JPH08175639A - チューブギャラリ - Google Patents

チューブギャラリ

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JPH08175639A
JPH08175639A JP33816494A JP33816494A JPH08175639A JP H08175639 A JPH08175639 A JP H08175639A JP 33816494 A JP33816494 A JP 33816494A JP 33816494 A JP33816494 A JP 33816494A JP H08175639 A JPH08175639 A JP H08175639A
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JP
Japan
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cover body
frame structure
gallery
beams
belt conveyor
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Withdrawn
Application number
JP33816494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Yamaguchi
幸弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Miike Machinery Co Ltd, Mitsui Miike Engineering Corp filed Critical Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Priority to JP33816494A priority Critical patent/JPH08175639A/ja
Publication of JPH08175639A publication Critical patent/JPH08175639A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体として軽量化を図るとともに、設置の際
の取扱いや支持される側の耐荷重性を向上させる。ま
た、設計強度計算に複雑な解析を要することなく端面を
自由な形状に選択可能とする。 【構成】 骨組構造19に沿ってカバー体20を張設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、海中に間隔を
有して設置された支柱間に架設され、内部に収装したベ
ルトコンベアを包囲ならびに支持するために用いられる
チューブギャラリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば海中に間隔を有して設置さ
れた複数の支柱間に架設することにより、ベルトコンベ
アを筒状の囲いで包囲した状態で海上の作業所と陸上と
を海上で連絡する目的でチューブギャラリが用いられて
いる。
【0003】そして、図5に示すように、従来一般に使
用されているチューブギャラリ51は、例えば鋼板製に
より形成された端面ほぼ真円の筒状で内部にベルトコン
ベア装置52を収装したものである。
【0004】このチューブギャラリは、ベルトコンベア
装置を空中に配置することがてできるばかりか、夏季の
直射日光や冬季の氷雪による硬化や直接当たる新鮮な空
気に基因されるベルトコンベアの老化現象が防止され、
またベルトコンベアが風で煽られることがなく、正確な
秤量を必要とする場合には適しており、殊に傾斜ベルト
コンベアにあっては、雨のためばら物がベルトコンベア
を登らなくなり、そのうえ雨水がベルトコンベアを伝わ
って屋内に流入するという不都合を生じるなどの心配が
ない。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、前記従来のチューブギャラ
リは、筒状のチューブギャラリ51自身で自己の形状を
維持しなければならないとともに、収装したベルトコン
ベア装置52をも支持しなければならず、例えば通常の
場合に厚さ6mm程度の鋼板を必要とする。
【0006】そのため、上記の従来技術のチューブギャ
ラリ51は厚さが約6mm以上の鋼板製であることか
ら、全重量が重くなるばかりか、チューブギャラリ51
の容積を縮小するために楕円形や、風などの影響を少な
くするために流線形にすることは、複雑な解析計算を必
要とし、製作に難がある。
【0007】このように、本発明が解決しようとする課
題は、従来技術のチューブギャラリは全重量が重くなる
という点と、様々な形状にすることが困難である、とい
う点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のチューブギャラリは骨組構造とこの骨組構
造に沿って張設されるカバー体とから構成されている。
【0009】
【作用】骨組がカバー体およびベルトコンベア装置の重
量を支えて、カバー体は遮断効果を発揮するとともに、
筒形の外形を形成する。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に就いて説明す
る。
【0011】図1乃至図3は本発明の第一実施例を示す
ものであり、例えば下端にサイロなどの構造物(図示せ
ず)に架設される支持台1,1を有して互いに適宜なス
パンで配置された二本の支柱2,2間に梁3と、床梁4
とが架設されて四角形のラーメン構造をなす二つの主骨
組体5,5が形成され、この二つの主骨組体5,5は平
行に対をなしてチューブギャラリの長手方向の両端、即
ち入口と出口とに利用されるもので、両構造物(図示せ
ず)の距離に合わせて適宜な位置に配置されるものであ
る。
【0012】また、二つの主骨組体5,5の間に適宜な
間隔で副骨組体7が主骨組体5,5と平行に配置され
る。この副骨組体7は図3に示すように、二本の柱8,
8と、この二本柱8,8との間に架設される梁9と、床
梁10とから構成されるラーメン構造であり、本実施例
では四つ設けたもので、主骨組体5と副骨組体7とのス
パンおよび副骨組体7同士の間隔はすべて等距離に配置
した。尚、副骨組体7の柱8,8、梁9、床梁10は主
骨組体5,5の支柱2,2、梁3、床梁4とそれぞれ同
長である。
【0013】更に、主骨組体5と副骨組体7との間およ
び副骨組体7同士の間には即ち長手方向に梁11と床梁
12とを架設して全体を立方形のラーメン構造としたも
のである。そして、支柱2,2または柱8,8と、梁1
1と、床梁12とによって構成されるラーメン構造にガ
ゼットプレート13を介して筋かい28を張設してトラ
スト構造を用いて長手方向の補強をも計っている。
【0014】更にまた、図2,図3に示すように、平行
に配設された二本の梁11,11および同じく平行に配
設された二本の床梁12,12には、それぞれ外側方へ
