JPH08178616A - 移動体の位置検出装置 - Google Patents

移動体の位置検出装置

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JPH08178616A
JPH08178616A JP6321876A JP32187694A JPH08178616A JP H08178616 A JPH08178616 A JP H08178616A JP 6321876 A JP6321876 A JP 6321876A JP 32187694 A JP32187694 A JP 32187694A JP H08178616 A JPH08178616 A JP H08178616A
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JP
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light
reflector
moving body
information
projection
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JP6321876A
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English (en)
Inventor
Masanori Fujiwara
正徳 藤原
Ryozo Kuroiwa
良三 黒岩
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体側の装置構成の簡素化を図りながら、
太陽光等の外乱光の影響を極力排除して地上側から移動
車の位置を的確に検出できるようにする。 【構成】 移動する移動体Aに反射体19が設けられ、
地上側に、反射体19に向けてビーム光を投射する光投
射手段17と、光投射手段17に対して、その光投射方
向に交差する方向に所定距離ずれ且つ光投射方向に対し
て所定角度をなす状態に設置されて、反射体19を撮像
する撮像手段Sと、光投射手段17の光投射方向を検出
する投射角度検出手段と、反射体19上に照射された光
投射手段17からの光の撮像手段Sの撮像画面内におけ
る照射位置情報、光投射手段17に対する撮像手段Sの
設置情報及び投射角度検出手段の角度情報に基づいて、
反射体19の位置を検出する位置検出手段とが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の位置検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる移動体の位置検出装置では、従
来、例えば図17に示すように、移動体としての自動走
行式等の作業車Aに電球等の発光体pと光回帰式の反射
シートrとを設け、その発光体pを地上側の自動追尾式
位置測定装置Bに設けたイメージセンサS等の撮像画面
内(例えば画面中心位置)に捉えるように追尾制御しな
がら、上記イメージセンサSの撮像角度及びその画面内
での発光体pの位置情報に基づいて求めた作業車Aの角
度位置情報と、レーザー測長器q等にて検出した作業車
Aまでの距離情報とから作業車Aの位置を検出するよう
にしていた(例えば、本出願人が先に提案した特願平5
‐161783号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、電球等の発光体pの明るさが背景より明る
い条件の下で移動体Aの位置検出が可能となるので、例
えば太陽光等の明るい外乱光が入射するような場合に
は、その外乱光の影響を受けて誤検出するおそれがあ
り、また、移動体A側に発光体p及びその点灯用の電源
装置等を設ける必要があって移動体A側の装置構成が複
雑になるという不具合があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消さ
せるべく、移動体側の装置構成の簡素化を図りながら、
太陽光等の外乱光の影響を極力排除して地上側から移動
車の位置を的確に検出できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体の位
置検出装置の第1の特徴構成は、移動する移動体に反射
体が設けられ、地上側に、前記反射体に向けてビーム光
を投射する光投射手段と、前記光投射手段に対して、そ
の光投射方向に交差する方向に所定距離ずれ且つ前記光
投射方向に対して所定角度をなす状態に設置されて、前
記反射体を撮像する撮像手段と、前記光投射手段の光投
射方向を検出する投射角度検出手段と、前記反射体上に
照射された前記光投射手段からの光の前記撮像手段の撮
像画面内における照射位置情報、前記光投射手段に対す
る前記撮像手段の設置情報及び前記投射角度検出手段の
角度情報に基づいて、前記反射体の位置を検出する位置
検出手段とが設けられている点にある。
【0006】又、第2の特徴構成は、上記第1の特徴構
成において、前記光投射手段が、その光投射を所定時間
