JPH08163520A - テレビ会議装置 - Google Patents

テレビ会議装置

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Publication number
JPH08163520A
JPH08163520A JP6296433A JP29643394A JPH08163520A JP H08163520 A JPH08163520 A JP H08163520A JP 6296433 A JP6296433 A JP 6296433A JP 29643394 A JP29643394 A JP 29643394A JP H08163520 A JPH08163520 A JP H08163520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target plate
video
screen
opening
video conference
Prior art date
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Pending
Application number
JP6296433A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Watanabe
正司 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP6296433A priority Critical patent/JPH08163520A/ja
Publication of JPH08163520A publication Critical patent/JPH08163520A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、テレビ会議やテレビ電話の使用に
便利な位置の指定を、簡単な装置で行っているうえに、
画面の中央部付近に相当する位置を明示できる。 【構成】 本発明は、開口部を持つ暗箱とその中に色の
異なった小対象板を伴った対象板を持った表示器をビデ
オカメラにつけられる構成であるために、相手に送る像
を見ないでも簡単な操作で相手に正しく像が送れる位置
かどうかを知ることが出来るうえに、画面の中央部付近
に居るかどうか知ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議やテレビ電
話などのように音声と映像を用いて通信を行う装置に係
わり、特にテレビ会議等への参加者に、その位置が正し
い利用範囲であるかを明示するテレビ会議装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ会議装置の利用範囲明示装
置では、1)実開昭63−78484「テレビ通信会議
装置」に従来技術として示されたように、こちらのテレ
ビカメラに写る範囲を示すモニターテレビと相手を写す
テレビ受像機を設けて置き、モニターに写っている相手
へ送られている状況を見て、自分の位置が間違いなく画
面に入っているかいなかを知り、正しく利用出来る範囲
を知っていた。 2)実開昭63−78484「テレビ通信会議装置」の
如く、手元に置いたリモート操作パネルに写る範囲を表
示する手段を設けたケースもある。 3)京セラ KV-4000型TV会議システムのように通信に
用いるディスプレイを分割し、主画面に相手の画面を示
し子画面にこちらからの送りの像を示し、撮像出来る範
囲を示す事が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の技術にお
いては、1)の例では完全に2系統のテレビを必要とし
ているし、2)の例ではその上に手元のリモートパネル
に表示手段を設けなくてはならない等、高価なシステム
を準備する必要があった。さらに2)の例では、会議や
会話は相手の画面を見ながらするものであって、リモー
トパネルを見ながら行うものではないために、かかる機
器を操作するための別の操作専任者が加わらないと会話
が出来ない等という事になっていた。
【0004】3)のケースではこうした高度な画面構成
を作るために実質的に2系統分のビデオ系を設ける必要
があり、加えて複合画面にするための複雑な電子回路を
設ける必要がある。親子2画面にするためには大型のデ
ィスプレイを用いる必要があるなど高価な装置になる問
題があった。また、扱い方が難しくなり、一般の人が簡
単に利用し難い装置になっていた。
