JPH0817827B2 - 磁気治療器 - Google Patents

磁気治療器

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JPH0817827B2
JPH0817827B2 JP4196686A JP19668692A JPH0817827B2 JP H0817827 B2 JPH0817827 B2 JP H0817827B2 JP 4196686 A JP4196686 A JP 4196686A JP 19668692 A JP19668692 A JP 19668692A JP H0817827 B2 JPH0817827 B2 JP H0817827B2
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magnetic
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征夫 内海
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征夫 内海
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は治療効果の高い磁気治療
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気治療器は、永久磁石を治療部
位に位置させて、永久磁石よりの磁力線の作用で治療効
果をあげるものであつた。また、上述した永久磁石に替
え、電磁石を構成し、該電磁石に直流電力を供給して磁
力線を発生させ、治療効果を上げるものもあつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の磁気治療器は、いずれも一定の磁力線を発生するのみ
であり、発生する磁力線に変化はなく、一定の治療効果
はあるが、その回復効果は十分とは言えなかつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決することを目的として成されたもので、係る目的を
達成する一手段として以下の構成を備える。即ち、導電
性ワイヤを治療部位を挿入可能なように所定内径及び所
定幅を有する中空コイル状に成型した磁気発生部と、所
定周波数帯域内を自動的且つ連続的に周波数偏位する周
波数信号を供給するスイープジエネレータ部と、前記ス
イープジエネレータ部よりの周波数信号を電力増幅して
前記磁気発生部に供給する電力供給部とを備えることを
特徴とする。
【0005】そして例えば、磁気発生部は、手及び足を
挿入可能に内径が少なくとも略20cmに成形され、ス
イープジエネレータ部は、略20Hz〜略30KHzの
周波数帯域内を繰り返し自動的且つ連続的に周波数偏位
し、電力供給部は、前記磁気発生部に供給する供給電力
量を調整可能とすることを特徴とする。更に、電力供給
部の電力増幅特性に対応して磁気発生部への出力電力量
が一定となる様にスイープジエネレータ部よりの出力周
波数信号の周波数に対応する前記電力供給部への入力信
号レベルを調整する調整部を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成において、治療対象の範囲に満遍な
く広範囲の周波数帯域の磁気的刺激を与えることがで
き、特定周波数の磁気的刺激を与える場合に比し治療効
果の高い磁気治療器を提供できる。例えば、腰や肩、背
中に磁気発生部を当てることにより、腰痛や、肩凝り等
の不具合箇所に効率よく磁界をかけることができ、係る
部分の治療効果を上げることができる。そして、磁気発
生部を手及び足を挿入可能なように内径が少なくとも略
20cmに成形することにより、手や足及び脛などの部
分にも効率よく磁界をかけることができ、当該部位の治
療に特に効果を大きくすることができる。更に、略20
Hz〜略30KHzの周波数帯域を周波数偏位する様に
構成することにより、電力供給部に汎用の音響用アンプ
を用いることができる。このため、廉価でかつ治療効果
も高い磁気治療器を提供できる。更にまた、電力供給部
の増幅特性に併せて磁気発生部への出力電力量が一定と
なる様にスイープジエネレータ部よりの出力周波数信号
の周波数に対応する前記電力供給部への入力信号レベル
を調整する調整部を備えることにより、磁気の浸透する
範囲を制御することができると共に、電力供給部のオー
バーロードを防止することも可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の磁気
治療器の構成を示す図であり、図中10は導電性ワイヤ
を中空コイル状(ソレノイド状)に成型して電磁石を構
