JPH08146303A - マイクロスコープ - Google Patents

マイクロスコープ

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JPH08146303A
JPH08146303A JP6286552A JP28655294A JPH08146303A JP H08146303 A JPH08146303 A JP H08146303A JP 6286552 A JP6286552 A JP 6286552A JP 28655294 A JP28655294 A JP 28655294A JP H08146303 A JPH08146303 A JP H08146303A
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JP
Japan
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halogen lamp
life
illuminance
microscope
light source
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JP6286552A
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English (en)
Inventor
Yasunari Ake
康徳 明
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハロゲンランプの寿命を正確に認識する。 【構成】 ハロゲンランプ9からの光を光ファイバー4
5を通してフォトダイオード46に導いて、照度を測定
する。測定信号をマイクロコンピュータ20に入力し
て、使用レンズ選択スイッチ41aによって選択された
使用レンズ29に対応した寿命照度判定基準値とハロゲ
ンランプ9の照度値を比較する。照度値が寿命照度判定
基準値以下になると、ハロゲンランプ9の寿命と判定し
て、LED50やブザー51を駆動して報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察対象となる微小な
被写体に接触または近接させて使用され、被写体に光を
照射し、固体撮像素子で撮影した映像をモニター画面に
より観察できるようにレンズを通して拡大するマイクロ
スコープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマイクロスコープとし
て、例えば実開平5−6984号公報に開示されている
ように、固体撮像素子としてのCCD、CCDの画像信
号を処理する制御回路基板および被写体を照射するため
の光源を一体化して本体ケースに内装した形態の拡大観
察装置(マイクロスコープ)が知られている。
【0003】通常マイクロスコープでは、手で持って使
用するため、小型で扱いやすいことが望まれる。そのた
め、被写体を照射するための光源として、小型で光量の
大きなハロゲンランプを用い、定電圧駆動で使用するこ
とが多い。
【0004】このようなマイクロスコープを図9,10
に示す。マイクロスコープは、マイクロスコープ本体1
と制御装置2とから構成されており、マイクロスコープ
本体1は、図9の如く、合成樹脂製の本体ケース3に固
体撮像素子および制御回路基板としてのCCDカメラ
4、被写体照明用光源としてのハロゲンランプユニット
5、冷却ファン6が一体的に内装されたものである。本
体ケース3は手で持ちやすい形状とされ、制御装置2と
は図示しない可撓性のケーブルによって接続されてい
る。
【0005】CCDカメラ4は、本体ケース3の軸心に
沿って配設され、制御回路基板上に設けられた映像信号
処理部7を介してモニターテレビ8にケーブルによって
接続されている。ハロゲンランプユニット5は、ハロゲ
ンランプ9、防熱フィルタ10、集光レンズ11、およ
び光ファイバー12をその順序で本体ケース3の後端3
bから前方に同軸に配置してなり、本体ケース3の上半
部に配設されている。また、このような配置関係によ
り、ハロゲンランプ9の上面は本体ケース3の天面3a
と近接対向している。
【0006】冷却ファン6は、プロペラファンからな
り、ハロゲンランプ9から発生する熱を排気口13から
外部へ排出するために設けられたもので、本体ケース3
の後端部3bでハロゲンランプ9の斜め後方に配設され
ている。なお、図9中、14は吸入口、15はカバー、
16は整流板である。
【0007】そして、制御装置2は、図10に示すよう
に、中央制御部であるマイクロコンピュータ20、マイ
クロスコープ本体1からの映像信号を加工するための処
理部である映像出力切替部21、デコーダ22、A/D
変換器23、メモリ24、D/A変換器25、エンコー
ダ26、メモリ制御部27、キャラクタ制御部28から
