JPH08122620A - 日影障害対策装置 - Google Patents
日影障害対策装置Info
- Publication number
- JPH08122620A JPH08122620A JP26269494A JP26269494A JPH08122620A JP H08122620 A JPH08122620 A JP H08122620A JP 26269494 A JP26269494 A JP 26269494A JP 26269494 A JP26269494 A JP 26269494A JP H08122620 A JPH08122620 A JP H08122620A
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- JP
- Japan
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- building
- reflecting mirror
- planned
- light
- shade
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物新築時における周辺既存建物に対する日
影障害を緩和し、近隣住民との交渉が円滑に行われる日
影障害対策装置を提供する。 【構成】 既存建物Ａに隣接して新築される計画建物Ｂ
の屋上における太陽直射光の当たる位置に、内部反射鏡
１を内蔵した太陽光集光装置２、太陽直射光を感知する
光センサー３が内蔵されたマスターセンサー４と、これ
と連動して前記太陽光集光装置の内部反射鏡の向きを制
御する連動制御用制御装置５を配設し、前記計画建物の
外壁面に設置された二次反射鏡６によって、前記内部反
射鏡からの反射光を対象とする既存建物に反射させる。
影障害を緩和し、近隣住民との交渉が円滑に行われる日
影障害対策装置を提供する。 【構成】 既存建物Ａに隣接して新築される計画建物Ｂ
の屋上における太陽直射光の当たる位置に、内部反射鏡
１を内蔵した太陽光集光装置２、太陽直射光を感知する
光センサー３が内蔵されたマスターセンサー４と、これ
と連動して前記太陽光集光装置の内部反射鏡の向きを制
御する連動制御用制御装置５を配設し、前記計画建物の
外壁面に設置された二次反射鏡６によって、前記内部反
射鏡からの反射光を対象とする既存建物に反射させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビル等の高層建築物建設
時における周辺建物に対する日影障害対策装置に係るも
のである。
時における周辺建物に対する日影障害対策装置に係るも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、このような建物を建設する場合、
敷地内建物配置の見直しを行うか、建物高さ等の建物規
模の見直しを行うか、あるいはまた対象住民との交渉に
よる了解をとりつけることが行なわれていた。
敷地内建物配置の見直しを行うか、建物高さ等の建物規
模の見直しを行うか、あるいはまた対象住民との交渉に
よる了解をとりつけることが行なわれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、敷地内
建物配置、規模には法規制以外の制限が出る。また対象
住民との建物交渉は円滑に行なわれないことが多く、往
々にして対象住民から建物完成後のクレームが出る。な
お単体としての小規模な日影障害対策装置はあるが、能
率的に日影障害対策に使用される水準には達していな
い。
建物配置、規模には法規制以外の制限が出る。また対象
住民との建物交渉は円滑に行なわれないことが多く、往
々にして対象住民から建物完成後のクレームが出る。な
お単体としての小規模な日影障害対策装置はあるが、能
率的に日影障害対策に使用される水準には達していな
い。
【０００４】本発明はこのような問題点に鑑みて提案さ
れたもので、その目的とするところは、建物新築時の周
辺既存建物に対する日影障害が緩和され、近隣住民との
交渉が円滑に行なわれる日影障害対策装置を提供する点
にある。
れたもので、その目的とするところは、建物新築時の周
辺既存建物に対する日影障害が緩和され、近隣住民との
交渉が円滑に行なわれる日影障害対策装置を提供する点
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る日影障害対策装置は、既存建物に隣接
して新築される計画建物の屋上における太陽からの直射
光の当たる位置に設置され、且つ内部反射鏡を具えた太
陽光集光装置、及び太陽光からの直射光を感知する光セ
ンサーが内蔵されたマスターセンサーと、同マスターセ
ンサーにより太陽の位置を判断し、これと連動して前記
