JPH08194882A - 交通流シミュレーション装置 - Google Patents
交通流シミュレーション装置Info
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- JPH08194882A JPH08194882A JP2335895A JP2335895A JPH08194882A JP H08194882 A JPH08194882 A JP H08194882A JP 2335895 A JP2335895 A JP 2335895A JP 2335895 A JP2335895 A JP 2335895A JP H08194882 A JPH08194882 A JP H08194882A
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- lane
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 title claims description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 交通信号機の制御アルゴリズムの判定等を行
なうときに用いられる交通流シミュレーション装置にお
いて、実際の交通流の譲り合いの精神を加味した車線変
更ができるようにする。 【構成】 車線変更車両に追従する、車線変更の行なわ
れる側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段
と、その設定手段で設定された追従車両の減速率を算出
する減速率算出手段と、その減速率算出手段で算出され
た減速率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常
事態を消字させない所定の値を越え、かつその追従車両
の位置が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側に
あるときに、その車線変更車両の車線変更を許可する許
可手段とからなる。
なうときに用いられる交通流シミュレーション装置にお
いて、実際の交通流の譲り合いの精神を加味した車線変
更ができるようにする。 【構成】 車線変更車両に追従する、車線変更の行なわ
れる側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段
と、その設定手段で設定された追従車両の減速率を算出
する減速率算出手段と、その減速率算出手段で算出され
た減速率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常
事態を消字させない所定の値を越え、かつその追従車両
の位置が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側に
あるときに、その車線変更車両の車線変更を許可する許
可手段とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の交差点等に設置
される交通信号機の制御アルゴリズムを評価したり、あ
るいはその交通信号機の各灯器の点灯制御時間等の各種
の設計諸元を得るために用いられる交通流シミュレーシ
ョン装置に関する。
される交通信号機の制御アルゴリズムを評価したり、あ
るいはその交通信号機の各灯器の点灯制御時間等の各種
の設計諸元を得るために用いられる交通流シミュレーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交通信号機を新設するとき、ある
いは既設の交通信号機の制御アルゴリズムを変更すると
きは、その制御アルゴリズムの評価や各種の設計諸元を
得るために、交通流シミュレーションが行われる。すな
わち、制御アルゴリズムの評価や点灯制御時間の調整等
は、交通信号機を実際に稼動させて行なうことも可能で
あるが、実際の交通流に与える影響が大きいので、事前
に机上によるテストが行われる。
いは既設の交通信号機の制御アルゴリズムを変更すると
きは、その制御アルゴリズムの評価や各種の設計諸元を
得るために、交通流シミュレーションが行われる。すな
わち、制御アルゴリズムの評価や点灯制御時間の調整等
は、交通信号機を実際に稼動させて行なうことも可能で
あるが、実際の交通流に与える影響が大きいので、事前
に机上によるテストが行われる。
【0003】上記従来の交通流シミュレーション装置
は、パーソナルコンピュータにより構成されていて、表
示画面に一つの交差点から次の交差点までの道路、いわ
ゆるリンクや交差点を表示し、それに車両を走行させて
行われる。
は、パーソナルコンピュータにより構成されていて、表
示画面に一つの交差点から次の交差点までの道路、いわ
ゆるリンクや交差点を表示し、それに車両を走行させて
行われる。
【0004】例えば図3に示されるように、道路が2車
線(1),(2)で、そのうちの車線(1)の車両に車
線変更をおこなわせる場合は、(A)車線変更を行なお
うとしている車両(以下、車線変更車両(図3の例では
車両。以下、この車両を車線変更車両というときも
ある。)という)が、車線変更の行われる側の車両で、
すなわち車線変更先の車線(2)の車両で、その車線変
更車両に追従する車両(以下、追従車両(図3の例で
は車両)という)が急ブレーキを掛けなければならな
