JPH08191693A - IL−1βによる軟骨細胞の刺激によって調節された遺伝子 - Google Patents

IL−1βによる軟骨細胞の刺激によって調節された遺伝子

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JPH08191693A
JPH08191693A JP7260168A JP26016895A JPH08191693A JP H08191693 A JPH08191693 A JP H08191693A JP 7260168 A JP7260168 A JP 7260168A JP 26016895 A JP26016895 A JP 26016895A JP H08191693 A JPH08191693 A JP H08191693A
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JP
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osteopontin
calnexin
dna
connective tissue
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JP7260168A
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Eckart Dr Bartnik
エカルト、バルトニク
Daniel Margerie
ダニエル,マルゲリー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IL−1βでの軟骨細胞の刺激による調節さ
れた遺伝子。 【解決手段】 本発明は、IL−1βが介在した結合組
織の疾患の診断、予防または治療における、オステオポ
ンチン、カルネキシンおよびTSG−6遺伝子生成物の
新規な使用、およびIL−1βで軟骨細胞を刺激するこ
とによって誘導または抑制された新規な遺伝子、および
IL−1βが介在した結合組織の疾患の診断、予防また
は治療におけるそれらの使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、IL−1βが介在した結合組織の疾患の診
断、予防または治療における、オステオポンチンおよび
カルネキシンの新規な使用、およびIL−1βで軟骨細
胞を刺激することによって誘導または抑制される新規な
遺伝子およびIL−1βが介在した結合組織の疾患の診
断、予防または治療におけるそれらの使用に関する。
【0002】背景技術 インターロイキン−1(IL−1)の広汎な生物学的作
用には、関節の軟骨細胞などの多くの種類の結合組織細
胞の代謝に対するその作用がある。IL−1は、軟骨細
胞によるプロテオグリカン(PG)の合成を阻害し、プ
ロスタグランジンE2およびマトリックス高分子を分解
することができる金属プロテイナーゼの生産を刺激す
る。実験結果、および炎症の起きた関節におけるIL−
1、PGフラグメントおよびタンパク質分解酵素の知見
から、IL−1は変形性関節症または慢性関節リウマチ
における軟骨の分解において役割を果たしていることが
推定された(Benton HP & Tyler JA., 1988, Biochem.
Biophys. Res. Comm., 154,421-428; Aydelotte MB
ら、Conn. Tiss. Res., 28, 143-159; Wood DDら、Arth
rithis Rheum., 26, 975-983; Lohmander LSら、Trans
Orthrop. Res., 17,273)。マトリックス金属プロテイ
ナーゼは酵素レベルでの薬剤相互作用の有力な候補であ
るが、軟骨の分解を生じる初期のプロセスを阻害する適
切な分子標的は未だ知られていない。
【0003】
【発明の概要】従って、本発明の一つの目的は、変形性
関節症の軟骨由来のヒト関節軟骨細胞のRNAレベルで
のIL−1βによって誘発される軟骨の分解の薬剤によ
る改良のための有力な標的を同定することである。罹患
した軟骨において特異的に発現された(differentially
expressed)遺伝子を検討する最初の試みとして、IL−
1βで刺激したおよび刺激していないヒト軟骨細胞由来
の総RNAについて、逆転写およびポリメラーゼ連鎖反
応によるmRNAのディファレンシャルディスプレイ(d
ifferential display)(DDRT−PCR)を施した。
この方法は、2種類の細胞集団で特異的に発現される遺
伝子を同定して単離するのに用いることができる(Lian
g P & Pardee AB, 1992, Science, 257, 967-971; Lian
g P ら、AB 1993, Nucl. Acids Res., 21, 3269-3275;
Bauer D ら、1993, Nucl. Acids Res., 21, 4272-428
0)。重要な要素は、一組のオリゴヌクレオチドプライマ
ーを用いることであり、一つはmRNAのポリアデニル
化テイルにハイブリダイゼーションするものであり、他
方は最初のプライマーとは異なる位置でアニーリングす
る任意のデカマー(decamer) である。これらのプライマ
ー対によって画定されるmRNAの下位集団を逆転写の
後に増幅して、DNA配列決定ゲル上で分析する。検討
を行う細胞集団から抽出したそれぞれのRNA集団に特
徴的なバンドパターンが形成される。例えば、100種
類のプライマーを組み合わせると、それぞれの集団につ
いて総数で約10,000のPCR生成物が生成され、
この数は発現した細胞遺伝子の総数の約半数に当たる。
2種類の細胞集団から得られたバンドパターンを比較す
ると、特異的に発現した遺伝子に相当する特異的に表わ
された(differentially displayed)バンドが明らかにな
る。従って、特異的に表わされたバンドをゲルから抽出
し、再増幅し、サブクローニングし、そして配列決定す
ることができる。
【0004】その感度が極めて高いため、人工的(artif
actual) バンドの出現は本発明で用いられるDDRT−
PCR法に固有の問題である。もう一つの問題点は、複
雑な遺伝子発現パターンの評価でもある。本発明の更に
もう一つの問題点は、ごく少量のRNAしか利用できな
いことである。
【0005】それ故、配列 TAU1/1(1) ACATCACCTC ACACATGGAA AGCGAGGAGT TGAATGGTGC ATACAAGGCC ATCCCCGTTT 60 CCCAGGACCT GAACCCGCCT TCTGATTGGG ACAGCCGTGG GAAGGACAGT TATGAAACGA 120 GTCAGCTGGA TGACCAGAGT GCTGAAACCC ACAGCCACAA GCAGTCCAGA TTATATAAGC 180 GGAAA 185 および TAU1/1(2) CTAAATGCAA AGTGAGAAAT TGTATTTTTT CTCCTTTTAA TTGACCTCAG AAGATGCACT 60 ATCTAATTCA TGAGAAATAC GAAATTTCAG GTGTTTATCT TCTTCCTTAC TTTTGGGG 118 を有するDNA TAU1/1、および配列 AACCAGTATT TCAAAACTAT TATCTGGATT CAAGATTAGT GTGTAAAGAT TGTTTTCTTA 60 TCAGTAAAAT AGGTCTTCAG ATCTGCATCT GGCCTCTTAG CATGTTTTTC TTCATAGATA 120 CCCGTTTTGG GGTTTTTGCG TCGGAAGATG AATGGCATTT ATAGTCCTCT CCACATTTAT 180 CTG 183 を有するDNA TTU2/2は、それぞれヒトオステ
オポンチンcDNAに100%、およびヒトカルネキシ
ンに97.2%一致することは特に意外なことであっ
た。このことは、本発明の実験的手法が効率的に作用
し、すなわち100種類の異なるプライマーの組み合わ
せ(25オリゴデカマープライマー、4T12MN−プラ
イマー)を用いると、それぞれの集団について総数が約
10,000個のPCR生成物を生じ、これは発現した
細胞遺伝子の53%である。10,000個のうち12
3個のPCRバンドは、特異的に発現したバンドとして
現れた。元の123個のPCRバンドのうち53個は、
2名の患者からのPCRバンドパターンを比較すること
によって再現性よく表わされ、その内の68%はIL−
1βで刺激した軟骨細胞から生じた。
【0006】
【発明の具体的説明】オステオポンチンおよびカルネキシン 32kdの分泌された酸性の高いリンタンパク質である
オステオポンチン(Denhardt およびGuo (1993) FASEB
J. 7, 1475-1482) は、IL−1βで刺激されたヒト軟
骨細胞では著しくダウンレギュレーションされることも
判った。これは、オステオポンチンがIL−1βが関係
した結合組織の疾患、特に変形性関節症に関与している
ことを意味する。
【0007】変形性関節症は、コラーゲンおよびプロテ
オグリカンの連続的分解とそれに続くマトリックスフラ
グメントの滑液への放出とを伴う徐々に進行するマトリ
ックスの変性を特徴とする。例えば、オステオポンチン
の喪失による正常な軟骨細胞マトリックス相互作用の障
害によって、インテグリンアルファベーターによる
シグナリング(signalling)の変化を引き起こし、これに
より細胞応答が変化して、早い段階でのマトリックスの
分解を引き起こすことがある。従って、本発明の一つの
態様は、IL−1βが関係した結合組織の疾患、特に変
形性関節症の診断、予防または治療における、オステオ
ポンチン自身またはその部分、それに対する抗体、また
はオステオポンチンまたはその部分をコードするDNA
またはRNAのような核酸またはその部分の使用であ
る。
【0008】本願によれば、「部分」という用語は、タ
ンパク質の場合には少なくとも8個、好ましくは12
個、特に15個のアミノ酸、またはハイブリダイゼーシ
ョンプローブとしてのDNAまたはRNAの場合には、
6〜100個、好ましくは10〜40個、特に12〜2
5個の核酸を意味する。上記疾患を診断する方法は後述
する。また、タンパク質濃度は、免疫化学、FACS分
析またはELISAに基づく分析系におけるウェスター
ンブロットで、オステオポンチン特異抗体を用いて定量
することができる。
【0009】本発明は、このような使用のための診断助
剤または医薬にも関する。オステオポンチンは、例えば
Ausubel ら、 1994 [Current protocols in molecular
biology, Chapter 16, John Wiley & Sons, Inc]に詳述
されているようにVacciniaを用いる原核生物、哺乳類細
胞中の昆虫細胞、または哺乳類細胞での発現によって組
換え的に生成させることができる。オステオポンチンの
cDNAは、例えばYoung ら (1990), Genomics, 7, 49
1-502 に開示されている。
【0010】オステオポンチンに対する抗体は、通常は
Neil GA & Urnovitz HB (Trends inBiotechnology, 6,
209-213, 1988) またはKoehler G & Milstein C (Natur
e,256, 52-53, 1975) などの方法により産生させること
ができる。
【0011】また、88kdの一体性膜タンパク質であ
るカルネキシン(Bergeron et al.(1994) TIBS 19, 124-
128)も、IL−1βで刺激されていない軟骨細胞と比較
してIL−1βで刺激されたヒト軟骨細胞では顕著にダ
ウンレギュレーションされている。このことは、カルネ
キシンがIL−1βが介在した結合組織の疾患、特に変
形性関節症に関与していることを意味している。また、
カルネキシンはプロテオグリカンのような不完全に折り
畳まれたタンパク質と関連する新規な型の分子状チャペ
ロン(chaperone) であるため、カルネキシン合成のダウ
ンレギュレーションにより、少量の精確かつ完全に折り
畳まれたプロテオグリカンを生じる。プロテオグリカン
は、関節組織の一体性を維持する上で最も重要な高度に
グリコシル化された糖タンパク質である。従って、本発
