JPH08146867A - 自己評価導入式評価方法及び自己評価導入式評価システム及びそれに使用するワークシート - Google Patents

自己評価導入式評価方法及び自己評価導入式評価システム及びそれに使用するワークシート

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JPH08146867A
JPH08146867A JP28367194A JP28367194A JPH08146867A JP H08146867 A JPH08146867 A JP H08146867A JP 28367194 A JP28367194 A JP 28367194A JP 28367194 A JP28367194 A JP 28367194A JP H08146867 A JPH08146867 A JP H08146867A
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evaluation
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self
question
answerer
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JP28367194A
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English (en)
Inventor
Hideshi Hatake
秀史 畠
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Original Assignee
GUTSUDO GEIMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自らの判断、選択に対して適切な評価を行い、
学力や能力の効果的習得と評価を可能にする評価システ
ムを得る。 【構成】 ワークシート1に、問題の解答欄3に記入し
た解答について自己評価の程度を解答者が記入するため
の自己評価記入欄5を設ける。採点にあたり、解答の正
否と解答者の自己評価の程度に応じて得点を加点あるい
は減点する。この方式を採用することにより、学習者
は、自己チェックを主体的に行う習慣を身につけるよう
になるとともに、評価者あるいは指導者は、解答と自己
評価の内容を通じて適正な学力、能力を把握することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、教育や学習、各種ト
レーニング等において、設問を通じて行う知識、理解、
技能の習得及びテスト等それらの能力の育成や把握を目
的として使用される評価方法及びそれに使用するワーク
シート及び評価システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、設問を与えられ、それに解答
することにより行う、所謂、ワークブックやドリルなど
のテスト形式の学習、あるいは、能力試験においては、
与えられた設問に対して解答者が解答し、その解答が正
しいか誤りかを出題者や教師等の指導者が判定、採点し
たり、あるいは学習者自身が解答指導書を見て採点する
ことにより、学習の到達状況や能力を判断するようにし
ている。
【0003】テストについてみれば、一般に用いている
テストは、個々の設問に対する解答者の解答から、解答
者の知識や理解力等を客観的に評価するのみである。解
答内容に対する解答者自身の自信の程度や応答態度を把
握して評価に含めることはできなかった。とりわけ、解
答選択方式の設問では、確信がない解答や運まかせの解
答が正解であった場合、深い理解や能力に裏付けられた
正答と同じ評価を得ることとなるという不合理な面を有
するものであった。
【0004】これらのため、入学試験などの選抜テスト
では、高い精度の能力判定を行うことが難しかった。判
定精度が粗く、能力が近いグループの選抜判定が難しい
ため、得点差が生じやすい広範囲な出題や、難度の高い
出題を必要以上に設けることが見られた。また、学習の
過程についてみれば、例えば、学習者自身が解答指導書
をみて自己採点する場合でも、正解がどのようなものか
を知ることができるに過ぎず、自分の解答及び解答態度
に対する自己評価や自省をする動機や、そのための具体
的手段を欠いている。教育や学習の過程において、この
ことが、問題に対する応答態度を質的に低下させ、学習
態度の向上を阻害しているといった問題がある。
【0005】また、指導する立場からみれば、設問に対
する解答の正否だけでは、学習者がどの程度理解を深め
ているか、あるいはどの程度の自信をもっているかを把
握することは困難であり、それらを把握するには、他の
手法を別途行う等時間を費やす必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ワークブックやドリル形式の学習、あるいはテストの形
式の評価システムは、以下の点で不十分である。 (1)学習内容に対する関心・意欲を助長するという点
で不十分である。 (2)テストの単調な形式から、知的な刺激が得られに
