JPH08170946A - 導管検査装置 - Google Patents

導管検査装置

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JPH08170946A
JPH08170946A JP31447394A JP31447394A JPH08170946A JP H08170946 A JPH08170946 A JP H08170946A JP 31447394 A JP31447394 A JP 31447394A JP 31447394 A JP31447394 A JP 31447394A JP H08170946 A JPH08170946 A JP H08170946A
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JP
Japan
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conduit
laser light
tube wall
laser beam
monitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31447394A
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English (en)
Inventor
Jun Fujiwara
純 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分解能や測定効率がよく、且つ、取扱いが容
易で安価に構成することができる導管検査装置を提供す
ること。 【構成】 導管1の管壁2に対して超音波発生装置6か
ら超音波を発信するとともレーザ光発生器7からレーザ
光を照射し、管壁2で反射したレーザ光がスリット10
aおよび10bを通過し、スリット10aを通過したレ
ーザ光とスリット10bを通過したレーザ光との干渉に
より生じる干渉縞を周波数モニタ装置14および強度モ
ニタ装置15でモニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスや水道などの導管を
検査する導管検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスや水道などの導管には金属管の溶接
ミスや経年劣化によるさびやひびなどの欠陥が生じてい
ることがある。このような欠陥に気付かず導管を放置し
ておくとガスや水の漏れなどのおそれがあるため定期的
に導管の検査を行う必要がある。
【0003】従来の導管検査装置としては、X線、超音
波、電磁波等を用いた装置が知られている。
【0004】図2は従来の超音波を用いた導管検査装置
の概略構成図である。
【0005】超音波送受信器53は、移動用ローラー5
6および支台52に支えられて導管50の管壁51に沿
って移動する。超音波送受信器53と管壁51との間に
はカップリング材54が設けられて管壁接触型の計測が
なされる。このカップリング材54としては水や油等が
用いられる。
【0006】超音波送受信器53は、カップリング材5
4を介し管壁51に対して超音波を発信するとともに管
壁51で反射した超音波を受信する。超音波送受信器5
3で受信した超音波は、ケーブル55を介してモニタ装
置57に伝送され、その強度の変化等に基づき管壁51
の欠陥が検出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示した
ような超音波を用いた導管検査装置の場合、カップリン
グ材54として水や油等を用いた管壁接触型の計測のた
め、測定効率が悪いという問題点があった。
【0008】また、電磁波を用いた導管検査装置の場合
も管壁接触型(管壁とのカップリングは磁性ブラシ)の
計測のため、測定効率が悪く、さらに分解能も悪いとい
う問題点もあった。
【0009】一方、X線を用いた導管検査装置の場合に
は、測定効率や分解能の点では問題ないが、X線(放射
線)を扱うため取扱いが面倒であるし、高価であるとい
う問題点があった。
【0010】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、分解能や測定効率がよく、且つ、取扱いが容易で
安価に構成することができる導管検査装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、導管の管壁に対してレーザ光を照射する
レーザ光照射手段と、このレーザ光照射手段から照射さ
れ、前記管壁によって反射されたレーザ光を受光する受
光手段と、この受光手段によって受光したレーザ光をモ
ニタするモニタ手段とを備えた。
【0012】また、本発明は、前記管壁に対して超音波
を発信する超音波発生手段をさらに備え、前記レーザ光
照射手段が、前記超音波発生手段からの超音波が前記管
壁に当っているときにレーザ光を照射するようにした。
【0013】
【作用】本発明は以上の構成によって、導管の管壁によ
って反射されるレーザ光をモニタすることによって、導
管の検査を行うことができる。
【0014】また、超音波発生手段を設けた場合には、
超音波によって管壁が微妙に振動して反射されるレーザ
光に影響を与えるが、導管に欠陥がある場合にはそれに
応じて導管の振動も変化し、よって、反射されるレーザ
光にも変化を見ることができ導管の欠陥を見つけ出すこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明による導管検査装置の一実施
例の概略構成図である。
【0017】超音波発生器6は電源装置5から電源を供
給されて超音波を発生し、この超音波を導管1の管壁2
に対して発信する。一方、レーザ光発生器7も電源装置
5から電源を供給され、こちらは管壁2に対してレーザ
光を照射する。
【0018】レーザ光発生器7から照射されたレーザ光
は管壁2で反射され、ハーフミラー8によって方向を変
えられスリット板9に入射する。管壁2上でレーザ光が
照射される位置は、超音波発生器6から発信された超音
波が管壁2に当った位置の近傍であることが望ましい。
これは、超音波発生器6からの超音波を受けた管壁2が
微妙に振動し、管壁2で反射するレーザ光に影響を与え
るようにするためである。
【0019】スリット板9のスリット9aを通過したレ
ーザ光は、スリット板10のスリット10aおよび10
bを通過する。このスリット10aを通過したレーザ光
とスリット10bを通過したレーザ光とは互いに干渉し
あってスリット板11上に干渉縞を生じる。この干渉縞
を生じたレーザ光はスリット板11のスリット11aを