明のもう一つの態様は、IL−1βが関係した結合組織
の疾患、特に変形性関節症の診断、予防または治療にお
ける、カルネキシン自身またはその部分、それに対する
抗体、またはカルネキシンまたはその部分をコードする
DNAまたはRNAのような核酸またはそのフラグメン
トの使用である。上記疾患を診断する方法は、既に上記
されている。本発明は、このような使用のための診断助
剤または医薬にも関する。
【0012】カルネキシンは、オステオポンチンについ
て前記したのと同様に組換えなどで産生させることがで
きる。カルネキシンのcDNAは、例えばGalvinら(199
2),Proc. Natl. Acad. Sci. USA 89, 8452-8456に開示
されている。前記抗体の産生も、前記に総括的に記載さ
れている。
【0013】IL−1が介在した細胞工程TSG−6に
おいて同定されたcDNAフラグメントの潜在的役割 GenBank およびEMBLのデーターベースでの相同性の検討
の結果、フラグメントTAU7/2(c)の配列がヒト
TSG−6をコードする遺伝子と99.5%同一である
ことが明らかになった。TSG−6(TNFで刺激した
遺伝子6)は、ヒト線維芽細胞由来のTNFによって誘
導された遺伝子配列として、ディファレンシャル(diffe
rential)cDNAライブラリースクリーニングによって
最初に単離された(Leeら、1990) 。これは、更にLee ら
(1992)によって、軟骨リンクタンパク質、プロテオグリ
カンコアタンパク質および接着レセプターCD44に存
在するヒアルロン酸結合に関連した領域と広汎な配列相
同性を有するTNFおよびIL−1によって誘導可能な
39kDaの分泌糖タンパク質として特性決定された。
TSG−6は、HAと結合する能力を有し、CD44と
極めて広汎な配列相同性を有するため、ヒアラドヘリン
ファミリーに属する。Wisniewskiら(1993)は、各種形態
の関節症の患者の滑液に高濃度のTSG−6タンパク質
を検出した。6名の正常なコントロール患者では、関節
液にはTSG−6タンパク質は検出されなかったが、9
名の慢性関節リウマチ患者からの関節液には、高、中ま
たは低濃度のTSG−6が含まれていた。変形性関節症
の2名の患者の関節液には、高濃度のTSG−6が含ま
れていた。関節におけるTSG−6の見掛けの局所的供
給源は、滑膜細胞(synoviocytes)および軟骨細胞である
(Wisniewski ら、1993)。 Leeら(1992)は、TSG−6
がCD44とそのリガンドとの間の相互作用の拮抗阻害
剤として作用することができ、従って結合組織の細胞外
マトリックスの構造の組織化に影響を与えることがあ
り、その結果プロテオグリカン凝集体を不安定にする、
と推定した。
【0014】従って、本発明のもう一つの態様は、IL
−1βが関係した結合組織の疾患、特に変形性関節症の
診断、予防または治療における、TSG−6遺伝子産物
自身またはその部分、またはそれに対する抗体、または
TSG−6遺伝子生成物またはその部分をコードするD
NAまたはRNAのような核酸またはそのフラグメント
の使用である。上記疾患を診断する方法は、既に上記さ
れている。本発明は、このような使用のための診断助剤
または医薬にも関する。
【0015】フィブロネクチン GenBank およびEMBLのデーターベースでの相同性の検討
の結果、フラグメントTTO20/1(c)の配列がヒ
トフィブロネクチンをコードする遺伝子と100%同一
であることが明らかになった。
【0016】フィブロネクチンは、様々な機能を有する
450kdの糖タンパク質である。これは、接着リガン
ドとして、成長または分化因子として作用し、走化性を
有する。これは、ほとんどの種類の細胞の細胞外マトリ
ックスに見出されている(Hynes, R 1993, フィブロネク
チン、細胞外マトリックスおよび接着タンパク質のガイ
ドブック(Fibronectins, In: Guidebook to the extrac
ellular matrix and adhesion proteins) 監修者: Krei
s T, Vale R. Oxford University Press. 56-58)。フィ
ブロネクチンおよびそれから誘導されるフラグメントの
蓄積増加が、慢性関節リウマチ患者の膝関節における滑
液中および炎症を起こした滑膜およびパンヌス表面上に
見られる (Dutu A, Vlaicu-Rus V, Bolosiu HD, Parasc
a I, Cristea A. 1986. リウマチ性疾患の患者の血漿お
よび滑液中のフィブロネクチン(Fibronectin in plasma
and synovial fluid of patients with rheumatic dis
eases), Med. Interne 24, 61-68) 。変形性関節症の患
者でも同様に、滑液中および軟骨表面上のフィブロネク
チンの濃度が著しく増加している(Xie D-L, MeyersR, H
omandberg GA. 1992.変形性関節症の滑液中のフィブロ
ネクチンフラグメント(Fibronectin fragments in oste
oarthritic synovial fluid) J. Rheumatology 19, 144
8-1452).フィブロネクチンフラグメントを関節内に注射
すると、イン・ビボでの軟骨プロテオグリカンが著しく
消耗され(Homandberg GA, Meyers R,Williams JM. 199
3. フィブロネクチンフラグメントを関節内に注射する
と、イン・ビボでの軟骨プロテオグリカンが著しく消耗
される(Intraarticular injection of fibronectin fra
gments causes severe depletion of cartilage proteo
glycans in vivo), J. of Rheumatology 20, 1378-138
2)、これはストロメリシンなどの数種類のプロテイナ
ーゼの放出が誘導されることによって説明される(Xie
D-L, Hui F, Meyers R, Homandberg GA. 1994. フィブ
ロネクチンフラグメントによる軟骨融解は、数種類のプ
ロテイナーゼの放出を伴う:ストロメリシンは軟骨融解
において主要な役割を果たす(Cartilage chondrolysis
by fibronectin fragments is associated with releas
e of several proteinases: Stromelysin plays a majo
r role in chondrolysis), Arch. Biochem. and Biophy
sics 311, 205-212 )。高濃度では、フィブロネクチン
フラグメントは、IL−1などのサイトカインの放出に
よる軟骨の異化作用を促進する(Homandberg et al., 私
信)。
【0017】これらの公表されたデーターに関して、フ
ィブロネクチンのIL−1によるアップレギュレーショ
ンは、軟骨細胞および滑膜細胞の自己破壊力を増進する
正のフィードバック調節と考えることができる。この場
合には、フィブロネクチンの発現は、直接的薬理学的標
的である。
【0018】また、特異的に表わされたPCR生成物の
配列決定により、軟骨細胞をIL−1βで刺激しまたは
刺激しないことにより特異的に発現した遺伝子に対応す
る未知のDNAフラグメントも発見した。
【0019】従って、本発明のもう一つの態様は、下記
の配列からなる群から選択されたDNAを含むDNA、
またはその類似体である: TA08/2(2) 1 CCAAGTTTTT CCAGCAACCC CAAGGGAATA CAGGGAGATC AATGCACCA 51 AAATGGGAAA AGAAAAATAC TTCGATGCAA TGAAACAAAG CCTTTTTCCG 101 TTCAGTTTCC ATAATTCAGT GGTCAGTTTT AAGGCTGCCA CTTGGG TA016/1(2) 1 GACACGAACA CCACATATTT TTATTGGAGG CCCCATGGCT CCTTGGAAGC 51 CATTTTGGAA CCAAGGGGAC CCACCTTTTT TA016/2(2) 1 CTAAATATAT TCTCTAACAA GTTAATCTCT TTCAAATCTA TAGATAAAAC 51 TAAAAGGATA AGGAACCAAG GTTTAACCGA CCTAGCCAAT TATGGCAATC 101 ATACTTGCTT TTTAG TA017(C) 1 CATGAAATAT TTCTTGAGGT AATAAGCTTT TACCAAGCTT ATATTTTTGG 51 GCAATTCAGT TACAATGAGA AAAAAACACA CCAAAAGACC AAAAATTTTA 101 AAAACTCACT TTTCTTGCAA TCATAGACAT TTGCATTATT ATAGAACATT 151 CAAACAAGTT AGGTGGATAA TTATTGTCTA TAGATAAATA CGATGCAATT 201 TTTTTAATGT ATGACCGATA CTCCGTATAT ACTTAGATAA CTTATCCAGA 301 AACCTCAACT GTATTGAACA TTGCTGAGAG AAATCAACAA TAATTTTAAC 351 AGATATGATG ACAGNAAAAA TTGATTGCAT ATCTTTTTGC ACTAAAACTT 401 TTATATTTAT TT TA019(C) 1 AGAGCAGGGG TATTTCNCGG TTCATACCGC CATGGCTTAA GAAGCAAAAG 51 TCATATACCT TAGTAGTGGC AAAGATNGAG GAGATAAAAA AGAGCCTACC 101 CAAGCTGTTG TTGAAGAACA GGTCTTAGAT AAAGAGGAAC CCTTCCAGAA 151 GNACAGAGAC AGGCTAAGGG TGATGCTGAG GAAATGGCTC AGAAGAAACA 201 AGAGATTAA TAU 1/1(2) 1 CTAAATGCAA AGTGAGAAAT TGTATTTTTT CTCCTTTTAA TTGACCTCAG 51 AAGATGCACT ATCTAATTCA TGAGAAATAC GAAATTTCAG GTGTTTATCT 101 TCTTCCTTAC TTTTGGGG TAU 1/1(1) 1 ACATCACCTC ACACATGGAA AGCGAGGAGT TGAATGGTGC ATACAAGGCC 51 ATCCCCGTTT CCCAGGACCT GAACCCGCCT TCTGATTGGG ACAGCCGTGG 101 GAAGGACAGT TATGAAACGA GTCAGCTGGA TGACCAGAGT GCTGAAACCC 151 ACAGCCACAA GCAGTCCAGA TTATATAAGC GGAAA TAU1/2(2) 1 CCGGAATGGG GAGCAAACTA TAAGAACCGG GACCAGTTTC CTCTCTTTGT 51 GCCCTAGTTC CCCCTCCTTT GTATACACCC TCCATCCTGA ATAGACTCTG 101 GTTCTCAGCG TAACACCGAC AACATTCAAT CCTGTAGAGA AACAAATGTT 151 AGCTCAGAAG GACACAGCCT TTGAATCATC AGAGAGTT TAU 7/1(2) 1 GTTAAGAATA ACTAAATAAA AGTTTTAATT AATTTAGGAA TATAAAAAAC 51 TATTAACATT TAATTTTATA ACTGTATCTG CCAAGCAACT TTAAATATAA 101 TTTATTTACC TAU 7/1(1) 1 CACGCAATGT GAAATAGGCA CATAGGAAGA ATGGGGAAAC CATCCCCTCA 51 AGCATTTATC CTTTGAGTTA CAAGCAATCC AATTACACTC TTTTAGTTAT 101 TTTTAAATGT ACAGTTAGGT TATTA TAU 7/2(C) 1 CCTTGAAGAT GACCCAGGTT NCTTGGCTGA TTATGTTGAA ATATAGACA 