JPH08173167A - 耐冷性イネおよびその作製方法 - Google Patents

耐冷性イネおよびその作製方法

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JPH08173167A
JPH08173167A JP6322806A JP32280694A JPH08173167A JP H08173167 A JPH08173167 A JP H08173167A JP 6322806 A JP6322806 A JP 6322806A JP 32280694 A JP32280694 A JP 32280694A JP H08173167 A JPH08173167 A JP H08173167A
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leu
fatty acid
val
sequence
plant
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JP6322806A
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English (en)
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Hiromori Akagi
宏守 赤木
Tatsuto Fujimura
達人 藤村
Hiroaki Shimada
浩章 島田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明では、イネの脂肪酸の不飽和度の制御
による耐冷性イネの作製方法およびこれによって作製さ
れた耐冷性イネを提供する。 【構成】 イネの小胞体に局在するω-3脂肪酸不飽和
化酵素の遺伝子およびcDNAを単離し、これを植物で
機能するプロモーターの下流にセンスおよびアンチセン
ス方向で接続した人工遺伝子を構築する。この人工遺伝
子をイネの核ゲノムに組み込み、形質転換イネの脂肪酸
の不飽和度を改変しすることによってイネの耐冷性を向
上させる。 【効果】 本発明によって、イネの脂肪酸の不飽和度を
改変し耐冷性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の脂肪酸組成を制
御する技術およびそれによって植物の耐冷性等の品質を
改変する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】植物の生育は温度によって大きく左右さ
れる。低温は植物の生長を抑制し、0℃以下の低温では
凍結障害を引き起こす。また、0℃以上の低温によって
は低温障害を引き起こす。この低温障害の受け方は、植
物種や品種によって異なる。このような植物種や品種に
よる低温に対する感受性の差は様々な要因に支配されて
いると考えられている。その要因の一つとして、脂肪酸
の組成が挙げられる。脂質は生体膜を構成する基本分子
で、植物の生理機能を制御していると考えられている。
低温によって膜の流動性が損なわれると、電解質が細胞
外に流出し障害が引き起こされる。この膜の流動性に最
も強く影響するのは、脂質を構成する脂肪酸アシル基の
不飽和度である。
【0003】低温に対する適応性が異なる植物間で、プ
ラスチド膜のフォスファチジルグリセロ−ルに含まれる
脂肪酸の不飽和度が異なり、低温適応性と脂肪酸の飽和
度が強い相関を示すことが報告されている (Murata et
al., Plant Cell Physiol.,23:1071-1079,1982; Murata
et al., Plant Cell Physiol., 24:81-86,1983)。ま
た、不飽和脂肪酸が減少したアラビドプシスの変異体で
低温に対する抵抗性が低下していることが示されている
(Miquel et al., Proc.Natl.Acad.Sci.USA,90:6208-62
12,1992)。すなわち、脂質を構成する脂肪酸組成を人為
的に制御することができれば、低温適応性を高めた植物
を作り出すこと可能であると考えられる。近年、グリセ
ロ−ル−3−リン酸−アシルトランスフェラ−ゼの利用
によって、脂肪酸の不飽和度を高めることによって低温
適応性を高められる可能性が示されている (Murata et
al., Nature,356:710-713,1992; Wolter et al.,EMBO
J.,11:4685-4692, 1992)。さらに、葉緑体局在型のリノ
ール酸不飽和化酵素を導入したタバコにおいて低温抵抗
性が高まることが報告された (Kodama et al.,Plant Ph
siol.105:601-605)。
【0004】植物では、脂肪酸はプラスチドにおいて合
成される。プラスチドで、アセチル-CoAとACPか
らアシル-ACPが合成され、これからパルミトイル-A
CPが合成され、さらに鎖長伸長によってステアロイル
-ACPが合成される。合成されたステアロイル-ACP
は、プラスチドに於て可溶性のステアロイル-ACP不
飽和化酵素によってΔ9位に二重結合が導入され、オレ
オイル-ACPに変換される。これらの脂肪酸は極性脂
質に取り込まれた後、プラスチドおよび小胞体に局在す
る脂肪酸不飽和化酵素群によってさらに不飽和化され
る。
【0005】脂肪酸の不飽和度を制御するためには、こ
れらの酵素の遺伝子を単離し、これらを利用して形質転
換植物を作出する必要がある。これまで、脂肪酸の不飽
和化に関与する酵素、すなわち、Δ9-ステアロイル-A
CP不飽和化酵素、Δ12-オレオイル-ACP不飽和化
酵素、ω3-リノレイル-ACP不飽和化酵素 (Somervil
le et al., Science,252:80-87,1991; Iba et al.,J.Bi
ol.Chem.,268:24099-24105,1993) の遺伝子やcDNA
が双子葉植物からクロ−ニングされている。このうち、
ω3-不飽和化酵素は葉緑体と小胞体に局在する2種類
のものが知られており、各々に対応する遺伝子が単離さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】葉緑体局在型のω3ー
不飽和化酵素によって脂肪酸の不飽和度を高められるこ
