JPH08133748A - ガラス溶解方法及び装置 - Google Patents

ガラス溶解方法及び装置

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Publication number
JPH08133748A
JPH08133748A JP6271570A JP27157094A JPH08133748A JP H08133748 A JPH08133748 A JP H08133748A JP 6271570 A JP6271570 A JP 6271570A JP 27157094 A JP27157094 A JP 27157094A JP H08133748 A JPH08133748 A JP H08133748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass melting
glass
generator
melting furnace
gas engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP6271570A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Nakamachi
一郎 仲町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP6271570A priority Critical patent/JPH08133748A/ja
Publication of JPH08133748A publication Critical patent/JPH08133748A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/235Heating the glass
    • C03B5/2353Heating the glass by combustion with pure oxygen or oxygen-enriched air, e.g. using oxy-fuel burners or oxygen lances
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】省エネかつ低公害のガラスの溶解方法及び装置
の提供。 【構成】ガスエンジン1により発電機2を駆動して発電
し、発電された電力で吸着式酸素製造装置3を駆動して
酸素を製造し、製造された酸素を、ガラス溶解炉4に取
着けたバーナ5に供給して、炉内に於いて高温火炎を形
成してガラスを溶解し、前記ガスエンジン1の排気及び
ガラス溶解炉4の排気は被溶解物予熱装置6に導き、被
溶解物の予熱を行うことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス溶解方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラスを溶解するためには、1500〜
1600℃の高温が必要で、高温を得るために、高温予
熱空気を利用した燃焼を採用している。即ち、従来の一
代表例は、図1に示すように、溶解槽の両側に蓄熱槽を
配置し、給気と排気を交互に行わせることによって高温
の予熱空気を得て、高温火炎と発生させて溶解中のガラ
スを溶解している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置は、空気
予熱による高温火炎を利用しているため、NOx 排出レ
ベルがきわめて高く、また溶解槽に比較して大きなリジ
ェネレータが必要であり、設備費が格段に高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ガスエンジンにより発電機を駆動して発電
し、発電された電力で吸着式酸素製造装置を駆動して酸
素を製造し、製造された酸素を、ガラス溶解炉に取着け
たバーナに供給して、炉内に於いて高温火炎を形成して
ガラスを溶解し、前記ガスエンジンの排気及びガラス溶
解炉の排気は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物の予熱
を行うことを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0005】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンによって発電機を駆動する構成と、そ
の発電機によって吸着式酸素製造装置を駆動する構成
と、その吸着式酸素製造装置によって製造された酸素を
ガラス溶解炉に設置したバーナに供給する構成と、前記
ガスエンジン及びガラス溶解炉からの排気を被溶解物予
熱装置を介して排気する構成とから成るガラス溶解装置
を提供するものである。
【0006】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導
き、溶融ガラスに直接通電して加熱することを特徴とす
るガラス溶解方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導く
構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するものであ
る。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
させることを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0009】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
する構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するもので
ある。
【0010】
【作用】ガスエンジンによって発電機を駆動して発電
し、その電力により吸着式酸素製造装置を駆動して酸素
を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉に取着けたバー
ナに供給して炉内に於いて高温火炎を形成してガラスを
溶解する。前記エンジンの排気及びガラス溶解炉の排気
