JPH08153131A - 情報ネットワークの設計支援システム - Google Patents

情報ネットワークの設計支援システム

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JPH08153131A
JPH08153131A JP6293317A JP29331794A JPH08153131A JP H08153131 A JPH08153131 A JP H08153131A JP 6293317 A JP6293317 A JP 6293317A JP 29331794 A JP29331794 A JP 29331794A JP H08153131 A JPH08153131 A JP H08153131A
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screen
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case
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Application number
JP6293317A
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English (en)
Inventor
Susumu Tsuhara
進 津原
Shigeru Motobayashi
繁 本林
Kenichi Kihara
健一 木原
Takashi Masuda
孝 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構築事例のデータベースを再利用して、構築
事例の照会、機器の属性の問い合わせ、機器間の接続事
例の照会、構成立案を行える、情報ネットワークの設計
支援システムを提供する。 【構成】 支援システムを、サーバ機10に設けたリレー
ショナルデータベース20にデータベースを保持したデー
タベース共有型のクライアント・サーバ・システムと
し、クライアント機40を、a)指定された条件に合致する
構築事例を検索表示する構築事例照会手段、b)条件に合
致する搭載ソフトを含む機器を検索しその属性を表示す
る問い合わせ手段、c)条件に合致する接続事例を検索表
示するマルチベンダ接続照会手段、d)既存の構築事例の
再利用してネットワーク構成案の立案を支援する構成立
案手段、e)後述のa〜dの各手段の起動を制御する制御手
段を設けたウインドウ・システムに対応したデータベー
ス・ソフトを動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの設計支
援システムに係り、特に膨大なマルチベンダ(異なる複
数の部品メーカ)の流通ハードウェアや流通ソフトウェ
アの中から、顧客要求に合わせて最適なものを選択し、
これらを接続する、ネットワークの設計作業を支援する
情報ネットワークの設計支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報ネットワークの設計支援システムに
関連する従来技術としては、“SEの知識をデータベー
ス化〜マルチベンダー環境の構築を助ける社内ツールI
KB(Integration Knowledge Base)〜"、(日経オ
ープンシステム、No.14,pp.200-201,1994年5
月)に記載されているような技術が知られている。これ
は、マルチベンダ機器のシステム統合(SystemIntegr
ation:以下、SIという)に関するシステム技術者
(System Engineer:以下、SEという)の知識をソ
リューションとしてデータベース化し、これらの中から
指定された条件に合致するものを選び出すことによって
有効なソリューションを取得し、SEの作業を支援しよ
うとするものである。近年の、流通ハードウェアや流通
ソフトウェアのマルチベンダ化や、SIサービスの有償
化・ツール化の潮流は、このようなソリューションのデ
ータベース化と、データベースからの有効なソリューシ
ョン取得の必要性を示唆している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報ネットワ
ークの設計支援システムにおいては、上記ソリューショ
ン取得機能が必要なすべての機能ではなく、これに加え
て、搭載ソフトを含む機器の属性に関する問い合わせ
(以下、問い合わせという)、および機器間の接続事例
の照会(以下、マルチベンダ接続照会という)、ならび
に構成立案の各機能も、上記ソリューション取得(以
下、構築事例照会という)機能と同程度に必要である。
しかしながら、従来これらの実現方式や操作方法が知ら
れていなかった。そのため、情報ネットワークの設計に
あたっては、これらの各機能の取得は、人手に頼らざる
を得ず、必要な情報を得るために多大の時間を必要とし
ていた。
【0004】この発明は、既存の事例を再利用すること
によって、迅速かつ正確に情報ネットワークを設計する
ことができる情報ネットワークの設計支援システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、情報ネットワークの設計支援システム
をデータベース共有型のクライアント・サーバ・システ
ムとし、サーバ機側に共有データベースを保持し、クラ
イアント機側では、ウインドウ・システムに対応したデ
ータベース・ソフト(流通ソフトウェア)を動作させる
構成としている。また、クライアント機側では、上記デ
ータベース・ソフトが提供する機能を活用して、以下の
各手段を設けている。すなわち、(1)後述の(2)〜
(5)の各手段の起動を制御する制御手段、(2)ユー
ザによって指定された条件に合致する構築事例を検索・
表示する構築事例照会手段、(3)指定された条件に合
致する機器(含む搭載ソフト)を検索し、それらの属性
を表示する問い合わせ手段、(4)指定された条件に合
致する接続事例を検索・表示するマルチベンダ接続照会
手段、(5)既存の構築事例の再利用によるネットワー
ク構成案の立案を支援する構成立案手段である。
【0006】
【作用】ユーザは、クライアント機側で、目的に応じて
上記(1)の制御手段によって上記(2)〜(5)の各
手段のうちのいずれかを起動する。
【0007】上記(2)の構築事例照会手段が起動され
ると、本手段は、事例検索指定画面を表示し、ユーザに
目的の構築事例が満足すべき条件の指定を促す。ユーザ
は、この画面上で条件を指定した後、“OK”ボタンを
マウス・クリックする。本手段は、指定された条件に合
致する構築事例を検索し、該当事例一覧表画面に表示す
る。ユーザは、この画面上で目的の構築事例を選択した
後、“ネットワーク構成”ボタンをクリックする。本手
段は、選択された構築事例の全体構成図(ネットワーク
構成図)画面を表示する。ユーザは、この画面上で目的
の機器を選択した後、“詳細情報”ボタンをクリックす
る。本手段は、選択された機器の種別に応じて、部分構
成図(サーバ機/クライアント機構成図)画面や製品属
性情報一覧表画面を表示する。ユーザが、部分構成図画
面上で目的の製品を選択した後、“製品情報”ボタンを
クリックした時、本手段は、選択された製品の属性情報
一覧表画面を表示する。
【0008】上記(3)の問い合わせ手段が起動される
と、本手段は、製品区分指定画面を表示し、ユーザに目
的の製品の製品区分の指定を促す。ユーザは、この画面
上で製品区分を指定した後、“OK”ボタンをクリック
する。本手段は、製品属性条件指定画面を表示し、ユー
ザに目的の製品が満足すべき属性条件の指定を促す。ユ
ーザは、この画面上で条件を指定した後、“OK”ボタ
ンをクリックする。本手段は、指定された条件に合致す
る製品を該当製品一覧表画面に表示する。ユーザは、こ
の画面上で目的の製品を選択した後、目的に応じて“製
品情報”ボタンまたは“事例一覧”ボタンをクリックす
る。“製品情報”ボタンがクリックされた時、本手段
は、選択された製品の属性情報一覧表画面を表示し、
“事例一覧”ボタンがクリックされた時、本手段は、選
択された製品を含む構築事例を該当事例一覧表画面に表
示する。以後、構築事例照会手段と同様の動作を行う。
【0009】上記(4)のマルチベンダ接続照会手段が
起動されると、本手段は、接続区分指定画面を表示し、
ユーザに目的の接続の接続区分の指定を促す。ユーザ
は、この画面上で接続区分を指定した後、“OK”ボタ
ンをクリックする。本手段は、製品属性条件指定画面を