とが示されたが、さらに効率よく植物体全体で不飽和度
を高めるためには、小胞体局在型の酵素を増強すること
が望ましい。これまでに得られている小胞体局在型の遺
伝子は全て双子葉植物に由来するもので、単子葉植物の
遺伝子は単離されていない。また、野生型の遺伝子の発
現を抑制することが要求される場合に、アンチセンス法
によって野生型の遺伝子の発現の制御しするためには、
塩基配列が100%一致することが望ましい。従って、
脂肪酸の不飽和度を効率的に改変するためには、対象と
なる植物から遺伝子を単離、利用する必要がある。
【0007】脂肪酸の不飽和度は植物の膜の流動性に強
く影響し、その生理機能を左右する。従って、遺伝子導
入によって恒常的に脂肪酸の不飽和度を高めることは、
本来その植物が持つ生理機能を損なう恐れがある。低温
による障害は、未発達の葉や生殖成長期に強く起こる。
このような観点から、導入した不飽和化酵素遺伝子をこ
れらの組織特異的に、また、低温条件においてのみ発現
させる必要がある考えた。すなわち、本発明の目的は小
胞体局在型のイネのω3ー脂肪酸不飽和化酵素をコ−ド
する遺伝子を提供し、さらに、この遺伝子を特定の組織
または低温時期のみに発現するように再構築した遺伝子
を提供し、これらを用いてイネの脂肪酸の不飽和度の改
変によってイネの低温耐性を増強することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】イネにおいては最も低温
に感受性の高い小胞子形成期に脂肪酸不飽和度が低く、
特に、この時期の小胞子には不飽和度の進んだリノレン
酸は検出されない。また、低温に対して感受性の高い未
発達の組織では不飽和度が低い。従って、脂肪酸の不飽
和度を高めること、特にリノール酸からリノレン酸への
変換を促進することによってイネの低温適応度を高める
ことが可能であると考えられる。
【0009】そこで、本発明者らは、リノール酸をリノ
レン酸に変換するイネのω3-リノ−ル酸不飽和化酵
素、特に小胞体局在型酵素の遺伝子およびcDNAの単
離を試みた。アラビドプシスで単離されていた小胞体局
在型遺伝子のアミノ酸配列のうち、脂肪酸不飽和化酵素
に共通する配列を基に、オリゴマーを合成しPCRによ
ってイネのcDNAの一部を得た。このDNA断片を用
いてイネのcDNAライブラリ−およびゲノミックDN
Aライブラリ−から、イネのω3-リノール酸不飽和化
酵素の遺伝子および部分的なcDNAのクロ−ニングに
成功した。さらに、遺伝子の配列を基にPCRを応用し
て完全長のcDNAクロ−ンを得た。クローニングした
遺伝子は配列の特徴から小胞体局在型の酵素をコ−ドし
ていると考えられた。
【0010】次に、得られたcDNAを植物体内で機能
させるための人工遺伝子の構築について説明する。得ら
れたcDNA配列を植物体内で機能させるためには、少
なくともcDNA配列上流にプロモーター配列とその下
流にターミネーターと呼ばれるポリアデニル化シグナル
配列を接続することが必須である。本発明においては、
プロモーターおよびターミネーターとしては、植物体内
で機能することが知られている公知のものが利用でき
る。プロモーターとしては、例えば植物全草で発現する
カリフラワーモザイクウイルス35s、アクチン、ユビ
キチン、緑葉で発現するリブロース2リン酸カルボキシ
ラーゼ/オキシゲナーゼの小サブユニット、集光性クロ
ロフィルa/b結合タンパク、種子中で発現する澱粉合
成酵素、澱粉枝分かれ酵素、αーアミラーゼ等のプロモ
ーターが利用できる。ターミネーターとしては例えばノ
パリン合成酵素、澱粉合成酵素のポリアデニレーション
シグナル等を利用できる。これらは適宜組み合せて用い
ることができる。
【0011】また、低温時期に緑葉・根・種子・葯・花
粉などで得られたcDNAを機能させるため、組織特異
的に発現するプロモーターを利用することが出来る。例
えば、緑葉で発現するリブロース2リン酸カルボキシラ
ーゼ/オキシゲナーゼの小サブユニット、集光性クロロ
フィルa/b結合タンパクや種子中で発現する澱粉合成
酵素、澱粉枝分かれ酵素、αーアミラーゼのプロモータ
ーとノパリン合成酵素、澱粉合成酵素のポリアデニレー
ションシグナルなどを適宜組み合せて用いることができ
る。
【0012】上記のような植物で機能するプロモーター
やターミネーターを利用して本発明で単離した遺伝子や
cDNAを発現させ、脂肪酸の不飽和度を改変できる
が、さらに効率良く脂肪酸の不飽和度を制御し低温耐性
を獲得するために、低温誘導性のあるプロモーターが利
用できる。低温によって発現が誘導される遺伝子が存在
することが知られており、イネにおいても低温で誘導さ
れる一群の遺伝子が見出されている。例えば、lip1
9は5℃から20℃の低温で発現が誘導されることが報
告されている。このような遺伝子のプロモーターの下流
に本発明でクローニングしたcDNAや遺伝子を接続
し、さらにポリアデニレーションシグナル配列を接続す
る。脂肪酸の不飽和度を高めるためにはcDNAをセン
ス方向で、不飽和度を低下させるためにはcDNAをア
ンチセンスの方向でプロモ−タ−およびターミネターと
接続したカセットを構築する。プロモーターやターミネ
ーターのcDNAへの接続は常法より行なうことができ
る。
【0013】上記のcDNA配列とその上流と下流に調
節配列を接続したものをカセットとし、これらを大腸菌
中で複製できる既知のクローニングベクターに挿入した
人工遺伝子を構築する。また、アグロバクテリウムを媒
介として、植物細胞に構築したカセットを導入するため
には、TーDNA配列とカナマイシン耐性遺伝子やハイ
グロマイシン耐性遺伝子など公知の形質転換体選抜マー
カーを有するクローニングベクターを利用し、右ボーダ
ー配列と左ボーダー配列の間に構築したカッセトを挿入
した人工遺伝子を構築する。
【0014】構築した人工遺伝子を高等植物に導入する
方法としては、植物の形質転換方法として確立されてい
る任意の方法が利用できる。例えば、電気穿孔やポリエ
チレングリコールによる植物プロトプラストへの直接導
入法やマイクロプロジェクタイルを利用して植物細胞に
直接導入法、アグロバクテリウムを介した導入方法を用
いることができる。また、形質転換する細胞としては、
導入方法に適した細胞や組織を用いることができる。上
