JPH08168322A - 小動物の個体識別方法 - Google Patents

小動物の個体識別方法

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JPH08168322A
JPH08168322A JP6340694A JP34069494A JPH08168322A JP H08168322 A JPH08168322 A JP H08168322A JP 6340694 A JP6340694 A JP 6340694A JP 34069494 A JP34069494 A JP 34069494A JP H08168322 A JPH08168322 A JP H08168322A
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Hidehiko Kojima
英彦 小島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、現状では行うことが非常に困難で
ある小動物の自己的確性の証明および身元確認を、新規
装置の導入の必要なく全国の動物病院において迅速に実
施できる方法を提供することを目的とする。 【構成】X線不透過性の標識に個体情報をレーザーを用
いて記入し、動物の体内に移植してX線診断装置を利用
し、写真から情報を読み取る。標識を体内に導入するに
あたり、手技をより簡素化するために標識プレート導入
器を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小動物の自己的確性
の確立に関する。自己的確性の確立とは、その動物が真
にその動物であることを証明することである。この標識
を動物の体内に埋め込み利用することで、容易かつ確実
に個体を確認できる新方法である。
【0002】
【従来の技術】従来の方法としては、個体識別のための
札を装具を介して身体に取り付ける方法及び「入れ墨」
により識別番号を皮膚に記入する方法があった。最近で
は、特開平5−42173および特開平5−23684
1に開示された方法がある。すなわち、マイクロチップ
に情報を登録して、動物の歯内あるいは皮下に移植し、
専用のリーダーで読み取る方法である。また、特開平6
−276877に開示された「動物用体内型個体識別器
具」は、牛や山羊などの反芻類専用に考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小動物産業分野におけ
る個体識別の必要性は年々高まるばかりである。最もよ
い例が血統書の信憑性に関する問題である。血統書に記
載された動物が、真にここにいる動物であるか否か、信
用ある機関に裏付けられた証拠を持って決定的に確定す
ることは現段階では不可能である。また、野生動物に関
しても同様である。輸入証明書記載の動物とその動物が
同一であることを決定的に確定することは不可能であ
る。野生動物の個体を確実に識別することにより、野生
動物の保護にもつながる。
【0004】「札」による方法は不確実であり、又「入
れ墨」による方法は動物愛護の精神からすでに過去の方
法と言わざるを得ない。特開平5−42173に開示さ
れたマイクロチップの歯内への埋め込みは小動物の場
合、人間と異なり歯内治療が一般的ではなく、人間に比
較して歯の容積が小さく、そして老齢になると歯が失わ
れ、かつ義歯を用いることがないため実施が困難であ
る。また、より小型の動物に対しては不可能である。
【0005】特開平5−236841に開示された動物
マークは、硝子で被覆された電子回路(マイクロチッ
プ)を皮下に移植する方法である。動物マークの皮下へ
の埋め込みは、実験動物への使用をもとにしており、運
動量が格段に多い飼育動物にあてはめるには困難な面が
ある。つまり、マイクロチップの移動問題に関して、こ
れを予防するため摩擦手段を用いているが、ダウ・コー
ニング社のシリコンあるいはポリプロピレンのいずれで
あっても、その内部に体組織が侵入することは考えられ
ず、堅固な定着は得られない。例えば、帝国臓器のジー
ズインプラント(登録商標)はシリコン樹脂中に薬剤を
染み込ませた皮下移植用の避妊薬(約4×30mm)で
あるが、3年間の間に20cm以上も移動することがあ
る。ペットの代表である犬猫の寿命は年々伸びており大
多数が10年以上存命する。動物マークでは10年以上
