JPH08187311A - ゴルフ練習装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフ練習場又は家庭などでも斜面でのショ
ットの練習を行えるゴルフ練習装置を提供すること。 【構成】 表面にマット１８が張り付けられた床板１２
は４つの油圧シリンダ装置１１により支持され、各油圧
シリンダ装置１１のピストン部は油圧供給ポンプ１５か
ら昇降速調整装置１４を介して供給される圧油により昇
降され、油圧供給ポンプ１５から各油圧シリンダ装置１
１への圧油の供給を制御装置１７によりコントロールし
て油圧シリンダ装置１１を選択的に作動させることで床
板１２の傾斜方向及び角度を自由に変更し、この傾斜し
た床板１２上のマット１８でゴルフのショットを練習す
ることができるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はゴルフ練習装置に関し、
更に詳細には平面でのショットだけではなく、所望の斜
面でのショットの練習も可能なゴルフ練習装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】ゴルフの練習は、通常ゴルフ練習場など
に出向いて行うことが多い。一般に、ゴルフ練習場は
土、木材又はコンクリート等の床を幾つかのブースに分
け、各ブースで床に人口芝のようなマットを敷き、その
上にゴム製のボール置き部（ティー）を設置して構成さ
れていた。そして、このボール置き部の横にはゴルフボ
ールをマット上に連続的に供給する装置があった。

【０００３】このゴルフボールを連続的に供給する装置
は、種々のものがあり、例えば従来か知られているもの
では、練習者が、クラブでボール供給レーバを１回押す
ことにより傾斜した通路から１個のゴルフボールがマッ
ト上に転がり出るようなものである。このようなゴルフ
ボールを連続的に供給する装置は、次々と改良されて現
在では種々の構造のものが知られている。

【０００４】また、一般家庭の練習装置・器具において
は、その殆どが簡易型のもので、例えば比較的に小さな
人口芝マットとプラスチック製の軽いボールとを丈夫な
長い紐で締結したものや、回転可能なアームの先端にボ
ールを一体的に固定して、ボールをショットした時にそ
のアームの回転力を装置本体内に設置したプロセッサー
等の電子装置で計算して飛距離を液晶表示板に表示する
ものなど種々のものが知られている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴルフ
の練習に供する従来の装置や器具は、前述したように人
口芝マット、打撃力測定器、ボール連続供給装置などで
あり、これらはいずれも床に置いて使用するものであっ
た。そして、その床とは道路など地面であったり、或い
は建物の床などであった。そのため、これら従来のゴル
フ練習関連装置は平坦な床において使用することが多
く、傾斜した床において使用することは、そのような適
当な傾斜床面が簡単に見つからないことから殆ど不可能
であった。

【０００６】ところで、ゴルフコースに出てゴルフをす
る時、平坦なフェアウェー等の地面における芝上でのボ
ールのショットは、前述したように練習場の平坦なマッ
ト上で練習をすることができるため、初心者においても
比較的容易である。しかし、ゴルフコースは周知のよう
に土手等の傾斜面、丘、うねりのあるフェアウェー又は
池、バンカー、林、など種々の傾斜面又は障害物等が存
在し、特に土手、丘などの斜面からボールをショットす
る場合には、特殊な打ち方を会得し、知識がなければ適
格なショットはできない。

【０００７】このような斜面でのショットは、大きく分
けて、つま先下がりの斜面でのショット、つま先上がり
の斜面でのショット、右足下がりの斜面でのショット、
左足下がりの斜面でのショットと４つのパターンがあ
る。このような傾斜面でのショットは上級者においても
非常に難しく、このショットを上手にできれば一層スコ
アの上昇が期待できる。そのため、傾斜面でのショット
の練習が、ゴルフコース以外の、所謂ゴルフ練習場或い
は家庭などで可能なゴルフ練習装置の開発が望まれてい
た。

【０００８】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、ゴルフ練習場又は家庭な
どにおいて、所望の傾斜面でのショットの練習を行える
ゴルフ練習装置を提供することにある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明のゴルフ練習装置
は、前述した目的を達成するために次のような構成とさ
れている。すなわち、本発明のゴルフ練習装置は、少な
くとも３つの流体圧シリンダ装置により支持された床板
と、前記各流体圧シリンダ装置に加圧流体を供給する加
圧流体供給装置と、前記加圧流体供給装置から前記各流
体圧シリンダ装置への加圧流体の供給をコントロールし
て前記流体圧シリンダ装置を選択的に作動させて前記床
板の傾斜方向及び角度を変更する加圧流体供給制御装置
と、前記床板の表面に設けられたマットとから構成され
ていることを特徴とする。

