JPH08171385A - ピアノゴム足のプロテクター - Google Patents

ピアノゴム足のプロテクター

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JPH08171385A
JPH08171385A JP6333844A JP33384494A JPH08171385A JP H08171385 A JPH08171385 A JP H08171385A JP 6333844 A JP6333844 A JP 6333844A JP 33384494 A JP33384494 A JP 33384494A JP H08171385 A JPH08171385 A JP H08171385A
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piano
rubber foot
plate
rib
protector
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はピアノの足を載せるゴム足とそのプ
ロテクターを提供することを目的とする。 【構成】 この発明のピアノゴム足1の下部を覆うプロ
テクターは、一面はピアノゴム足1を載せ、他面は床等
に接するポリプロピレン等合成樹脂製のプレート2と、
そのプレート2の周囲に設けたピアノゴム足1の下部の
周囲を被うリブ3と、からなるものであり、更に、その
プレート2又は、そのプレート2とリブ3の外側に不織
布4を貼着又は吹き付け形成するようにしたものであ
る。そのプロテクターに載せるピアノゴム足1は、上部
にピアノのキャスターAを収容する窪み5と、下部の中
心部に前記窪み5に対応する位置に設けた円盤状の中心
平面部6と、周囲に設けたピアノの重さで捲れない程度
の幅を有するリング状の周囲平面部7と、この周囲平面
部7と前記中心平面部6との間に同心円の溝8を複数本
設け、内部に、中心部分に設けた若干の平面部9と、こ
の平面部9から放射状に設けた直線状のリブ10と、周
囲に設けたリング状のリブ11とを有する骨材12を有
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はピアノの足を載せるゴム
足とそのプロテクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピアノゴム足は、図4に示すよう
に、骨材13は皿状のものであって、この骨材13を内
部に収容し、上部にピアノのキャスターAを収容する窪
み14を有し、下部には、周囲に設けたリング状の周囲
平面部15と、この周囲平面部15と中心との間に同心
円の溝16を設けたものであり、合成ゴムや可塑剤を用
いて製作していた。そして、そのピアノゴム足にプロテ
クターを設けるものは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のピアノゴム足
は、素材の一部に可塑剤を使用しているものがあるた
め、ピアノゴム足をピアノのキャスターAの下に敷設し
た場合に、可塑剤が溶け出し、床やジュータンにきわみ
を生じ汚れる欠点があった。又、図4に示すような従来
のピアノゴム足にピアノを載せると、ピアノゴム足はピ
アノの重みで湾曲し、周囲がまくれ上がって、床との間
に隙間ができたり、ピアノのキャスターAが窪み14の
なかで片寄るといった欠点があり、骨材13を湾曲しな
い程度に厚くするとピアノゴム足全体が重くなるといっ
た欠点があった為にその改良が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のピアノゴム足
1の下部を覆うプロテクターは、一面はピアノゴム足1
を載せ、他面は床等に接するポリプロピレン等合成樹脂
製のプレート2と、そのプレート2の周囲に設けたピア
ノゴム足1の下部の周囲を被うリブ3と、からなるもの
で、更に、そのプレート2又は、そのプレート2とリブ
3の外側に不織布4を貼着又は吹き付け形成するように
したものである。そのプロテクターに載せるピアノゴム
足1は、上部にピアノのキャスターAを収容する窪み5
と、下部の中心部に前記窪み5に対応する位置に設けた
円盤状の中心平面部6と、周囲に設けたピアノの重さで
捲れない程度の幅を有するリング状の周囲平面部7と、
この周囲平面部7と前記中心平面部6との間に同心円の
溝8を複数本設け、内部に、中心部分に設けた若干の平
面部9と、この平面部9から放射状に設けた直線状のリ
ブ10と、周囲に設けたリング状のリブ11とを有する
骨材12を有するものである。
【0005】
【作用】ピアノゴム足1にピアノのキャスターAを載せ
たとき、ピアノの重さでピアノゴム足1の可塑剤が溶け
出しても、それをプロテクターのプレート2及びリブ3
で受けることによって、床やジュータンにきわみを生じ
汚れることはなくなり、プレート2の下側に不織布4を
貼着又は吹き付け形成したことにより、床等との摩擦係
数が少なくなり、ピアノを移動する際に滑りがよくなっ
た。プロテクターに載せるピアノゴム足1は、底に中心
平面部6と従来の溝16一本を除いた程度に幅を広くし
た周囲平面部7を設けたことにより、重量のあるピアノ
を載せても、ピアノゴム足1の周囲が捲れることは無く
なった。そして、内部に一体形成する骨材12には、中
心部分に設けた若干の平面部9と、この平面部9から放
射状に設けた直線状のリブ10と、周囲に設けたリング
状のリブ11とからなる構造にしたことによって、薄く
て軽量となり、しかも強度が高くなった。
【0006】
【実施例】本発明のピアノゴム足のプロテクターを例示
した図にもとずいて説明する。ピアノゴム足1を載せる
プロテクターのプレート2は、床等に接する面は、摩擦
係数が少なくなるような光沢と硬度があるポリプロピレ
