JPH08139688A - 音声符号化装置 - Google Patents

音声符号化装置

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JPH08139688A
JPH08139688A JP6293666A JP29366694A JPH08139688A JP H08139688 A JPH08139688 A JP H08139688A JP 6293666 A JP6293666 A JP 6293666A JP 29366694 A JP29366694 A JP 29366694A JP H08139688 A JPH08139688 A JP H08139688A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル移動通信方式の自動車電話システム
で使用する音声符号化装置において、移動局のVOX
(又はVAD)処理における無音検出時に送信される背
景雑音の周期的音調変化により生じる復号器の音声出力
の違和感を低減する。 【構成】音声信号と音声信号のLPFの出力の一方をV
OXモード情報により切替え入力し聴覚重み付け音声信
号を出力する聴覚重み付けフィルタと、VOXモード情
報に基づき、無音状態時に電力の長時間平均から求めた
電力インデックスを出力する電力量子化器と、無音状態
時にLPCを固有の値に制御して出力するLPC分析器
と、無音状態時にLPCを固有の値にした場合の量子化
LSPインデックスと量子化LPCを出力するLSP量
子化器と、無音状態時に適応符号帳インデックスを固有
の値に制御し検索処理を行わない様にした適応符号帳検
索器を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声符号化装置に関
し、特にディジタル移動通信方式の自動車電話システム
で使用される音声符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル移動通信方式の自動車
電話システムで使用する音声符号化装置は、図2に示す
ように、音声信号を入力し、電力インデックスと電力値
を出力する電力量子化器2と、音声信号を入力し、LP
C(Linear Predictive Coefficient)とLSP(Line
Spectrum Pair)を出力するLPC分析器5と、音声信
号を入力し、音声信号に対する線形予測逆フィルタを施
し、LPC予測残差信号の自己相関から複数のラグ候補
を出力するピッチ分析器6と、音声信号とLSP量子化
器4から出力される予測残差利得を入力して、音声の有
音・無音検出を行い、有音状態または無音状態を示すV
OX MODE情報(「VOXモード情報」という)を
出力する有音無音検出器3を並列に備えている。
【0003】そして、上記音声符号化装置は、LPC分
析器5から出力されたLSPを入力して量子化し、量子
化LSPから量子化LPCに変換し、LSPインデック
スと量子化LPCと予測誤差利得を出力するLSP量子
化器4と、LPCを入力し聴覚重み付けを行うためのフ
ィルタ係数を算出し、さらに、音声信号を入力し、聴覚
重み付け音声信号を出力する聴覚重み付けフィルタ7
と、量子化LPCと零信号を入力し、零入力応答信号を
出力する聴覚重み付け合成フィルタ9と、聴覚重み付け
合成フィルタ9の出力信号から零入力応答信号を減算す
る減算器10とを備えている。
【0004】さらに、上記音声符号化装置は、減算器1
0の出力信号と量子化LPCとラグ候補を入力し、各々
のラグ候補に対して重み付け合成した信号と、聴覚重み
付けされた音声信号から零入力応答出力信号を減算した
音声信号との相互相関を求め、これを最大にする適応符
号ベクトル信号を検索し、適応符号帳インデックスと適
応符号ベクトル信号を出力する適応符号帳検索器11
と、減算器10の出力信号と量子化LPCと適応符号ベ
クトル信号を入力し、各々の雑音符号ベクトルに対して
適応符号ベクトル信号と直交化処理を行い重み付け合成
した信号と、聴覚重み付けされた音声信号から零入力応
答出力信号を減算した音声信号との相互相関を求め、こ
れを最大にする雑音符号ベクトル信号を検索し、雑音符
号帳インデックスと雑音符号ベクトル信号を出力する雑
音符号帳検索器12と、減算器10の出力信号と適応符
号ベクトル信号と雑音符号ベクトル信号と電力値と予測
残差利得を入力し、減算器10の出力信号と、利得を剰
算した雑音符号ベクトル信号と適応ベクトル信号の加算