くい。
【0007】(3)解答内容を見直しすることや自ら主
体的に評価する自己評価を怠りやすい。 (4)無責任な解答や運まかせの解答をしても何もマイ
ナスが生じないため、責任をもつ態度、わからないとき
はそのことを直視して自認する態度が育成されない。
【0008】(5)自信をもって解答した内容が誤りで
も、他の不正解答と同様にそれが零点なだけであり、強
く反省して知識や理解の間違いを正す動機になりにく
い。 (6)自信のない解答も運まかせの解答も、確信のある
解答と同等に評価されることがあり、知識、理解や思考
力、判断力の適正な評価ができない。
【0009】(7)教師や指導者、あるいは評価する者
が、設問に対する解答態度を把握することが困難であ
る。 (8)テストによる能力判定精度が粗く、基礎的な問題
では上位グループの得点差が生じないことから、入学試
験等で必要以上に難しい問題が出題される。そこで、本
発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、学習者が意
欲と主体性をもって取り組み、自発的に自己評価をする
能力を身につけることができ、また、評価においては、
解答者の自己評価や解答態度を把握することを可能に
し、したがって、的確かつ効率的に解答者の能力や資質
を把握し、育成することを可能にする評価システムを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を下
記のような構成とすることにより解決するものである。
請求項1の発明の評価方法は、 設問に対してなされた
解答に対して評価を加える評価方法であって、一つの設
問に対して解答者が解答してその解答内容について解答
者自身が一つの観点からの自己評価あるいは観点を異に
する複数の観点に立つ自己評価を所定の形式に従って加
えるステップと、前記解答内容に対する客観的評価と前
記自己評価の2つを因子として個々の解答に対する評価
を数値化して該設問に対する評価とするステップよりな
ることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明の評価方法は、 設問に対
してなされた解答に対して評価を加える評価方法であっ
て、一つの設問に対する基準配点に、その設問に対する
解答の客観的評価とその解答に対する解答者の自己評価
の程度を総合した評価係数を乗じて、該解答に対する評
価数値を決定する評価方法であることを特徴とする。請
求項3の発明の評価方法は、請求項1又は請求項2記載
の発明の評価方法において、一つの設問に対する基準配
点に乗じて該解答に対する評価数値を決定するための評
価係数として、解答の客観的評価が正しいまたは適当で
ある場合は正の値の係数、解答の客観的評価が誤りまた
は不適当である場合は負の値の係数、解答がなされてい
ない設問に対しては±0の係数が設けられ、さらに、各
解答に対する自己評価が高い場合には相対的に絶対値が
大きい係数を、自己評価が低い場合には相対的に絶対値
が小さい係数を設けていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明のワークシートは、設問に
対する解答及び自己評価を記入するためのワークシート
であって、各設問に対応して解答を記入するための解答
記入欄と、前記解答記入欄に記入した解答について解答
者自身が一つの観点からの自己評価あるいは観点を異に
する複数の観点に立つ自己評価を所定の形式に従って付
与するための自己評価記入欄を設けたことを特徴とす
る。
【0013】請求項5の発明のワークシートは、請求項
4の発明のワークシートにおいて、各設問に対する基準
配点に、客観的評価と自己評価を総合した評価係数を乗
じて得られる得失点を記入する欄を各設問に対して設け
たことを特徴とする。請求項6の発明のマークシート
は、 各設問に対する解答を記入する欄と、各解答に対
する解答者の自己評価を記入する欄を設けてなることを
特徴とする。
【0014】請求項7の発明の評価システムは、設問に
対応する正解や解答別の客観評価を記憶する手段と、設
問に対応する各解答について解答者に求める自己評価の
観点別選択枝を記憶する手段と、設問に対応する基準配
点を記憶する手段と、解答の客観的評価基準と解答者の
自己評価のレベルに総合的に依拠している評価係数を記
憶する手段と、設問に対して解答を入力する手段と、設
問に対する解答について自己評価のレベルを入力する手
段と、前記基準配点と前記評価係数を用い前記解答内容
と前記自己評価のレベルに基づき評価点を算出する手段
と、前記評価点の結果を表示する手段を備えることを特
徴とする。
【0015】請求項8の発明の評価システムは、設問に
対する解答を読み取り入力する手段と、入力された解答
の内容や正否を判別する手段と、解答者の自己評価のレ
ベルを読み取り入力する手段と、各設問の基準配点に、
該設問に対する解答の内容と自己評価のレベルに応じる
所定の評価係数を乗じて得られる点数を各解答に対する
評価点として出力する手段を有することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の評価方法、ワークシート、マークシー
