JPH08140742A - 折り畳み脚付き家具 - Google Patents
折り畳み脚付き家具Info
- Publication number
- JPH08140742A JPH08140742A JP6284985A JP28498594A JPH08140742A JP H08140742 A JPH08140742 A JP H08140742A JP 6284985 A JP6284985 A JP 6284985A JP 28498594 A JP28498594 A JP 28498594A JP H08140742 A JPH08140742 A JP H08140742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- slide
- locking
- leg frame
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C3/00—Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
- A47C3/20—Chairs or stools with vertically-adjustable seats
- A47C3/36—Chairs or stools with vertically-adjustable seats with means, or adapted, for inclining the legs of the chair or stool for varying height of seat
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 立脚されたクロス脚が不用意に折り畳まれる
ことがない折り畳み脚付き家具を提供することにある。 【構成】 脚枠材７ｂの上端に設けた連結用軸杆部９ｂ
を主板１の裏面に設けたスライド受金具３の係止部付ス
ライド溝４に対してスライドおよび係止自在に連結した
折り畳み脚付き家具において、係止部付スライド溝４が
スライド主溝４ａの溝縁に細頸溝４ｂを介して係止用円
孔４ｃを続かせたもので、且つ、連結用軸杆部９ｂと係
止部付スライド溝４とは、外径が前記細頸溝４ｂを通過
できる程度のねじ込み軸部１３に係止用円孔４ｃとの嵌
止用テーパ部１４ａを有する基軸部１４を介して操作用
頭部１６を続かせたロック部材１１を用いてロック部材
１１の緩締により脚枠材７ｂを折り畳みと固定とができ
るように連結したもの。
ことがない折り畳み脚付き家具を提供することにある。 【構成】 脚枠材７ｂの上端に設けた連結用軸杆部９ｂ
を主板１の裏面に設けたスライド受金具３の係止部付ス
ライド溝４に対してスライドおよび係止自在に連結した
折り畳み脚付き家具において、係止部付スライド溝４が
スライド主溝４ａの溝縁に細頸溝４ｂを介して係止用円
孔４ｃを続かせたもので、且つ、連結用軸杆部９ｂと係
止部付スライド溝４とは、外径が前記細頸溝４ｂを通過
できる程度のねじ込み軸部１３に係止用円孔４ｃとの嵌
止用テーパ部１４ａを有する基軸部１４を介して操作用
頭部１６を続かせたロック部材１１を用いてロック部材
１１の緩締により脚枠材７ｂを折り畳みと固定とができ
るように連結したもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子やテーブル等とし
て用いられる折り畳み脚付き家具に関するものである。
て用いられる折り畳み脚付き家具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】脚枠材の上端に設けられた連結用軸杆部
をテーブル天板や椅子座板などの主板の裏面に設けられ
たスライド受金具に形成してある係止部付スライド溝に
スライドおよび係止自在に連結して脚枠材を主板に対し
て折り畳みできるように連結した折り畳み脚付き家具は
従来より多くみられるところであるが、従来のこの種折
り畳み脚付き家具におけるスライド受金具の係止部付ス
ライド溝は、スライド主溝の溝縁所要箇所に係止ピンを
係合できる幅を有する切欠を設けただけのものであるた
め、脚枠材は安定した立脚状態を保持し難く、立脚させ
た椅子やテーブルを持ち上げて移動する際、係止ピンが
係止用切欠から抜け出て脚枠材が不用意に折り畳まれる
事がしばしば発生するという問題があった。
をテーブル天板や椅子座板などの主板の裏面に設けられ
