JPH08179976A - データベースサーバシステム - Google Patents
データベースサーバシステムInfo
- Publication number
- JPH08179976A JPH08179976A JP6335060A JP33506094A JPH08179976A JP H08179976 A JPH08179976 A JP H08179976A JP 6335060 A JP6335060 A JP 6335060A JP 33506094 A JP33506094 A JP 33506094A JP H08179976 A JPH08179976 A JP H08179976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- data library
- access
- transient
- library
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々のアクセス要求に対応し各ハードウェア
を有効に機能させる。 【構成】 過渡データライブラリ1及び安定データライ
ブラリ2のうち、過渡データライブラリ1の方にだけ一
時記憶装置2−0〜2−mが結合される。そして、安定
データライブラリ2にアクセス頻度の時間的変化が小さ
いデータのみを格納し、これに伴い、過渡データライブ
ラリ1にはアクセス頻度の時間的変化が大きいデータの
みを格納する。ユーザ側からアクセスがあると、アクセ
ス制御部3がアクセス情報に応じて過渡データライブラ
リ1及び安定データライブラリ2のいずれかを選択して
アクセスする。この結果、安定データライブラリ2で
は、アクセス頻度の時間的依存の少ないデータが安定し
てアクセスされ、時間的変化の大きい過渡的なアクセス
動作により妨げられることがない。また、過渡データラ
イブラリ1では、アクセス頻度の時間的依存の多いデー
タのみが取扱われる。
を有効に機能させる。 【構成】 過渡データライブラリ1及び安定データライ
ブラリ2のうち、過渡データライブラリ1の方にだけ一
時記憶装置2−0〜2−mが結合される。そして、安定
データライブラリ2にアクセス頻度の時間的変化が小さ
いデータのみを格納し、これに伴い、過渡データライブ
ラリ1にはアクセス頻度の時間的変化が大きいデータの
みを格納する。ユーザ側からアクセスがあると、アクセ
ス制御部3がアクセス情報に応じて過渡データライブラ
リ1及び安定データライブラリ2のいずれかを選択して
アクセスする。この結果、安定データライブラリ2で
は、アクセス頻度の時間的依存の少ないデータが安定し
てアクセスされ、時間的変化の大きい過渡的なアクセス
動作により妨げられることがない。また、過渡データラ
イブラリ1では、アクセス頻度の時間的依存の多いデー
タのみが取扱われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオデータ等を供給
するデータベースサーバシステムに関するものである。
するデータベースサーバシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】データベースサーバは、データベースシ
ステムにおいて各種のデータを蓄積しており、ユーザか
らの検索要求に応じてそのようなデータを送出する。例
えば、ビデオ・オン・デマンド(VOD)の場合は、こ
の種のデータベースサーバは電話回線を介して各家庭の
対話型テレビと接続される。そして、この対話型テレビ
により視聴者は好みのビデオデータをデータベースサー
バから受信し、映像及び音声を出力して楽しむことがで
きる。このようなデータベースサーバは、ディスク装置
を並列に設けたディスクアレイ装置等から成り、各ユー
ザは同一のデータを同時にアクセスすることも可能であ
る。また、ディスクアレイ装置にディスクキャッシュを
付属させることにより、同時アクセス数を大きくするこ
とも可能である。
ステムにおいて各種のデータを蓄積しており、ユーザか
らの検索要求に応じてそのようなデータを送出する。例
えば、ビデオ・オン・デマンド(VOD)の場合は、こ
の種のデータベースサーバは電話回線を介して各家庭の
対話型テレビと接続される。そして、この対話型テレビ
により視聴者は好みのビデオデータをデータベースサー
バから受信し、映像及び音声を出力して楽しむことがで
きる。このようなデータベースサーバは、ディスク装置
を並列に設けたディスクアレイ装置等から成り、各ユー
ザは同一のデータを同時にアクセスすることも可能であ
る。また、ディスクアレイ装置にディスクキャッシュを
付属させることにより、同時アクセス数を大きくするこ
とも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、デ
ィスクアレイ装置では、同時アクセスが可能であるとは
いっても、機械的な動作を伴うことから、アクセス速度
には限界があり、同時アクセス数は制限されていた。ま
