JPH08171412A - 被管制対象監視システム - Google Patents

被管制対象監視システム

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JPH08171412A
JPH08171412A JP3553495A JP3553495A JPH08171412A JP H08171412 A JPH08171412 A JP H08171412A JP 3553495 A JP3553495 A JP 3553495A JP 3553495 A JP3553495 A JP 3553495A JP H08171412 A JPH08171412 A JP H08171412A
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格一 塩見
Suketoshi Nagano
祐年 長野
Masataka Oka
正孝 岡
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Ship Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特定区域内の多数の被管制対象の位置データを
少ない通信回線で短時間にかつ高精度に取得する。 【構成】被管制対象1,2は管制施設4とは直接通信で
きない位置にあり、被管制対象3は管制施設4と直接通
信できる位置にある。被管制対象1,2,3はサブシス
テム11,12,13によりGPS衛星5からのGPS
信号を基に測位データを取得し、予め割り当てられたタ
イムスロットで送信する。被管制対象2,3はさらに被
管制対象1,2からの測位データを中継する。管制施設
4は監視サブシステム41により被管制対象3からのタ
イムスロット毎の測位データを受信すると共に、受信し
たタイムスロットから送信元の被管制対象を判別し、一
定の監視サイクル毎に得られる測位データ及びその送信
元被管制対象に基づいて各被管制対象の位置表示を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば洋上を飛行す
る航空機や山間を飛行する救難航空機等の被管制対象の
位置を監視するための被管制対象監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在の航空管制は、被管制対象の位置を
地上に設置したレーダ装置により検出して管制施設に送
信するか、または被管制対象側で衛星航法装置により取
得した測位データをVHF通信回線を中継して管制施設
に送信するようにしている。そして、管制施設側で、い
ずれかの方法により送信された被管制対象の測位データ
を受信すると、管制施設に設置された電子計算機が送信
された被管制対象の測位データと測位時刻をもとに、被
管制対象位置の表示装置に出力し、それを監視すること
で行われている。
【0003】但し、レーダやVHF通信用の電波の届か
ない特定区域を飛行する被管制対象、例えば洋上航路を
飛行する航空機については、被管制対象自身が測位した
位置データを、HF通信回線を利用して音声により地上
の中継施設に送信し、中継施設から地上のデータリンク
回線で前記の電子計算機に送信するようになされてい
る。
【0004】この場合、それぞれの被管制対象の測位デ
ータ送信はおよそ1時間に1回程度である。このため、
電子計算機が被管制対象の現在時刻における位置を推測
することになり、その精度は高いとは言えない。
【0005】被管制対象が地上の中継施設に自身の測位
データを送信する時間間隔を短縮するには、中継回線の
不足および中継の負荷に関する対策が必要である。これ
らの課題を解決せずには、複数の被管制対象ごとの飛行
間隔小さくすることはできない。換言すれば、被管制対
象毎の飛行間隔を大きくするよう規定しないと安全性を
維持できず、その洋上航路の運用に大きな制約を与えて
いる。
【0006】それらの課題を解決するために、被管制対
象の測位データを地上の管制施設に送信するに当たり、
音声を使用しないデータリンク通信を可能にする衛星通
信システムが開発されつつあるが、この衛星通信システ
ムの運用を可能にするためには、それぞれの被管制対象
は衛星通信を可能にする通信手段を整備する必要があ
る。このことは、被管制対象にとって大きな経費負担を
生むことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来では、洋上等の特定区域において、多数の被管制対象
に多大な経費の負担を与えずに、その位置を監視するこ
とができる有効なシステムがなく、今後予想される被管
制対象の増大に早急に対応することが強く望まれてい
る。
