JPH08163119A - パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置 - Google Patents

パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置

Info

Publication number
JPH08163119A
JPH08163119A JP6304854A JP30485494A JPH08163119A JP H08163119 A JPH08163119 A JP H08163119A JP 6304854 A JP6304854 A JP 6304854A JP 30485494 A JP30485494 A JP 30485494A JP H08163119 A JPH08163119 A JP H08163119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scramble
key
scramble key
program element
scrambling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6304854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3512878B2 (ja
Inventor
Takeshi Kimura
武史 木村
Seiichi Nanba
誠一 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP30485494A priority Critical patent/JP3512878B2/ja
Publication of JPH08163119A publication Critical patent/JPH08163119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3512878B2 publication Critical patent/JP3512878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のスクランブル/デスクランブル装置
で、マルチメディア番組の異なる受信資格を設定した複
数(M種)の番組要素の組み合わせからなる番組要素群
のスクランブル/デスクランブルを可能とするパケット
信号のスクランブル/デスクランブル方法ないし装置を
提供する。 【構成】 この方法ないし装置で使用するスクランブル
鍵候補の全数をN個(Nは3以上の整数)とするととも
に、そのスクランブル鍵候補の割当てに関し、そのN個
のスクランブル鍵候補のうち、1個のスクランブル鍵候
補をスクランブル鍵の配信に割当て、残りのN−1個の
スクランブル鍵候補を、重複を許容してM種の番組要素
群に対しそれぞれ1個づつ割当て、その割当てを順次変
更しながらスクランブル鍵候補とそれぞれの番組要素群
のパケットのスクランブル/デスクランブルを行うよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】最近のディジタル放送では、IS
DB(統合ディ45ル放送)の概念に代表されるよう
に、映像・音声・静止画・文字データ・音符データ・コ
ンピュータプログラムなど様々な番組要素が、統一化さ
れたデイジタル信号型式で扱われる。このための技術方
式として、パケット伝送方式が用いられている。
【0002】これらの番組要素は単独で番組を構成する
こともあるが、複数種類の番組要素が組み合わされて1
つの番組が構成されることもあり、これが、いわゆるマ
ルチメディア番組である。
【0003】さらに、1つの放送電波には、いくつかの
番組が同時に放送されている場合が一般的である。これ
が、いわゆるマルチチャンネル放送である。こうした、
マルチメディア番組・マルチチャンネル放送の環境下に
おいては、有料放送に対する要求も従来の放送以上に多
様化する。マルチチャンネル放送の番組毎の契約・課金
はもちろんのこと、マルチメディア番組の部分契約・課
金なども求められている。
【0004】本発明は、パケット伝送方式によるディジ
タル放送において、有料放送を実現するためのスクラン
ブル方式に利用するための技術に関し、特にマルチメデ
ィア番組の多様な契約・課金形態への対応を容易に実現
するためのパケット信号のスクランブルまたはデスクラ
ンブル方法、およびその方法に使用するためのスクラン
ブルまたはデスクランブル装置に関するものである。
【0005】
【従来の技術】パケット伝送方式によるディジタル放送
におけるスクランブル技術としては、日本における衛星
テレビジョン放送や高精細度テレビジョン放送における
データチャンネルのスクランブル方式、欧州におけるM
AC−Packet方式における音声・データのスクランブル
方式、など各種の方式が開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方式
は、いづれもテレビジョン放送や独立したデータ放送な
ど、単一または高々2つの番組要素までを対象とするも
ので、本格的なマルチメディア番組における多数の番組
要素の同時放送を考慮したものではなかった。
【0007】すなわち、このようなスクラブル方式を用
いて、マルチメディア番組における複数の番組内容をス
クランブルする場合、一般的に番組要素毎にスクランブ
ル装置(従って受信側においても、同様に番組要素毎に
デスクランブル装置)(以下においては、送信側におけ
るスクランブル、受信側におけるデスクランブルをまと
めてスクランブル/デスクランブルのように表記する)
を必要としていた。しかも、この方法では、ディジタル
放送において各番組要素を統合化する意味が活かせな
い、複数のスクランブル/デスクランブル回路が必要な
ため回路規模が大きくなり、さらに当面必要とする番組
要素数がそのまま将来にわたって必要とされる番組要素
数として十分である保証もなく拡張性に乏しい、などと
いった問題点が多く現実的でない。
【0008】マルチメディア番組における複数の番組要
素のスクランブル方法としては、1つのスクランブル/
デスクランブル装置が共用できることが、回路規模、拡
