JPH08154908A - 生体情報測定装置 - Google Patents
生体情報測定装置Info
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- JPH08154908A JPH08154908A JP32988094A JP32988094A JPH08154908A JP H08154908 A JPH08154908 A JP H08154908A JP 32988094 A JP32988094 A JP 32988094A JP 32988094 A JP32988094 A JP 32988094A JP H08154908 A JPH08154908 A JP H08154908A
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- mother
- heartbeat timing
- heartbeat
- fetal
- timing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な操作で、胎児の心拍を測定できる生体
情報測定装置を提供する。 【構成】 胎児心音検出用マイク１と別途に設けた、母
親の心音を専用の母親心音検出用マイク１により検出す
る。逆位相波形加算装置７は、この母親心音信号Ｓ１の
心拍波形を反転した後、胎児心音検出用マイク１によっ
て検出した、母親の心音が含まれる胎児心音信号Ｓ２に
加算し、母親の心音による波形を除去するようにしたの
で、胎児だけの心拍を取り出すことができ、胎児の心拍
数を正確に測定できる。
情報測定装置を提供する。 【構成】 胎児心音検出用マイク１と別途に設けた、母
親の心音を専用の母親心音検出用マイク１により検出す
る。逆位相波形加算装置７は、この母親心音信号Ｓ１の
心拍波形を反転した後、胎児心音検出用マイク１によっ
て検出した、母親の心音が含まれる胎児心音信号Ｓ２に
加算し、母親の心音による波形を除去するようにしたの
で、胎児だけの心拍を取り出すことができ、胎児の心拍
数を正確に測定できる。
Description
【１０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、胎児の心拍数を測定す
る生体情報測定装置に関する。
る生体情報測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、生体情報測定装置としての胎
児の心拍測定装置には、母親の腹部に装着した電極によ
り胎児の心電（心筋の興奮により発生する活動電流）を
測定し、該心電から胎児の心拍数を測定するする心電計
タイプ、超音波を胎児に放射し、その反射波により胎児
の心拍を測定する超音波ドップラータイプのものが知ら
れている。
児の心拍測定装置には、母親の腹部に装着した電極によ
り胎児の心電（心筋の興奮により発生する活動電流）を
測定し、該心電から胎児の心拍数を測定するする心電計
タイプ、超音波を胎児に放射し、その反射波により胎児
の心拍を測定する超音波ドップラータイプのものが知ら
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の生体
情報測定装置として、例えば、心電計タイプの心拍測定
装置では、母体内の胎児を触診することで、その向きを
知り、それに応じた母親の腹部位置に電極を装着する必
要があり、操作に手間がかかるとともに、一般者にはそ
の取扱いが難しいという問題があった。また、超音波ド
ップラータイプの心拍測定装置では、装置が特殊となる
ため、コストアップにつながり、装置自体も大きくなる
という問題がある。そこで、マイクにより胎児の心音を
検出し、その心音により心拍数を測定するものがある。
この心音計タイプの心拍測定装置は、マイクにより検出
した胎児の心音をフィルタリングすることによりノイズ
を除去しているが、その心音には、母親の心音や、声に
よる雑音が含まれてしまうため、正確に胎児の心拍を測
定することができないという問題があった。
情報測定装置として、例えば、心電計タイプの心拍測定
装置では、母体内の胎児を触診することで、その向きを
知り、それに応じた母親の腹部位置に電極を装着する必
要があり、操作に手間がかかるとともに、一般者にはそ
の取扱いが難しいという問題があった。また、超音波ド
ップラータイプの心拍測定装置では、装置が特殊となる
ため、コストアップにつながり、装置自体も大きくなる
という問題がある。そこで、マイクにより胎児の心音を
検出し、その心音により心拍数を測定するものがある。
この心音計タイプの心拍測定装置は、マイクにより検出
した胎児の心音をフィルタリングすることによりノイズ
を除去しているが、その心音には、母親の心音や、声に
よる雑音が含まれてしまうため、正確に胎児の心拍を測
定することができないという問題があった。
【０００４】そこで本発明は、簡単な操作で、胎児の心
拍数を正確に測定できる生体情報測定装置を提供するこ
とを目的とする。
拍数を正確に測定できる生体情報測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項１記載の発明による生体情報測定装置は、母親の心
拍タイミングを検出する母親心拍タイミング検出手段
と、母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとか
らなる母親・胎児混在心拍タイミングを検出する母親・
胎児混在心拍タイミング検出手段と、前記母親・胎児心
拍タイミング検出手段によって検出した心拍タイミング
から前記母親心拍タイミング検出手段によって検出した
心拍タイミングを除去する母親心拍タイミング除去手段
と、前記母親心拍タイミング除去手段によって得られる
心拍タイミングに基づいて胎児の心拍数をカウントする
心拍計数手段とを具備することを特徴とする。
求項１記載の発明による生体情報測定装置は、母親の心
拍タイミングを検出する母親心拍タイミング検出手段
と、母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとか
らなる母親・胎児混在心拍タイミングを検出する母親・
胎児混在心拍タイミング検出手段と、前記母親・胎児心
拍タイミング検出手段によって検出した心拍タイミング
から前記母親心拍タイミング検出手段によって検出した
心拍タイミングを除去する母親心拍タイミング除去手段
と、前記母親心拍タイミング除去手段によって得られる
心拍タイミングに基づいて胎児の心拍数をカウントする
心拍計数手段とを具備することを特徴とする。
【０００６】また、好ましい態様として、前記母親心拍
タイミング検出手段は、例えば請求項２記載のように、
前記母親・胎児心拍タイミング検出手段とは別途に設け
られ、母親の心臓付近の胸部に装着された集音手段とし
てもよい。また、前記母親・胎児心拍タイミング検出手
段は、例えば請求項３記載のように、母親の腹部に装着
される集音手段としてもよい。また、前記母親心音除去
手段は、請求項４記載のように、前記母親心音検出手段
によって検出した母親の心音波形を反転し、該反転した
心音波形を前記胎児心音検出手段によって検出した心音
波形に加算するようにしてもよい。
タイミング検出手段は、例えば請求項２記載のように、
前記母親・胎児心拍タイミング検出手段とは別途に設け
られ、母親の心臓付近の胸部に装着された集音手段とし
てもよい。また、前記母親・胎児心拍タイミング検出手
段は、例えば請求項３記載のように、母親の腹部に装着
される集音手段としてもよい。また、前記母親心音除去
手段は、請求項４記載のように、前記母親心音検出手段
によって検出した母親の心音波形を反転し、該反転した
心音波形を前記胎児心音検出手段によって検出した心音