【００１０】更に、本発明に係るゴルフ練習装置の他の
特徴は、少なくとも３つの流体圧シリンダ装置により支
持された床板と、前記各流体圧シリンダ装置に加圧流体
を供給する加圧流体供給装置と、前記加圧流体供給装置
から前記各流体圧シリンダ装置への加圧流体の供給をコ
ントロールして前記流体圧シリンダ装置を選択的に作動
させて前記床板の傾斜方向及び角度を変更する加圧流体
供給制御装置と、前記床板の表面に設けられたマット
と、ボール自動セット装置とを含み、前記ボール自動セ
ット装置が、前記床板の下側に配置され、前記床板及び
その表面に配置されたゴルフ練習用マットに開けられた
開口部を通って上がり下がり可能なボール支持ピンと、
前記ボール支持ピンが前記床板の上側に上がっている時
当該ボール支持ピン上にゴルフボールの存在を検知する
検出手段と、前記ボール支持ピンが前記床板の下側に下
がった時１個のゴルフボールを前記ボール支持ピンの上
に供給するボール供給手段とから構成されていることに
もある。

【００１１】

【作用】本発明のゴルフ練習装置によると、練習者は表
面にゴルフの練習に適した例えば弾性のマットが敷かれ
た床板の上に乗り、この床板を支える少なくとも３つの
流体圧シリンダ装置に選択的に加圧流体を供給してピス
トンを上昇させる。このような流体圧シリンダ装置の選
択的な作動により床板は所望方向への傾斜並びに角度を
変えることとなる。

【００１２】このような各流体圧シリンダ装置の選択的
な作動は、練習者が幾つかのスイッチを選択的に押すこ
とにより制御装置を作動させ、この制御装置が加圧流体
供給源からの加圧流体の流れの回路を制御することでな
される。これにより練習者が乗っている床板は練習者が
望む方向及び角度に変えられ、次いでボール自動セット
装置を作動させて床板及びその上のマットに開けられた
開口部からボールが上部に乗ったボール支持ピン（ティ
ーピンに相当）が突出して、ショットの準備ができる。

【００１３】このボール支持ピンが床板及びその上のマ
ットを貫通して開けられた開口部から突出した時、適宜
の位置に配置されている、例えば光電管検出装置、ボー
ル重量検出装置等によってその存在が検知され、そして
練習者がこのボールをクラブでショットした時、光電管
検出装置、ボール重量検出装置等がボールの不存在を検
知してボール支持ピンを再び床板下へ下降させ、そこで
新たにボールを乗せる。

【００１４】このような動作の繰り返しにより練習者
は、自分の望む方向と角度の斜面でゴルフボールのショ
ットを手軽に且つゴルフコース以外の所謂ゴルフ練習場
や家庭で練習することができる。勿論、このゴルフ練習
装置は斜面でのショットの練習に限られず、すべての流
体圧シリンダ装置におけるピストンの長さを同一高さと
すれば床板が水平となり、平坦面でのショットの練習も
できる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明のゴルフ練習装置を図に示され
る実施例について更に詳細に説明する。図１、図２及び
図３には本発明の一実施例に係るゴルフ練習装置１０が
示されている。この実施例のゴルフ練習装置１０は、４
つの油圧シリンダ装置１１により支持された矩形の床板
１２を含む。

【００１６】この床板１２は、この上にゴルフ練習者が
乗ってクラブを振り回すことから相当に丈夫な素材から
構成されることが好ましく、本実施例では鉄板で構成さ
れている。勿論、鉄板に限定されるものではなく、上述
の主旨に沿って剛性の高いものであれば種々の材料で構
成することができる。

【００１７】各油圧シリンダ装置１１は、シリンダ部１
１ｂの下端及び上端に耐圧製の圧油送出管１３ａ、１３
ｂの各一端部が接続され、他方これらの他端部は油圧シ
リンダ装置１１におけるピストン部１１ａの上昇及び下
降の速度を調整する昇降速調整機１４の各送出ポートに
接続されている。そして、各昇降速調整装置１４は例え
ば油圧供給ポンプのような圧油供給装置１５に接続され
ている。