間隔で断続するように構成され、前記位置検出手段が、
前記光投射手段の光投射間隔に同期して光投射されたと
きと光投射されていないときの前記撮像手段の撮像情報
の差情報に基づいて、前記移動体の位置検出を行うよう
に構成されている点にある。
【0007】又、第3の特徴構成は、上記第1又は第2
の特徴構成において、前記光投射手段が、横方向に所定
角度走査されたビーム光を投射するように構成され、前
記反射体が、軸芯を上下方向に向けた円筒状の反射面を
備えるように構成され、前記位置検出手段が、前記反射
面の軸芯位置を検出するように構成されている点にあ
る。
【0008】又、第4の特徴構成は、上記第3の特徴構
成において、前記位置検出手段が、前記横方向に所定角
度走査されたビーム光による前記反射面上の照射領域の
両端位置の情報に基づいて、前記反射面の軸芯位置を検
出するように構成されている点にある。
【0009】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、移動体に設
けた反射体上に、地上側の光投射手段から投射されたビ
ーム光が照射され、そのビーム光が照射された反射体
が、光投射手段の光投射方向に交差する方向に所定距離
ずれ且つその光投射方向に対して所定角度をなす状態に
設置された地上側の撮像手段にて撮像される。そして、
撮像手段の撮像画面内での上記反射体上のビーム光照射
位置と、光投射手段に対する撮像手段の上記設置情報
と、光投射手段の投射角度情報とから、反射体の位置が
検出される。
【0010】又、第2の特徴構成によれば、上記第1の
特徴構成において、地上側から投射されるビーム光が所
定時間間隔で断続され、そのビーム光が照射されたとき
の反射体とビーム光が投射されていないときの反射体と
が地上側の撮像手段にて上記ビーム光投射に同期して撮
像される。そして、その両撮像情報の差情報に基づいて
求められた撮像画面内での上記反射体上のビーム光照射
位置と、光投射手段に対する撮像手段の上記設置情報
と、光投射手段の投射角度情報とから、反射体の位置が
検出される。
【0011】又、第3の特徴構成によれば、上記第1又
は第2の特徴構成において、横方向に所定角度走査され
る状態で地上側から投射されたビーム光が、反射体側の
軸芯を上下方向に向けた円筒状の反射面上に照射され、
撮像画面内で横方向に広がった照射領域として得られる
上記円筒状の反射面上のビーム光照射位置と、光投射手
段に対する撮像手段の上記設置情報と、光投射手段の投
射角度情報とから、反射面の軸芯位置が検出される。
【0012】又、第4の特徴構成によれば、上記第3の
特徴構成において、横方向に所定角度走査されたビーム
光が反射体側の軸芯を上下方向に向けた円筒状の反射面
上に照射されたときの照射領域の両端位置が判別され、
その両端位置の情報と、光投射手段に対する撮像手段の
上記設置情報と、光投射手段の投射角度情報とから、反
射面の軸芯位置が検出される。
【0013】
【発明の効果】本発明の第1の特徴構成によれば、地上
側から移動体に向けて投射されたビーム光が移動体側の
反射体に照射されている位置を、上記ビーム光の投射方
向に対して所定の位置及び角度状態で設置した撮像手段
にて地上側から撮像するとともに、ビーム光の投射角度
を地上側で検出し、それらの情報に基づいて反射体即ち
移動体の位置を検出するので、従来のように、移動体側
に電球等の発光体及びその点灯用電源等を設ける必要も
なく、移動体側の装置構成の簡素化を図ることができ、
同時に、輝度の高いビーム光を使用することによって、
太陽光等の外乱光の影響を極力排除しながら移動車の位
置を的確に検出できるようになった。
【0014】又、第2の特徴構成によれば、ビーム光が
投射されたときと投射されていないときの反射体上の照
射位置の撮像情報の差から、その照射位置を判別するの
で、例えば、その画面内の一部に外乱光による明るい部
分があっても、上記差の処理によってその部分の画像情
報は消去されて影響がなくなるのに対して、ビーム光が
投射されているときの撮像情報のみから上記照射位置を
判別するものでは、上記画面内の外乱光による部分はそ
のまま画像情報として残り、誤検出するおそれがあるの
に比べて、より的確に移動体の位置検出が可能となり、
同時に、地上側にて光投射手段の光投射作動と撮像手段
の撮像作動との同期を取るので、従来のように、移動体
側に発光体を設ける場合には、その発光作動と地上側の
撮像手段の撮像作動とを同期させるための手段が通信手
段等を含む複雑なものになるのに比べて、簡素な手段で
容易に同期作動させることができ、もって、上記第1の
特徴構成の好適な手段が得られる。
【0015】又、第3の特徴構成によれば、軸芯を上下
方向に向ける状態で移動体側の反射体に備えた円筒状の
反射面上に、地上側から横方向に所定角度走査されたビ
ーム光を投射して、反射面上で横方向に広がった所定領
域の照射位置情報を得て、その所定領域の照射位置情報
を処理して反射面の軸芯位置を検出し、その軸芯位置が
予め決まった位置(例えば車体中心等)であることから