記の技術を利用して、人工遺伝子を核ゲノムに組み込ん
だ耐冷性イネを提供することができる。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。 実施例1 (1)イネのω3-脂肪酸不飽和化酵素遺伝子断片のク
ロ−ニング 既に報告されている、アラビドプシスのω3ー脂肪酸不
飽和化酵素の遺伝子(fad3)cDNA配列を基に2種類の
プライマ−;fad3-sense(配列番号4)および fad3-ant
i(配列番号5)を合成した。各々のプライマ−の塩基
配列は、fad3-sense;5'-GACGGCTGAAGAAAATAGGC-3'、fad
3-anti;5'-GCAGTTTCATGCCGCTTCTC-3' である。これらの
プライマ−を用い、イネの日本晴の登熟種子由来のcD
NAライブラリ−を鋳型としてPCRを行った。PCR
条件は、94℃で2分間ディネチャ−した後、94℃,
1分→42℃,1分→72℃,2分で30サイクル反応
させ、さらに72℃で10分間ポリメラ−ゼ反応させ
た。反応液をアガロ−ス電気泳動で分離したところ予想
される約300bpのDNA断片が増幅されていた。こ
のDNA断片を回収し、これを鋳型として上記のプライ
マ−を用いて再びPCRを行った。この2回目のPCR
では、アニ−ルの温度を42℃から60℃に上げてい
る。すなわち、94℃で2分間デネチャ−した後、94
℃,1分→60℃,1分→72℃,2分で30サイクル
反応させ、さらに72℃で10分間ポリメラ−ゼ反応さ
せた。増幅されたDNA断片を TA cloning kit を用い
てプラスミドに組み込み、DNA sequencer; ABI 373A に
よって塩基配列を決定した。決定した塩基配列から予想
されるアミノ酸配列とアラビドプシスの対応する領域で
相同性が見出されとめ、このDNA断片を以下の実験の
プローブとして利用した。
【0016】(2)イネのω3-脂肪酸不飽和化酵素遺
伝子のクロ−ニング 上記のDNA断片をプロ−ブとして用い、イネのIR3
6のゲノミックDNAライブラリ−からポジティブなク
ロ−ンをプラ−クハイブリダイゼ−ションによってスク
リ−ニングした。約200000 クローンをスクリーニング
した結果、4個のポジティブクローンが得られた。得ら
れたクローンからの制限酵素地図を作成した結果、4個
のクローンで遺伝子全体がカバーされていると考えられ
た。これらのポジティブクローンから、組換えλDNA
を単離し、プラスミドベクターにインサートをサブクロ
ーニングし、全塩基配列を決定した。全塩基配列と予想
されるアミノ酸配列を配列番号1に示した。
【0017】(3)イネのω3-脂肪酸不飽和化酵素c
DNAのクロ−ニング 上記の ゲノムDNAをプロ−ブとして用い、イネの日
本晴の登熟種子由来のcDNAライブラリ−からポジテ
ィブなクロ−ンをプラ−クハイブリダイゼ−ションによ
ってスクリ−ニングした。約2000000 クローンをスクリ
ーニングした結果、5個のポジティブクローンが得られ
た。得られたクローンから 組換え λDNA を単離し、イ
ンサートを制限酵素 NotI で切り出した。切り出したc
DNAをpBluescript KS+ にサブクローニングし、全塩
基配列を決定した。最長クローン A1ー1 の全塩基配列と
予想されるアミノ酸配列を各々、配列番号3に示した。
アミノ酸配列の特徴から、クローニングした A1ー1 は、
小胞体局在型の酵素をコードしていると予想された。し
かし、このクロ−ンは完全長のcDNAを含んでいなか
った。
【0018】(4)完全長cDNAのクロ−ニング ゲノムDNAからPCRを応用して第一イントロンを除
き、これを上記の A1-1 に接続することで完全長のcD
NAを合成した。以下に、実験の詳細を示す。配列番号
6と配列番号7に示す合成プライマー;ω-AAsense (5'ー
AAGCTGGCCACGACTGTGGGCAC-3') と ω-Banti (5'ーATCCAT
GGTAGGGGACGAGGATG-3') を用い、ゲノムクロ−ンを鋳型
としてPCRを行った。PCRには、Thermal cycler 4
80 (Perkin Eler) を使用し、94℃−1min、65
℃−1min、72℃−30secで、30サイクルの
反応を行った。増幅されたDNA断片を TA cloning ki
t でクロ−ニングし、塩基配列を決定した。PCRによ
る塩基置換の無いクロ−ンを NcoI と BalI で切断し、
電気泳動によって分画後、ゲルから回収した。同様に、
配列番号8と配列番号9に示す合成プライマー;Xsense
(5'ーGGAATCGGATCCACCACGACACCCー3') と Yanti (5'ーAGAA
ATACCAGTATATTCCTAGGAー3') を用い、ゲノムクローンを
鋳型として同じ条件でPCRを行ない、増幅されたDN
A断片の塩基配列を決定した。PCRによる塩基置換の
無いクローンを StuI と EcoRIで切断し、電気泳動によ
って分画後、ゲルから回収した。これらの断片を NcoI
と EcoRI でインサ−トの一部を切り出した A1-1 に連
結した。得られた、クローンを配列番号5の合成プライ
マーを用いて塩基配列を調べた結果、設計どうりに3種
類の断片が連結されていることが確認された。すなわ
ち、配列番号2に示す完全長のcDNAを含むクロ−ン
OMEGA-3 を得ることができた。
【0019】実施例2 OMEGAー3 を全草で発現させることを目的として、カリフ
ラワーモザイクウイルスの35sプロモーターの下流に
連結した。OMEGAー3 を制限酵素 SacI と EcoRVで切断
し、インサートを切り出した。次に、 pBI221 (Clone t
hech) を SacIと SmaI で切断し、GUSの構造遺伝子
を取り除いた。この、pBI221 に切り出した OMEGAー3 の
インサートを連結した。インサートの導入されたクロー
ンの中で、プロモーターの下流にセンス方向およびアン
チセンス方向で連結されたものを選別し、各々、35OMEG
Asense および 35OMEGAanti とした。
【0020】実施例3 実施例2で得られた、2種類のプラスミドを大量精製
し、多田の方法(Tada et. al. Theor. Appl. Genent.