ト、評価システムによれば、以下のような作用を生じ
る。請求項1、請求項2及び請求項3記載の方法によれ
ば、設問に対して単に解答してその正否を確かめるとい
う従来の形式とは異なり、解答に対する自己の評価を解
答者に与えさせるようにし、その自己評価が得点に関係
するようにしているため、解答者は意欲的にしかも能動
的に設問に対して取り組んで解答するようになる。
【0017】また、設問についてよく考えて解答し、安
易な判断で解答することはなくなり、見直しをする習慣
が身につくようになる。また、指導者や評価者は、設問
についての解答を通じて、解答者がどの程度理解を深め
ているかを効率的に把握することが可能となり、与えら
れた時間で、より適正な評価が可能となる。
【0018】請求項4及び請求項5記載のワークシート
は、請求項1、請求項2及び請求項3記載の評価方法を
実施するに当たり、解答者の設問に対する自己評価の程
度を把握する手段として作用する。また、自己評価を考
慮した得失点の記入欄を設けることにより、数値化した
評価の把握及び集計作業を容易にする。請求項6記載の
マークシートを使用することにより、従来の複数選択枝
の中から選択させる形式のテストの持つ欠点を補い、的
確な評価を得ることができる。
【0019】また、このマークシートを使用することに
より、機械的あるいは電子的読み取りが可能となるた
め、請求項1、請求項2及び請求項3記載の方法による
テストの採点集計結果を短時間に正確に得ることが可能
となる。請求項7記載の評価システムを使用することに
より、学習者が入力した各設問に対する解答及びその自
己評価の程度に基づく評価点が算出され、表示されるた
め、学習者が自らの理解度を有効に確認することができ
るとともに、能動的、意欲的に学習を進めるようにな
る。
【0020】請求項8記載の評価システムを使用するこ
とにより、設問に対する解答の正否に基づく客観的評価
と自己評価を総合した評価結果を得ることができ、学習
効率を向上させるとともに、指導あるいは評価において
より適正な評価を効率よく得ることができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明による評価方法を実施するた
めに使用するワークシートの一例を示すものである。図
1において、ワークシート1は、出題設問欄2を有し、
出題設問欄2は出題番号2aと問題部分2bからなる。
本実施例では10問出題されている形式のものである。
出題設問欄2の隣には、問題に対する答えを記入するた
めの解答欄3が設けられ、さらに続いて問題に対する正
解を記入するための正解記入欄4が設けられている。
【0022】本発明によるワークシート1においては、
正解記入欄4に続いて、解答記入欄3に記入した解答に
ついて解答者の自信の有無を記入して、自己評価するた
めの自信有無記入欄5が設けられている。この実施例に
おいては、自信有無記入欄5は、5a、5b、5cの3
区分に分けられており、夫々、5aは「!!」、5bは
「!?」、5cは「??」のように表示されている。さ
らに、5a欄の各問題に対応する欄には、解答者が自分
の解答について自信のある場合になぞって記入するため
の点線の○印が印刷されている。同様に、5b欄には、
少し自信に欠ける場合に記入する点線の△印が、また、
5c欄には、自信がない場合に記入する×印がそれぞれ
印刷されている。
【0023】この他、ワークシート1には、通常設けら
れているように氏名記入欄6、得点記入欄7が設けられ
ているが、本発明によるワークシート1にはさらに自信
有無記入欄5に記入した結果に基づく加算採点欄8、減
算採点欄9が下側に設けられている。次に、学習者が上
記ワークシートを使用して学習し、自己の能力を評価す
る手法について図2を参照しつつ説明する。
【0024】学習者はワークシート1について、一定時
間で出題設問欄2の各設問に対応して解答記入欄3に解
答を記入する(ステップ1、S1)。解答を記入した
後、学習者は解答指導書等を見ることなしに、各解答の
正誤について、自信の有無の程度を自信有無記入欄5に
マーク付けすることにより記入する(S2)。次に、解
答指導書等を参照して正解と照らし、自己の解答の正誤
をチェックする(S3)。この解答のチェックは、自信
有無記入欄5の○△×印のいずれかにマークした部分に
赤鉛筆等で正解であれば○、誤りであれば×を付ける。
【0025】さらに、誤答の場合は、正解記入欄4に正
しい答えを記入する(S4)。本実施例では、正誤チェ
ックにおいて、正解の場合、自信有無記入欄5の自信有
りの欄である5aにマークが付与されている場合は、3
点が、少し自信に欠ける欄の5bにマークが付与されて
いる場合は、2点が、自信無しの欄の5cにマークが付
与されている場合は1点が夫々加算点として与えるよう
にしてある。
【0026】逆に、誤答の場合は、自信有無記入欄5に
自信有りの5aにマークが付与されている場合は3点
が、少し自信に欠ける欄の5bにマークが付与されてい
る場合は2点が、また自信に欠ける欄の5cにマークが
付与されている場合は1点が減算点として与えられるよ
うにする。上記のように、自信有無記入欄の記載と解答