いような非常事態を生じさせない所定の値を越え、かつ
(B)追従車両と追従車両の下流側の車両、すなわ
ち追従車両よりも先行する車両(図3の例では車両
)との間隔が、車線変更車両よりも大きいときに、
車線変更車両の車線(2)への車線変更が行われるよ
うに構成されている。
線(1),(2)で、そのうちの車線(1)の車両に車
線変更をおこなわせる場合は、(A)車線変更を行なお
うとしている車両(以下、車線変更車両(図3の例では
車両。以下、この車両を車線変更車両というときも
ある。)という)が、車線変更の行われる側の車両で、
すなわち車線変更先の車線(2)の車両で、その車線変
更車両に追従する車両(以下、追従車両(図3の例で
は車両)という)が急ブレーキを掛けなければならな
いような非常事態を生じさせない所定の値を越え、かつ
(B)追従車両と追従車両の下流側の車両、すなわ
ち追従車両よりも先行する車両(図3の例では車両
)との間隔が、車線変更車両よりも大きいときに、
車線変更車両の車線(2)への車線変更が行われるよ
うに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の交通流シミュレーション装置は、上記(A)と
(B)との条件を満たすときに車線変更ができるように
構成されているが、その条件が満たされるまで、車線変
更車両が停止状態に置かれるので、実際の交通流に合わ
ないという欠点があった。
来の交通流シミュレーション装置は、上記(A)と
(B)との条件を満たすときに車線変更ができるように
構成されているが、その条件が満たされるまで、車線変
更車両が停止状態に置かれるので、実際の交通流に合わ
ないという欠点があった。
【0006】すなわち、実際の交通流においては、隣の
車線に車線変更車両が存在すると、車線変更先の車両の
ドライバーに譲り合いの精神が働き、車線変更車両が停
止しなくとも車線変更が可能であり、したがって、車線
変更車両が停止しての車線変更は実際の交通流に合わな
いという欠点があった。
車線に車線変更車両が存在すると、車線変更先の車両の
ドライバーに譲り合いの精神が働き、車線変更車両が停
止しなくとも車線変更が可能であり、したがって、車線
変更車両が停止しての車線変更は実際の交通流に合わな
いという欠点があった。
【0007】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、車線変更が実
際の交通流に即して行われるようにした交通流シミュレ
ーション装置を提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、車線変更が実
際の交通流に即して行われるようにした交通流シミュレ
ーション装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交通流シミ
ュレーション装置は、上記目的を達成するために、交通
流をシミュレーションする交通流シミュレーション装置
において、車線変更車両に追従する、車線変更の行なわ
れる側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段
と、その設定手段で設定された追従車両の減速率を算出
する減速率算出手段と、その減速率算出手段で算出され
た減速率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常
事態を生じさせない所定の値を越え、かつその追従車両
の位置が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側に
あるときに、その車線変更車両の車線変更を許可する許
可手段とを有することを特徴としている。また、前記減
速率算出手段で算出された減速率が追従車両の上流側に
位置する車両に非常事態を生じさせるような所定の値以
下であるとき、又はその追従車両の位置が車線変更車両
の上流側位置よりも下流側にあるときに、その追従車両
の上流側に位置する車両を新たな追従車両に選定する選
定手段を設けたことを特徴としている。
ュレーション装置は、上記目的を達成するために、交通
流をシミュレーションする交通流シミュレーション装置
において、車線変更車両に追従する、車線変更の行なわ
れる側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段
と、その設定手段で設定された追従車両の減速率を算出
する減速率算出手段と、その減速率算出手段で算出され
た減速率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常
事態を生じさせない所定の値を越え、かつその追従車両
の位置が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側に
あるときに、その車線変更車両の車線変更を許可する許
可手段とを有することを特徴としている。また、前記減
速率算出手段で算出された減速率が追従車両の上流側に
位置する車両に非常事態を生じさせるような所定の値以
下であるとき、又はその追従車両の位置が車線変更車両
の上流側位置よりも下流側にあるときに、その追従車両
の上流側に位置する車両を新たな追従車両に選定する選
定手段を設けたことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記構成において、許可手段は、減速率算出手