【0005】更に、こうした3)小画面方式や別体の
1)2)等の画面を設置していないテレビ会議システム
では、撮影範囲を広げる為にカメラが首を振ったり、見
よい画面づくりをするためにレンズのズーム比が動くカ
メラを用いることが増えてきた。その場合は、画面に写
してみないと自分のいるところが相手に送られている画
像に入っている範囲なのか、相手方の画面を見ている参
加者には明確に出来ない問題があった。
【0006】その上、側にいるが会議に参加していない
人にとっては、自分は間違いなく写っていない筈だが、
本当に写っていないかを確認する事が出来なかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの課題
を解決するためのものであり、テレビ会議やテレビ電話
などのように音声と映像を用いて互いに離れた場所で送
受信できるテレビ会議装置において、モニターに近接し
て置かれたビデオカメラに付けて連動して動く表示器
と、テレビ会議参加者が今居るこちらの画面を送り届け
るのに適正な範囲内にいることを明示するための明示手
段と、そのモニタにほぼ相似形に発光するかもしくは照
明される対象板と、その対象板の略中央部に異なった色
を示す小対象板と、その色の境界部分を壁面とする対象
板からおよそ鉛直に筒状で且つ開口している黒色の壁と
から構成されるテレビ会議装置を提供する。
【0008】
【作用】本発明のテレビ会議やテレビ電話によれば、安
価、簡便な装置で利用者に本人が今居るその位置が、相
手にこちらの画面を送り届けるのに適した場所で且つ中
央部付近である事を知らせることが出来る。モニターの
画面を見続けて会話を続けている標準的な使用状況で、
モニターの近傍に置かれたカメラ付近に設けた表示器の
中の対象板を見れることで大きくは画面の中に入ってい
ることが分かるし、出来るだけ広い面積で見ることの出
来る位置、かつ2色の色を見ることができる位置が、相
手に正しく像を送るのに最適な中央の位置であることを
示すので、容易に最適場所を知り使用することが出来
る。
【0009】カメラやモニターを見続けながら、目の中
に写る表示器によって自分が良い位置にあるか確認し、
使用することができる。
【0010】先方の画面を写すモニター、こちら側を写
し先方に画像を送るビデオカメラを上下に配設する。ビ
デオカメラの向き方向はビデオカメラとモニターの間に
介挿した双方または片方からの指示で動かすことが出来
る回転台によって決められる。ビデオカメラの近傍に以
下に示す表示器を付ける。
【0011】表示器は内部を反射しにくい材料で作った
暗箱に開口部を設けてあり、開口部に平行に暗箱内に対
象板を設けてある。照明されるかもしくは発光した対象
板は、開口部の前面の位置から、開口部を通して見るこ
とが出来る。
【0012】照明もしくはそれ自体の発光によって対象
板は見える。
【0013】開口部の長方形と対象板の長方形を画面の
長方形とほぼ相似形にし、開口部と対象板のつくる面を
ほぼ平行するように、かつそれぞれ長方形の中心の方線
は一軸上にならぶように置く。
【0014】対象板の中央部付近もしくは中央やや上部
付近に対象板とは色の異なる小対象板を設ける.この色
の境界を通り前方かつ対象板よりみて方線方向へ壁を伸
ばした黒色の開口筒を設ける。
【0015】ビデオカメラのレンズの画角と開口部前面
より対象板が見える角度を同じになるようにすると、対
象板が出来るだけ大きく見えるような位置に自らを置く
ことによって正しく自分の画像を先方に送ることが出来
る。さらに、中央部付近の開口筒より別の色が見える位
置においては、殆ど中央部に自分が居ることが分かるの
で画面上の最適点に居ることを知り、会話をする事がで
きる。
【0016】カメラの動きに対しては、2色が見えなく
ならぬように移動することで、その都度良い位置に居れ
るし、確認することができる。
【0017】
【実施例】以下図面を用いて本発明の第1の実施例を説
明する。図1ないし図4は本発明の実施例の構成の概略
図であり、図において同じ部位は同じ符号で示す。図1
は全体の構成図。図2は表示器の主構成要素の配置関係
及び表示の関係を示す。図3は対象板と小対象板をそれ
ぞれ見ることの出来る範囲を平面的に示す。図4はビデ
オカメラの鏡筒を取り除いた光学系の配置図と駆動系の
モーターの関係及び対象板の配置図を示す。
【0018】つぎに、このような構成における動作につ
いて説明する。先方の画面を写すモニター6と、こちら
側を写し先方に画像を送るビデオカメラ4を上下に配設
する。ビデオカメラの向き方向はビデオカメラとモニタ
