JPH08190505A - ファイル削除/復活方法及び情報処理装置 - Google Patents

ファイル削除/復活方法及び情報処理装置

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Publication number
JPH08190505A
JPH08190505A JP7001913A JP191395A JPH08190505A JP H08190505 A JPH08190505 A JP H08190505A JP 7001913 A JP7001913 A JP 7001913A JP 191395 A JP191395 A JP 191395A JP H08190505 A JPH08190505 A JP H08190505A
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JP
Japan
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Withdrawn
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JP7001913A
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English (en)
Inventor
Takao Azuma
隆夫 東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7001913A priority Critical patent/JPH08190505A/ja
Publication of JPH08190505A publication Critical patent/JPH08190505A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ごみ箱に捨てたファイルを他人が簡単に復活
できないようすること。 【構成】 CPU1はファイルの削除指令が入力装置2
から出されると、ファイル削除画面を表示装置6に表示
して、利用者に削除したいファイルを選択させる。これ
により、CPU1は選択されたファイルを補助記憶装置
4から読み出してごみ箱である削除ファイル専用補助記
憶装置5に保存して前記ファイルを削除する際に、この
ファイルの属性であるユーザIDに登録されているパス
ワードを記憶装置3から読み出して、前記ファイルに付
けて保存する。一方、CPU1はごみ箱に捨てられた削
除ファイルの復活指令が入力装置2から出されると、利
用者にパスワードを入力させる画面を表示装置に表示し
て、パスワードを入力させ、利用者が復活指定した削除
ファイルに付いているパスワードと前記入力パスワード
が一致した場合にのみ、前記削除ファイルを補助記憶装
置4に再度格納して復活させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータをファイル化して
保存する機能を有するパーソナルコンピュータ等の情報
処理装置に係わり、特に一旦削除したファイルを復活さ
せるファイル削除/復活方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置はデータをファイル化して保存すると共に保
存したファイルを削除する機能を有している。しかし、
この従来の情報処理装置では、ファイルを削除した後、
再び削除したファイルが必要になった時、或いはうっか
りして必要なファイルを削除してしまった場合に、削除
したファイルを装置に再度入力するか、或いは作成し直
さなければならず、利用者に大きな負担をかけるという
欠点があった。
【0003】そこで、上記のような不具合が生じること
を回避するために、削除するファイルを図16の(A)
に示したごみ箱イと呼ばれる退避用記憶領域に移動させ
ることにより、仮にファイルを削除してファイル記憶領
域を空けるようにし、その後、前記ファイルが再び必要
になった場合、図16(B)に示すようなごみ箱イ内の
前記ファイルを復活させる画面を出して、前記ファイル
の復活を指示すると、このファイルをファイル記憶領域
に再び格納して、復活させることができる。
【0004】又、ごみ箱に捨てたファイルが本当にいら
なくなった場合はごみ箱イ内の該当のファイルに削除指
示をすることにより、このファイルを前記退避用記憶領
域からも削除して、装置内より完全に消去することがで
きる。
【0005】ところで、上記情報処理装置を複数の人間
が使用する場合など、誰かがごみ箱イに一旦捨てたファ
イルを別の利用者が復活させてこれを見ることができる
ため、前記ファイルが極秘文書やプライベートで他人に
見られたくない文書であった場合に、これらファイルの
秘匿を保持できなくなるという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の情
報処理装置では、ファイルをごみ箱に移動して仮に削除
し、必要な場合は前記ファイルをごみ箱から出して再び
ファイル記憶領域に格納することにより、削除ファイル
を復活させることができるが、誰かがごみ箱に一旦捨て
たファイルを別の利用者が簡単な操作で復活させて、こ
れを見ることができるため、前記ファイルが極秘文書や
プライベートで他人に見られたくない文書であった場合
には、これらファイルの秘匿を保持できなくなるという
問題点があった。
【0007】そこで本発明は上記の事情に鑑み、操作性
を損なうことなく、ごみ箱に一旦捨てたファイルを他人
が簡単に復活させることができないようするファイル復
活方法及びこの方法を用いた情報処理装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ファ
イル記憶領域に保存されているファイルを一旦待避記憶
領域に移すことにより、前記ファイルを一旦削除した
後、削除ファイルの復活要求があれば前記待避記憶領域
に移した該当のファイルを再び前記ファイル記憶領域に
移して前記削除ファイルを復活させる機能を備えると共
に、前記ファイルの属性としてユーザIDを持ち、且つ
このユーザIDに登録したパスワードを保存しておくデ
ータベースを備えた情報処理装置におけるファイル削除
/復活方法にあって、削除要求のあったファイルの前記
ユーザIDに登録してあるパスワードを前記データベー
スから読み出し、このパスワードを前記削除するファイ
ルに付けて前記待避記憶領域に移すことにより、ファイ
ルの削除を行った後、削除ファイルの復活要求がある
と、パスワードの入力を要求することによって入力され
たパスワードと前記復活要求があったファイルに付いて
いるパスワードとを比較して、両者が一致した場合に限
り、前記復活要求があったファイルを前記待避記憶領域
からファイル記憶領域に移すことにより、削除ファイル
の復活を行う方法を採用している。
【0009】請求項2の発明は、前記ファイルの削除要
求者が削除ファイルの秘匿を要求した場合に限り、前記
パスワードを前記削除するファイルに付けて前記待避記
憶領域に移し、且つ復活要求があったファイルにパスワ
ードが付いていない場合は直ちにこのファイルを前記待
避記憶領域からファイル記憶領域に移す方法を採用して
いる。
【0010】請求項3の発明は、削除要求のあったファ
イルを前記パスワードを付けることなくそのまま前記待
避記憶領域に移すことによりファイルの削除を行った
後、削除ファイルの復活要求があると、パスワードの入
力要求を行うことによって入力されたパスワードと、復
活要求のあったファイルの前記ユーザIDに基づいて前