値との誤差が最小になる利得符号帳を検索し、利得符号
帳インデックスを出力する利得符号帳検索器13と、V
OX(Voice OperatedTransmitter)の固有パターンデ
ータを出力するVOXユニークワード発生器14と、電
力インデックスと、適応符号帳インデックスと、雑音符
号帳インデックスと、利得符号帳インデックスと、LS
PインデックスとVOXユニークワードと、VOXモー
ド情報を入力し、決められたフォーマットに変換し、符
号化データを出力するデータ送出部15とを備えてい
る。
【0005】移動局は、上り音声が無音区間の場合、符
号化インデックス送信の中止と開始を表すユニークワー
ドを送出し、パワーアンプの出力を止め、消費電力を抑
えている。上り音声の有音無音判定は、有音無音検出器
3が行う。
【0006】有音無音検出器3は、音声信号の電力値が
所定の閾値「1」以下(例えば−45dBm)、または
予測残差利得が所定の閾値「2」以上(例えば0.4)
の場合は無音状態とし、この条件を満たさない場合は有
音状態とする。
【0007】有音無音検出器3は、有音状態が連続して
いる場合を状態「0」とし、有音状態から無音状態に変
化する場合を状態「1」とし、更に無音状態が続く場合
は状態「2」、状態「3」、…、状態「25」と状態の
数が増える。無音状態から有音状態になる場合は状態
「−1」とする。
【0008】有音無音検出器3は、この状態の数をVO
Xモード情報として出力する。
【0009】また、状態「25」の次も無音状態の場合
は、状態「1」に戻る。これは、ある間隔で移動局の周
囲雑音の情報を基地局に送出するためである。
【0010】データ送出部15は、VOXモード情報が
状態「0」または状態「2以」上の場合に、符号化イン
デックス(電力インデックス、適応符号帳インデック
ス、雑音符号帳インデックス、利得符号帳インデック
ス、LSPインデックス)を予め規定されたデータフォ
ーマットで出力する。
【0011】また、データ送出部15は、VOXモード
情報が状態「1」の場合には、符号化インデックス送信
の中止を伝えるユニークワード(「ポストアンブル」と
いう)を予め規定されたデータフォーマットで出力し、
状態「−1」の場合は符号化インデックス送信の開始を
伝えるユニークワード(「プリアンブル」という)を予
め規定されたデータフォーマットで出力する。
【0012】基地局の復号化器は、VOXユニークワー
ドを監視することにより、移動局が符号化インデックス
送信中か、無音区間における符号化インデックス送信停
止中かを判断し、停止中の場合には背景雑音を生成す
る。背景雑音は、周期的に送信されるポストアンブルに
続く符号化インデックスを初期値として生成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この従来の音声符号化
装置では、上り音声が無音の場合にユニークワードを送
出し、基地局へ符号化インデックスの送信を停止する。
但し、無音状態が連続する場合は、周期的に符号化イン
デックスを周囲雑音の情報として基地局に送信する。
【0014】基地局の音声符号化装置は、この周囲雑音
の情報を基地に背景雑音を生成する。
【0015】このため、周期的に変化する背景雑音は、
通常の雑音を符号化、復号化した音とは異なり、非常に
違和感のある音になるという問題がある。
【0016】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、本発明の目的は、ディジタル移動通信
方式の自動車電話システムで使用する音声符号化装置に
おいて、移動局のVOX(またはVAD:Voice Activi
ty Detect)処理における無音検出時に送信される背景
雑音の周期的音調変化によって生じる違和感を低減する
音声符号化装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の音声符号化装置は、音声信号を入力し、前
記音声信号の電力値を算出して量子化し、電力インデッ
クスと量子化した電力値を出力する電力量子化器と、前
記音声信号を入力し、LPC(Linear Predictive Coef
ficient)を算出して出力し、且つ前記LPCからLS
P(Line SpectrumPair)に変換して出力するLPC分
析器と、前記音声信号を入力し、線形予測逆フィルタを
施し、LPC予測残差信号の自己相関から複数のラグ候
補を出力するピッチ分析器と、前記音声信号とLSP量
