JPH08171846A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
- Publication number
- JPH08171846A JPH08171846A JP31498294A JP31498294A JPH08171846A JP H08171846 A JPH08171846 A JP H08171846A JP 31498294 A JP31498294 A JP 31498294A JP 31498294 A JP31498294 A JP 31498294A JP H08171846 A JPH08171846 A JP H08171846A
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- JP
- Japan
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- transparent window
- auxiliary cover
- circuit breaker
- adjusting knob
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 引外し装置の調整つまみを覆う補助カバーの
機械的強度を向上させると共に、補助カバーの外面から
調整つまみが明確に目視できるようにした回路遮断器を
得る。 【構成】 本体ケース10の表面に開閉自在の補助カバ
ー15を設けて調整つまみ14を覆うようにしたものに
おいて、上記補助カバー15は、機械的強度が高い合成
樹脂材料を用いて形成すると共に、調整つまみ14と対
向する部分に薄肉のフランジ状連結部16bを有する透
明窓部材16をインサートした透明窓15aを設けた。
機械的強度を向上させると共に、補助カバーの外面から
調整つまみが明確に目視できるようにした回路遮断器を
得る。 【構成】 本体ケース10の表面に開閉自在の補助カバ
ー15を設けて調整つまみ14を覆うようにしたものに
おいて、上記補助カバー15は、機械的強度が高い合成
樹脂材料を用いて形成すると共に、調整つまみ14と対
向する部分に薄肉のフランジ状連結部16bを有する透
明窓部材16をインサートした透明窓15aを設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電子式引外し
装置の動作特性を調整するための調整つまみを、本体ケ
ースの外面から操作して調整できるように配設した回路
遮断器に関するものである。
装置の動作特性を調整するための調整つまみを、本体ケ
ースの外面から操作して調整できるように配設した回路
遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は、例えば実開平2−14
653号公報に示された従来の回路遮断器を示すもの
で、図8は正面図、図9は図8のA−A線における断面
図である。図において、1は回路遮断器本体のケース、
2はユニット化された電子式引外し装置、3は電子式引
外し装置2の動作特性を調整するための調整つまみであ
り、反限時動作特性あるいは瞬時動作特性のための動作
電流や動作時間の調整を行うために複数個設けられてい
る。この調整つまみ3は、電子式引外し装置2に内蔵さ
れた可変抵抗器(図示せず)の抵抗値を調整するもの
で、調整つまみ3の先端は本体ケース1の外面から操作
できるように配設されている。4は補助カバーであり、
調整つまみ3を覆うように形成されている。5は補助カ
バーを固着するための小ねじ、6は前面パネルであり、
調整つまみ3の設定内容及び設定目盛などが表示された
ものである。
653号公報に示された従来の回路遮断器を示すもの
で、図8は正面図、図9は図8のA−A線における断面
図である。図において、1は回路遮断器本体のケース、
2はユニット化された電子式引外し装置、3は電子式引
外し装置2の動作特性を調整するための調整つまみであ
り、反限時動作特性あるいは瞬時動作特性のための動作
電流や動作時間の調整を行うために複数個設けられてい
る。この調整つまみ3は、電子式引外し装置2に内蔵さ
れた可変抵抗器(図示せず)の抵抗値を調整するもの
で、調整つまみ3の先端は本体ケース1の外面から操作
できるように配設されている。4は補助カバーであり、
調整つまみ3を覆うように形成されている。5は補助カ
バーを固着するための小ねじ、6は前面パネルであり、
調整つまみ3の設定内容及び設定目盛などが表示された
ものである。
【0003】このような従来の回路遮断器においては、
調整つまみ3の設定内容を調整するためには、補助カバ
ー4を取外して調整つまみ3を希望する値に設定し、再
度小ねじ5により補助カバー4を取付ける。なお、補助
カバー4を固着した状態で前面パネル6の表示内容が読
取れるように、補助カバー4は、アクリル樹脂のような
透明材料で形成されている。
調整つまみ3の設定内容を調整するためには、補助カバ
ー4を取外して調整つまみ3を希望する値に設定し、再
度小ねじ5により補助カバー4を取付ける。なお、補助
カバー4を固着した状態で前面パネル6の表示内容が読