記データベースから読みだした登録パスワードとを比較
して、両者が一致した場合に限り、前記復活要求があっ
たファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に
移す方法を採用している。
【0011】請求項4の発明は、前記ファイルの削除要
求者が削除ファイルの秘匿を要求した場合に限り、削除
要求のあったファイルに秘匿情報を付けて前記待避記憶
領域に移し、且つ削除ファイルの復活要求があると、復
活要求があったファイルに秘匿情報が付いている場合に
限り、前記パスワードの入力を要求する方法を採用して
いる。
【0012】請求項5の発明は、前記ファイルの削除要
求者が削除ファイルの秘匿を要求しない場合は、削除要
求のあったファイルをそのまま前記待避記憶領域に移
し、且つ復活要求があったファイルに秘匿情報が付いて
いない場合は、直ちに前記復活要求があったファイルを
前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移す方法を採
用している。
【0013】請求項6の発明は、ファイル記憶領域に保
存されているファイルを一旦待避記憶領域に移すことに
より、前記ファイルを一旦削除した後、削除ファイルの
復活要求があれば待避記憶領域に移した該当のファイル
を再びファイル記憶領域に移して前記削除ファイルを復
活させる機能を備えた情報処理装置におけるファイル削
除/復活方法にあって、ファイル削除要求があると、パ
スワード入力要求を行うことによって入力されたパスワ
ードを削除要求のあったファイルに付けて前記待避記憶
領域に移すことによりファイルの削除を行った後、削除
ファイルの復活要求があると、パスワードの入力を要求
することによって入力されたパスワードと前記復活要求
があったファイルに付いているパスワードとを比較し
て、両者が一致した場合に限り、前記復活要求があった
ファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移
すことにより、削除ファイルの復活を行う方法を採用し
ている。
【0014】請求項7の発明は、前記ファイルの削除要
求者が削除ファイルの秘匿を要求した場合に限り、パス
ワードの入力要求を行うことによって入力されたパスワ
ードを削除要求のあったファイルに付けて前記待避記憶
領域に移し、且つ復活要求があったファイルにパスワー
ドが付いていない場合は直ちにこのファイルを前記待避
記憶領域からファイル記憶領域に移す方法を採用してい
る。
【0015】請求項8の発明は、前記削除要求のあった
ファイルを前記待避記憶領域に移す際に暗号化を行い、
且つ前記待避記憶領域から暗号化されたファイルをファ
イル記憶領域に移す際に前記暗号化を解除する方法を採
用している。
【0016】請求項9の発明は、前記削除要求のあった
ファイルにパスワード又は秘匿情報が付いている場合に
限り、このファイルを前記待避記憶領域に移す際に暗号
化を行う方法を採用している。
【0017】請求項10の発明は、ファイル記憶領域に
保存されているファイルを一旦待避記憶領域に移すこと
により、前記ファイルを一旦削除した後、削除ファイル
の復活要求があれば前記待避記憶領域に移した該当のフ
ァイルを再び前記ファイル記憶領域に移して前記削除フ
ァイルを復活させる機能を備えると共に、前記ファイル
の属性としてユーザIDを持ち、且つこのユーザIDに
登録したパスワードを保存しておくデータベースを備え
た情報処理装置において、削除するファイルを利用者に
選択させる第1の選択手段と、この第1の選択手段によ
り選択されたファイルの属性である前記ユーザIDに登
録してあるパスワードを前記データベースから取り出す
パスワード取得手段と、前記第1の選択手段により選択
されたファイルに前記パスワード取得手段により取得さ
れたパスワードを付けて前記ファイル記憶領域から前記
待避記憶領域に移す削除手段と、復活させる削除ファイ
ルを利用者に選択させる第2の選択手段と、この第2の
選択手段により復活させる削除ファイルが選択される
と、ファイルの削除要求者にパスワードの入力要求をし
てパスワードを入力する入力手段と、この入力手段によ
って入力されたパスワードと前記第2の選択手段によっ
て選択されたファイルに付いているパスワードとを比較
する比較手段と、この比較手段により前記両パスワード
が一致したことが分かると、前記第2の選択手段によっ
て選択されたファイルを前記待避記憶領域からファイル
記憶領域に移すことにより削除ファイルの復活を行う復
活手段とを具備した構成を有している。
【0018】請求項11の発明は、ファイル記憶領域に
保存されているファイルを一旦待避記憶領域に移すこと
により、前記ファイルを一旦削除した後、削除ファイル
の復活要求があれば前記待避記憶領域に移した該当のフ
ァイルを再び前記ファイル記憶領域に移して前記削除フ
ァイルを復活させる機能を備えると共に、前記ファイル
の属性としてユーザIDを持ち、且つこのユーザIDに
登録したパスワードを保存しておくデータベースを備え
た情報処理装置において、削除するファイルを利用者に
選択させる第1の選択手段と、この第1の選択手段によ
りファイルが選択されると、選択されたファイルをその
まま前記ファイル記憶領域から前記待避記憶領域に移す
削除手段と、復活させる削除ファイルを利用者に選択さ
せる第2の選択手段と、この第2の選択手段により復活
させる削除ファイルが選択されると、削除ファイルの復
活要求者にパスワードの入力要求をしてパスワードを入
力する入力手段と、前記第2の選択手段によって選択さ
れたファイルの属性である前記ユーザIDに登録してあ
るパスワードを前記データベースから取り出すパスワー
ド取得手段と、このパスワード取得手段により取得され
たパスワードと前記入力手段により入力されたパスワー
ドとを比較する比較手段と、この比較手段により前記両
パスワードが一致したことが分かると、前記第2の選択
手段によって選択されたファイルを前記待避記憶領域か
らファイル記憶領域に移すことにより削除ファイルの復
活を行う復活手段とを具備した構成を有している。
【0019】請求項12の発明は、前記第1の選択手段
によりファイルが選択されると、前記ファイルの削除要
求者に前記削除させたいファイルの秘匿をするかどうか
を設定させる設定手段を設け、前記削除手段はこの設定
手段により前記ファイルの秘匿が設定された場合に限
り、前記第1の選択手段により選択されたファイルに秘
匿情報を付けて前記ファイル記憶領域から前記待避記憶
領域に移し、且つ前記第2の選択手段により復活させる
削除ファイルが選択されると、選択されたファイルに秘
匿情報が付いているかどうかを判定する判定手段を設
け、前記入力手段はこの判定手段により秘匿情報付いて
いると判定された場合に限り、削除ファイルの復活要求
者にパスワードの入力要求をしてパスワードを入力する
構成を有している。
【0020】請求項13の発明は、ファイル記憶領域に
保存されているファイルを一旦待避記憶領域に移すこと
により、前記ファイルを一旦削除した後、削除ファイル
の復活要求があれば前記待避記憶領域に移した該当のフ
ァイルを再び前記ファイル記憶領域に移して前記削除フ
ァイルを復活させる機能を備えた情報処理装置におい
て、削除するファイルを利用者に選択させる第1の選択
手段と、この第1の選択手段によって削除したいファイ
ルが選択されると、ファイルの削除要求者に利用にパス
ワードの入力要求をしてパスワードを入力する第1の入
力手段と、この第1の入力手段により取得されたパスワ
ードを前記選択されたファイルに付けて前記待避記憶領
