JPH08184551A - 液体分析用装置 - Google Patents

液体分析用装置

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JPH08184551A
JPH08184551A JP6326632A JP32663294A JPH08184551A JP H08184551 A JPH08184551 A JP H08184551A JP 6326632 A JP6326632 A JP 6326632A JP 32663294 A JP32663294 A JP 32663294A JP H08184551 A JPH08184551 A JP H08184551A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】液体クロマトグラフにおいて流路が詰まると内
部圧力が上昇し、セルが破損する危険性がある。これを
防ぐことと、漏れた液を装置内部に漏らさず外部に排出
する。 【構成】セルとチューブの接続部シールにバネ材を用
い、圧力が上昇すると液を漏らす構造とする。また、チ
ューブを遮光するためのチューブをセルまで接続し、漏
れた液が該遮光チューブの中を流れるようにする。 【効果】異常時セルが割れることを防止することと、漏
れた液が遮光チューブの中を流れるため装置を汚損劣化
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体クロマトグラフやフ
ローインジェクション分析装置などの液体分析用フロー
セルを備えた液体分析用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な液体クロマトグラフでは流体抵
抗の大きなカラムを接続するため、送液圧力の高いポン
プを使用して分析に使用する液体や試料を送る構成をと
っている。
【0003】そしてこのカラムの後段にはフローセルが
接続され、分離された試料の測定を行っている。
【0004】しかしながら各種条件の変化により、送液
圧力が高くなる場合があり、そのままの状態だとカラム
やフローセル或いはその間の流路が破損してしまう場合
がある。
【0005】この欠点を解消するために特開平6−16027
1 号のような発明が開示されている。特開平6−160271
号では、フローセルが接続されている流路に対して並列
に、流量調整バルブを有するバイパス流路を設け、送液
手段からの圧力を検知する圧力計が示す値に基づいて流
量調整バルブを調整することによって、フローセルにか
かる圧力負担を適宜回避させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら微小流量
を扱う液体クロマトグラフでは、カラムとフローセル間
の流路内の容積は、試料の拡散を抑えるためフローセル
に対する送液が滞らない程度に小さくしなければならな
い。この為、特開平6−160271 号のように流路容積を増
加する要因となる圧力計や安全弁等の異常圧力発生時の
保護手段を接続することができない。
【0007】即ち、上記したように異常圧力が発生した
場合であっても、その異常を検知する手段を設けること
ができず、異常圧力による圧力上昇を認識することがで
きないから、異常圧力に対しての対策を立てることがで
きずにフローセルやチューブを破損してしまう問題があ
った。
【0008】本願発明では上記問題点を解決し、流路容
積を増加させない異常圧力発生に対する保護手段を備え
た液体分析用装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】液体供給路と液体排出路
を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フロ
ーセルを設けることによって形成される液体流路を備え
た液体分析用装置において、前記フローセル,液体供給
路或いは液体排出路内にフローセルの耐圧力に基づいて
定められた圧力値以上の圧力が印加された場合に、その
押圧力によって前記圧力を前記液体供給路外に押し出す
ための圧力開放口を前記液体流路に設けた。
【0010】また、前記液体供給路或いは液体排出路を
2層構造とし、外層端部をフローセルと液密に保持され
るように構成すると共に、内層端部をバネ材等により、
フローセルに押圧した。
【0011】更に液体排出路の外層を光を通さない材質
で形成した。
【0012】
【作用】フローセルとチューブとの接続機構にバネ材を
用いたシール構造を設け、圧力が許容値以上に高まった
場合該接続部より流路に流れている液体を排出し、圧力
の上昇を防ぐことができる。
【0013】また、チューブを二重構造とし、外側のチ