太陽光集光装置の内部反射鏡の向きを制御する連動制御
用制御装置と、前記計画建物の外壁面に設置され、前記
集光装置の内部反射鏡からの光を対象とする既存住宅に
反射させる二次反射鏡とから構成されている。
め、本発明に係る日影障害対策装置は、既存建物に隣接
して新築される計画建物の屋上における太陽からの直射
光の当たる位置に設置され、且つ内部反射鏡を具えた太
陽光集光装置、及び太陽光からの直射光を感知する光セ
ンサーが内蔵されたマスターセンサーと、同マスターセ
ンサーにより太陽の位置を判断し、これと連動して前記
太陽光集光装置の内部反射鏡の向きを制御する連動制御
用制御装置と、前記計画建物の外壁面に設置され、前記
集光装置の内部反射鏡からの光を対象とする既存住宅に
反射させる二次反射鏡とから構成されている。
【０００６】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
前記計画建物の屋上に配設されたマスターセンサーによ
って太陽位置を検知し、連動制御用制御装置によって前
記計画建物の屋上における太陽からの直射光の当たる位
置に設置され、且つ平面鏡が内蔵された太陽光集光装置
に行動指令を発し、同集光装置の内部平面鏡の向きを制
御して、同内部平面鏡からの光を計画建物の外壁面に設
置された二次反射鏡によって受光、反射して同計画建物
に隣接する対象住宅に太陽光を供給するものである。
前記計画建物の屋上に配設されたマスターセンサーによ
って太陽位置を検知し、連動制御用制御装置によって前
記計画建物の屋上における太陽からの直射光の当たる位
置に設置され、且つ平面鏡が内蔵された太陽光集光装置
に行動指令を発し、同集光装置の内部平面鏡の向きを制
御して、同内部平面鏡からの光を計画建物の外壁面に設
置された二次反射鏡によって受光、反射して同計画建物
に隣接する対象住宅に太陽光を供給するものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例について説明す
る。図１及び図２においてＡは既存建物、Ｂは同既存建
物Ａに近接して新築される計画建物で、同計画建物Ｂの
屋上における太陽からの直射光の当たる位置に反射鏡１
が内蔵された太陽光集光装置２が配設され、更に太陽光
からの直射光を感知する光センサー３が内蔵されたマス
ターセンサー４が配設され、同マスターセンサー４によ
って太陽の位置を判断し、これと連動して前記太陽光集
光装置２の内部反射鏡１の向きを制御する連動制御用制
御装置５が配設されている。更に計画建物Ｂにおける対
象とする既存の建物Ａに対向する外壁面には、前記太陽
光集光装置２の内部反射鏡１からの光を既存建物Ａに反
射させる二次反射鏡６が設置されている。
る。図１及び図２においてＡは既存建物、Ｂは同既存建
物Ａに近接して新築される計画建物で、同計画建物Ｂの
屋上における太陽からの直射光の当たる位置に反射鏡１
が内蔵された太陽光集光装置２が配設され、更に太陽光
からの直射光を感知する光センサー３が内蔵されたマス
ターセンサー４が配設され、同マスターセンサー４によ
って太陽の位置を判断し、これと連動して前記太陽光集
光装置２の内部反射鏡１の向きを制御する連動制御用制
御装置５が配設されている。更に計画建物Ｂにおける対
象とする既存の建物Ａに対向する外壁面には、前記太陽
光集光装置２の内部反射鏡１からの光を既存建物Ａに反
射させる二次反射鏡６が設置されている。
【０００８】図中、７は太陽光集光装置メンテナンス用
滑り出し架台、８は制御用配管配線である。図示の実施
例は前記したように構成されているので前記マスターセ
ンサー４の光センサー３によって太陽位置を検出し、連
動制御用制御装置５によって各太陽光集光装置２の内部
反射鏡１への作動指令を発し、同内部反射鏡１で太陽光
を受光反射し、既存建物Ａ側に対向して取付けられた二
次反射鏡６で受光反射し、既存建物Ａ側に太陽光を供給
する。この際、マスターセンサー４及び連動制御用制御
装置５による動作の連動保持を行なう。図中、７は太陽
光集光装置メンテナンス用滑り出し架台、８は制御用配
管配線である。
滑り出し架台、８は制御用配管配線である。図示の実施
例は前記したように構成されているので前記マスターセ
ンサー４の光センサー３によって太陽位置を検出し、連
動制御用制御装置５によって各太陽光集光装置２の内部
反射鏡１への作動指令を発し、同内部反射鏡１で太陽光
を受光反射し、既存建物Ａ側に対向して取付けられた二
次反射鏡６で受光反射し、既存建物Ａ側に太陽光を供給
する。この際、マスターセンサー４及び連動制御用制御
装置５による動作の連動保持を行なう。図中、７は太陽
光集光装置メンテナンス用滑り出し架台、８は制御用配
管配線である。
【０００９】なお雲によって太陽光が遮蔽されている
間、太陽光集光装置２内の反射鏡１の現状停止、及び保
