JPH08125465A - 電力増幅器の調整方法 - Google Patents

電力増幅器の調整方法

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JPH08125465A
JPH08125465A JP6263618A JP26361894A JPH08125465A JP H08125465 A JPH08125465 A JP H08125465A JP 6263618 A JP6263618 A JP 6263618A JP 26361894 A JP26361894 A JP 26361894A JP H08125465 A JPH08125465 A JP H08125465A
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JP
Japan
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power
power amplifier
fet
voltage
mobile phone
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JP6263618A
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English (en)
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Osamu Osawa
修 大沢
Yasushi Okano
康史 岡野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Amplifiers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機内の電力増幅器における出力電力
と総合効率のばらつきを軽減する。 【構成】 個々の携帯電話機内の電力増幅器において、
FET30のゲートにバイアス電圧を与える外部バイア
ス回路40に可変抵抗44を設ける。可変抵抗4の抵抗
値R44を変化させ、各電話機における電力増幅回路中の
FET30のアイドル電流が均一になるように調整す
る。この調整によって、個々の電話機中の電力増幅器に
おける出力電力と総合効率が均一化され、ばらつきが低
減される。よって、携帯電話機の放射電力不足と通話時
間の短縮等の問題が解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CEL(Cellular)携
帯電話装置等に搭載される電力増幅器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の電力増幅器を示す回路図
である。
【0003】この電力増幅器は従来のCEL電話装置に
搭載されている増幅器であり、入力端子Inに接続され
た結合コンデンサ1を備えている。コンデンサ1の出力
側はインダクタンス2に接続され、インダクタンス2の
出力側はコンデンサ3を介して接地され、かつ電界効果
トランジスタ(以下、FETという)増幅回路4の入力
端子4−1に接続され、これらは入力整合回路を構成し
ている。FET増幅回路4は4つの端子4−1〜4−4
間に接続され、自己バイアスで増幅動作を行うものであ
る。端子4−2は接地され、端子4−3はパスコンデン
サ5を介して接地されている。FET増幅回路4の出力
端子4−4は、結合コンデンサ6に接続されている。ま
た、出力端子4−4は電源チョークとしてのインダクタ
ンス7を介して電源電圧Vd1に接続されると共に、パ
スコンデンサ9を介して接地されている。結合コンデン
サ6の入力側はコンデンサ8を介して接地され、結合コ
ンデンサ6の出力側はインダクタンス10に接続されて
いる。インダクタンス10は、コンデンサ11を介して
接地され、インダクタンス10の出力側は外部バイアス
回路20を介してFET30のゲートに接続される段間
整合回路を構成している。FET30は高出力電力増幅
用のFETである。
【0004】外部バイアス回路20はFET30のゲー
トバイアス電圧を設定する機能を有し、負の電源電圧−
Vgと接地間に直列接続された3個の抵抗21,22,
23を有している。抵抗21と抵抗22の接続ノードに
インダクタンス10が接続されると共にそのノードがF