ューブもフローセルの外壁に接続し、該排出した液を中
心のチューブと外側のチューブの間を流れる構造とす
る。この構造により該排出した液は中心のチューブを流
れる液と一緒に分析装置外に導くことができる。
【0014】またこの時、外側のチューブを光を通さな
い物質で構成することにより中心のチューブの遮光の機
能も同時に達成することができ、分析装置から外に出る
チューブの本数も減らすことができる。
【0015】液体分析装置において流路の詰まりなどに
より異常に流路抵抗が高まってもセルや配管チューブの
破損をなくするための異常圧力に対する保護機構を流路
の容量を増加せずに実現することができる。
【0016】同時に圧力異常時の保護機能作動により液
体をセル外排出しても分析装置内には漏らさず分析装置
外部に排出することができる。
【0017】また、光を用いた分析装置では外部からの
侵入光があってはならないため、装置から外部に出るチ
ューブは遮光する必要が有ると共に本数を最小にする必
要が有る。
【0018】
【実施例】先ず、本願発明を液体の吸光度分析を行うた
めの装置に適用した例を示す。
【0019】図1に本発明のセルユニットの構造を示
す。液体クロマトグラフの吸光検出器において、セルユ
ニット1は図2に示すように分光器に組み込まれ、分光
器外部のカラムなどから流れ出る液を分光器内に導くと
共に光路内を一定距離を流す働きを持っている。
【0020】図2においてランプ22より発せられた光
は集光ミラー21により集められ、スリット23を通っ
た後、回折格子24により波長毎に分散される。この後
一部の光は受光素子26に入って直接電気信号に変換さ
れる。残った光はセルユニット1内を通った後、受光素
子25に入って電気信号に変換される。この二つの電気
信号の比を求めることによりセルユニット1内のフロー
セルを流れる液体の吸光度が測定される。
【0021】このように液体クロマトグラフでは外部の
液体を分光器内に導いて測定する必要があるため、液体
は液体流路を通って分光器内のセルユニットに入る恐れ
がある。
【0022】また液はセルユニットで吸光度測定を行わ
れた後、アウトレットチューブ10を通って分光器外の
廃液ボトル(ドレイン)に流れ出るので液体排出路側から
光が侵入する恐れがある。
【0023】分光器は光の量を測定するため外部の光が
内部に入ってはならない。このため、遮光チューブ9は
アウトレットチューブ10を被覆し、外の光がアウトレ
ットチューブ10やアウトレットチューブ10とパッキ
ン12の隙間を通って分光器内に入ることを防いでい
る。更に2層構造とすることで、チューブの本数を少な
くできるから、フローセルに外光を導く要因を減らすこ
とができ、フローセルへの外光侵入による測定誤差の低
減に寄与できる。
【0024】この実施例ではアウトレットチューブ側に
のみに本願発明の特徴である2層構造が施されている
が、インレットチューブ側に設けても良い。
【0025】遮光チューブ3はシールをねじ4でセルユ
ニット1に締め付けることにより液漏れを防ぐ構成とな
っている。また同様に遮光チューブ9もシール部6をね
じ8でセルユニット1に締め付けることにより液漏れを
防ぐ構成となっている。
【0026】しかしながら遮光チューブ9に内蔵された
アウトレットチューブ10は、バネ7とシール部材6を
介してセルユニット1に内蔵されているフローセルに接
続されている。
【0027】図3にその接続状態を説明するためのフロ
ーセルの拡大図を示す。
【0028】セル30は、窓板31および32で閉じら
れ、光路を形成しており、またセル30はホルダ37に
組み込まれ、シール35および38を介し固定用板39
および40で固定されている。
【0029】また遮光チューブ3は座金34を介してね
じ4によりセル30に液密に密着している。
【0030】遮光チューブ9が接続されたねじ8はホル
ダ37に螺着されている。そして遮光チューブ9内のア
ウトレットチューブ10の端部は座金36を介して、ね
じ8に係止されたバネ7によって、フローセル30に押
圧されている(以下、この押圧部分をシール部6とす
る)。
【0031】アウトレットチューブ10は座金36およ
びバネ7を介してねじ8によりセル30に密着してい
る。このためインレットチューブ2を経由して流れ込ん
だ液はセル内の該光路を経由して漏れること無くアウト
レットチューブ10に流れていく。
【0032】セルへの入射光27はセル30内の該光路
を通り出射光28として出ていく。この様に構成するこ
とによって、フローセル30内の圧力が異常に高まると
シール部6とフローセル1間に隙間が生じて液が漏れ、
セルやチューブの破損が防がれる構造となっている。
【0033】また、遮光チューブ9はねじ8に接続され