【0008】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、特定区域内の多数の被管制対象の位置デ
ータを、少ない通信回線で短時間にかつ高精度に取得す
ることができ、しかも被管制対象にかける負担も少ない
被管制対象監視システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、特定区域内の複数の被管制対象の位置
を管制施設側で監視する被管制対象監視システムにおい
て、各被管制対象が互いに特定の通信回線を用いて自己
の測位データを送信すると共に、他の被管制対象から送
信される測位データを受信し再送することで、複数の被
管制対象の測位データが管制施設に到達するようにした
ことを特徴とする。
【0010】第2の発明は、第1の発明の構成におい
て、運行中の全被管制対象に予め付与される識別コード
を互いに重複しないように対応付けた監視サイクルの時
分割タイムスロットを、対応する識別コードを持つ被管
制対象のデータ送信期間として割り当てておき、前記複
数の被管制対象に、それぞれ自己の測位データを取得す
ると共に、特定の通信回線を通じて他の被管制対象から
タイムスロット毎に送信される測位データを受信して、
それぞれの測位データを割り当てられたタイムスロット
の期間に前記通信回線を通じて送信する機能を持たせ、
前記管制施設に、前記特定の通信回線を通じてタイムス
ロット毎の測位データを受信すると共に、そのタイムス
ロットから識別コードを判別し、受信した測位データの
送信元の被管制対象を判別する機能を持たせるようにし
たことを特徴とする。
【0011】第3の発明は、第1の発明の構成におい
て、前記複数の被管制対象及び管制施設に、それぞれ双
方で管理している時刻を一致させる時刻調整手段を持た
せるようにしたことを特徴とする。
【0012】第4の発明は、第3の発明の時刻調整手段
において、衛星航法装置を用いて航法衛星の管理時刻を
取得し、この管理時刻を基準に時刻調整を行うようにし
たことを特徴とする。
【0013】第5の発明は、第3の発明の被管制対象に
おいて、前記時刻調整手段により調整される時刻に基づ
いて前記タイムスロットを管理するタイムスロット管理
手段と、衛星航法装置を用いて少なくとも自己の測位デ
ータを取得する測位データ取得手段と、前記通信回線を
通じて他の被管制対象からタイムスロット毎の測位デー
タを受信する測位データ受信手段と、前記測位データ取
得手段及び測位データ受信手段で得られる自他別測位デ
ータをそれぞれ対応するタイムスロットの期間内に前記
通信回線を通じて送信する測位データ送信手段とを備え
るようにしたことを特徴とする。
【0014】第6の発明は、第5の発明の被管制対象に
おいて、前記測位データ受信時に送信したタイムスロッ
トに自己及び中継測位データが乗せられているかモニタ
するモニタ手段を備えるようにしたことを特徴とする。
【0015】第7の発明は、第5の発明の被管制対象に
おいて、監視サイクル毎に測位データ受信、測位データ
送信、送受無しを順に繰り返すようにしたことを特徴と
する。
【0016】第8の発明は、第5の発明の測位データ取
得手段において、測位データに取得時刻情報を含めるよ
うにしたことを特徴とする。第9の発明は、第5の発明
の測位データ送信手段において、被送信測位データを取
得時刻情報が最新のものに更新する機能を有するように
したことを特徴とする。
【0017】第10の発明は、第2の発明の管制施設に
おいて、前記時刻調整手段により調整される時刻に基づ
いて前記タイムスロットを管理するタイムスロット管理
手段と、一定の監視サイクル毎に、前記通信回線を通じ
て前記被管制対象からタイムスロット毎に送られてくる
測位データを受信する測位データ受信手段と、この手段
で測位データを受信したとき、そのタイムスロットから
対応する識別コードを判別することで受信した測位デー
タのそれぞれの送信元の被管制対象を把握する送信元判
別手段と、一定の監視サイクル毎に得られる前記測位デ
ータ及びその送信元被管制対象に基づいて各被管制対象
の位置表示を行う表示手段とを備えるようにしたことを
特徴とする。
【0018】第11の発明は、第10の発明の管制施設
において、前記測位データに取得時刻情報が含まれてい
るとき、受信した測位データの送信元被管制対象の現在
位置をその送信元被管制対象の運行プランを参照して予
測する現在位置予測手段を備え、前記表示手段によりそ
の予測した現在位置を表示するようにしたことを特徴と
する。
【0019】
【作用】上記第1の発明による被管制対象監視システム
では、各被管制対象が互いに特定の通信回線を用いて自
己の測位データを送信すると共に、他の被管制対象から
送信される測位データを受信し再送するため、管制施設