波形に加算するようにしてもよい。
【０００７】また、請求項５記載の発明による生体情報
測定装置は、母親の心拍タイミングを検出する母親心拍
タイミング検出手段と、母親の心拍タイミングと胎児の
心拍タイミングとからなる母親・胎児混在心拍タイミン
グを検出する母親・胎児混在心拍タイミング検出手段
と、前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検
出された心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手
段によって検出された心拍タイミングを除去する除去手
段と、前記胎児心拍タイミング検出手段によって検出さ
れた心拍タイミングに周期性がある場合には、該心拍タ
イミングに基づいて胎児の心拍数をカウントする一方、
前記胎児心拍タイミング検出手段によって検出された心
拍タイミングに周期性がない場合には、前記除去手段に
よって得られる心拍タイミングに基づいて胎児の心拍数
をカウントする心拍計数手段とを具備することを特徴と
する。
測定装置は、母親の心拍タイミングを検出する母親心拍
タイミング検出手段と、母親の心拍タイミングと胎児の
心拍タイミングとからなる母親・胎児混在心拍タイミン
グを検出する母親・胎児混在心拍タイミング検出手段
と、前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検
出された心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手
段によって検出された心拍タイミングを除去する除去手
段と、前記胎児心拍タイミング検出手段によって検出さ
れた心拍タイミングに周期性がある場合には、該心拍タ
イミングに基づいて胎児の心拍数をカウントする一方、
前記胎児心拍タイミング検出手段によって検出された心
拍タイミングに周期性がない場合には、前記除去手段に
よって得られる心拍タイミングに基づいて胎児の心拍数
をカウントする心拍計数手段とを具備することを特徴と
する。
【０００８】また、好ましい態様として、前記母親心拍
タイミング検出手段は、例えば請求項６記載のように、
母親の心臓近傍の胸部に装着され、母親の心筋の興奮に
よる活動電流を検出する心電電極としてもよい。また、
母親・胎児混在心拍タイミング検出手段は、例えば請求
項７記載のように、母親の腹部に装着され、母親の心音
を含む胎児の心音を検出する集音手段としてもよい。ま
た、前記除去手段は、例えば請求項８記載のように、母
親心拍タイミング検出手段によって検出された心拍タイ
ミングを反転する反転手段と、前記母親・胎児心拍タイ
ミング検出手段によって検出された心拍タイミングと、
前記反転手段によって反転された心拍タイミングとの論
理積をとる論理演算手段とを具備することを特徴とす
る。
タイミング検出手段は、例えば請求項６記載のように、
母親の心臓近傍の胸部に装着され、母親の心筋の興奮に
よる活動電流を検出する心電電極としてもよい。また、
母親・胎児混在心拍タイミング検出手段は、例えば請求
項７記載のように、母親の腹部に装着され、母親の心音
を含む胎児の心音を検出する集音手段としてもよい。ま
た、前記除去手段は、例えば請求項８記載のように、母
親心拍タイミング検出手段によって検出された心拍タイ
ミングを反転する反転手段と、前記母親・胎児心拍タイ
ミング検出手段によって検出された心拍タイミングと、
前記反転手段によって反転された心拍タイミングとの論
理積をとる論理演算手段とを具備することを特徴とす
る。
【０００９】また、請求項９記載の発明による生体情報
測定装置は、母親の心拍タイミングを検出する母親心拍
タイミング検出手段と、母親の心拍タイミングと胎児の
心拍タイミングとからなる母親・胎児混在心拍タイミン
グを検出する母親・胎児混在心拍タイミング検出手段
と、前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検
出された心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手
段によって検出された心拍タイミングを除去する除去手
段と、基本クロックを積算する積算手段と、前記母親・
胎児混在心拍タイミング検出手段によって検出された心
拍タイミング毎に、該心拍タイミング間の前記積算手段
による積算値を保持する第１の保持手段と、前記除去手
段によって得られる心拍タイミング毎に、該心拍タイミ
ング間の前記積算手段による積算値を保持する第２の保
持手段と、前記第１の保持手段によって得られた積算値
の分散値を算出する分散値算出手段と、前記分散値算出
手段によって算出された分算値が所定値以上である場合
には、、該分散値に基づいて胎児の心拍数を算出する一
方、前記分散値算出手段によって算出された分算値が所
定値より小さい場合には、前記第２の保持手段により保
持された積算値に基づいて胎児の心拍数を算出する心拍
計数手段とを具備することを特徴とする。
測定装置は、母親の心拍タイミングを検出する母親心拍
タイミング検出手段と、母親の心拍タイミングと胎児の
心拍タイミングとからなる母親・胎児混在心拍タイミン
グを検出する母親・胎児混在心拍タイミング検出手段
と、前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検
出された心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手
段によって検出された心拍タイミングを除去する除去手
段と、基本クロックを積算する積算手段と、前記母親・
胎児混在心拍タイミング検出手段によって検出された心
拍タイミング毎に、該心拍タイミング間の前記積算手段
による積算値を保持する第１の保持手段と、前記除去手
段によって得られる心拍タイミング毎に、該心拍タイミ
ング間の前記積算手段による積算値を保持する第２の保
持手段と、前記第１の保持手段によって得られた積算値
の分散値を算出する分散値算出手段と、前記分散値算出
手段によって算出された分算値が所定値以上である場合
には、、該分散値に基づいて胎児の心拍数を算出する一
方、前記分散値算出手段によって算出された分算値が所
定値より小さい場合には、前記第２の保持手段により保
持された積算値に基づいて胎児の心拍数を算出する心拍
計数手段とを具備することを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明では、母親の心拍タイミングを母親心拍
タイミング検出手段により検出するとともに、母親の心
拍タイミングと胎児の心拍タイミングとからなる母親・
胎児混在心拍タイミングを母親・胎児混在心拍タイミン
グ検出手段により検出する。次に、母親心拍タイミング
除去手段によって、母親・胎児心拍タイミング検出手段
によって検出した心拍タイミングから母親心拍タイミン
グ検出手段によって検出した心拍タイミングを除去す
る。そして、心拍計数手段によって、母親心拍タイミン
グ除去手段によって得られた心拍タイミングに基づいて
胎児の心拍数をカウントする。したがって、簡単な操作
で、胎児の心拍数を正確に測定することが可能となる。
タイミング検出手段により検出するとともに、母親の心
拍タイミングと胎児の心拍タイミングとからなる母親・
胎児混在心拍タイミングを母親・胎児混在心拍タイミン
グ検出手段により検出する。次に、母親心拍タイミング
除去手段によって、母親・胎児心拍タイミング検出手段
によって検出した心拍タイミングから母親心拍タイミン
グ検出手段によって検出した心拍タイミングを除去す
る。そして、心拍計数手段によって、母親心拍タイミン
グ除去手段によって得られた心拍タイミングに基づいて