域に移す削除手段と、復活させる削除ファイルを利用者
に選択させる第2の選択手段と、この第2の選択手段に
より復活させる削除ファイルが選択されると、ファイル
の復活要求者にパスワードの入力要求をしてパスワード
を入力する第2の入力手段と、この第2の入力手段によ
って入力されたパスワードと前記第2の選択手段によっ
て選択されたファイルに付いているパスワードとを比較
する比較手段と、この比較手段により前記両パスワード
が一致したことが分かると、前記第2の選択手段によっ
て選択されたファイルを前記待避記憶領域からファイル
記憶領域に移すことにより削除ファイルの復活を行う復
活手段とを具備した構成を有している。
【0021】請求項14の発明は、前記第1の入力手段
によりパスワードが入力されない場合、前記削除手段は
前記第1の選択手段によって選択されたファイルをその
ままファイル記憶領域から前記待避記憶領域に移し、更
に前記第2の選択手段により選択されたファイルにパス
ワードが付いていないことを検出する検出手段を設け、
この検出手段により前記ファイルにパスワードが付いて
いないことが検出されると、前記復活手段は直ちにこの
ファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移
す構成を有している。
【0022】
【作用】請求項1の発明のファイル削除/復活方法にお
いて、削除要求のあったファイルの前記ユーザIDに登
録してあるパスワードを前記データベースから読み出
し、このパスワードを前記削除するファイルに付けて前
記待避記憶領域に移すことにより、ファイルの削除を行
った後、削除ファイルの復活要求があると、パスワード
の入力を要求することによって入力されたパスワードと
前記復活要求があったファイルに付いているパスワード
とを比較して、両者が一致した場合に限り、前記復活要
求があったファイルを前記待避記憶領域からファイル記
憶領域に移すことにより、削除ファイルの復活を行う。
【0023】請求項2の発明のファイル削除/復活方法
において、前記ファイルの削除要求者が削除ファイルの
秘匿を要求した場合に限り、前記パスワードを前記削除
するファイルに付けて前記待避記憶領域に移し、且つ復
活要求があったファイルにパスワードが付いていない場
合は直ちにこのファイルを前記待避記憶領域からファイ
ル記憶領域に移す。
【0024】請求項3の発明のファイル削除/復活方法
において、削除要求のあったファイルを前記パスワード
を付けることなくそのまま前記待避記憶領域に移すこと
によりファイルの削除を行った後、削除ファイルの復活
要求があると、パスワードの入力要求を行うことによっ
て入力されたパスワードと、復活要求のあったファイル
の前記ユーザIDに基づいて前記データベースから読み
だした登録パスワードとを比較して、両者が一致した場
合に限り、前記復活要求があったファイルを前記待避記
憶領域からファイル記憶領域に移す。
【0025】請求項4の発明のファイル削除/復活方法
において、前記ファイルの削除要求者が削除ファイルの
秘匿を要求した場合に限り、削除要求のあったファイル
に秘匿情報を付けて前記待避記憶領域に移し、且つ削除
ファイルの復活要求があると、復活要求があったファイ
ルに秘匿情報が付いている場合に限り、前記パスワード
の入力を要求する。
【0026】請求項5の発明のファイル削除/復活方法
において、前記ファイルの削除要求者が削除ファイルの
秘匿を要求しない場合は、削除要求のあったファイルを
そのまま前記待避記憶領域に移し、且つ復活要求があっ
たファイルに秘匿情報が付いていない場合は、直ちに前
記復活要求があったファイルを前記待避記憶領域からフ
ァイル記憶領域に移す。
【0027】請求項6の発明のファイル削除/復活方法
において、ファイル削除要求があると、パスワード入力
要求を行うことによって入力されたパスワードを削除要
求のあったファイルに付けて前記待避記憶領域に移すこ
とによりファイルの削除を行った後、削除ファイルの復
活要求があると、パスワードの入力を要求することによ
って入力されたパスワードと前記復活要求があったファ
イルに付いているパスワードとを比較して、両者が一致
した場合に限り、前記復活要求があったファイルを前記
待避記憶領域からファイル記憶領域に移すことにより、
削除ファイルの復活を行う。
【0028】請求項7の発明のファイル削除/復活方法
において、前記ファイルの削除要求者が削除ファイルの
秘匿を要求した場合に限り、パスワードの入力要求を行
うことによって入力されたパスワードを削除要求のあっ
たファイルに付けて前記待避記憶領域に移し、且つ復活
要求があったファイルにパスワードが付いていない場合
は直ちにこのファイルを前記待避記憶領域からファイル
記憶領域に移す。
【0029】請求項8の発明のファイル削除/復活方法
において、前記削除要求のあったファイルを前記待避記
憶領域に移す際に暗号化を行い、且つ前記待避記憶領域
から暗号化されたファイルをファイル記憶領域に移す際
に前記暗号化を解除する。
【0030】請求項9の発明のファイル削除/復活方法
において、前記削除要求のあったファイルにパスワード
又は秘匿情報が付いている場合に限り、このファイルを
前記待避記憶領域に移す際に暗号化を行う。
【0031】請求項10の発明の情報処理装置におい
て、第1の選択手段は削除するファイルを利用者に選択
させる。パスワード取得手段は前記第1の選択手段によ
り選択されたファイルの属性である前記ユーザIDに登
録してあるパスワードを前記データベースから取り出
す。削除手段は前記第1の選択手段により選択されたフ
ァイルに前記パスワード取得手段により取得されたパス
ワードを付けて前記ファイル記憶領域から前記待避記憶
領域に移す。第2の選択手段は復活させる削除ファイル
を利用者に選択させる。入力手段は前記第2の選択手段
により復活させる削除ファイルが選択されると、ファイ
ルの削除要求者にパスワードの入力要求をしてパスワー
ドを入力する。比較手段は前記入力手段によって入力さ
れたパスワードと前記第2の選択手段によって選択され
たファイルに付いているパスワードとを比較する。復活
手段は前記比較手段により前記両パスワードが一致した
ことが分かると、前記第2の選択手段によって選択され
たファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に
移すことにより削除ファイルの復活を行う。
【0032】請求項11の発明の情報処理装置におい
て、第1の選択手段は削除するファイルを利用者に選択
させる。削除手段は前記第1の選択手段によりファイル
が選択されると、選択されたファイルをそのまま前記フ
ァイル記憶領域から前記待避記憶領域に移す。第2の選
択手段は復活させる削除ファイルを利用者に選択させ
る。入力手段は前記第2の選択手段により復活させる削
除ファイルが選択されると、削除ファイルの復活要求者
にパスワードの入力要求をしてパスワードを入力する。
パスワード取得手段は前記第2の選択手段によって選択
されたファイルの属性である前記ユーザIDに登録して
あるパスワードを前記データベースから取り出す。比較
手段は前記パスワード取得手段により取得されたパスワ
ードと前記入力手段により入力されたパスワードとを比
較する。復活手段は前記比較手段により前記両パスワー
ドが一致したことが分かると、前記第2の選択手段によ
って選択されたファイルを前記待避記憶領域からファイ
ル記憶領域に移すことにより削除ファイルの復活を行
う。
【0033】請求項12の発明の情報処理装置におい
て、設定手段は前記第1の選択手段によりファイルが選
択されると、前記ファイルの削除要求者に前記削除させ