張性の点から望ましいことは明らかである。
【0009】また、本発明とは目的が異なるが、従来、
パケット伝送方式のスクランブル方式において、スクラ
ンブル鍵の更新方式として用いられている方式がある。
以下に、2とおりの場合のスクランブル鍵の更新方式に
ついて説明する。
【0010】(1) 鍵更新タイミング信号方式 現用鍵と次鍵の2つのスクランブル鍵記憶領域を具える
とともに、パケットのヘッダ部分には更新タイミング信
号が配置される。まず、新しいスクランブル鍵が、鍵配
信手段によりいったん次鍵の記憶領域に記憶される。さ
らに、鍵更新タイミング信号が活性化されたパケットの
時点で現用の鍵記憶領域に転送され、このパケットから
実際にスクランブルに使用される。
【0011】(2) A/B鍵方式 A鍵とB鍵の2つの鍵記憶領域を具えるとともに、パケ
ットのヘッダ部分にはA/B鍵指示信号が配置される。
現在A/B指示信号がA鍵の使用を指示し、A鍵が実際
にスクランブルに使用されているとする。まず、新しい
スクランブル鍵すなわちB鍵は、鍵配信手段によりB鍵
の記憶領域に記憶される。さらに、A/B鍵指示信号が
B鍵を指示することによって、新しいスクランブル鍵す
なわちB鍵が実際にスクランブルに使用される。
【0012】これら従来のスクランブル鍵の更新方式を
用いた従来のスクランブル方法においては、マルチメデ
ィア番組を共通のスクランブル/デスクランブル装置で
スクランブル/デスクランブルしようとする場合、全て
の番組要素に1つの共通のスクランブル鍵を使用する必
要がある。その理由は、従来のスクランブル方法では、
上述の(1),(2)いづれのスクランブル鍵更新方式
においても、2つのスクランブル鍵記憶領域を具え、そ
の一方をスクランブル鍵更新のための一時記憶領域とし
て使用するので、実際にスクランブルに使用できる鍵は
1つに限られるからである。
【0013】この状況下では、マルチメディア番組の一
部の番組要素の組み合わせに対する部分受信契約を設定
しようとする場合、スクランブル鍵の区別による契約形
態の区別は行えないので、契約あるいは契約外の番組要
素をパケット識別子により選別する方法など、スクラン
ブル鍵以外の方法により実現するしか方法がない。しか
し、これらの鍵更新方式を用いたスクランブル方法で
は、部分受信契約者にも全受信契約者と同じスクランブ
ル鍵が配信されてしまっているので、部分受信契約者が
パケット識別子による選別回路を無効にするなどの不正
を行えば、容易に全番組要素を受信することが可能にな
る。
【0014】本発明の目的は、上述の各種問題点を解決
するために、(1) 単一のスクランブル/デスクランブル
装置で、マルチメディア番組の複数の番組要素のスクラ
ンブル/デスクランブルを可能にし、(2) しかも、その
マルチメディア番組の全番組要素に対する受信契約だけ
でなく、一部の番組要素の組み合わせに対する部分受信
契約など、多様な契約形態を設定することを可能にし、
さらに(3) その場合の、部分受信契約者が、不正に全番
組要素をデスクランブルすることを困難にするパケット
伝送方式によるディジタル放送のスクランブルまたはデ
スクランブル方法、およびそのためのスクランブルまた
はデスクランブル装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明スクランブルまたはデスクランブル方法は、
番組を構成する複数の番組要素の信号をパケットの形式
で時分割多重して伝送するデイジタル放送用のパケット
信号のスクランブルまたはデスクランブル方法におい
て、前記複数の番組要素がM種(Mは2以上の整数)の
番組要素群に分類され、かつ該M種の番組要素群に対し
てそれぞれ異なる受信資格が設定されているとき、該方
法で使用するスクランブル鍵候補の割当てを順次変更し
ながら、該スクランブル鍵候補の更新と前記番組要素群
のスクランブルまたはデスクランブルとを行うに際し、
前記スクランブル鍵候補の全数をN個(Nは3以上の整
数)とするとともに、該スクランブル鍵候補の割当てに
関し、前記N個のスクランブル鍵候補のうち、1個のス
クランブル鍵候補をスクランブル鍵の配信に割当て、該
割当てた残りのN−1個のスクランブル鍵候補を、重複
を許容して、前記M種の番組要素群に対しそれぞれ1個
づつ割当てるようになされていることを特徴とするもの
である。
【0016】また、本発明スクランブルまたはデスクラ
ンブル方法は、前記スクランブル鍵候補の割当てに関
し、請求項1記載の方法に加えて前記M種の番組要素群
中の任意の2種の組み合わせに対して、少なくともある
期間においては互いに異なるスクランブル鍵候補を割当
てるようになされていることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明スクランブルまたはデスクラ
ンブル方法は、前記M種の番組要素群が、1種の基本番
組要素群と、M−1種の特別番組要素群とで構成された
ものであるとき、前記スクランブル鍵候補の割当てに関
し、それぞれ請求項1または2記載の方法に加えて前記
1種の基本番組要素群には、前記残りのN−1個のスク
ランブル鍵候補のうちの1個のスクランブル鍵候補を割
当て、前記M−1種の特別番組要素群のうち、順次選択
されたN−2種には、さらに残りのN−2個のスクラン
ブル鍵候補のそれぞれを割当て、さらに残りの((M−
1)−(N−2))個の特別番組要素群が存在する場合
には該特別番組要素群に、前記基本番組要素群に割当て
たスクランブル鍵候補を重複して割当てるようになされ
ていることを特徴とするものである。
【0018】また、本発明スクランブルまたはデスクラ
ンブル装置は、N個(Nは3以上の整数)のスクランブ
ル鍵候補記憶領域を有するスクランブル鍵記憶手段と、
該スクランブル鍵記憶手段のそれぞれの鍵候補記憶領域
にスクランブル鍵候補を配信するスクランブル鍵配信手
段と、処理前パケット信号のヘッダ部分に配置されるス
クランブル鍵選択情報に従い、前記スクランブル鍵記憶
手段のN個の鍵候補記憶領域に記憶され、該領域から読
み出されたスクランブル鍵候補から1個のスクランブル
鍵を選択するスクランブル鍵選択手段と、該鍵選択手段
により選択されたスクランブル鍵に従い、該スクランブ
鍵を選択するための鍵選択情報が配置されている処理前
パケット信号のデータ部分をスクランブルまたはデスク