子化器から出力される予測残差利得を入力して、音声の
有無・無音検出を行い、有音状態または無音状態を示す
VOXモード情報を出力する有音無音検出器と、を並列
形態に備え、前記LSPを入力して量子化し、量子化L
SPから量子化LPCに変換し、LSPインデックスと
前記量子化LPCと前記予測誤差利得を出力する前記L
SP量子化器と、前記LPCを入力し聴覚重み付けを行
うためのフィルタ係数を算出し、且つ、前記音声信号を
入力し、聴覚重み付け音声信号を出力する聴覚重み付け
フィルタと、前記量子化LPCと零信号を入力し、零入
力応答信号を出力する聴覚重み付け合成フィルタと、前
記聴覚重み付けフィルタの出力信号から前記零入力応答
信号を減算する減算器と、前記減算器の出力信号と前記
量子化LPCと前記ラグ候補を入力し、各々のラグ候補
に対して重み付け合成した信号と、聴覚重み付けされた
音声信号から零入力応答出力信号を減算した音声信号と
の相互相関を求め、これを最大にする適応符号ベクトル
信号を検索し、適応符号帳インデックスと適応符号ベク
トル信号を出力する適応符号帳検索器と、前記減算器の
出力信号と前記量子化LPCと前記適応符号ベクトル信
号を入力し、各々の雑音符号ベクトルに対して前記適応
符号ベクトル信号と直交化処理を行い重み付け合成した
信号と、前記聴覚重み付けされた音声信号から前記零入
力応答出力信号を減算した音声信号との相互相関を求
め、相互相関を最大にする雑音符号ベクトル信号を検索
し、前記雑音符号帳インデックスと雑音符号ベクトル信
号を出力する雑音符号帳検索器と、前記減算器の出力信
号と前記適応符号ベクトル信号と前記雑音符号ベクトル
信号と前記電力値と前記予測残差利得を入力し、前記減
算器の出力信号と、利得を剰算した前記雑音符号ベクト
ル信号と前記適応符号ベクトル信号の加算値との誤差が
最小になる利得符号帳を検索し、利得符号帳インデック
スを出力する利得符号帳検索器と、VOXの固有パター
ンデータを出力するVOXユニークワード発生器と、前
記電力インデックスと、前記適応符号帳インデックス
と、前記雑音符号帳インデックスと、前記利得符号帳イ
ンデックスと、前記LSPインデックスと、前記VOX
ユニークワード発生器から出力されるVOXユニークワ
ードと、前記VOXモード情報とを入力して予め定めら
れたフォーマットに変換し、符号化データを出力するデ
ータ送出部と、を備えることを特徴とするものである。
【0018】本発明の音声符号化装置においては、好ま
しくは、前記音声信号を入力し、高域周波数成分を抑圧
して出力するLPF(低域通過フィルタ)を備え、前記
聴覚重み付けフィルタが、前記音声信号と前記LPFの
出力信号のいずれか一方を前記有音無音検出器から出力
されるVOXモード情報に基づき切替え入力し、聴覚重
み付け音声信号を出力することを特徴とする。
【0019】本発明の音声符号化装置においては、好ま
しくは、前記電力量子化器が、前記有音無音検出器から
出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモード
情報が無音状態中の場合において、長時間平均をとった
電力値から求められた電力インデックスを出力すること
を特徴とする。
【0020】本発明の音声符号化装置においては、好ま
しくは、前記LPC分析器が、前記有音無音検出器から
出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモード
情報が無音状態中の場合において、LPCを固有の値に
制御して出力し、前記LSP量子化器が、前記有音無音
検出器から出力されるVOXモード情報を入力し、該V
OXモード情報が無音状態中の場合において、LPCの
固有の値にした場合の量子化LSPインデックスと量子
化LPCを出力することを特徴とする。
【0021】本発明の音声符号化装置においては、好ま
しくは、前記適応符号帳検索器が、有音無音検出器から
出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモード
情報が無音状態中の場合において、前記適応符号帳イン
デックスを固有の値に制御して出力することを特徴とす
る。
【0022】さらに、本発明の音声符号化装置において
は、好ましくは、前記適応符号帳検索器が、前記有音無
音検出器から出力されるVOXモード情報を入力し、該
VOXモード情報が無音状態中の場合において、前記適
応符号帳インデックスを固有の値に制御し、検索処理を