胎児の心拍数をカウントする。したがって、簡単な操作
で、胎児の心拍数を正確に測定することが可能となる。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 Ａ．第１の実施例の構成 図１は本発明の第１の実施例による生体情報測定装置と
して心拍測定装置の構成を示すブロック図であ。図にお
いて、１は、母親心音検出用マイクであり、母親の心臓
付近の胸部に装着され、母親の心音を検出し、母親心音
信号Ｓ１として母親心音検出用プリアンプ２へ供給す
る。母親心音検出用プリアンプ２は、母親心音信号Ｓ１
を所定のレベルに増幅し、母親心音検出用フィルタ３へ
供給する。母親心音検出用フィルタ３は、増幅された母
親心音信号Ｓ１からノイズを除去し、逆位相波形加算装
置７の一方の入力端へ供給する。
て説明する。 Ａ．第１の実施例の構成 図１は本発明の第１の実施例による生体情報測定装置と
して心拍測定装置の構成を示すブロック図であ。図にお
いて、１は、母親心音検出用マイクであり、母親の心臓
付近の胸部に装着され、母親の心音を検出し、母親心音
信号Ｓ１として母親心音検出用プリアンプ２へ供給す
る。母親心音検出用プリアンプ２は、母親心音信号Ｓ１
を所定のレベルに増幅し、母親心音検出用フィルタ３へ
供給する。母親心音検出用フィルタ３は、増幅された母
親心音信号Ｓ１からノイズを除去し、逆位相波形加算装
置７の一方の入力端へ供給する。
【００１２】次に、４は、胎児心音検出用マイクであ
り、母親の腹部に装着され、胎児の心音を検出し、胎児
心音信号Ｓ２として胎児心音検出用プリアンプ５へ供給
する。この胎児心音信号Ｓ２には、母親の心音が含まれ
る。胎児心音検出用プリアンプ５は、胎児心音信号Ｓ２
を所定のレベルに増幅し、胎児心音検出用フィルタ６へ
供給する。胎児心音検出用フィルタ６は、増幅された胎
児心音信号Ｓ２からノイズを除去し、逆位相波形加算装
置７の他方の入力端、および振幅検波装置９へ供給す
る。
り、母親の腹部に装着され、胎児の心音を検出し、胎児
心音信号Ｓ２として胎児心音検出用プリアンプ５へ供給
する。この胎児心音信号Ｓ２には、母親の心音が含まれ
る。胎児心音検出用プリアンプ５は、胎児心音信号Ｓ２
を所定のレベルに増幅し、胎児心音検出用フィルタ６へ
供給する。胎児心音検出用フィルタ６は、増幅された胎
児心音信号Ｓ２からノイズを除去し、逆位相波形加算装
置７の他方の入力端、および振幅検波装置９へ供給す
る。
【００１３】逆位相波形加算装置７は、母親心音信号Ｓ
２を逆位相波形（反転）とし、この逆位相波形を胎児心
音信号Ｓ２に加算して、胎児の心音による波形から母親
の心音による波形を除去し、胎児の心音だけからなる胎
児心音信号Ｓ３としてメインアンプ８へ供給する。この
とき、胎児の心音から完全に母親の心音を除去するため
に、逆位相波形加算装置７の出力レベルが一番小さくな
るように、母親心音検出用プリアンプ２のゲインを調整
し、母親心音信号Ｓ２のレベルを胎児心音信号Ｓ２に含
まれる母親心音のレベルと合致するようにする。メイン
アンプ８は、胎児の心音だけからなる胎児心音信号Ｓ３
を増幅し、スピーカ１２および外部出力端子１３へ出力
する。
２を逆位相波形（反転）とし、この逆位相波形を胎児心
音信号Ｓ２に加算して、胎児の心音による波形から母親
の心音による波形を除去し、胎児の心音だけからなる胎
児心音信号Ｓ３としてメインアンプ８へ供給する。この
とき、胎児の心音から完全に母親の心音を除去するため
に、逆位相波形加算装置７の出力レベルが一番小さくな
るように、母親心音検出用プリアンプ２のゲインを調整
し、母親心音信号Ｓ２のレベルを胎児心音信号Ｓ２に含
まれる母親心音のレベルと合致するようにする。メイン
アンプ８は、胎児の心音だけからなる胎児心音信号Ｓ３
を増幅し、スピーカ１２および外部出力端子１３へ出力
する。
【００１４】次に、振幅検波装置９は、胎児心音信号Ｓ
３の振幅検波を行って、心拍の振幅が得られたときの
み、胎児心音パルスＳ４を心拍数カウント装置１０へ供
給する。心拍数カウント装置１０は、胎児心音パルスＳ
４をカウントし、随時、心拍数表示装置１１へ供給す
る。心拍数表示装置１１は、７セグメントＬＥＤや、液
晶表示器から構成されており、上記カウント値を表示す
る。スピーカ１２は、上記メインアンプ８が出力する胎
児心音信号Ｓ３に従って胎児心音を発音する。また、外
部出力端子１３には、胎児心音信号Ｓ３を利用する外部
機器が接続されるようになっている。この実施例では、
録音装置１４が接続されている。録音装置１４は、胎児
心音を録音するようになっている。
３の振幅検波を行って、心拍の振幅が得られたときの
み、胎児心音パルスＳ４を心拍数カウント装置１０へ供
給する。心拍数カウント装置１０は、胎児心音パルスＳ
４をカウントし、随時、心拍数表示装置１１へ供給す
る。心拍数表示装置１１は、７セグメントＬＥＤや、液
晶表示器から構成されており、上記カウント値を表示す
る。スピーカ１２は、上記メインアンプ８が出力する胎
児心音信号Ｓ３に従って胎児心音を発音する。また、外
部出力端子１３には、胎児心音信号Ｓ３を利用する外部
機器が接続されるようになっている。この実施例では、
録音装置１４が接続されている。録音装置１４は、胎児
心音を録音するようになっている。
【００１５】Ｂ．第１の実施例の動作 次に、上述した第１の実施例の動作について説明する。
まず、母親心音検出用マイク１を母親の心臓付近に装着
するとともに、胎児心音検出用マイク４を母親の腹部に
装着する。母親の心音は、母親心音検出用マイク１によ
って検出され、母親心音信号Ｓ１として母親心音検出用
プリアンプ２へ供給される。母親心音信号Ｓ１は、母親
心音検出用プリアンプ２によって所定のレベルに増幅さ
れ、母親心音検出用フィルタ３によってノイズが除去さ
れ、逆位相波形加算装置７の一方の入力端へ供給され
る。
まず、母親心音検出用マイク１を母親の心臓付近に装着
するとともに、胎児心音検出用マイク４を母親の腹部に
装着する。母親の心音は、母親心音検出用マイク１によ
って検出され、母親心音信号Ｓ１として母親心音検出用
プリアンプ２へ供給される。母親心音信号Ｓ１は、母親
心音検出用プリアンプ２によって所定のレベルに増幅さ
れ、母親心音検出用フィルタ３によってノイズが除去さ
れ、逆位相波形加算装置７の一方の入力端へ供給され
る。
【００１６】また、胎児の心音は、胎児心音検出用マイ
ク４によって検出され、胎児心音信号Ｓ２として胎児心
音検出用プリアンプ５へ供給される。この胎児心音信号
Ｓ２は、図２（ｂ）に示す波形であり、この信号には母
親の心音が含まれる。母親の心音が含まれる胎児心音信
号Ｓ２は、胎児心音検出用プリアンプ５によって所定の
レベルに増幅され、胎児心音検出用フィルタ６によって
ノイズが除去され、逆位相波形加算装置７の他方の入力
端、および振幅検波装置９へ供給される。
ク４によって検出され、胎児心音信号Ｓ２として胎児心
音検出用プリアンプ５へ供給される。この胎児心音信号
Ｓ２は、図２（ｂ）に示す波形であり、この信号には母
親の心音が含まれる。母親の心音が含まれる胎児心音信
号Ｓ２は、胎児心音検出用プリアンプ５によって所定の
レベルに増幅され、胎児心音検出用フィルタ６によって
ノイズが除去され、逆位相波形加算装置７の他方の入力
端、および振幅検波装置９へ供給される。
【００１７】逆位相波形加算装置７では、図２（ａ）に
示すように、母親心音信号Ｓ２を逆位相波形に変換（反
転）した後、この逆位相波形を、母親の心音による波形
が含まれる図２（ｂ）に示す胎児心音信号Ｓ２に加算し
て、胎児の心音による波形から母親の心音による波形を
除去し、図２（ｃ）に示す完全な胎児心音信号Ｓ３とし
てメインアンプ８へ供給する。このとき、逆位相波形加
算装置７の出力レベルが一番小さくなるように、母親心