51 GTTACGATGA TGTCCATGGC TTTGTGGGAA GATACTGTGG AGATGAGCTT 101 CCAGATGACA TCATCAGTAC AGGAAATGTC ATGACCTTGA AGTTTCTAAG 151 TGATGCTTCA GTGACAGCTG GAGGTTTCCA AATCAAATAT GTTGCAATGG 201 AT TAU10(1) 1 GGAGATGACA TTTGCTTTGG GCAGAGGCAG CTAGCCAGGA CACATTTCCA 51 CTATAATTTT ACAAAGTTAA ATTTATAAGC TAGCATTAAG TAAAGTGAAG 101 TTCCAGCTCC CTTGCTAAAA ATAACTAGAG GTAATAATTG GTATTCAGGT 151 AACTCATTTA CATCATAATG TGTTGTGAAA A TAU12/1(2) 1 TATAAAATAT AAATTATATT ATAAATCATG TATTATTTAT AAAATTATAT 51 TATAAATTTA TAAAAATATA AATTATATTT TAGGCTTAAT GTATAAGGAA 101 TATAAATTAT TAATAAGCAT ATGA TAU 12/1(1) 1 TGTAATTAAC TGTNCTTGTA GGTCTGTCTT TTATACATGT GTGAGTTTTT 51 CTTTACAATA GATTCCTAGC ATTGGGATTG CTAGGTCAGA TGGTATGCAC 101 ATTTGACATT TTGATTGATA GCACCAGATT GCTTTGTTAA AAAATTTTNN 151 TTTATAGTTT ACATTATCTT TGTACAATAG ATGTTCTCTT TCGAC TAU 12/2(1) 1 GGGAAGTGAA TTGAAAATAC TTCTTTNTCA ACATAATTTT NGGGTTTTGA 51 AATTGTGTTT GGGTTTTCAG GAAATTGGTG GTAATCTTGT ATTAGACTGAA 101 AAAAAGTGAA TTTTAAAATT CTCAGTGAAG AAGCAAATGA TTTATTTTTC 151 ATAGA TAU12/3(2) 1 TGTTCTGGTA ACTGTTCTAA TTGTGTCTTT GTTACTTCCA GTGCAACCCT 51 TTCAGGTAAG TAU12/3(1) 1 CTAAAGAACT TGGTATCTCT ATTAAAGCAC ACGAACCTCC AAGGAAAATA 51 GAGCGATTTA CTCTTCTCAT ATCAGTGCAT ATTTATAAGA AGCACGGAGT 101 CA TAU13/1(1) 1 AGTCATCAAT TCCTTTTTAT CTGTAATTAC ACATTTGTTT TTATTTCAAA 51 GTAATTATAA GGTGTTATAT TGCATATAAT CAGAAAACTA AATGGAAATA 101 AAATTTTAGT AAGCCCGGCC CCTTTGACCG ATACAGAAAA CTTGA TAU 13/3(2) 1 TATATGGCAG TCTAAAGCAT CAAAGATTTG CATCAACATC TTTCATTTTA 51 GACATCTCCT TGCAATGTAA AATATCATGT ATCAACAACA TCTGGTGCAA 101 ATCCATGAGT CTAACTCGAC ATTCATCTTA GCTCGATTAT TATTCCTTCG 151 TACAGTCGAT GTAAACAATA CAGAAAGAGG ATTATTAAGA ACAGTTT TAU 13/3(1) 1 ATTCATGAAA TGGTCTATAT GCATGATATT GTAAATTCGG ACTCGAAACC 51 GAAACCAAGG ATTCCGTTAC AAAAATTCCT TAATGCTGAG AATGTTCTCA 101 CGCAAACAAC ATCATGGACA TTAAATTCAA GATATGTGAA TGTTAATTCT 151 GTCAATAAAG TCAACGTAAA GAGTAAAGTT AAAAACAGTT ATATCTNNNC 201 TGTCAATGAT GAGTTTAGTT TAACAGATGA TGAATCAATT CT TCO 16/1(C) 1 CAAAGTGTTT TTGGTTTTGA GAGAGAGAGA GATTGAGAGA CAGAGAGAGA 51 GAGAGAAACC AAGGGATCAT GATAGTTATA GTCAAATACG AGGTTGGATT 101 ATCTTTTGAA AATGTGTTGG TTCTGTGATA CAAGAGGAAG CTAAGACATA 151 TCGTGGAAAC ATCTCCCCCC TCCACCTTAA TATCAAGAAC AAATTGTGGA 201 ATCTAATGTT AATGAGAAGT AGTTCCCCAC TGTGTCAGAT G TCO16/2(C) 1 NCATCTGACA CAGTGGGGAA CTACTTCTCA TTAACATTAG ATTCCACAAT 51 TTNNNCTTGA TATTAAGGNN NNNNNGGGAG ATCGTTTCAC GATATCGTCT 101 TAGCTTCCTC TTGTATCACA GAACCAACAC ATTTCAAAAG ATAATCCTTC 151 CTCNNTTTGA CTATAACTAT CATGATCCCT TGGTTCTCTC TCTCTCTCTG 201 CTCTCTCATC TCTCTCTCTC TNAAAACNAA TCO17(C) 1 ACAGTAGTTA GGAGTTTCTT TACTTACAAA ATCACTGGAA ATGATTAAAT 51 TGCTTTTCCC CCTCCCCAGA GGTGCATTTT TCTTATTTCC ATATAGTAAA 101 GTTGAGCTTT TACAGTGCAT AATGTGACAT TTGGAATGCT TATCAACTGC 151 ATGTAAACAT TAATAACCT TCO18(C) 1 GTAAATGGTA TTANNNGCTG AAGAAAAAAA ATTTTTCAAG ACCTCTGTTT 51 TTTAACTGAA CTTTATCATT GGCATTGTGG GCTTTGAAGT TGCTGGGATA 101 AATTAATATA ATTAAATAAA AGACTGAATT TAATTGCAAA AAAAAAAAAA 151 AACAATAAGT GTGGTGAT TCU2/1(1) 1 AAGAAATTAT CCAGTTATTT ACAAGGCCAC TGATATTTTA AACGTCCAAA 51 AGTTTGTTTA AATGGGCTGT TACCGCTGAG AATGATGAGG ATGAGAATGA 101 TGGTTGAAGG TTACATTTTA GGAAATGAAG AAACTTAGAA AATTAATATA 151 AAGACAGTGA TAAATACAAA GAAGATTT TCU2/2(1) 1 CGGGTTAATA TTATCCTCTA GTATAAGTGA ATTACTAGTT TCTCTTTATT 51 TAGACAAACA CACACACACC AGATAATATA AACTTAATAA ATTATCTGTT 101 AATGTAGATT TTATTTAAAA AACTATATTT GAACATTGGT CTTTCTTGGA 151 C TCU9/1(2) 1 ACATAACAGC TTTTATACAA TGATAAGGAC ATATCATTTG TTTACAAAGA 51 AAGTCTAAAA TTTCAAGAAC ATTCAAAGAG CTAACACAGT AAAGGTCATG 101 CAAGTTCTAG AATAGTGAAT CATGACAGAA CTCATTCATT TTATCCTTTA 151 TCTCC TCU9/2(2) 1 AAGTATGGGT AGCTAAATTT GCATTAAATT AAAAGTACAT ATAATGCAAC 51 ACCACTCTAC ATCTGTATAC CTACGAATGT ATGTGTACTA CACACCCTTA 101 AAATGTTTTT CAAAGTCTTA ATATATTAGA ACATGTTTTC ATTTTTTCAT 151 GGGATGTTAA TACTATTCTA TGATTAAGAA AATACTAG TCU10(2) 1 AATACAGTTA TTCTAGCTTT TCATATTCAA TTTGAATGAT CAGAAAAGTA 51 TATTAGTCAC ACAGAATTAA ATATTTTAGA TAGTAAGAAT C TCU14(2) 1 GAAGTGAAAG TCAGCCCTTT AGCTATTATT TATTGCTTTA TTAGAGCAGA 51 GGGAAGTGAC ACTCATTGCC TTCACAGAGC TCTGCAGAAA TATATGCACA 101 GAGTGGTCAA TGCCAACATC TGAGTAAGTC TTCCAAA TGO20(2) 1 CAGAACATTA GGATTTATTC CTTGATTAGT TCAAATGATT TCAACAGCTG 51 AATTCCTTGA GATGTGTAAG GCAGGTTGGT CCTTTGGATG GACTGTAGAC 101 TGAAACTTCC TATAACTGTA GTGATATGTA CACAGCTACA TAGCAAAGTG 151 CTTCATTATG AAAATGAAGA A TGO20(1) 1 CAGTGTGAGA GTCTCATTTC TATGCACAGT GTTTCTCAGG AGGATGGAGC 51 TAGTTAGCTG TCTGTTGTCT GTAGCCCAGC TTGATAATGG AACTATACAG 101 CGAAGAGACA ATCTCTGGCA AGTTTTTGTA GAA TGU5(C) 1 TTAGAGTAAA ATTCCAAATA AATGCTTTGC TCCAAAATTA CACTAACCAG 51 GCTGGGTCTC TATCATACAT CTTCAATACC CTCAAACCTA GATTGTAAAG 101 TGAAAAAAGT GATTAGCNNT TCCATTTGTT CATTCTGTCA CTCACATTCT 151 TAGGCATTTT AAGGATGAGC AACCTTTGTT TCAGAAAGGG TAAGTAATTA 201 GCCCCCTGGA GGTTACATAG TTATAATTTA GTCTTCAGAA TCCGTTCGAA 251 GGGNNNNGTT ACTATTTTTA AGATAATTAG AACCCACCTT GTAGCAATAA 301 AAGTTTTCTT GTCTTTG TGU8(2) 1 GCGAAAGACT AATCGAACCA TCTAGTAGCT GGTTCCCTCC GAAGTTTCCC 51 TCAGGATA TGU9/1(2) 1 TTAATGTTTA AATACTACTT TTTTTTCAAG CTTGCCCTAG ATACCAACTG 51 TTTATCTAAC ACACAATTCC AGTGTTGCCA AGCCTCATGC CAATTTGAAG 101 GGAACAGCCA AAACTTATGC ATTCATATAA AAAGAGTCTC TAGGCTCTTA 151 TATCTACATT ATAATTTTT TGU9/2(2) 1 GGAATAACAT TTTTTTATGA GGGAACCCTT TAAAATGGAT GCACACAGTG 51 GCATTTTCTC CTAGGCTCAA AGCTGAGTAC ACTCCCGTAA TTTTAATAAT 101 ATTTTAGGCA AGTCCTATGA CAATTATACC AACAAGTTTC TTCAACCCCA 151 CCACCACCCC ACCATCTCTA TGC TGU12(C) 1 GGAGGAAGCT TTATTTGGGA AGAGTGCGGT TCNNTCGGCC CTGATCAGCT 51 CTAGCCTGCC CACCCCATCT CAGCCAGGCG GCTTTACTTC TTCCTGAGCT 101 TCAGGTCTTT CTTCTTCCTG ATTTCCTTGG CCAGCTCCCC