ーの間に介挿した回転台5によって決められる。カメラ
は被写体に向けられると、フォーカスレンズ用のモータ
ー11につけられたギア23によりギア22が動き、ヘ
リコイドネジ21によって、フォーカスレンズ20が前
後に動きオートフォーカス動作が行われる。
【0019】ビデオカメラの近傍に以下に示す表示器を
付ける。表示器は内部を反射しにくい材料で作った暗箱
1に開口部2を設ける。開口部は透明なガラスや樹脂な
どで覆っても良い。
【0020】開口部に平行に暗箱内に対象板3を設け
る。対象板は暗箱内に設けた発光ダイオード等の光源に
より後方より照明された半透明樹脂などで作られた拡散
板で作ることが出来る。対象板は側方や前方から照明さ
れた反射板等で作ることもできる。もしくは対象板それ
自体をエレクトロルミネセンス板等の発光素子で作るこ
とが出来る。
【0021】対象板の中央部付近もしくは中央やや上部
付近に対象板とは色の異なる小対象板52を設ける.対
象板と小対象板の色の境界を通り前方かつ対象板よりみ
て方線方向へ壁を伸ばした黒色の開口筒51を設ける。
前面よりこの筒を通して中の異なった色が見えるように
する。
【0022】ビデオカメラのレンズの画角と開口部前面
より対象板が見える角度を同じになるようにすると、対
象板が出来るだけ大きく見えるような位置に自らを置く
ことによって正しく自分の画像を先方に送ることが出来
る。さらに、中央部付近の開口筒より別の色が見える位
置においては、殆ど中央部に自分が居ることが分かるの
で画面上の最適点に居ることを知り、会話をする事がで
きる。
【0023】カメラの動きに対しては、2色が見えなく
ならぬように移動することで、その都度中央部の良い位
置に居れるし、確認することができる。
【0024】図2に表示器の主構成要素の配置関係およ
び表示の関係を示す。開口部の長方形のつくる面と対象
板の長方形のつくる面を平行するように置く。それぞれ
長方形の中心の方線は一軸上にならぶように置く。この
二つの長方形はビデオカメラの画面が示す長方形にほぼ
相似にする。図2に示すように開口部と対象板の互いに
最も遠い角を結ぶ直線(点線で示す)はこの二つの長方
形の間で一点に交わる。この一点から広がる角度を前記
ビデオカメラのレンズの画角とほぼ同じになるようにす
る。小対象板が見える範囲は中央部付近のさらに狭い画
角の部分である。
【0025】表示器はビデオカメラのズームによって動
いたカメラレンズの画角にほぼ合わせて角度を設定する
ように対象板を開口面と平行になるように前後して動
く。この前後移動にともなって対象板が見える位置関係
が変化する。この関係を図3によって示す。
【0026】図4にビデオカメラの鏡筒を取り除いた光
学系の配置図と駆動系のモーターの関係及び対象板の配
置図を示す。ここで、変倍用レンズ群17、周りに置か
れた回転カム18、カムの一部につけられたギア14、
駆動用のモーター15とそのギア13、ギア13に噛み
合わさったギア12、ギア12についた回転カム16、
カム16に摺動的に組み合わされたピン25、それによ
って開口面2と並行的に保ちつつ前後に動かされる対象
板3、が配設されている。
【0027】カメラレンズの画角はレンズの中の変倍用
レンズによってズーム比が変わることによって変わる。
この動きは参加者の希望により操作される。駆動用モー
ター15によってギアドライブで変倍レンズが動かされ
ズーム比が変わる。同時にもう一つの組み合わされたギ
ア12をも動かす。これによって回転カム16が動いて
ピン25を動かし、対象板3を動かす。
【0028】この動きは変倍レンズ17がCCD等の受
光素子24の方向へ動くときは、対象板3が開口部2よ
り遠ざかり、ズーム比がテレ端へ動くことに合わせる。
この逆に、CCDから遠ざかるときは対象板が開口部へ
近づき、レンズの画角と開口部から対象板の見える角度
が合致する。
【0029】これらの対象板とカメラのレンズ系の動き
を合わせる構造に関しては前記ギア方式だけでなくピン
やレバーを用いた方式やセンサーやモーター等の電気的
結合を用いた方式なども用いることが出来る。
【0030】操作開始時に自らの画像が相手に良く送ら
れていることを確認すれば、以後は下記の操作だけで、
こちらからの適切な画面を送ることが出来る。
【0031】ビデオカメラのレンズの画角と開口部前面
より対象板が見える角度をほぼ合わせてあるので、相手
の画面を見ながら近傍に置かれた表示器に目を動かし
て、対象板が出来るだけ良く見えるような位置に自らを
置くことによって正しく自分の画像を先方に送ることが
出来る。
【0032】音声を収録するマイクをカメラに近接して
