JPH0818669B2 - 長尺物品の受け装置 - Google Patents

長尺物品の受け装置

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JPH0818669B2
JPH0818669B2 JP20955792A JP20955792A JPH0818669B2 JP H0818669 B2 JPH0818669 B2 JP H0818669B2 JP 20955792 A JP20955792 A JP 20955792A JP 20955792 A JP20955792 A JP 20955792A JP H0818669 B2 JPH0818669 B2 JP H0818669B2
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JP
Japan
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horizontal rod
fixed
sheet
rod
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JP20955792A
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JPH0632443A (ja
Inventor
佳成 渡邊
克佳 河合
Original Assignee
渡辺機開工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンベアなどで送ら
れる細長い植物(菊)など、所定量宛の結束物をほぼ同
一高さで受け取ることを目的とした長尺物品の受け装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械結束された菊の束(例えば1
0本結束したもの)は、コンベアで運ばれて所定の位置
に積み上げられ、或程度の量になると、手作業で次の工
程(例えば水槽)へ移していた。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記従来の方法によれ
ば、菊の束は当初は比較的落下距離が高く、次第に落下
距離が小さくなるが、落下距離が大きいと、菊の束など
は損傷し易いので、必然的に落下距離は小さいことが望
ましい。然し乍ら落下距離を小さくすると、落下点にお
ける積み上げ量が少なくなる問題点があった。また菊の
束などの結束した物は、根側の外径が小さく、花側の外
径が大きいので、コンベアなどから転動落下すると必然
的に斜になり易く(即ちコンベアの進行方向に対し直角
に保たれず斜行する)、積み上げ状態が不安定になる問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、落下
物の積み上げ量により逐次下降するべくシートをU字形
に形成して受け装置を形成し、前記従来の問題点を解決
したのである。
【0005】即ちこの発明は、所定間隔を保って所定高
さに固定横杆と、回転横杆とを設置し、前記固定横杆に
受シートの一側縁を固定すると共に、前記受シートの他
側は、前記回転横杆上を経て下方へ垂らし、該垂らし部
をU字状に屈曲反転し、屈曲部の上縁を、前記回転横杆
の下部にこれと併列架設した止杆に固定し、前記屈曲反
転部の内側へ重し杆を挿通したことを特徴とする長尺物
品の受け装置であり、固定横杆と、回転横杆は、キャス
ターを有する支枠に支持させたものである。また受シー
トの上面適所に、長尺物品の包装シートを着脱自在に仮
止したものであり、支枠は、下部にキャスターを取付け
た台枠と、固定横杆及び回転横杆を支持する立設枠とに
より構成し、立設枠を組立可能に形成したものである。
【0006】前記におけるシートは合成樹脂製又は、布
にゴムを層着したシートを使用することができる。要は
或程度の軟質で、落下物を損傷するおそれがなく、適度
の弾性と耐磨性を有し、強靭であることが望ましい。
た前記における重し杆は、受シートの他側を一定の引張
力で引張ることを目的としたもので、一種の重錘であ
り、スプリングに代えることもできる。
【0007】またシートを支持する枠体は、折畳可能で
あった方が収納、荷造り、取扱いに便利である。
【0008】枠体は、金属パイプに防錆処理し、又は合
成樹脂パイプを用いることもできる。尤も回転横杆は、
ベアリング支持により、軽快に回転できることが好まし
い。
【0009】次に包装シートは、合成樹脂シート、加工
紙などを用いることができるが、その仮止めにはベルベ
ットファスナーなどのように、係止と、取外しがワンタ
ッチでできると共に、確実な係止が保証できる物が好ま
しい。尤もホックなども使用できる。
【0010】
【作用】この発明は、固定横杆と回転横杆を併設し、固
定横杆にシート一端を固定すると共に、回転横杆へシー
トの中間部を受けさせ、シートの他端に一定の張力を与
えたので、シート上に加えられる重さの変化により、シ