に直接送信できない被管制対象の測位データも他の被管
制対象の中継によって管制施設に到達するようになり、
これによって管制施設側で特定区域内の多数の被管制対
象の位置データを、少ない通信回線で短時間にかつ高精
度に取得することができるようになる。この場合、既存
の通信回線を利用するため、被管制対象にかける負担も
少ない。
【0020】第2の発明によるシステムでは、運行中の
全被管制対象に予め付与される識別コードを互いに重複
しないように対応付けた監視サイクルの時分割タイムス
ロットを、対応する識別コードを持つ被管制対象のデー
タ送信期間として割り当てているので、それぞれの被管
制対象の測位データ送信は重ならないようになる。ま
た、それぞれの被管制対象が、それぞれ自己の測位デー
タを取得すると共に、特定の通信回線を通じて他の被管
制対象からタイムスロット毎に送信される測位データを
受信し、それぞれの測位データを割り当てられたタイム
スロットの期間に同じ通信回線を通じて送信するので、
自己の測位データ送信と共に他の測位データを再送する
ことができるようになる。さらに、管制施設が、上記通
信回線を通じてタイムスロット毎の測位データを受信す
ると共に、そのタイムスロットから識別コードを判別
し、受信した測位データの送信元の被管制対象を判別す
るので、複数の被管制対象の位置を一定の監視サイクル
で把握できるようになる。
【0021】第3の発明によるシステムでは、被管制対
象及び管制施設が、それぞれ双方で管理している時刻を
一致させる時刻調整手段を持っているので、双方のタイ
ムスロットの管理が正確になり、タイムスロットのずれ
による識別コードの誤判定を防止できるようになる。。
【0022】第4の発明によるシステムでは、すでに各
被管制対象に搭載されている衛星航法装置を用いて航法
衛星の管理時刻を取得し、この管理時刻を基準に時刻調
整を行うようにしているので、新たに時刻調整のための
装置を搭載する必要がなく、被管制対象にかける負担を
少なくすることができる。
【0023】第5の発明によるシステムでは、時刻調整
手段により調整される時刻に基づいてタイムスロットを
管理し、衛星航法装置を用いて少なくとも自己の測位デ
ータを取得し、特定の通信回線を通じて他の被管制対象
からタイムスロット毎の測位データを受信し、それぞれ
の自他別測位データを対応するタイムスロットの期間内
に同じ通信回線を通じて送信することで、第3の発明の
被管制対象を実現している。
【0024】第6の発明によるシステムでは、測位デー
タ受信時に自己及び中継タイムスロットに測位データが
乗せられているかをモニタすることが可能となる。第7
の発明によるシステムでは、監視サイクル毎に測位デー
タ受信、測位データ送信、送受無しを順に繰り返すよう
にしているので、互いに送受機能に障害をもたらすこと
がなくなり、しかも使用する通信回線を1回線に特定す
ることができるようになる。
【0025】第8の発明によるシステムでは、測位デー
タに取得時刻情報が含まれるため、測位データ受信時に
取得時刻情報を把握でき、さらに現時刻との関係から測
位時の位置のみならず、現時刻での位置を予測可能とな
る。
【0026】第9の発明によるシステムでは、測位デー
タ送信時に被送信測位データを取得時刻情報が最新のも
のに更新するため、常に最新の測位データが中継される
ようになる。
【0027】第10の発明によるシステムでは、時刻調
整手段により調整される時刻に基づいてタイムスロット
を管理し、一定の監視サイクル毎に、特定の通信回線を
通じて被管制対象からタイムスロット毎に送られてくる
測位データを受信すると共に、そのタイムスロットから
対応する識別コードを判別して受信した測位データのそ
れぞれの送信元被管制対象を把握し、一定の監視サイク
ル毎に得られる測位データ及びその送信元被管制対象に
基づいて各被管制対象の位置表示を行うことで、第2の
発明の管制施設を実現している。
【0028】第11の発明によるシステムでは、管制施
設において、測位データに取得時刻情報が含まれている
とき、受信した測位データの送信元被管制対象の現在位
置をその送信元被管制対象の運行プランを参照して予測
し、その予測した現在位置を表示するようにして、現在
時刻における各被管制対象の位置監視を容易にしてい
る。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。図1はこの発明に係る被管制対象システ
ムの第1の実施例を示すものである。ここでは、洋上を
飛行する航空機を被管制対象として監視するシステム構
成を示している。
【0030】図1において、1は被管制対象(A)、2
は被管制対象(B)であり、それぞれ洋上航路を飛行