行わないように制御することを特徴とする。
【0023】そして、本発明の音声符号化装置は、好ま
しい態様として、音声信号を入力し所定の高域周波数成
分を減衰させるLPF(低域通過フィルタ)と、前記音
声信号と前記音声信号のLPFの出力のいずれか一方
を、有音無音検出器から出力されるVOXモード情報に
より切替え入力し聴覚重み付け音声信号を出力する聴覚
重み付けフィルタと、前記有音無音検出器から出力され
るVOXモード情報を入力し、該VOXモード情報が無
音状態の場合に、長時間平均をとった電力値から求めた
電力インデックスを出力する電力量子化器と、前記有音
無音検出器から出力されるVOXモード情報を入力し、
該VOXモード情報が無音状態中の場合に、LPCを固
有の値に制御して出力するLPC分析器と、前記有音無
音検出器から出力されるVOXモード情報を入力し、該
VOXモード情報が無音状態中の場合に、LPCを固有
の値にした場合の量子化LSPインデックスと量子化L
PCを出力するLSP量子化器と、前記音声信号を入力
し、線形予測逆フィルタを施し、LPC予測残差信号の
自己相関から複数のラグ候補を出力するピッチ分析器
と、前記有音無音検出器から出力されるVOXモード情
報を入力し、該VOXモード情報が無音状態中の場合
に、適応符号帳インデックスを固有の値に制御し、検索
処理を行わない様に制御した適応符号帳検索器と、雑音
符号ベクトル信号を検索し、雑音符号帳インデックスと
雑音符号ベクトル信号を出力する雑音符号帳検索器と、
利得符号帳インデックスを出力する利得符号帳検索器
と、VOXの固有パターンデータを出力するVOXユニ
ークワード発生器と、前記電力インデックスと、前記適
応符号帳インデックスと、前記雑音符号帳インデックス
と、前記利得符号帳インデックスと、前記LSPインデ
ックスと、前記VOXユニークワード発生器から出力さ
れるVOXユニークワードと、前記VOXモード情報を
入力し、予め定められたフォーマットに変換して符号化
データを出力するデータ送出部と、を少なくとも含むこ
とを特徴とするものである。
【0024】
【発明の原理】本発明においては、音声信号を入力し、
高域周波数成分を抑圧して出力するLPF(Low Pass F
ilter)と、音声信号とLPFの出力信号の一方を有音
無音検出器から出力されるVOXモード情報により切り
替えて入力し、聴覚重み付け音声信号を出力する聴覚重
み付けフィルタと、VOXモード情報を入力し、VOX
モード情報が無音状態中の場合において、長時間平均を
とった電力値から求められた電力インデックスを出力す
る電力量子化器と、VOXモード情報を入力し、VOX
モード情報が無音状態中の場合において、LPCを固有
の値に制御して出力するLPC分析器と、VOXモード
情報が無音状態中の場合には、LPCを固有の値にした
場合の量子化LSPインデックスと量子化LPCを出力
するLSP量子化器と、VOXモード情報を入力し、V
OXモード情報が無音状態中の場合において、適応符号
帳インデックスを固有の値に制御して検索処理を行わな
い様に制御した適応符号帳検索器を備え、基地局の復号
化器から出力される背景雑音の周期的音調変化によって
生じる違和感を低減するものである。
【0025】また、本発明によれば、聴覚重み付けフィ
ルタに入力される音声信号にLPFをかけることは、合
成音声の聴覚的品質を高めるために使用される適応スペ
クトル・ポストフィルタにおいて、背景雑音の周波数強
調を抑制する。
【0026】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0027】図1は、本発明の音声符号化装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
【0028】図1を参照して、入力端子1から音声信号
を入力される。電力量子化器2は、入力端子1から音声
信号を入力し、その電力値を求め、学習によってあらか
じめ用意された電力符号帳から最良に近似する量子化さ
れた電力値のインデックスを検索し、電力インデックス
として出力する。
【0029】電力量子化器2は、復号器と同一動作を行
うため、検索した電力インデックスをもとに量子化され
た電力値(以下、この量子化された電力値のことを「R
MS」という)を出力する。
【0030】そして、電力量子化器2は、特に有音無音
検出器3から入力されるVOX MODE情報(「VO
Xモード情報」という)が無音状態中の場合には、無音
区間において長時間平均を取った電力値を求め、電力符