音検出用プリアンプ２のゲインを調整し、胎児心音信号
Ｓ２に含まれる母親の心音のレベルと合致させ、胎児の
心音から完全に母親の心音を除去する。胎児の心音だけ
からなる胎児心音信号Ｓ３は、メインアンプ８によって
増幅され、スピーカ１２により発音されるとともに、外
部出力端子１３を介して録音装置１４へ供給され、録音
される。
示すように、母親心音信号Ｓ２を逆位相波形に変換（反
転）した後、この逆位相波形を、母親の心音による波形
が含まれる図２（ｂ）に示す胎児心音信号Ｓ２に加算し
て、胎児の心音による波形から母親の心音による波形を
除去し、図２（ｃ）に示す完全な胎児心音信号Ｓ３とし
てメインアンプ８へ供給する。このとき、逆位相波形加
算装置７の出力レベルが一番小さくなるように、母親心
音検出用プリアンプ２のゲインを調整し、胎児心音信号
Ｓ２に含まれる母親の心音のレベルと合致させ、胎児の
心音から完全に母親の心音を除去する。胎児の心音だけ
からなる胎児心音信号Ｓ３は、メインアンプ８によって
増幅され、スピーカ１２により発音されるとともに、外
部出力端子１３を介して録音装置１４へ供給され、録音
される。
【００１８】また、胎児の心音のみからなる胎児心音信
号Ｓ３は、振幅検波装置９によって振幅検波され、胎児
の心拍に相当する胎児心音パルスＳ４として心拍数カウ
ント装置１０へ供給される。胎児心音パルスＳ４は、心
拍数カウント装置１０によってカウントされ、随時、心
拍数表示装置１１へ供給されて表示される。
号Ｓ３は、振幅検波装置９によって振幅検波され、胎児
の心拍に相当する胎児心音パルスＳ４として心拍数カウ
ント装置１０へ供給される。胎児心音パルスＳ４は、心
拍数カウント装置１０によってカウントされ、随時、心
拍数表示装置１１へ供給されて表示される。
【００１９】このように、本第１の実施例では、母親の
心音を専用の母親心音検出用マイク１により検出し、こ
の母親心音信号Ｓ１の逆位相波形を、逆位相波形加算装
置７によって、母親の心音が含まれる胎児心音信号Ｓ２
に加算し、母親の心音による波形を除去するようにした
ので、胎児だけの心拍を取り出すことができ、胎児の心
拍数を正確に測定できる。なお、逆位相波形加算装置７
を動作させなければ、心拍数は不正確なものになるが、
録音装置１４には母親の心音も同時に録音できる他、多
少ノイズが入るものの母親の声も同時に録音できる。
心音を専用の母親心音検出用マイク１により検出し、こ
の母親心音信号Ｓ１の逆位相波形を、逆位相波形加算装
置７によって、母親の心音が含まれる胎児心音信号Ｓ２
に加算し、母親の心音による波形を除去するようにした
ので、胎児だけの心拍を取り出すことができ、胎児の心
拍数を正確に測定できる。なお、逆位相波形加算装置７
を動作させなければ、心拍数は不正確なものになるが、
録音装置１４には母親の心音も同時に録音できる他、多
少ノイズが入るものの母親の声も同時に録音できる。
【００２０】Ｃ．第２の実施例の構成 次に、図３は本発明の第２の実施例による生体情報測定
装置の構成を示すブロック図である。図において、２０
は、母親心電電極であり、母親の心臓付近の胸部に装着
され、母親の心電を検出し、母親心電信号Ｓ５として母
親心電アンプ２１へ供給する。母親心電アンプ２１は、
母親心電信号Ｓ５を所定のレベルに増幅し、母親心電用
波形整形器２２へ供給する。母親心電用波形整形器２２
は、増幅された母親心電信号Ｓ５を、例えば、図４
（ａ）に示すように、その心拍タイミングおよび周期を
有するパルス信号Ｓ６へ変換し、反転素子２３へ供給す
る。反転素子２３は、上記パルス信号Ｓ６を反転し、パ
ルス信号Ｓ７としてＡＮＤ回路２７の一方の入力端へ供
給する。
装置の構成を示すブロック図である。図において、２０
は、母親心電電極であり、母親の心臓付近の胸部に装着
され、母親の心電を検出し、母親心電信号Ｓ５として母
親心電アンプ２１へ供給する。母親心電アンプ２１は、
母親心電信号Ｓ５を所定のレベルに増幅し、母親心電用
波形整形器２２へ供給する。母親心電用波形整形器２２
は、増幅された母親心電信号Ｓ５を、例えば、図４
（ａ）に示すように、その心拍タイミングおよび周期を
有するパルス信号Ｓ６へ変換し、反転素子２３へ供給す
る。反転素子２３は、上記パルス信号Ｓ６を反転し、パ
ルス信号Ｓ７としてＡＮＤ回路２７の一方の入力端へ供
給する。
【００２１】次に、２４は、胎児心音検出用マイクであ
り、母親の腹部に装着され、胎児の心音を検出し、胎児
心音信号Ｓ８として胎児心音アンプ２５へ供給する。胎
児心音アンプ２５は、胎児心音信号Ｓ８を所定のレベル
に増幅し、胎児心音用波形整形器２６へ供給する。胎児
心音用波形整形器２６は、増幅された胎児心音信号Ｓ８
を、図４（ｂ）に示すように、その心拍タイミングおよ
び周期を有するパルス信号Ｓ９へ変換し、ＡＮＤ回路２
７の他方の入力端、および母・胎児心音タイミングラッ
チ回路２９のラッチ信号入力端へ供給する。ここで、胎
児の心音が十分に大きく、他のノイズ、特に母親の心音
と弁別できる場合には、パルス信号Ｓ９の周期のみから
胎児の心拍数を算出できる。しかしながら、胎児が小さ
いうちは、母親の心音に対して、胎児の心音が小さいの
で、胎児心音検出用マイク２４によって検出される胎児
の心音には、母親の心音が混在することになる。したが
って、パルス信号Ｓ９には、図４（ｂ）に示すように、
胎児の心音のみならず、母親の心音が含まれることにな
る。
り、母親の腹部に装着され、胎児の心音を検出し、胎児
心音信号Ｓ８として胎児心音アンプ２５へ供給する。胎
児心音アンプ２５は、胎児心音信号Ｓ８を所定のレベル
に増幅し、胎児心音用波形整形器２６へ供給する。胎児
心音用波形整形器２６は、増幅された胎児心音信号Ｓ８
を、図４（ｂ）に示すように、その心拍タイミングおよ
び周期を有するパルス信号Ｓ９へ変換し、ＡＮＤ回路２
７の他方の入力端、および母・胎児心音タイミングラッ
チ回路２９のラッチ信号入力端へ供給する。ここで、胎
児の心音が十分に大きく、他のノイズ、特に母親の心音
と弁別できる場合には、パルス信号Ｓ９の周期のみから
胎児の心拍数を算出できる。しかしながら、胎児が小さ
いうちは、母親の心音に対して、胎児の心音が小さいの
で、胎児心音検出用マイク２４によって検出される胎児
の心音には、母親の心音が混在することになる。したが
って、パルス信号Ｓ９には、図４（ｂ）に示すように、
胎児の心音のみならず、母親の心音が含まれることにな
る。
【００２２】次に、ＡＮＤ回路２７は、一方の入力端に
供給されるパルス信号Ｓ７と他方の入力端に供給される
パルス信号Ｓ９の双方がハイレベルとなった場合にの
み、ハイレベルとなる信号を出力する。言い換えると、
パルス信号Ｓ７は、母親の心拍を表す周期を有する信号
を反転した信号であり、一方、パルス信号Ｓ９は、胎児
と母親の心拍を表す周期を有する信号であるので、ＡＮ
Ｄ回路２７からは、母親の心拍に応じたパルスが除去さ
れた、胎児のみの心拍を表す周期を有する信号が出力さ
れることになる。ＡＮＤ回路２７の出力信号は、ラッチ
信号Ｓ１０として胎児心音タイミングラッチ回路３０の
ラッチ信号入力端へ供給されるようになっている。次
に、２８は、カウンタであり、図示しない基準クロック
を積算し、漸次増加するカウント値ＣＮＴを、母・胎児
心音タイミングラッチ回路２９および胎児心音タイミン
グラッチ回路３０へ供給する。
供給されるパルス信号Ｓ７と他方の入力端に供給される
パルス信号Ｓ９の双方がハイレベルとなった場合にの
み、ハイレベルとなる信号を出力する。言い換えると、
パルス信号Ｓ７は、母親の心拍を表す周期を有する信号
を反転した信号であり、一方、パルス信号Ｓ９は、胎児
と母親の心拍を表す周期を有する信号であるので、ＡＮ
Ｄ回路２７からは、母親の心拍に応じたパルスが除去さ