AATCAATCTC 151 CAGTACTCAT TGAACTTGAG CTCCGAGNCC TGATTCACAT CCAAGCTCTT 201 CATCTTCT TGU13/1(C) 1 GGATGTGGTA GTTGATCTTT AATGCCCATT CTAGGTCGGA AAAATCCATG 51 ATCCTAACTT TTAAGAGAAG GTTGGTAACT CTACTTAGGA CTTTTTTTTG 101 TAAGAGGAAT AATGTAGCCT CACCCTTATC TTTCTGGAAA TGTTTAAACC 151 ACTGAAATAT GGAGATCAAA TCCAGCTTAC ACACTGGTAA CTCAAATACT 201 ATTTTTTTTT TAAACTATCT TTTCTAAACT AATCACCCCT CTTGTACATA 251 GAACTTTCTA TCTCAGTGCC AATTCTTAGA GGTTGATGCA AACAGCTCTC 301 CAGAGAGCCT GTGCTATTGT TC TGU13/2(2) 1 GGGGTGTACA TTTTATTGGA AACCTTAAAT ACTGTTCAGA AAGAATATAT 51 CTTCAATCAA GGTCTTGCCG AGCCTACACA GAAAAATGAA GCTTTTTGGG 101 TTAGGGGCAA GGATATATAC AGTACAGAGG ACAAAGA TTO16/2(C) 1 ACATTCATTA AAGATGAACT TTCAGCATCT TCACTTGAAG ATCCATCAGA 51 TGATTCTGAG AGGCAGGTCT CCCCCAAAAA TCCACCGCAT GTATTCTTTC 101 GTTTAGAATC TGAAAGCCTC TTTCTTTTCA GGCTTGATGA CTCTTCTAAG 151 GTATTTGTTA TGCCTCTCTT CTGGGTTTTT CGTTTTGCCT TATCAAGTAG 201 CTNAAATTCA AACACCATGG CAANAGAAAC TGCTTCTAT TTO20/1(C) 1 CCACCAGCCT ACTGATCAGC TGGGATGCTC CTGCTGTCAC AGTGAGATAT 51 TACAGGATCA CTTACGGAGA AACAGGAGGA AATAGCCCTG TCCAGGAGTT 101 CACTGTGCCT GGGAGCAAGT CTACAGCTAC CATCAGCGGC CTTAAACCTG 151 GAGTTGATTA TACCATCACT GTGTATGCTG TCACTGGCCG TGGAGACAGC 201 CCCGCAAGCA GCAAGCCAAT TTCCATTAAT TACCGAACAG AAATTGACAA 251 ACCATCCCAG ATGCAAGTGA CCGATGTTCA AGACAACTGT TTTAATAAAA 301 GATTTACATT CCAC TTO20/2(2) 1 TTGGTACCAC AGTCACAGAA CTGGGGGTCA TTTTCTAGAT GAAACAAACG 51 GAACAAGTTC TCTTCCAACA AAGAAATGTA CTGTAGAAAT TAATTTCCTC 101 CATGAATTTT ATATATTGTG TACAAATATA AGGTATGTAT CTGAATACAA 151 AG TTU2/1(2) 1 CTAGAACTTC CAAAGGCTGC TTGTCATAGA AGCCATTGCA TCTATAAAGC 51 AACGGCTCCT GTTAAATGGT ATCTCCTTTC TGAGGCTCCT ACTAAAAGTC 101 ATTTGTTACC TAAACCTTAT GTGCCTTAAC AGGCCAATGC TTCTCG TTU 2/2(C) 1 AACCAGTATT TCAAAACTAT TATCTGGATT CAAGATTAGT GTGTAAAGAT 51 TGTTTTCTTA TCAGTAAAAT AGGTCTTCAG ATCTGCATCT GGCCTCTTAG 101 CATGTTTTTC TTCATAGATA CCCGTTTTGG GGTTTTTGCG TCGGAAGATG 151 AAGTGCAGTT TATAGTCCTC TCCACATTTA TCTG TTU3(1) 1 GGGTAGAAAG CTGAATAATT TATGAAGGAG AGGGGTCAGG GTTGATTCGG 51 GAGGACCTAT TGGTGCGGGG GCTTTGTATG ATTATGGGCG TTGATTAGTA 101 GTAGTTACTG GTTGAACATT GTTTGTTGGT GTATATATTG TAATTGAGAT 151 TGCTCGGGGG AATAGGTTAT GTGATTAGGA GTAGGGTTAG GATGAGTGGG 201 AAG TTU 5/1(2) 1 GACAAAAAAA AAAAAACAGG TTTTAAAGCT AGAAATGAAA AGCTACTTAA 51 GTATCTTAAA GGATAAGTTA CTTTATTATA CACTAGAAAC ATACACAATA 101 GCTGAAAACT TAAAAAATCT CACACTGCTG AATGTCTCTG CTGGCTG TTU5/2(2) 1 GCATCCATTG TACATTGTTT GGTTTGAGGT TACCATGAGG CCTGTAAATA 51 CTATCTTATA ATTTATTATT TCAACCTGAT AAAACTTAAC ACTATTTGCA 101 TAAACAAACA AACGAAAA TTU9/1(1) 1 TAAAATACTG GTTCTTTTAT TCTGCAATAT TTTTAAAAAT CACATTTTCA 51 GCCAGGCGCA GTTTCCCACA CCTGTAATCC GGCACTTTGG GAGGCTGAGA 101 TGGGTGGATC ACAAGGTAGG AGATCAAACA TCCTGGCCAA CATGGTGAAC 151 CTGTTTACT TTU9/2(2) 1 CAAGTATGGG TAGCTAAATT TGCATTAAAT TAAAAGTACA TATAATGCAA 51 CACCACTCTA CATCTGTATA CCTACGAATG TATGTGTACT ACACACCCTT 101 AAATGTTTCA AAGCTTAATA TATTAGAACA TGTTTTCATT TTCAGGGAG TTU13(2) 1 GGAAATACAC TAGCATGTGA GCACTGTATA TAAAGCTTGA GGTTAGGAGG 51 TAAAATGAAA GAAATCATTT TTAACTCCTA AGATGT および TTU13(1) 1 TGAATTAAAT GGACTCGTTG AAAGGACAAG GAGATCGGTA ATATCTCTCT 51 AAAGAACTTA TATACTAAAA TCTGTAATTG CCTGTACCAA AAGTTTTAGT 101 CTTCTTTT。
【0020】本発明によれば、「類似体」という用語
は、そのタンパク質の特徴を消去しない保存的なアミノ
酸置換または欠失を有するタンパク質、または少なくと
も約85%、更に有利には少なくとも約90%、特に9
5%のアミノ酸配列の相同性を有するタンパク質につい
て、遺伝子コードの縮重による同じタンパク質配列をコ
ードする核酸を包含する。
【0021】本発明の他の態様では、このDNAを含む
ベクターおよびこのベクターを含む宿主細胞が提供され
る。
【0022】一般的知識によれば、当業者は、本発明の
この核酸をハイブリダイゼーションプローブとして用い
て、生物中の、または生物若しくはその遺伝子突然変異
体からの試料中の対応する遺伝子を検出することもでき
る。
【0023】従って、もう一つの態様は、IL−1βに
よってその遺伝子を含む軟骨細胞を処理することによっ
て誘導しまたは抑制することができる遺伝子の単離法で
あって、(a) ストリンジェント、好ましくは高ストリン
ジェント条件下で、この遺伝子を含むDNAまたはRN
A、好ましくは軟骨細胞、特にヒト軟骨細胞から最初に
単離されたDNAまたはRNAに対して本発明のDNA
をハイブリダイゼーションし、(b) この遺伝子を、当業
者に知られている方法によって単離する工程を含む方法
である。
【0024】本発明によれば、「ストリンジェント条件
(stringent conditions)」という用語は、62〜66℃
における塩濃度4×SSC(NaCl−クエン酸緩衝
液)を含んでなるハイブリダイゼーション条件を意味
し、「高ストリンジェント条件」とは、68℃における
塩濃度0.1×SSCを含んでなるハイブリダイゼーシ
ョン条件を意味する。プローブの長さは、6〜100、
好ましくは10〜40、特に12〜25核酸の長さであ
る。
【0025】更にもう一つの態様は、前記方法によって
単離した遺伝子を発現する方法であって、(a) この遺伝
子を、原核生物での発現のためのpETシリーズ(Studi
er et al.,1990. Methods in Enzymology 185, 60)のよ
うな好適な発現ベクターまたは哺乳類での発現のための
ベクターCDM8(Aruffo and Seed, 1987. Proc. Nat
l.Acad. Sci. USA 84, 8573)、または当業者に知られて
いる任意の他の発現系にクローニングし、(b) この遺伝
子を、適当な宿主細胞、例えば原核生物での発現のため
のBL21シリーズ (Studier et al., 1990, supra)ま
たは哺乳類での発現のためのCOS細胞 (Aruffo and S
eed, 1987, supra) 、または当業者に知られている任意
の他の発現系で発現させる工程を含む方法、または(a)
適当な宿主細胞、特にベクター、特に本発明のDNAま
たは遺伝子を含む前記のベクターのような発現ベクター
を含むもの、を培養し、(b) 発現したタンパク質を、限
外濾過、尿素などのカオトロピック剤による沈澱、また
はAusubel ら、1994(上記)に詳述されているようなイ
オン交換クロマトグラフィカラム上でのカラムクロマト
グラフィによって単離する、工程を含むタンパク質の製
造法である。
【0026】もう一つの態様は、本発明によるDNAま
たはその部分、または遺伝子またはその部分を含む診断
助剤である。特に、遺伝子は、RNA濃度について本発
明の遺伝子に特異的なプローブを用いるまたはPCR反
応における遺伝子に特異的なプライマーを用いるノザン
ブロット法によって定量することができる。このような
プライマーは、本発明のDNA配列または対応する遺伝
子の配列を用いて合成的に生成することができる。従っ
て、前記核酸は、結合組織のIL−1βが関連した疾
患、特に変形性関節症または慢性関節リウマチの診断に
有用である。
【0027】これらの核酸は、小さな軟骨の生検におけ
るある種の遺伝子の発現の評価および究極的に疾患に特
異的なマーカーとしておよび/または変形性関節症など
の疾患の進行についての予測的マーカーとしてこれらを
用いることもできる。ハイブリダイゼーション条件は、
前記と同じである。しかしながら、これらの核酸は、前
記疾患に対する治療または医薬の製造に用いることもで
きる。
【0028】従って、本発明のもう一つの態様は、医薬
の製造を目的とする前記核酸の使用でもある。例えば、
Uhlmann & Peyman (Chem. Rev. (1990), 90, 543), Mil
ligan et al. (J. Med. Chem. (1993), 36, 1923) また
は Stein & Cheng (Science(1993), 261, 1004)に記載
されているように、これらの核酸は、遺伝学発現の抑制
を目的とするアンチセンスオリゴヌクレオチドまたは三
重螺旋形成オリゴヌクレオチドとして用いることができ
る。このような疾患が、軟骨細胞中のIL−1βによっ
て直接または間接的に制御される遺伝子生成物の過剰生
産によって引き起こされる場合には、これは特に有用で
ある。また、これらの核酸を改質して、例えば上記文献
に記載されているようなヌクレアーゼに対する安定性な
どを増加させることができる。
【0029】最後に、本発明の方法によって産生される
遺伝子生成物自身を、医薬として用いることもできる。
