JPH08164372A - 被洗浄物の洗浄方法 - Google Patents

被洗浄物の洗浄方法

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JPH08164372A
JPH08164372A JP6333157A JP33315794A JPH08164372A JP H08164372 A JPH08164372 A JP H08164372A JP 6333157 A JP6333157 A JP 6333157A JP 33315794 A JP33315794 A JP 33315794A JP H08164372 A JPH08164372 A JP H08164372A
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liquid
cleaned
wiping
discharge pipe
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JP6333157A
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Yasumasa Akazawa
廉正 赤澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被洗浄物の洗浄部分に付着した汚れを確実に洗
浄除去することのできる被洗浄物の洗浄方法を提供す
る。 【構成】室内機を構成する機本体の吹出口に液吐出管及
び海綿状払拭体を差込んだ後、液供給源から供給される
洗浄液を液吐出管及び海綿状払拭体から吐出して、機本
体の吹出口及び送気ファンに付着した汚れを洗浄除去す
ると共に、機本体の吹出口に差込んだ状態のまま海綿状
払拭体を払拭動作して、機本体の吹出口及び送気ファン
に付着した汚れを払拭除去するので、機本体の吹出口及
び送気ファンに付着した汚れ及び汚液を確実に除去する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、空気調和装
置、冷凍装置、加湿装置、除湿装置、空気清浄装置等の
被洗浄物吹出口及び送気ファンに付着した汚れを洗浄除
去する作業に適用できる被洗浄物の洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような空気調和装置の吹
出口を洗浄する場合、例えば、空気調和装置を構成する
室内機のフィルター及び前部カバーを取外した後、同室
内機に内蔵された熱交換器及び送気ファンの外面全体
と、同室内機下部に形成した吹出口の内面全体とに洗浄
液を吹付けて、各部分に付着したカビ、ホコリ、細菌等
の汚れを洗浄除去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した室内
機の送気ファン及び吹出口を洗浄除去する場合、室内機
に形成した吹出口の下部前面に多数枚の各羽根を軸支
し、同室内機に内蔵した熱交換器の後方側に送気ファン
を軸支しているため、洗浄液の吹付け作業が妨げられて
しまい、同室内機に内蔵した送気ファンの後部外面及び
吹出口の奥部内面に対して洗浄液を直接吹付けることが
困難である。且つ、吹出口の内部構造が大変複雑であ
り、吹出口内面に突出又は固定した部品が洗浄作業の妨
げとなるため、送気ファン及び吹出口に付着した汚れを
確実に洗浄除去することができないという問題点を有し
ている。
【0004】また、室内機の前面側に配設した熱交換器
を分離することで、同室内機の後部側に内蔵した送気フ
ァン及び吹出口の奥部を洗浄できるが、熱交換器の取外
し作業及び取付け作業に手間が掛かるだけでなく、室内
機や熱交換器に付着した汚れが周囲に飛散するため、作
業環境が悪くなるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、被洗浄物の洗
浄部分に液吐出管を挿入してから洗浄液を吐出し、同部
分に付着した汚れを払拭体により払拭除去することによ
り、洗浄液と払拭体との相乗作用により、被洗浄物の洗
浄部分に付着した汚れ及び汚液を確実に除去することが