し、管制施設とは直接通信できない位置にある。3は被
管制対象(C)であり、管制施設と直接通信できる位置
にある。4は管制施設、5は航法衛星としてのGPS衛
星(実際に位置データを得るためには3個以上必要であ
るが、ここでは説明を簡単にするために1個で示す)で
ある。
【0031】各被管制対象(A,B,C)1〜3はそれ
ぞれ被管制対象上サブシステム11,21,31を搭載
する。尚、各サブシステム11,21,31はいずれも
同一構成であるため、ここでは11の構成のみ説明す
る。
【0032】このサブシステム11は、GPS受信器1
11を備え、GPS衛星5からのGPS信号を受信して
GPS時刻および自己の位置データ(以下、測位データ
と称する)を取得する。さらに、このサブシステムは識
別コード発生器112、プロセッサ113、VHF受信
器114およびVHF送信器115を備える(VHFア
ンテナを含む)。
【0033】識別コード発生器112は、航空機に搭載
されているトランスポンダ内蔵のSSRコード発生器を
利用したもので、SSRコードをそのまま使用する。プ
ロセッサ113はGPS受信器111で得られた測位デ
ータを所定のフォーマットに編集すると共に、VHF受
信器114から入力された自身の周辺を飛行する他の被
管制対象の位置情報をもとに自身の位置情報を送信する
相手(図1において、被管制対象(A)1の場合には被
管制対象(B)2が該当)を決定し、GPS時刻を基準
に、識別コード発生器112からの識別コードに基づい
て編集データの送信時刻を管理する。
【0034】VHF送信器115は、プロセッサ113
が編集した測位データを対応するタイムスロットで他の
被管制対象または管制施設(図1において、被管制対象
(A)1の場合には被管制対象(B)2が該当)に送信
する。
【0035】一方、管制施設4には監視サブシステム4
1、GPSアンテナ42、VHFアンテナ43が配置さ
れる。監視サブシステム41は、VHF受信器411、
目標検出装置412、監視プロセッサ413、表示装置
414を備える。
【0036】VHF受信器411は、VHFアンテナ4
3で受けた各被管制対象(図ではA)からの測位データ
を受信する。目標検出装置412は、GPSアンテナ4
2で得られたGPS時刻に基づいて時刻を管理し、VH
F受信器411で得られる測位データを入力してその受
信時刻を求め、受信時刻からデータ送信元(被管制対
象)の識別コードを判別し、識別コード、位置データ受
信時刻を対応づけたターゲットレポートを編集して、監
視プロセッサ413へ出力する。
【0037】監視プロセッサ413はインタフェース
(図示せず)を通じてFDP(飛行計画情報処理システ
ム)、ARTS(ターミナルレーダ情報処理システ
ム)、RDP(航空路レーダ情報処理システム)等の他
施設と通信して監視用データファイルを収集し、監視フ
ァイルを作成して記録する。
【0038】さらに、上記監視プロセッサ413は、目
標検出装置412で作成されたターゲットレポートを入
力し、監視ファイルとターゲットレポートの相関処理を
行って識別コードに対応する被管制対象の航空機識別符
号を判別特定し、個々の相関処理結果から監視ファイル
の更新処理を行う。このようにして得られた全被管制対
象の航空機識別符号および測位データを所定のフォーマ
ットに編集して表示データを作成し、表示装置414に
出力する。
【0039】表示装置414は、管制室や関係部署に設
置され、監視プロセッサ413からの表示データを例え
ばPPI表示して管制官らに提供する。上記構成におい
て、以下その運用について具体的に説明する。
【0040】まず、被管制対象の位置を監視するために
は、その測位データ取得サイクルを少なくとも4秒程度
に収める必要がある(空港監視レーダの監視周期と同等
とする場合)。一方、航空機に搭載されるトランスポン
ダのSSRコード発生器は1桁0〜7の範囲の数値を4
桁(0000〜7777)で設定可能であるため、被管
制対象に搭載される識別コード発生器にこれを利用する
とすれば、4096機の被管制対象に互いに異なる識別
コードを割当可能である。
【0041】本実施例においては、データのリレー(受
け渡し)を行う航空機間の飛行間隔を200NMとすれ
ば、その間の電波伝播に要する時間は1ms程度であ
り、各タイムスロットにおけるこの時間はデータ伝送上
に使用できないデッドタイムとして存在することとな
り、各航空機に割り当てられるタイムスロット幅は1m
sよりも長い時間を想定しなければならない。
【0042】例えば、監視周期を1秒とすると、今日の
技術により90ビットのデータを帯域幅25kHzの電
波により伝送するに要する時間は約2.9msであるか
ら、タイムスロット幅を3.9msとすることにより、