たいファイルの秘匿をするかどうかを設定させる。前記
削除手段はこの設定手段により前記ファイルの秘匿が設
定された場合に限り、前記第1の選択手段により選択さ
れたファイルに秘匿情報を付けて前記ファイル記憶領域
から前記待避記憶領域に移し、且つ前記第2の選択手段
により復活させる削除ファイルが選択されると、判定手
段は選択されたファイルに秘匿情報が付いているかどう
かを判定し、前記入力手段は前記判定手段により秘匿情
報付いていると判定された場合に限り、削除ファイルの
復活要求者にパスワードの入力要求をしてパスワードを
入力する。
【0034】請求項13の発明の情報処理装置におい
て、第1の選択手段は削除するファイルを利用者に選択
させる。第1の入力手段は前記第1の選択手段によって
削除したいファイルが選択されると、ファイルの削除要
求者に利用にパスワードの入力要求をしてパスワードを
入力する。削除手段は前記第1の入力手段により取得さ
れたパスワードを前記選択されたファイルに付けて前記
待避記憶領域に移す。第2の選択手段は復活させる削除
ファイルを利用者に選択させる。第2の入力手段は前記
第2の選択手段により復活させる削除ファイルが選択さ
れると、ファイルの復活要求者にパスワードの入力要求
をしてパスワードを入力する。比較手段は前記第2の入
力手段によって入力されたパスワードと前記第2の選択
手段によって選択されたファイルに付いているパスワー
ドとを比較する。復活手段は前記比較手段により前記両
パスワードが一致したことが分かると、前記第2の選択
手段によって選択されたファイルを前記待避記憶領域か
らファイル記憶領域に移すことにより削除ファイルの復
活を行う。
【0035】請求項14の発明の情報処理装置におい
て、前記第1の入力手段によりパスワードが入力されな
い場合、前記削除手段は前記第1の選択手段によって選
択されたファイルをそのままファイル記憶領域から前記
待避記憶領域に移す。前記復活手段は前記検出手段によ
り前記第2の選択手段により選択されたファイルにパス
ワードが付いていないことが検出されると、直ちにこの
ファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移
す。
【0036】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のファイル削除/復活方法を採用
した本発明の情報処理装置の一実施例を示したブロック
図である。1は記憶装置3に格納されたプログラムを実
行してファイル削除/復活制御等の各種制御を行うCP
U、2は文字やパスワードの入力、編集機能指定、座標
指定等を行うキーボードやマウス等の入力装置、3は文
書作成、ファイル操作、パスワード入力、暗号化/復号
化等のプログラムや画面データ、更にはユーザIDのパ
スワードを保持するデータベース等を記憶する記憶装
置、4はファイルを格納する補助記憶装置、5は補助記
憶装置4内から削除されたファイルの待避記憶領域とな
る削除ファイル専用補助記憶装置、6は入力データやフ
ァイル等を表示するLCD等の表示装置である。
【0037】次に本実施例のファイル保存処理手順につ
いて図2のフローチャートに従って説明する。図1に示
した装置の記憶装置3にはユーザID(識別番号)に登
録したパスワードを保存しているデータベースが格納さ
れているものとする。利用者は図2のステップ201に
て入力装置2から文字列を入力して、これをCPU1に
より仮名漢字変換して得た文書を作成し、その後、利用
者はステップ202にて入力装置2からファイル保存指
令をCPU1に出す。
【0038】これにより、CPU1はステップ203に
てファイル番号を生成すると共に、装置の使用開始直前
等に入力された前記利用者のユーザIDを確認する。次
に、CPU1はステップ204にて前記作成した文書に
生成したファイル番号を付けてファイル化すると共に、
前記ユーザIDをこのファイルの属性情報とした後、補
助記憶装置4に格納する。尚、前記ファイルの属性情報
であるユーザIDはファイル保存時に利用者に入力させ
てもよい。
【0039】上記のようにして、補助記憶装置4に格納
して保存したファイルを削除する処理について図3のフ
ローチャート(請求項2に対応)に従って説明する。C
PU1はステップ301にて入力装置2からファイル削
除指令が入力されると、記憶装置3から画面データを読
み出して表示装置6に送ることにより、図4の(A)に
示すようなファイル削除画面とこの画面内に補助記憶装
置4に格納されているファイルの番号を表示した後、ス
テップ302にて削除するファイルと秘匿の要不要を利
用者に設定させる。即ち、利用者はファイル削除画面中
のファイル番号の中で削除したいファイル番号を入力装
置2を操作して選択した後、ごみ箱イに移動して捨てる
共に、選択した削除ファイルの秘匿を要するかどうかを
設定する。
【0040】CPU1はステップ303にて利用者が削
除ファイルの秘匿を設定したかどうかを判定し、設定し
ない場合はステップ306に進み、設定した場合はステ
ップ304に進む。CPU1はステップ304にて補助
記憶装置4から選択されたファイルを読み出し、このフ
ァイルの属性であるユーザIDに登録されているパスワ
ードを記憶装置3内のデータベースから読み出す。次に
CPU1はステップ305にて前記補助記憶装置4から
読み出したファイルに前記パスワードを付けた後、これ
をごみ箱である削除ファイル専用補助記憶装置5に保存
して、処理を終了する。
【0041】一方、ステップ303にて、秘匿不要が設
定された場合、CPU1はステップ306に進んで、補
助記憶装置4から選択されたファイルを読み出し、これ
をそのまま削除ファイル専用補助記憶装置5に保存し
て、処理を終了する。尚、削除ファイルを削除ファイル
専用補助記憶装置5に保存した時、CPU1は表示装置
6に図4(B)に示すような画面を表示し、画面中から
削除の対象となったファイル(この例ではFILE5)
を消去する。
【0042】次に、上記のようにして一旦ごみ箱イに捨
てた削除ファイルを復活する処理について図5に示した
フローチャート(請求項2に対応)に従って説明する。
CPU1はステップ501にて入力装置2からファイル
復活指令が入力されると、記憶装置3から画面データを
読み出して表示装置6に送ることにより、図4の(C)
に示すようなファイル削除画面を表示装置6に表示する
と共に、この画面内に削除ファイル専用補助記憶装置5
に格納されているファイル番号をごみ箱ファイル100
として表示して、復活させるファイルを利用者に選択さ
せる。利用者はファイル削除画面中のごみ箱ファイル1
00の中から復活させたいファイル番号を入力装置2を
操作して選択する。
【0043】次に、CPU1は削除ファイル専用補助記
憶装置5内の復活指定のファイル番号のファイルにアク
セスして、このファイルにパスワードが付いているかど
うかをステップ503にて判定し、付いていない場合は
ステップ508に進み、付いている場合はステップ50
4に進む。CPU1はステップ504にて記憶装置3か
ら画面データを読み出して表示装置6に送ることによ
り、図4(D)に示すようなパスワード入力画面を表示
して、利用者にパスワードを入力させる。
【0044】その後、CPU1はステップ505にて入
力されたパスワードと復活指定の削除ファイルについて
いるパスワードとが一致するかどうかを判定し、一致し
ない場合はステップ507に進み、一致した場合はステ
ップ506に進む。CPU1はステップ506にて削除
ファイル専用補助記憶装置5から復活させるファイルを
読み出して、これを補助記憶装置4に格納することによ