た、ディスクキャッシュを付属させた場合は、ある特定
のデータのアクセス頻度が高く、他のデータのアクセス
頻度が低いときは、その特定のデータがディスクキャッ
シュに転送されてそこからアクセスされ、他のデータが
ディスクアレイ装置からアクセスされるので、アクセス
要求に適切に対応することができる。ところが、どのデ
ータのアクセス頻度もほぼ同じであるときは、ディスク
キャッシュの機能を有効に活用することができなくなっ
てしまう。また、アクセス頻度の高いデータの量がディ
スクキャッシュの容量を上回る場合もディスクキャッシ
ュの機能を有効に活用することができなくなってしま
う。
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、デ
ィスクアレイ装置では、同時アクセスが可能であるとは
いっても、機械的な動作を伴うことから、アクセス速度
には限界があり、同時アクセス数は制限されていた。ま
た、ディスクキャッシュを付属させた場合は、ある特定
のデータのアクセス頻度が高く、他のデータのアクセス
頻度が低いときは、その特定のデータがディスクキャッ
シュに転送されてそこからアクセスされ、他のデータが
ディスクアレイ装置からアクセスされるので、アクセス
要求に適切に対応することができる。ところが、どのデ
ータのアクセス頻度もほぼ同じであるときは、ディスク
キャッシュの機能を有効に活用することができなくなっ
てしまう。また、アクセス頻度の高いデータの量がディ
スクキャッシュの容量を上回る場合もディスクキャッシ
ュの機能を有効に活用することができなくなってしま
う。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベースサ
ーバシステムは、上述した課題を解決するため、以下の
点を特徴とするものである。 (1) 通信回線に接続されたサーバユニットと一時記憶装置
を介して接続され、アクセス頻度の時間的変化が比較的
大きいデータを格納する過渡データライブラリを備え
る。 通信回線に接続されたサーバユニットと一時記憶装置
を介さずに密に接続され、アクセス頻度の時間的変化が
比較的小さいデータを格納する安定データライブラリを
備える。 通信回線を介して送られるアクセス情報に応じて過渡
データライブラリ及び安定データライブラリのいずれか
一方を選択してアクセスするアクセス制御部を備える。
ーバシステムは、上述した課題を解決するため、以下の
点を特徴とするものである。 (1) 通信回線に接続されたサーバユニットと一時記憶装置
を介して接続され、アクセス頻度の時間的変化が比較的
大きいデータを格納する過渡データライブラリを備え
る。 通信回線に接続されたサーバユニットと一時記憶装置
を介さずに密に接続され、アクセス頻度の時間的変化が
比較的小さいデータを格納する安定データライブラリを
備える。 通信回線を介して送られるアクセス情報に応じて過渡
データライブラリ及び安定データライブラリのいずれか
一方を選択してアクセスするアクセス制御部を備える。
【0005】(2)(1)において、過渡データライブ
ラリ及び安定データライブラリはディスクアレイ装置に
より構成され、一時記憶装置はディスクキャッシュによ
り構成されることを特徴とする。
ラリ及び安定データライブラリはディスクアレイ装置に
より構成され、一時記憶装置はディスクキャッシュによ
り構成されることを特徴とする。
【0006】
(1)過渡データライブラリ及び安定データライブラリ
のうち、過渡データライブラリの方にだけ一時記憶装置
が結合されている。そして、安定データライブラリにア
クセス頻度の時間的変化が小さいデータのみが格納さ
れ、これに伴い、過渡データライブラリにはアクセス頻
度の時間的変化が大きいデータのみが格納される。ユー
ザ側からデータのアクセス要求があると、アクセス制御
部がアクセス情報に応じて過渡データライブラリ及び安
定データライブラリのいずれかを選択してアクセスす
る。この結果、安定データライブラリでは、アクセス頻
度の時間的依存の少ないデータが安定してアクセスさ
れ、時間的変化の大きい過渡的なアクセス動作により妨
げられることがない。また、過渡データライブラリで
は、アクセス頻度の時間的依存の多いデータのみが取扱
われるので、アクセス頻度が高いときだけ一時記憶装置
を使い、アクセス頻度が低いときは過渡データライブラ
リを直接アクセスするようにされる。この結果、一時記
憶装置を有効に活用することができる。
のうち、過渡データライブラリの方にだけ一時記憶装置
が結合されている。そして、安定データライブラリにア
クセス頻度の時間的変化が小さいデータのみが格納さ
れ、これに伴い、過渡データライブラリにはアクセス頻
度の時間的変化が大きいデータのみが格納される。ユー
ザ側からデータのアクセス要求があると、アクセス制御
部がアクセス情報に応じて過渡データライブラリ及び安
定データライブラリのいずれかを選択してアクセスす
る。この結果、安定データライブラリでは、アクセス頻
度の時間的依存の少ないデータが安定してアクセスさ