は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物(屑ガラス等)の
予熱を行なう。
【0011】
【実施例】符号1はガスエンジンであって、2はガスエ
ンジン1によって駆動される発電機である。3は発電機
2によって発電された電力によって駆動する吸着式酸素
製造装置である。4はガラス溶解炉を示し、5はこのガ
ラス溶解炉4に設置したバーナである。バーナ5には、
前記吸着式酸素製造装置3によって製造された酸素が供
給される。6は被溶解物予熱装置であって、この被溶解
物予熱装置6には、前記ガスエンジン1からの排気及び
前記ガラス溶解炉4からの排気を導入する。また、前記
発電機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に
導き溶融ガラスに直接通電して加熱する。また、前記ガ
スエンジン1に代えてガスタービンで発電機2を駆動し
てもよい。
【0012】ガスエンジン1によって発電機2を駆動し
て発電し、その電力により吸着式酸素製造装置3を駆動
して酸素を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉4に取
着けたバーナ5に供給して炉内6に於いて高温火炎を形
成してガラスを溶解する。前記エンジン1の排気及びガ
ラス溶解炉4の排気は被溶解物予熱装置6に導き、被溶
解物(屑ガラス等)の予熱を行なう。以上の際、前記発
電機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に導
き、溶融ガラスに直接通電して溶融ガラスを加熱しても
よい。また、前記ガスエンジン1はダスタービンに代え
てもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効がある。溶解炉の燃焼は窒素なしの酸素燃焼のた
め、サーマルNOx は生成しない。酸素燃焼により高
温火炎が得られ、また原料の一部であるカレットが予熱
されているので、生産性が向上し、小さな炉で大量のガ
ラスが溶解できる。リジェネレイティブバーナを使用
しないので、溶解炉が格段に小さくなる。従来装置で
はバーナ蓄熱体で廃熱回収しているが、排気温度は、未
だ500〜700℃であり、排熱損失が大きいが、本発
明では酸素燃焼で排気容積が大巾に減少するのと、被溶
解物予熱装置で徹底的に廃熱利用するため、排気温度は
200℃以下となり、一層の省エネが達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の斜視的説明図である。
【図2】本発明の系統的説明図である。
【符号の説明】
1 ガスエンジン 2 発電機 3 吸着式酸素製造装置 4 ガラス溶解炉 5 バーナ 6 被溶解物予熱装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス溶解方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラスを溶解するためには、1500〜
1600℃の高温が必要で、高温を得るために、高温予
熱空気を利用した燃焼を採用している。即ち、従来の一
代表例は、図1に示すように、溶解槽の両側に蓄熱槽を
配置し、給気と排気を交互に行わせることによって高温
の予熱空気を得て、高温火炎と発生させて溶解中のガラ
スを溶解している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置は、空気
予熱による高温火炎を利用しているため、NOx 排出レ
ベルがきわめて高く、また溶解槽に比較して大きなリジ
ェネレータが必要であり、設備費が格段に高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ガスエンジンにより発電機を駆動して発電
し、発電された電力で吸着式酸素製造装置を駆動して酸
素を製造し、製造された酸素を、ガラス溶解炉に取着け
たバーナに供給して、炉内に於いて高温火炎を形成して
ガラスを溶解し、前記ガスエンジンの排気及びガラス溶
解炉の排気は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物の予熱
を行うことを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0005】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンによって発電機を駆動する構成と、そ
の発電機によって吸着式酸素製造装置を駆動する構成
と、その吸着式酸素製造装置によって製造された酸素を
ガラス溶解炉に設置したバーナに供給する構成と、前記
ガスエンジン及びガラス溶解炉からの排気を被溶解物予
熱装置を介して排気する構成とから成るガラス溶解装置
を提供するものである。
【0006】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導
き、溶融ガラスに直接通電して加熱することを特徴とす
るガラス溶解方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導く
構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するものであ
る。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
させることを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0009】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
する構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するもので
ある。
【0010】
【作用】ガスエンジンによって発電機を駆動して発電
し、その電力により吸着式酸素製造装置を駆動して酸素
を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉に取着けたバー
ナに供給して炉内に於いて高温火炎を形成してガラスを