たスライド受金具に形成してある係止部付スライド溝に
スライドおよび係止自在に連結して脚枠材を主板に対し
て折り畳みできるように連結した折り畳み脚付き家具は
従来より多くみられるところであるが、従来のこの種折
り畳み脚付き家具におけるスライド受金具の係止部付ス
ライド溝は、スライド主溝の溝縁所要箇所に係止ピンを
係合できる幅を有する切欠を設けただけのものであるた
め、脚枠材は安定した立脚状態を保持し難く、立脚させ
た椅子やテーブルを持ち上げて移動する際、係止ピンが
係止用切欠から抜け出て脚枠材が不用意に折り畳まれる
事がしばしば発生するという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題を解決し、立脚された脚枠材が不用意に折り畳まれ
ることがない折り畳み脚付き家具を提供することにあ
る。
問題を解決し、立脚された脚枠材が不用意に折り畳まれ
ることがない折り畳み脚付き家具を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明の折り畳み脚付き家具は、脚枠材の上端に設
けられた連結用軸杆部を主板の裏面に設けられたスライ
ド受金具に形成してある係止部付スライド溝に対してス
ライドおよび係止自在に連結して脚枠材を折り畳みでき
るように連結した折り畳み脚付き家具において、スライ
ド受金具の係止部付スライド溝がスライド主溝の溝縁所
要箇所に細頸溝を介して係止用円孔を続かせたものであ
り、且つ、前記連結用軸杆部と係止部付スライド溝と
は、外径が前記細頸溝を通過できる程度のねじ込み軸部
に前記係止用円孔との嵌止用テーパ部を有する基軸部を
介して操作用頭部を続かせたロック部材を用い、このロ
ック部材のねじ込み軸部を前記係止部付スライド溝を通
じて連結用軸杆部にねじ込んで該ロック部材の緩締によ
り主板に対して脚枠材を折り畳みと固定とができるよう
に連結してあることを特徴とするものである。
した本発明の折り畳み脚付き家具は、脚枠材の上端に設
けられた連結用軸杆部を主板の裏面に設けられたスライ
ド受金具に形成してある係止部付スライド溝に対してス
ライドおよび係止自在に連結して脚枠材を折り畳みでき
るように連結した折り畳み脚付き家具において、スライ
ド受金具の係止部付スライド溝がスライド主溝の溝縁所
要箇所に細頸溝を介して係止用円孔を続かせたものであ
り、且つ、前記連結用軸杆部と係止部付スライド溝と
は、外径が前記細頸溝を通過できる程度のねじ込み軸部
に前記係止用円孔との嵌止用テーパ部を有する基軸部を
介して操作用頭部を続かせたロック部材を用い、このロ
ック部材のねじ込み軸部を前記係止部付スライド溝を通
じて連結用軸杆部にねじ込んで該ロック部材の緩締によ
り主板に対して脚枠材を折り畳みと固定とができるよう
に連結してあることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】本発明の脚付き折り畳み家具は、脚枠材を折り
畳む場合はロック部材を逆回動させることにより緩めて
係止部付スライド溝の係止用円孔に対する嵌止用テーパ
部の嵌止を解き、ねじ込み軸部を細頸溝よりスライド主
溝に位置させて脚枠材を折り畳んでゆく。そして、脚枠
材を立脚させる場合には、その逆の操作をしてスライド
主溝にあるねじ込み軸部を所要の細頸溝を通じ係止用円
孔内に位置させ、ロック部材を回動させることにより締
付けてロック部材の嵌止用テーパ部を係止用円孔に嵌合
係止させれば、脚枠材は確実にロックされ、主板を持ち
上げて移動させても脚枠材が不用意に折り畳まれること
はない。
畳む場合はロック部材を逆回動させることにより緩めて
係止部付スライド溝の係止用円孔に対する嵌止用テーパ
部の嵌止を解き、ねじ込み軸部を細頸溝よりスライド主
溝に位置させて脚枠材を折り畳んでゆく。そして、脚枠
材を立脚させる場合には、その逆の操作をしてスライド
主溝にあるねじ込み軸部を所要の細頸溝を通じ係止用円
孔内に位置させ、ロック部材を回動させることにより締
付けてロック部材の嵌止用テーパ部を係止用円孔に嵌合
係止させれば、脚枠材は確実にロックされ、主板を持ち
上げて移動させても脚枠材が不用意に折り畳まれること
はない。
【０００６】
【実施例】次に、本発明を図１、２、３に基づいて詳細
に説明する。１は椅子座板やテーブル天板の主板であ
り、該主板１の下面一側には所定間隔で対向させた軸受
部材２、２が取り付けられるとともに、下面他側には所