取れるように、補助カバー4は、アクリル樹脂のような
透明材料で形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の回
路遮断器では、調整つまみ3を覆う補助カバー4は透明
性を必要とするために、ガラス繊維材あるいは合成樹脂
繊維材などの機械的強度向上用のフィラーを添加してい
ない合成樹脂材で形成される。従って、補助カバー4の
全面を透明材料で形成した場合には回路遮断器本体のケ
ース1に比較して補助カバー4の機械的強度が低く破損
し易い。殊に、特開平6−139900公報に示された
回路遮断器のように、回路遮断器本体のケースの表面に
凹所を設けて付属装置を収納し、この凹所を覆う補助カ
バーが調整つまみ3を覆う補助カバー4に兼用されると
きは、補助カバー4の機械的強度が問題になる。つま
り、補助カバー4が大きいので、大電流を遮断したとき
の遮断器内の内圧を受け易く、また、開閉の際の外力も
受け易いので、補助カバーの破損事故の発生頻度が高く
なっていた。
路遮断器では、調整つまみ3を覆う補助カバー4は透明
性を必要とするために、ガラス繊維材あるいは合成樹脂
繊維材などの機械的強度向上用のフィラーを添加してい
ない合成樹脂材で形成される。従って、補助カバー4の
全面を透明材料で形成した場合には回路遮断器本体のケ
ース1に比較して補助カバー4の機械的強度が低く破損
し易い。殊に、特開平6−139900公報に示された
回路遮断器のように、回路遮断器本体のケースの表面に
凹所を設けて付属装置を収納し、この凹所を覆う補助カ
バーが調整つまみ3を覆う補助カバー4に兼用されると
きは、補助カバー4の機械的強度が問題になる。つま
り、補助カバー4が大きいので、大電流を遮断したとき
の遮断器内の内圧を受け易く、また、開閉の際の外力も
受け易いので、補助カバーの破損事故の発生頻度が高く
なっていた。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、フィラーの添加
などによる高機械的強度の合成樹脂材で形成したもので
ありながら、調整つまみが明確に目視できる補助カバー
を備えた回路遮断器を得るものである。また、第2の目
的は、調整つまみ目視用の透明窓部材をインサートする
場合、透明窓部材が強固にインサートされるようにした
補助カバーを備えた回路遮断器を得るものである。
ためになされたもので、第1の目的は、フィラーの添加
などによる高機械的強度の合成樹脂材で形成したもので
ありながら、調整つまみが明確に目視できる補助カバー
を備えた回路遮断器を得るものである。また、第2の目
的は、調整つまみ目視用の透明窓部材をインサートする
場合、透明窓部材が強固にインサートされるようにした
補助カバーを備えた回路遮断器を得るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器においては、本体ケースの表面に開閉自在の補助カバ
ーを設けて調整つまみを覆うようにしたものにおいて、
上記補助カバーは、調整つまみと対向する部分に薄肉の
フランジ状連結部によって連結された透明窓部を有する
透明窓部材を、機械的強度が高い合成樹脂材料を用いて
一体に成形したものである。
器においては、本体ケースの表面に開閉自在の補助カバ
ーを設けて調整つまみを覆うようにしたものにおいて、
上記補助カバーは、調整つまみと対向する部分に薄肉の
フランジ状連結部によって連結された透明窓部を有する
透明窓部材を、機械的強度が高い合成樹脂材料を用いて
一体に成形したものである。
【0007】また、透明窓部材は、それぞれの調整つま
みに対応して透明窓部が設けられ、かつ、この透明窓部
は目視側の窓の大きさが小さくなるように断面を台形状
に形成したものである。
みに対応して透明窓部が設けられ、かつ、この透明窓部
は目視側の窓の大きさが小さくなるように断面を台形状
に形成したものである。
【0008】さらに、透明窓部材のフランジ状連結部に
は複数の貫通孔を設けてインサートしたものである。
は複数の貫通孔を設けてインサートしたものである。
【0009】
【作用】上記のように構成された回路遮断器において
は、機械的強度が高い合成樹脂材料を用い、調整つまみ
と対向する部分には薄肉のフランジ状連結部を有する透
明窓部材をインサートして補助カバーを形成することに
より、補助カバーの破損事故の発生が抑制される。
は、機械的強度が高い合成樹脂材料を用い、調整つまみ
と対向する部分には薄肉のフランジ状連結部を有する透
明窓部材をインサートして補助カバーを形成することに
より、補助カバーの破損事故の発生が抑制される。
【0010】また、透明窓の目視側の窓の大きさを小さ
くした透明窓部材は、強固にインサートされるように働
く。
くした透明窓部材は、強固にインサートされるように働
く。
【0011】さらに、インサートする透明窓部材のフラ
ンジ状連結部に設けた複数の貫通孔が、強固にインサー
トされるように働く。
ンジ状連結部に設けた複数の貫通孔が、強固にインサー
トされるように働く。
【0012】
実施例1.図1ないし図5はこの発明の一実施例である