移動体の位置を正確に検出することができるので、例え
ば、ビーム光を走査せずに直線状に投射するものでは、
一点の照射位置しか得られず、それから車体中心等の移
動体の位置を正確に検出することができないものに比べ
て、移動体の位置検出をより高精度に行うことができる
ことになる。同時に、反射体が軸芯が上下方向に向く円
筒状の反射面を備えるように構成したので、ビーム光の
反射体への投射高さが上下方向に変動したり、又、ビー
ム光が反射体に対して水平面内の異なった方向から投射
されたりしても、同じ形状の照射位置情報が得られ、例
えば反射面を平面や球面等に構成するのに比べて、上記
投射高さ及び投射方向の変動を受けることがなく、良好
に移動体の位置検出ができることになり、もって、上記
第1又は第2の特徴構成の好適な手段が得られる。
【0016】又、第4の特徴構成によれば、上記円筒状
の反射面上で横方向に広がった所定領域として得られる
照射位置情報のうちの、両端位置の情報のみを処理して
反射面の軸芯位置を検出し、その軸芯位置から移動体の
位置を求めるので、例えば、上記領域の全点の情報を処
理して反射面の軸芯位置を検出するものでは、処理時間
が長くかかって迅速な処理ができないのに比べて、必要
最小限の情報を用いて効率よくしかも適切な精度で移動
体の位置検出ができ、もって、上記第3の特徴構成の好
適な手段が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3に示すように、移動する移動体として
の自動走行式の作業車Aに、軸芯を上下方向に向けた円
筒状の反射面19aを備えた円柱状の反射体19が設置
されている。反射面19aは、入射する光をその入射方
向へ向けて反射する反射シートに形成されている。
【0018】一方、地上側に、横方向に所定角度(例え
ば1〜2度程度)走査されたビーム光b1を前記反射体
19に向けて投射する光投射手段としてのレーザー装置
17と、そのレーザー装置17に対して、その光投射方
向に交差する方向(図では縦方向)に所定距離CHずれ
且つその光投射方向に対して所定角度(図2の例では俯
角φf)をなす状態に設置されて、前記反射体19を撮
像する撮像手段としてのイメージセンサSとが、自動追
尾式位置測定装置Bに設置されている。尚、レーザー装
置17は、その光投射を所定時間(具体的には、テレビ
信号のフレーム周期に同期した1/30秒)間隔で断続
するとともに、その投射時間内に上記角度範囲を走査す
るように構成されている。尚、自動追尾式位置測定装置
Bには、後述のポールP1,P2までの距離を検出する
レーザー測長器13が設置されている。そして、レーザ
ー測長器13、イメージセンサS及びレーザー装置17
は、設置台9上に上記順序で積み重ねて設置されてい
る。尚、レーザー測長器13から投射される距離検出用
のビーム光の波長と、レーザー装置17のビーム光b1
とは異なる波長に設定される。
【0019】前記設置台9を縦軸芯θ周りに旋回させる
旋回用モータ11と、設置台9を横軸芯φ周りに首振り
動作させる首振り用モータ12とが設けられ、旋回用モ
ータ11及び首振り用モータ12の夫々には、エンコー
ダ11a,12aが内蔵されている(図5参照)。そし
て、このエンコーダ11a,12aの情報に基づいて、
水平面内での所定方向(図11に示す作業車Aの作業行
程の方向M)を基準として、レーザー装置17からのビ
ーム光b1の光投射方向が検出されるので、エンコーダ
11a,12aによって、レーザー装置17の光投射方
向を検出する投射角度検出手段が構成される。
【0020】図4に示すように、前記イメージセンサS
は、光学系を構成する電動ズームレンズ14、及び、撮
像部である電子シャッター搭載の白黒式のCCDセンサ
15からなる。電動ズームレンズ14には、フォーカス
駆動モータ33と、フォーカス位置検出センサである第
1ポテンショメータ34と、ズーム駆動モータ35と、
ズーム位置検出センサである第2ポテンショメータ36
とが設けられている。そして、反射体19で反射された
レーザー装置17からの投射光が、電動ズームレンズ1
4及びこの後方側に設けられた光学フィルター24を通
過してから、CCDセンサ15に設けられた撮像素子で
あるCCD素子27上に結像するように構成されてい
る。尚、上記光学フィルター24は、前記レーザー装置
17の発光波長に対して透過率が大きくなるようにして
ある。
【0021】次に、図5に基づいて、制御構成について
説明すれば、投射角度コントローラ49、イメージセン
サコントローラ50、レーザーコントローラ51、及
び、これらのコントローラ49,50,51を制御する
メインコントローラCが設けられている。投射角度コン
トローラ49には、前記エンコーダ11a,12aから
の前記レーザー装置17の光投射角度情報が入力される
とともに、前記旋回用モータ11及び首振り用モータ1
2に対する駆動信号が出力されている。イメージセンサ
コントローラ50には、前記CCDセンサ15の撮像情
報、第1ポテンショメータ34及び第2ポテンショメー
タ36の検出情報が入力されるとともに、CCDセンサ