構成されている。なお、図10中、29はレンズ、30
はフォーカスキャップである。
【0008】マイクロスコープ本体1においてハロゲン
ランプ9の光は、防熱フィルター10を介して集光レン
ズ11で集光され、光ファイバー12を通じてCCDカ
メラ4を照射する。レンズ29を通して拡大されCCD
カメラ4に撮像された被写体の光信号は、映像信号処理
部7を通して映像信号として制御装置2に入力され、制
御装置2で加工され、映像信号としてモニターテレビ8
に出力され、モニターテレビ8に写し出される。モニタ
ーテレビ8に出力される映像信号には動画と静止画の2
種類があり、マイクロコンピュータ20が切り替え制御
を行っている。動画では、マイクロスコープ本体1から
の映像信号がそのままモニターテレビ8に出力され、静
止画では、マイクロスコープ本体1からの映像信号に対
してデコード(Y/C分離、クロマ信号により色差信号
の生成)、メモリ書き込み、読み出し、およびエンコー
ド(輝度信号、色差信号によりコンポジットビデオ信号
の生成)の各処理を施した上、モニターテレビ8に出力
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハロゲンラ
ンプは使用していくにつれて劣化し、照度が低下してい
く。しかしながら、従来のマイクロスコープでは、使用
者がハロゲンランプの寿命を適確に認識することができ
ない。その原因として、以下のことが考えられる。
【0010】(1)本体ケースにハロゲンランプの照度
を測定する手段を具備していない場合、ハロゲンランプ
の照度の変化状況がわからない。
【0011】(2)ハロゲンランプの照度に基づいて寿
命を判定する手段を具備していない場合、ハロゲンラン
プの寿命を判定できない。
【0012】(3)使用するレンズの倍率が違えばレン
ズのF値が異なって必要照度が異なり、使用レンズに応
じたハロゲンランプの寿命を判定できない。
【0013】(4)ハロゲンランプの寿命情報を使用者
に対して報知する手段を具備していない場合、寿命がき
ても報知することができない。
【0014】このように、ハロゲンランプの寿命を適確
に認識できないため、適切なハロゲンランプの交換時期
がわからないという問題があり、照度の低下したハロゲ
ンランプを使用した結果、適性な画像が得られなくな
る。
【0015】そこで、本発明は、上記に鑑み、ハロゲン
ランプの交換時期がわかるマイクロスコープの提供を目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1〜3の如く、マイクロスコープ本体1に、固
体撮像素子および被写体照明用ハロゲンランプ9が内装
され、ハロゲンランプ9の照度を測定する照度測定手段
40と、使用レンズ29に応じた寿命照度判定基準値を
設定する使用レンズ設定手段41と、測定結果から寿命
照度判定基準値に基づいてハロゲンランプ9の寿命を判
定する寿命判定手段42と、ハロゲンランプ9の寿命情
報を報知する報知手段43とが設けられたものである。
【0017】そして、照度測定手段40として、ハロゲ
ンランプ9の照射口に、ハロゲンランプ照度測定用の光
ファイバー45を設け、ハロゲンランプ光の照度を光フ
ァイバー45を通して測定するものである。
【0018】また、他の課題解決手段は、図7の如く、
ハロゲンランプ9の使用時間を積算していき記憶する記
憶手段61と、積算された使用時間からハロゲンランプ
9の寿命時期を推定して報知する情報伝達手段62とが
設けられたものである。
【0019】
【作用】上記課題解決手段において、ハロゲンランプ光
の照度を照度測定手段40によって測定する。このと
き、光ファイバー45を通して測定すると、光量が適度
に減衰され、しかも最適な光量範囲で測定することがで
きる。
【0020】そして、測定結果と使用レンズ29に応じ
て設定された寿命照度判定基準値とを比較して、ハロゲ
ンランプ9の寿命を判定する。ここで、ハロゲンランプ
9が寿命に達していれば、このことを報知して、使用者
にハロゲンランプ9の交換を促す。また、寿命情報から
もうすぐハロゲンランプ9の寿命がくることが判るの
で、使用者はハロゲンランプ9の交換の準備しておけば
よく、撮像中に交換しなければならないといった不手際
を未然に防止できる。
【0021】また、他の課題解決手段において、ハロゲ
ンランプ9が使用されるごとに使用時間が積算されてい
き、記憶手段61によって記憶される。そして、その使
用時間からハロゲンランプ9の寿命時期が推定され、寿
命に関する情報が情報伝達手段62によって報知され
る。そのため、ハロゲンランプ9の交換時期等をあらか
じめ知ることができ、交換の準備をしておくことができ
る。
【0022】
【実施例】
(第一実施例)本発明の第一実施例のマイクロスコープ
を図1〜3に基づいて説明する。マイクロスコープは、
マイクロスコープ本体1と制御装置2とから構成され、
マイクロスコープ本体1にCCDカメラ4および光源で