号帳から最良に近似する量子化された電力値のインデッ
クスを検索して電力インデックスとして出力する。
【0031】このように長時間平均を取ることにより、
基地局の復号器で生成される背景雑音の電力レベルが、
突発的な雑音による急激なレベル変動を起こすことを抑
制する。
【0032】有音無音検出器3は、入力端子1から音声
信号を入力し、LSP量子化器4から出力される予測残
差利得を入力して、音声の有音・無音検出を行い、有音
状態または無音状態を示すVOXモード情報を出力す
る。
【0033】VOXモード情報は、有音状態が連続して
いる場合を状態「0」とし、有音状態から無音状態に変
化する場合を状態「1」とし、更に無音状態が続く場合
は状態「2」、状態「3」、…、状態「25」と状態の
数が増え、更に状態「25」の次も無音状態の場合に
は、状態「1」に戻り、無音状態から有音状態になる場
合は状態「−1」を出力する。
【0034】有音無音検出器3における有音/無音状態
の判定は、例えば、音声信号の電力値が所定の閾値
「1」以下(例えば−45dBm)または予測残差利得
が所定の閾値「2」以上(例えば0.2)の場合には無
音状態とし、この条件を満たさない場合は有音状態とす
る。
【0035】LPC分析器5は、入力端子1から音声信
号を入力し、自己相関法または共分散法によりLPCを
求め、さらにLPCからLSPへとパラメータ変更し、
LPCとLSPを出力する。
【0036】LPC分析器5は、特に、有音無音検出器
3から入力するVOXモード情報が無音状態中の場合に
は、LPCを固有の値(例えば、LPCを使用した合成
フィルタの伝達関数が1となるような値にする)を出力
する。LSPは、予測残差利得を求めるので、出力デー
タの置き換えは行わない。
【0037】ピッチ分析器6は、入力端子1から音声信
号を入力し、線形予測逆フィルタを施し、LPC予測差
信号の自己相関から複数のラグ候補を出力する。
【0038】LSP量子化器4は、LPC分析器5から
出力されたLSPを入力して量子化し、量子化LSPか
ら量子化LPCに変換し、LSPインデックスと量子化
LPCと予測誤差利得を出力する。
【0039】聴覚重み付けフィルタ7は、LPC分析器
5から出力されるLPCを入力して聴覚重み付けフィル
タ係数を算出する。
【0040】さらに、聴覚重み付けフィルタ7は、有音
無音検出器3から入力されるVOXモード情報が無音状
態中の場合には、音声信号の所定の高域周波数成分を阻
止減衰するLPF(低域通過フィルタ)8に音声信号を
通した出力信号を、また有音区間の場合は入力端子1か
らの音声信号を、スイッチ17を介して切替え入力し、
聴覚重み付け音声信号を出力する。
【0041】聴覚重み付け合成フィルタ9は、量子化L
PCと零信号を入力し、零入力応答信号を出力する。減
算器10は、聴覚重み付けフィルタ7の出力信号から零
入力応答信号を減算する。
【0042】適応符号帳検索器11は、減算器10の出
力信号と量子化LPCと複数のラグ候補を入力し、各々
のラグ候補に対して重み付け合成した信号と、聴覚重み
付けされた音声信号から零入力応答出力信号を減算した
音声信号との相互相関を求め、これを最大にする適応符
号ベクトル信号を検索し、適応符号帳インデックスと適
応符号ベクトル信号を出力する。
【0043】適応符号帳検索器11は、特に有音無音検
出器3から入力するVOXモード情報が無音状態の場合
には、適応符号帳インデックスとして、固有の値(例え
ば適応符号帳を使用しないインデックス)を出力する。
【0044】この場合、適応符号帳検索器11は、固定
のインデックスを送出するため、検索処理を省略するこ
とができ、演算量・消費電力の削減が可能となる。
【0045】雑音符号帳検索器12は、減算器10の出
力信号と量子化LPCと適応符号ベクトル信号を入力
し、各々の雑音符号ベクトルに対して適応符号ベクトル
信号と直交化処理を行い重み付け合成した信号と、聴覚
重み付けされた音声信号から零入力応答出力信号を減算
した音声信号との相互相関を求め、これを最大にする雑
音符号ベクトル信号を検索し、雑音符号帳インデックス
と雑音符号ベクトル信号を出力する。
【0046】利得符号帳検索器13は、減算器10の出
力信号と適応符号ベクトル信号と雑音符号ベクトル信号
と電力値と予測残差利得を入力し、減算器10の出力信
号と、利得を乗算した雑音符号ベクトル信号と適応符号
ベクトル信号の加算値との誤差が最小になる利得符号帳
を検索し、利得符号帳インデックスを出力する。