80 475-480 (1990))に従い、エレクトロポレーション
法によってイネ品種'日本晴'のプロトプラストにハイグ
ロマイシン耐性遺伝子と coーtransform した。分裂、増
殖したカルスからハイグロマイシン耐性カルスを選抜
し、2種類のプラスミドに各々についてカルスのクロ−
ン化を行った。これらのカルスからDNAを抽出し、PC
R によって目的遺伝子の導入されているカルスの選抜を
行った。プライマ−としては、配列番号5と配列番号6
のプライマーを用いた。PCRは GeneAmp PCR System
9600 (Perkin Elmer) を使用し、20μl の系で行った。
PCRの条件は、94℃-10sec, 72℃-30sec で、30サ
イクルの反応を行った。その結果、導入した遺伝子が組
み込まれているカルスを選抜することができた。さら
に、各々のカルスを植物体再生培地に置床し、組換え植
物体を再生させた。
【0021】
【発明の効果】本発明により、イネの小胞体局在型のω
3-脂肪酸不飽和化酵素の遺伝子がクロ−ニングされ、
これをイネに再導入することが可能となった。再導入し
た遺伝子を低温時特異的、組織特異的に発現させること
によって、イネの脂肪酸の不飽和度を改変し、低温適応
性を向上させることが可能となった。
【0022】
【配列表】
【0023】配列番号 : 1 配列の長さ : 3931 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 2本鎖 トポロジ− : 直鎖状 配列の種類 : cDNA 起源 生物名 : Oryza sativa L. cv. IR36 細胞の種類 : 緑葉 直接の起源 ライブラリー名 : IR36 エチオレイト由来 ゲノミック
DNA ライブラリ− クローン名 : 18ー1BX1 配列の特徴 特徴を示す記号 : exon 1 存在位置 : 43..344 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 345..439 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 2 存在位置 : 440..530 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 531..985 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 3 存在位置 : 986..1051 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 1052..1884 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 4 存在位置 : 1885..1967 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 1968..2126 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 5 存在位置 : 2127..2312 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 2313..2416 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 6 存在位置 : 2417..2494 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 2495..3048 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 7 存在位置 : 3049..3186 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : intron 存在位置 : 3187..3303 特徴を決定した方法 : P 特徴を示す記号 : exon 8 存在位置 : 3304..3501 配列 ATCACAAATC GGAATCAGAT CCACCACGAC ACCCCGGCGG CA ATG GCG GCG TCG 54 Met Ala Ala Ser 1 GCG ACC CAG GAG GCC GAC TGC AAG GCT TCC GAG GAC GCC CGT CTC TTC 102 Ala Thr Gln Glu Ala Asp Cys Lys Ala Ser Glu Asp Ala Arg Leu Phe 5 10 15 20 TTC GAC GCC GCC AAG CCC CCG CCC TTC CGC ATC GGC GAC GTC CGC GCC 150 Phe Asp Ala Ala Lys Pro Pro Pro Phe Arg Ile Gly Asp Val Arg Ala 25 30 35 GCC ATC CCC GTC CAC TGC TGG CGC AAG ACC CCC CTC CGC TCC CTC TCC 198 Ala Ile Pro Val His Cys Trp Arg Lys Thr Pro Leu Arg Ser Leu Ser 40 45 50 TAC GTC GCC CGC GAC CTC CTC ATC GTC GCC GCC CTC TTC GCC GCA GCC 246 Tyr Val Ala Arg Asp Leu Leu Ile Val Ala Ala Leu Phe Ala Ala Ala 55 60 65 GCT TCC TCC ATC GAT CTC GCA TGG GCG TGG GCA TGG CCG CTC TAC TGG 294 Ala Ser Ser Ile Asp Leu Ala Trp Ala Trp Ala Trp Pro Leu Tyr Trp 70 75 80 GCG GCG CAG GGC ACC ATG TTC TGG GCG CTC TTC GTC CTC GGC CAC GAC 342 Ala Ala Gln Gly Thr Met Phe Trp Ala Leu Phe Val Leu Gly His Asp 85 90 95 100 TG GTATTTCTAG TCAGTCATT CATCGCTTCC GTTTTTTTTT CTCATATATG 396 Cys CATCAATCCA TCGAGATCTC CATGAAAAA AGCATGCAAA CACAG T GGG CAC GGG 449 Gly His Gly AGC TTC TCC GAC AGC GCC ATG CTC AAC AAC GTC GTC GGC CAC CTC CTG 497 Ser Phe Ser Asp Ser Ala Met Leu Asn Asn Val Val Gly His Leu Leu 105 110 115 120 CAC TCC TTC ATC CTC GTC CCC TAC CAT GGA TGG TACCAACTCC TCCTATACTC 450 His Ser Phe Ile Leu Val Pro Tyr His Gly Trp 125 130 TCTCTCTCTC TCTCTCTCTC TCTATATATA TATATATATA TATATATATA TATATATATA 610 TGGCGACCTA CCTACTTCTA TTGCACACCT ACCAAATTAA TGCTCTGAAA CCAATTAATT 670 AGTTAGAAAC TAAAAAAGTT TTGCTTTACC ACACGCGCGG CACACGGCAA AAGCATAGTA 730 GATGCAAGCG AAGAAGTTGA AAAAAGAGCA CATATATATA TTCGGGTCTC CATCCTATAT 790 ATGTGGAACT AGCTTGTCCT GTCAAATCGA GAATCTCTTC ACATGATATG TGCAATTAGG 850 CAATGCTCAG TCTTGGGTTA GCATAGCAAC TGCTTCATTA ATCTATCTAC CATCTTGGCC 910 ATCACTGCTA