JPH08126445A - 畜舎用センサ構造 - Google Patents

畜舎用センサ構造

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JPH08126445A
JPH08126445A JP6269309A JP26930994A JPH08126445A JP H08126445 A JPH08126445 A JP H08126445A JP 6269309 A JP6269309 A JP 6269309A JP 26930994 A JP26930994 A JP 26930994A JP H08126445 A JPH08126445 A JP H08126445A
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JP
Japan
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gate
sensor
milking
light
cow
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JP6269309A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kawabata
河端  真一
Ryuzo Nakamura
隆三 中村
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 牛舎における搾乳場の移動通路に、牛存否検
出用のセンサS1 を設けるに、センサS1 を、投光器1
5と受光器16との対で成る光学式に構成するととも
に、投光器15を、発光体17による投光経路始端部へ
の周囲からの他物侵入を阻止する筒カバー18を設け、
かつ、発光体17の前方に間隔をもって配置される透明
ガラス製の透過壁19を筒カバー18内に装備して構成
する。 【効果】 透過壁と筒カバーによる二重の遮熱構造によ
って発光体の熱を有効に遮ることができ、センサ機能を
悪化させることなく極力蠅等の虫が集ることによる誤作
動のない信頼性に優れたものとして提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛舎や豚舎といった畜
舎における家畜存否用のセンサ構造に係り、詳しくは、
蠅等の虫が光軸面を遮ることのないようにしてセンサの
誤作動を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、牛舎においては、フリーストー
ルから搾乳場への移動通路に牛の通過や存否を検出する
センサと通路を開閉するゲートを設け、先の牛が移動す
ると次の牛が通過可能となるようにゲートを開く、とい
った制御を行うことで牛が円滑に移動できるように構成
されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、良好な飼育管
理のためにセンサが適宜に配置されているのであるが、
牛が移動通路に存在していないのに存在検出するという
不都合がしばしば生じることが確認された。そこで、そ
の不都合原因を調査したところ、センサの投光体が発す
る熱に反応して投光器に蠅が集る傾向があり、その集っ
てきた蠅が光軸面を遮ることによって誤作動しているこ
とが知見された。牛舎等の畜舎では蠅等の虫が多いの
で、虫によるセンサの誤作動対策を施す必要がある。本
発明の目的は、物体の存否検出を確実に行え、しかも比
較的廉価である光学式センサを用いながら、その発熱に
よる上記不都合を解消して良好に機能させるようにする
点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、畜舎に家畜存否検出用のセンサを設けるに、
そのセンサを、投光器と受光器との対で成る光学式に構
成するとともに、投光器を、発光体による投光経路始端
部への周囲からの他物侵入を阻止する筒カバーを設け、
かつ、発光体の前方に間隔をもって配置される透過壁を
筒カバー内に装備して構成してあることを特徴とするも
のである。又、受光器に、受光体による受光経路始端部
への周囲からの他物侵入を阻止する筒カバーを装着すれ
ば一層好ましい。
【0005】
【作用】請求項1の構成によれば、投光経路始端部を筒