り、削除ファイルを復活させる。これと同時に、CPU
1は表示装置6に図4(A)に示すような画面を表示す
る。この画面例では、一旦ごみ箱イに捨てて削除したF
ILE5が復活している。
【0045】一方、CPU1はステップ505にてパス
ワードが一致せず、ステップ507に進んだ場合、ファ
イル復活処理を中止し、処理を終了する。又、ステップ
503にて復活させるファイルにパスワードが付いてい
ない場合には、ステップ508に進み、削除ファイル専
用補助記憶装置5から復活させるファイルを読み出し
て、これを補助記憶装置4に格納することにより、削除
ファイルを直ちに復活させて処理を終了する。
【0046】尚、ファイルをごみ箱イに捨てて削除ファ
イル専用補助記憶装置5に格納した後、本当に前記ファ
イルがいらなくなれば、削除ファイル専用補助記憶装置
5内のファイル削除処理を行うことにより、前記ファイ
ルは完全に装置から消去される。
【0047】本実施例によれば、ごみ箱イに一旦捨てた
ファイルはパスワードを付けて削除ファイル専用補助記
憶装置5に保存しておき、その後、このファイルに対す
る復活要求があった場合、要求者が入力したパスワード
がこのファイルに付いているパスワードと一致した場合
に限り、指定のファイルの復活を行うため、前記パスワ
ードを知っている利用者以外は前記ファイルを復活する
ことができず、ファイルの秘匿性を保持することができ
る。
【0048】又、秘匿性が問題とならない種類のファイ
ルをごみ箱イに捨てる場合は、秘匿保存を設定しないよ
うにしてごみ箱イに捨てるようにすることにより、従来
通りの復活処理ができるため、秘匿性を有しないファイ
ルについては従来通りの良好な操作性を維持することが
できる。
【0049】尚、ファイルをごみ箱イに捨てる際に、本
実施例のように秘匿性の要不要を問わず、図6のフロー
チャート(請求項1、10に対応)に示すようにごみ箱
イに捨てるファイルにステップ604に示すように必ず
パスワードを付けるようにして、全てのファイルの秘匿
性を保持するようしてもよい。この場合のファイル復活
処理は図7のフローチャート(請求項1、10に対応)
に示したようになり、復活指定のいずれのファイルにつ
いてもステップ704に示すようにパスワードを入力さ
せるようになる。このため、構成を簡単化できるが、削
除ファイルの復活処理の操作性が悪化してしてしまうこ
とは避けられない。
【0050】又、ごみ箱イに一旦捨てた削除ファイルの
秘匿性を更に向上させるために、ファイル削除処理の図
3のステップ305、図6のステップ604にて、削除
指定されたファイルを暗号化して削除ファイル専用補助
記憶装置5に保存するようにし、これに応じて、ファイ
ル復活処理の図5のステップ506、図7のステップ7
05にて、復活指定されたファイルの暗号を解除して
(復号化)削除ファイル専用補助記憶装置5から読み出
すようにすることもできる。
【0051】図8は本発明の他の実施例を説明するファ
イル削除処理の手順を示したフローチャート(請求項
4、5、12に対応)である。但し、本例の情報処理装
置の構成は図1に示した前記実施例の構成と同一である
ため、図1の構成及び図4の画面例を借用して以下の説
明を行う。
【0052】CPU1はステップ801にて入力装置2
からファイル削除指示が入力されると、図4の(A)に
示すようなファイル削除画面と、この画面内に補助記憶
装置4に格納されているファイルの番号を表示装置6に
表示した後、ステップ802にて削除するファイルと、
秘匿の要不要を利用者に設定させる。利用者はファイル
削除画面中のファイル番号の中で削除したいファイル番
号を入力装置2を操作して選択した後、ごみ箱イに移動
すると共に、削除ファイルの秘匿を要するかどうかを設
定する。
【0053】CPU1はステップ803にて利用者が削
除ファイルの秘匿を設定したかどうかを判定し、設定し
ない場合はステップ805に進み、設定した場合はステ
ップ804に進む。CPU1はステップ804にて補助
記憶装置4から選択されたファイルを読み出し、このフ
ァイルに秘匿ありのマーク(ビットを立てる等)を付け
た後、これを削除ファイル専用補助記憶装置5に保存し
て、処理を終了する。
【0054】一方、ステップ803にて、秘匿不要が設
定された場合、CPU1はステップ805に進んで、補
助記憶装置4から選択されたファイルを読み出し、これ
をそのまま削除ファイル専用補助記憶装置5に保存し
て、処理を終了する。尚、削除ファイルを削除ファイル
専用補助記憶装置5に保存した時、CPU1は表示装置
6に図4(B)に示すような画面を表示して、画面中か
ら削除ファイル(この例ではFILE5)を消去する。
【0055】次に、上記のようにして一旦削除したファ
イルを復活する処理について図9に示したフローチャー
ト(請求項4、5、12に対応)に従って説明する。C
PU1はステップ901にて入力装置2からファイル復
活指令が入力されると、図4の(C)に示すようなファ
イル削除画面とこの画面内に削除ファイル専用補助記憶
装置5に格納されているファイル番号をごみ箱ファイル
100として表示装置6に表示した後、ステップ902
にて復活させるファイルを利用者に選択させる。利用者
はファイル削除画面中のごみ箱ファイル100の中から
復活させたいファイル番号を入力装置2を操作して選択
する。
【0056】CPU1は削除ファイル専用補助記憶装置
5内の復活指定のファイル番号のファイルにアクセスし
て、このファイルに秘匿マークが付いているかどうかを
ステップ903にて判定し、付いていない場合はステッ
プ909に進み、付いている場合はステップ904に進
む。CPU1はステップ904にて、図4(D)に示す
ようなパスワード入力画面を表示して、利用者にパスワ
ードを入力させる。
【0057】その後、CPU1はステップ905にて削
除指定のファイルの属性であるユーザIDに登録されて
いるパスワードを記憶装置3のデータベースから読み出
し、読み出したパスワードと利用者が入力したパスワー
ドとを比較し、ステップ906にて両パスワードが一致
するかどうかを判定し、一致しない場合はステップ90
8に進み、一致した場合はステップ907に進む。CP
U1はステップ907にて削除ファイル専用補助記憶装
置5から復活させるファイルを読み出して、これを補助
記憶装置4に格納することにより、削除ファイルを復活
させる。これと同時に、CPU1は表示装置6に図4
(A)で示すような画面を表示する。この画面例では、
一旦ごみ箱イに入れて削除したFILE5が復活してい
る。
【0058】一方、CPU1はパスワードが一致せず、
ステップ908に進んだ場合、ファイル復活処理を中止
し、処理を終了する。又、ステップ903にて復活させ
るファイルに秘匿マークが付いていない場合には、ステ
ップ909に進み、削除ファイル専用補助記憶装置5か
ら復活させるファイルを読み出して、これを補助記憶装
置4に格納することにより、削除ファイルを直ちに復活
させて処理を終了する。
【0059】本実施例も、前実施例と同様の効果があ
る。本例と前実施例の違いは前実施例ではファイルをご
み箱イに捨ててからデータベースに登録してあるパスワ
ードを変更しても、復活処理の時に入れるパスワードは
元のままでよいが、本例では復活処理の時に入れるパス
ワードは変更後のパスワードでなければ復活することが
できなくなるため、利用者の使用環境に応じていずれの
方法を採るかを選択するべきである。
【0060】尚、ファイルをごみ箱イに捨てる処理に
て、図10のフローチャート(請求項3、11に対応)
に示すように秘匿性の要不要を問わず、ステップ103
