JPH08129476A - 音声データ入力装置 - Google Patents

音声データ入力装置

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JPH08129476A
JPH08129476A JP6267766A JP26776694A JPH08129476A JP H08129476 A JPH08129476 A JP H08129476A JP 6267766 A JP6267766 A JP 6267766A JP 26776694 A JP26776694 A JP 26776694A JP H08129476 A JPH08129476 A JP H08129476A
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JP
Japan
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voice
data
input
item
command
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Application number
JP6267766A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hanaoka
正明 花岡
Masahiro Yamagishi
正浩 山岸
Masaki Fukazawa
正樹 深沢
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KITSUSEI COMTEC KK
Original Assignee
KITSUSEI COMTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ入力する際に、データ入力を行う者が
画面を見ずに、音声のみでデータ入力することができる
音声データ応答装置を提供することである。 【構成】 作業者が、顕微鏡を見ながら病理所見やコマ
ンドを発声する(S21)。この発声された音声は、音
声認識合成装置で音声認識され(S23)、その結果の
認識単語(病理所見データやコマンド)がコードの形式
でOSに伝えられる(S25)。また、確認のため、音
声で作業者に伝えられる(S26)。OSからアプリケ
ーション・プログラムである病理検査支援システムに認
識された単語(病理所見データやコマンド)が伝えられ
る(S27)。送られて来た単語が、病理所見データで
あれば、そのデータをシステムに入力して、表示装置7
上の画面のその項目に表示する(S28)。送られて来
た単語がコマンドであれば、そのコマンドに従った処理
を行う(S29)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声データ入力装置に
関するものである。特に、音声のみによるデータ入力に
際し有効な音声データ入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ処理において、データの入
力は、表示装置の画面上に、入力が必要な項目を表示
し、その表示された各項目に対してキーボードからデー
タを入力する等の会話形式で行われることが多かった。
この場合、データ入力を行う者は、データ入力中、キー
ボードから手を離すことができず、また、画面から目を
離すことができない。このため、作業を行いながらデー
タの入力を行う場合、作業を一時的に中断して入力する
か、またはデータを入力するための人間を別に用意し
て、その人にデータ入力をしてもらう必要があった。
【0003】また、音声認識技術が発達してきたので、
データ入力を音声で入力することが考えられる。しか
し、データ入力においては、画面で入力する項目等を確
かめながら入力することを前提としていることが多いの
で、音声入力に完全に置き換えることが難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、データ入力
する際に、データ入力を行う者が画面を見ずに、音声の
みでデータ入力することができる音声データ入力装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
は、項目別データを音声で入力する音声データ入力装置
において、音声を入力する音声入力手段および音声を出
力する音声出力手段と、入力された項目データを表示す
る表示手段と、音声入力された項目別データおよびコマ
ンドを音声認識する手段と、音声認識された項目別デー
タおよびコマンドを音声合成で音声出力する手段と、音
声入力された項目データをその項目に入力・表示する手
段と、音声入力されたコマンドに従った処理を行う手段
とを有することを特徴とする音声データ入力装置であ
る。
【0006】
【作用】本発明においては、データ入力に関することを
全て音声で入力でき、また、入力の確認も音声で応答さ
れるので、データ入力するとき、他の作業を中断するこ
となく行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の実施例を説明
する。
【0008】本発明を病理検査支援システムに適用した
もので説明する。しかし、本発明を病理検査支援システ
ムに限るものではなく、データ入力する際に使用するこ
とができるものである。
【0009】さて、病理検査では、その報告書作成、デ
ータベース構築、データの分析等のために、コンピュー
タを用いた病理検査支援システムが望まれていた。しか
し、そのデータの入力をどのように行うのかが問題であ
った。病理検査の作業は、顕微鏡を見ながら行う必要が
ある。したがって、顕微鏡を見ながら得られる所見のデ
ータ入力が容易にできれば、データの発生と同時にデー
タが入力されているので、報告書の作成やデータベース
の構築も容易になる。
【0010】しかし、顕微鏡の作業を行うと同時に、顕
微鏡から目を離すことなく、データ入力することは今ま
でのシステムではできなかった。本発明は、顕微鏡を見
ながらデータ入力が全て音声で行えるので、作業の効率
化を図ることができる。
【0011】図1に本システムのシステム構成が示され
ている。図1において、1はヘッドフォン(イヤフォン