れ、時間的変化の大きい過渡的なアクセス動作により妨
げられることがない。また、過渡データライブラリで
は、アクセス頻度の時間的依存の多いデータのみが取扱
われるので、アクセス頻度が高いときだけ一時記憶装置
を使い、アクセス頻度が低いときは過渡データライブラ
リを直接アクセスするようにされる。この結果、一時記
憶装置を有効に活用することができる。
【0007】(2)(1)において、過渡データライブ
ラリ及び安定データライブラリは、ともにディスクアレ
イ装置により構成され、過渡データライブラリの方にだ
けディスクキャッシュが結合される。そして、(1)の
場合と同様の動作が行われる。この結果、ディスクアレ
イ装置の並列アクセス性能を利用して同時アクセス数を
確保しつつ、本発明をビデオ・オン・デマンドのシステ
ムに適用することができる。
ラリ及び安定データライブラリは、ともにディスクアレ
イ装置により構成され、過渡データライブラリの方にだ
けディスクキャッシュが結合される。そして、(1)の
場合と同様の動作が行われる。この結果、ディスクアレ
イ装置の並列アクセス性能を利用して同時アクセス数を
確保しつつ、本発明をビデオ・オン・デマンドのシステ
ムに適用することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は、本発明のデータベースサーバシス
テムの一実施例のブロック図である。図示の装置は、過
渡データライブラリ1、安定データライブラリ2、アク
セス制御部3等を備えている。図1において、サーバユ
ニット1−0〜1−m及び5−0〜5−nは、交換器1
0との接続を行うための通信機能を備えたプロセッサ等
から成り、過渡データライブラリ1及び安定データライ
ブラリ2のいずれかから読み出したビデオデータ等のデ
ータを、要求元の各ユーザ宛に多重化して送出する機能
を持つ。
に説明する。図1は、本発明のデータベースサーバシス
テムの一実施例のブロック図である。図示の装置は、過
渡データライブラリ1、安定データライブラリ2、アク
セス制御部3等を備えている。図1において、サーバユ
ニット1−0〜1−m及び5−0〜5−nは、交換器1
0との接続を行うための通信機能を備えたプロセッサ等
から成り、過渡データライブラリ1及び安定データライ
ブラリ2のいずれかから読み出したビデオデータ等のデ
ータを、要求元の各ユーザ宛に多重化して送出する機能
を持つ。
【0009】過渡データライブラリ1は、ディスク制御
部3−0〜3−k、ディスク装置4−0〜4−kから成
る。ディスク制御部3−0〜3−kは、それぞれディス
ク装置4−0〜4−kを制御し、各ディスク装置4−0
〜4−kにデータを分散して格納し、ディスクアレイ装
置として機能させる。ディスク装置4−0〜4−kは、
画像データ、音声データなどのマルチメディアデータを
格納している。安定データライブラリ2は、過渡データ
ライブラリ1と同様に、ディスク制御部6−0〜6−
n、ディスク装置7−0〜7−nから成り、ディスクア
レイ装置として機能し、過渡データライブラリ1と同様
のマルチメディアデータを格納している。
部3−0〜3−k、ディスク装置4−0〜4−kから成
る。ディスク制御部3−0〜3−kは、それぞれディス
ク装置4−0〜4−kを制御し、各ディスク装置4−0
〜4−kにデータを分散して格納し、ディスクアレイ装
置として機能させる。ディスク装置4−0〜4−kは、
画像データ、音声データなどのマルチメディアデータを
格納している。安定データライブラリ2は、過渡データ
ライブラリ1と同様に、ディスク制御部6−0〜6−
n、ディスク装置7−0〜7−nから成り、ディスクア
レイ装置として機能し、過渡データライブラリ1と同様
のマルチメディアデータを格納している。
【0010】一時記憶装置2−0〜2−mは、RAM等
から成るものであり、ディスク装置4−0〜4−kより
もアクセス速度が速い記憶装置である。この一時記憶装
置2−0〜2−mは、ディスク装置のデータのうち、ア
クセス頻度が高いものを記憶する。このように、一時記
憶装置2−0〜2−mは、ディスクキャッシュの機能を
持つ。即ち、ディスク装置4−0〜4−kから読み出さ
れるデータは、一時記憶装置2−0〜2−mにも書き込
まれ、読み出し頻度の高いデータ又は最新に読み出した
データが一時記憶装置2−0〜2−mに格納される。従
って、データの読み出しの際に、アクセス対象のデータ
が一時記憶装置2−0〜2−mに格納されている場合に
は、そこから読み出され、ディスク装置4−0〜4−k
はアクセスされない。
から成るものであり、ディスク装置4−0〜4−kより
もアクセス速度が速い記憶装置である。この一時記憶装
置2−0〜2−mは、ディスク装置のデータのうち、ア
クセス頻度が高いものを記憶する。このように、一時記
憶装置2−0〜2−mは、ディスクキャッシュの機能を
持つ。即ち、ディスク装置4−0〜4−kから読み出さ
れるデータは、一時記憶装置2−0〜2−mにも書き込
まれ、読み出し頻度の高いデータ又は最新に読み出した