定間隔で対向するスライド受金具３、３が取り付けられ
ている。スライド受金具３には後記するクロス脚７が最
小開脚角度となる最大立脚高さから最大開脚角度となる
折り畳み状態まで開脚角度を変更できるストロークを有
するスライド主溝４ａの溝縁所要箇所に細頸溝４ｂを介
して係止用円孔４ｃを続かせた係止部付スライド溝４が
形成してある。
に説明する。１は椅子座板やテーブル天板の主板であ
り、該主板１の下面一側には所定間隔で対向させた軸受
部材２、２が取り付けられるとともに、下面他側には所
定間隔で対向するスライド受金具３、３が取り付けられ
ている。スライド受金具３には後記するクロス脚７が最
小開脚角度となる最大立脚高さから最大開脚角度となる
折り畳み状態まで開脚角度を変更できるストロークを有
するスライド主溝４ａの溝縁所要箇所に細頸溝４ｂを介
して係止用円孔４ｃを続かせた係止部付スライド溝４が
形成してある。
【０００７】７は上端を連結用軸杆部９ａとした一方の
脚枠材７ａと、上端を連結用軸杆部９ｂとした他方の脚
枠材７ｂとをＸ状に交差させてピン８をもって枢動自在
としたクロス脚であり、両脚枠材７ａ、７ｂの下端には
接地杆１０ａ、１０ｂが設けられており、他方の脚枠材
７ｂの上端の連結用軸杆部９ｂの両端にはロック部材１
１のねじ込み軸部１３を螺着する雌ねじ部を有する端板
１２が嵌着されている。また、前記ロック部材１１は外
径が前記細頸溝４ｂを通過できる程度のねじ込み軸部１
３に前記係止用円孔４ｃとの嵌止用テーパ部１４ａを有
する基軸部１４を介して操作用頭部１６を続かせたもの
である。
脚枠材７ａと、上端を連結用軸杆部９ｂとした他方の脚
枠材７ｂとをＸ状に交差させてピン８をもって枢動自在
としたクロス脚であり、両脚枠材７ａ、７ｂの下端には
接地杆１０ａ、１０ｂが設けられており、他方の脚枠材
７ｂの上端の連結用軸杆部９ｂの両端にはロック部材１
１のねじ込み軸部１３を螺着する雌ねじ部を有する端板
１２が嵌着されている。また、前記ロック部材１１は外
径が前記細頸溝４ｂを通過できる程度のねじ込み軸部１
３に前記係止用円孔４ｃとの嵌止用テーパ部１４ａを有
する基軸部１４を介して操作用頭部１６を続かせたもの
である。
【０００８】１５はスライド主溝４ａの最外側に設けら
れた細頸溝４ｂと同幅の係止溝であり、該係止溝１５は
折り畳み時にロック部材１１のねじ込み軸部１３を係合
させて折り畳み状態を保持するものである。
れた細頸溝４ｂと同幅の係止溝であり、該係止溝１５は
折り畳み時にロック部材１１のねじ込み軸部１３を係合
させて折り畳み状態を保持するものである。
【０００９】このように構成されたものは、不使用時に
はロック部材１１を緩めてその嵌止用テーパ部１４ａと
係止部付スライド溝４の係止用円孔４ｃとの嵌止を解い
たうえ、ねじ込み軸部１３を細頸溝４ｂよりスライド主
溝４ａに位置させた状態で他方の脚枠材７ｂを前記ねじ
込み軸部１３が最外側の係止溝１５に達するまで折り畳
んでゆけば、一方の脚枠材７ａも従動してクロス脚７が
最大開脚角度となり、クロス脚７の接地杆１０ａ、１０
ｂは主体１の下面に近接することとなるから、クロス脚
７が折り畳まれて偏平状態となった状態で多数個を積み
重ねたり、立てかけてればコンパクトに保管することが
できる。
はロック部材１１を緩めてその嵌止用テーパ部１４ａと
係止部付スライド溝４の係止用円孔４ｃとの嵌止を解い
たうえ、ねじ込み軸部１３を細頸溝４ｂよりスライド主
溝４ａに位置させた状態で他方の脚枠材７ｂを前記ねじ
込み軸部１３が最外側の係止溝１５に達するまで折り畳
んでゆけば、一方の脚枠材７ａも従動してクロス脚７が
最大開脚角度となり、クロス脚７の接地杆１０ａ、１０
ｂは主体１の下面に近接することとなるから、クロス脚
７が折り畳まれて偏平状態となった状態で多数個を積み
重ねたり、立てかけてればコンパクトに保管することが
できる。
【００１０】そして必要時には、所定間隔をおいて対向
するスライド受金具３、３の係止溝１５、１５にねじ込
み軸部１３を係合させているロック部材１１をスライド
主溝４ａ側に移動させたうえスライド主溝４ａの溝縁の
所要箇所に細頸溝４ｂを介して続かせてある係止用円孔
４ｃのいずれかに前記細頸溝４ｂにロック部材１１のね
じ込み軸部１３を臨ませて係止用円孔４ｃに嵌合させ
る。そして、このねじ込み軸部１３の先端を他方の脚枠
材７ｂの上端の連結用軸杆部９ｂの両端にある端板１２
に螺挿し、さらにねじ込みを続けてねじ込み軸部１３に