に示すようにファイルをごみ箱に捨てておき、ファイル
を復活させる時には、図11のフローチャート(請求項
3、11に対応)に示すように復活指定されたいずれの
ファイルに付いてもパスワードを利用者に入力させるよ
うにして、秘匿性を保持するようにしてもよい。このた
め、構成を簡単化できるが、削除ファイルの復活処理の
操作性が悪化してしてしまうことは避けられない。
【0061】又、ごみ箱イに一旦捨てた削除ファイルの
秘匿性を更に向上させるために、ファイル削除処理の図
8のステップ804、図10のステップ103にて、削
除指定されたファイルを暗号化して削除ファイル専用補
助記憶装置5に保存するようにし、これに応じて、ファ
イル復活処理の図9のステップ907、図11のステッ
プ116にて、復活指定されたファイルの暗号を解除し
て削除ファイル専用補助記憶装置5から読み出すように
することもできる。
【0062】図12は本発明の更に他の実施例を説明す
るファイル削除処理の手順を示したフローチャート(請
求項7、14に対応)である。但し、本例の情報処理装
置の構成は図1に示した前記実施例の構成と同一である
ため、図1の構成及び図4の画面例を借用して以下の説
明を行う。CPU1はステップ121にて入力装置2か
らファイル削除指示が入力されると、図4の(A)に示
すようなファイル削除画面と、この画面内に補助記憶装
置4に格納されているファイルの番号を表示して、ステ
ップ122にて削除するファイルを利用者に選択させ
る。利用者はファイル削除画面中のファイル番号の中で
削除したいファイル番号を入力装置2を操作して選択す
る。
【0063】CPU1はステップ123にて表示装置6
にパスワードの入力を要求する画面を表示する。利用者
はこの画面を見て、選択したファイルが秘匿性を要する
ものであった場合はパスワードを入力装置2から入力す
る。しかし、秘匿性を要しないと判断した場合はパスワ
ードを入力しないで入力装置2のリターンキー等を押
す。
【0064】CPU1はステップ124にてパスワード
が入力されたかどうかを判定し、入力されない場合はス
テップ126に進み、入力された場合はステップ125
に進む。CPU1はステップ125にて補助記憶装置4
から選択されたファイルを読み出し、これに入力された
パスワードを付けた後、これを暗号化しながら削除ファ
イル専用補助記憶装置5に保存して、処理を終了する。
【0065】一方、ステップ123にて、パスワードが
入力されない場合、CPU1はステップ126に進ん
で、補助記憶装置4から選択されたファイルを読み出
し、これをそのまま削除ファイル専用補助記憶装置5に
保存して、処理を終了する。尚、削除ファイルを削除フ
ァイル専用補助記憶装置5に保存した時、CPU1は表
示装置6に図4(B)に示すような画面を表示し、画面
中から削除ファイル(この例ではFILE5)を消去す
る。
【0066】次に、上記のようにして一旦削除したファ
イルを復活する処理について図13に示したフローチャ
ート(請求項7、14に対応)に従って説明する。CP
U1はステップ131にて入力装置2からファイル復活
指示が入力されると、図4の(C)に示すようなファイ
ル復活画面と、この画面内に削除ファイル専用補助記憶
装置5に格納されているファイル番号をごみ箱ファイル
100として表示した後、ステップ132にて復活させ
るファイルを利用者に選択させる。利用者はファイル削
除画面中のごみ箱ファイルの中から復活させたいファイ
ル番号を入力装置2を操作して選択する。
【0067】CPU1は削除ファイル専用補助記憶装置
5内の復活指定のファイル番号のファイルにアクセスし
て、このファイルにパスワードが付いているかどうかを
ステップ133にて判定し、付いていない場合はステッ
プ138に進み、付いている場合はステップ134に進
む。CPU1はステップ134にて、図4(D)に示す
ようなパスワード入力画面を表示装置6に表示して、利
用者にパスワードを入力させる。
【0068】その後、CPU1はステップ135にて削
除指定のファイルに付いているパスワードと利用者が入
力したパスワードとを比較して、両パスワードが一致す
るかどうかを判定し、一致しない場合はステップ137
に進み、一致した場合はステップ136に進む。CPU
1はステップ136にて削除ファイル専用補助記憶装置
5から復活させるファイルをその暗号化を解除しながら
読み出して、これを補助記憶装置4に格納することによ
り、削除ファイルを復活させる。これと同時に、CPU
1は表示装置6に図4(A)で示すような画面を表示す
る。この画面例では、一旦ごみ箱イに入れて削除したF
ILE5が復活している。
【0069】一方、CPU1はパスワードが一致せず、
ステップ137に進んだ場合、ファイル復活処理を中止
し、処理を終了する。又、ステップ133にて復活させ
るファイルにパスワードが付いていない場合、CPU1
1はステップ138に進み、削除ファイル専用補助記憶
装置5から復活させるファイルを読み出して、これを補
助記憶装置4に格納することにより、削除ファイルを直
ちに復活させて処理を終了する。
【0070】本実施例も、前実施例と同様の効果があ
る。しかし、本例はファイルをごみ箱イに捨てる時にこ
のファイルに付けるパスワードを決めて入力するため、
ファイルの属性情報としてユーザIDを持つ必要がない
と共に、このユーザIDに登録したパスワードを保存す
るデータベースを持つ必要がないため、簡単な構成でフ
ァイルの秘匿性を得ることができる。
【0071】しかも、本例ではパスワードが付いている
秘匿を有するファイルを暗号化して削除ファイル専用補
助記憶装置5に保存するため、仮に削除ファイルを他人
が削除ファイル専用補助記憶装置5から取り出しても、
前記暗号を解読しない限り見ることはできず、その秘匿
性を更に高めることができる。
【0072】尚、秘匿性の要不要を問わず、図14のフ
ローチャート(請求項6、13に対応)のステップ14
3に示すように必ずごみ箱に捨てるファイルにパスワー
ドを付けるようにして、全てのファイルの秘匿性を保持
するようしてもよい。又、ファイルを復活させる時に
は、図15のフローチャート(請求項6、13に対応)
のステップ153に示すように復活指定されたいずれの
ファイルに付いてもパスワードを利用者に入力させるよ
うにして、秘匿性を保持するようにしてもよい。このた
め、削除ファイルの復活処理の操作性が悪化してしてし
まうことは避けられない。
【0073】又、図12のステップ125や図14のス
テップ144のようにパスワードが付いている秘匿を有
する削除ファイルを暗号化したが、ここで暗号化せず、
そのまま削除ファイル専用補助記憶装置5に保存して
も、秘匿性が低下するだけで、他の効果は同様に得るこ
とができる。この場合、図3のステップ136、図15
のステップ155では暗号化の解除をしなくてよいこと
になる。
【0074】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1,3,10,
11記載の発明によれば、パスワードを知らない限り、
削除ファイルを復活させることができないようにするこ
とができ、削除ファイルの秘匿を行うことができる。
【0075】請求項2,7,12,14記載の発明によ
れば、削除ファイルの秘匿を行うかどうかを利用者が選
択でき、秘匿を行わない場合の装置の操作性を良好に保
持することができる。
【0076】請求項4,5,11記載の発明によれば、
ファイルに秘匿情報を付けるかどうかにより、秘匿を行
うかどうかを利用者に選択させることができ、秘匿を行
わない場合の装置の操作性を良好に保持することができ
る。