の正誤に基づき、加算点、減算点を算出する(S4、S
5)。
【0027】そして最後に各設問に対して与えられた得
点を10問合計し合計得点を算出する(S6)。上述の
ように、本発明の評価方法によって得られた得点は、解
答が正しい場合には加点評価、誤りである場合は減点評
価、解答無しの場合は零点評価であり、各解答について
自己評価が高い場合は大きい係数を、自己評価が低い場
合には小さい係数を客観的評価の数値に乗じて得られる
数値とするものである。したがって、上記数値は、解答
の正否と自己評価のレベルを総合して得られる評価数値
で、この評価数値により、学習者の学力、能力や学習態
度の状況を把握することができる。例えば、自信のある
答えが正解であれば、真に学力に裏付けられた結果とみ
ることができ、逆に、自信のある答えが誤りであれば、
反省すべきことが大ということができる。
【0028】また、学習者、解答者は、自信の有無が得
点に影響するため、設問に対して意欲的にまた能動的に
取り組み解答するようになり、主体的な学習態度を養う
ことができる。図3は本発明による他の実施例にかかる
ワークシートを示すものである。図3に示すワークシー
ト20は、基本的には図1に示すものと同じであり、特
に、小学生を対象とした国語の漢字のワークテストに用
いるためのものである。
【0029】ワークシート20は、設問欄21、解答記
入欄22、自信有無記入欄23、採点欄24及び正解記
入欄25が設けられている。本実施例では、自信有無記
入欄23は、自信あり「!」及び自信なし「?」の2区
分とされている。採点欄24は、正解の場合にはリンゴ
を、誤りの場合にはカラスが、それぞれ、自信有無記入
欄の区分に応じた数が与えられるようにしたものであ
る。
【0030】例えば、第2問に示すように、解答者が
「自信有り」の「!」にマークしてあり、解答したもの
が正解であれば、採点時にリンゴ2個に○を付与する。
また、第3問に示すように、「自信無し」で解答したも
のが誤りであればカラス1羽に×を付与する。このよう
にして付与したリンゴとカラスの数は、集計欄26に夫
々記入する。そして、リンゴの数を得点とし、カラスの
数を減点としてそれらの合計を合計欄27に記入する。
ただし、カラスの数がリンゴの数より多くても、カラス
に食べられて残ったリンゴの数は零個なので、零点とす
る。これは、小学校では負の数を学ばないこと、学習が
遅れがちな児童が減点が多いために意欲を失わないよう
に配慮しているためである。
【0031】本実施例のワークシート20では、さら
に、解答が誤りであった場合、正しい答えを正解記入欄
25に書かせるこにより得点を1点付与するようにして
そのための得点を「ガンバッ点」として与えるようにし
ており、そのための得点欄29を設けている。尚、解答
が正解である場合には、それに対しても基礎点として
「ガンバッ点」を1点与えることにする。 したがっ
て、解答に誤りがあっても解答チェックをした後で正解
欄25に正しい答えを記入すれば、最低10点は獲得す
ることができる。
【0032】リンゴ1個を1点とすると、解答者が全て
の設問について、「自信有り」で解答し、それらの解答
が全て正解であれば、リンゴ点が20点、「ガンバッ
点」が10点の計30点が付与されることとなる。本実
施例の場合、採点欄24にリンゴとカラスの絵記号を用
いているため、小学生が興味をもって意欲的に問題に取
り組むようになり、また、ガンバッ点を設けたことによ
り、解答は誤りでも、常に正しい答えを追求するように
なって、自主的な学習態度が自然と身につくようにな
る。
【0033】図4は、本発明をマークシート方式で解答
する試験に適用したもので、それに用いる解答用紙を示
すものである。解答用紙40は設問番号に対応する解答
番号欄41、解答欄42及び自己評価欄43からなる。
解答欄42には10種類の数字(0〜9)と4種類の英
字アルファベット(a〜d)が記載されており、それら
の中から、問題に応じた数字あるいはアルファベットの
文字を選択して、鉛筆等で黒く塗りつぶすことにより解
答を行うものである。本実施例の解答用紙40は、解答
欄42に加えて、さらに自己評価欄43を設けたことを
特徴としている。自己評価欄43には、「自信有り」と
「自信無し」の2区分を有しており、解答者が記入した
各解答について、解答者が自信があるかないかをマーク
する方式で記入するようにしたものである。
【0034】特に、問題が、4〜5の解答の選択枝から
正解を選択させるようなものである場合には、従来の方
式であれば、解答者が自信の持てないまま解答したも
の、あるいは、何ら検討を加えないで解答したものが正
解であることは、往々にして有り得ることであり、十分
に検討を加えて解答したものと同等の評価を得るという
ことの不合理さが存在することは否めないところであ
る。
【0035】しかしながら、本方式で解答させることに
より、解答の正否と解答者自身の自己評価を総合して評
価することができ、しかも、誤答には減点が与えられる
ことから、選択方式の持つ上記不合理さを解消すること
ができる。すなわち、解答と自己評価に責任をもたずに
正解の確率が低い解答を複数個することは、ほとんどの
場合に合計点の低下を招く。そのため、解答者は無責任