等)、2はマイクロフォンで、これで音声を入力した
り、システムからの音声応答を聞くことができる。3
は、本発明のデータ入力に用いる音声認識合成装置で、
ヘッドフォン1やマイクロフォン2に接続されて、音声
を認識してコードとして入力したり、音声応答するため
の音声合成を行う。4はCPU,5はメモリ、6は表示
装置インターフェース、7は表示装置、8はキーボー
ド、マウスのインターフェース、9はキーボード、10
がマウス、11はディスク装置等の外部記憶装置で、こ
れらでコンピュータ・システムを構成している。なお、
このコンピュータシステムには、図示していないプリン
タ等も接続されている。
【0012】上記のコンピュータシステムで、音声によ
る病理検査支援システムへのデータ入力について、図2
を用いて説明する。
【0013】まず、作業者が、顕微鏡を見ながら病理所
見やコマンドを発声する(S21)。この発声された音
声は、マイクロフォン2により音声入力されて、音声認
識合成装置3で音声認識され(S23)、その結果の認
識単語(病理所見データやコマンド)がコードの形式で
OS(オペレーティング・システム)に伝えられる(S
25)。これと共に、認識された単語は、確認のため、
音声合成してヘッドフォン1から音声で作業者に伝えら
れる(S26)。OSからアプリケーション・プログラ
ムである病理検査支援システムに認識された単語(病理
所見データやコマンド)が伝えられる(S27)。病理
検査支援システムでは、送られて来た単語が、病理所見
データであれば、そのデータをシステムに入力して、表
示装置7上の画面のその項目に表示する(S28)。送
られて来た単語がコマンドであれば、そのコマンドに従
った処理を行う(S29)。
【0014】なお、この病理検査支援システムに対し
て、キーボードやマウス等による通常のデータ入力(病
理所見データやコマンド)も当然可能である(S3
0)。
【0015】さて、音声認識合成装置3の動作を図3に
示すフローチャートで詳しく説明する。マイクロフォン
2から音声が入力されると、A/D変換して音声波形を
デジタル化する(S31)。このデジタル化した音声波
形と、音声認識合成装置3に記憶している音声パターン
とを比較する(S32)。この比較にはHMM(Hidden
Markov Model )等の方法が用いられる。一致する音声
パターンが存在する(S33)と、一致した音声パター
ンに対応する単語を出力する(S34)。出力された単
語は、入力順序や数字等の属性に関する簡単な文法チェ
ックを行い(S35)、チェックをパスした単語を認識
単語とする。そして、認識した単語に対応する音声を合
成して、確認のためにヘッドフォン1にエコーバックす
る(S36)。認識した単語に対応するコードをシステ
ム側に出力する(S37)。
【0016】この病理検査支援システムで用いられるコ
マンドや病理所見データについて説明する。
【0017】図4に、顕微鏡を見ながら所見を入力する
ために、表示装置7上に表示されている入力画面を示
す。40は、このデータ入力の対象を記した表題であ
る。41は、システムに登録されているデータを表示す
るための欄である。42は、これから登録すべきデータ
を入力する欄である。43〜46は、入力すべき各デー
タ項目(フィールド)を示している。このシステムで
は、「所見(finding )」43,「Grd(grade )」
44,「部位(sight )」45,「修飾語(qualifier
)」46等の項目がある。47は、アイコンで、これ
をマウスでポイントすることにより、そこに記載されて
いるコマンドが実行される。なお、そこに記載されてい
るキーボード上のキーを押下しても、そのコマンドが実
行される。また、48は行の下に表示されるカーソル
で、データ入力中の行を示している。また、入力対象項
目は、反転表示やカーソルの点滅表示で区別されてい
る。
【0018】この表示画面上の各項目に、音声でデータ
入力する場合を説明する。イヌの肝臓(liver )を顕微
鏡で観察しながら、所見を入力する。現在カーソルがあ
る入力中の行の所見の項目にまず入力する。音声で「De
generation,fatty(脂肪変成)」と発声すると、これが
音声認識されて、この所見の項目にこの単語が表示され
る。認識された単語は、ヘッドフォンに音声合成された
単語が応答されるので、何が音声認識されたか確認でき
る。この場合のように、2語の単語を1項目に入力する
こともできる。次にその所見の程度(Grd)を数字で
入力する。例えば「severe」と発声すると、この「seve
re」が「3」に変換されて対応する項目に表示される。
【0019】誤って入力した場合は、コマンドの「clea
r 」を入力すると、その項目に入力された単語が消去さ
れる。また入力対象となる項目を移動する場合は、移動
先の項目を発声する(入力対象の項目を発声する)とこ
れがコマンドとなり、その項目に移動する。例えば「gr
ade ]と発声すると、入力対象が「Grd」の項目に移
る。
【0020】次の所見を入力する場合は、コマンドの
「finding add 」を発声すると、次の行の入力に移る。
【0021】また、入力が終了すると、入力された複数
の行を登録する場合(図4の41の欄に移す場合)は、
「entry 」と発声する。すると今まで入力欄42にあっ
た行が、登録の欄41に移る。
【0022】ここで、顕微鏡の観察を長く行って、どの
項目が入力対象になっているのか分からなくなることが
ある。この場合は、「where field 」と発声すると、例
えば「grade 」とヘッドフォンに応答があり、入力対象
の項目がわかる。この「where field 」のコマンドの処
理を図5に示す。
【0023】「where field 」と発声すると、音声認識
合成回路3で音声認識され、その単語が病理検査支援シ
ステムに送られる。病理検査支援システムでは、送られ
た単語がコマンドであるので、そのコマンドの処理を行
う。図5は、ここからの処理が示されている。「where
field 」の処理は、システム内の入力対象項目の位置を
記憶している所から、入力対象項目位置を読み出す(S
51)。この位置を項目名(例えば「grade 」)に変更
して(S52)、音声認識合成装置3に送る(S5
3)。音声認識合成装置3で、項目名を音声合成してヘ