【0047】VOXユニークワード発生器14は、VO
Xの固有パターンデータを出力する。
【0048】VOXのユニークワードには、符号化イン
デックス送信の中止を伝えるポストアンブルと、符号化
インデックス送信の開始を伝えるプリアンブルがある。
【0049】データ送出部15は、電力インデックス
と、適応符号帳インデックスと、雑音符号帳インデック
スと、利得符号帳インデックスと、LSPインデックス
とVOXユニークワードと、VOXモード情報を入力
し、予め定められたフォーマットに変換し、符号化デー
タを出力する。
【0050】データ送出部15は、VOXモード情報が
状態「0」または「状態」2以上の場合、符号化インデ
ックス(電力インデックス、適応符号帳インデックス、
雑音符号帳インデックス、利得符号帳インデックス、L
SPインデックス)を出力する。
【0051】また、データ送出部15は、VOXモード
情報が状態「1」の場合には、ポストアンブルを出力
し、状態「−1」の場合には、プリアンブルを出力す
る。
【0052】以上本実施例によれば、VOXモード情報
が無音状態を示す場合に、聴覚重み付けフィルタ7に入
力される音声信号にLPF8をかけることにより、合成
音声の聴覚的品質を高めるために使用される適応スペク
トル・ポストフィルタにおいて、背景雑音の周波数強調
を抑制し、また、電力量子化器2では無音区間での電力
値を長時間平均を取ることにより、基地局の復号器で生
成される背景雑音の電力レベルが、突発的な雑音によっ
て急激なレベル変動が起こることを抑制している。
【0053】また、本実施例においては、適応符号帳検
索器11において、固定のインデックスを出力すること
で、背景雑音の周期的変化を抑制するという効果を有す
る。
【0054】さらに、本実施例においては、適応符号帳
検索器11において、固定のインデックスを出力するこ
とで検索処理を省略することができ、演算量が大幅に減
少し、消費電力の削減が可能となる。
【0055】以上本発明を上記実施例に即して説明した
が、本発明は、上記態様にのみ限定されるものでなく、
本発明の原理に準ずる各種態様を含むものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明(請求項1)
によれば、有音無音検出器から出力されるVOXモード
情報により有音状態、無音状態での状態制御を行うこと
により、基地局の復号化器から出力される背景雑音の周
期的音調変化によって生じる違和感を低減できるという
効果を有する。
【0057】本発明(請求項2)によれば、VOXモー
ド情報が無音状態を示す場合に、聴覚重み付けフィルタ
に入力される音声信号にLPFをかけることにより、合
成音声の聴覚的品質を高めるために使用される適応スペ
クトル・ポストフィルタにおいて、背景雑音の周波数強
調を抑制している。
【0058】また、本発明(請求項3)によれば、電力
量子化器において、無音区間での電力値を長時間平均を
取ることで、基地局の復号器で生成される背景雑音の電
力レベルが、突発的な雑音によって急激なレベル変動が
起こることを抑制するという効果を有する。
【0059】本発明(請求項4)によれば、固定のイン
デックスを出力することで検索処理を省略することがで
き、演算量を大幅に減少すると共に消費電力の削減が可
能となる。
【0060】さらに本発明(請求項5)によれば、適応
符号帳検索器において、固定のインデックスを出力する
ことで、背景雑音の周期的変化を抑制するという効果を
有する。
【0061】さらにまた、本発明(請求項6)によれ
ば、適応符号帳検索器において、固定のインデックスを
出力することで検索処理を省略することができ、演算量
が大幅に減少し、消費電力の削減が可能となる。
【0062】そして、本発明(請求項7)によれば、上
記それぞれの効果を相乗的に達し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声符号化装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】従来の音声符号化装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 電力量子化器 3 有音無音検出器 4 LSP量子化器 5 LPC分析器 6 ピッチ分析器 7 聴覚重み付けフィルタ 8 LPF 9 聴覚重み付け合成フィルタ 10 減算器 11 適応符号帳検索器 12 雑音符号帳検索器 13 利得符号帳検索器 14 VOXユニークワード発生器 15 データ送出部 16 出力端子 17 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号を入力し、前記音声信号の電力値