に解答しなくなる。
【0036】図5は、本発明による評価システムの一実
施例のシステム構成図を示す。本発明による評価システ
ム50は、本発明による自己評価式の評価方法を用いて
学習者が学習する場合及び学力や能力を判定するための
テストに使用するために構成されたものである。評価シ
ステム50は、入力装置51、演算処理装置52、記憶
装置53、表示装置(CRT)及び印字装置55から構
成されている。入力装置51は、キーボード51a、マ
ウス等の入力機器51b及び読み取り装置(OCR)5
1cを備え、使用目的に応じて適宜選択使用するもので
ある。
【0037】演算処理装置52は、入力装置51からの
各種指令に基づき、記憶装置53との間でのデータの入
出力や、データの演算処理、表示装置54あるいは印字
装置55へのデータの出力を制御する機能を有する。表
示装置54はCRTからなり、問題や支援、解答、採点
結果等を表示する。また、採点の集計結果等印字出力の
必要なものは適宜印字装置55より出力する。
【0038】記憶装置53には、本発明の評価方法を実
施する上で必要となるデータ、ファイルが格納されてお
り、その内容を図6に示す。 問題ファイルには、本システムを使用して学習者あ
るいは受験者が取り組む種々の問題が蓄積されており、
表示装置54に表示させることも印字装置55でプリン
トアウトすることも可能である。
【0039】 解答ファイルには、各問題に対応した
正解とその説明が格納されており、自動的解答チェック
及び解答者が正解を確認して理解する際に利用されるも
のである。 配点リストは、各設問毎の点数の配分が格納される
ものである。この配点リストの一例が図6(b)に示さ
れており、問題番号欄と各問題に対応した基準配点Aが
与えられている。本発明では、更にこれに加え、解答の
正否と自己評価の程度に応じた評価係数α1 、α2 、α
3 、β1 、β2 、β3 、γが用意されている。
【0040】α1 は、解答したものについて自己評価欄
に自信有りとマークした場合で、解答が正解である場合
に基準配点に乗ずべき係数、α2 は自信無しの自己評価
で正解である場合の係数、α3 は、正解であるが自己評
価の記入無しの場合の係数、β1 は、自信有りの自己評
価の場合で誤答の場合、β2 は、自信無しの自己評価で
誤答の場合、β3 は、自己評価の記入無しで誤答の場合
の係数で、誤答の場合は減点とするため、β1 、β2
びβ3 はは負の係数である。さらに無解答に対する係数
γを設け、その係数は±0である。尚、同一テストにお
ける係数は、各問に共通する値である。
【0041】図6(b)に示す例においては、各問に共
通の評価係数としてα1 =2、α2=1、α3 =0.
5、β1 =−2、β2 =−1、β3 =−0.5、γ=0
を設けている。設問別に基準配点An を設け、1番目の
問題の基準配点としてA1 =2、2番目の問題の基準配
点としてA2 =3をを与え、解答評価と自己評価に応じ
て決定する評価点は問題別に図のように定まる。
【0042】記憶装置53には、また、設問に対する支
援やヒントが用意され、本システムを使用して学習する
学習者に提供できるようになっている。次に、図5に示
すシステムを学習に使用する場合について図7に示すフ
ローチャートに従って説明する。先ず、学習者は入力装
置51のキーボード51aやマウス等の入力機器51b
を使用して取り組むべき問題を表示装置54のCRT画
面に表示させる(S10,S11))。
【0043】画面に表示される問題は、例えば、1画面
には1問のみが表示される。設問と解答欄及び選択解答
方式の問題では解答選択枝が表示され、支援を選択する
欄、解答の終了または断念を選択する欄などが併せて表
示される。解答の終了を選択すると、解答欄の表示はそ
のまま、その解答に対する自己評価レベルを選択する欄
が新たに表示されることを特徴とするものである。
【0044】学習者は、キーボード51aあるいはマウ
ス等の入力機器51bを使用して、解答を入力し(S1
2)、さらに、その解答に対する自己評価レベルを画面
の表示に従って入力する(S13)。解答者が自己評価
レベルを入力し、その内容を確認して確定表示を選択す
ることが解答チェックと採点の指令となる。
【0045】採点の指令が入力されると(S14)、演
算処理装置52は、問題に対応する解答を記憶装置53
の解答ファイルより呼出し(S15)、学習者の解答
内容と照合し、正否のチェックを行う(S16)。次
に、解答者が入力した自己評価レベルを読み取り(S1
7)、次いで、配点リストを呼出す(S18)。
【0046】次に、解答の正否と自己評価レベルに対応
した評価点を配点リストより選択、演算する(S1
9)。そして、その評価点を得点欄に出力し(20)、
必要に応じて印字装置54によりプリントアウトする
(S21)。得点は、例えば、図6(b)の配点リスト
の問題1について解答した場合、自己評価が自信有りで
解答が正解の場合、その問題に対する得点は、α1 ・A
=2×2=4となる。
【0047】また、自信無しとして解答し、解答が誤り
であれば、自己評価に基づく点は、β2 ・A=(−1)
×2=−2となる。そして、これらを合計したものが総