あるハロゲンランプ9が一体的に内装されており、基本
的な構成は従来技術の図9,10で示したものと同じで
あるので、詳細な説明は省略する。そして、本実施例の
マイクロスコープには、従来のものに対して、ハロゲン
ランプ9の照度を測定する照度測定手段40と、使用レ
ンズ29に応じた寿命照度判定基準値を設定する使用レ
ンズ設定手段41と、測定結果および寿命照度判定基準
値に基づいてハロゲンランプ9の寿命を判定する寿命判
定手段42と、ハロゲンランプ9が寿命と判定されたと
きこれを報知する報知手段43とが設けられている。
【0023】前記照度測定手段40として、図2,3の
如く、ハロゲンランプ照度測定用の光ファイバー45
と、光ファイバー45を通して導かれたハロゲンランプ
光の照度を測定するフォトダイオード46とを備えてい
る。フォトダイオード46は、ハロゲンランプユニット
5の下方に配置されたプリント基板47に搭載され、光
ファイバー45は、ハロゲンランプ9の照射口にあるハ
ロゲンランプユニット5の光ファイバー12から分岐し
てフォトダイオード46に接続されている。さらに、フ
ォトダイオード46は接続線48を介して制御装置2の
A/D変換器49に接続され、測定信号がマイクロコン
ピュータ20に入力されるようになっている。なお、光
ファイバー45の使用する本数を選択することによっ
て、最適な光量範囲で照度測定することが可能となる。
【0024】前記使用レンズ設定手段41は、使用する
レンズ29の倍率が異なればレンズ29のF値が異な
り、必要照度が変わる、例えば高倍率ほど高い照度が必
要となるという理由により、使用レンズ29に応じて寿
命照度判定基準値を選択するためのものであり、使用者
が操作する選択スイッチ41aからなり、マイクロコン
ピュータ20に接続されており、使用者が使用するレン
ズ29の種類に応じて設定するようになっている。
【0025】前記報知手段43としては、マイクロスコ
ープ内に設けられたLED、LCD等の表示部、あるい
はマイクロスコープ外部のモニターテレビ8等の表示装
置、あるいはマイクロスコープ内に設けられたブザー、
スピーカ等の報知部がある。なお、これらを単独で用い
ても組み合わせて用いてもよいが、本実施例では、LE
D50とブザー51とが用いられ、それぞれLED駆動
部52、ブザー制御部53によってマイクロコンピュー
タ20からの出力信号により駆動される。
【0026】そして、マイクロコンピュータ20は、測
定されたハロゲンランプ照度値と寿命照度判定基準値と
を比較してハロゲンランプ9の寿命を判定する寿命判定
手段42を備え、ハロゲンランプ照度値が寿命照度判定
基準値以下であれば寿命であると判定する。また、CC
Dカメラ4やハロゲンランプ9を駆動するための機能も
備えており、CCDカメラ4に対して可変電子シャッタ
ー方式の制御を行っている。
【0027】上記構成において、図4,5に示すよう
に、使用者がマイクロスコープの電源を入れると、マイ
クロコンピュータ20は、使用者が設定した選択スイッ
チ41aの使用レンズ29の設定状態を読み取り、使用
レンズ29に応じた寿命照度判定基準値をマイクロコン
ピュータ20内のプログラムコードから選択する。例え
ば、600倍レンズの設定状態であると読み取ったと
き、600倍レンズ用寿命照度判定基準値を選択する。
そして、LED50やブザー51等への報知を中止して
おく。ここで、レンズ29が交換されて選択スイッチ4
1aが操作される場合があるので、もう一度選択スイッ
チ41aの設定状態を確認し、変更されていればそれに
応じた寿命照度判定基準値を選択する。
【0028】撮像が開始されると、集光レンズ11を通
過したハロゲンランプ光はハロゲンランプ照度測定用の
光ファイバー45を通して適度に光量が減衰されてフォ
トダイオード46で受光され、測定信号をA/D変換し
てマイクロコンピュータ20へ入力する。これによっ
て、自らハロゲンランプ照度を測定できるようになる。
ただし、入力値の変動率がかなり小さくなる(例えば、
5%の変動率)まで、マイクロコンピューター20は入
力値を無視する。
【0029】マイクロコンピュータ20では、入力され
た現在のハロゲンランプ照度値を寿命照度判定基準値と
比較しており、ハロゲンランプ照度値が寿命照度判定基
準値以下になるとハロゲンランプ9が寿命であると判定
する。そうすると、LED駆動部52を介してLED5
0に対して表示する。また、マイクロスコープ外部にモ
ニターテレビ8等が接続されていれば、動画、静止画状
態に関係なく、キャラクタ制御部28を通してモニター
テレビ8に文字等で表示する。また、ブザー制御部53
を介してブザー51を鳴動させて報知する。
【0030】これによって、使用者はハロゲンランプ9
の交換時期が容易にわかり、寿命のきたハロゲンランプ
9を新しいハロゲンランプ9に交換してマイクロスコー
プを使用することにより、適性な画像を得ることができ