ET30のゲートに接続されている。抵抗21の電源側
はパスコンデンサ24を介して接地され、抵抗22の接
地側もパスコンデンサ25を介して接地されている。抵
抗22の機能はFET30のゲート・ソース間電圧を調
節するためのものでなく、パスコンデンサ25との直列
接続回路により、FET30の入力電力を抑圧するダン
ピング回路であり、その抵抗22の抵抗値は抵抗21,
23に対して十分小さい。FET30のソースは接地さ
れ、そのFET30のドレインはチョークインダクタン
ス31を介して電源電圧Vd2に接続されると共に、パ
スコンデンサ33を介して接地される。さらに、FET
30のドレインにはイングクタンス32、コンデンサ3
4及びコンデンサ35により出力整合回路が形成されて
いる。またインダクタンス32の出力側は結合コンデン
サ36を介して出力端子Outに接続されている。
【0005】次に、図2の電力増幅器の動作を説明す
る。入力端子Inから入力された小電力の信号Sinがコ
ンデンサ1及びインダクタンス2を介してFET増幅回
路4に与えられ、そのFET増幅回路4は電源電圧Vd
1を用いて自己バイアスで信号Sinを増幅する。FET
増幅回路4で増幅された信号はコンデンサ6及びインダ
クタンス10を介してFET30のゲートに与えられ、
そのFET30によって電力増幅される。電力増幅され
た信号Soutが、コンデンサ36を介して出力端子Ou
tから出力される。ここで、外部バイアス回路20は電
源電圧Vd2と接地間の電圧を抵抗21,23で分圧
し、その分圧結果のバイアス電圧がFET30のゲート
に与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電力増幅器においては、次のような課題があった。図3
は、図2中のFET30のばらつきを説明する図であ
る。CEL携帯電話機毎の電力増幅器におけるFET3
0では、図3のように、規格範囲内のピンチオフ電圧V
pにばらつきがある。ここで、ピンチオフ電圧VpをF
ET30における直流ドレイン・ソース電流Idsが1
00mAの時のゲート・ソース間電圧Vgsと定義する
と、ピンチオフ電圧Vpのばらつきは、−3.5〜−
2.5Vとなる。電圧−Vgと外部バイアス回路20で
設定された電圧−Vgsを3Vとすると、電流Idsは
55〜150mAとなり、そのばらつきが95mAとなる。
さらに、携帯電話機のバッテリーから図示しない負電圧
レギュレータを介して供給される電圧−Vgは±0.2
5Vの偏差を有しているため、電圧Vgsは−2.75
〜−3.25Vとなる。これにより、電流Idsは40
〜190mAとなり、そのばらつきは150mAとなる。
【0007】よって、電力増幅器の基本特性である信号
out の出力電力Pout 及び次の(1)式で示される総
合効率ηt が、CEL携帯電話機毎に異なることにな
る。 ηt =(Pout−Pin)/(Vd1×Id1+Vd2×Id2)・・・(1) ただし、Id1;インダクタンス7を流れる電流 Id2;インダクタンス31を流れる電流 Pin;入力信号Sinの電力 以上の結果、従来のCEL携帯電話機には放射電力不足
或いは通話時間の短縮等の問題が発生するという問題が
あり、技術的に満足できる物が得られなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、個々の携帯電話機内の電力増幅器中
で電力増幅を行う電界効果トランジスタのゲートにバイ
アス電圧を供給する外部バイアス回路に対し可変抵抗を
それぞれ設け、前記可変抵抗の抵抗値を調整して前記電
界効果トランジスタにおけるアイドル電流を調整するこ
とで個々の前記携帯電話機の電力増幅器の出力電力及び
総合効率のバランスをそれぞれ調整するようにしてい
る。第2の発明は、個々の携帯電話機に備えられたれC
PUで請求項1記載の外部バイアス回路に与える電源電
圧の設定値を、請求項1記載のアイドル電流を参照しつ
つそれぞれ変化させ、前記アイドル電流が規定範囲内に
なったときの前記電源電圧の設定値を前記各携帯電話機
の動作時の前記電源電圧として記憶手段に記憶させるよ
うにしている。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、以上のように電力増幅器
の調整方法を構成したので、個々の携帯電話機のバイア