表示し、ユーザに接続元や接続先の製品が満足すべき属
性条件の指定を促す。ユーザは、この画面上で条件を指
定した後、“OK”ボタンをクリックする。本手段は、
指定された条件に合致する製品が、その接続元や接続先
の製品であるような接続事例を該当接続事例一覧表画面
に表示する。ユーザは、この画面上で目的の接続事例を
選択した後、目的に応じて“製品情報”ボタンまたは
“事例一覧”ボタンをクリックする。“製品情報”ボタ
ンがクリックされた時、本手段は、選択された接続事例
における接続元と接続先の両製品の属性情報一覧表画面
を表示し、“事例一覧”ボタンがクリックされた時、本
手段は、選択された接続事例を含む構築事例を該当事例
一覧表画面に表示する。以後、構築事例照会手段と同様
の動作を行う。
【0010】上記(5)の構成立案手段が起動される
と、本手段は、立案中構成案一覧表画面を表示し、ユー
ザに目的の構成案の選択を促す。ユーザは、この画面上
で目的の構成案を選択した後、“構成案オープン”ボタ
ンをクリックする(新規立案の場合、“新規立案”ボタ
ンをクリックする)。本手段は、全体構成案すなわちネ
ットワーク構成案の立案画面を表示する。ユーザは、こ
の画面上で、全体構成図すなわちネットワーク構成図ベ
ースで、クリップ・ボード経由のデータ交換機能によっ
て、既存の構築事例を再利用しながら全体構成案を立案
する。サーバ機やクライアント機の詳細構成立案時に
は、この画面上で目的の機器を選択した後、“詳細立
案”ボタンをクリックする。本手段は、部分構成案すな
わちサーバ機/クライアント機構成案の立案画面を表示
する。ユーザは、この画面上で、ここでも上記と同様に
部分構成図すなわちサーバ機/クライアント機構成図ベ
ースで、クリップ・ボード経由のデータ交換機能によっ
て、既存の構築事例を再利用しながら目的のサーバ機や
クライアント機の詳細構成を立案する。
【0011】全体構成案立案画面に戻り、この画面上で
上記とは別の機器を選択した後、再度“詳細立案”ボタ
ンをクリックする。以下、上記を繰り返し、立案完了時
には全体構成案立案画面に戻り、“接続確認”ボタンを
クリックする。本手段は、立案完了した構成案における
すべての接続部分について接続元や接続先の両製品に関
するデータとその接続事例の有無を表示した一覧表であ
る、構成案の接続性一覧表を表示する。ユーザは、この
画面によって、立案完了した構成案の接続性を検証す
る。ユーザは、さらに、この画面上で目的の接続部分を
選択した後、目的に応じて“製品情報”ボタンまたは
“事例一覧”ボタンをクリックする。
【0012】“製品情報”ボタンがクリックされた時、
本手段は、選択された接続部分における接続元と接続先
の両製品の属性情報一覧表画面を表示し、“事例一覧”
ボタンがクリックされた時、本手段は、選択された接続
部分を含む構築事例を該当事例一覧表画面に表示する。
以後、構築事例照会手段と同様の動作を行う。
【0013】各手段は以上のように動作するので、情報
ネットワークの設計にあたって、上記ソリューション取
得機能すなわち構築事例照会機能に加えて、問い合わせ
機能およびマルチベンダ接続照会機能ならびに構成立案
機能の各機能による必要な情報の迅速かつ正確な取得が
可能となる。
【0014】また、ウインドウ・システムに対応し、グ
ラフィカル・ユーザ・インタフェース(Graphical Us
er Interface:以下、GUIという)を採用している
ので、操作性にすぐれており、作業が容易かつ効率的に
進められる。
【0015】また、上記構築事例照会機能では、まず、
指定された構築事例の全体構成図すなわちネットワーク
構成図を表示し、その後、ユーザの指示に応じてさらに
詳細な部分構成図すなわちサーバ機/クライアント機構
成図を表示するようにして、構築事例の構成情報をグラ
フィカルかつ階層的に表示するようにしているので、操
作性にすぐれている。
【0016】また、上記問い合わせ機能では、コマンド
・ボタンをマウス・クリックするだけで目的の製品区分
を指定することができるようにしているので、操作性に
すぐれている。
【0017】また、上記問い合わせ機能において、該当
製品一覧表上で、目的の製品を選択した後、“事例一
覧”ボタンをクリックした時、選択した製品を含む構築
事例を一覧表示し、その後の操作は構築事例の照会と同
一となるようにしているので、操作手順が統一されてお
り、ユーザが混乱することはない。
【0018】また、上記マルチベンダ接続照会機能で
は、コマンド・ボタンをマウス・クリックするだけで目
的の接続区分を指定できるようにしているので、操作性
にすぐれている。
【0019】また、上記マルチベンダ接続照会機能にお
いて、該当接続事例一覧表上で、目的の接続事例を選択
した後、“事例一覧”ボタンをクリックした時、選択し
た接続事例を含む構築事例を一覧表示し、その後の操作
は構築事例の照会と同一となるようにしているので、操
作手順が統一されており、ユーザが混乱することはな
い。
【0020】また、上記構成立案機能では、全体構成図
すなわちネットワーク構成図や部分構成図すなわちサー
バ機/クライアント機構成図ベースで、クリップ・ボー
ド経由のデータ交換機能によって、既存の構築事例を再
利用しながら立案できるようにしているので、立案所要
時間が短縮される。
【0021】また、上記構成立案機能では、立案完了時
に“接続確認”ボタンをクリックした時、立案完了した
構成案におけるすべての接続部分についてその接続元や
接続先の両製品に関するデータとその接続事例の有無を
表示した一覧表である構成案の接続性一覧表を表示し、
構成案の接続性に関する検証ができるようにしているの
で、実績のある既存の構築事例に立脚した確実な構成立
案ができる。
【0022】また、上記構成案の接続性一覧表上で目的
の接続部分を選択した後、“事例一覧”ボタンをクリッ
クした時、選択した接続部分を含む構築事例を一覧表示
し、その後の操作は構築事例の照会と同一となるように
しているので、操作手順が統一されており、ユーザが混
乱することはない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0024】[設計支援システムの構成例]図1に、本
発明に係る情報ネットワークの設計支援システムの構成
例を示す。本発明に係る情報ネットワークの設計支援シ
ステムは、サーバ機10と、クライアント機40と、ロ
ーカル・エリア・ネットワーク(Local Area Networ
k:以下、LANという)30を構成要素とするクライ
アント・サーバ・システム(Client Server Syste
m:以下、CSSという)で実現する。
【0025】サーバ機10は、例えばワークステーショ
ン又はパーソナル・コンピュータである。同様に、クラ
イアント機40も、ワークステーション又はパーソナル
・コンピュータであるが、安価にシステムを構築できる
こと、多くのユーザが使い慣れていること(ユーザが操
作するのはクライアント機)等からパーソナル・コンピ
ュータが望ましい。LAN30は、例えばイーサネット
等で構成し、サーバ機10、クライアント機40は、こ
れを介して、相互間の通信を行う。
【0026】通信は、開放型システム間相互接続(Ope
n Systems Interconnection:以下、OSIという)
7層モデルに準拠した構成とし、サーバ機およびクライ
アント機とも、物理層および通信プロトコル層ならびに
アプリケーション層で構成する。
【0027】サーバ機10側には、リレーショナル・デ
ータベース20を保持し、これを複数のクライアント機
40で共有する。これによって、同時に複数のクライア
ント機からのデータベース・アクセスを可能とする。
【0028】[ハードウェア構成]図2に、サーバ機1
0とクライアント機40のハードウェア構成を示す。サ
ーバ機10またはクライアント機40は、それぞれ、中
央処理装置(Central Processing Unit:以下、CP
Uという)50と、主メモリ60と、ハードディスク7
0と、フレキシブルディスク80と、プリンタ90と、
キーボード100と、マウス110と、ディスプレイ1
20と、LANボード130と、バス140で構成され
る。
【0029】CPU50は、例えば64ビットまたは3
2ビットのマイクロプロセッサである。
【0030】主メモリ60には、通信プロトコル・ソフ
トおよび基本ソフトウェア(Operating System:以
下、OSという)ならびにミドル・ソフト、その上で動
作する応用プログラム(ApplicationProgram:以下、