電波1波で毎秒256機の航空機を被管制対象として処
理することが可能である。
【0043】以上のことから、4096機を監視周期1
秒で監視するためには16波が必要となる。また、監視
周期を4秒とすれば、4096機を処理するためには4
波が必要となる。
【0044】本実施例では、4096機を監視周期1秒
で監視することとして、SSRコード12ビットのう
ち、上位4ビットにより被管制対象を16のグループに
分割してそれぞれに1波を割り当て、各グループにおい
て、識別コード下位8ビットの若い順に1秒間を256
に分割した各タイムスロットを測位データの送信期間と
して割り当てる。
【0045】すなわち、本実施例のシステムでは、航空
機の識別コードとしてSSRコードを用い、監視サイク
ルを3[秒/サイクル]とし、GPS時刻を基準に1監
視サイクルを4096個のタイムスロット(1タイムス
ロット=73.2…約0.75ms)に時分割し、分割
した第1タイムスロット乃至第4096タイムスロット
をそれぞれ識別コードの若い順に被管制対象の測位デー
タ送信期間に割り当てる。
【0046】例えば、識別(SSR)コード「000
1」が付与されている航空機は第1タイムスロットの期
間、「1111」が付与されている航空機は第1111
タイムスロットの期間にそれぞれ測位データを送信す
る。
【0047】以上のようにタイムスロットを割り当てる
ことにより、被管制対象(送信元および中継する航空機
を含む)および管制施設のそれぞれの間で識別コードの
データ送受信が不要になる。また、それぞれの間で、送
信時刻を調整しあう必要もない。
【0048】また、上記構成による監視システムでは、
GPS時刻を基準としているので、全被管制対象および
管制施設の管理時刻を容易にかつ高精度に一致させるこ
とができ、これによって正確なタイムスロットの割り当
てを実現できる。
【0049】次に、図2を参照して、中継の方式を説明
する。被管制対象Aは、自己のVHF受信器を通じて被
管制対象Bの送信をモニタすることで、被管制対象Bが
被管制対象Cに対してBの測位データを中継するよう依
頼していることを知り、さらに被管制対象Bが被管制対
象Aよりも管制施設に近い位置を飛行していることを知
ることができる(ステップa)。そこで被管制対象Aで
は測位データを中継依頼する被管制対象をBと決定す
る。
【0050】被管制対象Aは、次の監視サイクル(図2
の例では第n+1監視サイクル)の自己のSSRコード
に対応するタイムスロット(図2の例では第3333タ
イムスロット)で、被管制対象Bに宛ててその時の測位
データ(An+1)を送信する(ステップb)。
【0051】被管制対象Bは、第n+1監視サイクルで
被管制対象Aからその測位データを受信し、次の第n+
2監視サイクルで被管制対象Cに中継する。この時の送
信タイムスロットは送信元である被管制対象Aに割り当
てられた第3333タイムスロットを使用する(ステッ
プc)。
【0052】第n+2監視サイクルで、被管制対象Aは
被管制対象Bが被管制対象Cに対し被管制対象Aの測位
データを中継していることをモニタする(ステップ
d)。第n+3監視サイクルで、被管制対象Cが被管制
対象Aの測位データをさらに他の被管制対象または管制
施設に中継するが、被管制対象Bは自己が中継した被管
制対象Aの測位データを被管制対象Cが受信して他に中
継しているかモニタする(ステップe)。この監視サイ
クルでは、被管制対象Aは被管制対象Bが中継の様子を
モニタしていることに対して障害にならないように、被
管制対象Bに対し、自己の測位データを送信しないよう
にする(ステップf)。
【0053】第n+4監視サイクルにおいて、被管制対
象Aは第n+1監視サイクルと同様に再び被管制対象B
に測位データを送信する。以上のように、3回の監視サ
イクルのなかで、測位データの送信、送信先が次の中継
先に送信することのモニタ、送受無し(休憩)という3
つの動作を行い、それを繰り返すことで測位データの中
継を実現する。
【0054】すなわち、本実施例においては、3監視サ
イクルに1回の割合で更新された位置データが管制施設
4に伝えられるので、管制施設4では3秒に1回のデー
タ更新がなされることになる。これは10秒に1回の更
新がなされる現状のRDPよりも高い更新率である。よ
って、本システムをRDPに連結することで、RDPの
システム精度の向上をもたらすことができる。
【0055】以上の中継により、管制施設4は被管制対
象Cを通じてA,B,Cの測位データを取得できる。こ
こで、管制施設4では、GPS時刻を利用して被管制対
象A,B,Cと同じようにタイムスロットを管理する。
そして、一定の監視サイクル毎に、VHF回線を通じて
被管制対象Cから測位データを受信すると共に、受信の