ランブルするためのそれぞれスクランブルまたはデスク
ランブル手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0019】また、本発明スクランブルまたはデスクラ
ンブル装置は、前記スクランブルまたはデスクランブル
手段が、処理前パケット信号の各パケットのそれぞれス
クランブルまたはデスクランブルの開始時点において、
前記の選択されたスクランブル鍵および前記パケットの
ヘッダ部分およびデータ部分の情報のみによって初期化
されるように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0020】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明によるスクランブル
/デスクランブル装置の基本的構成を示すブロック線図
である。まず、スクランブル鍵配信手段1により配信さ
れた鍵候補11,12,13,・・・は、スクランブル
鍵記憶手段2に記憶される。ここで、スクランブル鍵記
憶手段2は、3個以上N個の鍵候補をそれぞれ独立に記
憶する記憶領域21,22,23,・・・を具えてい
る。スクランブル鍵配信手段1は、これらの鍵候補記憶
領域のそれぞれに対し、独立にスクランブル鍵を配信す
る。
【0021】一方、処理前パケット信号5は、スクラン
ブル鍵選択手段3およびスクランブル/デスクランブル
手段4に入力され、以下に説明するスクランブル/デス
クランブル処理がなされ処理後パケット信号6として出
力される。
【0022】スクランブル鍵選択手段3では、処理前パ
ケット信号5のヘッダ部分のスクランブル鍵選択情報に
従ってスクランブル鍵記憶手段2の鍵候補記憶領域2
1,22,23,・・・から読み出された鍵候補31,
32,33,・・・のうちから1つのスクランブル鍵7
を選択し、これをスクランブル/デスクランブル手段4
に供給する。
【0023】スクランブル/デスクランブル手段4で
は、スクランブル鍵7に基づき、処理前パケット信号5
のデータ部分をスクランブル/デスクランブルし、処理
後パケット信号6として出力する。
【0024】図2は、本発明によるパケット信号のスク
ランブル/デスクランブル方法の基本動作を説明する線
図である。すなわち、図1に示すスクランブル/デスク
ランブル装置を用いて、それぞれ異なる受信資格を設定
されたM種の番組要素群をスクランブル/デスクランブ
ルする方法を、説明する線図である。
【0025】図2において、まず、スクランブル鍵を配
信するのに先立つ時点A以降、スクランブル/デスクラ
ンブル装置に入力される処理前パケット信号5は、ヘッ
ダ部分に配置されたスクランブル鍵選択情報が第1のス
クランブル鍵候補31を選択することを制限される。次
に、時点Bにおいて、スクランブル鍵配信手段1によ
り、鍵候補11をスクランブル鍵記憶手段2に配信し、
これを第1の鍵候補記憶領域21に記憶する。最後に、
スクランブル鍵の配信が完了した後の時点Cをもって、
前記のパケット信号5のスクランブル鍵選択情報に課さ
れた、第1の鍵候補31の選択の制限が解除される。こ
の時点Cをもって、一連のスクランブル鍵配信手順が終
了し、次のスクランブル鍵配信手順を開始することがで
きる。引き続くスクランブル鍵配信手順においては、順
次異なる鍵候補記憶領域に対して鍵配信を行い、複数回
の鍵配信手順で全てのスクランブル鍵候補の配信を行
う。
【0026】この手順でスクランブル鍵を配信すること
により、比較的頻度の低いスクランブル鍵配信のタイミ
ングを、頻度の高いパケット信号の時間精度にまで管理
する必要はない。すなわち、時点Bが、時点Aと時点C
の間に納まってさえいればよい。この時点Aと時点Cの
間のスクランブル鍵配信が可能な時間帯を、ここではス
クランブル鍵配信期間と呼ぶことにする。
【0027】上述の手順が示すように、スクランブル鍵
配信期間中は、まさに配信中の第1の鍵候補11,31
をスクランブル鍵として選択することが制限されてい
る。従って、この期間においては、鍵候補の全数をN個
(Nは3以上の整数)としたとき、実際に使用可能な鍵
候補はN−1個である。
【0028】M種の番組要素群に対し、このN−1個の
鍵候補からそれぞれ1個ずつを選んで割り当て、スクラ
ンブル/デスクランブルを行う。このとき、Mの値がN
−1の値を越える場合には、異なる番組要素群に対し同
一の鍵候補を重複して割り当てる必要が生じる。
【0029】さらに、この重複割当が必要になった場合
に、任意の2種の番組要素群の組み合わせに注目して、
少なくともあるスクランブル鍵配信期間において異なる
スクランブル鍵候補を割り当てることにより、受信資格
の異なる番組要素群の不正なデスクランブルを防ぐこと
が可能となる。これは、上記の異なるスクランブル鍵候
補を割り当てたスクランブル鍵配信期間においては、上
記任意の2種の番組要素群は独立したスクランブル鍵を
使用しているので、少なくともこの期間の不正は不可能
であるからである。
【0030】図3は、本発明によるスクランブル/デス
クランブル方法の第1の実施例を示す線図である。具体
的に言えば、図3は、鍵候補記憶領域(図1における2
1,22,23)の全数Nを3、異なる受信資格を設定
された番組要素群の数Mを2とした場合の例である。同
図においては、3個の鍵候補記憶領域をX,Y,Zで表
し、それぞれの記憶領域に配信される鍵候補を時間順に
X1,X2,X3,・・・のように表現する。また、番
組要素群B,Eは、それぞれ基本サービスおよび特別サ
ービスを構成するそれぞれ2種類の番組要素群を表わす
ものとする。
【0031】番組要素群B,Eそれそぞれの欄(第2欄
および第3欄)には、スクランブル/デスクランブルに
使用するスクランブル鍵と、その選択期間を示してい
る。例えば、基本サービスでX1で示される期間におい
ては、スクランブル鍵として鍵候補X1を選択して、そ
の番組要素群に属するパケット信号をスクランブル/デ
スクランブルすることを示している。なお、図3におい
ては理解を容易にするために各番組要素群B,Eを独立
して表示しているが、実際にはこれらの番組要素群のパ
ケット信号は1つの信号に時分割多重され処理されてい
る。
【0032】また、鍵配信の欄(最上欄)には、スクラ