15、前記フォーカス駆動モータ33、及び前記ズーム
駆動モータ35に対する駆動信号が出力されている。レ
ーザーコントローラ51には、前記レーザー測長器13
からの距離検出情報が入力されるとともに、前記レーザ
ー装置17を前記時間間隔で断続発光させるための駆動
信号が出力されている。メインコントローラCには、作
業車Aとの間で制御情報を送受するための地上側の送受
信機10が接続されている。
【0022】前記投射角度コントローラ49、イメージ
センサコントローラ50及びメインコントローラCを利
用して、前記反射体19上に照射された前記レーザー装
置17からの光の前記イメージセンサSの撮像画面内に
おける照射位置情報、レーザー装置17に対するイメー
ジセンサSの設置情報及び前記エンコーダ11a,12
aの角度情報に基づいて、前記反射体19の位置を検出
する位置検出手段100が構成されている。実際には、
横方向に所定角度走査されたビーム光b1による前記反
射面19a上の照射領域Gの両端位置の情報に基づい
て、前記反射面19aの軸芯位置を検出する。
【0023】具体的に説明すると、図6に示すように、
イメージセンサSの撮像情報として、前記レーザー装置
17の光投射間隔に同期して光投射されたときと光投射
されていないときの前記イメージセンサSの撮像情報の
差情報を求めて、その差の撮像情報を2値化処理して前
記照射領域Gを抽出する。つまり、イメージセンサSの
撮像画面29の中心点Oを原点として画面横方向をx軸
(右方向をプラス)、画面縦方向をy軸(上向きをプラ
ス)に設定した状態で、光投射時の撮像情報から非投射
時の撮像情報を引き算すると、横向きの直線又は曲線で
ある前記照射領域Gが抽出される。そして、この領域G
の形と、画面内での位置(例えば領域Gの両端点位置G
1,G2で代表させる)は、レーザー装置17の光投射
方向に対する反射体19の位置によって変化する。図6
では、横向きの曲線である上記領域Gの両端点位置G
1,G2の中点が画面左右方向の中央に位置しているこ
とから、反射体19は、レーザー装置17の光投射方向
に対して正面方向に位置していることになる。
【0024】以下、図2及び図3に基づいて、反射体1
9が水平方向よりも上方に位置している状態を例にし
て、前記位置検出手段100について詳述する。イメー
ジセンサSの撮像画面における水平方向の画角をGH
(rad)、垂直方向の画角をGV(rad)、水平及
び垂直方向の解像度つまり画素数をRES(dot)と
し、レーザー装置17からのビーム光b1の水平面に対
する仰角をφsとする。又、上記ビーム光b1の投射方
向を水平面に投影したときの方向をX軸に、水平面内で
X軸に垂直な方向をY軸に、鉛直上方をZ軸に座標軸設
定し、原点をイメージセンサSの位置に取ると、反射体
19の反射面19a上での各照射位置は、次式で表され
る座標(X,Y,Z)データの組で示される。尚、式
中、VX,VYは、画面座標軸x,yでの各照射位置の
座標値であり、(φf−VY*GV/RES)は、前記
俯角φfを画面縦方向での座標値VYに相当する角度V
Y*GV/RESで補正した後の実際の俯角を示し、
又、(−VX*GH/RES)は、画面横方向での座標
値VXに相当する角度VX*GH/RESを示す。尚、
上記各座標位置VX,VYの検出処理には比較的長い時
間を要するので、上記引き算する両撮像情報の取り込み
タイミングは、イメージセンサSの撮像周期(1/30
秒)に比べて長い間隔に設定されている(図13参
照)。
【0025】
【数1】X=KF*cos(φs) Y=〔CH2 +KF2 1/2 *tan(−VX*GH/
RES) Z=KF*sin(φs) 但し、KF=CH/〔tan(φf−VY*GV/RE
S)〕
【0026】ここで、上記反射体19が、図2のように
水平方向よりも上方に位置している(Z>0)状態で、
レーザー装置17からのビーム光b1の光投射方向に対
して左右に位置ずれしている場合に、その位置ずれと前
記撮像画面内での領域Gの形及び位置との対応について
説明する。図7(イ)は、下側に凸状の横向き曲線であ
る領域Gの左端点G1が右端点G2よりも上側に位置
し、且つ領域Gの位置が全体として画面左側に寄ってい
ることから、反射体19がレーザー装置17の光投射方
向に対して右側に位置ずれしている状態を示す。図7
(ロ)は、下側に凸状の横向き曲線である領域Gの右端
点G2が左端点G1よりも上側に位置し、且つ領域Gの
位置が全体として画面右側に寄っていることから、反射
体19がレーザー装置17の光投射方向に対して左側に
位置ずれしている状態を示す。
【0027】次に、前記数1の式から、領域Gの両端点
位置G1,G2の地上側における座標(X,Y,Z)を
計算し、その水平面での投影位置つまりX座標とY座標
のデータに基づいて、反射体19の軸芯O’の位置を求
める処理について説明する。図8に示すように、反射体
19の断面半径はRであり、上記両端点位置G1,G2
に対応する地上側の位置g1(座標X1,Y1)及びg
2(座標X2,Y2)は上記軸芯O’を中心とする半径