できる被洗浄物の洗浄方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
液供給源に接続された液吐出管を被洗浄物の洗浄部分に
挿入して、該液吐出管から吐出される洗浄液を被洗浄物
の洗浄部分に吹付けて洗浄除去し、上記洗浄液の吹付け
範囲と対応する被洗浄物の洗浄部分に払拭体を差込み、
該洗浄部分に付着した汚れを払拭体により払拭除去する
被洗浄物の洗浄方法であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、液供給源に接続さ
れた液吐出管を被洗浄物の洗浄部分に挿入し、該液吐出
管の外周面に取付けた払拭体を被洗浄物の洗浄部分に差
込んだ後、上記液吐出管から吐出される洗浄液を被洗浄
物の洗浄部分に吹付けると共に、上記液吐出管の外周面
に取付けた払拭体により被洗浄物の洗浄部分に付着した
汚れを払拭除去する被洗浄物の洗浄方法であることを特
徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、液供給源に接続さ
れた液吐出管を被洗浄物の洗浄部分に挿入して、該液吐
出管から吐出される洗浄液を被洗浄物の洗浄部分に吹付
けた後、上記被洗浄物の洗浄部分から液吐出管を抜取
り、上記洗浄液の吹付け範囲と対応する被洗浄物の洗浄
部分に払拭体を差込んで、該払拭体により被洗浄物の洗
浄部分に付着した汚れを払拭除去する被洗浄物の洗浄方
法であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
又は請求項2記載の構成と併せて、上記液吐出管の挿入
側外周面に対して上記払拭体を長さ方向に前後摺動可能
に取付けた被洗浄物の洗浄方法であることを特徴とす
る。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1,
2,3又は請求項4記載の構成と併せて、上記液吐出管
を、該液吐出管の挿入側外周面に多数本の各払拭毛を植
設して構成した被洗浄物の洗浄方法であることを特徴と
する。
【0011】請求項6記載の発明は、上記請求項1,
2,3又は請求項4記載の構成と併せて、上記払拭体
を、該払拭体の外周面に多数本の各払拭毛を植設して構
成した被洗浄物の洗浄方法であることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記洗浄液の吹付け
範囲と対応する被洗浄物の洗浄部分を液拡散防止体によ
り覆った被洗浄物の洗浄方法であることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の洗浄方法は、被洗浄物の洗浄部
分に挿入した液吐出管から洗浄液を吐出し、被洗浄物の
洗浄部分に付着した汚れを液吐出管から吐出される洗浄
液により洗浄除去する。被洗浄物の洗浄部分に差込んだ
払拭体を、例えば、正逆回転、前後移動、左右移動等の
任意方向に払拭動作して、被洗浄物に付着した汚れ及び
汚液を払拭除去することで、洗浄液と払拭体との相乗作
用により洗浄部分に付着した汚れ及び汚液を確実に除去
することができる。
【0014】請求項2記載の洗浄方法は、被洗浄物の洗
浄部分に液吐出管及び払拭体を差込み、液吐出管から吐
出される洗浄液を被洗浄物の洗浄部分に吹付けると共
に、被洗浄物の洗浄部分に差込んだ状態のまま払拭体を
払拭動作して、被洗浄物の洗浄部分に洗浄液を吹付けな
がら払拭体により汚れ及び汚液を払拭除去することで、
洗浄液による洗浄作業と、払拭体による払拭作業とが同
時に行え、作業性が向上する。
【0015】請求項3記載の洗浄方法は、被洗浄物の洗
浄部分に液吐出管を挿入し、液吐出管から吐出される洗
浄液を被洗浄物の洗浄部分に吹付けた後、被洗浄物の洗
浄部分から液吐出管を抜取る。次に、被洗浄物の洗浄部
分に払拭体を差込み、被洗浄物に付着した汚れ及び汚液
を払拭体の払拭動作により払拭除去することで、洗浄液
による洗浄作業と、払拭体による払拭作業とが独立して
行え、洗浄液の吹付け具合と、払拭体の払拭具合とを随
時把握しながら各作業を丁寧に行うことができる。
【0016】請求項4記載の洗浄方法は、上記請求項1
記載又は請求項2記載の作用と併せて、被洗浄物の洗浄
部分に差込んだ液吐出管と払拭体とを前後方向に相対摺