ートのたるみが自動調節される。前記シートの他端に加
えられる張力を適度に定めれば、シートのたるみを、シ
ート上に乗せられる物品の重量により自動調節できる。
【0011】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3について
説明する。
【0012】図2において、所定間隔で並設したU字枠
1、1を連結杆2、2で連結し、前記U字枠1、1の一
側上端に固定横杆3を横架固定し、他側上端に回転横杆
4の両端を回転可能にベアリングで支持架設する。例え
ば、U字枠1、1の上端へボールベアリング軸受けを固
定し、このボールベアリング軸受け(図示してない)
に、前記回転横杆4を支持させる。
【0013】前記回転横杆4の下部のU字枠1、1の他
側上部へ、回転横杆4と平行に固定杆5を固定する。前
記固定横杆3へ、ビニールシート6の一端を周続させ、
該部をホックボタン7で固着する。
【0014】前記ビニール製のシート6の他側下面を、
前記回転横杆4上に摺接させた後、下方へ垂らし、更に
内側へU字状に屈曲させ、その屈曲端6aを、前記固定
杆5に周続し、ホックボタン7で固定する。図中8はシ
ート6の屈曲部内側へ挿通した重し杆である。
【0015】前記実施例において、結束した菊束11
が、コンベア9により矢示10のように運ばれると、前
記シート6により受け止められる。
【0016】当初シート6上は空であるから、シート6
は重し杆8により矢示12の方向へ引張られ、連結杆2
の受片13で受け止められているので、図1のように、
適度の弧状(図1中実線図示)を保っている。即ちコン
ベア9の端縁との落差は小さい。このようにして結束し
た菊束11の数が増加する毎に、その重さに対応してシ
ート6が繰り出されるので、シート6の弧は深くなる
が、深くなる程菊束11が多くなるので、コンベア9の
端縁との差は大きくならない。尤も菊束11は矢示14
のように回転して落下するので、受け渡し時の衝撃は小
さい。
【0017】前記シート6はボタンホックで取外し自在
に取付けられているので、取外して清掃したり、収納す
ることができる。またU字枠1、1の両隅部にキャスタ
ー15が取付けてあるので、自由に移動できる。そこで
シート6上の菊束11が所定量(5束〜20束)に達し
たならば、他の受け装置16と取り換え、菊束11を次
工程へ運ぶことができる。従ってコンベア9により連続
的に菊束11が運ばれても、支障を来すおそれはない。
【0018】また受け装置16のシート6は弧状に形成
されている為に、結束した菊束11が、図3中鎖線17
のように若干斜に受けられた場合でも、自重により矢示
18のように位置が修正されるので、菊束11の方向は
常時ほぼ一定して受け止められている。
【0019】
【実施例2】実施例1の受け装置16は、U字枠1、1
とシート6で構成されていたので、常時一定の空間を保
有する反面、収納又は荷造り時に嵩張る問題点がある。
そこで実施例2は、U字枠1、1に代えて、底杆19の
両端の突片22、22に縦杆20、20の下端を回動可
能にピン21、21で取付け、前記底杆19と縦杆20
の下部との間に、支係片23、23を介装することによ
り、U字枠を構成した。前記支係片23は、一端を縦杆
20へピン24により固定し、他端鉤部23aを、底杆
19の突片25と掛止させてある。
【0020】前記において、鉤部23aを突片25から
外せば、縦杆20、20を夫々矢示26のように回動
し、図4中鎖線図示のように折畳収納することができ
る。図中27はストッパーである。
【0021】尚、組立時の使用法は実施例1と同様に付
き、その説明を省略した。
【0022】
【実施例3】図5の実施例は、シート6の表面に包装シ
ート28を仮着したものである。前記包装シート28
は、例えばベルベットファスナー29、29で仮着され
ているので、シート6上の菊束11が所定量に達したな
らば、ベルベットファスナー29、29を外し、包装シ
ート28で菊束群30を、図6のように包装する。この
場合にベルベットファスナー29を再び利用すれば、結
束紐などは不必要となる。
【0023】前記における包装シート28を、1装置に
ついて10枚宛仮着しておけば、2装置を交互に使用
し、包装シートがなくなれば、全部で20個の菊束群
(例えば1群20束)を作ったことがわかる。
【0024】前記において、シート6上へ菊束20束が
載せられたことは、例えば結束機のカウンターで判る
が、菊束群の数は結束数から算定しなければならない。
そこで、前記の方法をとれば簡便に、当日の作業量を知
ることができる。
【0025】
【発明の効果】この発明は、所定間隔で支持した固定横
杆と、回転横杆との間へシートを弧状に張って、該シー
トは取扱い物品の重さに対応して繰り出すようにしたの
で、コンベア端との落差をほぼ一定に保つ効果がある。
またシートを弧状に張設する為に、物品は転動し乍ら最
低部で落着くことになり、物品の姿勢を自動的に制御す
ることもできる。
【0026】次に固定横杆と、回転横杆の支えを折畳可