溶解する。前記エンジンの排気及びガラス溶解炉の排気
は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物(屑ガラス等)の
予熱を行なう。
【0011】
【実施例】符号1はガスエンジンであって、2はガスエ
ンジン1によって駆動される発電機である。3は発電機
2によって発電された電力によって駆動する吸着式酸素
製造装置である。4はガラス溶解炉を示し、5はこのガ
ラス溶解炉4に設置したバーナである。バーナ5には、
前記吸着式酸素製造装置3によって製造された酸素が供
給される。6は被溶解物予熱装置であって、この被溶解
物予熱装置6には、前記ガスエンジン1からの排気及び
前記ガラス溶解炉4からの排気を導入する。また、前記
発電機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に
導き溶融ガラスに直接通電して加熱する。また、前記ガ
スエンジン1に代えてガスタービンで発電機2を駆動し
てもよい。
【0012】ガスエンジン1によって発電機2を駆動し
て発電し、その電力により吸着式酸素製造装置3を駆動
して酸素を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉4に取
着けたバーナ5に供給して炉内に於いて高温火炎を形成
してガラスを溶解する。前記エンジン1の排気及びガラ
ス溶解炉4の排気は被溶解物予熱装置6に導き、被溶解
物(屑ガラス等)の予熱を行なう。以上の際、前記発電
機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に導
き、溶融ガラスに直接通電して溶融ガラスを加熱しても
よい。また、前記ガスエンジン1はダスタービンに代え
てもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。溶解炉の燃焼は窒素なしの酸素燃焼のた
め、サーマルNOx は生成しない。酸素燃焼により高
温火炎が得られ、また原料の一部であるカレットが予熱
されているので、生産性が向上し、小さな炉で大量のガ
ラスが溶解できる。リジェネレイターを使用しないの
で、溶解炉が格段に小さくなる。従来装置ではリジェ
ネレイターで廃熱回収しているが、排気温度は、未だ5
00〜700℃であり、排熱損失が大きいが、本発明で
は酸素燃焼で排気容積が大巾に減少するのと、被溶解物
予熱装置で徹底的に廃熱利用するため、排気温度は20
0℃以下となり、一層の省エネが達成できる。
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス溶解方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラスを溶解するためには、1500〜
1600℃の高温が必要で、高温を得るために、高温予
熱空気を利用した燃焼を採用している。即ち、従来の一
代表例は、図1に示すように、溶解槽の両側に蓄熱槽を
配置し、給気と排気を交互に行わせることによって高温
の予熱空気を得て、高温火炎と発生させて溶解中のガラ
スを溶解している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置は、空気
予熱による高温火炎を利用しているため、NOx 排出レ
ベルがきわめて高く、また溶解槽に比較して大きなリジ
ェネレータが必要であり、設備費が格段に高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ガスエンジンにより発電機を駆動して発電
し、発電された電力で吸着式酸素製造装置を駆動して酸
素を製造し、製造された酸素を、ガラス溶解炉に取着け
たバーナに供給して、炉内に於いて高温火炎を形成して
ガラスを溶解し、前記ガスエンジンの排気及びガラス溶
解炉の排気は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物の予熱
を行うことを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0005】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンによって発電機を駆動する構成と、そ
の発電機によって吸着式酸素製造装置を駆動する構成
と、その吸着式酸素製造装置によって製造された酸素を
ガラス溶解炉に設置したバーナに供給する構成と、前記
ガスエンジン及びガラス溶解炉からの排気を被溶解物予
熱装置を介して排気する構成とから成るガラス溶解装置
を提供するものである。
【0006】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導
き、溶融ガラスに直接通電して加熱することを特徴とす
るガラス溶解方法を提供するものである。
【0007】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、発電機で発電した電力の一部をガラス溶解炉に導く
構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するものであ
る。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
させることを特徴とするガラス溶解方法を提供するもの
である。
【0009】また、本発明は、前記課題を解決するため
に、ガスエンジンに代えてガスタービンで発電機を駆動
する構成を特徴とするガラス溶解装置を提供するもので
ある。
【0010】
【作用】ガスエンジンによって発電機を駆動して発電
し、その電力により吸着式酸素製造装置を駆動して酸素
を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉に取着けたバー
ナに供給して炉内に於いて高温火炎を形成してガラスを
溶解する。前記エンジンの排気及びガラス溶解炉の排気
は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物(屑ガラス等)の
予熱を行なう。
【0011】
【実施例】符号1はガスエンジンであって、2はガスエ