回路遮断器及び要部の部品を示すもので、図1は補助カ
バーを閉じた状態、図2は補助カバーを開いた状態、図
3は補助カバーを除去した状態を示す。図4は要部の部
品(透明窓部材)の斜視図、図5は図1のB−B線にお
ける断面図である。図において、11はベース、12は
カバーで、いずれも機械的強度が高い合成樹脂材料を用
いて金型で成型され、このベース11及びカバー12に
より回路遮断器本体のケース10が構成される。13は
ユニット化された電子式引外し装置であり、本体ケース
10に収納されている。14は電子式引外し装置13の
動作特性を調整するための調整つまみであり、上記従来
装置の調整つまみ3と同様のものである。即ち、この調
整つまみ3はカバー12に設けられた複数個の貫通孔1
2a(図5に示す)をそれぞれ貫通し、カバー12の外
面から操作して調整できるように配設されている。
回路遮断器及び要部の部品を示すもので、図1は補助カ
バーを閉じた状態、図2は補助カバーを開いた状態、図
3は補助カバーを除去した状態を示す。図4は要部の部
品(透明窓部材)の斜視図、図5は図1のB−B線にお
ける断面図である。図において、11はベース、12は
カバーで、いずれも機械的強度が高い合成樹脂材料を用
いて金型で成型され、このベース11及びカバー12に
より回路遮断器本体のケース10が構成される。13は
ユニット化された電子式引外し装置であり、本体ケース
10に収納されている。14は電子式引外し装置13の
動作特性を調整するための調整つまみであり、上記従来
装置の調整つまみ3と同様のものである。即ち、この調
整つまみ3はカバー12に設けられた複数個の貫通孔1
2a(図5に示す)をそれぞれ貫通し、カバー12の外
面から操作して調整できるように配設されている。
【0013】15は調整つまみ3を覆うように形成され
た補助カバーであり、この補助カバー15を取付けたと
き調整つまみ14が目視できるように透明窓15aが設
けられている。なお、この補助カバー15は、この実施
例の場合警報スイッチや補助スイッチなどの付属装置を
覆うカバーを兼ねたものである。即ち、例えば特開平6
−139900公報に示された回路遮断器と同様に、カ
バー12の表面に凹所12bを設けて付属装置(図示せ
ず)を収納したものについて、補助カバー15はこの凹
所12bを覆うことができるように形成されている。ま
た、透明窓15aは、補助カバー15を金型で成型する
際に図4に示すような透明窓部材16をインサートした
ものである。透明窓部材16は、例えばポリカーボネイ
ト樹脂あるいはアクリル樹脂などのの透明材料を成型し
たもので、窓部16a、薄肉のフランジ状連結部16b
を有する。窓部16aは調整つまみ3の位置に対応して
設けたもので、円柱状に形成されている。フランジ状連
結部16bは複数個の窓部16aを連結するもので、薄
肉のフランジ状に形成されている。補助カバー15は上
記のように構成されているので、窓部16a以外の部分
は透明にしなくてもよい。従って、例えばガラス繊維入
りポリアミド樹脂材料のように高機械的強度の材料を用
いて形成できる。
た補助カバーであり、この補助カバー15を取付けたと
き調整つまみ14が目視できるように透明窓15aが設
けられている。なお、この補助カバー15は、この実施
例の場合警報スイッチや補助スイッチなどの付属装置を
覆うカバーを兼ねたものである。即ち、例えば特開平6
−139900公報に示された回路遮断器と同様に、カ
バー12の表面に凹所12bを設けて付属装置(図示せ
ず)を収納したものについて、補助カバー15はこの凹
所12bを覆うことができるように形成されている。ま
た、透明窓15aは、補助カバー15を金型で成型する
際に図4に示すような透明窓部材16をインサートした
ものである。透明窓部材16は、例えばポリカーボネイ
ト樹脂あるいはアクリル樹脂などのの透明材料を成型し
たもので、窓部16a、薄肉のフランジ状連結部16b
を有する。窓部16aは調整つまみ3の位置に対応して
設けたもので、円柱状に形成されている。フランジ状連
結部16bは複数個の窓部16aを連結するもので、薄
肉のフランジ状に形成されている。補助カバー15は上
記のように構成されているので、窓部16a以外の部分
は透明にしなくてもよい。従って、例えばガラス繊維入
りポリアミド樹脂材料のように高機械的強度の材料を用
いて形成できる。
【0014】上記補助カバー15と調整つまみ14及び
カバー12の関係は図5に示すようになっている。この
場合図示されていないが、カバー12の貫通孔12aの
外面側周囲には調整用目盛及び数値が表示されている。
また、補助カバー15の透明窓15aの周囲にも必要に
応じて調整用目盛あるいは調整つまみ14の種類が表示
される。なお、上記実施例において、透明窓15aは調
整つまみ14に対し個々に対応するように設けたものを
示したが、調整つまみ14を2個あるいは3個にグルー
ピングして透明窓15aを設けたもの、また、調整つま
み14を一括して見えるようにした透明窓15aを設け
たものも実用性がある。特に、限時あるいは瞬時など調
整つまみ14の種類毎にグルーピングした透明窓15a
が効果的な場合がある。