【００１８】これら４つの油圧シリンダ装置１１は、床
板１２よりも小さな仮想の矩形形状におけるコーナ部に
位置して設置されている。そして、この仮想の矩形形状
における中心部は床板１２の中心とほぼ一致する位置に
存している。これにより、何れかの油圧シリンダ装置１
１に油圧を送り、ピストン部１１ａをシリンダ部１１ｂ
に対して上昇させることにより床板１２は部分的に持ち
上がって傾斜することになる。

【００１９】ところで、床板１２が傾斜すると、垂直に
立設されている油圧シリンダ装置１１におけるピストン
部１１ａの上端部と床板１２との連結部は９０度以外の
角度に変化する。そのため、床板１２とピストン部１１
ａとの連結にはボールジョイント装置１６が採用されて
いる。

【００２０】このボールジョイント装置１６は、図４に
示されるようにピストン部１１ａの上端部にボールを受
けるソケット１６ａが取り付けられており、他方床板１
２の下面にはロッド１６ｂの一端が固着され、このロッ
ド１６ｂの他端にはボール１６ｃが固定されている。

【００２１】ロッド１６ｂの他端に固定されたボール１
６ｃは、前述したピストン部１１ａ上端部に取り付けら
れたソケット１６ａの球状凹部内に回転可能に嵌合着座
されて両者の結合が図られている。これによりロッド１
６ｂは油圧シリンダ装置１１のピストン部１１ａに対し
て自由に角度を変えながら当該ロッド１６ｂに掛かる負
荷をピストン部１１ａに伝達することができる。

【００２２】換言すれば、４つの油圧シリンダ装置１１
の選択的作動によって任意のピストン部１１ａが上昇又
は下降しても、床板１２に固定されたロッド１６ｂ下端
のボール１６ｃがピストン部１１ａ上端部のソケット１
６ａの球状凹部内で回動して相互の角度変化に追随する
ことから、結果的にピストン部１１ａの上昇が可能とな
ると共にこれによって床板１２が傾斜することにもな
る。

【００２３】４つの油圧シリンダ装置１１は、油圧供給
制御装置によって選択的に作動される。この油圧供給制
御装置は、各昇降速調整装置１４にそれぞれ設けられた
電磁切換え弁装置１７によって構成されている。この電
磁切換え弁装置１７は圧油供給装置１５からの圧油を遮
断する機能と共に圧油送出管１３ａ又は圧油送出管１３
ｂの何れを圧油導入側及び導出側とするかの選択も行
う。

【００２４】このように４つの油圧シリンダ装置１１で
支持された床板１２の表面には、ゴルフの練習に適し
た、例えば弾性のマット１８（図５）が敷かれている。
このマット１８の表面適所には、床板１２とマット１８
を貫通する開口部１９が形成されている。床板１２下側
には、ボール自動セット装置２０が設置されている。

【００２５】このボール自動セット装置２０は、前述し
た開口部１９の中心軸線上に配置され、床板１２の開口
部１９を通過して床板１２の下から表面上に突出すべく
床板１２に対して直交する方向に移動可能なボール支持
ピン（ティーピンに相当）２１を含む。更に、このボー
ル自動セット装置２０は、床板１２の下面側に配置され
たボール供給管２２を含む。

【００２６】このボール供給管２２には、多数のボール
２３が一端（図示せず）から供給されるようになってお
り、その他端開口はボール支持ピン２１が床板１２下に
下がった時その上端部に隣接してボールを乗り移せる位
置に設置されている。このボール供給管２２の他端開口
には図示しないが適宜のストッパが設置されていて、ボ
ールが１個づつ出るようにされている。