TGCTAATTCA TCTCGTGACC ATCCGATCTA ACCATCTAAT TGAAATTAAT 970 AATGTCATAT GCAGG AGG TTC AGC CAC AGA ACA CAC CAT CAG AAC CAC GGT 1021 Arg Phe Ser His Arg Thr His His Gln Asn His Gly 135 140 CAT ATC GAG AGG GAC GAG TCC TGG CAC CCG GTTTGTAACT CCTTCTGATC 1071 His Ile Glu Arg Asp Glu Ser Trp His Pro 145 150 ACCTCCTCTC TTAATTTCT TCTCATCTCT CGCCCATCCT ACAATTGCTT GCACTTCTCA 1131 ACTTAATTCC ACTCCTAGT ACTATCCTTA ATTATGCTTG TTTCAATCCA TCGCCCGTAC 1191 AACAATTACA ACCCTTTTG AAAAAGATAC ACCAATTACA TTTGCTTAAT TCGCGGTACT 1251 ACTAGTACTA TCATATATA TGACTTTCGC AAATATACTC CGTATTCTTC GCTAGCGTGT 1311 CCAACTGGGG CGTTTGGCA GGACGGGAAA GGACAGGACA GCCAAACGGA CAGTAAGTAT 1371 TATGCGACAT GCTCACCTG GAATTGCATT AATAATAATA ATACAGATGG AGAAGGGCAC 1431 ATGACCCCTG CAGCAGACC ACAACGATCC ACCCTGCTTG TTGCAAAATA TCAGCTAGCC 1491 TTTGTGGTCC GTGAATGGT GATAATACCA ACAAGATTGA GACAGTAGAT CTGGCTCACG 1551 TGCCTTTCCT GCTAAATTA TTCACCAGGG ATCCCAGATG CGATTCGGAT CACTTTTTGA 1611 TTCGTAGCTC AGCGTCAGA TCGAATATCA TATTACACAT CACGTGATTT GATTCATAAC 1671 ATATATATGC TAATTAAGT TGTAGGTTCA TTTGAATAAG GCCGCCGGGT AGGCATAAGC 1731 ATCTGCTTCA GCTTTATTG ACTGAATACG AGAGGCTGGA ATGAGTTTTG TTTTGCTTGT 1791 CACCTGTATA TAAGCTGGC TCTCAACATA TAGATACGTA CTCTATGATC TGCTTATATT 1851 TTTATATATG TTTTTGCAA TTTGTATGAG CAG ATC ACC GAG AAA TTG TAC TGG 1905 Ile Thr Glu Lys Leu Tyr Trp 155 160 CAG CTG GAG ACA CGC ACC AAG AAA CTG CGC TTT ACA TTA CCA TTT ACA 1953 Gln Leu Glu Thr Arg Thr Lys Lys Leu Arg Phe Thr Leu Pro Phe Thr 165 170 175 TTG CTT GCC TTC CCT GTC TAC CTC GTAAGTCTCT GAATGTCCTC CTCACCCGGC 2007 Leu Leu Ala Phe Pro Val Tyr Leu 180 AACTCCACGC AATTGTGCTG AATGAATGAC TCAACTGAAA CTGAACTGAA TCTGTATTCC 2067 CCAAAAGAAA GAAAGAAAGA CAACTGAATC TTCTATACGG ATACTTGAAT ATGCTGCAG 2126 TGG TAC AGA AGT CCG GGC AAG ACC GGA TCA CAC TTT CTG CCG AGC AGC 2174 Trp Tyr Arg Ser Pro Gly Lys Thr Gly Ser His Phe Leu Pro Ser Ser 185 190 195 200 GAT CTG TTC AGC CCC AAG GAA AAG AGT GAC GTG ATT GTC TCC ACC ACC 2222 Asp Leu Phe Ser Pro Lys Glu Lys Ser Asp Val Ile Val Ser Thr Thr 205 210 215 TGC TGG TGC ATC ATG ATT TCG TTG CTC GTC GCC TTG GCG TGC GTG TTT 2270 Cys Trp Cys Ile Met Ile Ser Leu Leu Val Ala Leu Ala Cys Val Phe 220 225 230 GGC CCT GTT CCG GTG CTC ATG CTA TAC GGT GTC CCA TAT CTT 2312 Gly Pro Val Pro Val Leu Met Leu Tyr Gly Val Pro Tyr Leu 235 240 245 GTAAGATACA CTTACCTGAT TATTCACTTC CTCTGCTTTT GCTTTTAAG AAACTCCATC 2372 ATATTTATGG GATATCTGAT ATGTGTTGCC TGCATTCAAA ACAG GTA TTC GTG ATG 2428 Val Phe Val Met 250 TGG CTT GAT TTG GTG ACT TAT CTG CAC CAC CAC GGT CAC AAT GAC CTT 2476 Trp Leu Asp Leu Val Thr Tyr Leu His His His Gly His Asn Asp Leu 255 260 265 CCC TGG TAT CGT GGA GAG GTATATCTTT TTTCTGTATT GATTGAATCA 2524 Pro Trp Tyr Arg Gly Glu 270 TAGTTTTTCC AGAATAAAGC ATGAAGGGCC CCTTTGAATC GTAGGAATAA AAAATCGGAG 2584 GAATAGGAAA AACATAGGAT TCTGATAGGA ATGCAAGTGT AAAACAGAGA ATTGCAAAAC 2644 ACAAGAAAAA CACAGGAATG ATCGTTTGAT TGGACCACAG GAAAAACACA GGAATCGGAT 2704 GAGAGAGATA GGCTAAAAGG ATTTTTACCA AGAGATTGGA CCTCTTGCTA AGTTTCCTTC 2764 AAAACCTATA TGCAACAAGC CATTCCCTAG GATTTTTGTA GGATTTGGAA AACTTCAATC 2824 CTTTGAATCA AAAGGCTACA TAGGAAAATT TCCTGTAGGA TTTCAATCCT ATGAAATTCC 2884 TTCATAGTTC CTTTGATTCA AAGGGCCCGA AAAGTTGCTG TAGGTTATTG AGTTGGGTGC 2944 AGCCTATGAG CACTCTATAC TTCCTCTCAC TCTATACTTC ATTAAGTTCT GCTTACAAAC 3004 ACTGAAAATA GGGCTGAACA TCTGGCAATG ACCACTATTT GCAG GAA TGG AGC TAC 3060 Glu Trp Ser Tyr 275 CTC CGC GGT GGC CTG ACA ACG GTG GAT CGG GAC TAC GGG TGG ATC AAC 3108 Leu Arg Gly Gly Leu Thr Thr Val Asp Arg Asp Tyr Gly Trp Ile Asn 280 285 290 AAC ATC CAC CAT GAC ATT GGC ACC CAT GTC ATC CAC CAC CTT TTC CCC 3156 Asn Ile His His Asp Ile Gly Thr His Val Ile His