を費やした試験はなされていない。
【0006】また、実験動物よりも大きな動物では移植
部位を統一したとしても画一的に埋め込みが行われるか
どうか不安がある。皮下よりも深部、例えば筋肉内や肥
満動物の脂肪組織深部に誤って移植された場合には情報
が読み取れない可能性もある。動物マーク内に記入され
た情報は、例えば交通事故による衝撃のための硝子の破
損、あるいは感電事故による電気的影響により変化又は
破壊される可能性がある。
【0007】動物マークの殺菌方法は、電子部品である
ため熱処理ができず、殺菌ガスによる方法だけである。
ある個体に決められた情報を有する動物マークを移植し
ようとした時、何らかの手違いで動物マークが汚染した
ならば、ガス殺菌ではそれが完了するまでに何時間もか
かる。
【0008】最も大きな問題は、動物マークと情報を読
み取るための専用リーダーが非常に高価なことである。
各動物病院はこの方法のために新しいシステムを構築す
る必要が生じる。従って、普及するとしてもかなりの時
間を必要とする。
【0009】現在、動物は身元保証人としての飼主が必
要であり、飼主が同席していなければ第三者に自己の身
元を証明することはできない。そのことが、毎年殺処分
される動物の数が減らない一つの理由でもある。また、
交通事故により道ばたで死亡した猫は、よほど運が良く
なければ飼主の元に戻ることはできない。これは、飼主
の立場から考えると憂うべきことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来ある方
法の欠点をすべて補うことができる。すなわち、小動物
の体内に標識を、簡単な手技を用いて移植することによ
り、容易に脱着できない確実な情報を記録することが可
能となる。埋め込み方法は簡単であり、外観に及ぼす影
響も皆無である。それと判る傷跡も残らず、副作用もま
ったくない。
【0011】この発明の標識の構造はまったく単純であ
り、どのような状況下においてもそれが破壊されること
はない。情報は物理的に記載され、考えられるすべての
影響をまったく受けない。作成に要する費用は非常に安
価である。読み取りにはほとんどすべての動物病院が装
備しているX線診断装置を用いるため、今すぐにでも実
行することができ、普及させるために新しい機械を必要
としない。
【0012】移植処置の途中で標識が汚染した場合に
は、火炎を用いて熱し、迅速に無菌状態とする事が可能
である。この標識は現在行われているすべての殺菌処置
で消毒を行うことができる。
【0013】 この標識は金属プレートをくりぬいて情
報を記入しているため、金属の欠損部分に結合組織が侵
入し堅固な定着が得られ、移動することがない。また、
埋め込みの深さも任意である。極端に言えば、骨髄中に
挿入しても情報を読み取ることが可能である。
【0014】この標識には生体内に埋没せしめても長年
悪影響を及ぼすことのない金属(骨折整復用に医療分野
で使用されている金属)を用いる。図4に標識の外貌を
示す。標識は移植する部位および記述する情報量に応じ
てその大きさを変更する。金属プレートはレーザーを用
いて情報をくりぬく。作成した標識を動物体内に埋め込
む。
【0015】埋め込み方法は、図5から図7に示した
「標識プレート導入器」を用いる。埋め込もうとする皮
膚を通常の方法で消毒する。次いで、無菌処置を施した
標識を装填した標識プレート導入器を刺入して、スタイ
レットを押しながら抜き去るだけである。標識に記載す
る情報量、つまり金属プレートの大きさに応じて数種類
の標識プレート導入器を作製する。たとえ、標識プレー
ト導入器が利用できない状況にあっても、標識を導入す
ることができる。すなわち、局所麻酔薬を少量局所に注
射した後、標識プレート導入器を刺入する代わりに標識
の大きさに合わせてメスで数ミリ皮膚に切開を行う。止
血鉗子または小型のピンセットに標識を把持し、切開創
に挿入して標識を導入する。数ミリの切開創は縫合する
必要なく速やかに治癒する。
【0016】以下に図5から図7に示した標識プレート
導入器の詳細な構造を述べる。基本的な構造は、外筒
(17)、スタイレット(内筒)(18)及びハンドル
(19,20及び21)からなる。スタイレットの後端
には第1指用ハンドル(19)が付いている。ハンドル
固定部(22)には第2指と第3指をかけるためのハン
ドルが付いており、第2指用ハンドル(20)は第3指