ス電圧が可変抵抗の抵抗値で調整され、電力増幅を行う
電界効果トランジスタのアイドル電流が、例えば各携帯
電話機毎に同じに調整される。この調整によって個々の
携帯電話機の電力増幅器の出力電力及び総合効率のバラ
ンスが調整される。第2の発明によれば、個々の携帯電
話機に備えられたれCPUによって、外部バイアス回路
に与える電源電圧がアイドル電流を参照しつつそれぞれ
設定されるる。その設定電圧が記憶手段に記憶され、各
携帯電話機が動作するとき、各電力増幅器はその記憶さ
れた設定電圧を用いて動作する。従って、前記課題を解
決できるのである。
【0010】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す電力増幅器の回路
図であり、図2と共通する要素には共通の符号が付され
ている。本実施例では電力増幅器に可変抵抗を設けて携
帯電話機のメイン基板に直実装し、他の携帯電話回路と
共に一体調整を行い、その可変抵抗の調整で該電力増幅
器の特性を安定化させることを特徴とする電力増幅器の
調整方法である。図1の電力増幅回路は、図2と同様に
入力端子Inに接続された結合コンデンサ1を備えてい
る。コンデンサ1の出力側はインダクタンス2に接続さ
れている。このインダクタンス2の出力側はコンデンサ
3を介して接地され、かつFET増幅回路4の入力端子
4−1に接続される入力整合回路を構成している。FE
T増幅回路4は4つの端子4−1〜4−4間に接続さ
れ、自己バイアスで増幅動作を行うものである。端子4
−2は接地され、端子4−3はパスコンデンサ5を介し
て接地されている。FET増幅回路4の出力端子4−4
は、結合コンデンサ6に接続されている。また、出力端
子4−4はチョークインダクタンス7を介して電源電圧
Vd1に接続されると共に、パスコンデンサ9を介して
接地されている。結合コンデンサ6の入力側はコンデン
サ8を介して接地され、結合コンデンサ6の出力側はイ
ンダクタンス10に接続されている。インダクタンス1
0は、コンデンサ11を介して接地され、インダクタン
ス10の出力側は従来と異なる外部バイアス回路40を
介してFET30のゲートに接続される段間整合回路を
構成している。FET30は高出力電力増幅用のFET
である。
【0011】外部バイアス回路40はFET30のゲー
トバイアス電圧を設定する機能を有し、負の電源電圧−
Vgと接地間に直列接続された4個の抵抗41,42,
43,44を有している。抵抗41と抵抗42の接続ノ
ードにインダクタンス10が接続されると共にそのノー
ドがFET30のゲートに接続されている。抵抗41の
電源側はパスコンデンサ45を介して接地され、抵抗4
2の接地側もパスコンデンサ46を介して接地されてい
る。各抵抗41,42,43の抵抗値R41,R42,R43
の総和はFET30のゲート電流を1mA以下にするため
に、4kΩ以上に設定されている。抵抗44は可変抵抗
である。抵抗42とコンデンサ46はFET30の入力
電力を低減させて電力増幅器の動作を安定させるためダ
ンピング回路であり、抵抗42の抵抗値R42は100Ω
前後である。即ち、抵抗42は、FET30のゲートソ
ース間電圧Vgsを設定するためのバイアス抵抗として
は考慮しなくてもよい構成である。そのため、FET3
0のゲート・ソース間電圧Vgsは、抵抗44の抵抗値
をR44とすると、つぎの(2)式で決定される。 Vgs=(R43+R44)−Vg/(R41+R43+R44) ・・・(2) FET30のソースは接地され、そのFET30のドレ
インはチョークインダクタンス31を介して電源電圧V
d2に接続されると共に、パスコンデンサ33を介して
接地される。さらに、FET30のドレインには、イン
ダクタンス32、コンデンサ34及びコンデンサ35に
より出力整合回路が形成されている。インダクタンス3
2の出力側は結合コンデンサ36を介して出力端子Ou
tに接続されている。
【0012】次に、本実施例の電力増幅器の調整方法を
説明する。まず、図1の電力増幅器の外部バイアス回路
40に負の電源電圧−Vgとして−4Vを印加し、FE
T30のドレイン・ソース電圧Vdsとして電源電圧V
d2に6Vを印加する。そして、外部バイアス回路40
中の可変抵抗44の抵抗値R44を変化させ、FET30
のドレイン・ソース間の直流電流Idsを例えば100
mAに設定する。調整の実施された電力増幅器は従来と同