る。また、ハロゲンランプ9の照度を直に測定している
ので、使用される環境条件や初期照度のばらつきの影響
を受けず、正確にハロゲンランプ9の交換時期を認識で
きる。
【0031】ところで、使用レンズ29を低倍率にすれ
ば、高倍率の場合に比べてハロゲンランプ9の照度が低
下しても十分使用できる。そこで、レンズ29が交換さ
れたかどうか確認するために、再度選択スイッチ41a
の設定状態を読み取り、上記と同様に寿命判定を行い、
むだにハロゲンランプ9を交換しないような対策が取ら
れている。
【0032】ここで、照度測定手段40の他の実施例と
して、図6の如く、フォトダイオード46がハロゲンラ
ンプユニット5の防熱フィルタ10と集光レンズ11と
の間の底部にLアングル55によって固定され、フォト
ダイオード46からの接続線48がプリント基板47を
貫通して制御装置2のA/D変換器49に接続されてい
る。これによって、フィルタ10だけで減衰され集光レ
ンズ11により減衰されないハロゲンランプ光を受光で
き、照度の測定精度を高めることができる。
【0033】(第二実施例)本実施例では、図7の如
く、ハロゲンランプ9が交換されたときに操作されるハ
ロゲンランプ取付完了スイッチ60と、このスイッチ6
0の操作後ハロゲンランプ9が使用されるごとに使用時
間を計時積算して記憶する記憶手段61と、積算された
使用時間からハロゲンランプ9の寿命時期を推定して報
知する情報伝達手段62とが設けられている。
【0034】前記記憶手段61は、電気的に書き換え可
能な不揮発性メモリであるEEPROM63、あるいは
SRAMを備えている。そして、マイクロコンピュータ
20では、ハロゲンランプ取付完了スイッチ60が操作
されたときEEPROM63をクリアする手段と、前記
情報伝達手段62とを備え、情報伝達手段62は、ハロ
ゲンランプ9の使用時間を積算してEEPROM63に
記憶させる機能と、積算された使用時間からハロゲンラ
ンプ9の寿命時期を推定する機能と、その寿命情報をL
ED50、ブザー51を駆動して報知する機能とを有し
ている。
【0035】これによって、図8に示すように、ハロゲ
ンランプ9を交換してハロゲンランプ取付完了スイッチ
60を操作すると、EEPROM63がクリアされる。
ハロゲンランプ9の使用時間の積算を開始して、ハロゲ
ンランプ9が使用されるごとにEEPROM63に記憶
する。そして、ハロゲンランプ9の寿命時期に対応する
時間に基づいて積算された使用時間から現在のハロゲン
ランプ9の寿命が推定され、これを寿命情報として現在
どの程度であるとか、あるいは寿命まで後どれくらいで
あるといったような表示をしたり音声等で報知する。ま
た、ハロゲンランプ9が寿命に達したときは、このこと
が報知され、使用者に交換を促すようになっている。
【0036】このように、使用者に対してハロゲンラン
プ9の寿命情報を伝えることができる。しかも、ハロゲ
ンランプ9の使用積算時間をEEPROM63に記憶し
ておけば、マイクロスコープの電源を切っても、ハロゲ
ンランプ9の積算使用時間は消えることはない。
【0037】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、光
源として、メタルハライドランプ、キセノンランプ等を
使用してもよい。また、照度測定手段のフォトダイオー
ドの代わりにフォトトランジスタ、CDS等を用いても
よい。
【0038】第一実施例における使用レンズ設定手段に
おいて、使用レンズ選択スイッチによる手動操作の代わ
りに使用レンズを自動的に判別してマイクロコンピュー
タに出力するレンズの検出手段を設けてもよい。また、
ハロゲンランプの寿命がきたときに報知するだけでな
く、ハロゲンランプの照度の低下度合いからハロゲンラ
ンプの寿命情報を推定して、この情報を報知するように
してもよい。
【0039】第二実施例において、使用レンズごとにハ
ロゲンランプの寿命となる使用時間を設定しておけば、
レンズによってはまだ使用できるハロゲンランプを交換
してしまうといった弊害をなくすことができる。
【0040】また、第一実施例の照度を測定する方法と
第二実施例の使用時間を積算していく方法を組み合わせ
て、ハロゲンランプの寿命を推定すると、ハロゲンラン
プの寿命予測に対する精度が上がり確実性が増す。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、請求項1
の発明によると、光源の照度を測定して、測定結果から
光源の寿命を判定するので、光源の照度の変化状況がわ
かり、寿命を正確に認識できる。そのため、適切な時期
に光源を交換することができ、照度低下による画質の低
下を防止することができる。
【0042】請求項2の発明によると、光源としてハロ
ゲンランプが使用されるとき、ハロゲンランプの照射口
に、ハロゲンランプ照度測定用の光ファイバーを設け、