データが一時記憶装置2−0〜2−mに格納される。従
って、データの読み出しの際に、アクセス対象のデータ
が一時記憶装置2−0〜2−mに格納されている場合に
は、そこから読み出され、ディスク装置4−0〜4−k
はアクセスされない。
【0011】アクセス制御部3は、信号受信部8を介し
て交換器10から受信されたアクセス情報に応じてサー
バユニット1−0〜1−m及び5−0〜5−nのいずれ
かを動作させる。これにより、過渡データライブラリ1
及び安定データライブラリ2のいずれかからデータを読
み出す。交換器10の他方側は、各家庭等に備えられた
テレビ端末#0〜#pに接続される。
て交換器10から受信されたアクセス情報に応じてサー
バユニット1−0〜1−m及び5−0〜5−nのいずれ
かを動作させる。これにより、過渡データライブラリ1
及び安定データライブラリ2のいずれかからデータを読
み出す。交換器10の他方側は、各家庭等に備えられた
テレビ端末#0〜#pに接続される。
【0012】次に、上述したシステムの動作を説明す
る。過渡データライブラリ1及び安定データライブラリ
2にデータを格納する条件として、アクセス速度の時間
的変化の大きいデータを、一時記憶装置2−0〜2−m
を介して接続された過渡データライブラリ1に格納す
る。一方、アクセス頻度の時間的変化の小さいデータ
を、一時記憶装置2−0〜2−mを介さず、サーバユニ
ット5−0〜5−nと密に接続された安定データライブ
ラリ2に格納する。また、安定データライブラリ2で
は、アクセス頻度の時間的変化の小さいデータのうち、
アクセス頻度の高いデータはディスクアレイ装置内の各
ディスク装置7−0〜7−nに分散して格納する。即
ち、アクセス頻度の高いデータほどディスクアレイ装置
内での分散度を大きくする。以上のようなデータの格納
を行うと、図1のシステムは以下のように動作する。
る。過渡データライブラリ1及び安定データライブラリ
2にデータを格納する条件として、アクセス速度の時間
的変化の大きいデータを、一時記憶装置2−0〜2−m
を介して接続された過渡データライブラリ1に格納す
る。一方、アクセス頻度の時間的変化の小さいデータ
を、一時記憶装置2−0〜2−mを介さず、サーバユニ
ット5−0〜5−nと密に接続された安定データライブ
ラリ2に格納する。また、安定データライブラリ2で
は、アクセス頻度の時間的変化の小さいデータのうち、
アクセス頻度の高いデータはディスクアレイ装置内の各
ディスク装置7−0〜7−nに分散して格納する。即
ち、アクセス頻度の高いデータほどディスクアレイ装置
内での分散度を大きくする。以上のようなデータの格納
を行うと、図1のシステムは以下のように動作する。
【0013】図2は、データのアクセス頻度の時間変化
を示すグラフである。図2に示すデータD1及びD2
は、アクセス頻度の時間的変化が比較的小さいため、安
定データライブラリ2に格納されている。データD1
は、アクセス頻度が高い状態で安定しており、データD
2は、アクセス頻度が低い状態で安定している。
を示すグラフである。図2に示すデータD1及びD2
は、アクセス頻度の時間的変化が比較的小さいため、安
定データライブラリ2に格納されている。データD1
は、アクセス頻度が高い状態で安定しており、データD
2は、アクセス頻度が低い状態で安定している。
【0014】一方、データD3は、データD1及びD2
と比較してアクセス頻度の時間的変化が大きいため、過
渡データライブラリ1に格納されている。この場合、ア
クセス頻度は、最近アクセスされたデータが次にアクセ
スされるまでの時間により代表することも可能である。
そして、データD3は、図3に示すように、アクセスの
際、一旦ディスクキャッシュに転送されてそこからアク
セスされるが、一定のアクセス頻度x以下ではディスク
キャッシュ上に残されているかどうかは保障されない。
ところが、一定のアクセス頻度x以上では、データD3
はディスクキャッシュ上に確実に残されており、そこか
ら高速にアクセスすることができる(時点t1)。この
結果、データD3のアクセス頻度が一定のアクセス頻度
x以上となったとき、即ち同時アクセス数が所定数以上
となったときに各アクセス要求に確実に対応することが
できる。尚、この場合の一定のアクセス頻度xは、ディ
スクキャッシュの容量や過渡データライブラリ1のデー
タの格納量により相違する。
と比較してアクセス頻度の時間的変化が大きいため、過
渡データライブラリ1に格納されている。この場合、ア
クセス頻度は、最近アクセスされたデータが次にアクセ
スされるまでの時間により代表することも可能である。
そして、データD3は、図3に示すように、アクセスの
際、一旦ディスクキャッシュに転送されてそこからアク
セスされるが、一定のアクセス頻度x以下ではディスク
キャッシュ上に残されているかどうかは保障されない。
ところが、一定のアクセス頻度x以上では、データD3
はディスクキャッシュ上に確実に残されており、そこか
ら高速にアクセスすることができる(時点t1)。この