ンブル鍵配信の内容と、鍵配信のための期間を示してい
る。例えば、X1/Bの表示は、鍵候補X1を番組要素
群Bの受信資格者に向けて配信することを示している。
【0033】本実施例では、3個の鍵候補記憶領域のう
ち、1個を鍵配信のために使用し、残る2個を番組要素
群BおよびEそれぞれのスクランブル鍵のために使用す
る。スクランブル鍵配信のための期間が終了した時点
で、配信された新しいスクランブル鍵候補を、番組要素
群B,E,B,E・・・の順に、新しいスクランブル鍵
として使用する。同時に、古いスクランブル鍵のために
使用していた領域を、次のスクランブル鍵配信のための
領域として順次使用していく。
【0034】また、本実施例では、2種(M=2)の番
組要素群をサポートする。この2種の番組要素群は、互
いに独立したスクランブル鍵を使用しているため、それ
ぞれの独立性が確保されている。一般的に、鍵候補記憶
領域の数がN個の場合には、M=N−1種の番組要素群
を、互いに完全に独立したスクランブル鍵でスクランブ
ル/デスクランブルすることが可能である。
【0035】さらに本実施例によれば、番組要素群Bの
みでサービスされる基本サービス契約と、番組要素群B
およびEでサービスされる特別サービス契約の、2本立
てのサービス契約形態が実施可能である。この場合、基
本サービス契約者は番組要素群Bのみの受信資格を有
し、特別サービス契約者は番組要素群BおよびEの受信
資格を有する。ここでこのようなサービス内容を表わす
表現をとるならば、基本サービス契約および特別サービ
ス契約を、それぞれ、部分サービス契約および綜合サー
ビス契約と言い替えることもできる。
【0036】なお、図3中に斜線にて示す部分は、基本
サービス契約において、受信資格のあるスクランブル鍵
と番組要素群を示している。このように、基本サービス
契約では、受信者はスクランブル鍵の配信が得られない
番組要素群Eを受信することはできない。
【0037】図4は、本発明によるスクランブル/デス
クランブル方法の第2の実施例を示す線図である。本実
施例は、鍵候補記憶領域の数Nを3、異なる受信資格を
設定された番組要素群の数Mを4とした場合の例であ
る。また、とくにことわりのないかぎり、図の表現方法
および記号の使用方法などは、第1の実施例に準じて示
している。
【0038】本実施例では、3つの鍵候補記憶領域のう
ち、1個を鍵配信のために使用し、残る2個を4種の番
組要素群Bおよび、E1、E2またはE3、のスクラン
ブル鍵配信のために使用する。スクランブル鍵配信のた
めの期間が終了した時点で、配信された新しいスクラン
ブル鍵候補を、番組要素群B,E1,B,E2,B,E
3・・・の順に、新しいスクランブル鍵として使用す
る。同時に、古いスクランブル鍵のために使用していた
記憶領域を、次のスクランブル鍵配信のための記憶領域
として順次使用していく。この場合、番組要素群E1,
E2,E3は、全体の1/3の期間で専用の番組要素群
Eのスクランブル鍵の割当てを受けるが、専用のスクラ
ンブル鍵の割当てを受けない残り2/3の期間は、番組
要素群Bのためのスクランブル鍵を使用する。
【0039】また、本実施例では、基本サービス番組要
素群Bと、3種の特別サービス番組要素群E1,E2,
E3との合計4種の番組要素群をサポートする。特別サ
ービス番組要素群は、少なくともある期間(全体の1/
3の期間)において、独立したスクランブル鍵を使用し
ているため、それぞれの独立性が確保されている。な
お、図4では、3個(N=3)の鍵候補、および1種の
基本サービス番組要素群と3種の特別サービス番組要素
群の合計4種(M=4)の番組要素群の場合について例
示したが、本例においては、N=3以上であればNの値
によらず任意のM種の番組要素群をスクランブル/デス
クランブルすることが可能である。
【0040】本実施例によれば、番組要素群Bのみでサ
ービスされる基本サービス契約と、番組要素群Bおよび
E1、番組要素群BおよびE2、番組要素群BおよびE
3のそれぞれでサービスされる3つの形態の特別サービ
ス契約とが実施可能である。この場合、基本サービス契
約者は番組要素群Bのみの受信資格を持ち、各特別のサ
ービス契約者はそれぞれ、番組要素群BおよびE1、番
組要素群BおよびE2、番組要素群BおよびE3の受信
資格を有する。
【0041】また、本実施例によれば、番組要素群Bの
みでサービスさる基本サービス契約と、番組要素群Bお
よびE1、番組要素群B,E1およびE2、番組要素群
B,E1,E2およびE3のそれぞれでサービスされる
3つの形態の特別サービス契約とを含む4段階の階層的
サービス契約形態も実施可能である。この場合、基本サ
ービス契約者は番組要素群Bのみの受信資格を有し、各
特別サービス契約者はそれぞれ、番組要素群BおよびE
1、番組要素群B,E1およびE2、番組要素群B,E
1,E2およびE3の受信資格を有する。
【0042】なお、図4中に斜線にて示す部分は、番組
要素群BおよびE1に相当する特別サービス契約におい
て、受信資格のあるスクランブル鍵と番組要素群を示し
ている。また、同図に点々にて示す部分は、本来受信資
格は有しないが、入手したスクランブル鍵を用いてあえ
て不正受信を試みれば、受信できる可能性のある番組要
素群を示す。その他白地で示す部分は、各番組要素群で
専用の独立したスクランブル鍵を用いているので、不正
な受信は不可能である。従って、たとえ不正受信を試み
たとしても、受信資格を持たない番組要素群の完全な受
信は不可能であり、特にディジタル符号化された信号の
場合は、一部分の信号の欠落は通常全体に致命的な影響
を及ぼすので、不正受信に対する安全性は十分に確保さ
れている。
【0043】次に、図1に示す本発明によるスクランブ
ル/デスクランブル装置において、とくにスクランブル
/デスクランブル手段4について検討する。図1におけ
る、スクランブル/デスクランブル手段4は、一般に次
の2種類のタイプに分類することができる。
【0044】(1) パケットにまたがる記憶要素を持た
ないもの。 例えば、以下のようなものである。すなわち擬似乱数信
号加算方式においては、パケット毎に擬似乱数信号発生
器を初期化するタイプ。また、暗号方式においては、暗
号連鎖を行う場合も含めてパケット内で完結する処理を
行うタイプ。
【0045】(2) パケットにまたがる記憶要素を持つ