ハロゲンランプ光の照度を光ファイバーを通して測定す
ることにより、適度に光量が減衰され、しかも最適な光
量範囲での照度測定が可能となるので、測定精度を向上
することができる。また、光ファイバーは強度が高く、
自在に曲げれるので、引き回し場所の制約を受けること
がなく、マイクロスコープの小型化を阻害しない。
【0043】請求項3の発明によると、使用レンズに応
じた寿命照度判定基準値を設定することにより、使用レ
ンズによってはまだ寿命がきていない光源が交換される
といったことがなくなり、光源をより長く使用すること
ができる。
【0044】請求項4の発明によると、光源の寿命情報
が報知されるので、使用者は光源の交換時期を予測する
ことができ、交換準備を整えておくことができる。ま
た、マイクロスコープの使用中に寿命がきて、画質が低
下するといったことを未然に防止することができる。
【0045】請求項5の発明によると、光源の使用時間
を積算していき記憶し、積算された使用時間から光源の
寿命時期を推定して報知することにより、使用される環
境条件や初期照度のばらつきに影響されずに正確な光源
の寿命情報を得ることができる。また、光源の寿命情報
から光源の照度の変化状況がわかり、寿命を正確に認識
でき、適切な時期に光源を交換することができ、照度低
下による画質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のマイクロスコープの機能
ブロック図
【図2】マイクロスコープ本体の断面図
【図3】マイクロスコープの制御ブロック図
【図4】ハロゲンランプの寿命を測定するためのフロー
チャート
【図5】ハロゲンランプの寿命を測定するためのフロー
チャート
【図6】他の照度測定手段を示したマイクロスコープ本
体の断面図
【図7】第二実施例のマイクロスコープの制御ブロック
【図8】ハロゲンランプの使用時間を積算するフローチ
ャート
【図9】従来のマイクロスコープ本体の断面図
【図10】従来のマイクロスコープの制御ブロック図
【符号の説明】
1 マイクロスコープ本体 2 制御装置 9 ハロゲンランプ 40 照度測定手段 41 使用レンズ設定手段 42 寿命判定手段 43 報知手段 45 光ファイバー 46 フォトダイオード 61 記憶手段 62 情報伝達手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロスコープ本体に、固体撮像素子
    および被写体照明用光源が内装されたマイクロスコープ
    において、前記光源の照度を測定する照度測定手段と、
    測定結果から光源の寿命を判定する寿命判定手段とが設
    けられたことを特徴とするマイクロスコープ。
  2. 【請求項2】 光源としてハロゲンランプが使用され、
    該ハロゲンランプの照射口に、ハロゲンランプ照度測定
    用の光ファイバーを設け、ハロゲンランプ光の照度を光
    ファイバーを通して測定することを特徴とする請求項1
    記載のマイクロスコープ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロスコープにおい
    て、使用レンズに応じた寿命照度判定基準値を設定する
    使用レンズ設定手段が設けられ、寿命判定手段は寿命照
    度判定基準値に基づいて光源の寿命を判定することを特
    徴とするマイクロスコープ。
  4. 【請求項4】 光源の寿命情報を報知する報知手段が設
    けられたことを特徴とする請求項1または3記載のマイ
    クロスコープ。
  5. 【請求項5】 マイクロスコープ本体に、固体撮像素子
    および被写体照明用光源が内装されたマイクロスコープ
    において、前記光源の使用時間を積算していき記憶する
    記憶手段と、積算された使用時間から前記光源の寿命時
    期を推定して報知する情報伝達手段とが設けられたこと
    を特徴とするマイクロスコープ。
JP6286552A 1994-11-21 1994-11-21 マイクロスコープ Pending JPH08146303A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002098908A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Olympus Optical Co Ltd 顕微鏡装置
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JP2009198620A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Yokogawa Electric Corp 可動部品稼動情報の保持方法とこれを用いた機器

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