動して、被洗浄物の奥部に到達するまで液吐出管を深く
差込むことで、被洗浄物の奥部に付着した汚れに対して
洗浄液を適確に吹付けることができ、被洗浄物の奥部に
付着した汚れを確実に除去できる。
【0017】請求項5記載の洗浄方法は、上記請求項
1,2,3又は請求項4記載の作用と併せて、液吐出管
の挿入側外周面に多数本の各払拭毛を植設することで、
被洗浄物の奥部及び隙間に付着した汚れを液吐出管に植
設した各払拭毛の払拭動作により確実に払拭除去するこ
とができる。
【0018】請求項6記載の洗浄方法は、上記請求項
1,2,3又は請求項4記載の作用と併せて、払拭体の
外周面に多数本の各払拭毛を植設することで、被洗浄物
の奥部及び隙間に付着した汚れを払拭体に植設した各払
拭毛の払拭動作により確実に払拭除去することができ
る。
【0019】請求項7記載の洗浄方法は、上記請求項
1,2又は請求項3記載の作用と併せて、洗浄液の吹付
け範囲と対応する被洗浄物の洗浄部分を液拡散防止体に
より覆い隠すことで、被洗浄物の周囲に洗浄液が飛散す
るのを防止できる。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、被洗浄物の洗浄部分
に液吐出管を挿入してから洗浄液を吐出し、同部分に付
着した汚れ及び汚液を払拭体により払拭除去するので、
洗浄液と払拭体との相乗作用により、被洗浄物の洗浄部
分に付着した汚れ及び汚液を確実に除去することがで
き、被洗浄物の清掃作業が簡単且つ容易に行える。且
つ、被洗浄物の洗浄部分を液拡散防止体により覆い隠す
ため、洗浄時に於いて、被洗浄物の周囲に洗浄液が飛散
するのを積極的に防止することができる。
【0021】しかも、被洗浄物の奥部に液吐出管を深く
差込んで洗浄液を吐出するので、被洗浄物の奥部に付着
した汚れに対して洗浄液を適確に吹付けることができ
る。且つ、液吐出管又は払拭体に植設した多数本の各払
拭毛により洗浄物の奥部及び隙間に付着した汚れを払拭
除去するので、被洗浄物の洗浄部分に付着した汚れ及び
汚液を確実に除去することができ、被洗浄物の清掃作業
が効率よく行える。
【0022】
【実施例】図面は空気調和装置(エアコンディショナ)
を構成する室内機の吹出口及び送気ファンを洗浄する第
1実施例の洗浄方法を示し、図1及び図2に於いて、室
内機1を構成する機本体2の吹出口2a及び送気ファン
3を洗浄する場合、機本体2の前面側に固定したフィル
ター4及び前部カバー5を取外し、同機に内蔵した熱交
換器6及び受液トレー7を露呈する。機本体2の下部外
周面に液受けカバー8を被覆して、同機本体2の下部前
面に形成した吹出口2a及び下部後面に形成した受液ト
レー7のドレン孔7aを液受けカバー8により囲繞し、
同機本体2に形成した吹出口2aに対向して飛散防止カ
バー9を取付ける。機本体2に形成した吹出口2aに飛
散防止カバー9を介して液吐出管10を前方から挿入
し、同液吐出管10の吐出側に取付けた海綿状払拭体1
1を変形させて差込んだ後、液供給源(図示省略)から
供給される洗浄液Aを液吐出管10から吐出して、機本
体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着したカビ、ホ
コリ、細菌等の汚れを洗浄液Aにより洗浄除去すると共
に、同吹出口2a及び送気ファン3に付着した汚れを海
綿状払拭体11により払拭除去する。
【0023】或いは、液吐出管10の吐出側に取付けた
海綿状払拭体11を、後述する綿状払拭体14又はロー
ル状払拭体15に差込み交換して汚れを払拭除去する。
【0024】上述の液吐出管10は、図3に示すよう
に、可撓可能に形成した合成樹脂製又は金属製の液吐出
管10の一端側を後述する海綿状払拭体11の管挿入孔
11bに対して出没可能に挿入し、同液吐出管10の他
端側を、例えば、封入ガスの圧力により洗浄液を吐出す
る液充填容器、供給用ポンプの移送力により洗浄液を吐
出する液供給装置、水道水を供給する一般水道の蛇口等
の液供給源(図示省略)に接続している。且つ、液吐出
管10の先端側中心部に吐出孔10aを形成すると共
に、同液吐出管10の先端側外周部に多数の各吐出孔1
0b…を所定間隔に隔てて形成している。