段で算出された減速率がその追従車両の上流側に位置す
る車両に非常事態を生じさせない所定の値を越え、かつ
その追従車両の位置が前記車線変更車両の上流側位置よ
りも上流側にあるときに、その車線変更車両の車線変更
を許可する。
段で算出された減速率がその追従車両の上流側に位置す
る車両に非常事態を生じさせない所定の値を越え、かつ
その追従車両の位置が前記車線変更車両の上流側位置よ
りも上流側にあるときに、その車線変更車両の車線変更
を許可する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例装置の正面図であって、その交
通流シミュレーション装置本体(以下、本体という)1
は、周知のパーソナルコンピュータにより構成されてい
る。
する。図1は、一実施例装置の正面図であって、その交
通流シミュレーション装置本体(以下、本体という)1
は、周知のパーソナルコンピュータにより構成されてい
る。
【0011】本体1の表示画面Dには、リンクや交差点
が表示されるとともに、車両が走行状態で表示できるよ
うに構成されている。すなわち、表示画面Dの表示は、
従来の交通流シミュレーション装置と同様に、本体1に
セットされた記憶部Mからのデータを用いて、キーボー
ド又はマウスからなる入力操作部I1 ,I2 の指示に従
って交通流がシミュレートされるように構成されてい
る。
が表示されるとともに、車両が走行状態で表示できるよ
うに構成されている。すなわち、表示画面Dの表示は、
従来の交通流シミュレーション装置と同様に、本体1に
セットされた記憶部Mからのデータを用いて、キーボー
ド又はマウスからなる入力操作部I1 ,I2 の指示に従
って交通流がシミュレートされるように構成されてい
る。
【0012】図2は、実施例装置の電気的構成を示すブ
ロック図であって、CPUからなる制御部Cは、入力操
作部I1 ,I2 、表示画面D及び図1には図示しないプ
リンタPが接続されている。
ロック図であって、CPUからなる制御部Cは、入力操
作部I1 ,I2 、表示画面D及び図1には図示しないプ
リンタPが接続されている。
【0013】制御部Cには、記憶部Mが接続されてい
て、その記憶部Mには、シミュレートされる車両のデー
タの記憶されている車両発生データ記憶部M1 、リンク
内の車両の行動パターンのデータの記憶されているリン
ク内行動パターン記憶部M2 、交差点内の車両の行動パ
ターンのデータの記憶されている交差点内行動パターン
記憶部M3 、リンクと交差点の接続パターンのデータの
記憶されているリンク・交差点接続パターン記憶部M4
、及び本発明の特徴的な車線変更時のデータの記憶さ
れている車線変更行動パターン記憶部M5 が設けられて
いる。
て、その記憶部Mには、シミュレートされる車両のデー
タの記憶されている車両発生データ記憶部M1 、リンク
内の車両の行動パターンのデータの記憶されているリン
ク内行動パターン記憶部M2 、交差点内の車両の行動パ
ターンのデータの記憶されている交差点内行動パターン
記憶部M3 、リンクと交差点の接続パターンのデータの
記憶されているリンク・交差点接続パターン記憶部M4
、及び本発明の特徴的な車線変更時のデータの記憶さ
れている車線変更行動パターン記憶部M5 が設けられて
いる。
【0014】次に、本実施例装置に置ける車線変更制御
動作を図3のリンク図と図4のフローチャートとを用い
て説明する。
動作を図3のリンク図と図4のフローチャートとを用い
て説明する。
【0015】先ず、表示画面Dに2車線(1),(2)
のリンクと複数(図示の例では4車両)の車両〜が
各記憶部M1 ,M2 から読出されて表示されているとと
もに、入力操作部I1 ,I2 で設定された速度で各車両
〜が走行状態に保たれている(ステップ100。以
下、ステップをSとする。図3参照。)
のリンクと複数(図示の例では4車両)の車両〜が
各記憶部M1 ,M2 から読出されて表示されているとと
もに、入力操作部I1 ,I2 で設定された速度で各車両
〜が走行状態に保たれている(ステップ100。以
下、ステップをSとする。図3参照。)
【0016】そして、今、車線(1)の車両が車線
(2)に車線変更しようとしているものとする(S10
2肯定)。この場合、車線変更先である車線(1)にお
ける車両〜のうち、車線変更車両4の上流側に位置
する車両の先頭位置が車線変更車両の後部位置(上
流側の位置)よりも上流側であれば、車線変更車両は
一応車線(2)への移動は可能と判定される。したがっ
て、この場合は、車両が車線(2)に入ったときの追
従車両として車両がセットされる。(S106肯
定)。
(2)に車線変更しようとしているものとする(S10
2肯定)。この場合、車線変更先である車線(1)にお
ける車両〜のうち、車線変更車両4の上流側に位置
する車両の先頭位置が車線変更車両の後部位置(上
流側の位置)よりも上流側であれば、車線変更車両は
一応車線(2)への移動は可能と判定される。したがっ
て、この場合は、車両が車線(2)に入ったときの追
従車両として車両がセットされる。(S106肯
定)。
【0017】もちろん、車両の先頭位置が車線変更車
両と重なるときは、つまり、車両と車両が並走状
態のときは、車両は車両の後に車線変更することに
なるので(S106否定)、この場合は、車両の上流
側の車両が車両が車線(2)に入ったときの追従車