れた、胎児のみの心拍を表す周期を有する信号が出力さ
れることになる。ＡＮＤ回路２７の出力信号は、ラッチ
信号Ｓ１０として胎児心音タイミングラッチ回路３０の
ラッチ信号入力端へ供給されるようになっている。次
に、２８は、カウンタであり、図示しない基準クロック
を積算し、漸次増加するカウント値ＣＮＴを、母・胎児
心音タイミングラッチ回路２９および胎児心音タイミン
グラッチ回路３０へ供給する。
【００２３】次に、母・胎児心音タイミングラッチ回路
２９は、胎児の心音と母親の心音とによるパルス信号Ｓ
９によって、上記カウント値ＣＮＴをラッチし、ラッチ
時のカウント値ＣＮＴａをデータバスを介してＣＰＵ３
１へ供給する。また、胎児心音タイミングラッチ回路３
０は、胎児の心音のみによるパルス信号Ｓ１０によっ
て、上記カウント値ＣＮＴをラッチし、ラッチ時のカウ
ント値ＣＮＴｂをデータバスを介してＣＰＵ３１へ供給
する。ＣＰＵ３１は、図示しない所定のプログラムに従
って、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値Ｃ
ＮＴａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）を
算出するとともに（図４（ｂ）を参照）、上記カウント
値ＣＮＴｂの１つ前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差Ｐ
ＴＢi（ｉ＝１，２，……，ｎ）を算出し（図４（ｃ）
を参照）、ＲＡＭ３２へ順次格納するとともに、格納し
た差ＰＴＡｉと差ＰＴＢｉとに基づいて、胎児の心拍の
周期を算出し、最終的にその心拍数を算出する。ＲＡＭ
３２には、上記差ＰＴＡｉおよび差ＰＴＢｉが順次格納
される。
２９は、胎児の心音と母親の心音とによるパルス信号Ｓ
９によって、上記カウント値ＣＮＴをラッチし、ラッチ
時のカウント値ＣＮＴａをデータバスを介してＣＰＵ３
１へ供給する。また、胎児心音タイミングラッチ回路３
０は、胎児の心音のみによるパルス信号Ｓ１０によっ
て、上記カウント値ＣＮＴをラッチし、ラッチ時のカウ
ント値ＣＮＴｂをデータバスを介してＣＰＵ３１へ供給
する。ＣＰＵ３１は、図示しない所定のプログラムに従
って、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値Ｃ
ＮＴａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）を
算出するとともに（図４（ｂ）を参照）、上記カウント
値ＣＮＴｂの１つ前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差Ｐ
ＴＢi（ｉ＝１，２，……，ｎ）を算出し（図４（ｃ）
を参照）、ＲＡＭ３２へ順次格納するとともに、格納し
た差ＰＴＡｉと差ＰＴＢｉとに基づいて、胎児の心拍の
周期を算出し、最終的にその心拍数を算出する。ＲＡＭ
３２には、上記差ＰＴＡｉおよび差ＰＴＢｉが順次格納
される。
【００２４】Ｄ．第２の実施例の動作 ここで、２つの例をあげて胎児の心拍数の算出動作につ
いて説明する。 （ａ）母親心拍数（60bpm）、胎児心拍数（140bpm） 次に、上述した第２の実施例の動作について説明する。
まず、母親心電電極２０を母親の心臓付近の胸部に装着
するとともに、胎児心音検出用マイク２４を母親の腹部
に装着する。母親の心電は、母親心電電極２０によって
検出され、母親心電信号Ｓ５として母親心電アンプ２１
へ供給される。母親心電信号Ｓ５は、母親心電アンプ２
１によって所定のレベルに増幅され、母親心電用波形整
形器２２によって、図４（ａ）に示すパルス信号Ｓ６
（６０ｂｐｍ）に変換される。さらに、パルス信号Ｓ６
は、反転素子２３で反転され、パルス信号Ｓ７としてＡ
ＮＤ回路２７の一方の入力端へ供給される。
いて説明する。 （ａ）母親心拍数（60bpm）、胎児心拍数（140bpm） 次に、上述した第２の実施例の動作について説明する。
まず、母親心電電極２０を母親の心臓付近の胸部に装着
するとともに、胎児心音検出用マイク２４を母親の腹部
に装着する。母親の心電は、母親心電電極２０によって
検出され、母親心電信号Ｓ５として母親心電アンプ２１
へ供給される。母親心電信号Ｓ５は、母親心電アンプ２
１によって所定のレベルに増幅され、母親心電用波形整
形器２２によって、図４（ａ）に示すパルス信号Ｓ６
（６０ｂｐｍ）に変換される。さらに、パルス信号Ｓ６
は、反転素子２３で反転され、パルス信号Ｓ７としてＡ
ＮＤ回路２７の一方の入力端へ供給される。
【００２５】また、胎児の心音は、胎児心音検出用マイ
ク２４によって検出され、胎児心音信号Ｓ８として胎児
心音アンプ２５へ供給される。母親の心音が含まれる胎
児心音信号Ｓ８は、胎児心音アンプ２５によって所定の
レベルに増幅され、胎児心音用波形整形器２６によっ
て、図４（ｂ）に示すパルス信号Ｓ９（１４０ｂｐｍ）
に変換された後、ＡＮＤ回路２７の他方の入力端へ供給
されるとともに、母・胎児心音タイミングラッチ回路２
９のラッチ信号入力端へ供給される。ＡＮＤ回路２７で
は、母親の心拍を表すパルス信号Ｓ６を反転したパルス
信号Ｓ７と、胎児と母親の心拍を表すパルス信号Ｓ９と
の論理積がとられ、胎児のみの心拍を表すパルス信号Ｓ
１０（図４（ｃ）を参照）が胎児心音タイミングラッチ
回路３０のラッチ信号入力端へ供給される。
ク２４によって検出され、胎児心音信号Ｓ８として胎児
心音アンプ２５へ供給される。母親の心音が含まれる胎
児心音信号Ｓ８は、胎児心音アンプ２５によって所定の
レベルに増幅され、胎児心音用波形整形器２６によっ
て、図４（ｂ）に示すパルス信号Ｓ９（１４０ｂｐｍ）
に変換された後、ＡＮＤ回路２７の他方の入力端へ供給
されるとともに、母・胎児心音タイミングラッチ回路２
９のラッチ信号入力端へ供給される。ＡＮＤ回路２７で
は、母親の心拍を表すパルス信号Ｓ６を反転したパルス
信号Ｓ７と、胎児と母親の心拍を表すパルス信号Ｓ９と
の論理積がとられ、胎児のみの心拍を表すパルス信号Ｓ
１０（図４（ｃ）を参照）が胎児心音タイミングラッチ
回路３０のラッチ信号入力端へ供給される。
【００２６】母親の心拍数が６０ｐｐｍで、胎児の心拍
数が１４０ｐｐｍである場合、パルス信号Ｓ９は、図４
（ｂ）に示す信号となり、パルス信号Ｓ１０は、図４
（ｃ）に示す信号となる。カウンタ２８では、図示しな
い基準クロックが積算され、漸次増加するカウント値Ｃ
ＮＴが生成され、母・胎児心音タイミングラッチ回路２
９および胎児心音タイミングラッチ回路３０へ供給され
る。次に、母・胎児心音タイミングラッチ回路２９で
は、胎児の心音と母親の心音とが混在するパルス信号Ｓ
９のパルスが供給される度に、上記カウント値ＣＮＴが
ラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴａがデータバ
スを介してＣＰＵ３１へ供給される。また、胎児心音タ
イミングラッチ回路３０では、胎児の心音のみによるパ
ルス信号Ｓ１０のパルスが供給される度に、上記カウン
ト値ＣＮＴがラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴ
ｂがデータバスを介してＣＰＵ３１へ供給される。
数が１４０ｐｐｍである場合、パルス信号Ｓ９は、図４
（ｂ）に示す信号となり、パルス信号Ｓ１０は、図４
（ｃ）に示す信号となる。カウンタ２８では、図示しな
い基準クロックが積算され、漸次増加するカウント値Ｃ
ＮＴが生成され、母・胎児心音タイミングラッチ回路２
９および胎児心音タイミングラッチ回路３０へ供給され
る。次に、母・胎児心音タイミングラッチ回路２９で
は、胎児の心音と母親の心音とが混在するパルス信号Ｓ
９のパルスが供給される度に、上記カウント値ＣＮＴが
ラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴａがデータバ
スを介してＣＰＵ３１へ供給される。また、胎児心音タ
イミングラッチ回路３０では、胎児の心音のみによるパ
ルス信号Ｓ１０のパルスが供給される度に、上記カウン
ト値ＣＮＴがラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴ
ｂがデータバスを介してＣＰＵ３１へ供給される。
【００２７】ＣＰＵ３１では、図４（ｂ）に示すよう
に、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値ＣＮ
Ｔａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）、す
なわちパルス信号Ｓ９の周期が算出されるとともに、図
４（ｃ）に示すように、上記カウント値ＣＮＴｂの１つ
前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差ＰＴＢi（ｉ＝１，
２，……，ｎ）、すなわちパルス信号Ｓ１０の周期が算
出され、ＲＡＭ３２に順次格納される。この場合、胎児
の心拍は、７つに１つ母親の心拍と重なるので、図４
（ｃ）に示す符号ａ，ｂ，ｃ，ｄに示すように、その部
分はデータ抜けを起こす。次に、ＣＰＵ３１では、ま
ず、パルス信号Ｓ９の周期を示す差ＰＴＡｉの分散値が
算出される。この場合、母親の心拍と胎児の心拍とが混
在するパルス信号Ｓ９におけるパルスとパルスとの差Ｐ
ＴＡｉは、双方の心拍タイミングの違いによって、ばら
つくことになる。そこで、ＣＰＵ３１は、上記差ＰＴＡ
ｉの周期性の分散値が所定値以下であるか否かを判断す
る。この場合、差ＰＴＡｉのばらつきが大きく、上記分
散値が所定値以上であると判断されるので、図４（ｃ）
に示すパルス信号Ｓ１０の５回分の差ＰＴＢｉの中央値
を、胎児の心拍周期であるとする。この心拍周期である
差ＰＴＢｉの中央値は、胎児の心拍数として図示しない
表示手段により表示される。
に、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値ＣＮ
Ｔａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）、す
なわちパルス信号Ｓ９の周期が算出されるとともに、図
４（ｃ）に示すように、上記カウント値ＣＮＴｂの１つ
前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差ＰＴＢi（ｉ＝１，
２，……，ｎ）、すなわちパルス信号Ｓ１０の周期が算
出され、ＲＡＭ３２に順次格納される。この場合、胎児
の心拍は、７つに１つ母親の心拍と重なるので、図４
（ｃ）に示す符号ａ，ｂ，ｃ，ｄに示すように、その部
分はデータ抜けを起こす。次に、ＣＰＵ３１では、ま
ず、パルス信号Ｓ９の周期を示す差ＰＴＡｉの分散値が
算出される。この場合、母親の心拍と胎児の心拍とが混
在するパルス信号Ｓ９におけるパルスとパルスとの差Ｐ
ＴＡｉは、双方の心拍タイミングの違いによって、ばら
つくことになる。そこで、ＣＰＵ３１は、上記差ＰＴＡ
ｉの周期性の分散値が所定値以下であるか否かを判断す
る。この場合、差ＰＴＡｉのばらつきが大きく、上記分
散値が所定値以上であると判断されるので、図４（ｃ）
に示すパルス信号Ｓ１０の５回分の差ＰＴＢｉの中央値
を、胎児の心拍周期であるとする。この心拍周期である
差ＰＴＢｉの中央値は、胎児の心拍数として図示しない
表示手段により表示される。
【００２８】（ｂ）母親心拍数（60bpm）、胎児心拍数
（120bpm）で、かつ半周期ずれる場合 次に、母親の心拍数が６０ｐｐｍで、胎児の心拍数が１
２０ｐｐｍ、かつ双方の周期が半周期ずれる場合、パル
ス信号Ｓ９は、図５（ｂ）に示す信号となり、パルス信
号Ｓ１０は、図５（ｃ）に示す信号となる。カウンタ２
８では、図示しない基準クロックが積算され、漸次増加
するカウント値ＣＮＴが、母・胎児心音タイミングラッ
チ回路２９および胎児心音タイミングラッチ回路３０へ
供給される。次に、母・胎児心音タイミングラッチ回路
２９では、胎児の心音と母親の心音とによるパルス信号
Ｓ９が供給される度に、上記カウント値ＣＮＴがラッチ
され、ラッチ時のカウント値ＣＮＴａがデータバスを介
してＣＰＵ３１へ供給される。また、胎児心音タイミン
グラッチ回路３０では、胎児の心音のみによる周期を表
すパルス信号Ｓ１０が供給される度に、上記カウント値
ＣＮＴがラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴｂが
データバスを介してＣＰＵ３１へ供給される。
（120bpm）で、かつ半周期ずれる場合 次に、母親の心拍数が６０ｐｐｍで、胎児の心拍数が１
２０ｐｐｍ、かつ双方の周期が半周期ずれる場合、パル
ス信号Ｓ９は、図５（ｂ）に示す信号となり、パルス信
号Ｓ１０は、図５（ｃ）に示す信号となる。カウンタ２
８では、図示しない基準クロックが積算され、漸次増加
するカウント値ＣＮＴが、母・胎児心音タイミングラッ
チ回路２９および胎児心音タイミングラッチ回路３０へ
供給される。次に、母・胎児心音タイミングラッチ回路
２９では、胎児の心音と母親の心音とによるパルス信号
Ｓ９が供給される度に、上記カウント値ＣＮＴがラッチ
され、ラッチ時のカウント値ＣＮＴａがデータバスを介
してＣＰＵ３１へ供給される。また、胎児心音タイミン
グラッチ回路３０では、胎児の心音のみによる周期を表
すパルス信号Ｓ１０が供給される度に、上記カウント値
ＣＮＴがラッチされ、ラッチ時のカウント値ＣＮＴｂが
データバスを介してＣＰＵ３１へ供給される。
【００２９】ＣＰＵ３１では、図５（ｂ）に示すよう
に、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値ＣＮ
Ｔａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）、す
なわちパルス信号Ｓ９の周期が算出されるとともに、図
５（ｃ）に示すように、上記カウント値ＣＮＴｂの１つ
前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差ＰＴＢi（ｉ＝１，
２，……，ｎ）、すなわちパルス信号Ｓ１０の周期が算
出され、ＲＡＭ３２に順次格納される。この場合、胎児
の心拍と母親の心拍は、半周期分ずれているので、パル
ス信号Ｓ９とパルス信号Ｓ１０とは、２拍で１回重な
る。したがって、この場合、胎児の心拍としてＡＮＤ回
路２７から出力されるパルス信号Ｓ１０は、図５（ｃ）
に示す符号ｅ，ｆ，ｇ，……において、その部分のパル
スが抜ける。ＣＰＵ３１では、前述したように、パルス
信号Ｓ９の周期を示す差ＰＴＡｉの分散値が算出され
る。次に、ＣＰＵ３１は、上記差ＰＴＡｉの分散値が所
定値以下であるか否かを判断する。この場合、母親の心
拍と胎児の心拍とが混在するパルス信号Ｓ９におけるパ
ルスとパルスとの差ＰＴＡｉは、一定で、ばらつきがな
い。したがって、ＣＰＵ３１は、上記分散値が所定値以
下であると判断し、図５（ｂ）に示すパルス信号Ｓ１０
の周期を示す差ＰＴＡｉを、胎児の心拍周期であるとす
る。この心拍周期である差ＰＴＡｉは、胎児の心拍数と
して図示しない表示手段により表示される。
に、上記カウンタ値ＣＮＴａの１つ前のカウント値ＣＮ
Ｔａ−１との差ＰＴＡi（ｉ＝１，２，……，ｎ）、す
なわちパルス信号Ｓ９の周期が算出されるとともに、図
５（ｃ）に示すように、上記カウント値ＣＮＴｂの１つ
前のカウント値ＣＮＴｂ−１との差ＰＴＢi（ｉ＝１，
２，……，ｎ）、すなわちパルス信号Ｓ１０の周期が算