得点となる。上述の如く、本発明による学習評価システ
ムを使用することにより、学習者は独力で設問に取り組
みながら学習を行うことができ、しかも、解答したもの
について、常に、自己の評価を加えるようにするため、
主体的な学習態度を身につけるようになる。また、採点
結果には、自信の有無の自己評価の程度を勘案したもの
が含まれることとなり、自己の理解度を適正に判定する
ことが可能となる。次に、本システムを図4に示すマー
クシート40を使用して行ったテストの採点に使用する
例について述べる。
【0048】解答の終了したマークシート40を、OC
Rリーダー51cにかけて解答及び自己評価についての
記入を読み取り演算処理装置52に入力する。そして、
問題に対応する解答ファイルと配点リストをキーボード
51aを使用して記憶装置53より呼出す。次に採点指
令を入力することにより、演算処理装置52は前述の例
と同様に各設問に対して自己評価に基づく得点を演算
し、出力する。
【0049】そして、全ての問題に対しての得点を合計
して出力する。上述のように、図5に示す学習評価シス
テム50を使用することにより、自己評価を伴う問題演
習とテストに自己評価を与えさせた解答について、自動
的に採点し、客観的評価と自己評価を総合した得点を演
算し出力することが可能となる。
【0050】図8は図5に示す学習評価システム50を
使用して実行する実施例による他の処理フローを示すも
ので、解答者、演算処理装置52、表示装置54がそれ
ぞれ実行するステップを示すものである。図7に示した
処理フローでは一つの設問に対して解答を一回行い、そ
れについて、採点するもので、言わば、単解答自動採点
仕様ともいうべきものであったが、図8に示すものは、
一つの設問に対し、一度解答したものが誤答であった場
合に再度その問題に取り組んで解答するようにした、言
わば、複解答自動採点仕様ともいうべきものである。
【0051】そして、本実施例では、解答した回数と解
答の結果に応じた得点を算出し、複数回の解答全体に適
正な評価を与えるための合計得点を表示するようにした
ことを特徴としている。先ず、解答者によりシステムを
スタートすると、表示装置54に問題のメニュウが表示
される(S100)。解答者は自分が取り組む問題をそ
の中から入力装置51を使用して選択する(S10
1)。演算装置52はその指令により問題を呼出しCR
T画面54に表示させる(S102,S103)。
【0052】解答者は表示された問題について思考判断
し(S104)、解答を決定する(S106)。ここ
で、解答者が解答が出せない場合で何らかのヒントが欲
しいと思った場合は、支援選択を行う(S107)。こ
の指令に基づき演算処理装置52はCRT54上にヒン
ト等の支援表示を行う(S109,S110)。そし
て、支援表示を参考にして思考判断を行い(S10
8)、解答を決定する。
【0053】解答者が決定した解答を入力すると(S1
11)、演算処理装置52は自動的にCRT上に自己評
価を入力するための選択画面を表示する(S112,S
113)。解答者はその表示画面に従い、自己評価を入
力し(S114)その入力を確定する(S115)。自
己評価の入力確定が行われると、演算処理装置52は、
解答の判別を行う(S116)。ここで、解答が正解で
あれば、表示装置54に正解である旨の表示が出され
(S117)、誤答であれば、その旨の表示が出される
(S118)。
【0054】また、演算処理装置52は、解答判別を行
なうと、その判別結果と自己評価のレベルに応じる所定
の評価係数を該設問の基準配点に乗じて得点を計算する
(S119)。本実施例においては、解答判定(S11
6)の結果、誤答であれば、CRT上に問題が自動的に
表示されるようになっており、解答者は、再度、その問
題に取り組めるようにしてある。従って、複数回解答す
れば、その解答の都度、解答判定が行われ(S11
6)、得点の計算が行われる(S119)。そして、そ
れらの得点は全て加算あるいは減算されて(S12
0)、当該問題の最終得点として表示される(S12
4)。このようにすることにより、例えば、一回目の解
答が誤答であった場合で、2回目で、最初のヒントの支
援を得て正解に到達した場合、一定の点数を加算して、
一回目の減点分を減ずるようにすることによって、学習
意欲を高めることが可能となる。
【0055】解答者が解答を断念する場合は、その旨の
入力を行う(S121)。その場合、演算処理装置52
は、CRT上に正解及び説明を呼出し表示(S122,
S123)するとともに、最終的な得点が計算されて
(S120)得点が表示される(S124)。以上のよ
うに、本実施例によれば、一つの設問に対し何度も問題
に挑戦する機会を与えることなり、学習効果を上げるこ
とができ、また、1回毎の解答に対する自己評価をみる
ことにより、学習者の能力や学習態度等を育成し、また
把握することができる。
【0056】上述の実施例は、いずれも主として学校等
における学習あるいはテストに、請求項1、請求項2及
び請求項3記載の方法を利用するものである。以上の実
施例の他、本発明の評価システムは、実社会における研
修や能力評価に利用されることにより、実務的能力を育