【0077】請求項6,13記載の発明によれば、簡単
な構成で削除ファイルの秘匿を行うことができる。
【0078】請求項8,9記載の発明によれば、削除フ
ァイルの秘匿性を更に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1の装置によるファイル保存処理の手順を示
したフローチャート。
【図3】図1の装置によるファイル削除処理の手順を示
したフローチャート。
【図4】図1に示した表示装置に表示される画面例を示
した図。
【図5】図1の装置によるファイル復活処理の手順を示
したフローチャート。
【図6】図1の装置による他のファイル削除処理の手順
を示したフローチャート。
【図7】図1の装置による他のファイル復活処理の手順
を示したフローチャート。
【図8】本発明の他の実施例のファイル削除処理の手順
を示したフローチャート。
【図9】本発明の他の実施例のファイル復活処理の手順
を示したフローチャート。
【図10】本発明の他の実施例のファイル削除処理の手
順を示したフローチャート。
【図11】本発明の他の実施例のファイル復活処理の手
順を示したフローチャート。
【図12】本発明の更に他の実施例のファイル削除処理
の手順を示したフローチャート。
【図13】本発明の更に他の実施例のファイル復活処理
の手順を示したフローチャート。
【図14】本発明の更に他の実施例のファイル削除処理
の手順を示したフローチャート。
【図15】本発明の更に他の実施例のファイル復活処理
の手順を示したフローチャート。
【図16】従来のファイル削除処理を説明する画面例を
示した図。
【符号の説明】
1…CPU 2…入力装置 3…記憶装置 4…補助記憶装
置 5…削除ファイル専用補助記憶装置 6…表示装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル記憶領域に保存されているファ
    イルを一旦待避記憶領域に移すことにより、前記ファイ
    ルを一旦削除した後、削除ファイルの復活要求があれば
    前記待避記憶領域に移した該当のファイルを再び前記フ
    ァイル記憶領域に移して前記削除ファイルを復活させる
    機能を備えると共に、前記ファイルの属性としてユーザ
    IDを持ち、且つこのユーザIDに登録したパスワード
    を保存しておくデータベースを備えた情報処理装置にお
    けるファイル削除/復活方法にあって、削除要求のあっ
    たファイルの前記ユーザIDに登録してあるパスワード
    を前記データベースから読み出し、このパスワードを前
    記削除するファイルに付けて前記待避記憶領域に移すこ
    とにより、ファイルの削除を行った後、削除ファイルの
    復活要求があると、パスワードの入力を要求することに
    よって入力されたパスワードと前記復活要求があったフ
    ァイルに付いているパスワードとを比較して、両者が一
    致した場合に限り、前記復活要求があったファイルを前
    記待避記憶領域からファイル記憶領域に移すことによ
    り、削除ファイルの復活を行うことを特徴とするファイ
    ル削除/復活方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイルの削除要求者が削除ファイ
    ルの秘匿を要求した場合に限り、前記パスワードを前記
    削除するファイルに付けて前記待避記憶領域に移し、且
    つ復活要求があったファイルにパスワードが付いていな
    い場合は直ちにこのファイルを前記待避記憶領域からフ
    ァイル記憶領域に移すことを特徴とする請求項1記載の
    ファイル削除/復活方法。
  3. 【請求項3】 削除要求のあったファイルを前記パスワ
    ードを付けることなくそのまま前記待避記憶領域に移す
    ことによりファイルの削除を行った後、削除ファイルの
    復活要求があると、パスワードの入力要求を行うことに
    よって入力されたパスワードと、復活要求のあったファ
    イルの前記ユーザIDに基づいて前記データベースから
    読みだした登録パスワードとを比較して、両者が一致し
    た場合に限り、前記復活要求があったファイルを前記待
    避記憶領域からファイル記憶領域に移すことを特徴とす
    る請求項1記載のファイル削除/復活方法。
  4. 【請求項4】 前記ファイルの削除要求者が削除ファイ
    ルの秘匿を要求した場合に限り、削除要求のあったファ
    イルに秘匿情報を付けて前記待避記憶領域に移し、且つ
    削除ファイルの復活要求があると、復活要求があったフ
    ァイルに秘匿情報が付いている場合に限り、前記パスワ
    ードの入力を要求することを特徴とする請求項3記載の
    ファイル削除/復活方法。
  5. 【請求項5】 前記ファイルの削除要求者が削除ファイ
    ルの秘匿を要求しない場合は、削除要求のあったファイ
    ルをそのまま前記待避記憶領域に移し、且つ復活要求が
    あったファイルに秘匿情報が付いていない場合は、直ち
    に前記復活要求があったファイルを前記待避記憶領域か
    らファイル記憶領域に移すことを特徴とする請求項4記
    載のファイル削除/復活方法。
  6. 【請求項6】 ファイル記憶領域に保存されているファ
    イルを一旦待避記憶領域に移すことにより、前記ファイ
    ルを一旦削除した後、削除ファイルの復活要求があれば
    待避記憶領域に移した該当のファイルを再びファイル記
    憶領域に移して前記削除ファイルを復活させる機能を備
    えた情報処理装置におけるファイル削除/復活方法にあ
    って、ファイル削除要求があると、パスワード入力要求
    を行うことによって入力されたパスワードを削除要求の
    あったファイルに付けて前記待避記憶領域に移すことに
    よりファイルの削除を行った後、削除ファイルの復活要
    求があると、パスワードの入力を要求することによって
    入力されたパスワードと前記復活要求があったファイル
    に付いているパスワードとを比較して、両者が一致した
    場合に限り、前記復活要求があったファイルを前記待避
    記憶領域からファイル記憶領域に移すことにより、削除
    ファイルの復活を行うことを特徴とするファイル削除/
    復活方法。
  7. 【請求項7】 前記ファイルの削除要求者が削除ファイ
    ルの秘匿を要求した場合に限り、パスワードの入力要求
    を行うことによって入力されたパスワードを削除要求の
    あったファイルに付けて前記待避記憶領域に移し、且つ
    復活要求があったファイルにパスワードが付いていない
    場合は直ちにこのファイルを前記待避記憶領域からファ
    イル記憶領域に移すことを特徴とする請求項6記載のフ
    ァイル削除/復活方法。
  8. 【請求項8】 前記削除要求のあったファイルを前記待
    避記憶領域に移す際に暗号化を行い、且つ前記待避記憶
    領域から暗号化されたファイルをファイル記憶領域に移
    す際に前記暗号化を解除することを特徴とする請求項1
    乃至7記載のファイル削除/復活方法。
  9. 【請求項9】 前記削除要求のあったファイルにパスワ
    ード又は秘匿情報が付いている場合に限り、このファイ
    ルを前記待避記憶領域に移す際に暗号化を行うことを特
    徴とする請求項8記載のファイル削除/復活方法。
  10. 【請求項10】 ファイル記憶領域に保存されているフ
    ァイルを一旦待避記憶領域に移すことにより、前記ファ