通過し、受光器12に入射する。
【0020】受光器12は受光したレーザ光の強度に応
じた電圧を出力し、この出力は増幅器13で増幅された
後に周波数モニタ装置14および強度モニタ装置15に
入力される。
【0021】周波数モニタ装置14は、受光器12が受
光したレーザ光の干渉縞による強弱の周波数の変化をモ
ニタし、強度モニタ装置15は、受光器12が受光した
レーザ光の強度の変化をモニタする。
【0022】管壁2上でレーザ光発生器7からのレーザ
光が照射される位置および超音波発生器6から発信され
た超音波が当る位置は、管壁2に沿って移動させること
ができる。この移動手段は図1では図示していないが、
たとえば、図2に示した移動用ローラー56のような移
動手段を用いればよい。
【0023】管壁2上でレーザ光発生器7からのレーザ
光が照射される位置に欠陥4のような内壁の欠陥があっ
た場合にはレーザ光の反射方向が変化するので、欠陥の
ない場所と比較して強度モニタ装置15でモニタされる
強度が明らかに弱くなり、欠陥4の存在が確認される。
一方、欠陥3のように導管1の外壁に欠陥があった場合
であっても、超音波による管壁2の振動が欠陥3の影響
を受けて欠陥がない場合と異なった振動を示し、この振
動の変化によって受光器12で受光する干渉縞に変化が
生じる。干渉縞の変化は周波数モニタ装置14および強
度モニタ装置15によってモニタすることができるの
で、欠陥3の存在が確認される。
【0024】なお、本実施例においては導管1の材質は
問わず、たとえば金属管であるか否かによらないで導管
の検査を行うことができる。
【0025】また、導管1の材質が金属管の場合には、
送信側において超音波の代わりに数MHz程度の電磁波
を送信することにより、導管表面に同一周波数の超音波
を励振することが可能である。これにより送受信機とも
に超音波デバイスを用いる必要がなくなる。通常、超音
波デバイスは電磁波放射デバイスと比べて送信効率が悪
いため、送信機に電磁波放射デバイスを用いることによ
り本発明での測定感度の更なる向上が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計測位置(管壁におけるレーザ光の照射位置)において
管壁に接触することなく導管の検査を行うことができる
ため測定効率を向上することができる。
【0027】また、本発明による導管検査装置は導管に
対してレーザ光を照射しその反射光をモニタするので、
ほぼレーザ光の直径の領域について導管の状況をピック
アップすることができ、すなわち、導管検査装置の分解
能はレーザ光の直径に依存するが、レーザ光の直径を小
さくすれば分解能を向上させることができるという効果
もある。
【0028】さらに、本発明による導管検査装置はX線
を用いないので、取扱いが容易で安価に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による導管検査装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】従来の超音波を用いた導管検査装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
1 導管 2 管壁 3、4 欠陥 5 電源装置 6 超音波発生装置 7 レーザ光発生装置 8 ハーフミラー 9、10、11 スリット板 9a、10a、10b、11a スリット 12 受光器 13 増幅器 14 周波数モニタ装置 15 強度モニタ装置 50 導管 51 管壁 52 支台 53 超音波送受信器 54 カップリング材 55 ケーブル 56 移動用ローラー 57 モニタ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導管の管壁に対してレーザ光を照射する
    レーザ光照射手段と、該レーザ光照射手段から照射さ
    れ、前記管壁によって反射されたレーザ光を受光する受
    光手段と、該受光手段によって受光したレーザ光をモニ
    タするモニタ手段とを備えたことを特徴とする導管検査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記管壁に対して超音波を発信する超音
    波発生手段をさらに備え、前記レーザ光照射手段が、前
    記超音波発生手段からの超音波が前記管壁に当っている
    ときにレーザ光を照射することを特徴とする請求項1に
    記載の導管検査装置。
  3. 【請求項3】 前記導管が金属管であり、前記管壁に対
    して電磁波を発信する電磁波発生手段をさらに備え、前
    記レーザ光照射手段が、前記電磁波発生手段からの電磁
    波が前記管壁に当っているときにレーザ光を照射するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の導管検査装置。
  4. 【請求項4】 前記受光手段が、前記管壁によって反射
    されたレーザ光を通過させる複数のスリットを有し、該
    複数のスリットを通過したレーザ光の相互の干渉によっ
    て生じた干渉縞を有するレーザ光を受光することを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の導管検
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記モニタ手段が、前記干渉縞の強弱の
    周波数をモニタする周波数モニタ手段と、前記干渉縞の
    強度をモニタする強度モニタ手段とからなることを特徴
    とする請求項4に記載の導管検査装置。
JP31447394A 1994-12-19 1994-12-19 導管検査装置 Pending JPH08170946A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102507595A (zh) * 2011-11-17 2012-06-20 江苏大学 利用环形激光激励轴向导波的管道检测方法及装置
WO2012081347A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 株式会社日立製作所 内部欠陥検査方法及びその装置

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WO2012081347A1 (ja) * 2010-12-17 2012-06-21 株式会社日立製作所 内部欠陥検査方法及びその装置
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030218