His Leu Phe Pro 295 300 305 CAA ATT CCT CAT TAT CAC CTC GTA GAA GCA GTAAGTACAC CGCCAGCATT 3206 Gln Ile Pro His Tyr His Leu Val Glu Ala 310 315 ATTCACCTCT GCTAGATAGT ATGTATGTAC GGTGCACTGT TACCAAGTTC ACTGAGTAAT 3266 GAAACAATTG CCTTGTTTTG ATGGGAAAAA AAAACAG ACA AAG GCA GCA AGA CCA 3321 Thr Lys Ala Ala Arg Pro 320 GTG CTG GGT AGA TAC TAC AGG GAG CCA GAG AAG TCA GGT CCG CTG CCA 3369 Val Leu Gly Arg Tyr Tyr Arg Glu Pro Glu Lys Ser Gly Pro Leu Pro 325 330 335 340 CTT CAC CTG TTT GGC GTT CTG CTG AGG ACC TTG AGA GTT GAT CAC TTT 3417 Leu His Leu Phe Gly Val Leu Leu Arg Thr Leu Arg Val Asp His Phe 345 350 355 GTC AGC GAC GTC GGG GAT GTT GTT TAC TAC CAA ACA GAT CAC AGC TTG 3465 Val Ser Asp Val Gly Asp Val Val Tyr Tyr Gln Thr Asp His Ser Leu 360 365 370 AAC GGC ACT GAC TGG GCC GAA GAT GCT AAG CAC AAG TGAAAAATTA 3511 Asn Gly Thr Asp Trp Ala Glu Asp Ala Lys His Lys 375 380 ACTTGAAAAT TATTGGAGTC ACCGTGTACT AGTAGCTTAG TAAGCGAAGA ATGGATTATT 3571 TTCCTGATAG ATAGCATATC CATCATAGCA TGAACTGCTG AAAGAAAGAG AAATAATAAG 3631 CAGCAAGGGC TACTTACCTG CTCAAAAGCA TGCGACCCTG CAGAACACAG GGATTCATTG 3691 ATCTGTTGGA TCACCATATT CAGATCACTA AACAAGCATT GTCCAATTGT TGTTGTAGCT 3751 AGCGGGTTGT TCAGTTTTGA CTAGTTCTGA AAGTGTCCAA GTTATACCGT GTAACCCTTT 3811 GGAGTTCGCC AGGCAATTCA ATGTCTGGAG TTTGTATGCG CCATTGAGCA GACAATTATG 3871 ATCCGAATTA AGCTCTGCAC CTTAATTTTT CCATACTGAA TCACTCACAA TGGAGTTTAT 3931
【0024】配列番号 : 2 配列の長さ : 1583 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 2本鎖 トポロジ− : 直鎖状 配列の種類 : cDNA 起源 生物名 : Oryza sativa L. cv. Nipponbare 細胞の種類 : 登熟種子 直接の起源 ライブラリー名 : Nipponbare 登熟種子由来 cDNA ライ
ブラリ− クローン名 : Omega-3 配列の特徴 特徴を示す記号 : CDS 存在位置 : 43..1194 特徴を決定した方法 : P 配列 ATCACAAATC GGAATCAGAT CCACCACGAC ACCCCGGCGG CA ATG GCG GCG TCG 54 Met Ala Ala Ser 1 GCG ACC CAG GAG GCC GAC TGC AAG GCT TCC GAG GAC GCC CGT CTC TTC 102 Ala Thr Gln Glu Ala Asp Cys Lys Ala Ser Glu Asp Ala Arg Leu Phe 5 10 15 20 TTC GAC GCC GCC AAG CCC CCG CCC TTC CGC ATC GGC GAC GTC CGC GCC 150 Phe Asp Ala Ala Lys Pro Pro Pro Phe Arg Ile Gly Asp Val Arg Ala 25 30 35 GCC ATC CCC GTC CAC TGC TGG CGC AAG ACC CCC CTC CGC TCC CTC TCC 198 Ala Ile Pro Val His Cys Trp Arg Lys Thr Pro Leu Arg Ser Leu Ser 40 45 50 TAC GTC GCC CGC GAC CTC CTC ATC GTC GCC GCC CTC TTC GCC GCA GCC 246 Tyr Val Ala Arg Asp Leu Leu Ile Val Ala Ala Leu Phe Ala Ala Ala 55 60 65 GCT TCC TCC ATC GAT CTC GCA TGG GCG TGG GCA TGG CCG CTC TAC TGG 294 Ala Ser Ser Ile Asp Leu Ala Trp Ala Trp Ala Trp Pro Leu Tyr Trp 70 75 80 GCG GCG CAG GGC ACC ATG TTC TGG GCG CTC TTC GTC CTA GGC CAC GAC 342 Ala Ala Gln Gly Thr Met Phe Trp Ala Leu Phe Val Leu Gly His Asp 85 90 95 100 TGT GGG CAC GGG AGC TTC TCC GAC AGC GCC ATG CTC AAC AAC GTC GTC 390 Cys Gly His Gly Ser Phe Ser Asp Ser Ala Met Leu Asn Asn Val Val 105 110 115 GGC CAC CTC CTG CAC TCC TTC ATC CTC GTC CCC TAC CAT GGA TGG AGG 438 Gly His Leu Leu His Ser Phe Ile Leu Val Pro Tyr His Gly Trp Arg 120 125 130 TTC AGC CAC AGA ACA CAC CAT CAG AAC CAC GGT CAT ATC GAG AGG GAC 486 Phe Ser His Arg Thr His His Gln Asn His Gly His Ile Glu Arg Asp 135 140 145 GAG TCC TGG CAC CCG ATC ACC GAG AAA TTG TAC TGG CAG CTG GAG ACA 534 Glu Ser Trp His Pro Ile Thr Glu Lys Leu Tyr Trp Gln Leu Glu Thr 150 155 160 CGC ACC AAG AAA CTG CGC TTT ACA TTA CCA TTT ACA TTG CTT GCC TTC 582 Arg Thr Lys Lys Leu Arg Phe Thr Leu Pro Phe Thr Leu Leu Ala Phe 165 170 175 180 CCT GTC TAC CTC TGG TAC AGA AGT CCG GGC AAG ACC GGA TCA CAC TTT 630 Pro Val Tyr Leu Trp Tyr Arg Ser Pro Gly Lys Thr Gly Ser His Phe 185 190 195 CTG CCG AGC AGC GAT CTG TTC AGC CCC AAG GAA AAG AGT GAC GTG ATT 678 Leu Pro Ser Ser Asp Leu Phe Ser Pro Lys Glu Lys Ser Asp Val Ile 