成した磁気発生部であり、本実施例では例えば手・足を
中空部に挿入して治療効果を高められる様に内径略20
Cmに構成している。なお、磁気発生部10の形状は、
発生させる磁力線強度により定まり、治療部位、治療対
象により適時決められる。
【0008】20は磁気治療器10に電力を供給する電
力増幅器であり、イコライザ30よりの周波数信号を電
力増幅する。本実施例においては、イコライザ30から
は略20Hz〜30KHzの周波数帯域の信号が入力さ
れる。このため、この電力増幅器として専用の増幅器を
新設計することなく、一般に市販されているオーデイオ
用のハイフアイメインアンプ等をそのまま転用すること
ができる。アンプの容量は発生させる最大磁力線の強さ
により決めればよく、一般には200W〜1300W程
度のパワーがあれば足りる。
【0009】30はイコライザであり、電力増幅器20
の電力増幅特性とスイープジエネレータ40の出力周波
数特性との整合性等をとり、電力増幅器20がオーバー
ロードとなるのを防止すると共に低周波領域での磁力線
供給レベルを合わせている。また40はスイープジエネ
レータであり、設定された周波数の範囲内を一定の時間
で周波数偏位する信号を出力する。本実施例において
は、スイープジエネレータ40は略20Hz〜略30K
Hzの周波数範囲を一定時間内に順次周波数偏位し、磁
気発生器10が全ての周波数において磁力線を発生する
様に制御する。磁力線は、その発生周波数により体内へ
の浸透深さが異なる。従つて、本実施例の如くに一定範
囲内の周波数信号でまんべんなく磁気発生器10に電流
を印加することにより、治療対象範囲に満遍なく磁気的
刺激を与えることができ、治療効果を高めることができ
る。
【0010】本実施例におけるスイープジエネレータ4
0の周波数の偏位状態の例を図2及び図3に示す。図2
は一例として低い周波数(20Hz)より高い周波数に
徐々に周波数偏位していき、最高周波数(30KHz)
の周波数となると再び低い周波数から徐々に周波数が高
く偏位する様に制御した例である。また、図3は、低い
周波数(20Hz)より高い周波数に徐々に周波数偏位
していき、最高周波数(30KHz)の周波数となると
再び徐々に低い周波数に周波数偏位する様に制御した例
である。
【0011】以上のいずれの場合であつても略同様の効
果を得ることが出来る。なお、この周波数偏位は低い周
波数(20Hz)より高い周波数に徐々に周波数偏位し
ていく例に限るものでは無く、逆に最高周波数(30K
Hz)より徐々に低い周波数に周波数偏位する様に制御
してもよい。以上の構成を備える本実施例の磁気治療器
を用いて治療部位を治療する場合には、図1に示す様に
コイル状の磁気治療器10の中空部内に治療しようとす
る部位を位置させることが望ましい。例えば図1の例で
は、肱の部分を治療しようとした場合を示している。そ
して、不図示の出力調整用のボリウム(このボリウムは
電力増幅器20の増幅段の前に設けられていれば良く、
増幅器20に備えても、またイコライザ30部分であつ
ても、更にスイープジエネレータ40に備える構成でも
良く、それらの複数に、又は全ての備えてもよい)を調
整することにより磁気発生器10への供給電力量を調整
し、磁気発生器10よりの発生磁力線強度を調整する。
そして最適出力レベルとして所定時間治療を続けること
になる。なお、この出力調整は上述したボリウムで行う
場合に限るものではなく、電力増幅器20の出力電力を
調整できる構成であれば任意の構造で良く、また自動で
あるか手動であるかも問わない。なお、このスイープす
べき周波数範囲は以上の範囲に限定されるものではな
く、より広い範囲であつても、またより狭い範囲であつ
てもよい。例えば、100Hz〜20KHzの範囲であ
つてもよい。
【0012】また、上述した磁気発生部10は、導電性
ワイヤを複数回巻回してコイル状に成型した物であれ
ば、その大きさ等に特別の制限は無く、主に治療しよう
とする部位に併せて適宜最適の形状とすれば良い。肱や
膝、又は手首や足首等を治療しようとする場合には、図
1に示すような患部をコイル中心部分の中空部内に挿入
できる様に成型し、該中空部に治療部位を位置させるの
が治療効果の面で望ましい。この場合において、中空部
の内径は足の膝をも治療対象部位に加えたい場合には略
20Cm程度とすることにより、通常の人における膝や
肱を挿入できる。しかし、肱のみ治療するような場合に
は更に小径のコイルとすることも可能であり、スポーツ
選手の如く手足の部分が太いような場合には更に中空部
内径を大径とすることも可能である。
【0013】更に、治療部位を手足のみでなく、腰の部
分や背中部分、首の部分等とする場合にはコイル状部分