【0025】前述の海綿状払拭体11は、例えば、スポ
ンジ、糸瓜等の通水性を有する海綿体により筒状払拭体
11aを形成し、同筒状払拭体11aの中心部長手方向
に管挿入孔11bを貫通して形成し、同筒状払拭体11
aに形成した管挿入孔11bの基端側内周面に対して支
持管12の一端側を引抜き不可に差込み固定し、同筒状
払拭体11aの管挿入孔11bに支持管12を介して上
述した液吐出管10の一端側を出没可能に挿入して、同
支持管12の基端側外周面に螺合した締付けナット13
により液吐出管10を任意の差込み位置で締付け固定す
る。つまり、液吐出管10と海綿状払拭体11とを差込
み方向に相対移動して相互を任意の差込み位置に調節し
た後、支持管12と締付けナット13との対向部分に形
成した各テーパ面12a,13aを互いに当接して、締
付けナット13の締付け力により支持管12の基端部を
径方向に緊縮すると共に、液吐出管10と支持管12と
の対向周面を径方向に圧接して任意の差込み位置で締付
け固定する。
【0026】上述の綿状払拭体14は、図5に示すよう
に、例えば、金属製又は樹脂製の線条糸を交絡してなる
綿状繊維体により筒状払拭体14aを形成し、同筒状払
拭体14aの中心部長手方向に対して上述した液吐出管
10を出没可能に挿入している。つまり、綿状払拭体1
4に差込み交換した場合、上述した海綿状払拭体11と
同様に、機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着
した汚れを払拭除去する作業が容易に行える。
【0027】且つ、ロール状払拭体15は、図6に示す
ように、例えば、紙おむつ等に用いられる吸水材をロー
ル状に適宜数巻回して筒状払拭体15aを形成し、同筒
状払拭体15aの外周面全体を樹脂製又は金属製の被覆
ネット15bにより被覆してロール形態を保持すると共
に、同筒状払拭体15aの中心部長手方向に対して上述
した液吐出管10を出没可能に挿入している。つまり、
ロール状払拭体15に差込み交換した場合、機本体2の
吹出口2a及び送気ファン3に付着した汚れを払拭除去
する作業と、洗浄液Aを拭取る作業とが同時に行える。
【0028】前述の洗浄液Aは、例えば、液状の洗浄
剤、泡状の洗浄剤、洗浄水、薬剤、徐菌剤、防菌剤、殺
菌剤、水道水、蒸溜水等の液体を単独使用又は適宜割合
に混合して複合使用すると共に、液吹付け時に於いて、
例えば、水、リン酸、ソフタノール70、プロピレング
リコール・モノメチルエーテル(MFG)等を適宜割合
に配合してなる泡状の洗浄剤と、徐菌剤又は防菌剤とを
順次吹付けて洗浄したり、泡状の洗浄剤と、洗浄水と、
薬剤とを順次吹付けて洗浄したり、或いは、液状の洗浄
剤と、防菌剤とを順次吹付けて洗浄するもよく、洗浄部
分の汚れ具合に応じて洗浄液Aの吹付け順序、濃度、割
合を選定する。
【0029】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、室内機1を構成する機本体2の吹出口2a及
び送気ファン3を洗浄するときの作業方法を説明する。
先ず、図1及び図2に示すように、室内機1を構成する
前部カバー5の吸込側に、例えば、不織布等の通気性を
有する素材で形成した判定シート16を予め貼付してお
き、同判定シート16に形成した通気部分16aと着色
部分16bとの色相を比較して、洗浄時期を判定する。
つまり、送気ファン3の吸気作用により大気中に含まれ
るゴミや塵埃等の異物が判定シート16の通気部分16
aに付着し、室内機1の汚れ具合を判定シート16の通
気部分16aに付着する異物の濃度により読取ることが
できる。室内機1の稼働時に於いて、変色した判定シー
ト16の通気部分16aと、予め所定の色相に着色した
着色部分16bとが略一致したとき清掃作業を行う。
【0030】清掃作業を行う場合、室内機1を構成する
機本体2のフィルター4及び前部カバー5を取外して、
同機本体2に内蔵した熱交換器6及び受液トレー7を露
呈した後、同機本体2の下部外周面に、例えば、紙おむ
つ等に用いられる吸水材により形成した液受けカバー5
を被覆し、同機本体2の下部前面に形成した吹出口2a
と、下部後面に形成した受液トレー7のドレン孔7aと
を液受けカバー8により囲繞する。