    を算出して量子化し、電力インデックスと量子化した電
    力値を出力する電力量子化器と、 前記音声信号を入力し、LPC(Linear Predictive Co
    efficient)を算出して出力し、且つ前記LPCからL
    SP(Line Spectrum Pair)に変換して出力するLPC
    分析器と、 前記音声信号を入力し、線形予測逆フィルタを施し、L
    PC予測残差信号の自己相関から複数のラグ候補を出力
    するピッチ分析器と、 前記音声信号とLSP量子化器から出力される予測残差
    利得を入力して、音声の有無・無音検出を行い、有音状
    態または無音状態を示すVOXモード情報を出力する有
    音無音検出器と、 を並列形態に備え、 前記LSPを入力して量子化し、量子化LSPから量子
    化LPCに変換し、LSPインデックスと前記量子化L
    PCと前記予測誤差利得を出力する前記LSP量子化器
    と、 前記LPCを入力し聴覚重み付けを行うためのフィルタ
    係数を算出し、且つ、前記音声信号を入力し、聴覚重み
    付け音声信号を出力する聴覚重み付けフィルタと、 前記量子化LPCと零信号を入力し、零入力応答信号を
    出力する聴覚重み付け合成フィルタと、 前記聴覚重み付けフィルタの出力信号から前記零入力応
    答信号を減算する減算器と、 前記減算器の出力信号と前記量子化LPCと前記ラグ候
    補を入力し、各々のラグ候補に対して重み付け合成した
    信号と、聴覚重み付けされた音声信号から零入力応答出
    力信号を減算した音声信号との相互相関を求め、これを
    最大にする適応符号ベクトル信号を検索し、適応符号帳
    インデックスと適応符号ベクトル信号を出力する適応符
    号帳検索器と、 前記減算器の出力信号と前記量子化LPCと前記適応符
    号ベクトル信号を入力し、各々の雑音符号ベクトルに対
    して前記適応符号ベクトル信号と直交化処理を行い重み
    付け合成した信号と、前記聴覚重み付けされた音声信号
    から前記零入力応答出力信号を減算した音声信号との相
    互相関を求め、相互相関を最大にする雑音符号ベクトル
    信号を検索し、前記雑音符号帳インデックスと雑音符号
    ベクトル信号を出力する雑音符号帳検索器と、 前記減算器の出力信号と前記適応符号ベクトル信号と前
    記雑音符号ベクトル信号と前記電力値と前記予測残差利
    得を入力し、前記減算器の出力信号と、利得を剰算した
    前記雑音符号ベクトル信号と前記適応符号ベクトル信号
    の加算値との誤差が最小になる利得符号帳を検索し、利
    得符号帳インデックスを出力する利得符号帳検索器と、 VOXの固有パターンデータを出力するVOXユニーク
    ワード発生器と、 前記電力インデックスと、前記適応符号帳インデックス
    と、前記雑音符号帳インデックスと、前記利得符号帳イ
    ンデックスと、前記LSPインデックスと、前記VOX
    ユニークワード発生器から出力されるVOXユニークワ
    ードと、前記VOXモード情報とを入力して予め定めら
    れたフォーマットに変換し、符号化データを出力するデ
    ータ送出部と、 を備えることを特徴とする音声符号化装置。
  2. 【請求項2】前記音声信号を入力し、高域周波数成分を
    抑圧して出力するLPF(低域通過フィルタ)を備え、 前記聴覚重み付けフィルタが、前記音声信号と前記LP
    Fの出力信号のいずれか一方を前記有音無音検出器から
    出力されるVOXモード情報に基づき切替え入力し、聴
    覚重み付け音声信号を出力することを特徴とする請求項
    1記載の音声符号化装置。
  3. 【請求項3】前記電力量子化器が、前記有音無音検出器
    から出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモ
    ード情報が無音状態中の場合において、長時間平均をと
    った電力値から求められた電力インデックスを出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声符号化装置。