用ハンドル(21)より前方に付いている。第2指及び
第3指用ハンドルはハンドル固定部で外筒から着脱可能
である。そうすることで、穿刺針である外筒を交換する
ことができる。スタイレットの先端には標識(1)をは
さむために切れ込み(23)が入っている。図6に示し
たように、この切れ込みに標識をはさみ、図7に示した
位置にセットする。ハンドルは、指が固定されるように
円形にしてあるため、前方及び後方へ力をかけることが
容易となり、力をかけることによる「手ブレ」も最少限
度になる。また、外筒を体内に刺入する前に誤って標識
プレートを押し出してしまう危険性も大幅に抑えられ
る。
【0017】皮下への移植方法は、図7に示した位置に
標識をセットした導入器を片方の手で持ち、もう片方の
手で、ちょうど皮下注射を実施するように皮膚を消毒し
て摘み挙げ、導入針を皮下に刺入しスタイレットを押し
込んで標識プレートを押し出し、導入針を抜去する。抜
去する際に皮膚の上から標識に圧迫を加えることで、先
端の切れ込みから標識をはずすことが容易にできる。こ
れで移植は完了する。
【0018】情報の読み取りはX線診断装置を用いX線
写真を撮影することにより行う。X線診断装置は大多数
の動物病院が有している。情報を読みとるうえでこの方
法が卓越している点は、新しい機器を導入する必要がな
いことである。この際、標識の裏表は関係ない。撮影し
たX線写真を表、あるいは裏から見ればよい。このよう
にして得た情報から、その動物を容易に特定する事がで
きる。
【0019】
【作用】小動物にこの標識を埋め込む新しい方法によ
り、今まで身元不明で処理されていた動物を救命するこ
とが可能となる。ある飼主が個体識別の必要性を感じた
場合、あるいはその動物の自己的確性を証明したいと考
えた場合、この新方法を用いるのであれば現状のほとん
どすべての動物病院で、特殊な機器を必要とせず、その
場ですぐに証明することができる。ペットがコンパニオ
ンアニマル(伴侶動物)と呼ばれる現在、このことは、
動物にとっても、また人間社会にとっても大きな利益と
なる。
【0020】
【実施例】情報を記録するプレートは、X線不透過性の
柔軟材(例:医療用シリコンにX線不透過性物質を混入
した素材)でも利用できる。あるいは、X線透過性の柔
軟材(例:医療用シリコン)にX線不透過性材料で形成
した情報要素を封入した材料も利用可能である。金属プ
レートの大きさは、縦1.5〜2.0mm、横8.0〜
20.0mm、厚さ30〜50μmである。20mmの
プレートには市外局番も含めた電話番号全桁を余裕をも
って記入することが可能である(記入する文字のタイプ
にもよるが、13〜17文字)。X線診断装置の代わり
に超音波診断装置を用いることも可能であり、その場合
は情報媒体として超音波伝達速度の異なる2つの材質で
プレートに相当する部分と情報要素とをそれぞれ形成し
て作成する。標識プレート導入器の外筒部の断面形状
は、楕円形であっても期待される機能を発揮する。
【0021】この発明に係る標識の埋設部位を特に限定
するものではないが、図1に示すように動物の飛節上部
の皮下か、あるいは図2及び図3に示すように手術した
骨の表面を好適とする。
【0022】飛節上部は外内側の皮膚に挟まれた部位で
あり、金属プレートで作成した標識が安定して定着する
のに都合がよい。また、後肢の末端部に位置するためX
線写真も簡単に撮影可能である。組織の厚みも非常に薄
く、少量のX線照射で撮影できる。
【0023】骨表面に標識を設置する手順は以下のごと
くである。つまり、手術中に骨の表面を浅く削って金属
プレートで作成した標識をはめ込むことのできる大きさ
の凹所を穿設する。標識の裏面に生体活性型骨セメント
を塗布して凹所に貼り付ける。さらに標識の周囲と骨質
部との隙間にも骨セメントを塗布し充填する。約1カ月
後にセメントが完全に骨化し、標識は骨膜で覆われる。
こうすることにより、例えば、股関節手術を済ませた犬
を確認できるし、記号によって執刀者も判明する。手術
中の埋設作業はたいして手間取らない。この方法による
標識の設置は、事後の人為的操作が非常に困難であり、
取り替えや摘出を簡単に行うことができない。手術中の
標識の埋め込みは、身体のあらゆる場所に適用すること
ができる。
【0024】遺伝形質に関する情報を含んだ標識は、そ
の遺伝形質が表現される部位に埋め込む。例えば、大型