あったタイムスロットから対応する識別コードを判別し
て、受信した測位データのそれぞれの送信元被管制対象
を把握し、一定の監視サイクル毎に得られる測位データ
及びその送信元被管制対象に基づいて各被管制対象の位
置表示を行う。
【0056】このとき、測位データに取得時刻情報が含
まれているので、受信した測位データの送信元被管制対
象の現在位置をその送信元被管制対象の運行プランを参
照して予測し、その予測した現在位置を表示すること
で、現在時刻における各被管制対象A,B,Cの位置監
視を容易にすることができる。
【0057】したがって、上記構成による被管制対象シ
ステムによれば、洋上の多数の被管制対象の位置データ
を、VHF帯1回線で短時間にかつ高精度に取得するこ
とができる。しかも、被管制対象に衛星通信回線を搭載
させる必要がないので、被管制対象にかける負担も少な
い。
【0058】図3は、この発明に係る第2の実施例を示
すものである。この実施例は、山間を飛行する救難航空
機の監視を行うものである。尚、図3において図1と同
一部分には同一符号を付して示すことでその説明は省略
する。
【0059】山間を飛行する被管制対象(救難航空機)
Dはレーダの覆域から外れることがしばしばある。そこ
で、被管制対象Eを山間上空に位置させ、被管制対象D
の測位データを上空の被管制対象(E)を通じて、さら
に幹線空路の被管制対象(F)を中継してまたは直接、
管制施設(G)に送られるようにする。この実施例の構
成によれば、救難航空機の有効な監視システムを構築す
ることができる。尚、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その他この発明の要旨を変更しない範
囲で種々変形しても同様に実施可能である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、特
定区域内の多数の被管制対象の位置データを、少ない通
信回線で短時間にかつ高精度に取得することができ、し
かも被管制対象にかける負担も少ない被管制対象監視シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る被管制対象監視システムの第
1の実施例の構成を示す図である。
【図2】 第1の実施例において被管制対象が位置情報
を中継する方法を示す図である。
【図3】 この発明に係る被管制対象監視システムの第
2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…被管制対象(A) 2…被管制対象(B) 3…被管制対象(C) 4…管制施設 5…GPS衛星 11,21,31…被管制対象上サブシステム 111…GPS受信器 112…識別コード発生器 113…プロセッサ 114…VHF受信器 115…VHF送信器 41…監視サブシステム 42…GPSアンテナ 43…VHFアンテナ 411…VHF受信器 412…目標検出装置 413…監視プロセッサ 414…表示装置
フロントページの続き (72)発明者 長野 祐年 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 (72)発明者 岡 正孝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定区域内の複数の被管制対象の位置を
    管制施設側で監視する被管制対象監視システムにおい
    て、 各被管制対象が互いに特定の通信回線を用いて自己の測
    位データを送信すると共に、他の被管制対象から送信さ
    れる測位データを受信し再送することで、複数の被管制
    対象の測位データが管制施設に到達するようにしたこと
    を特徴とする被管制対象監視システム。
  2. 【請求項2】 運行中の全被管制対象に予め付与される
    識別コードを互いに重複しないように対応付けた監視サ
    イクルの時分割タイムスロットを、対応する識別コード
    を持つ被管制対象のデータ送信期間として割り当ててい
    るシステムであって、 前記複数の被管制対象は、それぞれ自己の測位データを
    取得すると共に、特定の通信回線を通じて他の被管制対
    象からタイムスロット毎に送信される測位データを受信
    して、それぞれの測位データを割り当てられたタイムス
    ロットの期間に前記通信回線を通じて送信する機能を備
    え、 前記管制施設は、前記特定の通信回線を通じてタイムス
    ロット毎の測位データを受信すると共に、そのタイムス
    ロットから識別コードを判別し、受信した測位データの