カバー12の関係は図5に示すようになっている。この
場合図示されていないが、カバー12の貫通孔12aの
外面側周囲には調整用目盛及び数値が表示されている。
また、補助カバー15の透明窓15aの周囲にも必要に
応じて調整用目盛あるいは調整つまみ14の種類が表示
される。なお、上記実施例において、透明窓15aは調
整つまみ14に対し個々に対応するように設けたものを
示したが、調整つまみ14を2個あるいは3個にグルー
ピングして透明窓15aを設けたもの、また、調整つま
み14を一括して見えるようにした透明窓15aを設け
たものも実用性がある。特に、限時あるいは瞬時など調
整つまみ14の種類毎にグルーピングした透明窓15a
が効果的な場合がある。
【0015】実施例2.なお、上記実施例1では、透明
窓部材16の窓部16aは調整つまみ3に対応した位置
において円柱状に形成したが、この実施例は図6に示す
ように、目視側の窓の大きさが小さくなるように台形状
(テーパ状)に形成したものである。このように窓部1
6aを形成して補助カバー15にインサートすれば、高
機械的強度の材料により形成される部分が多くなるの
で、補助カバー15の破損事故の発生が更に抑制され
る。なお、この実施例によると透明窓15aが小さくな
るが、透明窓15aの内部は大きいので、図示程度のテ
ーパ状ならば貫通孔12aの周囲の調整用目盛及び数値
の見やすさは実施例1のものと比較して大きな差は生じ
ない。
窓部材16の窓部16aは調整つまみ3に対応した位置
において円柱状に形成したが、この実施例は図6に示す
ように、目視側の窓の大きさが小さくなるように台形状
(テーパ状)に形成したものである。このように窓部1
6aを形成して補助カバー15にインサートすれば、高
機械的強度の材料により形成される部分が多くなるの
で、補助カバー15の破損事故の発生が更に抑制され
る。なお、この実施例によると透明窓15aが小さくな
るが、透明窓15aの内部は大きいので、図示程度のテ
ーパ状ならば貫通孔12aの周囲の調整用目盛及び数値
の見やすさは実施例1のものと比較して大きな差は生じ
ない。
【0016】実施例3.また、図7に示すように、透明
窓部材16のフランジ状連結部16bに複数の貫通孔1
6cを設けたものは、補助カバー15にインサートした
とき高機械的強度の材料により形成される部分との結合
が強化される。つまり、貫通孔16cに高機械的強度の
材料が充填されるので、丁度リベットでかしめ付けした
ような形になり結合が強化される。この貫通孔16cは
完全な丸孔でなく、フランジ状連結部16bの縁を切り
欠いだ形状のものでも結合が強化される。さらに、イン
サート時に図示の矢印方向に樹脂が流れたとき、透明窓
部材16は矢印方向の圧力を受けて変形あるいは位置ず
れを生じることがあるが、貫通孔16cがあればこの部
分で樹脂の流れが変わるので、変形あるいは位置ずれが
抑制される。
窓部材16のフランジ状連結部16bに複数の貫通孔1
6cを設けたものは、補助カバー15にインサートした
とき高機械的強度の材料により形成される部分との結合
が強化される。つまり、貫通孔16cに高機械的強度の
材料が充填されるので、丁度リベットでかしめ付けした
ような形になり結合が強化される。この貫通孔16cは
完全な丸孔でなく、フランジ状連結部16bの縁を切り
欠いだ形状のものでも結合が強化される。さらに、イン
サート時に図示の矢印方向に樹脂が流れたとき、透明窓
部材16は矢印方向の圧力を受けて変形あるいは位置ず
れを生じることがあるが、貫通孔16cがあればこの部
分で樹脂の流れが変わるので、変形あるいは位置ずれが
抑制される。
【0017】
【発明の効果】この発明の回路遮断器は、以上説明した
ように構成されているので、以下に示すような効果を奏
する。
ように構成されているので、以下に示すような効果を奏
する。
【0018】補助カバーは、調整つまみと対向する部分
には薄肉のフランジ状連結部によって連結された透明窓
を有する透明窓部材を、機械的強度が高い合成樹脂材料
を用いて一体成形したので、補助カバーの機械的強度が
向上する。これにより大電流を遮断したときの遮断器内
の内圧、あるいは開閉の際の外力を受けても補助カバー
の破損事故の発生が抑制される。
には薄肉のフランジ状連結部によって連結された透明窓
を有する透明窓部材を、機械的強度が高い合成樹脂材料
を用いて一体成形したので、補助カバーの機械的強度が
向上する。これにより大電流を遮断したときの遮断器内
の内圧、あるいは開閉の際の外力を受けても補助カバー
の破損事故の発生が抑制される。
【0019】また、透明窓の目視側の窓の大きさを小さ
くした透明窓部材、あるいはフランジ状連結部に設けた
複数の貫通孔を設けた透明窓部材は、強固に結合したイ
ンサートになるので、更に補助カバーの破損事故の発生
が抑制される。
くした透明窓部材、あるいはフランジ状連結部に設けた
複数の貫通孔を設けた透明窓部材は、強固に結合したイ
ンサートになるので、更に補助カバーの破損事故の発生
が抑制される。
【0020】なお、この発明は漏電遮断器においても適
用できるものであり、さらに警報スイッチや補助スイッ