両としてセットされる(S107)。
両と重なるときは、つまり、車両と車両が並走状
態のときは、車両は車両の後に車線変更することに
なるので(S106否定)、この場合は、車両の上流
側の車両が車両が車線(2)に入ったときの追従車
両としてセットされる(S107)。
【0018】追従車両の条件としては、(A)車線変更
車両が、車線変更先の車線(2)に入る車間間隔が存
在する以外に、追従車両となる車両(上述の例では車両
又は)が、急ブレーキを掛けて車両の車線変更を
行なわせることは、追従車両に続く車両に対して追突を
起こさせる危険が生ずるので、急ブレーキを掛けない範
囲で減速できるときに追従車両となることができる。つ
まり、(B)追従車両の減速率がその追従車両の後続
の車両に非常事態を生じさせない所定の値を越えると
きに追従車両としてセットされる(S110肯定)。
車両が、車線変更先の車線(2)に入る車間間隔が存
在する以外に、追従車両となる車両(上述の例では車両
又は)が、急ブレーキを掛けて車両の車線変更を
行なわせることは、追従車両に続く車両に対して追突を
起こさせる危険が生ずるので、急ブレーキを掛けない範
囲で減速できるときに追従車両となることができる。つ
まり、(B)追従車両の減速率がその追従車両の後続
の車両に非常事態を生じさせない所定の値を越えると
きに追従車両としてセットされる(S110肯定)。
【0019】上述の例では、車両が上述の2つの条件
(A),(B)を満たせばその車両が車両の追従車
両となり、その車両が上述の2つの条件(A),
(B)を満足しないときは、車両が追従車両となる。
もちろん、車両も上述の条件の2つの条件(A),
(B)を満たさないときは、図示しない車両の後述の
車両が追従車両にセットされることとなる。
(A),(B)を満たせばその車両が車両の追従車
両となり、その車両が上述の2つの条件(A),
(B)を満足しないときは、車両が追従車両となる。
もちろん、車両も上述の条件の2つの条件(A),
(B)を満たさないときは、図示しない車両の後述の
車両が追従車両にセットされることとなる。
【0020】車両が上述の2つの条件(A),(B)
を満たしていれば(S110肯定)。車両は車両と
車両の間に車線変更される(S112。図3参照)。
また、車両が上述の2つの条件(A),(B)を満た
さず、車両がその2つの条件(A),(B)を満たし
ていれば、車両と車両との間に車両が車線変更す
ることとなる。
を満たしていれば(S110肯定)。車両は車両と
車両の間に車線変更される(S112。図3参照)。
また、車両が上述の2つの条件(A),(B)を満た
さず、車両がその2つの条件(A),(B)を満たし
ていれば、車両と車両との間に車両が車線変更す
ることとなる。
【0021】以上のように、本実施例装置は、車線変更
車両があるときに、譲り合いの精神を加味した実際の
交通流に合わせてシミュレートできるので、より実際の
交通流に即した制御アルゴリズムの判定等を行なうこと
ができる。
車両があるときに、譲り合いの精神を加味した実際の
交通流に合わせてシミュレートできるので、より実際の
交通流に即した制御アルゴリズムの判定等を行なうこと
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る交通流シミュレーション装
置は、車線変更車両に追従する、車線変更の行なわれる
側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段と、そ
の設定手段で設定された追従車両の減速率を算出する減
速率算出手段と、その減速率算出手段で算出された減速
率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常事態を
生じさせない所定の値を越え、かつその追従車両の位置
が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側にあると
きに、その車線変更車両の車線変更を許可する許可手段
とからなるので、車線変更車両があるときに、譲り合い
の精神を加味した実際の交通流に合わせてシミュレート
できるので、より実際の交通流に即した制御アルゴリズ
ムの判定等を行なうことができる。また、前記減速率算
出手段で算出された減速率が追従車両の上流側に位置す
る車両に非常事態を生じさせるような所定の値以下であ
るとき、又はその追従車両の位置が車線変更車両の上流
側位置よりも下流側にあるときに、その追従する車両の
上流側に位置する車両を新たな追従車両に選定する選定
手段を設けたときは、適切な追従車両を選択することが
できる。
置は、車線変更車両に追従する、車線変更の行なわれる
側の車線に位置する追従車両を設定する設定手段と、そ
の設定手段で設定された追従車両の減速率を算出する減
速率算出手段と、その減速率算出手段で算出された減速
率がその追従車両の上流側に位置する車両に非常事態を
生じさせない所定の値を越え、かつその追従車両の位置
が前記車線変更車両の上流側位置よりも上流側にあると
きに、その車線変更車両の車線変更を許可する許可手段
とからなるので、車線変更車両があるときに、譲り合い
の精神を加味した実際の交通流に合わせてシミュレート
できるので、より実際の交通流に即した制御アルゴリズ
ムの判定等を行なうことができる。また、前記減速率算
出手段で算出された減速率が追従車両の上流側に位置す