ており、漏れた液は遮光チューブ9とアウトレットチュ
ーブ10の間を流れる構造になっている。このため、漏
れた液は分光器内に漏れること無く分光器外部に導かれ
る。また一般にアウトレットチューブ10は廃液ボトル
(ドレーン)に接続するため、遮光チューブ9をアウト
レットチューブ10の先端まで設けることにより別なチ
ューブを設けること無く廃液ボトル(ドレーン)まで漏
れた液を導くことができる。このため液が漏れた場合も
分光器内に液が漏れないため、漏れた液による光学の劣
化や汚損が発生しない。
【0034】図4はシール部6周辺の拡大図である。
【0035】図に示すように流路内に異常が生じて内部
圧力が高まるとバネ7が収縮し、セルホルダ37とシー
ル部6間を通って、液体流路から液体が漏れる構成とな
っている。遮光チューブ9はねじ8に接続しているため
バネ7周辺に漏れた液42は遮光チューブ9とアウトレ
ットチューブ10の間を流れて行く。
【0036】また、この第2の廃液路ともいうべき遮光
チューブ9とアウトレットチューブ10間の空間は、上
記実施例のようにチューブを2層とすることで、設ける
だけではなく、廃液路とは別個に存在する新たなチュー
ブを配設することで、設けても良い。詳細な構成例とし
てはフローセルとチューブの接続部は上記実施例と同様
とし、2層チューブの途中から内層内空間と外層内空間
を分岐させる例が挙げられる。この様にすれば、2本あ
る廃液路の内、どちらから廃液が流出してくるかを見る
ことによって、異常圧力がフローセルにかかっている
か、否かを判定することもできる。
【0037】更に、以上の様に構成しているため、元来
液体が漏れやすいセルとチューブの接続部にあっても、
外部に対して液体が漏れにくいという効果を奏する。
【0038】以上、本発明の実施例は吸光検出器の例で
述べているが、蛍光検出器や発光検出器でも同じ効果が
得られる。また、電気伝導度検出器のように光を使用し
ない検出器でも同じ効果が得られる。
【0039】図5に本発明を用いた電気伝導度検出器の
セルを示す。
【0040】遮光チューブ50を経由してセルに入り、
電極55,56,57,58により伝導度を測定された
液はアウトレットチューブ62に出ていく。ここでアウ
トレットチューブ62はバネ60によりセルボディ54
に押しつけられ機密を保っている。何らかの理由により
セルの内圧が高まるとこの密着部より液が排液される。
【0041】アウトレットチューブ62にはチューブ6
3が被覆し、ねじ61に接続しているため漏れた液はチ
ューブ62とチューブ63の間を流れ、外部にでてい
き、装置内に漏れることは無い。
【0042】また図6に示すようにセルの入口及び出口
の双方のチューブを二重構造にし、中心チューブと外側
チューブの間を廃液流路とし、セルホルダ65を介して
両側の廃液流路が接続されるように構成する。この構造
により廃液流路の一端から洗浄液66を流すことにより
洗浄液はセル内や接続機構を洗浄して出て来る。このた
めセルを分解すること無く、もしくは分解する前に廃液
流路及びバネ構造を外部より洗浄することができるよう
になる。
【0043】図7は遮光チューブと、インレットチュー
ブ或いはアウトレットチューブとの間に液体が流通して
いるか否かの検知手段を示した図である。
【0044】フローセルに印加される圧力が一定圧力値
を超えた場合、以上示した実施例では、その一定圧力値
以上の圧力を逃がすため、遮光チューブと,インレット
チューブ或いはアウトレットチューブとの間に液体を漏
らしている。
【0045】本願発明実施例では、上記したように、ど
んなに液が漏れても測定装置などに液体がかかったりし
ないように構成されているが、液体の漏れが激しい場
合、カラムの異常や流路の詰まり等を疑って見る必要が
ある。しかしながら2層構造の廃液流路チューブを持つ
上記実施例では、内層外層のどちらから液体漏れが生じ
ているか否かを判断するのは、遮光チューブを用いてい
ることもあり容易ではない。
【0046】図7に示す構成は以上の問題点を解決する
ためのものであり、遮光チューブ9とアウトレットチュ
ーブ10間の廃液流路103に、電極100と電極10
1に夫々接続された導電性のツナギ104,105を、
絶縁板102を介して配置している。また電極100,
101間には、図示しない抵抗測定手段が接続されてい
る。
【0047】この状態において廃液流路に液体が流れて
きた場合、即ちフローセル等の保護の為に圧力を第2流
路である廃液流路103に逃した場合に、電極100と
101が、流れてきた廃液により導通し、接続されている
抵抗測定手段が反応するので、廃液の流通の有無が確認
できる。
【0048】
【発明の効果】液体クロマトグラフではカラムを使用す
るため数十MPaという高圧で送液を行っている。しか