配置すれば、相手に伝送する音声もまたこの表示器の示
す位置が最も収録に適する場所となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレビ会
議やテレビ電話の構成ならびに方法によれば、モニター
やビデオ系の構成が単純な1系統だけの設備であって
も、モニターにより相手の画面を見続けている普通の使
用状況でありながら、カメラ付近に置かれた表示器の中
の対象板を時々見ながら対象板を出来るだけ大きく見よ
うとするだけで相手に正しい自分の像をはっきりと送り
出し続けられる。さらに送る像の中で自分を中心部付近
に入れようとしたときは、中心付近の異なった色の小対
象板を同時に見ることが出来る位置に居るようにすれば
良い。
【0034】さらに複雑な操作を必要とせず、簡便な装
置で通信連絡に最適な位置を知ることが出来るので誤使
用による問題を避けることが出来る。
【0035】また、簡便な設備であるためにコストも安
く効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体の構成図。
【図2】 表示器の主構成要素の配置関係および表示の
関係を示す略図。
【図3】 対象板と小対象板をそれぞれ見ることの出来
る範囲を平面的に示した図。
【図4】 ビデオカメラのレンズ系と対象板の連動関係
を示す略図。
【図5】 レンズ系の鏡筒と回転カムのスリットを示す
略図
【符号の説明】
1 暗箱 2 開口部 3 対象板 4 ビデオカメラ 5 ビデオカメラの方向や角度を変える回転台 6 モニター 7 スピーカー 8 マイク 9 コントロールパネル 10 鏡筒 11 フォーカスレンズ用の駆動モーター 12 ギア 13 ギア 14 ギア 15 変倍レンズ用駆動モーター 16 回転カム 17 変倍用レンズ群 18 回転カム 19 マスターレンズ群 20 フォーカスレンズ群 21 フォーカスレンズ用ヘリコイドネジ 22 ギア 23 ギア 24 CCDなどの受光素子 25 ピン 26 アーム 51 開口筒 52 小対象板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ会議やテレビ電話などのように音声
    と映像を用いて互いに離れた場所で送受信できるテレビ
    会議装置において、モニターに近接して置かれたビデオ
    カメラに付けて連動して動く表示器と、テレビ会議参加
    者が今居るこちらの画面を送り届けるのに適正な範囲内
    にいることを明示するための明示手段と、そのモニタに
    ほぼ相似形に発光するかもしくは照明される対象板と、
    その対象板の略中央部に異なった色を示す小対象板と、
    その色の境界部分を壁面とする対象板からおよそ鉛直に
    筒状で且つ開口している黒色の壁とから構成されること
    を特徴とするテレビ会議装置。
  2. 【請求項2】前記小対象板をLED等の発光素子および
    半透明樹脂などで作られた拡散板とから構成された請求
    項1記載のテレビ会議装置。
JP6296433A 1994-11-30 1994-11-30 テレビ会議装置 Pending JPH08163520A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6296433A JPH08163520A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 テレビ会議装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6296433A JPH08163520A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 テレビ会議装置

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JPH08163520A true JPH08163520A (ja) 1996-06-21

Family

ID=17833479

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JP6296433A Pending JPH08163520A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 テレビ会議装置

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