【0031】同機本体2に形成した吹出口2aの吹出側
に、例えば、金属製ネット、布製ネット、透明樹脂等に
より透視可能に飛散防止カバー9をブラケット18を介
して相対向して取付け、機本体2の吹出口2a及び受液
トレー7のドレン孔7aから滴り落ちる洗浄液Aを液受
けカバー5により受液して、室内機1の直下に洗浄液A
が滴り落ちるのを防止すると共に、機本体2の下部前面
に飛散する洗浄液Aを飛散防止カバー9により受液し
て、室内機1の周囲に洗浄液Aが飛散するのを防止す
る。
【0032】次に、機本体2の下部前面に取付けた飛散
防止カバー9の開口部9aを介して、同機本体2の吹出
口2aに液吐出管10を前方から挿入すると共に、同液
吐出管10の吐出側に取付けた海綿状払拭体11を径方
向に弾性変形させて差込み、液供給源(図示省略)から
供給される洗浄液Aを液吐出管10の先端部及び海綿状
払拭体11の外周部から吐出して、機本体2に形成した
吹出口2aの内周面及び機本体2に内蔵した送気ファン
3の外周面に洗浄液Aを吹付ける。
【0033】液吐出管10及び海綿状払拭体11から吐
出される洗浄液Aの噴流により、機本体2の吹出口2a
及び送気ファン3に付着したカビ、ホコリ、細菌等の汚
れを洗浄除去すると共に、機本体2の吹出口2aに差込
んだ状態のまま海綿状払拭体11を任意方向に払拭動作
(例えば、正逆回動、前後移動、左右移動)して、機本
体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着した汚れ及び
汚液を払拭除去する。或いは、液吐出管10と海綿状払
拭体11とを別々に分離し、機本体2の吹出口2aに液
吐出管10を挿入して洗浄処理した後、同吹出口2aに
海綿状払拭体11を差込んで払拭処理してもよい。
【0034】また、図4に示すように、機本体2の吹出
口2aに海綿状払拭体11を差込んだ状態のまま、同海
綿状払拭体11の中心部に挿入した液吐出管10を差込
み方向に出没操作して、熱交換器6の後方側に内蔵した
送気ファン3に近接するまで液吐出管10を深く差込ん
だ後、液供給源(図示省略)から供給される洗浄液Aを
液吐出管10から吐出することで、機本体2の吹出口2
a及び送気ファン3の奥部に付着した汚れに対して洗浄
液Aを適確に吹付けることができ、機本体2の吹出口2
a及び送気ファン3に付着した奥部の汚れも確実に洗浄
除去できる。
【0035】以上のように、機本体2の吹出口2aに液
吐出管10及び海綿状払拭体11を差込んでから洗浄液
Aを吐出し、同機本体2の吹出口2a及び送気ファン3
に付着した汚れ及び汚液を海綿状払拭体11により払拭
除去するので、洗浄液Aと海綿状払拭体11との相乗作
用により、機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に付
着した汚れ及び汚液を確実に払拭除去することができ、
清掃作業が簡単且つ容易に行える。
【0036】しかも、海綿状払拭体11の中心部に挿入
した液吐出管10を深く差込んでから洗浄液Aを吐出す
るので、機本体2の吹出口2a及び送気ファン3の奥部
に付着した汚れに対して洗浄液Aを適確に吹付けること
ができ、機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着
した奥部の汚れをも確実に除去できる。
【0037】図7及び図8は室内機1を構成する機本体
2の吹出口2aに液吐出管10を挿入して洗浄処理した
後、同機本体2の吹出口2aに海綿状払拭体11、綿状
払拭体14、ロール状払拭体15の何れか一つを差込ん
で払拭処理する第3実施例の洗浄方法を示し、図は支持
棒17の差込み側端部に固定した海綿状払拭体11によ
り機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着した汚
れを払拭除去する。つまり、機本体2の吹出口2aに液
吐出管10を前方から挿入し、同液吐出管10から吐出
される洗浄液Aを機本体2の吹出口2a及び送気ファン
3に吹付けて、同機本体2の吹出口2a及び送気ファン
3に付着した汚れを洗浄液Aの噴流により洗浄除去す
る。
【0038】次に、機本体2の吹出口2aから液吐出管
10を引き抜いた後、支持棒17に固定した海綿状払拭