カバーで覆ってあるので、発光体の熱が筒カバー外部に
及び難いようになるとともに、筒カバー内部に発光体に
対する透過壁を設けることで、発行体の熱が筒カバー内
部に対しても及び難くなる。つまり、筒カバーによって
発光体と虫との距離を物理的に遠くすること、及び透過
壁による熱の遮断作用との協働により、虫が熱を感知し
て投光器に寄ってくる可能性を激減させることができる
ようになる。又、筒カバーの採用によって投光経路は確
保されているから、センサの作動に悪影響を及ぼすこと
はない。
【0006】ところで、熱源ではない受光器にも蠅等の
虫が集る可能性はあり、この受光器側で光軸を遮られて
も誤作動を招いて都合が悪い。従って、請求項2の構成
によれば、受光経路始端部への周囲からの他物侵入を阻
止する筒カバーを受光体にも設けてあるので、受光器側
におけるセンサ誤作動原因も減るようになる。
【0007】
【発明の効果】その結果、請求項1の記載によるセンサ
構造では、透過壁と筒カバーによる二種の遮熱構造によ
って発光体の熱を有効に遮ることができ、センサ機能を
悪化させることなく極力蠅等の虫による誤作動のない畜
舎に好適なものを、信頼性に優れる状態で提供できた。
請求項2の記載によるセンサ構造では、受光器側での虫
の集りによる誤作動も減り、センサの信頼性がより向上
するようになった。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を牛舎に適用した場
合について、図面に基づいて説明する。図1に牛舎の全
体レイアウトが示されている。1は広い餌場、2はフリ
ーストール(休息場)、3は搾乳場であり、餌場1の片
側に餌箱1aが配置され、フリーストール2の両側には
パイプで仕切られた多数のストール(寝床)2aが配置
されている。餌場1とフリーストール2とは2箇所のゲ
ート4,5で仕切られており、これらゲート4,5は、
餌場1とフリーストール2とのいずれの方向にも開く自
由開閉状態と、餌場1からフリーストール2への通過の
み許容するワンウェイ状態とに切換自在に構成されてい
る。
【0009】この牛舎における搾乳システムを概略説明
すると、先ず、餌場1に乳牛を放しておき、搾乳時間の
数時間前になると、自由開閉状態にあるゲート4,5を
ワンウェイ状態に切換え、全ての乳牛がフリーストール
2へ集まるようにする。そして、時間が過ぎて空腹にな
ってきた牛から、順次、搾乳場3へ向かい、後述する分
配ゲートG6 の揺動により、搾乳の終了した乳牛は餌場
1に開放し、搾乳できなかった乳牛はセパレーションエ
リア3Sに導かれて搾乳の再トライを待つようになるの
である。フリーストール2には餌がないが、搾乳場3に
は牛の嗜好をそそる美味しい餌が用意されているため、
このことを知っている(教育されている)乳牛が、空腹
になると自然に搾乳場3に向かうようになるのである。
【0010】次に、搾乳場3について説明する。図1に
示すように、搾乳場3では人為作業することなく搾乳で
きる自動搾乳装置Aを備えており、その自動搾乳装置A
(図4参照)の機械装置類、及び監視を行う制御室6、
直列配置された2箇所の搾乳室7,7、これらの搾乳室
の横に配置される移動通路8、控室28、及び移動通路
8の始端と終端とを連絡する略コ字状のセパレーション
エリア3S等が配置されている。
【0011】図2に示すように、移動通路8の入口側に
は開閉自在な第1ゲートG1 が、出口側には、終了位置
と再トライ位置とに切換可能な第6ゲートG6 が夫々配
置されており。一方、各搾乳室7,7には乳牛の入口で
ある第2(第4)ゲートG2,G4 、及び出口である第3
(第5)ゲートG3,G5 が装備されている。
【0012】第1ゲートG1 は、通常テキサスゲートと
呼ばれ、上下軸心回りで揺動可能な左右一対のゲート片
9,9を備え、エアーシリンダ(図外)等によって一対
のゲート片9,9を同時に開閉可能な観音開き構造に構
成されている。第2ゲートG2 は、上下軸心回りで揺動
自在な扉型に構成され、開き位置では移動通路8を殆ど
塞ぐ状態に設定してあり、必ず第1搾乳室7から先に牛
が入るようにしてある。第2搾乳室7の第4ゲートG4
も全く同じ構造である。
【0013】第3ゲートG3 は、搾乳室7の側壁に上下
軸心回りで揺動可能に支承された第1扉10と、この第
1扉10に上下軸心回りで揺動可能に支承された第2扉