ン等の合成樹脂材料を用いて射出成形したものであり、
そのプレート2の周囲に厚さ1ミリ、高さ7ミリ程度の
ピアノゴム足1の下部の周囲を被うリブ3をプレート2
と一体に射出成形したものである。
【0007】そのプロテクターが床面等との摩擦係数を
少なくして滑りを良くし、プレート2を保護する為に、
合成樹脂繊維、ガラス繊維、あるいはカーボン繊維でフ
ェルト状に作成した厚さ3ミリ程度の不織布4の一面に
糊を1ミリ程度浸透させたものをプレート2に貼着する
か、毛のように細くて短い合成樹脂繊維、ガラス繊維、
あるいはカーボン繊維を、糊を付けたプレート2に吹き
付け形成する。
【0008】以上述べたプロテクターに載せるピアノゴ
ム足1は、上部にピアノのキャスターAを収容する窪み
5を有し、下面の中心部の前記窪み5に対応する位置に
円盤状の中心平面部6を設けるようにした。そして、周
囲にはピアノの重さでまくれない程度の幅、具体的に
は、従来の溝16を一本取り除いた分だけ広くした程度
の幅を有するリング状の周囲平面部7を設け、この周囲
平面部7と前記中心平面部6との間に同心円の溝8を複
数本設けたものであり、中心部分に径4.5ミリ程度の
穴17が設けられるように、合成ゴム、可塑剤等でゴム
硬度80度程度に成形する。成型する際に、内部に挿入
する骨材12は、中心部分にピアノゴム足1の中のほぼ
中央の所定の位置に置いて成形する為に、図示していな
いダイに掛ける径4.5ミリ程度の穴18があり、その
穴18を中心にして若干の平面部9を設ける。その平面
部9から放射状に幅10ミリ程度で断面が円弧状をした
直線状のリブ10が設けてあり、周囲にはリブ10と同
じ側に曲げるか、あるいは反対側に曲げたリング状のリ
ブ11を設けたものである。このリブ11を前記ピアノ
ゴム足1の複数の溝8のうち外側の溝8に対応した位置
に設けると、溝8の両側の山部が脚となり、キャスター
Aの荷重による中心部分のたわみにたいして、ピアノゴ
ム足のプロテクターあるいは床面に駲染むようにほぼ均
等に接触する結果、中心部分のたわみに対して強くなっ
ている。このようにして成型したピアノゴム足1の周囲
に図示していないが、糊を付け粉状の毛をふりかけた
後、静電方法で毛を立ててピアノゴム足1全体が毛で被
われるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】本発明のピアノゴム足のプロテクターに
よって、素材の一部に可塑剤を使用しているピアノゴム
足1にピアノのキャスターAを載せたとき、ピアノの重
さによる加重で可塑剤が溶け出しても、プロテクターで
受けるから、床やジュータンにきわみを生じ汚れるとい
った欠点が無くなった。又、プロテクターの下側に不織
布を貼り付け、もしくは吹き付け形成することによっ
て、床等との摩擦係数が少なくなり滑りがよくなったか
らピアノの移動が容易に出来るようになり、小石等の異
物に対してプレートを保護等の効果を奏するものであ
る。
【0010】ピアノゴム足1は、その下部に中心部に設
けた円盤状の中心平面部6と、従来の溝16一本を除い
た程度に幅を広くしたリング状の周囲平面部7を設けた
ことにより、ピアノを畳の上に設置する場合にも、ピア
ノゴム足1の周囲が捲れ上がるようなことは無くなっ
た。又、骨材12は、直線状のリブ10と、リング状の
リブ11とを設けたことにより、薄くて軽量な材料を用
いて、軽量ではあるが強度の高い骨材12とすることが
出来た。更に、直線状のリブ10と、リング状のリブ1
1とを設けたことにより、成型する合成ゴムや可塑剤等
との接触面積を広くすることが出来たことによって、そ
れら材料と一体成型をすることが安定してできるように
なった。又、骨材12の中心部に平面部9を設けたこと
により、直線部のリブ10の端部とあいまって、ピアノ
足1のキャスターAをピアノゴム足1の中心に位置決め
出来る等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピアノゴム足のプロテクターの断面図
である。
【図2】骨材の平面図である。
【図3】骨材の断面図である。
【図4】従来のピアノゴム足断面図である。
【符号の説明】
1〜ピアノゴム足 2〜プレート 3〜リブ 4〜不織布 5〜窪み 6〜中心平面部 7〜周囲平面部 8〜溝 9〜平面部 10〜リブ 11〜リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピアノのキャスターAを載せるピアノゴ
    ム足1と、そのピアノゴム足1を載せるプロテクター
    が、床等に接するポリプロピレン等合成樹脂製のプレー
    ト2と、そのプレート2の周囲に設けたピアノゴム足1
    の下部の周囲を被うリブ3とからなることを特徴とする
    ピアノゴム足のプロテクター。
  2. 【請求項2】 ピアノゴム足1を載せるポリプロピレン
    等合成樹脂製のプレート2と、そのプレート2の周囲に
    設けたピアノゴム足1の下部の周囲を被うリブ3と、か
    らなるプロテクターのプレート2の下側に不織布4を貼
    着又は吹き付け形成したピアノゴム足のプロテクター。
  3. 【請求項3】 上部にピアノのキャスターを収容する窪
    み5と、下部の中心部に前記窪み5に対応する位置に設
    けた円盤状の中心平面部6と、周囲に設けたピアノの重
    さでまくれない程度の幅を有するリング状の周囲平面部
    7と、この周囲平面部7と前記中心平面部6との間に同
    心円の溝8を複数本設け、内部に中心部分に設けた若干
    の平面部9と、この平面部9から放射状に設けた直線状
    のリブ10と、周囲に設けたリング状のリブ11と、を
    有する骨材12を有するピアノゴム足。
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