  4. 【請求項4】前記LPC分析器が、前記有音無音検出器
    から出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモ
    ード情報が無音状態中の場合において、LPCを固有の
    値に制御して出力し、 前記LSP量子化器が、前記有音無音検出器から出力さ
    れるVOXモード情報を入力し、該VOXモード情報が
    無音状態中の場合において、LPCの固有の値にした場
    合の量子化LSPインデックスと量子化LPCを出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の音声符号化装置。
  5. 【請求項5】前記適応符号帳検索器が、有音無音検出器
    から出力されるVOXモード情報を入力し、該VOXモ
    ード情報が無音状態中の場合において、前記適応符号帳
    インデックスを固有の値に制御して出力することを特徴
    とする請求項1記載の音声符号化装置。
  6. 【請求項6】前記適応符号帳検索器が、前記有音無音検
    出器から出力されるVOXモード情報を入力し、該VO
    Xモード情報が無音状態中の場合において、前記適応符
    号帳インデックスを固有の値に制御し、検索処理を行わ
    ないように制御することを特徴とする請求項5記載の音
    声符号化装置。
  7. 【請求項7】音声信号を入力し所定の高域周波数成分を
    減衰させるLPF(低域通過フィルタ)と、 前記音声信号と前記音声信号のLPFの出力のいずれか
    一方を、有音無音検出器から出力されるVOXモード情
    報により切替え入力し聴覚重み付け音声信号を出力する
    聴覚重み付けフィルタと、 前記有音無音検出器から出力されるVOXモード情報を
    入力し、該VOXモード情報が無音状態の場合に、長時
    間平均をとった電力値から求めた電力インデックスを出
    力する電力量子化器と、 前記有音無音検出器から出力されるVOXモード情報を
    入力し、該VOXモード情報が無音状態中の場合に、L
    PCを固有の値に制御して出力するLPC分析器と、 前記有音無音検出器から出力されるVOXモード情報を
    入力し、該VOXモード情報が無音状態中の場合に、L
    PCを固有の値にした場合の量子化LSPインデックス
    と量子化LPCを出力するLSP量子化器と、 前記音声信号を入力し、線形予測逆フィルタを施し、L
    PC予測残差信号の自己相関から複数のラグ候補を出力
    するピッチ分析器と、 前記有音無音検出器から出力されるVOXモード情報を
    入力し、該VOXモード情報が無音状態中の場合に、適
    応符号帳インデックスを固有の値に制御し、検索処理を
    行わない様に制御した適応符号帳検索器と、 雑音符号ベクトル信号を検索し、雑音符号帳インデック
    スと雑音符号ベクトル信号を出力する雑音符号帳検索器
    と、 利得符号帳インデックスを出力する利得符号帳検索器
    と、 VOXの固有パターンデータを出力するVOXユニーク
    ワード発生器と、 前記電力インデックスと、前記適応符号帳インデックス
    と、前記雑音符号帳インデックスと、前記利得符号帳イ
    ンデックスと、前記LSPインデックスと、前記VOX
    ユニークワード発生器から出力されるVOXユニークワ
    ードと、前記VOXモード情報を入力し、予め定められ
    たフォーマットに変換して符号化データを出力するデー
    タ送出部と、 を少なくとも含むことを特徴とする音声符号化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6240383B1 (en) 1997-07-25 2001-05-29 Nec Corporation Celp speech coding and decoding system for creating comfort noise dependent on the spectral envelope of the speech signal
KR100399057B1 (ko) * 2001-08-07 2003-09-26 한국전자통신연구원 이동통신 시스템의 음성 활성도 측정 장치 및 그 방법

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