結果、データD3のアクセス頻度が一定のアクセス頻度
x以上となったとき、即ち同時アクセス数が所定数以上
となったときに各アクセス要求に確実に対応することが
できる。尚、この場合の一定のアクセス頻度xは、ディ
スクキャッシュの容量や過渡データライブラリ1のデー
タの格納量により相違する。
【0015】一方、データD1は、安定データライブラ
リ2に格納されているため、そのアクセス頻度が時点t
2で一定のアクセス頻度x以上となっても、ディスクキ
ャッシュに何ら影響を与えない。即ち、データD1は図
3においてディスクキャッシュ上のデータD3を追い出
すことがなく、この結果、データD3への同時アクセス
数が所定数以上となっている状態において、各アクセス
要求への対応が損なわれることはない。
リ2に格納されているため、そのアクセス頻度が時点t
2で一定のアクセス頻度x以上となっても、ディスクキ
ャッシュに何ら影響を与えない。即ち、データD1は図
3においてディスクキャッシュ上のデータD3を追い出
すことがなく、この結果、データD3への同時アクセス
数が所定数以上となっている状態において、各アクセス
要求への対応が損なわれることはない。
【0016】このように、アクセス頻度の時間的変化の
大きいデータD3のみを、階層化された記憶構造を持つ
過渡データライブラリ1に格納するため、一時的にデー
タのアクセスが過渡データライブラリ1に集中した場合
に効果的に対処することができる。一方、安定データラ
イブラリ2には図2の時点t1の場合のように一時的に
アクセス頻度が高くなるデータD3は格納されていない
ので、アクセス頻度が高い状態で安定しているデータD
1へのアクセスが阻害されることがない。尚、本発明は
上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変形
が可能であることはもちろんである。例えば、上述した
実施例では、ビデオデータを通信するビデオ・オン・デ
マンドの場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、各ユーザのパーソナルコンピュータで処理されるデ
ータ等各種のデータを通信するデータベースサーバにつ
いても適用できる。
大きいデータD3のみを、階層化された記憶構造を持つ
過渡データライブラリ1に格納するため、一時的にデー
タのアクセスが過渡データライブラリ1に集中した場合
に効果的に対処することができる。一方、安定データラ
イブラリ2には図2の時点t1の場合のように一時的に
アクセス頻度が高くなるデータD3は格納されていない
ので、アクセス頻度が高い状態で安定しているデータD
1へのアクセスが阻害されることがない。尚、本発明は
上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変形
が可能であることはもちろんである。例えば、上述した
実施例では、ビデオデータを通信するビデオ・オン・デ
マンドの場合について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、各ユーザのパーソナルコンピュータで処理されるデ
ータ等各種のデータを通信するデータベースサーバにつ
いても適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベ
ースサーバシステムによれば、データをそのアクセス頻
度の時間的変化に応じて、ディスクキャッシュ等の一時
記憶装置を結合した過渡データライブラリと、ディスク
キャッシュ等を結合しない安定データライブラリとに分
けて格納するようにしたので、次のような効果がある。
即ち、ディスクアレイ装置等のみから成る安定データラ
イブラリへのアクセスが時間的変化が大きいアクセスに
よって妨げられないようにすることができる。従って、
時間的にあまり変化せず、安定した頻度でアクセスされ
るデータの同時アクセス数をディスクアレイ装置等の最
大許容数とすることができる。一方、一時記憶装置を付
属させた過渡データライブラリでは、アクセス頻度が時
間的に安定したデータが安定データライブラリに格納さ
れてしまっているので、アクセス頻度の時間的変化が大
きいデータのみが格納されており、アクセス頻度が高く
なったときだけデータが一時記憶装置に残され、アクセ
ス頻度が低いときはデータが一時記憶装置から追い出さ
れる。従って、一時記憶装置の機能を有効に活用するこ
とができる。また、アクセス頻度の高いデータのうち、
その時間的変化が小さいものは安定データライブラリに
格納されるので、アクセス頻度の高いデータの量が一時
記憶装置の容量を上回ることがないようにすることがで
き、一時記憶装置の機能を有効に活用することができ
る。
ースサーバシステムによれば、データをそのアクセス頻
度の時間的変化に応じて、ディスクキャッシュ等の一時
記憶装置を結合した過渡データライブラリと、ディスク
キャッシュ等を結合しない安定データライブラリとに分
けて格納するようにしたので、次のような効果がある。