様の動作で電力増幅を行う。即ち、入力端子Inから入
力された小電力の信号Sinがコンデンサ1及びインダク
タンス2を介してFET増幅回路4に与えられ、そのF
ET増幅回路4は電源電圧Vd1を用いて自己バイアス
で信号Sinを増幅する。FET増幅回路4で増幅された
信号はコンデンサ6及びインダクタンス10を介してF
ET30のゲートに与えられ、そのFET30によって
電力増幅される。FET30によって電力増幅された信
号Sout は、コンデンサ36を介して出力端子Outか
ら出力される。電流Idsはアイドル電流と称し、自動
車の暖気運転に相当するものであり、電力増幅の出力特
性を左右するものである。FET30の電圧Vgsの設
定を電流Idsの調整で行うことで、量産される電流増
幅器の出力電力Pout 及び総合効率ηt のサンプル間の
ばらつきが従来に比べて軽減される。
【0013】図4は、アイドル電流設定の説明図であ
る。アイドル電流Idsの値の設定は、図4に示す出力
電力Pout と総合効率ηtのバランス関係から100mA
としている。なお、図4において、出力電力は最大出力
電力の値、総合効率は携帯電話の通話時の効率、総合電
流は総合効率を電流に換算したものが示されている。以
上のように、本実施例では、各電力増幅器の外部バイア
ス回路40に可変抵抗44を設け、その可変抵抗44の
抵抗値R44を変化させてアイドル電流Idsをそれぞれ
調整する。そのため、次の(i ) のような利点を従来に
比べて発揮することができる。
【0014】(i)出力電力Pout 及び総合効率ηt
各電力増幅器毎のばらつきが軽減される。 (ii)負の電源電圧−Vgがばらつきにより変動して
も、可変抵抗44の抵抗値R44の調整範囲でアイドル電
流Idsが調整可能であり、出力電力Pout 及び総合効
率ηt の各電力増幅器毎のばらつきが軽減される。 (iii)出力電力Pout 及び総合効率ηt の各電力増幅器
毎のばらつきが軽減されるので、携帯電話機の性能であ
る発着呼及び通話時間の均一化が図れる。 (iv)携帯電話のメイン基板に可変抵抗44を直実装す
ることで、携帯電話機内回路の一体調整が可能となり、
携帯電話機全体の品質の安定化が図れる。 (v)可変抵抗44を携帯電話のメイン基板に直実装す
ることで、モジュール化した電力増幅器の基板は不要と
なり、上記(i)〜(iv)の利点を有する携帯電話機を
低コストで実現できる。
【0015】第2の実施例 図5は、本発明の第2の実施例の電力増幅器の調整方法
を説明するブロック図である。本実施例は、携帯電話機
に備えられているCPU(中央処理装置)を用いて、図
2における負の電源電圧−Vgを変化させ、外部バイア
ス回路20がFET30のゲートに与える電圧を調整し
てFET30のアイドル電流Idsを均一化させるもの
である。図5のように、CPU50は記憶手段(EEP
ROM)60に接続され、CPU50の出力側がデジタ
ルアナログ変換器(DAC)70に接続されている。一
方、負電圧レギュレータ(−V REG.)80の出力
側もデジタルアナログ変換器70に接続され、デジタル
アナログ変換器70が負の電源電圧−Vgを生成して電
力増幅器(PA)100へ与える構成となっている。電
力増幅器100の内部回路は、例えば図2と同様になっ
ている。
【0016】次に、本実施例の電力増幅器の調整方法を
説明する。各携帯電話機毎に、電力増増幅器100中の
アイドル電流Idsを監視しながらCPU50の制御で
デジタルアナログ変換器70の出力電圧−Vgを変化さ
せる。アイドル電流Idsの値が規定の範囲内になった
ときの、デジタルアナログ変換器70の出力電圧設定値
を記憶手段60にそれぞれ記憶させておく。次に、以上
のように調整された携帯電話機の動作を説明する。電源
投入毎に、CPU50は記憶手段60から出力電圧設定
値を呼出し、その設定値がデジタルアナログ変換器70
に送られる。デジタルアナログ変換器70は、負電圧レ
ギュレータ80から与えられている参照電圧Vを出力電
圧設定値に応じて変換し、調整時に設定された出力電圧
−Vgを生成して電力増幅器100へ供給する。電力増
幅器100は電圧−Vgを用いて電力増幅を行う。
【0017】以上のように、本実施例ではアイドル電流
IdsをCPU50を用いて調整するので、第1の実施
例と同様に、各電話機の出力電力Pout 及び総合効率η