11とによる2つ折れ構造の折れ戸に構成されている。
この第3ゲートG3は、その閉じ作動に伴って第2扉1
1が、搾乳室7からでた牛の臀部を押して前進を促進さ
せるように構成されている〔図5(ヘ)参照〕。第2搾
乳室7の第5 ゲートG5 も全く同じ構造に設定されてい
る。
【0014】第6ゲートG6 は、上下向きの軸心回りで
揺動可能な分配ゲート(セパレーションゲート)12
と、餌場1側及びセパレーションエリア3S側夫々への
ワンウェイゲート13,14とで成る複合扉に構成され
ている。分配ゲート12は、移動通路8と餌場1とを連
絡させるべくセパレーションエリア3S側に揺動した終
了位置(図2実線の状態)と、移動通路8とセパレーシ
ョンエリア3Sとを連絡させるべく餌場1側に揺動した
再トライ位置(図2仮想線の状態)とに切換可能に構成
されている。
【0015】又、各ゲートを連係動作させるために、牛
の通過や存否を検出する多数のセンサS1 〜S8 が装備
されている。全てのセンサは、投光器と受光器との対で
成る光センサに構成され、光軸を遮ることによって検出
作動するものである。図面表現上、各センサの光軸にS
1 〜S8 を符記するものとすれば、各センサは次のよう
に配置されている。
【0016】図2に示すように、上下一対の第1、第2
センサS1,S2 は、第1ゲートG1から60cm離れた地
点における移動通路8を直交する状態に配置されてお
り、第1センサS1 は牛の脚部分を、第2センサS2 は
胴体部分を夫々検出するものである。第3センサS3
は、第1搾乳室7の始端側部分と、第1搾乳室7の終端
側の移動通路反対側部分とに亘るように斜め配置されて
いる。第4センサS4 は、第1搾乳室7の始端側の移動
通路反対側部分と、第1搾乳室7の終端側部分とに亘る
ように斜め配置されている。第5センサS5 は、第2搾
乳室7の始端側部分と、第2搾乳室7の終端側の移動通
路反対側部分とに亘るように斜め配置されている。第6
センサS6 は、第2搾乳室7の始端側の移動通路反対側
部分と、第2搾乳室7の終端側部分とに亘るように斜め
配置されている。上下一対の第7、第8センサS7,S8
は、第2搾乳室7の終端側付近における移動通路8を直
交する状態に配置されており、第1、第2センサS1,S
2 と同様に第7センサS7 は脚部分を、第8センサS8
は胴体部分を夫々検出する。
【0017】次に、図2〜図7を参照して各センサと各
ゲートとの連係動作について説明する。先ず、初期状態
では、図3(イ)に示すように、第2ゲートG2 が開
き、かつ、第6ゲートG6 (分配ゲート12)が終了位
置に操作されており、その他のゲートG1,G3,G4,G5
は全て閉じている。図3(ロ)に示すように、第1ゲー
トG1 が開き、牛が移動通路8に入ってきて第1、第2
センサS1,S2 を通過完了すると第1ゲートG1 が閉じ
る。そして、第3センサS3 を通過して第1搾乳室7に
牛が入り、首に装着したリスポンダ(図示せず)によっ
てタグ(受信装置)Tが固体(牛)検出作動すると、第
2ゲートG2 が閉じられるとともに、第4ゲートG4 が
開く〔図4(ハ)参照〕。
【0018】そして、第1搾乳室7において自動搾乳装
置Aでの搾乳が開始され、かつ、次の牛が移動通路8に
入ることが可能となるべく再び第1ゲートG1 が開きう
る状態となる。尚、第1ゲートG1 は、該ゲート手前に
配置された図示しない存否センサによって第1ゲートG
1 直前の待機位置に牛が来ており、かつ、第1,第2搾
乳室7,7のいずれかが空いている条件のときにのみ開
き可能に設定されている、と好都合である(第1ゲート
G1 の開き作動のみ手動操作する手段もある)。
【0019】次の牛が移動通路8に入り、第1,第2セ
ンサを通過完了すると第1ゲートG1 が閉じられ、そし
て、第5センサS5 を遮りながら第4ゲートG4 から第
2搾乳室7へ導かれるようになる〔図4(ニ)参照〕。
第4ゲートG4 は、第2ゲートG2 が閉じた時点、又
は、次の牛が第1,第2センサを遮った時点で開いても
良い。次の牛が第2搾乳室7に入って、そのタグTが固
体検出すると、第4ゲートG4 が閉じられ、2箇所の搾
乳室7,7双方で搾乳が行われる状態となる。
【0020】次に、第1搾乳室7での搾乳が終了して、
自動搾乳装置Aがリセットされると、そのことに連係し