APという)、およびデータがロードされる。
【0031】ハードディスク70の基本機能は、上記プ
ログラムやデータを格納することである。フレキシブル
ディスク80は、上記プログラムやデータの可搬形式の
記憶媒体機能を提供し、外部から本装置にプログラムや
データを入力したり、逆に本装置から、これらを外部へ
出力したりするために使用される。
【0032】プリンタ90は、サーバ機10やクライア
ント機40上に搭載されたAPがサポートする印刷メニ
ューを実行したり、画面のハード・コピーをとったりす
るために使用される。
【0033】キーボード100およびマウス110なら
びにディスプレイ120は、ともに対話性を与えるもの
である。特に、クライアント機40の主メモリ60上に
存在するデータベース・ソフト(流通ソフトウェア)
は、後述する各種の画面をディスプレイ120にウイン
ドウ表示する。ユーザは、マウス110またはキーボー
ド100からの入力によって上記ウインドウを操作して
対話的に各種作業を実行する。
【0034】図2に示すように、サーバ機10またはク
ライアント機40は、さらにLANボード130を含
む。これは、サーバ機10とクライアント機40相互間
の通信を、LAN30を介して行うために使用される。
【0035】本発明の情報ネットワークの設計支援シス
テムは、各所に構築され安定稼働しているネットワーク
の構築事例を収集し、これをリレーショナル・データベ
ース20にデータベース化し、SEによるSI支援作業
に、これを有効に再利用しようとするものである。本発
明に係る設計支援システムが提供する主な機能の一覧を
図3に示す。SIサービス支援機能として、構築事例照
会機能、問い合わせ機能、マルチベンダ接続照会機能、
構成立案機能の各機能を有し、上記サービスの基盤とな
るデータベースの維持・更新機能として、構築事例更新
機能、構成要素更新機能、接続情報更新機能の各機能を
有する。それぞれの機能の概要は図3に示した通りであ
る。
【0036】[リレーショナル・データベース]上記S
Iサービス支援のためにサーバ機側に保持するリレーシ
ョナル・データベース20の種類とそれらの構造を図4
に示す。サーバ機側に保持するリレーショナル・データ
ベース20は、(a)構築事例データベース、(b)機
器属性データベース、(c)機器間接続情報データベー
スの三種類のデータベースを持つ。
【0037】(a)構築事例データベースは、構築事例
がどのような機器や搭載ソフトの組み合わせで構成され
ているのかを示す構築事例の機器構成に関する情報を保
持するデータベースであり、構築事例情報テーブルと、
事例構成機器情報テーブルと、機器搭載ソフト及び周辺
機器情報テーブルで構成される。構築事例情報テーブル
は、構築事例ごとに、その事例識別子(IDentificati
on:以下、IDという)、およびシステム名、ならびに
顧客名と担当SE名と稼働年月日等のデータを保持して
いる。構築事例テーブルでは、事例の構成には立ち入ら
ない。事例構成機器情報テーブルは、上記個々の構築事
例において、サーバ機、クライアント機、ネットワーク
直結デバイス等のLANに接続されている機器グループ
ごとに、その事例ID、機器グループID、サーバ機/
クライアント機/ネットワーク直結デバイスなどの機器
グループ区分、製品ID、品名、数量等を記憶する。機
器搭載ソフト及び周辺機器情報テーブルは、上記個々の
機器グループにおいて、それに搭載されているソフトや
それに接続されている周辺機器ごとに、機器グループI
D、機器グループ区分、搭載ソフトを含む機器タイプ、
製品ID、品名、数量等を記憶する。一般に、構築事例
一件につき、複数の機器グループが対応し、機器グルー
プ一件につき、複数の搭載ソフトや周辺機器が対応する
ことから、テーブル間を結ぶ直線で示すように、上記各
テーブル間には1対多のリレーションを設定している。
【0038】(b)機器属性データベースは、構築事例
の構成要素である機器や搭載ソフトはどのような属性を
持っているのかを示す機器及び搭載ソフトの属性に関す
る情報を保持するデータベースであり、複数の属性テー
ブルで構成される。機器や搭載ソフトの種類は、サーバ
機、クライアント機、ネットワーク直結デバイス、サー
バ機やクライアント機の搭載ソフト、サーバ機やクライ
アント機の周辺機器というように、複数あるが、図4に
はサーバ機やクライアント機の属性テーブルの構成例を
示した。例えば、サーバ機に関してはサーバ機ごとに、
その製品ID,品名,自社品/他社品,ベンダ,価格等
を記憶している。その他の種類の機器や搭載ソフトは、
その属性の種類や数が異なるのみで構成はほぼ同様であ
り、説明は省略する。
【0039】(c)機器間接続情報データベースは、機
器や搭載ソフトが相互にどのように接続されているのか
を示す機器及び搭載ソフト間の接続に関する情報を保持
するデータベースであり、接続情報テーブルと構築事例
IDテーブルで構成される。接続の種類は、サーバ機/
クライアント機本体装置とその周辺機器との接続、サー
バ機/クライアント機本体装置とそのLANボードとの
接続、サーバ機/クライアント機本体装置とその搭載ソ
フトとの接続、サーバ機/クライアント機LANボード
とその通信プロトコル・ソフトとの接続、サーバ機/ク
ライアント機の搭載ソフト同志の接続、サーバ機ミドル
・ソフトとクライアント機ミドル・ソフトとの接続とい
うように、複数あるが、図4にはサーバ機/クライアン
ト機とその周辺機器との接続情報テーブルの構成例を示
した。
【0040】接続情報テーブルは、接続部分ごとに、接
続情報IDと、接続元機器の機器グループ区分,製品I
D,品名,接続先機器の機器タイプと、製品IDと、品
名等の接続元機器と接続先周辺機器に関する製品データ
を保持している。構築事例IDテーブルは、上記個々の
接続部分において、その接続を含む構築事例ごとに、接
続情報IDと、構築事例ID等を記憶する。一般に、接
続部分一件につき複数の構築事例が対応することから、
テーブル間を結ぶ直線で示すように、上記各テーブル間
には1対多のリレーションを設定している。その他の種
類の接続もほぼ同様であり、説明は省略する。
【0041】上記データベースの維持・更新は、図4
(a)および(b)の構築事例データベースおよび機器
属性データベースは、手入力もしくは、光学式文字読み
取り装置(Optical Character Re
ader:以下、OCRという)を活用して行うが、図
4(c)の機器間接続情報データベースは、(a)の構
築事例データベースの最新の内容をもとに自動作成す
る。
【0042】クライアント機上ではウインドウ・システ
ムに対応したデータベース・ソフト(流通ソフトウェ
ア)が走り、ユーザの指示に応じてサーバ機側に保持し
ているデータベースにアクセスする。このデータベース
・アクセスの使い勝手を向上させるために、上記データ
ベース・ソフトは各種の対話部品を提供しており、必要
な画面はこれらの組み合わせとして、ツールを用いて事
前に定義し、これをオープン(ウインドウ表示)するこ
とによってユーザとの対話を行うようになっている。
【0043】[対話部品]事前に行う画面定義の方法及
び画面定義のためにデータベース・ソフトが提供する対
話部品の種類を図5に示す。図5最下段において、ラベ
ル170はフィールド名等の表示用に、文字列ボックス
180は文字列の入力・表示用に、コマンド・ボタン1
90は実行指示用に、選択ボックス200は選択枝から
の選択用に、基本図形210は画面修飾用に、表サブ画
面220はテーブルへのデータ入力やテーブル内容の表
示用に、それぞれデータベース・ソフトが提供している
専用の対話部品である。これらの部品を図5中段に示す
一般サブ画面160上に配置し、これに加えて上記ラベ
ル,文字列ボックス,コマンド・ボタン,選択ボック
ス,基本図形,表サブ画面を、図5最上段に示すデータ
ベース・アクセスのメイン画面150上に配置すること
によって、目的に応じた任意のデータベース・アクセス
画面を定義する。上記ラベル,文字列ボックス,コマン
ド・ボタン,選択ボックス,基本図形,表サブ画面が、
データベース・ソフトが提供する専用の対話部品である
のに対して、一般サブ画面160は、ユーザがこれらを
使用してカスタマイズして使用する対話部品である。メ
イン画面150、一般サブ画面160、ラベル170、
文字列ボックス180、表サブ画面220は、その属性
定義により、データベース内のテーブルと結合可能であ
り、結合されたテーブルの内容の表示・更新ができる。
また、これら部品へのユーザ操作に対する必要な応答動
作は、各種の属性定義に基づいて部品が行う。
【0044】本発明の支援システムを立ち上げると、ク
ライアント機40のディスプレイ120上には、図6に
示したようにデータベース・ソフトがオープンするウイ
ンドウ240が表示され、その内部にチャイルド・ウイ
ンドウ250がオープンされ、続いて、チャイルド・ウ
インドウ260がその上に一部オーバ・ラップしてオー
プンされる、いわゆるオーバラッピング・マルチウイン
ドウ表示がなされる。ウインドウ260は、先に図5で
説明した画面定義方法に基づいて、事前にツールを使用
して作成した画面のうちの一つである(以下、この画面
を制御画面という)。制御画面260上には、基本図形
およびコマンド・ボタンが配置されている。コマンド・
ボタンは図3に示した各種機能に対応して配置されてい
る。ユーザは、コマンド・ボタンのマウス・クリックで
必要な作業を行う。以下、SIサービス支援に属する各
機能(構築事例照会機能,問い合わせ機能,マルチベン
ダ接続照会機能,構成立案機能)につき、その操作例を
説明する。その他の機能については、説明は省略する。
【0045】[構築事例照会機能]図6の制御画面26
0において“構築事例照会”ボタンをマウス・クリック
した時、図7(a)の事例検索指定画面が、ウインドウ
240のチャイルド・ウインドウとして、既存のチャイ
ルド・ウインドウ250,260に一部オーバラップし
てオープンされる。この画面は、どのような構築事例を
検索するのかを指定するための画面であり、その構成は
前記画面定義ツールを用いて事前に定義されている。図
7(b)〜(e)に示した各画面も同様に、その構成は
事前に定義されている。事例検索指定画面上には、一般
サブ画面とコマンド・ボタンを配置している。さらに、
一般サブ画面上には、ラベル,基本図形,選択ボックス
を配置している。一般サブ画面において、縦軸(業種、
業務、…)は検索するテーブルの各種フィールドに対応
している。一列を使用して一種類の検索条件を指定す
る。複数の検索条件を指定する場合は、複数の列を使用
する。この時、複数の検索条件は“or”で結合される。
ユーザは、この一般サブ画面上で検索条件を指定する。
例えば、(業種が製造で、かつ、業務が基幹で、かつ、
…)または(業種が金融で、かつ、業務が分析で、か
つ、…)または…と指定する。指定終了後“OK”ボタ
ンをマウス・クリックする。指定をとりやめたい時は
“キャンセル”ボタンをクリックする。“キャンセル”
ボタンをクリックした時、事例検索指定画面はクローズ
される。
【0046】図7(a)で“OK”ボタンをクリックし
た時、図7(b)の該当事例一覧表画面が、ウインドウ
240のチャイルド・ウインドウとして、既存の画面に
一部オーバラップしてオープンされる。この該当事例一
覧表画面は、図7(a)で指定した条件に合致する事例
の検索結果を一覧表示するための画面である。画面上に
は表サブ画面とコマンド・ボタンを配置している。表サ
ブ画面に該当事例の一覧が表示される。ユーザは、この
表サブ画面上で目的の事例を選択し、“ネットワーク構
成”ボタンをマウス・クリックする。この時、図7
(c)のネットワーク構成図画面が、ウインドウ240
のチャイルド・ウインドウとして、既存の画面に一部オ
ーバラップしてオープンされる。このネットワーク構成
図画面は、図7(b)でユーザが選択した事例のネット
ワーク構成図を表示するための画面である。画面上には
ラベル,文字列ボックス,表サブ画面,基本図形,コマ
ンド・ボタンを配置している。
【0047】図7(c)に示される複数の表サブ画面と
基本図形の組合せで表示するネットワーク構成図の詳細
を図8(a)に示す。LANに接続されているサーバ
機,クライアント機,ネットワーク直結デバイスの一覧
表示用に表サブ画面が配置されている。
【0048】図7(c)に戻り、ユーザは、目的の表サ
ブ画面上の目的の製品を選択して“詳細情報”ボタンを
クリックする。サーバ機またはクライアント機を選択し
た後、“詳細情報”ボタンをクリックした時には、図7
(d)に示した画面が表示され、ネットワーク直結デバ
イスを選択した後、“詳細情報”ボタンをクリックした
時には、図7(e)に示した画面が表示される。図7
(c)で、サーバ機やクライアント機を選択した後、
“詳細情報”ボタンをクリックしたとき、図7(d)の
サーバ機/クライアント機構成図画面が、ウインドウ2
40のチャイルド・ウインドウとして、既存の画面に一
部オーバラップしてオープンされる。このサーバ機/ク
ライアント機構成図画面は、図7(c)でユーザが選択
したサーバ機やクライアント機の、さらに詳細な構成を
表示するための画面である。画面上にはラベル、文字列
ボックス、表サブ画面、基本図形、コマンド・ボタンを
配置している。図7(d)に示される表サブ画面と基本
図形の組合せで表示するサーバ機/クライアント機構成
図の詳細を図8(b)に示す。複数の表サブ画面(本体
装置,LANボード一覧表,搭載ソフト一覧表,周辺機
器一覧表)が配置されており、各表サブ画面には、選択
されたサーバ機またはクライアント機の、より詳細な構
成が一覧表示される。図7(d)に戻り、ユーザは目的
の表サブ画面中の目的の製品を選択して“製品情報”ボ
タンをクリックする。
【0049】図7(c)のネットワーク構成図画面上で
ネットワーク直結デバイスを選択した後、“詳細情報”
ボタンをクリックした時、または、サーバ機/クライア
ント機構成図画面上で“製品情報”ボタンをクリックし
た時、図7(e)の製品属性情報一覧表画面がウインド
ウ240のチャイルド・ウインドウとして、既存の画面
に一部オーバラップしてオープンされる。この画面は、
図7(c)や図7(d)で選択した製品の、種々の属性
を表示するための画面である。画面上には一般サブ画面
が配置されており、この一般サブ画面は、ラベル,文字
列ボックス,基本図形の組合せで構成されている。ユー
ザはこの一般サブ画面の表示内容を参照することによっ
て、必要な情報を得る。
【0050】構築事例照会の基本的な操作は上記の通り
であるが、元の上位画面に戻る時には、目的の上位画面
をマウス・クリックすることにより、その画面をアクテ
ィブにし、再び選択操作を行ってコマンド・ボタンをク
リックする。旧下位画面は自動的にクローズされ、新し
い選択操作に対応した新下位画面がオープンされる。例
えば、図7(c)から図7(b)に戻りたい時は、マウ
ス・クリックにより該当事例一覧表画面をアクテイブに
し、表サブ画面上で別の事例を選択し、“ネットワーク
構成”ボタンをクリックする。ネットワーク構成図の旧
画面はクローズされ、選択した事例に対応する新しいネ
ットワーク構成図画面がオープンされる。
【0051】[問い合わせ機能]次に、ユーザが図6の
制御画面260において“問い合わせ”ボタンをマウス
・クリックした時、図9(a)の製品区分指定画面が、
ウインドウ240のチャイルド・ウインドウとして、既
存の画面に一部オーバラップしてオープンされる。この
画面は、どのような区分に属する製品かを指定するため
の画面であり、その構成は前記画面定義ツールを用いて
事前に定義されている。図9(b)および(c)に示し
た各画面も同様に、その構成は事前に定義されている。
製品区分指定画面上には、製品区分指定用のコマンド・
ボタン,ラベル,基本図形,制御用のコマンド・ボタン
を配置している。
【0052】図9(a)に示される製品区分指定用コマ
ンド・ボタンとラベルと基本図形の組み合わせで表示す
る製品区分指定用のネットワーク構成図の詳細を図10
に示す。LANに接続されている機器としてサーバ機/
クライアント機ならびにネットワーク直結デバイスを配
置し、サーバ機やクライアント機に接続される機器とし
て周辺機器を配置している。サーバ機/クライアント機
は、さらに、本体装置,通信プロトコル・ソフト,O
S,ミドル・ソフト,APに区分する。ネットワーク直
結デバイスは、出力装置,その他に区分する。サーバ機
やクライアント機に接続される周辺機器は、入力装置,
出力装置,表示装置,補助記憶,拡張ボード,マルチメ
ディア,通信装置,その他に区分する。
【0053】図9(a)に戻り、ユーザはこの画面上で
目的の製品の区分指定をする。指定は目的のコマンド・
ボタンのマウス・クリックによる。指定終了後“OK”
ボタンをクリックする。指定をとりやめたい時は“キャ
ンセル”ボタンをクリックする。“キャンセル”ボタン
をクリックした時、製品区分指定画面はクローズされ
る。
【0054】図9(a)で“OK”ボタンをクリックし
た時、図9(b)の製品属性条件指定画面がオープンさ
れる。この製品属性条件指定画面は、どのような属性を
有する製品を検索するのかを指定するための画面であ
る。画面上には、一般サブ画面とコマンド・ボタンを配
置している。一般サブ画面はさらに、ラベル,基本図
形,選択ボックスの組み合わせで構成されている。一般
サブ画面において、縦軸(品名、自社品/他社品、…)
は検索するテーブルの各種フィールドに対応している。
一列を使用して一種類の検索条件を指定する。複数の検
索条件を指定する場合は、複数の列を使用する。この
時、複数の検索条件は“or”で結合される。ユーザ
は、この一般サブ画面上で検索条件を指定する。例え
ば、(自社品/他社品が自社品で、かつ、WS/PCが
PCで、かつ、…)または(自社品/他社品が他社品
で、かつ、WS/PCがWSで、かつ、…)または…と
指定する。指定終了後“OK”ボタンをマウス・クリッ
クする。指定をとりやめたい時は“キャンセル”ボタン
をクリックする。“キャンセル”ボタンをクリックした
時、製品属性条件指定画面はクローズされる。
【0055】図9(b)で“OK”ボタンをクリックし
た時、図9(c)の該当製品一覧表画面がオープンされ
る。この該当製品一覧表画面は、図9(b)で指定した
属性条件に合致する製品の検索結果を一覧表示するため
の画面である。画面上には表サブ画面とコマンド・ボタ
ンを配置している。表サブ画面に該当製品の一覧表が表
示される。ユーザは、この表サブ画面上で目的の製品を
選択し、目的に応じて“製品情報”ボタンまたは“事例
一覧”ボタンをマウス・クリックする。
【0056】“製品情報”ボタンをクリックした時、図
7(e)に示した製品属性情報一覧表画面がオープンさ
れ、選択した製品の種々の属性が表示される。この画面
は既に説明済であり、ここでは説明は省略する。図9
(c)において、“事例一覧”ボタンをクリックした
時、図7(b)に示した該当事例一覧表画面がオープン
され、選択した製品を含む構築事例の検索結果が一覧表
示される。この画面もまた既に説明済みであり、ここで
は説明は省略する。
【0057】[マルチベンダ接続照会機能]次に、ユー
ザが図6の制御画面260において“マルチベンダ接続
照会”ボタンをマウス・クリックした時、図11(a)
の接続区分指定画面が、ウインドウ240のチャイルド
・ウインドウとして、既存の画面に一部オーバラップし
てオープンされる。この画面は、どのような区分に属す
る接続照会かを指定するための画面であり、その構成は
前記画面定義ツールを用いて事前に定義されている。図
11(b)および(c)ならびに(d)に示した各画面
も同様に、その構成は事前に定義されている。接続区分
指定画面上には、接続区分指定用のコマンド・ボタン,
ラベル,基本図形,制御用のコマンド・ボタンを配置し
ている。
【0058】図11(a)に示される接続区分指定用コ
マンド・ボタンとラベルと基本図形の組み合わせで表示
する接続区分指定用のネットワーク構成図の詳細を図1
2に示す。LANに接続されている機器としてサーバ
機、クライアント機を配置し、サーバ機やクライアント
機には周辺機器を接続している。サーバ機,クライアン
ト機,サーバ機やクライアント機に接続される周辺機器
のより詳細な区分は、図10に示したものとほぼ同様で
ある。
【0059】図11(a)に戻り、ユーザはこの画面上
で目的の接続の区分指定をする。指定は目的のコマンド
・ボタンを二回、マウスでクリックすることにより行
う。最初のクリックが接続元、次のクリックが接続先の
指定である。指定終了後“OK”ボタンをクリックす
る。指定をとりやめたい時は“キャンセル”ボタンをク
リックする。“キャンセル”ボタンをクリックした時、
接続区分指定画面はクローズされる。
【0060】図11(a)で“OK”ボタンをクリック
した時、図11(b)の製品属性条件指定画面がオープ
ンされる。この製品属性条件指定画面は、接続元や接続
先の両製品の属性条件を指定するための画面である。こ
こで指定された条件に合致する属性を有する製品を含む
接続事例を検索する。画面上には、接続元と接続先の指
定用に二種の類一般サブ画面とコマンド・ボタンを配置
している。一般サブ画面の構成は図9(b)で既に説明
済みであり、ここでは説明は省略する。ユーザはこの画
面上で、接続元または接続先またはその両方につき、属
性条件を指定する。指定終了後“OK”ボタンをマウス
・クリックする。指定をとりやめたい時は、“キャンセ
ル”ボタンをクリックする。“キャンセル”ボタンをク
リックした時、製品属性条件指定画面はクローズされ
る。
【0061】図11(b)で“OK”ボタンをクリック
した時、図11(c)の該当接続事例一覧表画面がオー
プンされる。この該当接続事例一覧表画面は、図11
(b)で指定した属性条件に合致する製品を、接続元や
接続先の製品として含む接続事例の検索結果を一覧表示
するための画面である。画面上には表サブ画面とコマン
ド・ボタンを配置している。表サブ画面に、指定された
条件に合致する接続事例の一覧表が表示される。ユーザ
は、この表サブ画面上で目的の接続事例を選択し、目的
に応じて“製品情報”ボタンまたは“事例一覧”ボタン
をクリックする。
【0062】“製品情報”ボタンをクリックした時、図
11(d)の接続製品属性情報一覧表画面がオープンさ
れ、選択した接続事例における、接続元、接続先の両製
品の種々の属性が表示される。この画面は、既に説明済
みの図7(e)とほぼ同様であり、ここでは説明は省略
する。図11(c)において、“事例一覧”ボタンをク
リックした時、図7(b)に示した該当事例一覧表画面
がオープンされ、選択した接続事例を含む構築事例の検
索結果が一覧表示される。この画面もまた、既に説明済
みであり、ここでは説明は省略する。
【0063】[構成立案機能]次に、ユーザが図6の制
御画面260において“構成立案”ボタンをマウス・ク
リックした時、図13(a)の立案中構成案一覧表画面
が、ウインドウ240のチャイルド・ウインドウとし
て、既存の画面に一部オーバラップしてオープンされ
る。この画面は、立案すべきネットワーク構成案を指定
するための画面であり、その構成は前記画面定義ツール
を用いて事前に定義されている。図13(b)〜(d)
に示した各画面も同様に、その構成は事前に定義されて
いる。立案中構成案一覧表画面上には、表サブ画面とコ
マンド・ボタンを配置している。表サブ画面には、現在
立案中の構成案の一覧が表示される。ユーザは、この表
サブ画面上で目的の構成案を選択し、“構成案オープ
ン”ボタンをマウス・クリックする。新規立案の場合、
“新規立案”ボタンをクリックする。
【0064】この時、図13(b)のネットワーク構成
案立案画面がオープンされる。この画面は、先に説明済
みのネットワーク構成図画面(図7(c)、図8
(a))とほぼ同様であり、説明は省略する。
【0065】図13(a)で“新規立案”ボタンをクリ
ックした時、ネットワーク構成案立案画面上の各表サブ
画面の内容は空白であるが、目的の構成案を選択して
“構成案オープン”ボタンをクリックしたときは、各表
サブ画面には、前回立案時にファイルにセーブしておい
た内容がそのまま表示されるので、立案の継続が可能で
ある。ユーザはこの画面を用いて構成案を立案する。例
えば、図7の事例照会機能等により類似事例のネットワ
ーク構成図画面をオープンし、この画面からの複写と、
ネットワーク構成案立案画面への貼付によって立案作業
を行う。この複写と貼付機能は、データベース・ソフト
が標準でサポートしているクリップボード経由のデータ
交換機能である。サーバ機やクライアント機の詳細構成
立案時には、目的の表サブ画面上で、目的のサーバ機や
クライアント機を選択した後、“詳細立案”ボタンをク
リックする。
【0066】図13(c)のサーバ機/クライアント機
構成案立案画面がオープンされる。この画面もまた、先
に説明済みのサーバ機/クライアント機構成図画面(図
7(d)、図8(b))とほぼ同様であり、説明は省略
する。ユーザはこの画面を用いてサーバ機/クライアン
ト機構成案を立案する。ここでも前記と同様に画面間の
複写と貼付機能を使用する。図13(b)の画面に戻り
(画面をアクティベイトし)、別のサーバ機やクライア
ント機を選択した後、再度“詳細立案”ボタンをクリッ
クする。
【0067】旧画面はクローズされ、図13(c)の立
案画面が再度オープンされる。以下、上記と同様の立案
操作を行い、立案完了時には、図13(b)に戻り、
“接続確認”ボタンをクリックする。
【0068】“接続確認”ボタンをクリックした時、図
13(d)の構成案の接続性一覧表画面がオープンされ
る。画面上には、表サブ画面とコマンド・ボタンを配置
している。表サブ画面中には、先に立案した構成案にお
ける接続性に関する情報が一覧表示される。すなわち、
接続元と接続先の両製品(製品ID、品名)、この接続
事例を含む構築事例があるかないかを示す事例の有無が
一覧表示される。事例の有無欄がすべて事例有りとなっ
ていれば、接続に関して、既存構築事例による裏付けの
取れた構成案が立案できたことになる。事例の有無欄に
事例無しの接続が一つ以上含まれている時は、その接続
を構築事例の有るものに変更したり、接続性に関して十
分な検討を行ったりして、立案完了とする。
【0069】構成案検討のために図13(d)の画面に
は“製品情報”ボタンおよび“事例一覧”ボタンが配置
されている。ユーザは表サブ画面上で目的の接続を選択
し、目的に応じて“製品情報”ボタンまたは“事例一
覧”ボタンをマウス・クリックする。
【0070】“製品情報”ボタンをクリックした時、接
続製品属性情報一覧表画面がオープンされ、選択した接
続における、接続元、接続先の両製品の種々の属性が表
示される(この表示は、既に説明済みの図11(d)と
ほぼ同様であり、ここでは説明は省略する)。
【0071】図13(d)において、事例有りの接続を
選択して“事例一覧”ボタンをクリックした時、図7
(b)に示した該当事例一覧表画面がオープンされ、選
択した接続を含む構築事例の検索結果が一覧表示され
る。この画面もまた、既に説明済みであり、ここでは説
明は省略する。
【0072】以上が本発明の支援システムのSIサービ
ス支援機能の操作例の説明である。
【0073】[処理の概要]次に、処理概要につき説明
する。図6の制御画面260において、各コマンド・ボ
タンは、ボタンの一属性として、それがクリックされた
時に起動するプログラムを定義できるようになってい
る。この定義は画面定義時に行う。この機構により、各
種コマンド・ボタンがクリックされた時に、それに応じ
た多様な処理ができるような構成となっている。
【0074】以下、図6の“構築事例照会”ボタンのク
リックを例に、その後の処理概要を説明する。その他の
ボタンについてもほぼ同様であり説明は省略する。
【0075】図14(a)は図6の制御画面260にお
いて、“事例照会”ボタンがクリックされた時に起動す
るプログラムの処理概要である。ステップS10で、ス
テップS20での画面オープンに先立つ前処理(例え
ば、マウス・ポインタの形状変更、メッセージ表示等)
を行い、ステップS20で図7(a)に示した事例検索
指定画面をオープンする。上記により、図6で“事例照
会”ボタンがクリックされた時に、図7(a)に示す事
例検索指定画面がオープンされる。ユーザはこの画面上
の選択ボックスに必要な検索条件を入力する。入力操作
に対応する選択ボックスの応答動作は選択ボックスが担
当するので、プログラミングの必要はない。例えば、ユ
ーザが特定の選択ボックスでマウス・ボタンを押すと、
フォーカスがその選択ボックスへ移行し、その選択ボッ
クスが内部に保持している選択枝が一覧表示される。ユ
ーザはボタンを押したまま目的の選択枝へマウス・ポイ
ンタを位置付けてボタンを離すとそれが選択されたもの
として、これを表示すると共に、選択ボックスの内部に
保持する変数にこれを記憶する。このようにしてすべて
の選択ボックスに必要な設定を行った後、“OK”ボタ
ンをクリックする。
【0076】“OK”ボタンがクリックされた時に起動
するプログラムの処理概要を図14(b)に示す。ステ
ップS30で各選択ボックスに保持されている検索条件
をプログラム内部のワーク変数へ取得し、ステップS4
0でこれを該当事例一覧表画面上の表サブ画面の属性変
数に設定する。この表サブ画面は、画面定義時に、その
一属性としてデータベース内の構築事例情報テーブルと
結合するように定義されており、テーブルの内容を制限
せずにすべて表示することも、また、指定された条件に
合致するもののみに制限して表示することもできるよう
になっている。この制限条件もまた、この表サブ画面の
別の属性として表サブ画面が保持している。ステップS
50は、この制限条件に関する属性の設定処理である。
ステップS50で、画面オープンに先立つ前処理を行
い、ステップS60で該当事例一覧表画面をオープンす
る。図7(b)に示した画面が、既存画面の上に一部オ
ーバラップしてオープンされる。その表サブ画面には、
構築事例情報テーブルのうちでステップS40でセット
した条件に合致する事例だけが表示される。
【0077】図7(a)で“キャンセル”ボタンがクリ
ックされた時に起動するプログラムの処理概要を図14
(c)に示す。ステップS70で事例検索指定画面をク
ローズする。この処理によって図7(a)の画面はクロ
ーズされる。再度オープンしたい時は制御画面260上
で“構築事例照会”ボタンを再度クリックする。
【0078】ユーザは、図7(b)の表サブ画面に表示
された事例の中から目的の事例が表示されている行をマ
ウス・クリックして目的の事例を一つ選択する。このユ
ーザ選択操作に対応する表サブ画面の応答動作は表サブ
画面が担当する。例えば、選択された行の白黒反転,内
部変数の更新等である。ユーザは目的の事例を選択した
ら“ネットワーク構成”ボタンをクリックする。
【0079】“ネットワーク構成”ボタンがクリックさ
れた時に起動するプログラムの処理概要を図14(d)
に示す。ステップS80で、ユーザが選択した事例に関
する例えば、事例ID、システム名等のデータ(これら
は、現在選択されているデータとして表サブ画面の内部
変数に記憶されている)をプログラム内部のワーク変数
へ取得し、ステップS90でこれをネットワーク構成図
画面とその上に配置されている各表サブ画面(サーバ機
一覧表,クライアント機一覧表,ネットワーク直結デバ
イス一覧表)の属性変数に設定する。ネットワーク構成
図画面や各表サブ画面は、その一属性として各種テーブ
ルと結合するように定義されており(ネットワーク構成
図画面は構築事例情報テーブルに、各表サブ画面は事例
構成機器情報テーブルと結合)、また、指定された条件
に合致するものに制限して表示することもできるように
なっている。この制限条件もまたこれらの画面の別の属
性として保持している。ステップS90はこの属性の設
定処理である。ステップS100で画面オープンの前処
理を行い、ステップS110でネットワーク構成図画面
をオープンする。この時、ステップS90での属性設定
により、文字列ボックスには、選択された事例の事例I
Dやシステム名が表示され、各表サブ画面には選択され
た事例に属するサーバ機一覧,クライアント機一覧,ネ
ットワーク直結デバイス一覧がそれぞれ表示される。
【0080】ユーザは、ネットワーク構成図上の各表サ
ブ画面(サーバ機一覧表,クライアント機一覧表,ネッ
トワーク直結デバイス一覧表)に表示された機器の中か
ら目的の表サブ画面の目的の行をマウス・クリックして
目的の機器を一つ選択する。このユーザ選択操作に対応
する表サブ画面の応答動作は各表サブ画面が担当する。
例えば、選択された表サブ画面へのフォーカスの移行,
選択された行の白黒反転,内部変数の更新等である。ユ
ーザは目的の表サブ画面上の目的の機器を選択したら
“詳細情報”ボタンをクリックする。
【0081】“詳細情報”ボタンがクリックされた時に
起動するプログラムの処理概要を図15(a)に示す。
ステップS120でユーザが選択している表サブ画面
と、その中で選択している機器に関するデータ(事例I
D,機器グループID,機器グループ区分,製品ID,
品名等)を、プログラム内部のワーク変数へ取得し、ス
テップS130でユーザが選択している表サブ画面を判
定し、それがサーバ機一覧表またはクライアント機一覧
表サブ画面ならステップS140へ進み、ネットワーク
直結デバイス一覧表サブ画面ならステップS170へ進
む。ステップS140では、ステップS120で取得し
たデータを、各表サブ画面(本体装置,LANボード一
覧表,搭載ソフト一覧表,周辺機器一覧表)の属性変数
に設定する。各表サブ画面は、その一属性として各種テ
ーブルと結合するように定義されており(本体装置の表
サブ画面は事例構成機器情報テーブル,LANボード一
覧表,搭載ソフト一覧表,周辺機器一覧表の各表サブ画
面は、機器搭載ソフト及び周辺機器情報テーブルと結
合)、また、指定された条件に合致するものに制限して
表示することもできるようになっている。この制限条件
もまたこれらの画面の別の属性として保持している。ス
テップS140はこの属性の設定処理である。ステップ
S150で画面オープンの前処理を行い、ステップS1
60でサーバ機/クライアント機構成図画面をオープン
する。この時、ステップS140での属性設定により、
文字列ボックスには、選択された機器グループのIDや
区分等が表示され、各表サブ画面には選択された機器グ
ループIDに属する本体装置,LANボード一覧,搭載
ソフト一覧,周辺機器一覧がそれぞれ表示される。ステ
ップS170はユーザがネットワーク直結デバイスの表
サブ画面上の機器を選択している時の処理である。ステ
ップS170でステップS120で取得したデータを、
製品属性情報一覧表上のサブ画面の属性変数へ設定す
る。このサブ画面はネットワーク直結デバイス属性テー
ブルと結合するように定義されており、また、指定され
た条件に合致するものに制限して表示することもできる
ようになっている。この制限条件もまたこの画面の別の
属性として保持している。ステップS170はこの属性
設定処理である。ステップS180で画面オープンの前
処理を行い、ステップS190で製品属性情報一覧表画
面をオープンする。この時、ステップS170での属性
設定により、文字列ボックスには、選択されたネットワ
ーク直結デバイスの各種属性が表示される。
【0082】図7(d)の画面上で、ユーザは、各表サ
ブ画面(本体装置,LANボード一覧表,搭載ソフト一
覧表,周辺機器一覧表)に表示された機器やソフトの中
から目的のものを一つ選択する(目的の表サブ画面上の
目的の行をマウス・クリックする)。このユーザ選択操
作に対応する表サブ画面の応答動作は各表サブ画面が担
当する。例えば、現在選択されている表サブ画面へのフ
ォーカスの移行、現在選択されている行の白黒反転、内
部変数の更新等である。ユーザは目的の表サブ画面上の
目的の機器やソフトを選択したら“製品情報”ボタンを
クリックする。
【0083】“製品情報”ボタンがクリックされた時に
起動されるプログラムの処理概要を図15(b)に示
す。ステップS200でユーザが選択している表サブ画
面と、その中で選択している機器やソフトに関するデー
タ(例えば、機器クループID,機器クループ区分,機
器タイプ,製品ID,品名等)を、プログラム内部のワ
ーク変数へ取得し、ステップS210でこれを製品属性
情報一覧表上のサブ画面の属性変数へ設定する。このサ
ブ画面は各種属性テーブルと結合するように定義されて
おり、また、指定された条件に合致するものに制限して
表示することもできるようになっている。この制限条件
もまたこの画面の別の属性として保持している。ステッ
プS210はこの属性設定処理である。ステップS22
0で画面オープンの前処理を行い、ステップS230で
製品属性情報一覧表画面をオープンする。この時、ステ
ップS210での属性設定により、文字列ボックスに
は、選択された機器やソフトの各種属性が表示される。
【0084】以上が本発明の実施例の説明である。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のソリューション取得(構築事例照会)機能に加え
て、問い合わせ機能、マルチベンダ接続照会機能、構成
立案機能の各機能を備えたことにより必要な情報の迅速
かつ正確な取得が可能となる。
【0086】また、ウインドウ・システムに対応し、G
UIを採用しているので、操作性にすぐれており、作業
を容易かつ効率的に進めることができる。
【0087】さらに、上記構築事例照会では、まず、指
定された構築事例の全体構成図(ネットワーク構成図)
を表示し、その後、ユーザの指示に応じてさらに詳細な
部分構成図(サーバ機/クライアント機構成図)を表示
するようにして、構築事例の構成情報をグラフィカルか
つ階層的に表示するようにしているので、操作性にすぐ
れている。
【0088】また、上記問い合わせでは、コマンド・ボ
タンをマウス・クリックするだけで目的の製品区分を指
定することができるようにしているので、操作性にすぐ
れている。
【0089】また、上記問い合わせにおいて、該当製品
一覧表上で、目的の製品を選択した後、“事例一覧”ボ
タンをクリックした時、選択した製品を含む構築事例を
一覧表示し、その後の操作は構築事例の照会と同一とな
るようにしているので、操作手順が統一されており、ユ
ーザが混乱することはない。
【0090】また、上記マルチベンダ接続照会では、コ
マンド・ボタンをマウス・クリックするだけで目的の接
続区分を指定できるようにしているので、操作性にすぐ
れている。
【0091】また、上記マルチベンダ接続照会におい
て、該当接続事例一覧表上で、目的の接続事例を選択し
た後、“事例一覧”ボタンをクリックした時、選択した
接続事例を含む構築事例を一覧表示し、その後の操作は
構築事例の照会と同一となるようにしているので、操作
手順が統一されており、ユーザが混乱することはない。
【0092】また、上記構成立案では、全体構成図(ネ
ットワーク構成図)や部分構成図(サーバ機/クライア
ント機構成図)ベースで、クリップ・ボード経由のデー
タ交換機能によって、既存の構築事例を再利用しながら
立案できるようにしているので、立案所要時間が短縮さ
れる。
【0093】また、上記構成立案では、立案完了時に
“接続確認”ボタンをクリックした時、構成案の接続性
一覧表(立案完了した構成案におけるすべての接続部分
につき、その接続元や接続先の両製品に関するデータ
と、その接続事例の有無を表示した一覧表)を表示し、
構成案の接続性に関する検証ができるようにしているの
で、実績のある既存の構築事例に立脚した確実な構成立
案ができる。
【0094】また、上記構成案の接続性一覧表上で目的
の接続部分を選択した後、“事例一覧”ボタンをクリッ
クした時、選択した接続部分を含む構築事例を一覧表示
し、その後の操作は構築事例の照会と同一となるように
しているので、操作手順が統一されており、ユーザが混
乱することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報ネットワークの設計支援シス
テムのネットワーク構成図。
【図2】本発明に係る設計支援システム(クライアント
・サーバ・システム)におけるクライアント機やサーバ
機のハードウェア構成図。
【図3】本発明に係る設計支援システムが提供する主な
機能の一覧表。
【図4】本発明に係る設計支援システムのサーバ機側に
保持するリレーショナル・データベースの構造を示す
図。
【図5】データベース・ソフトが提供する対話部品の種
類と、それらを用いたデータベース・アクセス画面の定
義方法を説明する図。
【図6】本発明に係る設計支援システムを立ち上げた時
に、クライアント機のディスプレイに表示されるウイン
ドウを説明する図。
【図7】本発明に係る設計支援システムが提供する構築
事例照会機能の操作例を説明する図。
【図8】上記構築事例照会機能の操作例におけるネット
ワーク構成図画面、サーバ機/クライアント機構成図画
面の詳細を説明する図。
【図9】本発明に係る設計支援システムが提供する問い
合わせ機能の操作例を説明する図。
【図10】上記問い合わせ機能の操作例における製品区
分指定画面の詳細を説明する図。
【図11】本発明に係る設計支援システムが提供するマ
ルチベンダ接続照会機能の操作例を説明する図。
【図12】上記マルチベンダ接続照会機能の操作例にお
ける接続区分指定画面の詳細を説明する図。
【図13】本発明に係る設計支援システムが提供する構
成立案機能の操作例を説明する図。
【図14】上記構築事例照会機能の操作例において、各
コマンド・ボタンをクリックした時に起動するプログラ
ムの処理概要(“構築事例照会”,“OK”,“キャン
セル”,“ネットワーク構成”の各コマンド・ボタンに
対応)を説明するフローチャート。
【図15】上記構築事例照会機能の操作例において、各
コマンド・ボタンをクリックした時に起動するプログラ
ムの処理概要(“詳細情報”,“製品情報”の各コマン
ド・ボタンに対応)を説明するフローチャート。
【符号の説明】
10 サーバ機 20 リレーショナル・データベース 30 LAN 40 クライアント機 50 CPU 60 主メモリ 70 ハードディスク 80 フレキシブルディスク 90 プリンタ 100 キーボード 110 マウス 120 ディスプレイ 130 LANボード 140 バス 150 データベース・アクセス・メイン画面 160 一般サブ画面 170 ラベル 180 文字列ボックス 190 コマンド・ボタン 200 選択ボックス 210 基本図形 220 表サブ画面 230 スクロール・バー 240 データベース・ソフト・ペアレント・ウインド
ウ 250 データベース・チャイルド・ウインドウ 260 制御画面チャイルド・ウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 孝 神奈川県川崎市幸区鹿島田890(日立シス テムプラザ新川崎) 株式会社日立製作所 情報システム事業部内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨大なマルチベンダの流通ハードウェア
    や流通ソフトウェアの中から、顧客要求に合わせて最適
    なものを選択し、これらを接続する、情報ネットワーク
    の設計を支援する情報ネットワークの設計支援システム
    において、稼働実績のある既存の構築事例の構成情報を
    収集し、これをリレーショナル・データベースに登録し
    ておき、設計時に、これを再利用することを特徴とする
    情報ネットワークの設計支援システム。
  2. 【請求項2】 設計支援システムは、サーバ機とクライ
    アント機からなり、サーバ機側に共有データベースを保
    持し、これを複数のクライアント機から同時にアクセス
    する、データベース共有型のクライアント・サーバ・シ
    ステムである請求項1に記載の情報ネットワークの設計
    支援システム。
  3. 【請求項3】 リレーショナル・データベースは、構築
    事例の機器構成に関する情報を保持する構築事例データ
    ベース、および、構築事例における機器の属性に関する
    情報を保持する機器属性データベース、ならびに、機器
    間の接続に関する情報を保持する機器間接続情報データ
    ベースの三種類で構成され、上記機器間接続情報データ
    ベースは、上記構築事例データベースの内容をもとに自
    動作成される請求項1または請求項2に記載の情報ネッ
    トワークの設計支援システム。
  4. 【請求項4】 クライアント機側の応用プログラムは、
    ウインドウ・システムに対応したデータベース・ソフト
    が提供するデータベース・アクセスのための対話部品や
    マクロおよびプログラミング言語等の機能を活用して構
    成したグラフィカル・ユーザ・インタフェースとして構
    成された請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情
    報ネットワークの設計支援システム。
  5. 【請求項5】 再利用の項目として、少なくとも、構築
    事例の照会、搭載ソフトを含む機器の属性に関する問い
    合わせ、機器間の接続事例の照会、構成立案の各項目を
    含む請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報ネ
    ットワークの設計支援システム。
  6. 【請求項6】 構築事例の照会では、まず、指定された
    構築事例の全体構成図であるネットワーク構成図を表示
    し、その後、ユーザの指示に応じてさらに詳細な部分構
    成図であるサーバ機構成図および/またはクライアント
    機構成図を表示するようにして、構築事例の構成情報を
    グラフィカルかつ階層的に表示するようにした請求項5
    に記載の情報ネットワークの設計支援システム。
  7. 【請求項7】 全体構成図や部分構成図上で目的の製品
    を選択した後、“詳細情報”ボタンや“製品情報”ボタ
    ンをクリックした時、選択した製品の属性情報一覧表を
    表示する請求項6に記載の情報ネットワークの設計支援
    システム。
  8. 【請求項8】 機器の属性に関する問い合わせでは、コ
    マンド・ボタンをマウス・クリックするだけで目的の製
    品区分が指定できるようにした請求項5ないし請求項7
    のいずれかに記載の情報ネットワークの設計支援システ
    ム。
  9. 【請求項9】 機器の属性に関する問い合わせにおい
    て、指定された属性条件に合致する製品の一覧表である
    該当製品一覧表上で、目的の製品を選択した後、“製品
    情報”ボタンをクリックした時、選択した製品の属性情
    報一覧表を表示する請求項8に記載の情報ネットワーク
    の設計支援システム。
  10. 【請求項10】 機器の属性に関する問い合わせにおい
    て、該当製品一覧表上で、目的の製品を選択した後、
    “事例一覧”ボタンをクリックした時、選択した製品を
    含む構築事例を一覧表示し、その後の操作は上記構築事
    例の照会と同一となるようにした請求項9に記載の情報
    ネットワークの設計支援システム。
  11. 【請求項11】 機器間の接続事例の照会では、コマン
    ド・ボタンをマウス・クリックするだけで目的の接続区
    分が指定できるようにした請求項5ないし請求項10の
    いずれかに記載の情報ネットワークの設計支援システ
    ム。
  12. 【請求項12】 機器間の接続事例の照会において、接
    続元や接続先の製品が、指定された属性条件に合致する
    製品であるような接続事例の一覧表である該当接続事例
    一覧表上で、目的の接続事例を選択した後、“製品情
    報”ボタンをクリックした時、選択した接続事例におけ
    る接続元や接続先の両製品の属性情報一覧表を表示する
    請求項11に記載の情報ネットワークの設計支援システ
    ム。
  13. 【請求項13】 機器間の接続事例の照会において、該
    当接続事例一覧表上で、目的の接続事例を選択した後、
    “事例一覧”ボタンをクリックした時、選択した接続事
    例を含む構築事例を一覧表示し、その後の操作は上記構
    築事例の照会と同一となるようにした請求項12に記載
    の情報ネットワークの設計支援システム。
  14. 【請求項14】 構成立案では、全体構成図であるネッ
    トワーク構成図や部分構成図であるサーバ機構成図およ
    び/またはクライアント機構成図ベースで、クリップ・
    ボード経由のデータ交換機能によって、既存の構築事例
    を再利用しながら立案できるようにした請求項5ないし
    請求項13のいずれかに記載の情報ネットワークの設計
    支援システム。
  15. 【請求項15】 構成立案では、立案完了時に“接続確
    認”ボタンをクリックした時、立案完了した構成案にお
    けるすべての接続部分について接続元や接続先の製品に
    関するデータとその接続事例の有無を表示した一覧表で
    ある構成案の接続性一覧表を表示し、立案完了した構成
    案の接続性に関する検証ができるようにした請求項14
    に記載の情報ネットワークの設計支援システム。
  16. 【請求項16】 構成案の接続性一覧表上で目的の接続
    部分を選択した後、“製品情報”ボタンをクリックした
    時、選択した接続部分における接続元や接続先の両製品
    の属性情報一覧表を表示する請求項15に記載の情報ネ
    ットワークの設計支援システム。
  17. 【請求項17】 構成案の接続性一覧表上で目的の接続
    部分を選択した後、“事例一覧”ボタンをクリックした
    時、選択した接続部分を含む構築事例を一覧表示し、そ
    の後の操作は上記構築事例の照会と同一となるようにし
    た請求項16に記載の情報ネットワークの設計支援シス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000008574A1 (en) * 1998-07-31 2000-02-17 I & E Systems Pty. Ltd. Computer aided engineering system and methods of operation therefore
WO2002023804A3 (en) * 2000-09-11 2002-10-24 Nortel Networks Ltd Network planning tool
KR20040002093A (ko) * 2002-06-29 2004-01-07 현대자동차주식회사 차량용 부품의 품질 정보 시스템
JP2008165754A (ja) * 2006-12-07 2008-07-17 Fujitsu Ltd Cad装置およびcadプログラム

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