成し、あるいは評価するための質が高く適切な学習方法
あるいはテスト方法を可能にするものである。
【0057】学校等における学習及びテストにこの方法
を用いる場合は、解答者が選択記入する自己評価の内容
を、解答に対する自信の程度とすることが適当である。
しかし、実社会において、及び実社会を想定して現実的
能力を育成あるいは評価する場合は、自己評価の内容が
自信の程度であるばかりが適切とは限らない。育成ある
いは評価の目的や必要に応じた観点に立つ自己評価を求
め、解答内容の客観的評価と合わせた評価数値を得られ
ることが、請求項1及び請求項2記載の方法の特徴であ
る。
【0058】例えば、社会的有用性や公正さ、利潤性の
高低やリスクの高さ、独自性やアピール度など、多様な
観点に立つ評価を問うことができる。所定の観点に立つ
自己評価レベルを各解答に対して選択することを解答者
に求め、各解答の内容とそれに対する自己評価レベルを
総合して、目的や必要に応じた合理的な評価数値を得る
ことが可能となる。その場合に、一つの解答に対して解
答者が自己評価する所定の観点は一つに限らず、一つの
解答に対して複数の異なる観点に立つ複数の自己評価を
求め、そられを総合して目的や必要に応じた合理的な評
価数値を得ることにより、質の高い能力の育成や評価に
役立てることができる。
【0059】それはまた、1問題1正解の所謂クローズ
ドエンドの問題ばかりでなく、唯一の完全な正解がある
のではない所謂オープンエンドの問題を用いる際に、本
発明のシステムを併せて導入することによって、高度な
能力育成や評価を図るという目的を一層効果的に達成す
ることが可能となる。その際には、目的と必要に応じた
観点別の評価指標と、その評価に適する設問及び傾向を
異にする適切な解答選択枝を設け、各解答選択枝に対す
る観点別の自己評価レベルに応じる評価数値を予め設定
する。それにより、各解答の評価数値を観点別に合計し
て多元的な質の高い評価を得ることが可能となる。必要
ならば、それらの観点別評価数値に評価の目的に応じて
予め定められた重要度係数等を乗じた上で加算し、一元
的な総合評価数値を得ることができる。
【0060】すなわち、オープンエンドの問題において
は、いずれかの解答が完全に正しいということはなく、
それぞれの解答が観点を異にする長所と短所、十分と不
十分を併せ持っている。評価テストあるいは学習におい
て、設問に対して傾向を異にする解答選択枝を設け、解
答者が選択した解答について設けられている異なる観点
に立つ複数の自己評価レベルに対して、解答者が自ら選
択することにより、設問に対して解答者がどのような解
答を選択し、その選択した解答を自らどう評価している
かということを、多面的に把握して評価し、数値化でき
る。このようにして得られる数値を、解答者の能力の一
面及び複数の面を的確に表すものとして利用することが
できる。
【0061】このように高度な評価システムを用いるこ
とにより、1回のテストでも、目的と必要に応じた複数
の観点から、解答者の能力を的確に数値化して評価する
ことができる。請求項1、請求項2及び請求項3記載の
方法を利用することにより、このような評価システムが
可能になる。
【0062】
【発明の効果】請求項1、請求項2及び請求項3記載の
方法によれば、設問に対して単に解答してその正否を確
かめるという従来の形式とは異なり、解答に対する自己
の評価を解答者に与えさせるようにし、その自己評価が
得点に関係するようにしているため、解答者は意欲的に
しかも能動的に設問に対して取り組んで解答するように
なる。したがって、学習者にあっては、一つの設問を解
くことにより、より効率的に学習効果をあげることが可
能となる。
【0063】また、設問についてよく考えて解答し、安
易な判断で解答することはなくなり、見直しをする習慣
が身につくようになる。また、指導者や評価者は、設問
についての解答を通じて、解答者がどの程度理解を深め
ているかを効率的に把握することが可能となり、与えら
れた時間で、より適正な評価が可能となる。
【0064】また、解答者が十分に考慮して責任をもっ
て解答したものと、安易に無責任な態度で解答したもの
とを結果的に同等に評価してしまうという不合理を少な
くすることができる。請求項4及び請求項5記載のワー
クシートは、請求項1、請求項2及び請求項3記載の評
価方法を実施するに当たり、解答者の設問に対する自己
評価の程度を把握する手段として作用する。また、自己
評価を考慮した得失点の記入欄を設けることにより、数
値化した評価の把握及び集計作業を容易にする。
【0065】請求項6記載のマークシートを使用するこ
とにより、従来の複数選択枝の中から選択させる形式の
テストの持つ欠点を補い、的確な評価を得ることができ
る。また、このマークシートを使用することにより、機
械的あるいは電子的読み取りが可能となるため、請求項
1、請求項2及び請求項3記載の評価方法を実施するに
当たり、短時間に集計結果を得ることが可能となる。
【0066】請求項7記載の評価システムを使用するこ
とにより、学習者が入力した各設問に対する解答及びそ
の自己評価の程度に基づく評価点が算出され、表示され
るため、学習者自らの理解度を有効に確認することがで