続く嵌止用テーパ部１４ａを係止用円孔４ｃに嵌合係止
させれば、連結用軸杆部９ｂはスライド受金具３にロッ
クされた状態となり、クロス脚７は所定の高さで立脚さ
れることなる。
するスライド受金具３、３の係止溝１５、１５にねじ込
み軸部１３を係合させているロック部材１１をスライド
主溝４ａ側に移動させたうえスライド主溝４ａの溝縁の
所要箇所に細頸溝４ｂを介して続かせてある係止用円孔
４ｃのいずれかに前記細頸溝４ｂにロック部材１１のね
じ込み軸部１３を臨ませて係止用円孔４ｃに嵌合させ
る。そして、このねじ込み軸部１３の先端を他方の脚枠
材７ｂの上端の連結用軸杆部９ｂの両端にある端板１２
に螺挿し、さらにねじ込みを続けてねじ込み軸部１３に
続く嵌止用テーパ部１４ａを係止用円孔４ｃに嵌合係止
させれば、連結用軸杆部９ｂはスライド受金具３にロッ
クされた状態となり、クロス脚７は所定の高さで立脚さ
れることなる。
【００１１】また、このようにし立脚されたクロス脚７
が高すぎるか低すぎた場合は、ロック部材１１による締
付を緩めて係止用円孔４ｃに嵌合されていたねじ部１３
を小間隙５を通じてスライド溝４に移動させ、ねじ部１
３のガイド下に連結用軸杆９ｂの位置を前後動させてク
ロス脚７が所望の高さとなる係止用円孔４ｃを選択す
る。そして、選択された係止用円孔４ｃに前記同様ロッ
ク部材１１の嵌止用テーパ部１４ａを嵌合係止させて連
結用軸杆部９ｂをロックする。このようにして所望の高
さに立脚された脚付き折り畳み家具は、移動させるため
に持ち上げてもスライド受金具３の係止用円孔４ｃに嵌
止用テーパ部１４ａが嵌合係止されているので、クロス
脚７の重みは係止用円孔４ｃに嵌止用テーパ部１４ａが
嵌合されている基軸部１４によって受けられ確実にクロ
ス脚７はロックされることなり、不用意にクロス脚７が
折り畳まれることはない。なお、実施例では両スライド
受金具３、３に係止用円孔４ｃを形成したものとしてい
るが、係止用円孔４ｃを一方のスライド受金具３のみに
設けて、他方のスライド受金具には折り畳み時に係合さ
れる係止溝１５と同様の係止溝を形成したものとしても
よいことは勿論である。
が高すぎるか低すぎた場合は、ロック部材１１による締
付を緩めて係止用円孔４ｃに嵌合されていたねじ部１３
を小間隙５を通じてスライド溝４に移動させ、ねじ部１
３のガイド下に連結用軸杆９ｂの位置を前後動させてク
ロス脚７が所望の高さとなる係止用円孔４ｃを選択す
る。そして、選択された係止用円孔４ｃに前記同様ロッ
ク部材１１の嵌止用テーパ部１４ａを嵌合係止させて連
結用軸杆部９ｂをロックする。このようにして所望の高
さに立脚された脚付き折り畳み家具は、移動させるため
に持ち上げてもスライド受金具３の係止用円孔４ｃに嵌
止用テーパ部１４ａが嵌合係止されているので、クロス
脚７の重みは係止用円孔４ｃに嵌止用テーパ部１４ａが
嵌合されている基軸部１４によって受けられ確実にクロ
ス脚７はロックされることなり、不用意にクロス脚７が
折り畳まれることはない。なお、実施例では両スライド
受金具３、３に係止用円孔４ｃを形成したものとしてい
るが、係止用円孔４ｃを一方のスライド受金具３のみに
設けて、他方のスライド受金具には折り畳み時に係合さ
れる係止溝１５と同様の係止溝を形成したものとしても
よいことは勿論である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、スライド受金具の係止部付スライド溝がスライド主
溝の溝縁所要箇所に細頸溝を介して係止用円孔を続かせ
たものであり、且つ、前記連結用軸杆部と係止部付スラ
イド溝とは、外径が前記細頸溝を通過できる程度のねじ
込み軸部に前記係止用円孔との嵌止用テーパ部を有する
基軸部を介して操作用頭部を続かせたロック部材を用
い、このロック部材のねじ込み軸部を前記係止部付スラ
イド溝を通じて連結用軸杆部にねじ込んで該ロック部材
の緩締により主板に対して脚枠材を折り畳みと固定とが
できるように連結してあるので、立脚時にロック部材の
嵌止用テーパ部が係止用円孔に嵌合係止されると主板を
持ち上げても脚枠材が折り畳まれることを確実に防止で
きる。また、一対の脚枠材をＸ状に交差させて枢動自在
としたクロス脚の他方の脚枠材にのみ前記機構を採り入
れ、他の一方は連結用軸杆部をもって主板の裏面一側に
取付けられた軸受部材に通常の連結手段で枢着した場合
には、一方の脚枠材は他方の脚枠材の操作のみで従動さ