出され、ＲＡＭ３２に順次格納される。この場合、胎児
の心拍と母親の心拍は、半周期分ずれているので、パル
ス信号Ｓ９とパルス信号Ｓ１０とは、２拍で１回重な
る。したがって、この場合、胎児の心拍としてＡＮＤ回
路２７から出力されるパルス信号Ｓ１０は、図５（ｃ）
に示す符号ｅ，ｆ，ｇ，……において、その部分のパル
スが抜ける。ＣＰＵ３１では、前述したように、パルス
信号Ｓ９の周期を示す差ＰＴＡｉの分散値が算出され
る。次に、ＣＰＵ３１は、上記差ＰＴＡｉの分散値が所
定値以下であるか否かを判断する。この場合、母親の心
拍と胎児の心拍とが混在するパルス信号Ｓ９におけるパ
ルスとパルスとの差ＰＴＡｉは、一定で、ばらつきがな
い。したがって、ＣＰＵ３１は、上記分散値が所定値以
下であると判断し、図５（ｂ）に示すパルス信号Ｓ１０
の周期を示す差ＰＴＡｉを、胎児の心拍周期であるとす
る。この心拍周期である差ＰＴＡｉは、胎児の心拍数と
して図示しない表示手段により表示される。
【００３０】このように、本第２の実施例では、胎児心
音マイク２４により検出した胎児の心音と母親の心音か
ら得られたパルス信号Ｓ９におけるパルス間のカウント
値の差ＰＴＡｉを算出するとともに、母親心電電極２０
により検出した母親の心拍タイミングを表すパルス信号
Ｓ７と上記パルス信号Ｓ９との論理積をとり、その結果
得られるパルス信号Ｓ１０におけるパルス間のカウント
値の差ＰＴＢｉを算出する。次いで、ＣＰＵ３１によっ
て、上記差ＰＴＡｉの分散値が所定値以下であるか否か
を判断し、差ＰＴＡｉのばらつきが大きく、上記分散値
が所定値以上であると判断した場合には、パルス信号Ｓ
１０の差ＰＴＢｉから胎児の心拍数を算出して図示しな
い表示手段により表示する一方、差ＰＴＡｉの分散値が
所定値以下であると判断した場合には、パルス信号Ｓ９
の周期を示す差ＰＴＡｉから胎児の心拍数を算出して図
示しない表示手段により表示するようにしたので、胎児
だけの心拍数を正確に測定できる。
音マイク２４により検出した胎児の心音と母親の心音か
ら得られたパルス信号Ｓ９におけるパルス間のカウント
値の差ＰＴＡｉを算出するとともに、母親心電電極２０
により検出した母親の心拍タイミングを表すパルス信号
Ｓ７と上記パルス信号Ｓ９との論理積をとり、その結果
得られるパルス信号Ｓ１０におけるパルス間のカウント
値の差ＰＴＢｉを算出する。次いで、ＣＰＵ３１によっ
て、上記差ＰＴＡｉの分散値が所定値以下であるか否か
を判断し、差ＰＴＡｉのばらつきが大きく、上記分散値
が所定値以上であると判断した場合には、パルス信号Ｓ
１０の差ＰＴＢｉから胎児の心拍数を算出して図示しな
い表示手段により表示する一方、差ＰＴＡｉの分散値が
所定値以下であると判断した場合には、パルス信号Ｓ９
の周期を示す差ＰＴＡｉから胎児の心拍数を算出して図
示しない表示手段により表示するようにしたので、胎児
だけの心拍数を正確に測定できる。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、母親の心拍タイミング
を母親心拍タイミング検出手段により検出するととも
に、母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとか
らなる母親・胎児混在心拍タイミングを母親・胎児混在
心拍タイミング検出手段により検出した後、母親心拍タ
イミング除去手段によって、母親・胎児心拍タイミング
検出手段によって検出した心拍タイミングから母親心拍
タイミング検出手段によって検出した心拍タイミングを
除去し、次に、心拍計数手段によって、母親心拍タイミ
ング除去手段によって得られた心拍タイミングに基づい
て胎児の心拍数をカウントするようにしたので、簡単な
操作で、胎児の心拍数を測定できるという利点が得られ
る。
を母親心拍タイミング検出手段により検出するととも
に、母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとか
らなる母親・胎児混在心拍タイミングを母親・胎児混在
心拍タイミング検出手段により検出した後、母親心拍タ
イミング除去手段によって、母親・胎児心拍タイミング
検出手段によって検出した心拍タイミングから母親心拍
タイミング検出手段によって検出した心拍タイミングを
除去し、次に、心拍計数手段によって、母親心拍タイミ
ング除去手段によって得られた心拍タイミングに基づい
て胎児の心拍数をカウントするようにしたので、簡単な
操作で、胎児の心拍数を測定できるという利点が得られ
る。
【図１】本発明の第１の実施例による生体情報測定装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図２】第１の実施例の動作を説明するための各部の波
形図である。
形図である。
【図３】本発明の第２の実施例による生体情報測定装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図４】第２の実施例の動作を説明するための各部の波
形図である。
形図である。
【図５】第２の実施例の動作を説明するための各部の波
形図である。
形図である。
１ 母親心音検出用マイク（母親心拍タイミング検出手
段、集音手段） ２ 胎児心音検出用プリアンプ ３ 母親心音検出用フィルタ ４ 胎児心音検出用マイク（母親・胎児混在心拍タイミ
ング検出手段、集音手段） ５ 胎児心音検出用プリアンプ ６ 胎児心音検出用フィルタ ７ 逆位相波形加算装置（母親心拍タイミング除去手
段） ８ メインアンプ ９ 振幅検波装置 １０ 心拍数カウント装置（心拍計数手段） １１ 心拍数表示装置 １２ スピーカ １３ 外部出力端子 ２０ 母親心電電極（母親心拍タイミング検出手段、心
電電極） ２１ 心電アンプ ２２ 母親心電用波形整形器 ２３ 反転素子（除去手段、反転手段） ２４ 胎児心音検出用マイク（母親・胎児混在心拍タイ
ミング検出手段、集音手段） ２５ 胎児心音アンプ ２６ 胎児心音用波形整形器 ２７ ＡＮＤ回路（除去手段、論理演算手段） ２８ カウンタ（積算手段） ２９ 母・胎児心音タイミングラッチ回路（第１の保持
手段） ３０ 胎児心音タイミングラッチ回路（第２の保持手
段） ３１ ＣＰＵ（心拍計数手段、分散値算出手段、心拍計
数手段） ３２ ＲＡＭ ＣＮＴ カウント値 ＣＮＴａ，ＣＮＴｂ カウント値 ＰＴＡｉ，ＰＴＢｉ 差 Ｓ５ 母親心電信号 Ｓ６，Ｓ７，Ｓ９ パルス信号 Ｓ８ 胎児心音信号 Ｓ１０ ラッチ信号
段、集音手段） ２ 胎児心音検出用プリアンプ ３ 母親心音検出用フィルタ ４ 胎児心音検出用マイク（母親・胎児混在心拍タイミ
ング検出手段、集音手段） ５ 胎児心音検出用プリアンプ ６ 胎児心音検出用フィルタ ７ 逆位相波形加算装置（母親心拍タイミング除去手
段） ８ メインアンプ ９ 振幅検波装置 １０ 心拍数カウント装置（心拍計数手段） １１ 心拍数表示装置 １２ スピーカ １３ 外部出力端子 ２０ 母親心電電極（母親心拍タイミング検出手段、心
電電極） ２１ 心電アンプ ２２ 母親心電用波形整形器 ２３ 反転素子（除去手段、反転手段） ２４ 胎児心音検出用マイク（母親・胎児混在心拍タイ
ミング検出手段、集音手段） ２５ 胎児心音アンプ ２６ 胎児心音用波形整形器 ２７ ＡＮＤ回路（除去手段、論理演算手段） ２８ カウンタ（積算手段） ２９ 母・胎児心音タイミングラッチ回路（第１の保持
手段） ３０ 胎児心音タイミングラッチ回路（第２の保持手
段） ３１ ＣＰＵ（心拍計数手段、分散値算出手段、心拍計
数手段） ３２ ＲＡＭ ＣＮＴ カウント値 ＣＮＴａ，ＣＮＴｂ カウント値 ＰＴＡｉ，ＰＴＢｉ 差 Ｓ５ 母親心電信号 Ｓ６，Ｓ７，Ｓ９ パルス信号 Ｓ８ 胎児心音信号 Ｓ１０ ラッチ信号
Claims (9)