しカラムを通った後は低圧になるため、カラム以降の流
路一般に耐圧を要しない材質で流路やセルが構成されて
いる。このためカラムを通った後で異常が生じた場合、
セルや配管チューブの破損が避けられなかったが、本発
明によると異常時に圧力上昇を防ぐ構造となるため破損
を防ぐことができる。また、従来は流路に破損が生じる
と分光器内を漏れた液で汚損するため装置が使用できな
くなったり性能を劣化させることがあったが、本発明で
は漏れた液を分光器内に漏らすこと無く簡単に廃液ボト
ルに導くことができる。
【0049】なお、チューブの構造は二重になっている
ためチューブが万が一破損した場合も液を漏らすことは
無く信頼性が向上する。また、これらの効果が別の配管
を設けずに達成できるため構造が簡単になる。
【0050】また、液漏れを生じた部分は結晶化しやす
く、液漏れが生じたならば直ちに分解洗浄する必要があ
るが、本発明では廃液流路に洗浄液を流すのみで容易に
洗浄ができ、保守が極めてやりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルの構成図。
【図2】本発明を組み込んだ分光光度計。
【図3】本発明のセルの詳細断面図。
【図4】本発明のセルにおいて液が漏れる状態の詳細断
面図。
【図5】本発明を用いた電気伝導度検出器のセルの構造
図。
【図6】本発明を用いた洗浄機能を備えたセルの構造
図。
【図7】本発明の異常圧力検知手段を設けた廃液流路の
構成図。
【符号の説明】
1…セルユニット、3,9,50…遮光チューブ、4,
8…ねじ、5…パッキン、6…シール部、7…バネ、1
0…アウトレットチューブ、11,12…遮光パッキ
ン、13,65…セルホルダ、30…フローセル、42
…漏れた液、66…流入する洗浄液、67…流れる洗浄
液、68…流出する洗浄液。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体供給路と液体排出路を有し、該液体供
    給路と液体排出路間に液体分析用フローセルを設けるこ
    とによって形成される液体流路を備えた液体分析用装置
    において、前記フローセル,液体供給路或いは液体排出
    路内に一定圧力値以上の圧力が印加された場合に、その
    押圧力によって前記一定圧力値以上の圧力を前記液体供
    給路外に押し出すための圧力開放口を前記液体流路に設
    けたことを特徴とする液体分析用装置。
  2. 【請求項2】液体供給路と液体排出路を有し、該液体供
    給路と液体排出路間に液体分析用フローセルを設けるこ
    とによって形成される液体流路を備えた液体分析用装置
    において、前記フローセルに一定圧力値以上の圧力を持
    って液体が供給された場合に、前記液体供給路或いは液
    体排出路中に形成された圧力開放弁を有し、該圧力開放
    弁は、前記液体が有する圧力により押し開けられること
    を特徴とする液体分析用装置。
  3. 【請求項3】液体供給路と液体排出路を有し、該液体供
    給路と液体排出路間に液体分析用フローセルを設けるこ
    とによって形成される液体流路を備えた液体分析用装置
    において、前記フローセル,液体供給路或いは液体排出
    路内に一定圧力値以上の圧力を持った液体が印加された
    場合に、その押圧力によって前記液体を前記液体供給路
    外に排出するための圧力開放口を、第2の液体排出路と
    の間に設けたことを特徴とする液体分析用装置。
  4. 【請求項4】液体供給路と液体排出路を有し、該液体供
    給路と液体排出路間に液体分析用フローセルを設けるこ
    とによって形成される液体流路を備えた液体分析用装置
    において、前記フローセル,液体供給路或いは液体排出
    路内に一定圧力値以上の圧力が印加された場合に、その
    押圧力によって前記圧力を前記液体供給路外に押し出す
    ための圧力開放口を、前記液体流路内の圧力に対し低圧
    力である第2の液体排出路との間に設けたことを特徴と
    する液体分析用装置。
  5. 【請求項5】前記一定圧力値は前記液体分析用フローセ
    ルの耐圧力より低いことを特徴とする請求項1乃至4に
    記載の液体分析用装置。
  6. 【請求項6】液体供給路と2層構造を有する液体排出路
    を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フロ
    ーセルを設けることによって形成される液体流路を備え
    た液体分析用装置であって、前記2層構造を有する液体
    排出路の内層に設けられ、且つ前記フローセル,液体供