Rの円の円周上にあるので、軸芯O’の位置は上記両位
置g1,g2を結ぶ弦の垂直二等分線上に位置する。つ
まり、上記弦を表す直線の傾き(Y1−Y2)/(X1
−X2)に垂直な傾き−(X1−X2)/(Y1−Y
2)(以下、φjと表記する)の方向に、上記弦の中点
g3(X座標が(X1+X2)/2、Y座標が(Y1+
Y2)/2で表される)から下記式で示す距離kの位置
に、軸芯O’が位置しており、その軸芯O’の座標(X
O ,YO )は下記式のように求められる。
【0028】
【数2】 k=〔R2 −〔(X1−X2)2 +(Y1−Y2)2 〕/4〕1/2 O =(X1+X2)/2+〔k/(1+φj2 )〕1/2 O =(Y1+Y2)/2+〔k/(1+φj2 )〕1/2 *φj
【0029】尚、前記メインコントローラCは、前記反
射体19までの距離に応じて、前記イメージセンサSの
ズーム倍率を変更させるように構成されている。即ち、
反射体19までの距離が遠くなるとズーム倍率を上げる
一方、反射体19までの距離が近くなるとズーム倍率を
下げるように電動ズーム14のレンズ位置を移動させる
制御を行うことにより、撮像画面内での前記照射領域を
適正な大きさに維持して、前記反射体19の位置検出時
の精度低下を極力防止するようにしている。
【0030】又、前記メインコントローラCは、前記反
射体19を極力前記レーザー装置17の光投射方向の正
面位置に捉えるように、前記旋回用モータ11及び首振
り用モータ12を作動させる追尾制御を行う。この追尾
制御について説明すれば、図9に示すように、反射体1
9が、現在の位置測定時点t0より2つ前の位置測定時
点t2で縦軸芯θ周りの角度θ2に位置し、現在の位置
測定時点t0より1つ前の位置測定時点t1で縦軸芯θ
周りの角度θ1に位置し、現在の位置測定時点t0で縦
軸芯θ周りの角度θ0に位置するように軌跡J上を移動
しているとする。尚、上記縦軸芯θ周りの角度は、上か
ら見て右回り(時計回り)をプラスの方向とし、又、反
射体19の横軸芯φ周りの角度位置は変化しないものと
する。上記より、現在の位置検出時点t0より1つ前の
位置検出時点t1から現在の位置検出時点t0までの反
射体19の縦軸芯θ周りの角度位置の変化率θvは次式
で与えられる。
【0031】
【数3】θv=(θ0−θ1)/(t0−t1)
【0032】そこで、現在の位置検出時点t0の次の位
置検出時点で反射体19を前記レーザー装置17の光投
射方向の正面位置に捉えるように、前記撮像画面内での
領域Gの横方向の位置ずれVX(これは前記両端点R
1,R2の画面横方向での中点位置と画面中心点Oとの
距離で計算される)、及び、上記縦軸芯θ周りの角度位
置の変化率θvを考慮して縦軸芯θ周りの旋回量Δθを
次式のように定め、この旋回量Δθで旋回用モータ11
を作動させるのである。尚、a1,a2は所定のゲイン
係数である(a1>0,a2>0)。
【0033】
【数4】Δθ=a1・VX+a2・θv
【0034】次に、図10に基づいて、作業車A側の制
御構成について説明すれば、マイクロコンピュータ利用
の作業車コントローラHが設けられ、この作業車コント
ローラHに、前記地上側の送受信機10との間で情報を
送受する移動体側の送受信機16が接続されている。
又、作業車コントローラHからは、走行用の変速装置3
1を変速操作するための走行用モータ30、ステアリン
グ装置22を操作するためのステアリング用モータ2
1、及び作業装置25を作動させる(例えば、田植え機
の場合には、作業装置である植え付け装置を昇降等させ
る)ための作業装置用アクチュエータ26に対する駆動
信号が出力されている。さらに、作業車コントローラH
には、作業車Aの車体方位を検出する地磁気利用の方位
センサ32の検出情報が入力され、その検出情報は、前
記送受信機16によって地上側の送受信機10に向けて
送信される。尚、この車体方位情報は、図11に示す圃
場Fの長辺k1,k2(k3,k4)に沿った方向Mを
角度0の基準方位角とするように設定されている。
【0035】そして、前記作業車コントローラHは、送
受信機16の受信情報(即ち、地上側の送受信機10か
ら送信される操向制御情報)に基づいて作業車Aを走行
制御する。一方、地上側のメインコントローラCは、前
記送受信機10が受信した作業車Aの車体方位情報と、
前記位置検出手段100による作業車Aの位置情報とに
基づいて求めた前記作業車Aに対する走行制御情報を、
前記地上側の送受信機10を経由して作業車A側の送受
信機16に送信する。
【0036】地上側には、図11に示すように、作業車
Aが苗の植え付け作業等を行いながら誘導走行される1
区画の長方形状の圃場Fが設けられている。作業車Aは
圃場Fの長手方向(図の横方向)に沿う状態で短手方向
(図の縦方向)に並置された複数の作業行程夫々を作業
走行しながら、各作業行程の端部で隣接する作業行程に
180度旋回して移動し、今度はその作業行程を逆方向
に走行する往復走行を繰り返して、上記圃場Fの全範囲
を走行するように誘導制御される。図中、k0は、圃場