体11を機本体2の吹出口2aに差込み、同機本体2の
吹出口2aに差込んだ状態のまま海綿状払拭体11を払
拭動作して、同機本体2の吹出口2a及び送気ファン3
に付着した汚れを海綿状払拭体11により払拭除去する
ので、第1実施例と同様に、吹出口2a及び送気ファン
3に付着した汚れを確実に払拭除去できると共に、洗浄
液Aによる洗浄作業と、海綿状払拭体11による払拭作
業とが独立して行え、洗浄液Aの吹付け具合と、海綿状
払拭体11の払拭具合とを随時把握しながら各作業を丁
寧に行うことができる。
【0039】或いは、綿状払拭体14又はロール状払拭
体15の何れか一方を支持棒17の差込み側端部に予め
固定しておき、機本体2の吹出口2a及び送気ファン3
に付着した汚れを液吐出管10から吐出される洗浄液A
により洗浄処理した後、支持棒17に固定した綿状払拭
体14又はロール状払拭体15の何れか一方を機本体2
の吹出口2aに差込んで、同機本体2の吹出口2a及び
送気ファン3に付着した汚れを綿状払拭体14又はロー
ル状払拭体15により払拭除去するもよい。
【0040】図9は液吐出管10の先端部に植設した多
数本の各払拭毛10c…及び海綿状払拭体11の外周部
に植設した多数本の各払拭毛11c…により払拭処理す
る第3実施例の洗浄方法を示し、液吐出管10の先端側
周面部に多数本の各払拭毛10c…を所定間隔に隔てて
植設し、海綿状払拭体11を構成する筒状払拭体11a
の外周面全体に多数本の各払拭毛10c…を所定間隔に
隔てて植設している。つまり、機本体2の吹出口2aに
液吐出管10を前方から挿入し、同液吐出管10の先端
部及び海綿状払拭体11の外周部から吐出される洗浄液
Aを機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に吹付け
て、同機本体2の吹出口2a及び送気ファン3に付着し
た汚れを洗浄液Aの噴流により洗浄除去する。
【0041】次に、洗浄液Aの吹付け途中又は吹付け終
了後に於いて、液吐出管10に取付けた海綿状払拭体1
1を機本体2の吹出口2aに差込んだ状態のまま払拭動
作し、或いは、第2実施例のように支持棒17に取付け
た海綿状払拭体11を機本体2の吹出口2aに差込んで
から払拭動作して、機本体2の吹出口2a及び送気ファ
ン3に付着した汚れを海綿状払拭体11の各払拭毛11
c…により払拭除去する。同時に、機本体2の吹出口2
a及び送気ファン3の奥部に液吐出管10の各払拭毛1
0c…及び海綿状払拭体11の各払拭毛11c…が到達
するまで深く差込み、機本体2の吹出口2a及び送気フ
ァン3の奥部に付着した汚れを液吐出管10の各払拭毛
10c…及び海綿状払拭体11の各払拭毛11c…によ
り払拭除去するので、第1実施例と同様に、機本体2の
吹出口2a及び送気ファン3に付着した汚れを確実に払
拭除去できる。また、綿状払拭体14又はロール状払拭
体15の外周面全体に多数本の払拭毛(図示省略)を植
設して、綿状払拭体14又はロール状払拭体15により
汚れを払拭除去するもよい。
【0042】図10は液吐出管10及び海綿状払拭体1
1の差込み位置に対応して飛散防止カバー9を一体的に
移動する第4実施例の洗浄方法を示し、海綿状払拭体1
1を構成する支持管12の基端側外周部に飛散防止カバ
ー9を一体的に固定している。つまり、機本体2の吹出
口2a及び送気ファン3に付着した任意部分の汚れを除
去するとき、その部分と対応する位置に液吐出管10及
び海綿状払拭体11を移動して洗浄作業を行うと共に、
同液吐出管10及び海綿状払拭体11の差込み位置に対
応して機本体2の下部前面に飛散防止カバー9を移動さ
せ、機本体2の下部前面に飛散する洗浄液Aが飛散防止
カバー9により受液するので、第1実施例と同様に、室
内機1の周囲に洗浄液Aが飛散するのを防止できると共
に、飛散防止カバー9のみを移動するような手間及び作
業が省け、作業性が向上する。
【0043】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の被洗浄物は、実施例の室内機1に
対応し、以下同様に、被洗浄物の洗浄部分は、機本体2
の吹出口2a及び送気ファン3に対応し、払拭体は、海
綿状払拭体11と、綿状払拭体14と、ロール状払拭体