    送信元の被管制対象を判別する機能を備えるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の被管制対象監視システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記複数の被管制対象及び管制施設は、
    それぞれ双方で管理している時刻を一致させる時刻調整
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の被管制対
    象監視システム。
  4. 【請求項4】 前記時刻調整手段は、衛星航法装置を用
    いて航法衛星の管理時刻を取得し、この管理時刻を基準
    に時刻調整を行うことを特徴とする請求項3記載の被管
    制対象監視システム。
  5. 【請求項5】 前記被管制対象は、 前記時刻調整手段により調整される時刻に基づいて前記
    タイムスロットを管理するタイムスロット管理手段と、 衛星航法装置を用いて少なくとも自己の測位データを取
    得する測位データ取得手段と、 前記通信回線を通じて他の被管制対象からタイムスロッ
    ト毎の測位データを受信する測位データ受信手段と、 前記測位データ取得手段及び測位データ受信手段で得ら
    れる自他別測位データをそれぞれ対応するタイムスロッ
    トの期間内に前記通信回線を通じて送信する測位データ
    送信手段とを備えることを特徴とする請求項3記載の被
    管制対象監視システム。
  6. 【請求項6】 前記被管制対象は、前記測位データ受信
    時に送信したタイムスロットに自己及び中継測位データ
    が乗せられているかモニタするモニタ手段を備えること
    を特徴とする請求項5記載の被管制対象監視システム。
  7. 【請求項7】 前記被管制対象は、監視サイクル毎に測
    位データ受信、測位データ送信、送受無しを順に繰り返
    すことを特徴とする請求項5記載の被管制対象監視シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記測位データ取得手段は、測位データ
    に取得時刻情報を含めることを特徴とする請求項5記載
    の被管制対象監視システム。
  9. 【請求項9】 前記測位データ送信手段は、被送信測位
    データを取得時刻情報が最新のものに更新する機能を有
    することを特徴とする請求項5記載の被管制対象監視シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記管制施設は、 前記時刻調整手段により調整される時刻に基づいて前記
    タイムスロットを管理するタイムスロット管理手段と、 一定の監視サイクル毎に、前記通信回線を通じて前記被
    管制対象からタイムスロット毎に送られてくる測位デー
    タを受信する測位データ受信手段と、 この手段で測位データを受信したとき、そのタイムスロ
    ットから対応する識別コードを判別することで受信した
    測位データのそれぞれの送信元の被管制対象を把握する
    送信元判別手段と、 一定の監視サイクル毎に得られる前記測位データ及びそ
    の送信元被管制対象に基づいて各被管制対象の位置表示
    を行う表示手段とを備えることを特徴とする請求項2記
    載の被管制対象監視システム。
  11. 【請求項11】 前記測位データに取得時刻情報が含ま
    れているとき、前記管制施設は、受信した測位データの
    送信元被管制対象の現在位置をその送信元被管制対象の
    運行プランを参照して予測する現在位置予測手段を備
    え、前記表示手段はその予測した現在位置を表示するこ
    とを特徴とする請求項10記載の被管制対象監視システ
    ム。
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EP95103343A EP0671634B1 (en) 1994-03-11 1995-03-08 Control target surveillance system
DE69528403T DE69528403T2 (de) 1994-03-11 1995-03-08 Überwachungssystem für steuerbare Ziele
AT95103343T ATE225519T1 (de) 1994-03-11 1995-03-08 Überwachungssystem für steuerbare ziele
US08/401,270 US5677841A (en) 1994-03-11 1995-03-09 Control target surveillance system
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