れるのでより操作が簡単となる利点がある。さらに、ス
ライド主溝の溝縁に所要間隔をおいて細頸溝を多数配設
し、各細頸溝にそれぞれ係止用円孔を続かせておけば、
使用する人の体格や年齢に応じてロック部材をロックす
る係止用円孔の位置を変えることができ、クロス脚の立
脚高さを適宜変更することができる等種々の利点を有す
るものである。従って、本発明は従来の問題点を解決し
た折り畳み脚付き家具として極めて価値あるものであ
る。
に、スライド受金具の係止部付スライド溝がスライド主
溝の溝縁所要箇所に細頸溝を介して係止用円孔を続かせ
たものであり、且つ、前記連結用軸杆部と係止部付スラ
イド溝とは、外径が前記細頸溝を通過できる程度のねじ
込み軸部に前記係止用円孔との嵌止用テーパ部を有する
基軸部を介して操作用頭部を続かせたロック部材を用
い、このロック部材のねじ込み軸部を前記係止部付スラ
イド溝を通じて連結用軸杆部にねじ込んで該ロック部材
の緩締により主板に対して脚枠材を折り畳みと固定とが
できるように連結してあるので、立脚時にロック部材の
嵌止用テーパ部が係止用円孔に嵌合係止されると主板を
持ち上げても脚枠材が折り畳まれることを確実に防止で
きる。また、一対の脚枠材をＸ状に交差させて枢動自在
としたクロス脚の他方の脚枠材にのみ前記機構を採り入
れ、他の一方は連結用軸杆部をもって主板の裏面一側に
取付けられた軸受部材に通常の連結手段で枢着した場合
には、一方の脚枠材は他方の脚枠材の操作のみで従動さ
れるのでより操作が簡単となる利点がある。さらに、ス
ライド主溝の溝縁に所要間隔をおいて細頸溝を多数配設
し、各細頸溝にそれぞれ係止用円孔を続かせておけば、
使用する人の体格や年齢に応じてロック部材をロックす
る係止用円孔の位置を変えることができ、クロス脚の立
脚高さを適宜変更することができる等種々の利点を有す
るものである。従って、本発明は従来の問題点を解決し
た折り畳み脚付き家具として極めて価値あるものであ
る。
【図１】本発明の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図２】本発明の実施例のロック部材を示す一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の実施例のロック部材を示す一部切欠側
面図である。
面図である。
１ 主板 ２ 軸受部材 ３ スライド受金具 ４ 係止部付スライド溝 4a スライド主溝 4b 細頸溝 4c 係止用円孔 ７ クロス脚 7a 脚枠材 7b 脚枠材 9a 連結用軸杆部 9b 連結用軸杆部 11 ロック部材 13 ねじ込み軸部 14 基軸部 14a 嵌止用テーパ部 16 操作用頭部
Claims (3)
- 【請求項１】 脚枠材(7b)の上端に設けられた連結用軸
杆部(9b)を主板(1)の裏面に設けられたスライド受金具
(3) に形成してある係止部付スライド溝(4)に対してス
ライドおよび係止自在に連結して脚枠材(7b)を折り畳み
できるように連結した折り畳み脚付き家具において、ス
ライド受金具(3) の係止部付スライド溝(4) がスライド
主溝(4a)の溝縁所要箇所に細頸溝(4b)を介して係止用円
孔(4c)を続かせたものであり、且つ、前記連結用軸杆部
(9b)と係止部付スライド溝(4)とは、外径が前記細頸溝
(4b)を通過できる程度のねじ込み軸部(13)に前記係止用
円孔(4c)との嵌止用テーパ部(14a) を有する基軸部(14)
を介して操作用頭部(16)を続かせたロック部材(11)を用
い、このロック部材(11)のねじ込み軸部(13)を前記係止
部付スライド溝(4) を通じて連結用軸杆部(9b)にねじ込
んで該ロック部材(11)の緩締により主板(1) に対して脚
枠材(7b)を折り畳みと固定とができるように連結してあ
ることを特徴とする脚付き折り畳み家具。 - 【請求項２】 上端を連結用軸杆部(9a)とした一方の脚
枠材(7a)と上端を連結用軸杆部(9b)とした他方の脚枠材
(7b)とをＸ状に交差させて枢動自在としたクロス脚(7)
を一方の脚枠材(7a)の連結用軸杆部(9a)をもって主板
(1) の裏面一側に取付けられた軸受部材(2) に枢着する
とともに、他方の脚枠材(7b)の連結用軸杆部(9b)を前記
主板(1) の裏面他側に取付けてあるスライド受金具(3)
の係止部付スライド溝(4) にスライドおよび係止自在に
連結して両脚枠材(7a)、(7b)を同時に折り畳みできるよ
うに連結した折り畳み脚付き家具において、スライド受