【００２７】更に、床板１２の表面に貼り付けられたマ
ット１８上には光電管検出装置が設置されている。この
光電管検出装置は、一方がビーム光を発射する発光部２
４ａであり、また他方はこのビーム光を受光する受光部
２４ｂである。このような発光部２４ａと受光部２４ｂ
とから構成される光電管検出装置は、ボール支持ピン２
１が開口部１９を通ってマット１８上の所定高さ位置ま
で上昇した時、発光部２４ａからのビーム光がボール支
持ピン２１上のボール２２によって遮断される位置に設
置され、且つ受光部２４ｂはボール２３がボール支持ピ
ン２１上に存在しない時ボール支持ピン２１上を通過し
たビーム光を受光する位置に設置されている。又、前記
ボール支持ピン２１が前記床板１２の上側に上がってい
る時当該ボール支持ピン２１上にゴルフボールの存在を
検知する検出手段として、前記光電管検出装置の他にボ
ールが前記支持ピン２１上から外れたときに該支持ピン
２１が下降するボール重量検出装置を設けることもでき
る。そして、前記ボール支持ピン２１が前記床板１２の
下側に下がった時、１個のゴルフボールを前記ボール支
持ピン２１の上に供給するボール供給手段である。な
お、前記ボール自動セット装置２０の他に、床板１２の
表面に貼り付けられたマット１８に毛足の長い係止部を
設けて、そこにゴルフボールを係止させてショットの練
習をすることができる。

【００２８】次に、前述した本実施例に係るゴルフ練習
装置１０の動作について説明する。このゴルフ練習装置
１０によると、練習者は床板１２の上、更に正確に言え
ば床板１２表面に貼り付けた弾性のマット１８の上に乗
り、この床板１２を支える４つの油圧シリンダ装置１１
（図１において便宜的にＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄで示す）の内、
例えばＡ、Ｄの油圧シリンダ装置１１に圧油を供給して
ピストン部１１ａを上昇させる。

【００２９】その結果、床板１２は、図１の平面図で見
て上方側が持ち上がり傾斜（第１の傾斜パターン・いわ
ゆるつま先上がりの傾斜）する。また図１で見て床板１
２の下側を持ち上げて傾斜（第２の傾斜パターン・いわ
ゆるつま先下がりの傾斜）させる時はＢ、Ｃの油圧シリ
ンダ装置１１を作動させ、更に床板１２の左側を持ち上
げて傾斜（第３の傾斜パターン・いわゆる右足下がりの
傾斜）させる時にはＡ、Ｂの油圧シリンダ装置１１を作
動させ、他方床板１２の右側を持ち上げて傾斜（第４の
傾斜パターン・いわゆる左足下がりの傾斜）させる時に
はＣ、Ｄの油圧シリンダ装置１１を作動させる。

【００３０】この実施例に係るゴルフ練習装置１０では
床板１２の傾斜パターンが上述の４つに設定され、この
ような各傾斜パターンは、予め準備された５〜８つのス
イッチボタン（図示せず）によって所定の電磁切換え弁
装置１７を作動させるようにしておくことで容易に設定
することができる。

【００３１】すなわち、４つのパターン夫々について床
板１２を当該パターンに傾斜させるための４つのピスト
ン部上昇用スイッチボタンとこの状態から床板１２を水
平状態に戻すためのピストン部下降用スイッチボタンと
がある。このピストン部下降用スイッチボタンは、１〜
４個とすることができ、従ってスイッチボタンは全部で
５〜８つとなる。このようなスイッチ装置の構成は、一
例であって種々の電子装置を使用することによって更に
各傾斜パターンへの設定を簡単に行うことができる。

【００３２】このようにして油圧シリンダ装置１１の選
択的な作動により床板１２が所望方向へ傾斜（傾斜パタ
ーン）され且つ所望の角度に設定されると、ゴルフ練習
者は練習スタートスイッチ（図示せず）を押す。この練
習スタートスイッチはすなわちボール自動セット装置２
０のスタートスイッチでもある。これにより、上端部に
ボール２３が乗ったボール支持ピン２１が開口部１９を
通過してマット１８の上方に突出し、ショットの準備が
できる。

【００３３】このボール支持ピン２１が床板及びその上
のマットの開口部１９から突出した時、光電管検出装置
等によってボール２３のセット完了が検知される。そし
て練習者がこのボール２３をクラブでショットすると同
時に光電管検出装置等がボール２３の不存在を検知して
ボール支持ピン２１の昇降装置を起動させ、これを再び
床板１２下へ下降させる。