の厚さを薄くした方が使い易い。このため、この様な部
位に使用する場合には、図4に示す様にコイル部分の厚
さの薄い構造とすることが望ましい。以上説明した様に
本実施例によれば、導電性ワイヤをコイル状に巻いた磁
気発生器10に所定周波数範囲で周波数偏位する交流信
号を電力増幅して印加することにより、治療対象部位に
満遍なく磁気的刺激を与えることができ、治療効果を高
めることができる。その結果、本実施例の磁気治療器を
使用することにより、使用者の略全員より顕著な治療効
果が認められた。例えば、長年の腰痛に悩んでいた男性
等も僅かの期間の治療で腰痛が治り、更に腰痛の再発が
防止できたという顕著な作用効果を達成している。
【0014】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、導電
性ワイヤを治療部位を挿入可能なように所定内径及び所
定幅を有する中空コイル状に成型した磁気発生部と、所
定周波数帯域内を自動的且つ連続的に周波数偏位する周
波数信号を供給するスイープジエネレータ部と、前記ス
イープジエネレータ部よりの周波数信号を電力増幅して
前記磁気発生部に供給する電力供給部とを備えることに
より、治療対象の範囲に満遍なく広範囲の周波数帯域の
磁気的刺激を与えることができ、特定周波数の磁気的刺
激を与える場合に比し治療効果の高い磁気治療器を提供
できる。例えば、腰や肩、背中に磁気発生部を当てるこ
とにより、腰痛や、肩凝り等の不具合箇所に効率よく磁
界をかけることができ、係る部分の治療効果を上げるこ
とができる。そして、磁気発生部を手及び足を挿入可能
に内径が少なくとも略20cmに成形することにより、
手や足及び脛などの部分にも効率よく磁界をかけること
ができ、当該部位の治療に特に効果が大きいものとでき
る。更に、スイープジエネレータ部を略20Hz〜略3
0KHzの周波数帯域内を繰り返し自動的且つ連続的に
周波数偏位する様に構成することにより、電力供給部に
汎用の音響用アンプを用いることができ、廉価でかつ治
療効果も高い磁気治療器を提供できる。更にまた、電力
供給部の増幅特性に併せて磁気発生部への出力電力量が
一定となる様にスイープジエネレータ部よりの出力周波
数信号の周波数に対応する前記電力供給部への入力信号
レベルを調整する調整部を備えることにより、磁気の浸
透する範囲を制御することができると共に、電力供給部
のオーバーロードを防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の磁気治療器の構成を示
す図である。
【図2】本実施例のスイープジエネレータの周波数偏位
の例を示す図である。
【図3】本実施例のスイープジエネレータの周波数偏位
の例を示す図である。
【図4】本発明に係る他の実施例の磁気発生器の構造例
を示す図である。
【符号の説明】
10 磁気発生器 20 電力増幅器 30 イコライザ 40 スイープジエネレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性ワイヤを治療部位を挿入可能なよ
    うに所定内径及び所定幅を有する中空コイル状に成型し
    た磁気発生部と、 所定周波数帯域内を自動的且つ連続的に周波数偏位する
    周波数信号を供給するスイープジエネレータ部と、 前記スイープジエネレータ部よりの周波数信号を電力増
    幅して前記磁気発生部に供給する電力供給部とを備える
    ことを特徴とする磁気治療器。
  2. 【請求項2】 磁気発生部は、手及び足を挿入可能なよ
    うに内径が少なくとも略20cmに成形され、 スイープジエネレータ部は、略20Hz〜略30KHz
    の周波数帯域内を繰り返し自動的且つ連続的に周波数偏
    位し、 電力供給部は、前記磁気発生部に供給する供給電力量を
    調整可能とすることを特徴とする請求項1記載の磁気治
    療器。
  3. 【請求項3】 更に、電力供給部の電力増幅特性に対応
    して磁気発生部への出力電力量が一定となる様にスイー
    プジエネレータ部よりの出力周波数信号の周波数に対応
    する前記電力供給部への入力信号レベルを調整する調整
    部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2のい
    ずれかに記載の磁気治療器。
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JPH0639042A JPH0639042A (ja) 1994-02-15
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