犬種に認められる股関節形成不全であれば、確認のため
の股関節のX線写真を撮影するときに写り込むように臀
部背側の皮下に埋め込むことができる。このようにする
ことで、交配時の証明に利用することができる。
【0025】電話番号、住所や名前が記入された標識
は、データベースへのアクセスなしにその個体の身元を
証明する。上述した情報のほかにも、薬物に対する不耐
性や血液型、罹患している慢性疾患など、ありとあらゆ
る情報を記入でき、作成が簡単であるため、各動物に必
要な情報を記入した標識を個別につくることも可能であ
る。また、この標識は情報量に応じて必要であるなら複
数枚を1個体に対して使用することができる。複数枚使
用しても副作用は皆無である。
【0026】
【発明の効果】小動物にこの標識を埋め込む方法に係る
効果は以下のごとくである。 1.動物の抑留所において情報の読み取りを実施すれば
安楽死される動物の数が減る。 2.交通事故の犠牲となった身元不明の遺体が飼主の元
へ戻ることができる。 3.野生動物に本法を利用すれば、違法飼育が減る。 4.権威ある機関が血統書を発行する時に本法によって
登録することにより、偽の血統書が駆逐される。 5.遺伝的疾患(特に大型犬における股関節形成不全)
を持たない動物に利用することで、その証明となる。 6.交配時に証明を求めることにより、確実に希望相手
との交配ができる。 7.証明を客観的に行える第三者がいることで、高価な
動物の窃盗防止にも役立つ。 8.電話番号や住所、名前などを情報として記入すれ
ば、登録の必要がなく、個体を特定することができる。 9.個体識別あるいは個体情報に関する証明書を発行す
る際に、X線写真を添付することができる。 10.現時点において、すべての飼主が、自分のコンパ
ニオンアニマルを自宅近くの動物病院で登録し、いつで
も情報を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】犬の飛節上部へ埋め込まれた状態を示す説明
図。標識は飛節とサフェナ静脈の間に埋め込まれる。
【図2】骨への埋設状態を示す説明図。標識がはめ込ま
れた骨の外貌図。
【図3】骨への埋設状態を示す説明図。標識を含む骨の
横断図を示す。
【図4】レーザーを用いて情報を記入した金属プレート
で作成した標識。
【図5】標識プレート導入器。外筒、スタイレットおよ
びハンドルよりなる本体の構造を示す説明図。
【図6】標識プレート導入器。金属で作成された標識を
スタイレットに取り付けた先端部分の拡大図。
【図7】標識プレート導入器。標識を外筒内に収納した
刺入状態を示す先端部分の拡大図及び標識を含む先端部
分の断面図。
【符号の説明】
1.標識 2.サフェナ静脈 3.飛節 4.脛骨 5.踵骨 6.中足骨 7.骨盤骨 8.大腿骨大転子 9.閉鎖孔 10.大腿骨 11.大腿骨頭 12.骨表面 13.骨皮質 14.穿設した凹所 15.充填された骨セメント 16.骨髄 17.外筒(穿刺針) 18.スタイレット 19.第1指用ハンドル 20.第2指用ハンドル 21.第3指用ハンドル 22.ハンドル固定部 23.スタイレット先端切れ込み
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報をレーザーを用いて記入した標識
    を小動物の体内に埋め込み、この標識に記入された情報
    を医療用画像診断装置を用いて読み取ることを特徴とす
    る、小動物の個体識別方法。
JP6340694A 1994-12-19 1994-12-19 小動物の個体識別方法 Pending JPH08168322A (ja)

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JP6340694A JPH08168322A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 小動物の個体識別方法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009501519A (ja) * 2005-07-13 2009-01-22 バイオ メディック データ システムズ インコーポレイテッド インプランター
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