のばらつきが軽減される。また、CPU50、記憶手段
60、デジタルアナログ変換器70、及び負電圧レギュ
レータ80は、通常の携帯電話機に備えられているので
特別な回路を設けなくも品質の均一な携帯電話機を実現
できる。なお、本発明は、上記実施例に限定されず種々
の変形が可能である。例えば第1の実施例における可変
抵抗44の接続位置は、抵抗43と接地間に限定され
ず、例えば、電源電圧−Vgと抵抗41の間に接続する
構成としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、個々の携帯電話機内の電力増幅器中のFET
のゲートにバイアス電圧を供給する外部バイアス回路に
可変抵抗を設け、その可変抵抗の抵抗値を調整してアイ
ドル電流を調整して電力増幅器の出力電力及び総合効率
のバランスをそれぞれ調整するので、各携帯電話機の電
力増幅における出力電力及び総合効率のばらつきが軽減
される。そのため、携帯電話機の性能である発着呼及び
通話時間の均一化が図れる。第2の発明によれば、個々
の携帯電話機に備えられたれCPUで外部バイアス回路
に与える電源電圧の設定値を、アイドル電流を参照しつ
つそれぞれ変化させ、アイドル電流が規定範囲内になっ
たときの電源電圧の設定値を各携帯電話機の動作時の電
圧として記憶手段に記憶させる。例えば、電源投入毎に
その設定された電圧を外部バイアス回路に与えることに
よって、各携帯電話機の電力増幅における出力電力及び
総合効率のばらつきが軽減され、携帯電話機の性能であ
る発着呼及び通話時間の均一化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電力増幅器の回路
図である。
【図2】従来の電力増幅器を示す回路図である。
【図3】図2中のFET30のばらつきを説明する図で
ある。
【図4】アイドル電流設定の説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例の電力増幅器の調整方法
を説明するブロック図である。
【符号の説明】
30 FET 40 外部バイアス回路 44 可変抵抗 50 CPU 60 記憶手段 70 デジタルアナログ変換器 80 負電圧レギュレータ Vd1,Vd2,−Vg 電源電圧 Ids アイドル電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々の携帯電話機内の電力増幅器中で電
    力増幅を行う電界効果トランジスタのゲートにバイアス
    電圧を供給する外部バイアス回路に対し可変抵抗を設
    け、前記可変抵抗の抵抗値を調整して前記電界効果トラ
    ンジスタにおけるアイドル電流を調整することで前記個
    々の携帯電話機の電力増幅器の出力電力及び総合効率の
    バランスをそれぞれ調整する、ことを特徴とする電力増
    幅器の調整方法。
  2. 【請求項2】 個々の携帯電話機に備えられたれCPU
    で請求項1記載の外部バイアス回路に与える電源電圧の
    設定値を、請求項1記載のアイドル電流を参照しつつそ
    れぞれ変化させ、前記アイドル電流が規定範囲内になっ
    たときの前記電源電圧の設定値を前記各携帯電話機の動
    作時の前記電源電圧として記憶手段に記憶させる、こと
    を特徴とする電力増幅器の調整方法。
JP6263618A 1994-10-27 1994-10-27 電力増幅器の調整方法 Pending JPH08125465A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0878904A2 (en) * 1997-05-16 1998-11-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. A power amplifier with an idle current trimmed and a method of trimming the power amplifier
JP2004007434A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Renesas Technology Corp 無線通信システム

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