て第1搾乳室7の出口である第3ゲートG3 が開き、牛
が移動通路8に進みだす〔図5(ホ)参照〕。このと
き、牛の通過で遮られた第4センサS4 が再び初期状態
(光軸開通状態)に戻ること、又は遮られ時間が設定時
間以上続くことに連係して、折り畳まれた状態の第3ゲ
ートG3 が閉じ作動し、、図5(ヘ)に示すように、第
2扉11が牛の臀部を後押しして前進を促進させる機能
が発揮されるようにしてある。第1搾乳室7を出た牛
が、第5,第6センサS5,S6 を通過してから第7,第
8センサS7,S8 に差し掛かると第3ゲートG3 が閉じ
られるとともに第2ゲートG2 が開き、第7、第8セン
サS7,S8 の通過完了で第1ゲートG1 が開きうる状態
になる〔図6(ト)参照〕。搾乳が終了している場合に
は、第6ゲートG6 は終了位置に維持されており、牛は
餌場側ワンウェイゲート13を通って餌場1へ開放され
る。
【0021】第2搾乳室7での搾乳が終わると、上記し
た第1搾乳室7の場合とほぼ同様に作用する〔図6
(チ)参照〕が、違いを述べると、第5ゲートG5 の閉
じ作動と第1ゲートG1 の開き可能状態とは、第7,第
8センサS7,S8 の通過完了に伴って達成されるととも
に、第4ゲートG4 は依然として閉じ状態に維持されて
いる点である(このときに第4ゲートG4 が開き作動さ
れるのは、その時点で第1搾乳室7に牛が入っている場
合である)。そして、第2搾乳室7の牛が第7,第8セ
ンサS7,S8 を通過完了すると、第1ゲートG1 が開き
うる状態になり、かつ、第2〜第5ゲートG2,G3,G4,
G5が全て閉じた状態となる(図7参照)。この状態の
ときに、未だ第1搾乳室7に牛が入っていないのであれ
ば、各ゲートG1 〜G6 は第2ゲートG2 のみ開いた初
期状態〔図3(イ)の状態〕に戻る。
【0022】このシステムでは、両方の搾乳室7,7が
共に空の状態では、第1搾乳室7に優先して牛を入れる
ように設定されている。又、各搾乳室7,7前の移動通
路8における第3〜第6センサS3 〜S6 のクロス配置
の利点は次のようである。すなわち、直列配置された搾
乳室7への移動通路8からの出退移動は、搾乳室7の横
側壁部分で行う構造上、センサの斜め配置によって搾乳
室7の入出口に近い位置でセンシングできる機能、及
び、例えば、第2搾乳室7を出た牛が第7、第8センサ
S7,S8 の通過中にバックすることがあると、第5、第
6センサS5,S6が作動してその不都合を検出できる機
能、の双方の機能を発揮できることであり、各ゲートの
前後に移動通路8に直交してセンサを配置する手段に比
べて、入出口に近い箇所で検出できて検出精度に優れな
がら必要センサ数が少なくて済むという利点がある。
【0023】上記した各ゲートの開閉作動は、システム
が円滑に稼働しているときの一例であり、ケース・バイ
・ケースによって様々な作動状況が考えられる。例え
ば、第2搾乳室7での搾乳が第1搾乳室7よりも早く終
了した場合では、第2搾乳室7の牛が第7,第8センサ
S7,S8 の通過終了に伴って、第1ゲートG1 が開きう
る状態になるとともに、第2ゲートG2 ではなく、第4
ゲートG4 のみ開く状態が現出される。そのときに第1
ゲートG1 手前に次の牛が来ていると、第1ゲートG1
が開き、牛は第1搾乳室7をやり過ごして第2搾乳室7
に入るようになる、といった具合である。
【0024】各センサS1 〜S8 はいずれも同じセンサ
を使用しており、その構造を第1センサS1 のもので説
明すると、図8、図9に示すように、第1センサS1
は、投光器15と受光器16との対で成る光学式に構成
されている。投光器15は、発光体17による投光経路
(図8ではS1 で示してある)始端部への周囲からの他
物侵入を阻止する筒カバー18を設け、かつ、発光体1
7の前方に間隔をもって配置される透過壁19を筒カバ
ー18内に装備してある。詳述すると、発光体17は複
数の放熱孔20bが形成された仕切り壁20a付きの第
1カバー20に固定され、その第1カバー20先端部に
透明ガラス製の透過壁19が固定装着されている。筒カ
バー18は両端開放の丸筒であり、その基端を第1カバ
ー20先端外周に螺着することで一体化された投光器1
5が構成されている。
【0025】つまり、発光体17は発光するとともに熱
も出し、その熱に反応して蠅が寄って来ることが知られ