Fに対する作業車Aの出入口である。
【0037】前記圃場Fの長手方向の1端側(図でk
2,k3で示す辺)には、圃場の両角位置k2,k3付
近の予め決められた位置に、その基準位置を表示するた
めの基準ポールP1,P2が設けられている。この基準
ポールP1,P2は、図12に示すように、地上所定高
さに支柱28Aにて支持された円柱状の光反射板28に
て構成され、その光反射板28の具体構成は、前記作業
車Aに設けた反射面19aと同様に、入射する光をその
入射方向に反射する特性を有している。
【0038】圃場Fの基準ポールP1,P2が設置され
ている側とは反対側の長手方向端部側(図でk1,k4
で示す辺)には、前記自動追尾式位置測定装置Bが設置
される。そして、自動追尾式位置測定装置B内に、基準
ポールP1,P2にて表示された基準位置、即ち、前記
予め位置を設定して設置した基準ポールP1,P2の配
置位置を検出する基準位置検出手段が構成されるととも
に、基準ポールP1,P2の配置位置を含む地上側情報
を記憶する地上側情報記憶手段が構成される。地上側情
報としては、基準ポールP1,P2の座標、圃場Fの各
角部k1,k2,k3,k4の座標、出入口k0の位
置、前記作業行程の情報(行程幅、行程長さ、行程数
等)、及び作業車Aに対するデフォルト位置kd(標準
の作業開始位置)の座標等が記憶される。そして、上記
基準位置検出手段は、基準ポールP1,P2の光反射板
28に向けて検出光の投射方向を設定した状態でその光
反射板28までの距離を検出する距離検出手段としての
前記レーザ測長器13を備え、且つ、前記レーザ測長器
コントローラ51及びメインコントローラCを利用して
構成され、又、上記地上側情報記憶手段は、前記メイン
コントローラCを利用して構成される。
【0039】従って、前記位置検出手段100は、基準
ポールP1,P2の設置位置情報と基準ポールP1,P
2夫々に対して検出される距離情報とによって求められ
る上記位置測定装置Bの設置位置を基準として、前記作
業車Aの位置検出を行うことになる。
【0040】次に、図13に示すタイムチャートによっ
て、各コントローラ49,50,51,Cの動作につい
て説明する。イメージセンサSは所定のフレーム周期で
繰り返し撮像作動し、前記レーザー装置17はイメージ
センサSの連続する2つのフレームのうちの前のフレー
ム期間でビーム光b1を投射し、後のフレーム期間では
ビーム光の投射を遮断する。そして、上記後のフレーム
期間の終了点a,b,c(この時間間隔は上記フレーム
周期よりも長い時間間隔に設定されている)から、上記
ビーム光が断続された2つの撮像情報から前記領域Gを
抽出する処理、及び、その領域Gの情報と上記時点a,
b,cの直前において保持したビーム光b1の投射角度
情報とに基づく反射体19の位置検出処理を続けて実行
する。そして、この位置検出処理が終了した時点t2,
t1,t0から、反射体19の位置情報に基づいて前述
の追尾制御を行う。
【0041】次に、図11に示す矩形状の圃場F内の長
手方向に沿って作業車Aが往復走行する場合について、
自動追尾式位置測定装置Bによる作業車Aの位置測定、
及び、作業車Aの誘導走行の具体構成を、図14〜図1
6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0042】メインルーチン(図14)では、最初に、
位置測定装置Bを圃場に設置するが、その設置位置は、
通常、図11に示すように、k1,k4で示す辺の中点
付近である。次に、前記記憶されている地上側情報(以
後、マップファイルと呼ぶ)のうちで、現在の圃場のマ
ップファイルを選択して読み込む。ここで、レーザー測
長器13にて前記基準ポールP1,P2までの距離を検
出し、その距離情報と上記マップファイル情報に基づい
て、前述のように、位置測定装置Bの設置位置を認識す
る。
【0043】次に、前記イメージセンサSの撮像画面の
中心点O付近に反射体19上のビーム光b1の照射位置
を捉えるように操作して作業車Aの位置を検出した後、
最初の軌道データ(行単位で記憶されている)を読み込
み、その軌道と車体位置のずれを計算する。そして、軌
道ずれが設定値(例えば1m)内でなければ、次の軌道
データを読み込み、軌道ずれが上記設定値内になるま
で、順番に軌道データの読み込みと軌道ずれの計算とを
行う。ここで、ファイル内のすべての軌道データを読み
込んでも、軌道ずれが設定値内にならないときは、現在
の車体位置が不適当と判断されるので、誘導したい軌道
まで手動で移動させるか、あるいは、前記デフォルト位
置kdまで移動させるようにして車体位置を変更させ
る。そして、移動後の作業車Aの位置を検出し、上記軌
道データの読み込みと軌道ずれの計算とを再度行い、軌
道ずれが設定値内になる軌道データが見つかると、その
軌道と車体位置を図示しないTVモニター等に表示す
る。この表示を見て、作業者等が誘導開始を指令する
と、その軌道に沿っての車体誘導が開始される一方、誘
導開始しないように指令すると、上記車体位置の変更か
らのフローを繰り返す。