能とすれば、収納又は梱包に際し、可及的少容積にでき
る効果がある。
【0027】更にシートへ包装シートを仮着すれば、所
定数となった物品を容易に包装できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の正面図。
【図2】同じく斜視図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく他の実施例の一部正面図。
【図5】同じく包装シート取付状態を示す一部正面図。
【図6】同じく物品結束群の包装斜視図。
【符号の説明】
1 U字枠 2 連結杆 3 固定横杆 4 回転横杆 5 固定杆 6 ビニールシート 8 重し杆 9 コンベア 11 菊束 13 受片 16 受け装置 19 底杆 20 縦杆 23 支係片 28 包装シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を保って所定高さに固定横杆
    と、回転横杆とを設置し、前記固定横杆に受シートの一
    側縁を固定すると共に、前記受シートの他側は、前記回
    転横杆上を経て下方へ垂らし、該垂らし部をU字状に屈
    曲反転し、屈曲部の上縁を、前記回転横杆の下部にこれ
    と併列架設した止杆に固定し、前記屈曲反転部の内側へ
    重し杆を挿通したことを特徴とする長尺物品の受け装
    置。
  2. 【請求項2】 固定横杆と、回転横杆は、キャスターを
    有する支枠に支持させた請求項1記載の長尺物品の受け
    装置。
  3. 【請求項3】 受シートの上面適所に、長尺物品の包装
    シートを着脱自在に仮止した請求項1記載の長尺物品の
    受け装置。
  4. 【請求項4】 支枠は、下部にキャスターを取付けた台
    枠と、固定横杆及び回転横杆を支持する立設枠とにより
    構成し、立設枠を組立可能に形成した請求項2記載の長
    尺物品の受け装置。
JP20955792A 1992-07-14 1992-07-14 長尺物品の受け装置 Expired - Lifetime JPH0818669B2 (ja)

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JP20955792A JPH0818669B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 長尺物品の受け装置

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JP20955792A JPH0818669B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 長尺物品の受け装置

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Publication Number Publication Date
JPH0632443A JPH0632443A (ja) 1994-02-08
JPH0818669B2 true JPH0818669B2 (ja) 1996-02-28

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ID=16574798

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JP20955792A Expired - Lifetime JPH0818669B2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 長尺物品の受け装置

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04504938A (ja) * 1989-04-18 1992-08-27 アイリッド プロプライアタリー リミティド データ伝送システム
ITMI20131365A1 (it) * 2013-08-08 2015-02-09 Truetzschler Gmbh & Co Kg Carrello di trasporto per depositare e trasportare rotoli di ovatta
JP6333665B2 (ja) * 2014-08-18 2018-05-30 住友ゴム工業株式会社 ローカバー運搬台車
JP6862540B2 (ja) 2016-09-12 2021-04-21 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. 媒体群のためのバークランプ
JP7318327B2 (ja) * 2019-06-11 2023-08-01 セイコーエプソン株式会社 媒体整合装置、媒体処理装置、及び記録システム

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