200 205 210 GTC TCC ACC ACC TGC TGG TGC ATC ATG ATT TCG TTG CTC GTC GCC TTG 726 Val Ser Thr Thr Cys Trp Cys Ile Met Ile Ser Leu Leu Val Ala Leu 215 220 225 GCG TGC GTG TTT GGC CCT GTT CCG GTG CTC ATG CTA TAC GGT GTC CCA 774 Ala Cys Val Phe Gly Pro Val Pro Val Leu Met Leu Tyr Gly Val Pro 230 235 240 TAT CTT GTA TTC GTG ATG TGG CTT GAT TTG GTG ACT TAT CTG CAC CAC 822 Tyr Leu Val Phe Val Met Trp Leu Asp Leu Val Thr Tyr Leu His His 245 250 255 260 CAC GGT CAC AAT GAC CTT CCC TGG TAT CGT GGA GAG GAA TGG AGC TAC 870 His Gly His Asn Asp Leu Pro Trp Tyr Arg Gly Glu Glu Trp Ser Tyr 265 270 275 CTC CGC GGT GGC CTG ACA ACG GTG GAT CGG GAC TAC GGG TGG ATC AAC 918 Leu Arg Gly Gly Leu Thr Thr Val Asp Arg Asp Tyr Gly Trp Ile Asn 280 285 290 AAC ATC CAC CAT GAC ATT GGC ACC CAT GTC ATC CAC CAC CTT TTC CCC 966 Asn Ile His His Asp Ile Gly Thr His Val Ile His His Leu Phe Pro 295 300 305 CAA ATT CCT CAT TAT CAC CTC GTA GAA GCA ACA AAG GCA GCA AGA CCA 1014 Ile Pro His Tyr His Leu Val Glu Ala Thr Lys Ala Ala Arg Pro Gln 310 315 320 GTG CTG GGT AGA TAC TAC AGG GAG CCA GAG AAG TCA GGT CCG CTG CCA 1062 Val Leu Gly Arg Tyr Tyr Arg Glu Pro Glu Lys Ser Gly Pro Leu Pro 325 330 335 340 CTT CAC CTG TTT GGC GTT CTG CTG AGG ACC TTG AGA GTT GAT CAC TTT 1110 Leu His Leu Phe Gly Val Leu Leu Arg Thr Leu Arg Val Asp His Phe 345 350 355 GTC AGC GAC GTC GGG GAT GTT GTT TAC TAC CAA ACA GAT CAC AGC TTG 1158 Val Ser Asp Val Gly Asp Val Val Tyr Tyr Gln Thr Asp His Ser Leu 360 365 370 AAC GGC ACT GAC TGG GCC GAA GAT GCT AAG CAC AAG TGAAAAATTA 1234 Asn Gly Thr Asp Trp Ala Glu Asp Ala Lys His Lys 375 380 ACTTGAAAAT TATTGGAGTC ACCGTGTACT AGTAGCTTAG TAAGCGAAGA ATGGATTATT 1294 TTCCTGATAG ATAGCATATC CATCATAGCA TGAACTGCTG AAAGAAAGAG AAATAATAAG 1354 CAGCAAGGGC TACCTTCCTG CTCAAAAGCA TGCCGCCCTG CAGAACACAG GGATTCATTG 1414 ATCTGTTGGA TCACCATATT CAGATCACTA AACAAGCATT GTCCAATTGT TGTTGTAGCT 1474 AGCGGGTCGT TCAGTTTTGA CTAGTTCTGA AAGTGTCCAA GTTATACCGT GTAACCCTTT 1534 GGAGTTCGCC AGGCAATTCA ATGTCTGGAG TTTGTATGCG CCATTGAGCA GACAATTATG 1594 ATCCGAATTA AGCTCTGCAC CTTAATTTTT C 1625
【0025】配列番号 : 3 配列の長さ : 1217 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 2本鎖 トポロジ− : 直鎖状 配列の種類 : cDNA 起源 生物名 : Oryza sativa L. cv. Nipponbare 細胞の種類 : 登熟種子 直接の起源 ライブラリー名 : Nipponbare 登熟種子由来 cDNA ライ
ブラリ− クローン名 : A1-1 配列の特徴 特徴を示す記号 : CDS 存在位置 : 1..816 特徴を決定した方法 : P 配列 AAC AAC GTC GTC GGC CAC CTC CTG CAC TCC TTC ATC CTC GTC CCC TAC 48 Asn Asn Val Val Gly His Leu Leu His Ser Phe Ile Leu Val Pro Tyr 1 5 10 15 CAT GGA TGG AGG TTC AGC CAC AGA ACA CAC CAT CAG AAC CAC GGT CAT 96 His Gly Trp Arg Phe Ser His Arg Thr His His Gln Asn His Gly His 20 25 30 ATC GAG AGG GAC GAG TCC TGG CAC CCG ATC ACC GAG AAA TTG TAC TGG 144 Ile Glu Arg Asp Glu Ser Trp His Pro Ile Thr Glu Lys Leu Tyr Trp 35 40 45 CAG CTG GAG ACA CGC ACC AAG AAA CTG CGC TTT ACA TTA CCA TTT ACA 192 Gln Leu Glu Thr Arg Thr Lys Lys Leu Arg Phe Thr Leu Pro Phe Thr 50 55 60 TTG CTT GCC TTC CCT GTC TAC CTC TGG TAC AGA AGT CCG GGC AAG ACC 240 Leu Leu Ala Phe Pro Val Tyr Leu Trp Tyr Arg Ser Pro Gly Lys Thr 65 70 75 80 GGA TCA CAC TTT CTG CCG AGC AGC GAT CTG TTC AGC CCC AAG GAA AAG 288 Gly Ser His Phe Leu Pro Ser Ser Asp Leu Phe Ser Pro Lys Glu Lys 85 90 95 AGT GAC GTG ATT GTC TCC ACC ACC TGC TGG TGC ATC ATG ATT TCG TTG 336 Ser Asp Val Ile Val Ser Thr Thr Cys Trp Cys Ile Met Ile Ser Leu 100 105 110 CTC GTC GCC TTG GCG TGC GTG TTT GGC CCT GTT CCG GTG CTC ATG CTA 384 Leu Val Ala Leu Ala Cys Val Phe Gly Pro Val Pro Val Leu Met Leu 115 120 125 TAC GGT GTC CCA TAT CTT GTA TTC GTG ATG TGG CTT GAT TTG GTG ACT 432 Tyr Gly Val Pro Tyr Leu Val Phe Val Met Trp Leu Asp Leu Val