金具(3) の係止部付スライド溝(4) がスライド主溝(4a)
の溝縁所要箇所に細頸溝(4b)を介して係止用円孔(4c)を
続かせたものであり、且つ、前記した他方の脚枠材(7b)
の上端と係止部付スライド溝(4) とは、外径が前記細頸
溝(4b)を通過できる程度のねじ込み軸部(13)に前記係止
用円孔(4c)との嵌止用テーパ部(14a) を有する基軸部(1
4)を介して操作用頭部(16)を続かせたロック部材(11)を
用い、このロック部材(11)のねじ込み軸部(13)を前記係
止部付スライド溝(4) を通じて他方の脚枠材(7b)の連結
用軸杆部(9b)にねじ込んで該ロック部材(11)の緩締によ
り主板(1) に対して両脚枠材(7a)、(7b)を同時に折り畳
みと固定とができるように連結してあることを特徴とす
る折り畳み脚付き家具。 - 【請求項３】 スライド主溝(4a)の溝縁に所要間隔をお
いて細頸溝(4b)が多数配設され、各細頸溝(4b)にそれぞ
れ係止用円孔(4c)が続かせてある請求項１または２に記
載の折り畳み脚付き家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6284985A JPH08140742A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 折り畳み脚付き家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6284985A JPH08140742A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 折り畳み脚付き家具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08140742A true JPH08140742A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17685649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6284985A Withdrawn JPH08140742A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 折り畳み脚付き家具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08140742A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006074615A1 (fr) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | Luhao Leng | Table pliante a pieds croises |
| JP2007044502A (ja) * | 2005-08-08 | 2007-02-22 | Otto Bock Healthcare Ip Gmbh & Co Kg | スタンディング式車いす |
| JP2010142521A (ja) * | 2008-12-20 | 2010-07-01 | Mutsumi Giken Kk | 上下台を上下に移動できる上下機構 |
| KR101479319B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2015-01-05 | 주식회사 맘스오피스 | 옷걸이 행거 |
| KR101635611B1 (ko) * | 2015-11-25 | 2016-07-11 | 주식회사 티피에스 | 절첩식 휴대용 테이블 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP6284985A patent/JPH08140742A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006074615A1 (fr) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | Luhao Leng | Table pliante a pieds croises |
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