配したことを特徴とする冷凍装置。
JP7007216A 1995-01-20 1995-01-20 冷凍装置 Pending JPH08200892A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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