【0030】本発明を下記の実施例によって具体的に説
明する。
【0031】
【実施例】実施例1 特異的に発現した遺伝子の同定 (1)細胞培養 関節の軟骨標本は、変形性関節症の全関節交換手術を受
けている2名の患者(男性65歳および女性73歳)か
ら得た。これらの患者は両名とも、放射線治療または化
学療法を受けていなかった。関節の軟骨スライスを両大
腿顆、脛骨プラトーおよび膝蓋骨から無菌的に切除し、
文献記載の方法でプロナーゼおよびコラゲナーゼで順次
酵素的に消化した(Haeuselmann HJ et al. 1992, Matri
x 12, 116-129)。アルギン酸ゲル懸濁液系は軟骨形成性
の表現型を保持することが知られているので [Lohmande
r LS et al. 1992, Trans. Orthop. Res. Soc. 17, 27
3.]、4×10個の軟骨細胞を低粘度アルギン酸塩に
懸濁し(4×10個の細胞/1.25%(重量/容
量)アルギン酸塩を等張緩衝液に溶解したもの1m
l)、22ゴーシェ針(22 gauche needle)で102mM
CaCl溶液中に発現させ、直径が1.5〜3mmで
球状をした細胞捕捉ビーズを形成した。総数が2×10
個の細胞を含むアルギン酸塩ビーズを、最初の3日間
は毎日、媒質F12/DMEM(50/50)、および
25μg/mlのアスコルビン酸塩および50μg/m
lのゲンタマイシンを含む10%ウシ胎児血清(Sigma)
を用いて供給した後、5U/ml rh IL−1βの
存在下または非存在下にて更に3日間培養して2群に再
分した。細胞の回収には、アルギン酸塩ビーズを最終的
に溶解緩衝液(55mMクエン酸ナトリウム、30mM
EDTA、0.15MNaCl)に溶解し、10分間
室温で放置した。生育力をエオシン−レッド排除法によ
ってチェックし、細胞数を計測した。
【0032】(2)プライマー合成 任意のオリゴデカマーOPA6〜OPA10、OPA1
6〜OPA20および変質して付着したオリゴ−dTプ
ライマー(T12VN)を392DNA合成装置(Applied
Biosystems)を用いて合成し、ポリアクリルアミドゲル
電気泳動を変性させることによって精製した。幾つかの
オリゴデカマープライマーU1〜U15は、Biometra
(Goettingen、ドイツ連邦共和国)から購入した。DD
RT−PCRに用いた総ての縮重3′オリゴdT−プラ
イマー[T12VN]は下記の通りであった。 プライマー 配列5′〜3′ T12VA 5′−TTTTTTTTTTTTVA−3′ T12VA 5′−TTTTTTTTTTTTVT−3′ T12VA 5′−TTTTTTTTTTTTVG−3′ T12VA 5′−TTTTTTTTTTTTVC−3′ V=dA、dG、dC; N=dA、dT、dG、dC
【0033】DDRT−PCRに用いた総ての任意5′
オリゴデカマープライマーは下記の通りであった。 プライマー 配列5′〜3′ OPA6 GGTCCCTGAC OPA7 GAAACGGGTG OPA8 GTGACGGGTG OPA9 GCGTAACGCC OPA10 GTGATCGCAG OPA16 AGCCAGCGAA OPA17 GACCGCTTGT OPA18 AGGTGACCGT OPA19 CAAACGTCGG OPA20 GTTGCGATCC U1 TACAACGAGG U2 TGGATTGGTC U3 CTTTCTACCC U4 TTTTGGCTCC U5 GGAACCAATC U6 AAACTCCGTC U7 TCGATACAGG U8 TGGTAAAGGG U9 TCGGTCATAG U10 GGTACTAAGG U11 TACCTAAGCG U12 CTGCTTGATG U13 GTTTTCGCAG U14 GATCAAGTCC U15 GATCCAGTAC
【0034】(3)RNAの単離およびcDNA合成 培養した関節の軟骨細胞からの全RNAを、Chomczynsk
i およびSacchiの一段階法に準じて調製し (Chomczynsk
i P & Sacchi N, 1987, Anal. Biochem. 162,156-15
9)、10UのRNアーゼを含まないDNAアーゼI(Gib
co, Eggenstein,ドイツ連邦共和国)を用いて37℃で
30分間インキュベーションし、RNAの染色体DNA
混入物を除去した。フェノール/クロロホルム(3:
1)で抽出した後、上清を0.3M NaOAcの存在
下にてエタノールで沈澱させ、RNAをDEPC処理し
た水に再溶解した。次いで、0.4μgの総RNAを、
50mM トリス−HCl(pH8.3)、75mM
KCl、10mM DTT、3mM MgCl、それ
ぞれ200μMずつのdNTP混合物(dATP、dT
TP、dCTP、dGTP)、40UのRNアーゼ阻害
剤(Boehringer Mannheim, ドイツ連邦共和国)および
2.5mMの縮重したオリゴ−dTプライマー(T12
N)を含む40μlの反応容積中で200U M−ML
V(Moloney ネズミ白血病ウイルス)逆転写酵素(Gibc
o, Eggenstein, ドイツ連邦共和国)を用いて37℃で
1時間逆転写した。反応は、95℃で5分間加熱するこ
とによって停止した。
【0035】(4)PCR増幅 cDNAを、DNA熱サイクル装置(Perkin Elmer, 4
80型)中でcDNA合成に用いた元のT12MN−プラ
イマー2.5μMを、0.5μMの任意の上流のプライ
マー、それぞれ0.5μMのdNTP混合物(dGT
P、dCTP、dTTP)、10μCiのα−[35S]
dATP(1000Ci/ミリモル、10mCi/m
l)、10mMトリス−HCl(pH8.3)、50m
M KCl、1.5mM MgCl、0.001%ゼ
ラチン、および2.5UのAmpliTaqDNAポリメラーゼ
と組み合わせて含む20μlのPCR反応物中で増幅し
た。軽質鉱油で被覆して、熱サイクリングを下記のよう
にして行った。40サイクルについては、94℃で30
秒間、40℃で2分間、72℃で30秒間行った後、7
2℃で5分間後延長した。AmliTaq DNAポリメラーゼ
は、Perkin-Elmer (Weiterstadt,ドイツ連邦共和国) か
ら購入し、α−[35S]dATPは、Amersham-Buchler
(Braunschweig, ドイツ連邦共和国)から得た。5μl
の停止緩衝液(95%ホルムアミド、20mM EDT
A、0.05%ブロモフェノールブルーおよび0.05
%キシレンシアノール)を加えたところ、放射能標識し
たPCR−フラグメントが、大きさが35×43cmの
6%アクリルアミド/7M尿素高分解能配列決定ゲル上
に現れ、乾燥したゲルをX線フィルム (Kodak X-OMAT)
に48時間露出し、これによってDDRT−PCRバン
ドパターンを並べて比較することによって特異的に発現
した遺伝子を迅速に同定することができる。結果は第1
表に示される通りであった。
【0036】第1表は、使用したプライマー、および発
現で検出された特異性の複雑さについての概要を示した
ものである。
【0037】
【表1】
【0038】(第1表に関する理論的考察)任意の上流
プライマーにより総RNAの3%が検出され、従って総
mRNAの97%は検出されないことを示しており、す
なわち25任意オリゴデカマープライマーおよび4個の
縮重T12VNプライマーでは、mRNAの約半数が高分
解能配列決定ゲルの100レーンに見られる(P=1−
(0.97)=1−(0.97)25=53.3%)。
【0039】実施例2 特異的に発現した遺伝子の配列
決定および配列分析 (1)PCRフラグメントの溶出、再増幅およびクロー
ニング 特異的に発現したバンドとして同定されたPCRフラグ
メントをアクリルアミドゲルから切り出し、エッペンド
ルフ試験管に移し、100μlの10mMトリス−HC
lおよび1mM EDTAを用いて室温で10分間再水
和した。ゲルスライスを15分間煮沸した後、PCRフ
ラグメントを、0.3M NaAcおよびキャリヤーと
しての20μgのグリコーゲンの存在下にてエタノール
沈澱により回収し、10μlの滅菌水に再溶解した。こ
の容積の5μlを、dNTP濃度を20μMとし、かつ
放射性同位体を用いないことを除き、適当なプライマー
および前記条件を用いて、PCRによる再増幅に用い
た。再増幅したPCR生成物を、2%アガロースゲル上
で電気泳動によって可視化し、 Ultrafree MC-フィルタ
ー(Millipore) を用いて限外濾過によってゲルから溶出
した。精製したPCRフラグメントを、次にプラスミド
からイン・ビトロで転写して配列決定することができる
TAクローニング法(Kovalic D et al. 1991, Nucleic
Acids Research19, 4640)によってpCRII−ベクタ
ー (Invitrogen, De Schelp,オランダ国)にクローニン
グした。
【0040】(2)配列決定 SP6(2)またはT7(1)プライマーを用いたサブ
クローニングPCRフラグメントのプラスミドDNAの
配列決定は、Sangerら(Sanger F et al. 1977,Proc. Na
tl. Acad. Sci. USA 74, 5463-5467)によって記載され
たチェインターミネーションDNA配列決定法を用いて
行った。
【0041】(3)配列分析 配列分析の結果、本明細書に開示したcDNAクロー
ン、TAO8/2(2), TAO16/1(2), TAO16/2(2), TAO17(c), T
AO19(c), TAU1/1(2), TAU1/1(1), TAU1/2(2), TAU7/1
(2), TAU7/1(1), TAU7/2(c), TAU10(1), TAU12/1(2), T
AU12/1(1), TAU12/2(1), TAU12/3(2), TAU12/3(1), TAU
13/1(1),TAU13/3(2), TAU13/3(1), TCO16/1(c),TCO16/2
(c), TCO17(c), TCO18(C), TCU2/1(1), TCU2/2(1), TCU
9/1(2), TCU9/2(2), TCU10(2), TCU10(2), TCU14(1), T
CU14(2), TGO20(2), TGO20(1), TGU5(c), TGU8(2), TGU
9/1(2), TGU9/2(2), TGU12(C), TGU13/1(c), TGU13/2
(2), TTO16/2(c), TTO20/1(c), TTO20/2(2), TTU2/1
(2), TTU2/2(c), TTU3(1), TTU5/1(2), TTU5/2(2), TTU
9/1(1), TTU9/2(2),9 TTU13(2), TTU13(1) の配列が明
らかになった。サブクローニングPCRフラグメントと
DNAデーターベース (GenBank または EMBL データー
ベース) の一つに既に記載されている配列との間の相同
性の検索は、GCGソフトウェアパッケージ (Genetics
Computer Group, Madison, アメリカ合衆国)に包含さ
れるPearson およびLipman (Pearson W & Lipman DJ 19
88, Proc. Natl. Acad. Sci. USA 85, 2444-2448) によ
って開発されたFASTAプログラムを用いて行った。
配列分析の結果は第2表に示される通りであった。
【0042】第2表は、PCR生成物を配列決定ゲルか
ら溶出し、再増幅し、pCRIIベクターへサブクロー
ニングした後の特異的に表わされたPCR生成物の配列
決定の結果を要約したものである。
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】TAU1/1(1)およびTAU1/1
(2)の配列はヒトオステオポンチンcDNAと100
%同一であり、TTU2/2の配列はヒトカルネキシンと9
7.2%同一である。bp=塩基対、IL−1=インタ
ーロイキン1の刺激、Stat. sig.score=統計学的有意
差得点:BLASTデーターベース検索プログラムの特
徴。この得点は、gram. This score is determined usi
ng an implementation ofKarlinの有意差式の方法を用
いて決定され(Karlin, S. およびAltschul, S.F. 1990.