- 【請求項１】 母親の心拍タイミングを検出する母親心
拍タイミング検出手段と、 母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとからな
る母親・胎児混在心拍タイミングを検出する母親・胎児
混在心拍タイミング検出手段と、 前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検出し
た心拍タイミングから前記母親心拍タイミング検出手段
によって検出した心拍タイミングを除去する母親心拍タ
イミング除去手段と、 前記母親心拍タイミング除去手段によって得られる心拍
タイミングに基づいて胎児の心拍数をカウントする心拍
計数手段とを具備することを特徴とする生体情報測定装
置。 - 【請求項２】 前記母親心拍タイミング検出手段は、前
記母親・胎児心拍タイミング検出手段とは別途に設けら
れ、母親の心臓付近の胸部に装着された集音手段である
ことを特徴とする請求項１記載の生体情報測定装置。 - 【請求項３】 前記母親・胎児心拍タイミング検出手段
は,母親の腹部に装着される集音手段であることを特徴
とする請求項１記載の生体情報測定装置。 - 【請求項４】 前記母親心音除去手段は、前記母親心音
検出手段によって検出した母親の心音波形を反転し、該
反転した心音波形を前記胎児心音検出手段によって検出
した心音波形に加算することを特徴とする請求項１記載
の生体情報測定装置。 - 【請求項５】 母親の心拍タイミングを検出する母親心
拍タイミング検出手段と、 母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとからな
る母親・胎児混在心拍タイミングを検出する母親・胎児
混在心拍タイミング検出手段と、 前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検出さ
れた心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手段に
よって検出された心拍タイミングを除去する除去手段
と、 前記胎児心拍タイミング検出手段によって検出された心
拍タイミングに周期性がある場合には、該心拍タイミン
グに基づいて胎児の心拍数をカウントする一方、前記胎
児心拍タイミング検出手段によって検出された心拍タイ
ミングに周期性がない場合には、前記除去手段によって
得られる心拍タイミングに基づいて胎児の心拍数をカウ
ントする心拍計数手段とを具備することを特徴とする生
体情報測定装置。 - 【請求項６】 前記母親心拍タイミング検出手段は、母
親の心臓近傍の胸部に装着され、母親の心筋の興奮によ
る活動電流を検出する心電電極であることを特徴とする
請求項５記載の生体情報測定装置。 - 【請求項７】 母親・胎児混在心拍タイミング検出手段
は、母親の腹部に装着され、母親の心音を含む胎児の心
音を検出する集音手段であることを特徴とする請求項５
記載の生体情報測定装置。 - 【請求項８】 前記除去手段は、母親心拍タイミング検
出手段によって検出された心拍タイミングを反転する反
転手段と、 前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検出さ
れた心拍タイミングと、前記反転手段によって反転され
た心拍タイミングとの論理積をとる論理演算手段とを具
備することを特徴とする請求項５記載の生体情報測定装
置。 - 【請求項９】 母親の心拍タイミングを検出する母親心
拍タイミング検出手段と、 母親の心拍タイミングと胎児の心拍タイミングとからな
る母親・胎児混在心拍タイミングを検出する母親・胎児
混在心拍タイミング検出手段と、 前記母親・胎児心拍タイミング検出手段によって検出さ
れた心拍タイミングから母親心拍タイミング検出手段に
よって検出された心拍タイミングを除去する除去手段
と、 基本クロックを積算する積算手段と、 前記母親・胎児混在心拍タイミング検出手段によって検
出された心拍タイミング毎に、該心拍タイミング間の前
記積算手段による積算値を保持する第１の保持手段と、 前記除去手段によって得られる心拍タイミング毎に、該
心拍タイミング間の前記積算手段による積算値を保持す
る第２の保持手段と、 前記第１の保持手段によって得られた積算値の分散値を
算出する分散値算出手段と、 前記分散値算出手段によって算出された分算値が所定値
以上である場合には、、該分散値に基づいて胎児の心拍
数を算出する一方、前記分散値算出手段によって算出さ
れた分算値が所定値より小さい場合には、前記第２の保
持手段により保持された積算値に基づいて胎児の心拍数
を算出する心拍計数手段とを具備することを特徴とする
生体情報測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32988094A JPH08154908A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 生体情報測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32988094A JPH08154908A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 生体情報測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08154908A true JPH08154908A (ja) | 1996-06-18 |
Family
ID=18226285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32988094A Pending JPH08154908A (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 生体情報測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08154908A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534100A (ja) * | 2007-07-24 | 2010-11-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 胎児心拍数を監視する方法 |
| JP2013509956A (ja) * | 2009-11-04 | 2013-03-21 | グラクソ グループ リミテッド | 心拍モニタ |
| CN108601539A (zh) * | 2016-04-13 | 2018-09-28 | 华为技术有限公司 | 心率检测方法和系统 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP32988094A patent/JPH08154908A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010534100A (ja) * | 2007-07-24 | 2010-11-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 胎児心拍数を監視する方法 |
| JP2013509956A (ja) * | 2009-11-04 | 2013-03-21 | グラクソ グループ リミテッド | 心拍モニタ |
| CN108601539A (zh) * | 2016-04-13 | 2018-09-28 | 华为技术有限公司 | 心率检测方法和系统 |
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