JPH08130954A - 突っ切り式複合草取鎌 - Google Patents

突っ切り式複合草取鎌

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JPH08130954A
JPH08130954A JP30718794A JP30718794A JPH08130954A JP H08130954 A JPH08130954 A JP H08130954A JP 30718794 A JP30718794 A JP 30718794A JP 30718794 A JP30718794 A JP 30718794A JP H08130954 A JPH08130954 A JP H08130954A
Authority
JP
Japan
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sickle
blade
tip
sawteeth
thrusting
Prior art date
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Pending
Application number
JP30718794A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Umeno
政明 梅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UMENO WAKAKO
Original Assignee
UMENO WAKAKO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イ、一丁の鎌で諸作業ができる。 ロ、芝、クローバ、苔などの植え付けの荒れ面積を少
なくする。 ハ、手首や指に及ぼすモーメントを少なくする。 【構成】 イ、鎌先鋸刃(5)、鋸刃(2)、平刃
(3)、背刃(6)の4部を基体(1)に装着して複合
鎌とする。 ロ、命中率抜群の突き作業を本発明の草取鎌に採用し
て鎌先(4)を尖らす。 ハ、鎌先を鎌柄の中心線の延長線O−Oから約3mm
右にずらして設け、鎌先鋸刃の流さを約12mm、鋸刃
角(α)を市販の鎌の角度と同じ約15°とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】大草や、密生草は惰人のシンボル
で論外として、本発明は粗生の中、小の早期の「草取り
作業」を、人類原始の時代から使用されている「突き」
の作業の長所を活かした草取鎌に関するものである。
【0002】畑の草取全般、田あぜの草刈り、特に道路
肩、家庭庭園、公園、校舎周辺、運動場周囲、ゴルフ場
等の固い土地の芝、クローバ、苔中の粗生の中、小の雑
草のつまみ取りに使用する。
【0003】上記の土地の芝、クローバ、苔の根は植え
付け数年後にはびこり、僅かの中・小草が粗生し、微弱
なのでつまみ取り作業で充分である。
【0004】
【従来の技術と問題点】「突く」動作は命中率がよいの
で原始の昔から現在まで槍、包丁、やす、ナイフ、剣な
どに使用されているが現在に至るまで「突っ切り式」の
草取り鎌は市販、使用されていない。
【0005】市販の草取り鎌は全て「引き切り式」で背
刃(6)がないので、その分突く作業には抵抗が大きく
なる。
【0006】「引き切り式」は命中率が低いので、「図
5」・「図6」に示すごとく草根と突っ込み口との距離
(c)が大に、また荒れ面端(m).(m)は、
余裕をもつ気持ちで長くなりやすいので、荒れ面範囲
(S)が広くなり、更に突っ込み深さ(t)が浅く
なって荒れ口では完全に切れるが、荒れ面端を繋ぐ(m
).(m)では芝生と繋ぐからみ根の数が少なくな
り、切り草(x)を左(右)の指で摘んで引き抜く際
に、荒れ面が切り残りの根の絡みによって持ち上ること
が多いので、他の指や手のひらの背、あるいは鎌先で押
さえたり、摘み上げた草根に土が付着するのを左手で振
るい落したり、根本から千切れて根株が残るのを防いで
いる。
【0007】「図5」に示すごとく鎌先には突っ込み力
(P)、その分力(Pa).(Pb)、引き力
(P)の3力が作用し、それらが鎌先とO−Oとの距
離(a)が大きいので手首や指に捩じりモーメントと
して大きくかかり、手首痛や豆ができることがしばしば
であるので、草取り鎌には基体の短いものを使用し、鎌
柄を無意識に強く握って微妙な腕のテクニックで内側に
押して(a)を小さくしてモーメントを小さくしてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】芝生等の荒れ面を小さ
くし、荒れを少なくして益々美しい芝生などを育成する
と共に、テクニックを要せず、長時間の草取り作業によ
る手首や指の痛みを少なくする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、「図6」
(a)の「荒れ面範囲(S)を狭くする手段」とし
て、現在までに市販、使用れさていないが、人類原始の
昔から使用されている命中率の高い「突き」操作の抜群
の長所を活かして「突き」操作だけで草取り作業を完了
するように鎌を往復運動させ、「図1」に示すごとく鎌
の基体(1)の先端を短い約12mmの鎌先鋸刃(5)
と、その背の前部を背刃(6)とする。
【0010】「手首や指の痛みを少なくする手段」とし
て、「図1」に示すごとく鎌柄の中心線O−Oから鎌先
(4)の距離(a)を約3mm、鎌先鋸刃(5)の長
さを約12mmと小さくし、鋸刃角(α)を市販の草刈
り鎌と同じ15°とし、背刃(6)を設け、基体(1)
の背の前部を背刃(6)とする。
【0011】
【作用と効果】「突っ切り」作業は命中率がよいので、
人類原始の時代から現在に至るまで、槍り・剣・やす・
ナイフ・刀・包丁などと広く使用されているので、本発
明はこの「突っ切り」効果の抜群の長所を活かし、あら