一般的得点方式を用いる分子配列の特徴の統計学的有意
性の評価法(Methodsfor assessing the statistical si
gnificance of molecular sequence features by using
general scoring schemes)、 Proc. Natl. Acad. Sci.
USA, 87:2264-2268)、これは、観察される配列の類似
性が、配列データーベースのサイズおよび組成並びにそ
の対となるもののサイズおよび品質に基づいて偶然に起
こるポアソン確率を計算するものである。この数値が小
さくなればなるほど、配列の類似性が高くなるものと思
われる。
【0047】従って、44種類の同定したフラグメント
は、下記のように細分することができる。 1) IL−1が介在した工程で既知の役割を有する既
知のヒト遺伝子と配列相同性を有する2種類のフラグメ
ント: TAU7/2 ヒトTNFで刺激した遺伝子−6と
同一。 TTO20/1 ヒトフィブロネクチンと同一。
【0048】2) 既知のヒト遺伝子と配列相同性を有
する6種類のフラグメントであって、IL−1が介在し
た工程でのその機能を推定することができるもの: TAU1/1 ヒトオステオポンチンと同一。 TGU8 ヒト28SリボソームRNA遺伝子
と同一。 TGU13/2 ヒトF1 ATPアーゼβ−サブユ
ニットと同一。 TTO16/2 ヒトERCC5と同一。 TTU2/2 ヒトカルネキシンと同一。 TTU3 ヒトNADH−DHmtDNAサブ
ユニットと同一。
【0049】3) ヒトゲノム配列決定プロジェクトで
同定されたヒト遺伝子と配列相同性を有する9種類のフ
ラグメント: TAU7/1 ヒトcDNAクローンc−1sd0
2と同一。 TAU12/3 ヒトcDNAクローンHRBBA2
1と同一。 TCU9/1 ヒトcDNAクローン131036
3′と同一。 TCU10 ヒトcDNAクローン26518
3′と同一。 TCU14 ヒトcDNAクローンHL60
3′指向性Mbol(HL60 3′directed Mbo
l)と同一。 TGU9/2 ヒトcDNAクローン12A10B
と同一。 TGU12 ヒトcDNAクローン113442
3′と同一。 TTU2/1 ヒトcDNAクローン118470
5′と同一。 TTU9/1 ヒトcDNAクローン83764
3′と同一
【0050】4) 既知のヒト遺伝子と配列相同性のな
い27種類のフラグメント:TSG−6およびフィブロ
ネクチン、IL−1によってアップレギュレーションさ
れることが知られている両方の遺伝子の検出により、I
L−1が介在した工程を考慮すれば、他のcDNAフラ
グメントの重要性が指摘される。これらの遺伝子は、リ
ウマチおよび変形性関節症などの変質した関節疾患にお
いて役割を果たしていると思われ、このため、臨床研究
のためのマーカーとしてまたは薬理学的介在のための薬
剤標的としての興味深い候補である。
【0051】実施例3 特異的に発現した遺伝子の発現量の測定 (1)ノーザンブロット分析 細胞培養およびRNAの単離は、前記とちょうど同じ方
法で行った。IL−1βで刺激したまたは刺激していな
い両方の軟骨細胞から得た総RNAの10μgを50%
ホルムアミド、20mM MOPSおよび2.2Mホル
ムアルデヒドの溶液中で65℃で10分間加熱すること
によって変性し、1×MOPSに2.2Mホルムアルデ
ヒドを含む1%アガロースゲルによって分離し、標準的
なブロット法[Maniatis et. al 1992]によって正に帯電
したナイロン膜(Amersham)に移した。UV架橋の後、ブ
ロットをラピッド・ハイブ・バッファー(Amersham)中で
65℃で1時間予備ハイブリダイゼーションを行った。
ヒトオステオポンチンcDNA(GenBank J04765)のnt
s61〜390に対応する330bpのcDNAおよび
ヒトカルネキシン(GenBank M94859)からのnts881
〜1220に対応する340bpのcDNAを、ランダ
ム・ノナマー・プライマー(Amersham)を用いてα
32P]dCTP(3000Ci/ミリモル、10mC
i/ml)によって、ハイブリダイゼーション用に、約
1.5×10dpm/μgDNAの比活性まで放射能
標識した。ハイブリダイゼーションは、標識したプロー
ブ2ng/mlを添加した予備ハイブリダイゼーション
溶液中で65℃で2.5時間行った。ブロットを、2×
SSC、0.1%SDSで順次37℃で15分間洗浄し
た後(1×SSC=0.15M NaCl、0.015
Mクエン酸ナトリウム、pH7.0)、1×SSC、
0.1%SDSでそれぞれ65℃で10分間洗浄した。
必要ならば、最後の高ストリンジェント洗浄を0.1×
SSC、0.1%SDSで65℃で15分間行った。次
いで、ブロットを、強化スクリーン(inensifying scree
n)を用い−80℃でKodak X-Omatフィルムを用いて2〜
7日間オートラジオグラフィーによって分析し、バンド
の強度をホスホルイメージャー(phsphorimager) (Bior
ad, GS250型)を用いて定量した。総てのブロット
を、沸騰している0.5%SDS溶液でストリップし、
標識したβ−アクチンを用いて再プローブし、それぞれ
のレーンにおけるRNAの均等ローディング(equal loa
ding)を示した。
【0052】(2)ノーザンハイブリダイゼーションの
結果 TSG−6と同一のフラグメントTAU7/2(c)
を、IL−1で刺激した細胞中で特異的にアップレギュ
レーションした。これは、TSG−6について、TNF
−αおよびIL−1が介在したアップレギュレーション
についてのLee ら(1992)の報告と一致している。ヒトオ
ステオポンチンと同一のフラグメントTAU1/1およ
びヒトカルネキシンと同一のTTU2/2は、両者と
も、IL−1で刺激していない細胞と比較してIL−1
で刺激した軟骨細胞での発現は弱かった。本発明者らの
ディファレンシャルディスプレーデーターを立証するた
め、第三の患者から得たIL−1で刺激したおよび刺激
していない軟骨細胞でのオステオポンチンおよびカルネ
キシンのノザーン分析を行った。両方のメッセージも、
ダウンレギュレーションした。ホスホルイメージャーで
定量したところ、第三の患者の軟骨細胞からのRNA個
体群ではオステオポンチンのダウンレギュレーションは
79%であり、カルネキシンのダウンレギュレーション
は40%であった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07H 21/04 B C12Q 1/68 A 9453−4B // C07K 16/18 8517−4H

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】IL−1βが介在した結合組織の疾患、特
    に変形性関節症の診断、予防または治療における、オス
    テオポンチン自身もしくはその部分、オステオポンチン
    もしくはその部分に対する抗体、またはオステオポンチ
    ンもしくはその部分をコードする核酸もしくはその部分
    の使用。
  2. 【請求項2】オステオポンチン自身もしくはその部分、
    オステオポンチンもしくはその部分に対する抗体、また
    はオステオポンチンもしくはその部分をコードする核酸
    もしくはその部分を含んでなる、IL−1βが介在した
    結合組織の疾患、特に変形性関節症の診断のための診断
    助剤。
  3. 【請求項3】オステオポンチン自身もしくはその部分、
    オステオポンチンもしくはその部分に対する抗体、また
    はオステオポンチンもしくはその部分をコードする核酸
    もしくはその部分を含んでなる、IL−1βが介在した
    結合組織の疾患、特に変形性関節症の予防または治療の
    ための医薬。
  4. 【請求項4】IL−1βが介在した結合組織の疾患、特
    に変形性関節症の診断、予防または治療における、カル
    ネキシン自身もしくはその部分、カルネキシンもしくは
    その部分に対する抗体、またはカルネキシンもしくはそ
    の部分をコードする核酸もしくはその部分の使用。
  5. 【請求項5】カルネキシン自身もしくはその部分、カル
    ネキシンもしくはその部分に対する抗体、またはカルネ
    キシンもしくはその部分をコードする核酸もしくはその
    部分を含んでなる、IL−1βが介在した結合組織の疾
    患、特に変形性関節症の診断のための診断助剤。
  6. 【請求項6】カルネキシン自身もしくはその部分、カル
    ネキシンもしくはその部分に対する抗体、またはカルネ
    キシンもしくはその部分をコードする核酸もしくはその
    部分を含んでなる、IL−1βが介在した結合組織の疾
    患、特に変形性関節症の予防または治療のための医薬。
  7. 【請求項7】IL−1βが介在した結合組織の疾患、特
    に変形性関節症の診断、予防または治療における、TS
    G−6遺伝子生成物自身もしくはその部分、TSG−6
    遺伝子生成物もしくはその部分に対する抗体、またはT
    SG−6遺伝子生成物もしくはその部分をコードする核
    酸もしくはその部分の使用。
  8. 【請求項8】TSG−6遺伝子生成物自身もしくはその
    部分、TSG−6遺伝子生成物もしくはその部分に対す
    る抗体、またはTSG−6遺伝子生成物もしくはその部
    分をコードする核酸もしくはその部分を含んでなる、I
    L−1βが介在した結合組織の疾患、特に変形性関節症
    の診断のための診断助剤。
  9. 【請求項9】TSG−6遺伝子生成物自身もしくはその
    部分、TSG−6遺伝子生成物もしくはその部分に対す
    る抗体、またはTSG−6遺伝子生成物もしくはその部
    分をコードする核酸もしくはその部分を含んでなる、I
    L−1βが介在した結合組織の疾患、特に変形性関節症
    の予防または治療のための医薬。
  10. 【請求項10】下記の群から選択されるDNAを含むD
    NA、またはその類似体: TA08/2(2) 1 CCAAGTTTTT CCAGCAACCC CAAGGGAATA CAGGGAGATC AATGCACCA 51 AAATGGGAAA AGAAAAATAC TTCGATGCAA TGAAACAAAG CCTTTTTCCG 101 TTCAGTTTCC ATAATTCAGT GGTCAGTTTT AAGGCTGCCA CTTGGG TA016/1(2) 1 GACACGAACA CCACATATTT TTATTGGAGG CCCCATGGCT CCTTGGAAGC 51 CATTTTGGAA CCAAGGGGAC CCACCTTTTT TA016/2(2) 1 CTAAATATAT TCTCTAACAA GTTAATCTCT TTCAAATCTA TAGATAAAAC 51 TAAAAGGATA AGGAACCAAG GTTTAACCGA CCTAGCCAAT TATGGCAATC 101 ATACTTGCTT TTTAG TA017(C) 1 CATGAAATAT TTCTTGAGGT AATAAGCTTT TACCAAGCTT ATATTTTTGG 51 GCAATTCAGT TACAATGAGA AAAAAACACA CCAAAAGACC AAAAATTTTA 101 AAAACTCACT TTTCTTGCAA TCATAGACAT TTGCATTATT ATAGAACATT 151 CAAACAAGTT AGGTGGATAA TTATTGTCTA TAGATAAATA CGATGCAATT 201 TTTTTAATGT ATGACCGATA CTCCGTATAT ACTTAGATAA CTTATCCAGA 301 AACCTCAACT GTATTGAACA TTGCTGAGAG AAATCAACAA TAATTTTAAC 351 AGATATGATG ACAGNAAAAA TTGATTGCAT ATCTTTTTGC ACTAAAACTT 401 TTATATTTAT TT TA019(C) 1 AGAGCAGGGG TATTTCNCGG TTCATACCGC CATGGCTTAA GAAGCAAAAG 51 TCATATACCT