もの。 例えば、以下のようなものである。すなわち擬似乱数信
号加算方式においては、パケット毎に擬似乱数信号発生
器を初期化せずに、連続して動作させるタイプ。また、
暗号方式においては、パケットにまたがる暗号連鎖を行
うタイプ。
【0046】図5(a)および(b)は、これら2種類
のタイプのスクランブル/デスクランブル手段の構成例
を示すブロック線図である。まず、パケットにまたがる
記憶要素を持たないタイプのスクランブル/デスクラン
ブルの場合には、図5(a)に示すように図1に示すス
クランブル/デスクランブル手段4を単純にそのまま適
用することができる。
【0047】次に、パケットにまたがる記憶要素を持つ
タイプのスクランブル/デスクランブルの場合には、図
5(b)に示すように、記憶要素切り替え回路40によ
って制御される複数個の記憶要素41,42,43を具
え、これらを番組要素群(図2および図3参照)ごとに
切り替える必要がある。これは、本発明による受信者側
のデスクランブル装置が、基本契約、特別契約などの契
約形態に応じて、番組要素群ごとにデスクランブル処理
を行ったり行わなかったりしているために、番組要素群
ごとに記憶要素を分離しておかないと正しいスクランブ
ル/デスクランブル動作ができないからである。
【0048】以上の点を考慮すると、図1におけるスク
ランブル/デスクランブル手段4としては、図5(a)
のようにパケットにまたがる記憶要素を持たないものの
方が、装置規模の適正さあるいは装置構成の容易さにお
いてより優れている。
【0049】また、パケット間にまたがる記憶要素を持
たないタイプのスクランブル/デスクランブル手段を使
用した場合には、スクランブル/デスクランブル手段を
通過するパケットの種類や順序に無関係にスクランブル
/デスクランブル処理が可能となるため、送信側におけ
る各番組要素のパケットの多重順序の管理や、受信側に
おける番組要素のパケットの選別が不要であるなどの利
点も有している。
【0050】図6および図7は、本発明によるスクラン
ブル方法ないし装置をMPEG2多重方式に適用した場
合の実施例を示す線図である。図6にはそのスクランプ
ル装置の具体的構成例をブロック線図にて、図7にはそ
のパケット信号形式を線図にて、それぞれ示している。
【0051】本実施例においては、スクランブル鍵候補
記憶領域の数Nは3とする。また、基本的かつ全体的な
動作は図1の説明と同様であるので省略するが、以下で
はとくに図1の動作説明に、追加・補足される部分につ
いて述べる。図6において、スクランブル鍵選択手段3
は、処理前パケット信号のヘッダ部分に配置されるスク
ランブル鍵選択情報に基づいて鍵候補を選択する。MP
EG2では、スクランブル制御のビットの値00はスク
ランブルを行わないことを示し、その他の値は応用事例
ごとに定めることとなっているため、本実施例では、0
0以外の01,10,11の3通りの値を用いて、3種
類の鍵候補の選択を表わすことにする。
【0052】スクランブル/デスクランブル手段4の詳
細な動作は以下の通りである。すなわち、スクランブル
鍵7は、スクランブル鍵修飾回路51において、図7に
示されるヘッダ部分のパケット識別子(PID)(13
ビット)および連続性指標(4ビット)により修飾され
る。修飾されたスクランブル鍵を初期値として、線形帰
還シフトレジスタ52が、順次のパケットごとに初期化
される。線形帰還シフトレジスタ52の出力は、非線形
結合回路53に送られ、シフトレジスタ56の出力と非
線形結合される。非線形結合回路53の出力は、ゲート
回路54により、図7に示されるパケットのデータ部分
に相当する期間のみが有効化され、加算回路55により
処理前パケット信号5に加算され、処理後パケット信号
6、すなわちスクランブルされたパケット信号として出
力される。処理後パケット信号6は、また、シフトレジ
スタ56に入力され、その出力は非線形結合回路53に
帰還される。
【0053】ここで、スクランブル鍵修飾回路51およ
び非線形結合回路53は、組み合わせロジック回路であ
る。特に後者は非線形要素を含んでいる結合回路であ
る。また、加算回路55は、2を法とする加算回路、す
なわち排他的論理和ロジック回路である。
【0054】以上においては、図6、図7を用いてスク
ランブル装置(送信側)の構成を説明したが、処理前パ
ケット信号をスクランブルされたパケット信号とし、図
示のシフトレジスタ56の入力を、処理前パケット信号
5に接続変えすることよって、デスクランブル装置(受
信側)の構成となる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、(1) 単一のスクランプ
ル/デスクランブル装置で、マルチメディア番組の複数
の番組要素のスクランブル/デスクランブルが可能で、
(2) しかも、そのマルチメディア番組の全番組要素に対
する受信契約だけでなく、一部の番組要素の組み合わせ
に対する部分受信契約など、多様な契約形態に対応する
ことが可能で、(3) その場合に、部分受信契約者が、不
正に全番組要素をデスクランブルすることが困難とな
る、パケット伝送方式によるディジタル放送の、スクラ
ンブル/デスクランブル方法を実施し、またそのための
装置を実現することができる。さらに、本発明によれ
ば、(4) 本発明によるスクランブル/デスクランブル装
置を、適正な回路規模でかつ廉価に構成することが可能
で、(5) 送信側における各番組要素のパケットの多重順
序の管理や、受信側における番組要素のパケットの選別
が不要となるといった利点も得られる。
【0056】以上本発明により得られる利益をその運用
面から見れば、従来例えば2つのスクランブル鍵領域を
設け、これらを交互に現用と更新用の領域に使用するこ
とによって、スクランブル鍵の更新を行っていたのに対
し、本発明では、スクランブル鍵領域を3つ以上にする
ことによって、更新用に1つ領域を使用しても、常時複
数の領域を現用として使用することを可能としたことに
より、複数の領域の現用スクランブル鍵を様々な方法で
運用することによって、多か国語放送における言語別契
約や、マルチメディア放送における基本サービスと特別
サービスの階層的契約など、(完全に独立したサービス
ではなく)共通のサービス部分を持ち複数の契約範囲を