ためて現在まで市販されていない中・小の丈の草の「草
取鎌」に採用したものである。
【0012】「突っ切り」作動は命中率がよいので、
「図4」(a).(b)に示すように、突っ込み口の幅
は鎌の基体(1)の厚さと殆ど同じで狭く、長さは「鎌
先鋸刃(5)の幅(b)約6mm+背刃(6)の突っ込
み距離」と短く、突っ込みの鎌先の的の位置を鎌先
(4)と草根本(x)との距離(c).(d)共に約
6mmと小さい範囲に絞ることがでる効果があり、矢印
のように「突く」・「引く」の同じコースの一作用で作
業を完了できるのでモーメントが殆ど生ぜず、したがっ
てテクニックの必要がなく、更に「図5」の荒れ面端
(m)・(m)を小さくできるので、荒れ面範囲
(S)を(S)のように小さく、突っ込み深さ(t
)が深くなるので、切断されていない荒れ面端
(m).(m)と荒れ面(S)とを繋いでいるか
らみ根の数が多くなって、左手で摘み上げる際の切り残
りの草根の絡みによって浮き上がる荒れ面の荒れ程度が
少なくなり、引き抜いた根に付着する土の量を少なくす
る目的でふるい落とす作業を少なくする効果がある。
【0013】「手首や指の痛みを少なくする手段」の作
用と効果は、「図1」の鎌先(4)を尖らし、鎌先鋸刃
(5)の幅を約6mmと小にし、背刃(6)と共に突っ
込み抵抗を少なくし、また「図5」(a).(b)に示
すごとく、鎌先(4)の矢印の「引き」作用により草根
(x)が(x).(x)のように鎌先鋸刃(5)
によって殆ど全部切られ抵抗が少なくなると、備わった
腕の筋肉の収縮作用により殆ど無意識的に押す力と引く
力{「図5」の(P)と(P)}が生じて鋸刃
(2)の内側に入り、残り根(x)を全部切断するの
で、本発明には(P).(P)を考慮する必要がな
い。
【0014】
【実施例】本発明は、畑、田のあぜ、路肩、家庭庭園、
公園、学校校舎の周辺、運動場の周囲、ゴルフ場などの
芝生、クローバ、こけ中の中、小の草の摘み取りに使用
する。
【0015】芝、クローバ、苔の植え付け当初は雑草が
生えるが、数年間だけまめに摘み取りすれば根が蜜には
びこり、雑草の数が少なくなり微弱になるので以後の草
取りの苦労が少なくなる。
【0016】時々、密なはびこり根中に根付かれない芝
幹が芝生の上を這い延び、あるいは異種の丈の高い芝が
植え付けられて芝生の整美を乱すことがあるので、鋸刃
(2)で刈り取る。
【0017】紐や支柱、小枝などの切断には平刃(3)
を使用すると便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】基体の平面図である。(現尺)
【図2】「図1」のA−A断面図である。
【図3】本発明と柄の組立て平面図である。(現尺)
【図4】 (a) 本発明の基体前部の作用説明の平面
図である。 (b) (a)のB−B断面の説明図である。
【図5】市販の草取り鎌の作用説明図で、荒れ面の断面
図を含む平面図である。(現尺)
【図6】本発明と市販の草取り鎌の刃部の突っ込み状態
の比較断面図である。
【符号の説明】
1 基体 2 鋸刃 3 平刃 4 鎌先 5 鎌先鋸刃 6 背刃 a、a 鎌柄の中心線と鎌先との距離 b 鎌刃の幅 c、c 草根株と鎌先との距離 d 草根株と鎌先との距離 α 鋸刃角 x、x、x、x 鎌の引きによる草株の切断状
態順を示す S、S 荒れ面 t、t 突っ込み深さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎌先鋸刃、鋸刃、平刃、背刃の4部分を
    複合する突っ切り式複合草取鎌で、鎌先(4)を鎌柄の
    中心線の延長から(a)約3mm右にずらして設け、
    鎌先鋸刃(5)の長さを約12mm、鋸刃角(α)を市
    販の鎌の角度と同じ約15°、基体(1)の背前方を背
    刃(6)とする。
JP30718794A 1994-11-05 1994-11-05 突っ切り式複合草取鎌 Pending JPH08130954A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30718794A JPH08130954A (ja) 1994-11-05 1994-11-05 突っ切り式複合草取鎌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30718794A JPH08130954A (ja) 1994-11-05 1994-11-05 突っ切り式複合草取鎌

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08130954A true JPH08130954A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17966095

Family Applications (1)

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JP30718794A Pending JPH08130954A (ja) 1994-11-05 1994-11-05 突っ切り式複合草取鎌

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JP (1) JPH08130954A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100398258C (zh) * 2005-08-16 2008-07-02 高百洋 一种镰刀生产加工方法
JP2010115145A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Hisao Okamoto 手持ち式農具及び手持ち式農具用補助具

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