る車両に非常事態を生じさせるような所定の値以下であ
るとき、又はその追従車両の位置が車線変更車両の上流
側位置よりも下流側にあるときに、その追従する車両の
上流側に位置する車両を新たな追従車両に選定する選定
手段を設けたときは、適切な追従車両を選択することが
できる。
【図1】本発明の一実施例装置本体の正面図である。
【図2】電気的構成を示すブロック図である。
【図3】表示の一例を示す説明図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
1 交通流シミュレーション装置本体(本体) D 表示画面 I1 ,I2 入力操作部 M 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/09 H
Claims (2)
- 【請求項1】 交通流をシミュレーションする交通流シ
ミュレーション装置において、 車線変更を行なおうとしている車両に追従する、車線変
更の行なわれる側の車線に位置する車両を設定する設定
手段と、 前記設定手段で設定された追従する車両の減速率を算出
する減速率算出手段と、 前記減速率算出手段で算出された減速率がその追従する
車両の上流側に位置する車両に非常事態を生じさせない
所定の値を越え、かつその追従する車両の位置が前記車
線変更を行なおうとしている車両の上流側位置よりも上
流側にあるときに、その車線変更を行なおうとしている
車両の車線変更を許可する許可手段と、 を有することを特徴とする交通流シミュレーション装
置。 - 【請求項2】 減速率算出手段で算出された減速率が追
従する車両の上流側に位置する車両に非常事態を生じさ
せるような所定の値以下であるとき、又はその追従する
車両の位置が車線変更を行なおうとしている車両の上流
側位置よりも下流側にあるときに、その追従する車両の
上流側に位置する車両を新たな追従する車両に選定する
選定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の交通
流シミュレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335895A JPH08194882A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 交通流シミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335895A JPH08194882A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 交通流シミュレーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08194882A true JPH08194882A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12108359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335895A Pending JPH08194882A (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 交通流シミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08194882A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2002123894A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Hitachi Ltd | プローブカー制御方法及び装置並びにプローブカーを用いた交通制御システム |
US20100082195A1 (en) * | 2008-06-20 | 2010-04-01 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Method to adaptively control vehicle operation using an autonomic vehicle control system |
US8666716B2 (en) | 2007-01-15 | 2014-03-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Traffic simulator |
CN111511621A (zh) * | 2017-12-27 | 2020-08-07 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置、车辆控制方法及程序 |
CN112061131A (zh) * | 2020-11-13 | 2020-12-11 | 奥特酷智能科技(南京)有限公司 | 一种基于道路数据的仿真车避开障碍行驶的方法 |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP2335895A patent/JPH08194882A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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