設定する有料スクランブル放送のスクランブル/デスク
ランブルを単一のスクランブル/デスクランブル装置で
行うことが可能になる。
【0057】さらに本発明によれば、パケット毎に初期
化され、パケット間にまたがる記憶を持たないようにし
たスクランブル/デスクランブル回路と組み合わせるこ
とにより、スクランブル/デスクランブル回路を通過す
るパケットの種類や順序に無関係に処理可能となるた
め、多か国語放送やマルチメディア放送などの複数の番
組要素を持つサービスや、階層符号化/伝送における階
層化された番組要素を持つサービスにおいて、1つのス
クランブル/デスクランブル回路を共用する場合に、ス
クランブル/デスクランブル装置の規模を適正にし、送
信側における各番組要素のパケットの多重順序の管理
や、受信側における番組要素のパケットの選別が不要で
あるなど、容易な運用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクランブル/デスクランブル装
置の基本的構成を示すブロック線図である。
【図2】本発明によるスクランブル/デスクランブル方
法の基本動作を説明する線図である。
【図3】本発明によるスクランブル/デスクランブル方
法の第1の実施例を示す線図である。
【図4】本発明によるスクランブル/デスクランブル方
法の第2の実施例を示す線図である。
【図5】図1に示すスクランブル/デスクランブル装置
における2種類のタイプのスクランブル/デスクランブ
ル手段の構成例を示すブロック線図である。
【図6】本発明によるスクランブル装置をMPEG2多
重方式に適用した場合の、そのスクランブル装置の具体
的構成例を示すブロック線図である。
【図7】図6に示すスクランブル装置に適用されるパケ
ット信号形式を示す線図である。
【符号の説明】
1 スクランブル鍵配信手段 2 スクランブル鍵記憶手段 3 スクランブル鍵選択手段 4 スクランブル/デスクランブル手段 5 処理前パケット信号 6 処理後パケット信号 7 スクランブル鍵 11,12,13 (配信された)スクランブル鍵候補 21,22,23 鍵候補記憶領域 31,32,33 (記憶された)スクランブル鍵候補 40 記憶要素切り替え回路 41,42,43 記憶要素 51 スクランブル鍵修飾回路 52 線形帰還シフトレジスタ 53 非線形結合回路 54 ゲート回路 55 加算回路 56 シフトレジスタ A,B,C 時点 X1,X2,X3,・・・ スクランブル鍵 Y1,Y2,Y3,・・・ スクランブル鍵 Z1,Z2,Z3,・・・ スクランブル鍵 B 番組要素群(基本サービス) E,E1,E2,E3 番組要素群(特別サービス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/167

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 番組を構成する複数の番組要素の信号を
    パケットの形式で時分割多重して伝送するデイジタル放
    送用のパケット信号のスクランブルまたはデスクランブ
    ル方法において、前記複数の番組要素がM種(Mは2以
    上の整数)の番組要素群に分類され、かつ該M種の番組
    要素群に対してそれぞれ異なる受信資格が設定されてい
    るとき、該方法で使用するスクランブル鍵候補の割当て
    を順次変更しながら、該スクランブル鍵候補の更新と前
    記番組要素群のスクランブルまたはデスクランブルとを
    行うに際し、 前記スクランブル鍵候補の全数をN個(Nは3以上の整
    数)とするとともに、該スクランブル鍵候補の割当てに
    関し、 前記N個のスクランブル鍵候補のうち、1個のスクラン
    ブル鍵候補をスクランブル鍵の配信に割当て、 該割当てた残りのN−1個のスクランブル鍵候補を、重
    複を許容して、前記M種の番組要素群に対しそれぞれ1
    個づつ割当てるようになされていることを特徴とするパ
    ケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパケット信号のスクラン
    ブルまたはデスクランブル方法において、前記スクラン
    ブル鍵候補の割当てに関し、請求項1記載の方法に加え
    て 前記M種の番組要素群中の任意の2種の組み合わせに対
    して、少なくともある期間においては互いに異なるスク
    ランブル鍵候補を割当てるようになされていることを特
    徴とするパケット信号のスクランブルまたはデスクラン
    ブル方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のパケット信号の
    スクランブルまたはデスクランブル方法において、前記
    M種の番組要素群が、1種の基本番組要素群と、M−1
    種の特別番組要素群とで構成されたものであるとき、前
    記スクランブル鍵候補の割当てに関し、それぞれ請求項
    1または2記載の方法に加えて前記1種の基本番組要素
    群には、前記残りのN−1個のスクランブル鍵候補のう
    ちの1個のスクランブル鍵候補を割当て、 前記M−1種の特別番組要素群のうち、順次選択された
    N−2種には、さらに残りのN−2個のスクランブル鍵
    候補のそれぞれを割当て、 さらに残りの((M−1)−(N−2))個の特別番組
    要素群が存在する場合には該特別番組要素群に、前記基
    本番組要素群に割当てたスクランブル鍵候補を重複して
    割当てるようになされていることを特徴とするパケット
    信号のスクランブルまたはデスクランブル方法。
  4. 【請求項4】 N個(Nは3以上の整数)のスクランブ
    ル鍵候補記憶領域を有するスクランブル鍵記憶手段と、 該スクランブル鍵記憶手段のそれぞれの鍵候補記憶領域
    にスクランブル鍵候補を配信するスクランブル鍵配信手
    段と、 処理前パケット信号のヘッダ部分に配置されるスクラン
    ブル鍵選択情報に従い、前記スクランブル鍵記憶手段の
    N個の鍵候補記憶領域に記憶され、該領域から読み出さ
    れたスクランブル鍵候補から1個のスクランブル鍵を選
    択するスクランブル鍵選択手段と、 該鍵選択手段により選択されたスクランブル鍵に従い、