即ち、ディスクアレイ装置等のみから成る安定データラ
イブラリへのアクセスが時間的変化が大きいアクセスに
よって妨げられないようにすることができる。従って、
時間的にあまり変化せず、安定した頻度でアクセスされ
るデータの同時アクセス数をディスクアレイ装置等の最
大許容数とすることができる。一方、一時記憶装置を付
属させた過渡データライブラリでは、アクセス頻度が時
間的に安定したデータが安定データライブラリに格納さ
れてしまっているので、アクセス頻度の時間的変化が大
きいデータのみが格納されており、アクセス頻度が高く
なったときだけデータが一時記憶装置に残され、アクセ
ス頻度が低いときはデータが一時記憶装置から追い出さ
れる。従って、一時記憶装置の機能を有効に活用するこ
とができる。また、アクセス頻度の高いデータのうち、
その時間的変化が小さいものは安定データライブラリに
格納されるので、アクセス頻度の高いデータの量が一時
記憶装置の容量を上回ることがないようにすることがで
き、一時記憶装置の機能を有効に活用することができ
る。
【図1】本発明のデータベースサーバシステムの一実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図2】データのアクセス頻度の時間変化を示すグラフ
である。
である。
【図3】データ格納位置の説明図である。
1 過渡データライブラリ 2 安定データライブラリ 3 アクセス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 偉久 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 通信回線に接続されたサーバユニットと
一時記憶装置を介して接続され、アクセス頻度の時間的
変化が比較的大きいデータを格納する過渡データライブ
ラリと、 前記通信回線に接続されたサーバユニットと一時記憶装
置を介さずに密に接続され、アクセス頻度の時間的変化
が比較的小さいデータを格納する安定データライブラリ
と、 前記通信回線を介して送られるアクセス情報に応じて前
記過渡データライブラリ及び前記安定データライブラリ
のいずれか一方を選択してアクセスするアクセス制御部
とを備えたことを特徴とするデータベースサーバシステ
ム。 - 【請求項2】 前記過渡データライブラリ及び前記安定
データライブラリはディスクアレイ装置により構成さ
れ、前記一時記憶装置はディスクキャッシュにより構成
されることを特徴とする請求項1記載のデータベースサ
ーバシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6335060A JPH08179976A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | データベースサーバシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6335060A JPH08179976A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | データベースサーバシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08179976A true JPH08179976A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18284312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6335060A Pending JPH08179976A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | データベースサーバシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08179976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013058049A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Nec Corp | I/oデバイス共有システム、i/oデバイス共有方法、及びプログラム |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6335060A patent/JPH08179976A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013058049A (ja) * | 2011-09-07 | 2013-03-28 | Nec Corp | I/oデバイス共有システム、i/oデバイス共有方法、及びプログラム |
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