持を行う。また図４は前記装置のシステムフロー図を示
すものである。
間、太陽光集光装置２内の反射鏡１の現状停止、及び保
持を行う。また図４は前記装置のシステムフロー図を示
すものである。
【００１０】
【発明の効果】本発明は前記したように、既存建物に隣
接して新築される計画建物の屋上に、太陽直射光を受け
る位置に設置され、且つ内部反射鏡を具えた太陽光集光
装置と、太陽直射光を感知する光センサーが内蔵された
マスターセンサーとを設置し、同マスターセンサーによ
って太陽の位置を判断し、これと連動して前記連動制御
用制御装置により前記太陽光集光装置の内部反射鏡の向
きを制御することによって、同内部反射鏡からの太陽光
反射光を計画建物の外壁面に設置された二次反射鏡を介
して計画建物に隣接する既存建物に反射するように構成
したことによって、日影障害が緩和され、従って近隣住
民との折衝が円滑に行なわれ、建築計画の自由度が増大
する。
接して新築される計画建物の屋上に、太陽直射光を受け
る位置に設置され、且つ内部反射鏡を具えた太陽光集光
装置と、太陽直射光を感知する光センサーが内蔵された
マスターセンサーとを設置し、同マスターセンサーによ
って太陽の位置を判断し、これと連動して前記連動制御
用制御装置により前記太陽光集光装置の内部反射鏡の向
きを制御することによって、同内部反射鏡からの太陽光
反射光を計画建物の外壁面に設置された二次反射鏡を介
して計画建物に隣接する既存建物に反射するように構成
したことによって、日影障害が緩和され、従って近隣住
民との折衝が円滑に行なわれ、建築計画の自由度が増大
する。
【図１】本発明に係る日影障害対策装置の一実施例を示
す立面図である。
す立面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１の要部断面図である。
【図４】本発明のシステムフロー図である。
Ａ 既存建物 Ｂ 計画建物 １ 内部反射鏡 ２ 太陽光集光装置 ３ 光センサー ４ マスターセンサー ５ 連動制御用制御装置 ６ 二次反射鏡 ７ 太陽光集光装置メンテナンス用滑り出し架台 ８ 制御用配管配線
Claims (1)
- 【請求項１】 既存建物に隣接して新築される計画建物
の屋上における太陽からの直射光の当たる位置に設置さ
れ、且つ内部反射鏡を具えた太陽光集光装置、及び太陽
光からの直射光を感知する光センサーが内蔵されたマス
ターセンサーと、同マスターセンサーにより太陽の位置
を判断し、これと連動して前記太陽光集光装置の内部反
射鏡の向きを制御する連動制御用制御装置と、前記計画
建物の外壁面に設置され、前記集光装置の内部反射鏡か
らの光を対象とする既存住宅に反射させる二次反射鏡と
からなることを特徴とする日影障害対策装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26269494A JPH08122620A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 日影障害対策装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26269494A JPH08122620A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 日影障害対策装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08122620A true JPH08122620A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17379301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26269494A Pending JPH08122620A (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 日影障害対策装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08122620A (ja) |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP26269494A patent/JPH08122620A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040210 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040805 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041129 |