きるとともに、能動的、意欲的に学習を進めるようにな
る。請求項8記載の評価システムを使用することによ
り、設問に対する解答の正否に基づく客観的評価に自己
評価を総合した評価結果を得ることができ、学習効率を
向上させるとともに、指導あるいは評価においてより適
正な評価を効率よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるワークシートの一実施例を示す図
である。
【図2】本発明の評価方法を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明にワークシートの他の実施例を示す図で
ある。
【図4】本発明によるマークシートの一実施例を示す図
である。
【図5】本発明の評価システムの基本構成図である。
【図6】本発明の評価システムの記憶装置の内容を示す
図である。
【図7】本発明の評価システムの処理フローチャートで
ある。
【図8】本発明の評価システムの他に実施例にかかる処
理フローチャートである。
【符号の説明】
1、20 ワークシート 5、23、43 自己評価記入欄 40 マークシート 50 評価システム 51 入力装置 52 演算処理装置 53 記憶装置 54 表示装置 55 印字装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設問に対してなされた解答に対して評価
    を加える評価方法であって、一つの設問に対して解答者
    が解答してその解答内容について解答者自身が一つの観
    点からの自己評価あるいは観点を異にする複数の観点に
    立つ自己評価を所定の形式に従って加えるステップと、
    前記解答内容に対する客観的評価と前記自己評価の2つ
    を因子として個々の解答に対する評価を数値化して該設
    問に対する評価とするステップよりなる自己評価導入式
    評価方法。
  2. 【請求項2】 設問に対してなされた解答に対して評価
    を加える評価方法であって、一つの設問に対する基準配
    点に、その設問に対する解答の客観的評価とその解答に
    対する解答者の自己評価の程度を総合した評価係数を乗
    じて、該解答に対する評価数値を決定する評価方法であ
    ることを特徴とする自己評価導入式評価方法。
  3. 【請求項3】 一つの設問に対する基準配点に乗じて該
    解答に対する評価数値を決定するための評価係数とし
    て、解答の客観的評価が正しいまたは適当である場合は
    正の値の係数、解答の客観的評価が誤りまたは不適当で
    ある場合は負の値の係数、解答がなされていない設問に
    対しては±0の係数が設けられ、さらに、各解答に対す
    る自己評価が高い場合には相対的に絶対値が大きい係数
    を、自己評価が低い場合には相対的に絶対値が小さい係
    数を設けていることを特徴とする請求項1及び請求項2
    記載の自己評価導入式評価方法。
  4. 【請求項4】 設問に対する解答及び自己評価を記入す
    るためのワークシートであって、各設問に対応して解答
    を記入するための解答記入欄と、前記解答記入欄に記入
    した解答について解答者自身が一つの観点からの自己評
    価あるいは観点を異にする複数の観点に立つ自己評価を
    所定の形式に従って付与するための自己評価記入欄を設
    けたことを特徴とするワークシート。
  5. 【請求項5】 各設問に対する基準配点に、客観的評価
    と自己評価を総合した評価係数を乗じて得られる得失点
    を記入する欄を各設問に対して設けたことを特徴とする
    請求項4記載のワークシート。
  6. 【請求項6】 各設問に対する解答を記入する欄と、各
    解答に対する解答者の自己評価を記入する欄を設けてな
    る問題解答用のマークシート。
  7. 【請求項7】 設問に対応する正解や解答別の客観評価
    を記憶する手段と、設問に対応する各解答について解答
    者に求める自己評価の観点別選択枝を記憶する手段と、
    設問に対応する基準配点を記憶する手段と、解答の客観
    的評価基準と解答者の自己評価のレベルに総合的に依拠
    している評価係数を記憶する手段と、設問に対して解答
    を入力する手段と、設問に対する解答について自己評価
    のレベルを入力する手段と、前記基準配点と前記評価係
    数を用い前記解答内容と前記自己評価のレベルに基づき
    評価点を算出する手段と、前記評価点の結果を表示する
    手段を備える評価システム。
  8. 【請求項8】 設問に対する解答を読み取り入力する手
    段と、入力された解答の内容や正否を判別する手段と、
    解答者の自己評価のレベルを読み取り入力する手段と、
    各設問の基準配点に、該設問に対する解答の内容と自己
    評価のレベルに応じる所定の評価係数を乗じて得られる
    点数を各解答に対する評価点として出力する手段を有す
    る評価システム。
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