TAGTAGTGGC AAAGATNGAG GAGATAAAAA AGAGCCTACC 101 CAAGCTGTTG TTGAAGAACA GGTCTTAGAT AAAGAGGAAC CCTTCCAGAA 151 GNACAGAGAC AGGCTAAGGG TGATGCTGAG GAAATGGCTC AGAAGAAACA 201 AGAGATTAA TAU 1/1(2) 1 CTAAATGCAA AGTGAGAAAT TGTATTTTTT CTCCTTTTAA TTGACCTCAG 51 AAGATGCACT ATCTAATTCA TGAGAAATAC GAAATTTCAG GTGTTTATCT 101 TCTTCCTTAC TTTTGGGG TAU 1/1(1) 1 ACATCACCTC ACACATGGAA AGCGAGGAGT TGAATGGTGC ATACAAGGCC 51 ATCCCCGTTT CCCAGGACCT GAACCCGCCT TCTGATTGGG ACAGCCGTGG 101 GAAGGACAGT TATGAAACGA GTCAGCTGGA TGACCAGAGT GCTGAAACCC 151 ACAGCCACAA GCAGTCCAGA TTATATAAGC GGAAA TAU1/2(2) 1 CCGGAATGGG GAGCAAACTA TAAGAACCGG GACCAGTTTC CTCTCTTTGT 51 GCCCTAGTTC CCCCTCCTTT GTATACACCC TCCATCCTGA ATAGACTCTG 101 GTTCTCAGCG TAACACCGAC AACATTCAAT CCTGTAGAGA AACAAATGTT 151 AGCTCAGAAG GACACAGCCT TTGAATCATC AGAGAGTT TAU 7/1(2) 1 GTTAAGAATA ACTAAATAAA AGTTTTAATT AATTTAGGAA TATAAAAAAC 51 TATTAACATT TAATTTTATA ACTGTATCTG CCAAGCAACT TTAAATATAA 101 TTTATTTACC TAU 7/1(1) 1 CACGCAATGT GAAATAGGCA CATAGGAAGA ATGGGGAAAC CATCCCCTCA 51 AGCATTTATC CTTTGAGTTA CAAGCAATCC AATTACACTC TTTTAGTTAT 101 TTTTAAATGT ACAGTTAGGT TATTA TAU 7/2(C) 1 CCTTGAAGAT GACCCAGGTT NCTTGGCTGA TTATGTTGAA ATATAGACA 51 GTTACGATGA TGTCCATGGC TTTGTGGGAA GATACTGTGG AGATGAGCTT 101 CCAGATGACA TCATCAGTAC AGGAAATGTC ATGACCTTGA AGTTTCTAAG 151 TGATGCTTCA GTGACAGCTG GAGGTTTCCA AATCAAATAT GTTGCAATGG 201 AT TAU10(1) 1 GGAGATGACA TTTGCTTTGG GCAGAGGCAG CTAGCCAGGA CACATTTCCA 51 CTATAATTTT ACAAAGTTAA ATTTATAAGC TAGCATTAAG TAAAGTGAAG 101 TTCCAGCTCC CTTGCTAAAA ATAACTAGAG GTAATAATTG GTATTCAGGT 151 AACTCATTTA CATCATAATG TGTTGTGAAA A TAU12/1(2) 1 TATAAAATAT AAATTATATT ATAAATCATG TATTATTTAT AAAATTATAT 51 TATAAATTTA TAAAAATATA AATTATATTT TAGGCTTAAT GTATAAGGAA 101 TATAAATTAT TAATAAGCAT ATGA TAU 12/1(1) 1 TGTAATTAAC TGTNCTTGTA GGTCTGTCTT TTATACATGT GTGAGTTTTT 51 CTTTACAATA GATTCCTAGC ATTGGGATTG CTAGGTCAGA TGGTATGCAC 101 ATTTGACATT TTGATTGATA GCACCAGATT GCTTTGTTAA AAAATTTTNN 151 TTTATAGTTT ACATTATCTT TGTACAATAG ATGTTCTCTT TCGAC TAU 12/2(1) 1 GGGAAGTGAA TTGAAAATAC TTCTTTNTCA ACATAATTTT NGGGTTTTGA 51 AATTGTGTTT GGGTTTTCAG GAAATTGGTG GTAATCTTGT ATTAGACTGAA 101 AAAAAGTGAA TTTTAAAATT CTCAGTGAAG AAGCAAATGA TTTATTTTTC 151 ATAGA TAU12/3(2) 1 TGTTCTGGTA ACTGTTCTAA TTGTGTCTTT GTTACTTCCA GTGCAACCCT 51 TTCAGGTAAG TAU12/3(1) 1 CTAAAGAACT TGGTATCTCT ATTAAAGCAC ACGAACCTCC AAGGAAAATA 51 GAGCGATTTA CTCTTCTCAT ATCAGTGCAT ATTTATAAGA AGCACGGAGT 101 CA TAU13/1(1) 1 AGTCATCAAT TCCTTTTTAT CTGTAATTAC ACATTTGTTT TTATTTCAAA 51 GTAATTATAA GGTGTTATAT TGCATATAAT CAGAAAACTA AATGGAAATA 101 AAATTTTAGT AAGCCCGGCC CCTTTGACCG ATACAGAAAA CTTGA TAU 13/3(2) 1 TATATGGCAG TCTAAAGCAT CAAAGATTTG CATCAACATC TTTCATTTTA 51 GACATCTCCT TGCAATGTAA AATATCATGT ATCAACAACA TCTGGTGCAA 101 ATCCATGAGT CTAACTCGAC ATTCATCTTA GCTCGATTAT TATTCCTTCG 151 TACAGTCGAT GTAAACAATA CAGAAAGAGG ATTATTAAGA ACAGTTT TAU 13/3(1) 1 ATTCATGAAA TGGTCTATAT GCATGATATT GTAAATTCGG ACTCGAAACC 51 GAAACCAAGG ATTCCGTTAC AAAAATTCCT TAATGCTGAG AATGTTCTCA 101 CGCAAACAAC ATCATGGACA TTAAATTCAA GATATGTGAA TGTTAATTCT 151 GTCAATAAAG TCAACGTAAA GAGTAAAGTT AAAAACAGTT ATATCTNNNC 201 TGTCAATGAT GAGTTTAGTT TAACAGATGA TGAATCAATT CT TCO 16/1(C) 1 CAAAGTGTTT TTGGTTTTGA GAGAGAGAGA GATTGAGAGA CAGAGAGAGA 51 GAGAGAAACC AAGGGATCAT GATAGTTATA GTCAAATACG AGGTTGGATT 101 ATCTTTTGAA AATGTGTTGG TTCTGTGATA CAAGAGGAAG CTAAGACATA 151 TCGTGGAAAC ATCTCCCCCC TCCACCTTAA TATCAAGAAC AAATTGTGGA 201 ATCTAATGTT AATGAGAAGT AGTTCCCCAC TGTGTCAGAT G TCO16/2(C) 1 NCATCTGACA CAGTGGGGAA CTACTTCTCA TTAACATTAG ATTCCACAAT 51 TTNNNCTTGA TATTAAGGNN NNNNNGGGAG ATCGTTTCAC GATATCGTCT 101 TAGCTTCCTC TTGTATCACA GAACCAACAC ATTTCAAAAG ATAATCCTTC 151 CTCNNTTTGA CTATAACTAT CATGATCCCT TGGTTCTCTC TCTCTCTCTG 201 CTCTCTCATC TCTCTCTCTC TNAAAACNAA TCO17(C) 1 ACAGTAGTTA GGAGTTTCTT TACTTACAAA ATCACTGGAA ATGATTAAAT 51 TGCTTTTCCC CCTCCCCAGA GGTGCATTTT TCTTATTTCC ATATAGTAAA 101 GTTGAGCTTT TACAGTGCAT AATGTGACAT TTGGAATGCT TATCAACTGC 151 ATGTAAACAT TAATAACCT TCO18(C) 1 GTAAATGGTA TTANNNGCTG AAGAAAAAAA ATTTTTCAAG ACCTCTGTTT 51 TTTAACTGAA CTTTATCATT GGCATTGTGG GCTTTGAAGT TGCTGGGATA 101 AATTAATATA ATTAAATAAA AGACTGAATT TAATTGCAAA AAAAAAAAAA 151 AACAATAAGT GTGGTGAT TCU2/1(1) 1 AAGAAATTAT CCAGTTATTT ACAAGGCCAC TGATATTTTA AACGTCCAAA 51 AGTTTGTTTA AATGGGCTGT TACCGCTGAG AATGATGAGG ATGAGAATGA 101 TGGTTGAAGG TTACATTTTA GGAAATGAAG AAACTTAGAA AATTAATATA 151 AAGACAGTGA TAAATACAAA GAAGATTT TCU2/2(1) 1 CGGGTTAATA TTATCCTCTA GTATAAGTGA ATTACTAGTT TCTCTTTATT 51 TAGACAAACA CACACACACC AGATAATATA AACTTAATAA ATTATCTGTT 101 AATGTAGATT TTATTTAAAA AACTATATTT GAACATTGGT CTTTCTTGGA 151 C TCU9/1(2) 1 ACATAACAGC TTTTATACAA TGATAAGGAC ATATCATTTG TTTACAAAGA 51 AAGTCTAAAA TTTCAAGAAC ATTCAAAGAG CTAACACAGT AAAGGTCATG 101 CAAGTTCTAG AATAGTGAAT CATGACAGAA CTCATTCATT TTATCCTTTA 151 TCTCC TCU9/2(2) 1 AAGTATGGGT AGCTAAATTT GCATTAAATT AAAAGTACAT ATAATGCAAC 51 ACCACTCTAC ATCTGTATAC CTACGAATGT ATGTGTACTA CACACCCTTA 101 AAATGTTTTT CAAAGTCTTA ATATATTAGA ACATGTTTTC ATTTTTTCAT 151 GGGATGTTAA TACTATTCTA TGATTAAGAA AATACTAG TCU10(2) 1 AATACAGTTA TTCTAGCTTT TCATATTCAA TTTGAATGAT CAGAAAAGTA 51 TATTAGTCAC ACAGAATTAA ATATTTTAGA TAGTAAGAAT C TCU14(1) 1 ATCCTTAGTA AGTGGATTTT GGGGAAAAAA GCACCTGGGC TTCTGGTTCT 51 TTTTGATAAT ATATAAAATT ATTCATTATG AGGTTGCAGT TGTTTGCAAA TCU14(2) 1 GAAGTGAAAG TCAGCCCTTT AGCTATTATT TATTGCTTTA TTAGAGCAGA 51 GGGAAGTGAC ACTCATTGCC TTCACAGAGC TCTGCAGAAA TATATGCACA 101 GAGTGGTCAA TGCCAACATC TGAGTAAGTC TTCCAAA TGO20(2) 1 CAGAACATTA GGATTTATTC CTTGATTAGT TCAAATGATT TCAACAGCTG 51 AATTCCTTGA GATGTGTAAG GCAGGTTGGT CCTTTGGATG