    イルを一旦削除した後、削除ファイルの復活要求があれ
    ば前記待避記憶領域に移した該当のファイルを再び前記
    ファイル記憶領域に移して前記削除ファイルを復活させ
    る機能を備えると共に、前記ファイルの属性としてユー
    ザIDを持ち、且つこのユーザIDに登録したパスワー
    ドを保存しておくデータベースを備えた情報処理装置に
    おいて、削除するファイルを利用者に選択させる第1の
    選択手段と、この第1の選択手段により選択されたファ
    イルの属性である前記ユーザIDに登録してあるパスワ
    ードを前記データベースから取り出すパスワード取得手
    段と、前記第1の選択手段により選択されたファイルに
    前記パスワード取得手段により取得されたパスワードを
    付けて前記ファイル記憶領域から前記待避記憶領域に移
    す削除手段と、復活させる削除ファイルを利用者に選択
    させる第2の選択手段と、この第2の選択手段により復
    活させる削除ファイルが選択されると、ファイルの削除
    要求者にパスワードの入力要求をしてパスワードを入力
    する入力手段と、この入力手段によって入力されたパス
    ワードと前記第2の選択手段によって選択されたファイ
    ルに付いているパスワードとを比較する比較手段と、こ
    の比較手段により前記両パスワードが一致したことが分
    かると、前記第2の選択手段によって選択されたファイ
    ルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移すこと
    により削除ファイルの復活を行う復活手段とを具備した
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ファイル記憶領域に保存されているフ
    ァイルを一旦待避記憶領域に移すことにより、前記ファ
    イルを一旦削除した後、削除ファイルの復活要求があれ
    ば前記待避記憶領域に移した該当のファイルを再び前記
    ファイル記憶領域に移して前記削除ファイルを復活させ
    る機能を備えると共に、前記ファイルの属性としてユー
    ザIDを持ち、且つこのユーザIDに登録したパスワー
    ドを保存しておくデータベースを備えた情報処理装置に
    おいて、削除するファイルを利用者に選択させる第1の
    選択手段と、この第1の選択手段によりファイルが選択
    されると、選択されたファイルをそのまま前記ファイル
    記憶領域から前記待避記憶領域に移す削除手段と、復活
    させる削除ファイルを利用者に選択させる第2の選択手
    段と、この第2の選択手段により復活させる削除ファイ
    ルが選択されると、削除ファイルの復活要求者にパスワ
    ードの入力要求をしてパスワードを入力する入力手段
    と、前記第2の選択手段によって選択されたファイルの
    属性である前記ユーザIDに登録してあるパスワードを
    前記データベースから取り出すパスワード取得手段と、
    このパスワード取得手段により取得されたパスワードと
    前記入力手段により入力されたパスワードとを比較する
    比較手段と、この比較手段により前記両パスワードが一
    致したことが分かると、前記第2の選択手段によって選
    択されたファイルを前記待避記憶領域からファイル記憶
    領域に移すことにより削除ファイルの復活を行う復活手
    段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の選択手段によりファイルが
    選択されると、前記ファイルの削除要求者に前記削除さ
    せたいファイルの秘匿をするかどうかを設定させる設定
    手段を設け、前記削除手段はこの設定手段により前記フ
    ァイルの秘匿が設定された場合に限り、前記第1の選択
    手段により選択されたファイルに秘匿情報を付けて前記
    ファイル記憶領域から前記待避記憶領域に移し、且つ前
    記第2の選択手段により復活させる削除ファイルが選択
    されると、選択されたファイルに秘匿情報が付いている
    かどうかを判定する判定手段を設け、前記入力手段はこ
    の判定手段により秘匿情報付いていると判定された場合
    に限り、削除ファイルの復活要求者にパスワードの入力
    要求をしてパスワードを入力することを特徴とする請求
    項11記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 ファイル記憶領域に保存されているフ
    ァイルを一旦待避記憶領域に移すことにより、前記ファ
    イルを一旦削除した後、削除ファイルの復活要求があれ
    ば前記待避記憶領域に移した該当のファイルを再び前記
    ファイル記憶領域に移して前記削除ファイルを復活させ
    る機能を備えた情報処理装置において、削除するファイ
    ルを利用者に選択させる第1の選択手段と、この第1の
    選択手段によって削除したいファイルが選択されると、
    ファイルの削除要求者に利用にパスワードの入力要求を
    してパスワードを入力する第1の入力手段と、この第1
    の入力手段により取得されたパスワードを前記選択され
    たファイルに付けて前記待避記憶領域に移す削除手段
    と、復活させる削除ファイルを利用者に選択させる第2
    の選択手段と、この第2の選択手段により復活させる削
    除ファイルが選択されると、ファイルの復活要求者にパ
    スワードの入力要求をしてパスワードを入力する第2の
    入力手段と、この第2の入力手段によって入力されたパ
    スワードと前記第2の選択手段によって選択されたファ
    イルに付いているパスワードとを比較する比較手段と、
    この比較手段により前記両パスワードが一致したことが
    分かると、前記第2の選択手段によって選択されたファ
    イルを前記待避記憶領域からファイル記憶領域に移すこ
    とにより削除ファイルの復活を行う復活手段とを具備し
    たことを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の入力手段によりパスワード
    が入力されない場合、前記削除手段は前記第1の選択手
    段によって選択されたファイルをそのままファイル記憶
    領域から前記待避記憶領域に移し、更に前記第2の選択
    手段により選択されたファイルにパスワードが付いてい
    ないことを検出する検出手段を設け、この検出手段によ
    り前記ファイルにパスワードが付いていないことが検出
    されると、前記復活手段は直ちにこのファイルを前記待
    避記憶領域からファイル記憶領域に移すことを特徴とす
    る請求項13記載の情報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006120112A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Hynix Semiconductor Inc フラッシュメモリシステム及びその消去方法
JP2015184948A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 カシオ計算機株式会社 印刷システム

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