【００３４】ボール支持ピン２１が床板１２下の所定位
置まで下降すると、図示しないリミットスイッチを叩い
てボール支持ピン２１の昇降装置の起動を停止させると
同時にリミットスイッチからの電気信号によってボール
供給管２２出口に設けられているストッパが数秒間だけ
解除されて１個のボール２３が自重等で転がり落ち、ボ
ール支持ピン２１の上端部に乗り移り、ボール支持ピン
２１が上昇して、ゴルフ練習者が次のショットをするこ
とができる。以後は前述の動作の繰り返しとなる。

【００３５】このようにしてゴルフ練習者は床板１２の
傾斜を自分の望む傾斜パターンと角度にセットするだけ
で斜面でのゴルフボールのショットを手軽に且つゴルフ
コース以外の所謂ゴルフ練習場や家庭で練習することが
できる。勿論、このゴルフ練習装置は斜面でのショット
の練習に限られず、すべての油圧シリンダ装置１１にお
けるピストン部を下降させれば床板１２は水平となり、
平坦面でのショットの練習もできる。

【００３６】前述した本発明の実施例に係るゴルフ練習
装置１０では、床板１２の各傾斜パターンへのセットを
４つの油圧シリンダ装置１１で行ったが、３つの油圧シ
リンダ装置でも可能であることは言うまでもない。ま
た、油圧シリンダ装置に代えて空気圧シリンダ装置等の
使用も可能である。

【００３７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴルフ練
習装置によれば、自分の望む傾斜パターンと角度にセッ
トするだけで斜面でのゴルフボールのショットを手軽に
且つゴルフコース以外の所謂ゴルフ練習場や家庭で練習
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係るゴルフ練習装置を、床
板を取り外して示す平面図である。

【図２】図１に示されるゴルフ練習装置の側面図であ
る。

【図３】図１に示されるゴルフ練習装置の正面図であ
る。

【図４】図１に示されるゴルフ練習装置を構成する油圧
シリンダ装置のピストン部と床板との連結部に介在され
るボールジョイント装置を示す断面図である。

【図５】図１に示されるゴルフ練習装置を構成するボー
ル自動セット装置を示す構成説明図である。

【符号の説明】

１０ ゴルフ練習装置 １１ 油圧シリンダ装置 １１ａ ピストン部 １１ｂ シリンダ部 １２ 床板 １３ａ 圧油送出管 １３ｂ 圧油送出管 １４ 昇降速調整装置 １５ 油圧供給ポンプ １６ ボールジョイント装置 １６ａ ソケット １６ｂ ロッド １６ｃ 球状軸受け部 １７ 電磁切換え弁装置 １８ マット １９ 開口部 ２０ ボール自動セット装置 ２１ ボール支持ピン ２２ ボール供給管 ２３ ボール ２４ａ 発光部 ２４ｂ 受光部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 少なくとも３つの流体圧シリンダ装置に
   より支持された床板と、前記各流体圧シリンダ装置に加
   圧流体を供給する加圧流体供給装置と、前記加圧流体供
   給装置から前記各流体圧シリンダ装置への加圧流体の供
   給をコントロールして前記流体圧シリンダ装置を選択的
   に作動させて前記床板の傾斜方向及び角度を変更する加
   圧流体供給制御装置と、前記床板の表面に設けられたマ
   ットとから構成されていることを特徴とするゴルフ練習
   装置。
2. 【請求項２】 少なくとも３つの流体圧シリンダ装置に
   より支持された床板と、前記各流体圧シリンダ装置に加
   圧流体を供給する加圧流体供給装置と、前記加圧流体供
   給装置から前記各流体圧シリンダ装置への加圧流体の供
   給をコントロールして前記流体圧シリンダ装置を選択的
   に作動させて前記床板の傾斜方向及び角度を変更する加
   圧流体供給制御装置と、前記床板の表面に設けられたマ
   ットと、ボール自動セット装置とを含み、 前記ボール自動セット装置が、前記床板の下側に配置さ
   れ、前記床板及びその表面に配置されたマットに開けら
   れた開口部を通って上がり下がり可能なボール支持ピン
   と、前記ボール支持ピンが前記床板の上側に上がってい
   る時当該ボール支持ピン上にゴルフボールの存在を検知
   する検出手段と、前記ボール支持ピンが前記床板の下側
   に下がった時１個のゴルフボールを前記ボール支持ピン
   の上に供給するボール供給手段とから構成されているこ
   とを特徴とするゴルフ練習装置。