向けて小梁14,14、15,15を突設させ、また、
二本の支柱2,2および二本の柱8,8の中間にも前記
の小梁14,14、15,15より長い小梁16,16
を外側方へ向けて突設させる。更に、主骨組体5の梁
3,3および副骨組体7の梁9の中間に上方へ延びる小
柱17を突設させるとともに、主骨組体5の床梁4,4
および副骨組体7の床梁10の中間にも下方へ延びる小
柱18を突設させる。
【0015】そして、これら立方形のラーメン構造から
なる骨組構造19の長手方向の二つの側面と上面と下面
とを完全に覆う例えば厚さが0.5〜3mm程度の鋼板
からなるカバー体20を張設して、筒状のチューブギャ
ラリが形成されている、このカバー体20は前記の梁1
1,11、床梁12,12、小梁14,14、15,1
5、小梁16,16、小柱17、小柱18に張設するこ
とにより、主骨組体5のある端面21,21は開放した
端面楕円形のチューブギャラリとなる。
【0016】このように構成される本実施例のチューブ
ギャラリはベルトコンベア装置6が床梁4,10に架設
支持される。
【0017】尚、ベルトコンベア装置6における」符号
22は往路ベルト、符号23は復路ベルト、符号24は
往路ベルト22用の支持ローラ、符号25は復路ベルト
用のローラを示す。
【0018】以上の構成を有する本実施例によれば、ラ
ーメン構造およびトラスト構造を有する骨組み構造19
により、空中通路としての強度、ならびにベルトコンベ
ヤ装置6の支持するための強度を充分に発揮することが
できる。
【0019】加えて、骨組構造19に軽量のカバー体を
覆せることにより遮断効果を発揮させるとともに、全体
として軽量化を図ることができる。
【0020】また、骨組構造19において充分な強度を
担保することが可能であることから、張設するカバー体
20は複雑な設計強度計算をすることなしに種々の形状
に簡単に形成することができる。
【0021】図4は本発明の実施例を示すものであり、
前記第一実施例と同一構成部には同一符号は付した。
【0022】本実施例は前記第一実施例とほぼ同様の構
成を有するが、柱8,8の間に架設される梁9および床
梁10を長くして内部空間を幅広くとり、二台のベルト
コンベア装置6,6を並列して収装することができるよ
うに構成したものである。
【0023】従って、梁9の中間に上方へ延びる小柱1
7を三本突設させ、床梁10の中間にも下方へ延びる小
柱18を三本突設させる。そして、これら三本の小柱1
7,18の内中央の小柱17a,18aを両脇の小柱1
7b,17bおよび小柱18b,18bよりも長いもの
を用いた。
【0024】そして、前記第一実施例のように、端面2
1,21を横長に形成した立方形のラーメン構造からな
る骨組構造26の長手方向の二つの側面と上面と下面と
を完全に覆うカバー体27を張設して、筒状のチューブ
ギャラリを構成するのである。このカバー体20は小梁
14,14、15,15、小梁16,16、小柱17
a,18a、小柱18b,18bに張設することによ
り、前記第一実施例より横長の端面楕円形のチューブギ
ャラリとなるものである。
【0025】本実施例は前述の如く、並列に二台のベル
トコンベア装置6,6を収装するのに適する。
【0026】尚、前記各実施例において骨組構造19,
26は例えば従来のチューブギャラリを形成するのに必
要な強度の厚さを有する鋼材を用いることができるが、
木材、或いは各種の補強合成樹脂材なども用いることが
でき、また、前記各実施例ではカバー体20,27を薄
い鋼板により形成したが、テント地、合成樹脂板など他
の材料を用いて形成することができる。
【0027】また、前記実施例ではカバー体20は端面
円形、カバー体27は端面楕円形としたが、複雑な計算
をすることなしに流線形や四角形など他の形状に形成で
きる。
【0028】更に前記各実施例では骨組構造としてラー
メン構造およびトラスト構造を用いたためきわめて強固
であるが、いずれか一方を有する骨組構造であってもよ
い。
【0029】更にまた、前記各実施例は全体的に骨組構
造を用いたが例えば床梁10,12の部分など一部だけ
に骨組構造を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の構成を有する本発明によれば骨組
構造部分が強度計材を形成することからカバー体を薄く
形成することができ、全体として軽量化を図ることがで
き、設置の際の取扱いや支持される側の耐荷重性が向上
する。また、カバー体は強度に殆ど関与しないことから
設計強度計算に複雑な解析を要することなく端面を楕
円、流線形にすることが可能である。更に、骨組構造と
カバー体とにより構成することにより両者を異種の素材
により形成することができ、カバー体の性質を搬送物の
性質に合わせるなど用途への対応がよりしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す一部切載正面図であ
る。
【図2】図1の端面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】本発明の第二実施例を示す断面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】
2 支柱 3 梁 4 床梁 5 主骨組体 6 ベルトコンベア装置 7 副骨組体 8 柱 9 梁 10 床梁 11 梁 12 床梁 14 小梁 15 小梁 16 小梁 17 小柱 18 小柱 19 骨組構造 20 カバー体 27 カバー体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺筒状のカバー内にベルトコンベア装
    置を収納支持するチューブギャラリにおいて、前記カバ
    ーが骨組構造とこの骨組構造に沿って張設されるカバー
    体とからなることを特徴とするチューブギャラリ。
JP33816494A 1994-12-27 1994-12-27 チューブギャラリ Withdrawn JPH08175639A (ja)

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JP33816494A JPH08175639A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 チューブギャラリ

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JP33816494A JPH08175639A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 チューブギャラリ

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JPH08175639A true JPH08175639A (ja) 1996-07-09

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20020305