Thr 130 135 140 TAT CTG CAC CAC CAC GGT CAC AAT GAC CTT CCC TGG TAT CGT GGA GAG 480 Tyr Leu His His His Gly His Asn Asp Leu Pro Trp Tyr Arg Gly Glu 145 150 155 160 GAA TGG AGC TAC CTC CGC GGT GGC CTG ACA ACG GTG GAT CGG GAC TAC 528 Glu Trp Ser Tyr Leu Arg Gly Gly Leu Thr Thr Val Asp Arg Asp Tyr 165 170 175 GGG TGG ATC AAC AAC ATC CAC CAT GAC ATT GGC ACC CAT GTC ATC CAC 576 Gly Trp Ile Asn Asn Ile His His Asp Ile Gly Thr His Val Ile His 180 185 190 CAC CTT TTC CCC CAA ATT CCT CAT TAT CAC CTC GTA GAA GCA ACA AAG 624 His Leu Phe Pro Gln Ile Pro His Tyr His Leu Val Glu Ala Thr Lys 200 205 210 GCA GCA AGA CCA GTG CTG GGT AGA TAC TAC AGG GAG CCA GAG AAG TCA 672 Ala Ala Arg Pro Val Leu Gly Arg Tyr Tyr Arg Glu Pro Glu Lys Ser 215 220 225 GGT CCG CTG CCA CTT CAC CTG TTT GGC GTT CTG CTG AGG ACC TTG AGA 720 Gly Pro Leu Pro Leu His Leu Phe Gly Val Leu Leu Arg Thr Leu Arg 230 235 240 245 GTT GAT CAC TTT GTC AGC GAC GTC GGG GAT GTT GTT TAC TAC CAA ACA 768 Val Asp His Phe Val Ser Asp Val Gly Asp Val Val Tyr Tyr Gln Thr 250 255 260 GAT CAC AGC TTG AAC GGC ACT GAC TGG GCC GAA GAT GCT AAG CAC AAG 816 Asp His Ser Leu Asn Gly Thr Asp Trp Ala Glu Asp Ala Lys His Lys 265 270 275 TGAAAAATTA ACTTGAAAAT TATTGGAGTC ACCGTGTACT AGTAGCTTAG TAAGCGAAGA 876 ATGGATTATT TTCCTGATAG ATAGCATATC CATCATAGCA TGAACTGCTG AAAGAAAGAG 936 AAATAATAAG CAGCAAGGGC TACCTTCCTG CTCAAAAGCA TGCCGCCCTG CAGAACACAG 996 GGATTCATTG ATCTGTTGGA TCACCATATT CAGATCACTA AACAAGCATT GTCCAATTGT 1056 TGTTGTAGCT AGCGGGTCGT TCAGTTTTGA CTAGTTCTGA AAGTGTCCAA GTTATACCGT 1116 GTAACCCTTT GGAGTTCGCC AGGCAATTCA ATGTCTGGAG TTTGTATGCG CCATTGAGCA 1176 GACAATTATG ATCCGAATTA AGCTCTGCAC CTTAATTTTT C 1217
【0026】配列番号 : 4 配列の長さ : 20 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 GACGGCTGAAGAAAATAGGC
【0027】配列番号 : 5 配列の長さ : 20 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 GCAGTTTCATGCCGCTTCTC
【0028】配列番号 : 6 配列の長さ : 23 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 AAGCTGGCCACGACTGTGGGCAC
【0029】配列番号 : 7 配列の長さ : 23 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 ATCCATGGTAGGGGACGAGGATG
【0030】配列番号 : 8 配列の長さ : 24 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 GGAATCGGATCCACCACGACACCC
【0031】配列番号 : 9 配列の長さ : 24 配列の形 : 核酸 鎖の数 : 1本鎖 トポロジー : 直鎖状 配列の種類 : DNA 起源 : 合成DNA 配列 AGAAATACCAGTATATTCCTAGGA
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 15/09 ZNA C12R 1:91) C12R 1:91)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪酸のω3位に2重結合を導入するω
    -3脂肪酸不飽和化酵素のうち、小胞体に局在する酵
    素。
  2. 【請求項2】 配列番号1のアミノ酸配列で表される請
    求項1の酵素。
  3. 【請求項3】 脂肪酸のω3位に2重結合を導入するω
    -3脂肪酸不飽和化酵素のうち、小胞体に局在する酵素
    をコ−ドする核酸配列。
  4. 【請求項4】 小胞体に局在するω-3脂肪酸不飽和化
    酵素が配列番項1のアミノ酸配列である請求項3の核酸
    配列。
  5. 【請求項5】 配列番号1の塩基配列で表される請求項
    4の核酸配列。
  6. 【請求項6】 脂肪酸のω3位に2重結合を導入するω
    -3脂肪酸不飽和化酵素のうち、小胞体に局在する酵素
    をコ−ドするcDNA配列。
  7. 【請求項7】 配列番号2の塩基配列で表される請求項
    6のcDNA配列。
  8. 【請求項8】 cDNAをセンス方向で高等植物体内で
    発現させるため、植物用のプロモ−タ−の下流にセンス
    方向で請求項6または7のcDNAを接続し、さらにそ
    の下流にタ−ミネタ−を接続した人工遺伝子。
  9. 【請求項9】 cDNAをアンチセンス方向で高等植物
    体内で発現させるため、植物用のプロモ−タ−の下流に
    アンチセンス方向で請求項6または7のcDNAを接続
    し、さらにその下流にタ−ミネタ−を接続した人工遺伝
    子。
  10. 【請求項10】 プロモーターが低温特異的に発現する
    ことを特徴とする請求項8または9の人工遺伝子。
  11. 【請求項11】 プロモーターが組織特異的に発現する
    ことを特徴とする請求項8または9人工遺伝子。
  12. 【請求項12】 請求項10または11の人工遺伝子が
    核ゲノム中に組み込まれた、組換え植物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7193134B2 (en) * 2001-06-06 2007-03-20 Bioriginal Food & Science Corp. Flax (Linum usitatissimum L.) fatty acid desaturase
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CN114107324A (zh) * 2021-12-24 2022-03-01 杭州师范大学 水稻耐低温相关基因及其应用
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