ッドフォン1におくる。作業者は、音声で「grade 」と
聞こえるので、入力対象項目が分かる。
【0024】上記の実施例は、病理検査支援システムで
説明したが、本発明は、項目別のデータを音声入力で行
う全てのシステムに適用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明では、音声認識合成装置を用いる
ことにより、データ入力を画面を見ずに、全て音声で行
うことができる。このため、作業を行いながら、その作
業を中断することなく作業に関連するデータを入力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す図である。
【図2】音声認識の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明のデータ入力の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】本発明の表示画面を示す図である。
【図5】本発明のコマンドの内「where fiel
d」の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ヘッドフォン(イヤフォン等) 2 マイクロフォン 3 音声認識合成装置 4 CPU 5 メモリ 6 表示装置インターフェース 7 表示装置 8 キーボード、マウスのインターフェース 9 キーボード 10 マウス 11 ディスク装置等の外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 3/00 551 L 561 D // G01N 35/00 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 項目別データを音声で入力する音声デー
    タ入力装置において、 音声を入力する音声入力手段および音声を出力する音声
    出力手段と、 入力された項目データを表示する表示手段と、 音声入力された項目別データおよびコマンドを音声認識
    する手段と、 音声認識された項目別データおよびコマンドを音声合成
    で音声出力する手段と、 前記音声入力された項目データをその項目に入力・表示
    する手段と、 前記音声入力されたコマンドに従った処理を行う手段と
    を有することを特徴とする音声データ入力装置。
  2. 【請求項2】 前記コマンドに項目移動のコマンドが含
    まれていることを特徴とする請求項1記載の音声データ
    入力装置。
  3. 【請求項3】 前記項目移動のコマンドは項目名を指定
    することを特徴とする請求項2記載の音声データ入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コマンドに入力対象項目を確認する
    コマンドが含まれていることを特徴とする請求項1〜3
    いずれか1項記載の音声データ入力装置。
  5. 【請求項5】 前記入力対象項目を確認するコマンド
    は、入力対象項目を音声で応答することを特徴とする請
    求項4記載の音声データ入力装置。
  6. 【請求項6】 病理検査支援システムに適用したことを
    特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の音声データ
    入力装置。
JP6267766A 1994-10-31 1994-10-31 音声データ入力装置 Pending JPH08129476A (ja)

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JP6267766A JPH08129476A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 音声データ入力装置

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JP6267766A JPH08129476A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 音声データ入力装置

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ID=17449293

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JP6267766A Pending JPH08129476A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 音声データ入力装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7165034B2 (en) 2001-03-22 2007-01-16 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and method, and program
WO2008032594A1 (en) * 2006-08-28 2008-03-20 Tokyo Electric Power Company Computer-executable program, method, and processing device
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JP2018059727A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 溝口 さとし 病理診断における検体取り違え防止システム
JP2021139829A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 東京電力ホールディングス株式会社 化学分析支援装置、化学分析支援プログラム及び化学分析支援方法
WO2022168433A1 (ja) * 2021-02-08 2022-08-11 株式会社日立ハイテク 自動分析装置および自動分析システム

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