GACTGTAGAC 101 TGAAACTTCC TATAACTGTA GTGATATGTA CACAGCTACA TAGCAAAGTG 151 CTTCATTATG AAAATGAAGA A TGO20(1) 1 CAGTGTGAGA GTCTCATTTC TATGCACAGT GTTTCTCAGG AGGATGGAGC 51 TAGTTAGCTG TCTGTTGTCT GTAGCCCAGC TTGATAATGG AACTATACAG 101 CGAAGAGACA ATCTCTGGCA AGTTTTTGTA GAA TGU5(C) 1 TTAGAGTAAA ATTCCAAATA AATGCTTTGC TCCAAAATTA CACTAACCAG 51 GCTGGGTCTC TATCATACAT CTTCAATACC CTCAAACCTA GATTGTAAAG 101 TGAAAAAAGT GATTAGCNNT TCCATTTGTT CATTCTGTCA CTCACATTCT 151 TAGGCATTTT AAGGATGAGC AACCTTTGTT TCAGAAAGGG TAAGTAATTA 201 GCCCCCTGGA GGTTACATAG TTATAATTTA GTCTTCAGAA TCCGTTCGAA 251 GGGNNNNGTT ACTATTTTTA AGATAATTAG AACCCACCTT GTAGCAATAA 301 AAGTTTTCTT GTCTTTG TGU8(2) 1 GCGAAAGACT AATCGAACCA TCTAGTAGCT GGTTCCCTCC GAAGTTTCCC 51 TCAGGATA TGU9/1(2) 1 TTAATGTTTA AATACTACTT TTTTTTCAAG CTTGCCCTAG ATACCAACTG 51 TTTATCTAAC ACACAATTCC AGTGTTGCCA AGCCTCATGC CAATTTGAAG 101 GGAACAGCCA AAACTTATGC ATTCATATAA AAAGAGTCTC TAGGCTCTTA 151 TATCTACATT ATAATTTTT TGU9/2(2) 1 GGAATAACAT TTTTTTATGA GGGAACCCTT TAAAATGGAT GCACACAGTG 51 GCATTTTCTC CTAGGCTCAA AGCTGAGTAC ACTCCCGTAA TTTTAATAAT 101 ATTTTAGGCA AGTCCTATGA CAATTATACC AACAAGTTTC TTCAACCCCA 151 CCACCACCCC ACCATCTCTA TGC TGU12(C) 1 GGAGGAAGCT TTATTTGGGA AGAGTGCGGT TCNNTCGGCC CTGATCAGCT 51 CTAGCCTGCC CACCCCATCT CAGCCAGGCG GCTTTACTTC TTCCTGAGCT 101 TCAGGTCTTT CTTCTTCCTG ATTTCCTTGG CCAGCTCCCC AATCAATCTC 151 CAGTACTCAT TGAACTTGAG CTCCGAGNCC TGATTCACAT CCAAGCTCTT 201 CATCTTCT TGU13/1(C) 1 GGATGTGGTA GTTGATCTTT AATGCCCATT CTAGGTCGGA AAAATCCATG 51 ATCCTAACTT TTAAGAGAAG GTTGGTAACT CTACTTAGGA CTTTTTTTTG 101 TAAGAGGAAT AATGTAGCCT CACCCTTATC TTTCTGGAAA TGTTTAAACC 151 ACTGAAATAT GGAGATCAAA TCCAGCTTAC ACACTGGTAA CTCAAATACT 201 ATTTTTTTTT TAAACTATCT TTTCTAAACT AATCACCCCT CTTGTACATA 251 GAACTTTCTA TCTCAGTGCC AATTCTTAGA GGTTGATGCA AACAGCTCTC 301 CAGAGAGCCT GTGCTATTGT TC TGU13/2(2) 1 GGGGTGTACA TTTTATTGGA AACCTTAAAT ACTGTTCAGA AAGAATATAT 51 CTTCAATCAA GGTCTTGCCG AGCCTACACA GAAAAATGAA GCTTTTTGGG 101 TTAGGGGCAA GGATATATAC AGTACAGAGG ACAAAGA TTO16/2(C) 1 ACATTCATTA AAGATGAACT TTCAGCATCT TCACTTGAAG ATCCATCAGA 51 TGATTCTGAG AGGCAGGTCT CCCCCAAAAA TCCACCGCAT GTATTCTTTC 101 GTTTAGAATC TGAAAGCCTC TTTCTTTTCA GGCTTGATGA CTCTTCTAAG 151 GTATTTGTTA TGCCTCTCTT CTGGGTTTTT CGTTTTGCCT TATCAAGTAG 201 CTNAAATTCA AACACCATGG CAANAGAAAC TGCTTCTAT TTO20/1(C) 1 CCACCAGCCT ACTGATCAGC TGGGATGCTC CTGCTGTCAC AGTGAGATAT 51 TACAGGATCA CTTACGGAGA AACAGGAGGA AATAGCCCTG TCCAGGAGTT 101 CACTGTGCCT GGGAGCAAGT CTACAGCTAC CATCAGCGGC CTTAAACCTG 151 GAGTTGATTA TACCATCACT GTGTATGCTG TCACTGGCCG TGGAGACAGC 201 CCCGCAAGCA GCAAGCCAAT TTCCATTAAT TACCGAACAG AAATTGACAA 251 ACCATCCCAG ATGCAAGTGA CCGATGTTCA AGACAACTGT TTTAATAAAA 301 GATTTACATT CCAC TTO20/2(2) 1 TTGGTACCAC AGTCACAGAA CTGGGGGTCA TTTTCTAGAT GAAACAAACG 51 GAACAAGTTC TCTTCCAACA AAGAAATGTA CTGTAGAAAT TAATTTCCTC 101 CATGAATTTT ATATATTGTG TACAAATATA AGGTATGTAT CTGAATACAA 151 AG TTU2/1(2) 1 CTAGAACTTC CAAAGGCTGC TTGTCATAGA AGCCATTGCA TCTATAAAGC 51 AACGGCTCCT GTTAAATGGT ATCTCCTTTC TGAGGCTCCT ACTAAAAGTC 101 ATTTGTTACC TAAACCTTAT GTGCCTTAAC AGGCCAATGC TTCTCG TTU 2/2(C) 1 AACCAGTATT TCAAAACTAT TATCTGGATT CAAGATTAGT GTGTAAAGAT 51 TGTTTTCTTA TCAGTAAAAT AGGTCTTCAG ATCTGCATCT GGCCTCTTAG 101 CATGTTTTTC TTCATAGATA CCCGTTTTGG GGTTTTTGCG TCGGAAGATG 151 AAGTGCAGTT TATAGTCCTC TCCACATTTA TCTG TTU3(1) 1 GGGTAGAAAG CTGAATAATT TATGAAGGAG AGGGGTCAGG GTTGATTCGG 51 GAGGACCTAT TGGTGCGGGG GCTTTGTATG ATTATGGGCG TTGATTAGTA 101 GTAGTTACTG GTTGAACATT GTTTGTTGGT GTATATATTG TAATTGAGAT 151 TGCTCGGGGG AATAGGTTAT GTGATTAGGA GTAGGGTTAG GATGAGTGGG 201 AAG TTU 5/1(2) 1 GACAAAAAAA AAAAAACAGG TTTTAAAGCT AGAAATGAAA AGCTACTTAA 51 GTATCTTAAA GGATAAGTTA CTTTATTATA CACTAGAAAC ATACACAATA 101 GCTGAAAACT TAAAAAATCT CACACTGCTG AATGTCTCTG CTGGCTG TTU5/2(2) 1 GCATCCATTG TACATTGTTT GGTTTGAGGT TACCATGAGG CCTGTAAATA 51 CTATCTTATA ATTTATTATT TCAACCTGAT AAAACTTAAC ACTATTTGCA 101 TAAACAAACA AACGAAAA TTU9/1(1) 1 TAAAATACTG GTTCTTTTAT TCTGCAATAT TTTTAAAAAT CACATTTTCA 51 GCCAGGCGCA GTTTCCCACA CCTGTAATCC GGCACTTTGG GAGGCTGAGA 101 TGGGTGGATC ACAAGGTAGG AGATCAAACA TCCTGGCCAA CATGGTGAAC 151 CTGTTTACT TTU9/2(2) 1 CAAGTATGGG TAGCTAAATT TGCATTAAAT TAAAAGTACA TATAATGCAA 51 CACCACTCTA CATCTGTATA CCTACGAATG TATGTGTACT ACACACCCTT 101 AAATGTTTCA AAGCTTAATA TATTAGAACA TGTTTTCATT TTCAGGGAG TTU13(2) 1 GGAAATACAC TAGCATGTGA GCACTGTATA TAAAGCTTGA GGTTAGGAGG 51 TAAAATGAAA GAAATCATTT TTAACTCCTA AGATGT および TTU13(1) 1 TGAATTAAAT GGACTCGTTG AAAGGACAAG GAGATCGGTA ATATCTCTCT 51 AAAGAACTTA TATACTAAAA TCTGTAATTG CCTGTACCAA AAGTTTTAGT 101 CTTCTTTT。
  11. 【請求項11】請求項10に記載のDNAを含んでな
    る、ベクター。
  12. 【請求項12】請求項11に記載のベクターを含んでな
    る、宿主細胞。
  13. 【請求項13】下記の工程を含んでなる、IL−1βで
    軟骨細胞を処理することによって誘導可能な遺伝子の単
    離法: (a) 目的遺伝子を含むDNAまたはRNAに対してス
    トリンジェント条件下で請求項10に記載のDNAをハ
    イブリダイゼーションし、そして (b) 目的遺伝子を単離する。
  14. 【請求項14】前記DNAまたはRNAをIL−1βで
    処理した軟骨細胞、特にヒト軟骨細胞、から単離する、
    請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】下記の工程を含んでなる、請求項13ま
    たは14に記載の方法によって単離した遺伝子の発現
    法: (a) 前記遺伝子を好適な発現ベクター中にクローニン
    グし、そして (b) この遺伝子を好適な宿主細胞で発現させる。
  16. 【請求項16】下記の工程を含むタンパク質の産生法。 (a) 請求項10に記載のDNAまたは請求項13また
    は14に記載の方法によって産生される遺伝子を含む好
    適な宿主細胞を培養し、そして (b) 発現したタンパク質を単離する。
  17. 【請求項17】請求項10に記載のDNAもしくはその
    部分、または請求項13もしくは14に記載の方法によ
    って単離された遺伝子もしくはその部分を含む、診断助
    剤。
  18. 【請求項18】IL−1βが介在した結合組織の疾患、
    特に変形性関節症または慢性関節リウマチの診断、予防
    または治療のための、請求項10に記載のDNAもしく
    はその部分、または請求項13もしくは14に記載の方
    法によって単離された遺伝子もしくはその部分の使用。
  19. 【請求項19】医薬の製造のための、請求項13または
    14に記載の方法によって単離された遺伝子の使用。
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