    給路或いは液体排出路内に一定圧力値以上の圧力が印加
    された場合にその押圧力によって開放する圧力開放口を
    有することを特徴とする液体分析用装置。
  7. 【請求項7】2層構造を有する液体供給路と液体排出路
    を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フロ
    ーセルを設けることによって形成される液体流路を備え
    た液体分析用装置であって、前記2層構造を有する液体
    供給路の内層に設けられ、且つ前記フローセル,液体供
    給路或いは液体排出路内に一定圧力値以上の圧力が印加
    された場合にその押圧力によって開放する圧力開放口を
    有することを特徴とする液体分析用装置。
  8. 【請求項8】前記一定圧力値は前記液体分析用フローセ
    ルの耐圧力より低いことを特徴とする請求項6又は7に
    記載の液体分析用装置。
  9. 【請求項9】液体供給路と2層構造を有する液体排出路
    を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フロ
    ーセルを設けることによって形成される液体流路を備え
    た液体分析用装置であって、前記2層構造を有する液体
    排出路の外層端部と前記液体分析用フローセル間を液密
    に保持し、前記外層端部に係止されると共に前記液体分
    析用フローセルに前記内層端部を押圧するようにバネ材
    を配置したことを特徴とする液体分析用装置。
  10. 【請求項10】2層構造を有する液体供給路と液体排出
    路を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フ
    ローセルを設けることによって形成される液体流路を備
    えた液体分析用装置であって、前記2層構造を有する液
    体供給路の外層端部と前記液体分析用フローセル間を液
    密に保持し、前記外層端部に係止されると共に前記液体
    分析用フローセルに前記内層端部を押圧するようにバネ
    材を配置したことを特徴とする液体分析用装置。
  11. 【請求項11】液体供給路と2層構造を有する液体排出
    路を有し、該液体供給路と液体排出路間に液体分析用フ
    ローセルを設けることによって形成される液体流路を備
    えた液体分析用装置であって、前記2層構造を有する液
    体排出路の外層端部と前記液体分析用フローセル間を液
    密に保持し、前記外層端部に係止されると共に前記液体
    分析用フローセルに前記内層端部を押圧するようにバネ
    材を配置したことを特徴とする液体分析用装置。
  12. 【請求項12】2層構造を有する液体供給路と2層構造
    を有する液体排出路を有し、該液体供給路と液体排出路
    間に液体分析用フローセルを設けることによって形成さ
    れる液体流路を備えた液体分析用装置であって、前記2
    層構造を有する液体供給路の外層端部と前記液体分析用
    フローセル間を液密に保持し、前記外層端部に係止され
    ると共に前記液体分析用フローセルに前記内層端部を押
    圧するようにバネ材を配置したことを特徴とする液体分
    析用装置。
  13. 【請求項13】前記2層構造を有する液体供給路或いは
    前記2層構造を有する液体排出路の内層と外層間で、絶
    縁状態を保持する複数個の電極を配置し、該複数個の電
    極には各電極間の抵抗値を測定する手段を設置したこと
    を特徴とする請求項6乃至12に記載の液体分析用装
    置。
  14. 【請求項14】液体分析用フローセルを有する液体分析
    用装置であってセルからの液の出口もしくはフローセル
    への液の出入口のうちの一方もしくは双方にバネ材を用
    いたシール構造を備えたチューブ接続機構を備え、該バ
    ネ材により定まる圧力以上にフローセルの内圧が高まっ
    た場合に該チューブ接続機構より液を排出することを特
    徴とする液体分析用装置。
  15. 【請求項15】前記チューブ接続機構に接続するチュー
    ブは二重構造を有し、分析用の溶液は中心のチューブ内
    を流れ、圧力上昇時に流れる排出液は該中心のチューブ
    と外側のチューブとの間を流れることを特徴とする請求
    項14に記載の液体分析用装置。
  16. 【請求項16】前記チューブの外層部を光を通さない物
    質で構成したことを特徴とする請求項15に記載の液体
    分析用装置。
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