    該スクランブ鍵を選択するための鍵選択情報が配置され
    ている処理前パケット信号のデータ部分をスクランブル
    またはデスクランブルするためのそれぞれスクランブル
    またはデスクランブル手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項記載のパケット信号
    のスクランブルまたはデスクランブル方法に使用するた
    めのパケット信号のスクランブルまたはデスクランブル
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のパケット信号のスクラン
    ブルまたはデスクランブル装置において、 前記スクランブルまたはデスクランブル手段は、処理前
    パケット信号の各パケットのそれぞれスクランブルまた
    はデスクランブルの開始時点において、前記の選択され
    たスクランブル鍵および前記パケットのヘッダ部分およ
    びデータ部分の情報のみによって初期化されるように構
    成されていることを特徴とするパケット信号のスクラン
    ブルまたはデスクランブル装置。
JP30485494A 1994-12-08 1994-12-08 パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置 Expired - Fee Related JP3512878B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30485494A JP3512878B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30485494A JP3512878B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08163119A true JPH08163119A (ja) 1996-06-21
JP3512878B2 JP3512878B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=17938085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30485494A Expired - Fee Related JP3512878B2 (ja) 1994-12-08 1994-12-08 パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3512878B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11155138A (ja) * 1997-08-15 1999-06-08 Lucent Technol Inc アクセスが制限された番組を送信する方法
WO2003096610A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Sony Corporation Dispositif de chiffrement et dispositif de dechiffrement
WO2003096609A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Sony Corporation Dispositif de chiffrement et dispositif de dechiffrement
US7386465B1 (en) 1999-05-07 2008-06-10 Medco Health Solutions, Inc. Computer implemented resource allocation model and process to dynamically and optimally schedule an arbitrary number of resources subject to an arbitrary number of constraints in the managed care, health care and/or pharmacy industry
US7689100B2 (en) 1999-05-13 2010-03-30 Hitachi, Ltd. Digital signal recording/reproducing apparatus
US7769053B2 (en) 1997-06-11 2010-08-03 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7769053B2 (en) 1997-06-11 2010-08-03 Sony Corporation Data multiplexing device, program distribution system, program transmission system, pay broadcast system, program transmission method, conditional access system, and data reception device
JPH11155138A (ja) * 1997-08-15 1999-06-08 Lucent Technol Inc アクセスが制限された番組を送信する方法
US7386465B1 (en) 1999-05-07 2008-06-10 Medco Health Solutions, Inc. Computer implemented resource allocation model and process to dynamically and optimally schedule an arbitrary number of resources subject to an arbitrary number of constraints in the managed care, health care and/or pharmacy industry
US7689100B2 (en) 1999-05-13 2010-03-30 Hitachi, Ltd. Digital signal recording/reproducing apparatus