ており、透過壁19と筒カバー18とによって発光体1
7の光軸側の周囲に熱が発散されないようにしてある。
これによって、投光器15の光軸が蠅によって遮られ、
センサS1 が誤作動することを防止している。又、同図
に示すように、受光器16にも、受光体21による受光
経路始端部への周囲からの他物侵入を阻止する筒カバー
22が装着されており、受光器16においても蠅等の虫
によって光軸が遮られる不都合がないようにしてある。
【0026】図1に示すように、セパレーションエリア
3Sの終端には一方向ゲート23が、かつ、その手前に
は第2分配ゲート24が装備されている。一方向ゲート
23は、セパレーションエリア3Sから第1ゲートG1
前への揺動のみ許容し、その逆方向への牛の移動を阻止
するようにされたワンウェイゲートであり、第2分配ゲ
ート24は、搾乳再トライさせるべく第1ゲート部分に
向かわせる通常位置(図1における実線の位置)と、フ
リーストール2に戻すよう復帰位置(図1における破線
の位置)とに切換操作可能である。第2分配ゲート24
を復帰位置にするのは、搾乳失敗ではなくテクニカルセ
パレート(病気や乳頭位置異常等によって搾乳できない
場合)する場合である。
【0027】上述した自動搾乳装置Aでは、ポケットベ
ル等の警報により、オペレータが牛舎以外の所に居ても
装置の異常を知ることができるが、機械の停止操作まで
はできない。そこで、図10に示すように、電話回線を
利用して自動搾乳装置A、回線認識ルーチン25、モデ
ム(変復調装置)26、及び公衆電話27を電気的に連
係し、例えば、プッシュホン公衆電話27の♯と1とを
順に押すと自動搾乳装置Aが停止し、♯と0とを順に押
すと自動搾乳装置Aが稼働する、という具合に記憶させ
ておくことにより、離れた場所からも装置の停止及び起
動が行えるようにしてある。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】牛舎レイアウトを示す全体平面図
【図2】搾乳場、及び各ゲートと各センサの配置状態を
示す平面図
【図3】センサとゲートとの連係作動状態を示す作動図
【図4】センサとゲートとの連係作動状態を示す作動図
【図5】センサとゲートとの連係作動状態を示す作動図
【図6】センサとゲートとの連係作動状態を示す作動図
【図7】センサとゲートとの連係作動状態を示す作動図
【図8】センサの構造を示す断面側面図
【図9】投光器の背面図
【図10】自動搾乳装置の牛舎外部からの操作手段を示
すブロック図
【符号の説明】
15 投光器 16 受光器 17 発光体 18 筒カバー 19 透過壁 21 受光体 22 筒カバー S1 センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜舎に家畜存否検出用のセンサを設ける
    に、該センサ(S1)を、投光器(15)と受光器(1
    6)との対で成る光学式に構成するとともに、前記投光
    器(15)は、発光体(17)による投光経路始端部へ
    の周囲からの他物侵入を阻止する筒カバー(18)を設
    け、かつ、前記発光体(17)の前方に間隔をもって配
    置される透過壁(19)を前記筒カバー(18)内に装
    備して構成されている畜舎用センサ構造。
  2. 【請求項2】 前記受光器(16)に、受光体(21)
    による受光経路始端部への周囲からの他物侵入を阻止す
    る筒カバー(22)を装着してある請求項1に記載の畜
    舎用センサ構造。
JP6269309A 1994-11-02 1994-11-02 畜舎用センサ構造 Pending JPH08126445A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2342843B (en) * 1997-08-27 2002-09-04 Robert James Newell Detection of on-heat cows
JP2006262848A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nec Engineering Ltd 家畜監視システム

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