【0044】車体誘導(図15)では、前記軌道データ
を計算バッファにセットしてから、別のルーチンで実行
されている前記領域Gの両端点G1,G2の位置を求め
る画像処理が終了しているかどうかを調べ、終了してい
れば、その画像処理データと前記エンコーダ11a,1
2aの投射角度データとを読み込む。そして、この両デ
ータと前記距離情報CHとから、上記両端点G1,G2
に対応する地上側の位置g1,g2を求めるとともに、
最終的に、反射体19の円筒軸芯位置O’の位置つまり
作業車Aの位置を算出する。そして、この作業車Aの位
置情報から、自動追尾のための制御量を定めてその制御
量で追尾動作させる。
【0045】次に、上記算出した車体位置から軌道の終
端に位置しているか否かを調べる。軌道終端でなけれ
ば、作業車Aから車体方位角データを受信して、その車
体方位角と、軌道に対する前記車体位置のずれとから車
体のステアリング角を算出し、そのステアリング角のデ
ータ、及び、その他の変速操作用や作業機(植え付け装
置等)操作用の制御情報を作業車Aに送信する。そし
て、車体側では、上記受信した制御情報に従って、ステ
アリング、変速、及び作業機操作の制御を行う。一方、
軌道終端であれば、次の軌道データの読み込みを行い、
その軌道データに基づいて、上記作業車Aの車体方位角
データ受信からのフローを繰り返す。上記次の軌道デー
タの読み込みで、ファイル内のデータに対する処理が終
了している場合には、車体誘導の処理を終えて、メイン
ルーチンに戻る。
【0046】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。上
記実施例では、反射体19の形状として、軸芯を上下方
向に向けた円筒状の反射面19aを備える円柱体に構成
したが、これに限るものではなく、例えば、球形の反射
面を備えるボール形状に構成してもよい。尚、上記反射
面は、入射光を入射方向へ向けて反射する反射シートに
限らず、反射率の高い白色シート等でもよい。
【0047】上記実施例では、光投射手段17が、横方
向に所定角度走査されたビーム光を投射するように構成
したが、このような光投射手段に限るものではなく、例
えば、走査せずに直線状にビーム光を投射するものでも
よい。この場合は、反射体19上に点状の照射位置が形
成されるので、その照射点の撮像画面内での位置情報及
びビーム光の投射角度情報に基づいて移動体Aの位置が
検出される。
【0048】上記実施例では、撮像手段Sを、光投射手
段17に対して、その光投射方向に交差する方向に所定
距離ずれ且つ前記光投射方向に対して所定角度をなす状
態に設置するのに、光投射手段17に対して縦方向(下
方向)に所定距離CHずらすようにしたが、上方向にず
らしてもよく、又、横方向にずらしてもよい。上記所定
距離CH及び所定角度の値は、作業条件に合わせて適宜
設定される。
【0049】上記実施例では、撮像手段Sとして、白黒
式のCCDセンサを用いるイメージセンサの場合を例示
したが、CCDセンサ以外に、例えば、PSDセンサ等
を用いてもよく、又、白黒式ではなく、カラー式のセン
サでもよい。
【0050】上記実施例では、光投射手段17の光投射
方向を変更する手段を電動モータ11,12によって構
成したものを例示したが、モータ以外に、他のアクチュ
エータを用いることができる。又、上記実施例では、光
投射角度検出手段を、上記モータ11,12に内蔵した
エンコーダ11a,12aによって構成したが、これ以
外に、例えば、モータ11,12とは別体のポテンショ
メータ等の角度検出手段を用いることも可能である。
【0051】上記実施例では、光投射手段17がその光
投射を断続するとともに、位置検出手段100が、上記
光投射時と非光投射時の撮像情報の差の情報から、移動
体A(反射体19)の位置検出を行うようにしたが、例
えば、ビーム光b1に対して外乱となる光の影響が無視
できるような条件では、光投射手段17が連続して光投
射しながら、位置検出手段100が、その光投射時の撮
像情報に基づいて、移動体A(反射体19)の位置検出
を行うようにすることも可能である。
【0052】上記実施例では、位置検出手段100が、
横方向に延びる直線又は曲線状の照射位置情報等から、
反射対19の位置検出を行うものを示したが、前述のよ
うに、反射体19の形状及び光投射手段からのビーム光
の断面形状等が変更されるのに合わせて、その検出処理
の内容は適宜変更される。
【0053】上記実施例では、位置検出手段100が、
円筒状の反射面19aにおける照射領域Gの両端点G
1,G2の位置情報を使って、反射体19の円筒軸芯位
置を検出したが、このような処理に限るものではない。
例えば、上記両端点G1,G2に加えて領域Gの中点の
位置情報を使う等、照射領域Gが含む情報をより多く使
って反射体19の円筒軸芯位置を検出することにより、
その位置検出精度を向上させるようにしてもよい。
【0054】上記実施例では、移動する移動体として、
自動走行式の作業車Aの場合を例示したが、これ以外
に、運転者が搭乗して手動操縦する作業車であってもよ