ンジン1によって駆動される発電機である。3は発電機
2によって発電された電力によって駆動する吸着式酸素
製造装置である。4はガラス溶解炉を示し、5はこのガ
ラス溶解炉4に設置したバーナである。バーナ5には、
前記吸着式酸素製造装置3によって製造された酸素が供
給される。6は被溶解物予熱装置であって、この被溶解
物予熱装置6には、前記ガスエンジン1からの排気及び
前記ガラス溶解炉4からの排気を導入する。また、前記
発電機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に
導き溶融ガラスに直接通電して加熱する。また、前記ガ
スエンジン1に代えてガスタービンで発電機2を駆動し
てもよい。
【0012】ガスエンジン1によって発電機2を駆動し
て発電し、その電力により吸着式酸素製造装置3を駆動
して酸素を製造し、製造した酸素をガラス溶解炉4に取
着けたバーナ5に供給して炉内に於いて高温火炎を形成
してガラスを溶解する。前記エンジン1の排気及びガラ
ス溶解炉4の排気は被溶解物予熱装置6に導き、被溶解
物(屑ガラス等)の予熱を行なう。以上の際、前記発電
機2で発電した電力の一部を前記ガラス溶解炉4に導
き、溶融ガラスに直接通電して溶融ガラスを加熱しても
よい。また、前記ガスエンジン1はダスタービンに代え
てもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果がある。溶解炉の燃焼は窒素なしの酸素燃焼のた
め、サーマルNOx は生成しない。酸素燃焼により高
温火炎が得られ、また原料の一部であるカレットが予熱
されているので、生産性が向上し、小さな炉で大量のガ
ラスが溶解できる。リジェネレイターを使用しないの
で、溶解炉が格段に小さくなる。従来装置ではリジェ
ネレイターで廃熱回収しているが、排気温度は、未だ5
00〜700℃であり、排熱損失が大きいが、本発明で
は酸素燃焼で排気容積が大巾に減少するのと、被溶解物
予熱装置で徹底的に廃熱利用するため、排気温度は20
0℃以下となり、一層の省エネが達成できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスエンジンにより発電機を駆動して発
    電し、発電された電力で吸着式酸素製造装置を駆動して
    酸素を製造し、製造された酸素を、ガラス溶解炉に取着
    けたバーナに供給して、炉内に於いて高温火炎を形成し
    てガラスを溶解し、前記ガスエンジンの排気及びガラス
    溶解炉の排気は被溶解物予熱装置に導き、被溶解物の予
    熱を行うことを特徴とするガラス溶解方法。
  2. 【請求項2】 ガスエンジンによって発電機を駆動する
    構成と、その発電機によって吸着式酸素製造装置を駆動
    する構成と、その吸着式酸素製造装置によって製造され
    た酸素をガラス溶解炉に設置したバーナに供給する構成
    と、前記ガスエンジン及びガラス溶解炉からの排気を被
    溶解物予熱装置を介して排気する構成とから成るガラス
    溶解装置。
  3. 【請求項3】 発電機で発電した電力の一部をガラス溶
    解炉に導き、溶融ガラスに直接通電して加熱することを
    特徴とする請求項1記載のガラス溶解方法。
  4. 【請求項4】 発電機で発電した電力の一部をガラス溶
    解炉に導く構成を特徴とする請求項2記載のガラス溶解
    装置。
  5. 【請求項5】 ガスエンジンに代えてガスタービンで発
    電機を駆動することを特徴とする請求項1,2記載のガ
    ラス溶解方法。
  6. 【請求項6】 ガスエンジンに代えてガスタービンで発
    電機を駆動する構成を特徴とする請求項2記載のガラス
    溶解装置。
JP6271570A 1994-11-04 1994-11-04 ガラス溶解方法及び装置 Pending JPH08133748A (ja)

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JP (1) JPH08133748A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520490A (ja) * 2001-04-27 2004-07-08 ジュピター オキシジェン コーポレーション 炉およびその炉を用いた酸素供給式燃焼システムまたは燃焼方法またはアルミニウム回収方法またはアルミニウム分離方法またはアルミニウム回収炉または廃棄物焼却装置廃棄物焼却方法若しくはその炉の制御方法
EP1995222A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-26 Johns Manville Method and system for preheating glass batch or ingredient(s)
CN115745372A (zh) * 2022-11-08 2023-03-07 湖南亿德和玻璃产业发展有限公司 一种浮法玻璃熔窑的排烟供气系统
CN115745372B (zh) * 2022-11-08 2024-05-14 湖南亿德和玻璃产业发展有限公司 一种浮法玻璃熔窑的排烟供气系统

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JP2004520490A (ja) * 2001-04-27 2004-07-08 ジュピター オキシジェン コーポレーション 炉およびその炉を用いた酸素供給式燃焼システムまたは燃焼方法またはアルミニウム回収方法またはアルミニウム分離方法またはアルミニウム回収炉または廃棄物焼却装置廃棄物焼却方法若しくはその炉の制御方法
EP1995222A1 (en) * 2007-05-23 2008-11-26 Johns Manville Method and system for preheating glass batch or ingredient(s)
CN115745372A (zh) * 2022-11-08 2023-03-07 湖南亿德和玻璃产业发展有限公司 一种浮法玻璃熔窑的排烟供气系统
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