WO2003096610A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Sony Corporation Dispositif de chiffrement et dispositif de dechiffrement
WO2003096609A1 (fr) * 2002-05-10 2003-11-20 Sony Corporation Dispositif de chiffrement et dispositif de dechiffrement
JPWO2003096609A1 (ja) * 2002-05-10 2005-09-15 ソニー株式会社 暗号化装置及び復号化装置
JPWO2003096610A1 (ja) * 2002-05-10 2005-09-15 ソニー株式会社 暗号化装置及び復号化装置
US7519182B2 (en) 2002-05-10 2009-04-14 Sony Corporation Encryption device and decryption device
US7756270B2 (en) 2002-05-10 2010-07-13 Sony Corporation Encryption device and decryption device
JP4581685B2 (ja) * 2002-05-10 2010-11-17 ソニー株式会社 暗号化装置及び復号化装置
JP4581686B2 (ja) * 2002-05-10 2010-11-17 ソニー株式会社 暗号化装置及び復号化装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3512878B2 (ja) 2004-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5208857A (en) Method and device for scrambling-unscrambling digital image data
AU685416B2 (en) Methods and apparatus for uniquely encrypting data at a plurality of data transmission sites
US5615265A (en) Process for the transmission and reception of conditional access programs controlled by the same operator
CA2188127C (en) Conditional access information arrangement
US4803725A (en) Cryptographic system using interchangeable key blocks and selectable key fragments
KR100343821B1 (ko) 음성/영상 신호 트랜스포트 프로세서 장치
CN1128595A (zh) 发送端对多种业务进行唯一加密的方法和装置
EP0822720B1 (en) Conditional access system using messages with multiple encryption keys
EP0194769A1 (en) Cryptographic system for a direct broadcast by satellite network
EP0996288A2 (en) Digital signal transmitting methods, digital signal receiving apparatus, and recording media
JP4628509B2 (ja) 安全な方法でデータ信号を放送するシステム
CN1075581A (zh) 用于数字传输系统的首端处理
JP3512878B2 (ja) パケット信号のスクランブルまたはデスクランブル方法、およびスクランブルまたはデスクランブル装置
WO2003058950A1 (en) Method and apparatus for simultaneously decrypting multiple services received on separate multiplexed transport streams
JP2011526748A (ja) Mpeg2オーディオ・ビデオ・データ・ストリームの転送のためのスクランブルおよびスクランブル解除方法
CN104868992A (zh) 从发送器向接收器安全地提供保密数据
US20050068952A1 (en) Conditional access filter as for a packet video signal inverse transport system
US5606611A (en) Receiving station management apparatus
EP1393563B1 (en) Simultaneous digital television streams with conditional access
KR100815595B1 (ko) Iptv 서비스를 위한 서버설치형 사용자 인증방법
CN1404693A (zh) 分配式数字电视系统及相关方法
KR100216346B1 (ko) 유선 tv 방송(catv)의 기본채널 운영 방법
JP2005079864A (ja) 放送装置、受信装置、放送方法及び受信方法
JPS62169540A (ja) 信号スクランブル−デイスクランブル回路
JP2005079860A (ja) 放送受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040108

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090116

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100116

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees