JPH08152486A - ルーペ付き携帯時計 - Google Patents

ルーペ付き携帯時計

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Publication number
JPH08152486A
JPH08152486A JP6319040A JP31904094A JPH08152486A JP H08152486 A JPH08152486 A JP H08152486A JP 6319040 A JP6319040 A JP 6319040A JP 31904094 A JP31904094 A JP 31904094A JP H08152486 A JPH08152486 A JP H08152486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bezel
resin ring
glass
convex
cover glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6319040A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Ikumi
健三 井汲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaguchiko Seimitsu KK
Original Assignee
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawaguchiko Seimitsu KK filed Critical Kawaguchiko Seimitsu KK
Priority to JP6319040A priority Critical patent/JPH08152486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯用時計のカバーガラスがルーペ(拡大
鏡)として使用でき、且つ簡単な構造でそのカバーガラ
スが時計より着脱できるカバーガラスの取付構造を提供
する。 【構成】 携帯用時計で凸球面をなすカバーガラスを固
着したベゼルが回転可能に、その時計の胴に装着される
その取付構造において、胴とベゼルとの間に、筒状で内
周部に胴と係合する凸フック部、下面側外周部に2箇
所、ある巾と長さを有する板状の突起部を、又前記突起
部の根元真上の外周部にある巾でベゼルと係合する凸フ
ック部と、前記突起部の反対側内周部にある巾での凹切
欠部を有する樹脂リングを介して胴に樹脂リングが係合
固定され、更に樹脂リングにベゼルが係合して、凸球面
ガラス付ベゼルが胴の上部に装着される構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着脱容易で且つルーペと
して使用出来るカバーガラスを有する携帯用時計に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】非常に小さい文字、絵柄、模様又非常に
小さな品物は肉眼では、はっきり視認しにくい。このた
めルーペ、顕微鏡等の器具を使用して、大きく拡大して
視認する方法をとっている。これらの拡大器具はその目
的に応じて色々なものが作られ使用されている。日常生
活の中で人々は新聞、雑誌、広告等の読み物と非常に深
く関わりを持って生活している。その中で時々非常に小
さな文字や絵柄等が現れ解読や判別出来なくて困る場合
がある。それは家庭の内で発生したり、通勤・通学の乗
り物の内であったり、職場の内であったりする。この様
な時は多くの人達は一般的にルーペを使用して解読、判
別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのルー
ペを使用する機会は頻繁になく、たまに発生する程度で
あるため、多くの人達は殆ど携帯しておらず、その場に
直面して初めて困ったりするのが実情である。普段常時
携帯するには着服物のポケットに入れたり、カバン、ハ
ンドバック類の携帯物に入れたりして持ち運びする。着
服物はしょっちゅう着替えるのでその度にルーペの移し
変えが起き不便さが出てくる。又着服物のポケットは収
納量も制限されるので常時入れられる状況にあるとは限
らない。カバン、ハンドバック類に入れた場合は、カバ
ン、ハンドバック等は時々離れた場所に置くこともあ
り、そのような時はすぐに使えない不便さがある。又離
れた場所に置く度に、都度ルーペを取り出し、移し変え
ることも大変面倒である。このような事が常時携帯しが
たい理由にもなっている。常時携帯するには相当な注意
力をもっての取扱いが必要で、余り神経を使わずに携帯
する方法はなかなかない。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に常時携帯される腕時計等の携帯時計を利用し、その携
帯時計のカバーガラスをルーペ機能を果たす凸球面ガラ
スに成形し、ベゼルに固着させた。又携帯時計の前記ベ
ゼルとの間に樹脂で成形した樹脂リングを介在させ、そ
の樹脂リングの形状を、内周側に胴と係合する部分、外
周側には2箇所、ある範囲を持ってベゼルと係合する部
分、更にベゼルとの係合を外せるようにするためにベゼ
ルと係合する部分の内周側に、ある範囲で凹切欠き部分
を、又そのベゼルとの係合を外すことを時計の外部で操
作を行うために、ベゼルとの係合部分の下方外周側に2
箇所、胴よりとび出すある長さとある巾をもった板状の
突起部分を保有する形状にし、樹脂リングの内周部で胴
と係合固定させ、更に樹脂リングの外周側でベゼルと係
合せて、ベゼルが胴の上部に装着する構造とした。
【0005】
【作用】携帯時計の胴の外部にとびだした2箇所の板状
の樹脂リングの突起部を内側に向かって指で押圧するこ
とにより、その樹脂リングの突起部根元上方外周部にあ
るベゼルとの係合部分が、その係合部分反対側内周部に
凹切欠きがありその分胴とに隙間があるために、内側に
向かって撓みが発生しベゼルとの係合が外れてカバーガ
ラス付きのベゼルが胴より離脱する、そして更に上記カ
バーガラスが凸球面ガラスであるためにルーペとして使
用出来る。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて本発明を説明する。図1
は携帯腕時計の上面図を示す。又図1中のX−X断面の
上部側半裁断面図を図2に、Y−Y断面の上部側半裁断
面図を図3に示す。図2で示すごとく円筒状に成形され
る胴1に、この胴1の内周最上段部1aに平板ガラス5
がゴムパッキン6により水密性を保持して固定される。
又胴1の内周中空部1dには時計のムーブメント、文字
板、指針等が組み込まれるが図中では省略する。更に胴
1の上部には所定の深さの環状の凹溝1cが成形され、
この凹溝1cの内側面壁の所定位置に凹溝1bが設けら
れている。環状の凹溝1cに樹脂で成形された円筒状の
樹脂リング2が挿入される。樹脂リング2には、上面内
周側に凸状のフック部2bが成形されており、このフッ
ク部2bが胴1の凹溝1bに係合し樹脂リング2が胴1
に固定される。
【0007】樹脂リング2の詳細図として、その斜視図
を図4に示す。円筒状の樹脂リング2はその上面側内周
部に凸状のフック部2bを成形している。又下面側外周
部に2箇所、丁度180度の位置に,押圧する部分とな
る板状の突起部2eがある巾と長さを有して外側にとび
出して成形され、その突起先端には滑り止めのローレッ
トが設けられている。又2箇所の突起部2eの根元真上
位置で上面側外周部にベゼル3と係合するための凸状の
フック部2dがある巾で成形されている。更に2箇所の
突起部2eの反対側内周面に凹状の切欠け2fがある巾
で成形されている。樹脂リング2を胴1に押し込み固定
する時突起部2eが図1に示す如く、バンドがとりつけ
られる環又位置にくるようにして胴に固定する。
【0008】次に図3に於いて環状のベゼル3は内周側
に段部3aを形成し、その部に凸球面ガラス4の外周部
4aと固着される。又外周に近い下面部に凸状の環状突
出部3bが成形され、その内径壁の所定位置に環状凹溝
3cが形成されている。この環状凹溝3cに樹脂リング
2の凸状のフック部2dが係合してベゼル3が樹脂リン
グ2に取り付き胴1の上部に覆うかたちで胴1に装着さ
れる。又ベゼル3及び樹脂リング2はその係合する部分
において適切な係合代を設定することによってベゼル3
にスムーズな回転躍動が得られる。
【0009】凸球面ガラス4の付いたベゼル3が胴1に
固定された樹脂リング2に係合された状態において樹脂
リング2の突起部2eの反対内周部に凹状の切欠き2f
があることによって胴1とに隙間10(図3参照)が生
じ、その隙間があるため、突起部2eを2本の指で内側
に向かって押圧すると突起部2eの根元周辺の樹脂リン
グ2に内側に向かって撓みが発生しフック部2dがベゼ
ルの3環状凹溝3cより外れて凸球面ガラス4付ベゼル
3が樹脂リング2により離脱する。次にベゼル3を樹脂
リング2に装着するには、ベゼル3を樹脂リング2のフ
ック部2dの上にかぶせ上から指で押圧することによっ
て、フック部2dが撓みベゼル3の凹溝3cに挿入係合
される。又樹脂リング2の突起部2eを内側に押圧しな
がらベゼル3を樹脂リング2のフック部2dの上に被せ
ることによっても、ベゼル3と樹脂リング2は係合して
装着できる。
【0010】凸球面ガラス4は下面が平面で上面は一様
な球面半径を有する凸球面で成形される。尚その球面半
径は拡大率やガラスの厚み等考慮の中で設定される。
【0011】
【発明の効果】多くの人達は習慣的に腕時計等の携帯時
計を常時所持している、今迄述べた如く本発明はその携
帯時計のカバーガラスがいつでも容易にその時計より着
脱し且つそのカバーガラスがルーペとして使用出来るの
で、別個にルーペを携帯する今迄の不便さは全くなくな
り、又その取扱上の気付かいも全く不要となる。又本発
明は樹脂リングという一点の部品追加構成だけでそのカ
バーガラスの着脱を成し得た事で安価なコストで供給で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す腕時計の上面図
【図2】本発明の実施例を示す腕時計の半裁断面図(図
1中のX−X断面の上部側半裁断図)
【図3】本発明の実施例を示す腕時計の半裁断面図(図
1中のY−Y断面の上部側半裁断図)
【図4】本発明の実施例を示す腕時計の樹脂リングの斜
視図
【符号の説明】
1 胴 2 樹脂リング 3 ベゼル 4 凸球面ガラス 5 平板ガラス 6 ゴムパッキン 7 リューズ 8 指針 9 バンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用時計でその胴に対し、カバーガラ
    スが固着されたベゼルが回転可能に装着される時計のベ
    ゼル取付構造において、前記胴と前記ベゼルとの間に、
    筒状をなしその上面側内周部に凸状のフック部と、下面
    側外周部2箇所に、丁度180度の位置に、ある巾で且
    つある長さを有する板状の突起部と、前記突起部根元の
    真上に位置する上面外周部に、ある巾で凸状のフック部
    と、前記突起部の反対側内周部に、ある巾で凹切欠部を
    有し,樹脂で成形された樹脂リングを介在させ、該樹脂
    リングの前記内周部の凸状のフック部が胴と係合、又前
    記外周部の凸状のフック部がベゼルと係合してベゼルが
    胴に装着される構造をなし、更に胴の外部にとび出した
    樹脂リングの前記板状の突起部2箇所を内側方向に指圧
    することによって樹脂リングとベゼルとの係合が外れ、
    カバーガラス付きベゼルが胴より離脱することを特徴と
    する携帯用時計。
  2. 【請求項2】 ベゼルに固着されたカバーガラスは下面
    が平面で上面は一様な球面半径を有する凸球面で成形さ
    れ、ルーペ機能を有することを特徴とする上記請求項1
    記載の携帯用時計。
JP6319040A 1994-11-28 1994-11-28 ルーペ付き携帯時計 Pending JPH08152486A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102968045A (zh) * 2011-08-29 2013-03-13 精工爱普生株式会社 盖玻璃以及钟表
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