15とに対応し、液拡散防止体は、液受けカバー5及び
飛散防止カバー9に対応するも、この発明は、上述の実
施例の構成のみに限定されるものではない。
【0044】上述した液受けカバー5及び飛散防止カバ
ー9の取付け方法として、例えば、粘着テープ、面ファ
スナ、挾持クリップ、係止フック、マグネット、吸着パ
ッド等の何れか一つの取付け方法により、機本体2の下
部外周面に対して液受けカバー5を分離可能に取付け、
機本体2の下部前面に対して飛散防止カバー9を分離可
能に取付けてもよい。
【0045】また、液受けカバー5の被覆側周縁部をゴ
ムベルト(図示省略)の弾性により縮方法に牽引するこ
とで、機本体2の下部外周面に対して液受けカバー5を
被覆した状態に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の液吐出管及び海綿状払拭体による
洗浄方法を示す斜視図。
【図2】液吐出管及び海綿状払拭体による洗浄方法を示
す側面図。
【図3】液吐出管及び海綿状払拭体の取付け構造を示す
縦断側面図。
【図4】液吐出管の突出状態を示す側面図。
【図5】綿状払拭体の内部構造を示す縦断正面図。
【図6】ロール状払拭体の内部構造を示す縦断正面図。
【図7】第2実施例の液吐出管による洗浄方法を示す側
面図。
【図8】海綿状払拭体による払拭方法を示す側面図。
【図9】第3実施例の液吐出管及び海綿状払拭体による
洗浄方法を示す側面図。
【図10】第4実施例の液吐出管及び海綿状払拭体に対
応して飛散防止カバーを一体的に移動する洗浄方法を示
す側面図。
【符号の説明】
A…洗浄液 1…室内機 2…機本体 2a…吹出口 3…送気ファン 4…フィルター 5…前部カバー 6…熱交換器 7…受液トレー 7a…ドレン孔 8…液受けカバー 9…飛散防止カバー 10…液吐出管 10c…払拭毛 11…海綿状払拭体 11c…払拭毛 14…綿状払拭体 15…ロール状払拭体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液供給源に接続された液吐出管を被洗浄物
    の洗浄部分に挿入して、該液吐出管から吐出される洗浄
    液を被洗浄物の洗浄部分に吹付けて洗浄除去し、上記洗
    浄液の吹付け範囲と対応する被洗浄物の洗浄部分に払拭
    体を差込み、該洗浄部分に付着した汚れを払拭体により
    払拭除去する被洗浄物の洗浄方法。
  2. 【請求項2】液供給源に接続された液吐出管を被洗浄物
    の洗浄部分に挿入し、該液吐出管の外周面に取付けた払
    拭体を被洗浄物の洗浄部分に差込んだ後、上記液吐出管
    から吐出される洗浄液を被洗浄物の洗浄部分に吹付ける
    と共に、上記液吐出管の外周面に取付けた払拭体により
    被洗浄物の洗浄部分に付着した汚れを払拭除去する被洗
    浄物の洗浄方法。
  3. 【請求項3】液供給源に接続された液吐出管を被洗浄物
    の洗浄部分に挿入して、該液吐出管から吐出される洗浄
    液を被洗浄物の洗浄部分に吹付けた後、上記被洗浄物の
    洗浄部分から液吐出管を抜取り、上記洗浄液の吹付け範
    囲と対応する被洗浄物の洗浄部分に払拭体を差込んで、
    該払拭体により被洗浄物の洗浄部分に付着した汚れを払
    拭除去する被洗浄物の洗浄方法。
  4. 【請求項4】上記液吐出管の挿入側外周面に対して上記
    払拭体を長さ方向に前後摺動可能に取付けた請求項1記
    載又は請求項2記載の被洗浄物の洗浄方法。
  5. 【請求項5】上記液吐出管を、該液吐出管の挿入側外周
    面に多数本の各払拭毛を植設して構成した請求項1,
    2,3又は請求項4記載の被洗浄物の洗浄方法。
  6. 【請求項6】上記払拭体を、該払拭体の外周面に多数本
    の各払拭毛を植設して構成した請求項1,2,3又は請
    求項4記載の被洗浄物の洗浄方法。
  7. 【請求項7】上記洗浄液の吹付け範囲と対応する被洗浄
    物の洗浄部分を液拡散防止体により覆った請求項1,2
    又は請求項3記載の被洗浄物の洗浄方法。
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