チなどの付属装置付の回路遮断器・漏電遮断器において
は、付属装置の部分が見えないように補助カバーで覆わ
れるので好都合であるなどの効果を奏する。
用できるものであり、さらに警報スイッチや補助スイッ
チなどの付属装置付の回路遮断器・漏電遮断器において
は、付属装置の部分が見えないように補助カバーで覆わ
れるので好都合であるなどの効果を奏する。
【図1】 この発明の一実施例を示す回路遮断器で補助
カバーを閉じた状態の斜視図である。
カバーを閉じた状態の斜視図である。
【図2】 補助カバーを開いた状態の斜視図である。
【図3】 補助カバーを除去した状態の斜視図である。
【図4】 透明窓部材の実施例を示す斜視図である。
【図5】 図1のB−B線における断面図である。
【図6】 実施例2を示す断面図である。
【図7】 実施例3を示す斜視図である。
【図8】 従来の回路遮断器を示す正面図である。
【図9】 図8のA−A線における断面図である。
10 本体ケース、11 ベース、12 カバー、13
引外し装置、14 調整つまみ、15 補助カバー、
15a 透明窓、16 透明窓部材、16a 窓部、1
6b フランジ状連結部。
引外し装置、14 調整つまみ、15 補助カバー、
15a 透明窓、16 透明窓部材、16a 窓部、1
6b フランジ状連結部。
Claims (3)
- 【請求項1】 引外し装置の動作特性を調整する複数個
の調整つまみを本体ケースの外面から操作して調整でき
るように配設すると共に、上記それぞれの調整つまみに
対応して本体ケースの表面に調整用目盛を設け、上記本
体ケースの表面に開閉自在の補助カバーを設けて上記調
整つまみを覆うようにした回路遮断器において、上記補
助カバーは、上記調整つまみと対向する部分に薄肉のフ
ランジ状連結部によって連結された透明窓部を有する透
明窓部材を、機械的強度が高い合成樹脂材料を用いて一
体に成形したものであることを特徴とする回路遮断器。 - 【請求項2】 透明窓部材は、それぞれの調整つまみに
対応して透明窓部を設けると共に、この透明窓部は目視
側の窓の大きさが小さくなるように台形状に形成したこ
とを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項3】 透明窓部材のフランジ状連結部には、複
数の貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1
または2記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31498294A JPH08171846A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31498294A JPH08171846A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08171846A true JPH08171846A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18060003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31498294A Pending JPH08171846A (ja) | 1994-12-19 | 1994-12-19 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08171846A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ299325B6 (cs) * | 2001-09-24 | 2008-06-18 | Oez S.R.O. | Spínací prístroj, zejména výkonový jistic s doplnkovými prvky |
KR20200118885A (ko) * | 2018-09-20 | 2020-10-16 | 가부시키가이샤 우부카타 세이사쿠쇼 | 직류 차단기 |
-
1994
- 1994-12-19 JP JP31498294A patent/JPH08171846A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ299325B6 (cs) * | 2001-09-24 | 2008-06-18 | Oez S.R.O. | Spínací prístroj, zejména výkonový jistic s doplnkovými prvky |
KR20200118885A (ko) * | 2018-09-20 | 2020-10-16 | 가부시키가이샤 우부카타 세이사쿠쇼 | 직류 차단기 |
US11495424B2 (en) | 2018-09-20 | 2022-11-08 | Ubukata Industries Co., Ltd. | DC circuit breaker |
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