い。この場合は、地上側で求めた作業車Aの現在位置の
情報が地上側から作業車に送信され、その送信情報が表
示画面等に表示された情報に基づいて運転者が手動運転
することになる。
【0055】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体及び自動追尾式位置測定装置の全体構成
【図2】移動体の位置検出及び方位検出を説明する側面
【図3】移動体の位置検出及び方位検出を説明する平面
【図4】撮像手段の構成を示す一部縦断側面図
【図5】自動追尾式位置測定装置の制御構成を示すブロ
ック図
【図6】撮像画面内における照射形状の領域抽出の説明
【図7】撮像画面内における照射形状の説明図
【図8】反射体の位置算出処理を説明する平面図
【図9】追尾制御の説明図
【図10】移動体側の制御構成を示すブロック図
【図11】作業地を示す平面図
【図12】地上側の基準位置情報表示手段の正面図
【図13】制御作動を説明するタイムチャート
【図14】制御作動のフローチャート
【図15】制御作動のフローチャート
【図16】制御作動のフローチャート
【図17】従来例の移動体及び自動追尾式位置測定装置
の全体構成図
【符号の説明】
A 移動体 19 反射体 19a 反射面 17 光投射手段 S 撮像手段 11a,12a 投射角度検出手段 100 位置検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する移動体(A)に反射体(19)
    が設けられ、 地上側に、前記反射体(19)に向けてビーム光を投射
    する光投射手段(17)と、前記光投射手段(17)に
    対して、その光投射方向に交差する方向に所定距離ずれ
    且つ前記光投射方向に対して所定角度をなす状態に設置
    されて、前記反射体(19)を撮像する撮像手段(S)
    と、前記光投射手段(17)の光投射方向を検出する投
    射角度検出手段(11a,12a)と、前記反射体(1
    9)上に照射された前記光投射手段(17)からの光の
    前記撮像手段(S)の撮像画面内における照射位置情
    報、前記光投射手段(17)に対する前記撮像手段
    (S)の設置情報及び前記投射角度検出手段(11a,
    12a)の角度情報に基づいて、前記反射体(19)の
    位置を検出する位置検出手段(100)とが設けられて
    いる移動体の位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記光投射手段(17)が、その光投射
    を所定時間間隔で断続するように構成され、 前記位置検出手段(100)が、前記光投射手段(1
    7)の光投射間隔に同期して光投射されたときと光投射
    されていないときの前記撮像手段(S)の撮像情報の差
    情報に基づいて、前記反射体(19)の位置検出を行う
    ように構成されている請求項1記載の移動体の位置検出
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光投射手段(17)が、横方向に所
    定角度走査されたビーム光を投射するように構成され、
    前記反射体(19)が、軸芯を上下方向に向けた円筒状
    の反射面(19a)を備えるように構成され、前記位置
    検出手段(100)が、前記反射面(19a)の軸芯位
    置を検出するように構成されている請求項1又は2記載
    の移動体の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記位置検出手段(100)が、前記横
    方向に所定角度走査されたビーム光による前記反射面
    (19a)上の照射領域の両端位置の情報に基づいて、
    前記反射面(19a)の軸芯位置を検出するように構成
    されている請求項3記載の移動体の位置検出装置。
JP6321876A 1994-12-26 1994-12-26 移動体の位置検出装置 Pending JPH08178616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012242318A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 位置補正データ生成装置、位置標定装置、ユーザインタフェース装置、位置補正データ生成装置の位置補正データ生成方法、位置標定装置の位置標定方法、ユーザインタフェース装置の情報処理方法、位置補正データ生成プログラム、位置標定プログラムおよびユーザインタフェースプログラム
JP2016504585A (ja) * 2012-12-20 2016-02-12 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 対象物の2次元位置座標を求める方法及び装置

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