JPH08120728A - 腰掛け式便器 - Google Patents

腰掛け式便器

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JPH08120728A
JPH08120728A JP28265794A JP28265794A JPH08120728A JP H08120728 A JPH08120728 A JP H08120728A JP 28265794 A JP28265794 A JP 28265794A JP 28265794 A JP28265794 A JP 28265794A JP H08120728 A JPH08120728 A JP H08120728A
Authority
JP
Japan
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ice
bowl
user
toilet
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP28265794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Koyanagi
卓治 小柳
Takahiro Tanigawa
▲琢▼洋 谷川
Ryozo Amano
良三 天野
Kenji Ota
健治 太田
Koichi Yabumoto
幸一 薮本
Takaaki Ito
高明 伊藤
Eiji Miwa
英二 三輪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH08120728A publication Critical patent/JPH08120728A/ja
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 腰掛け式便器において用便時の水はねを抑制
することを目的とする。 【構成】 上記目的を果たす腰掛け式便器1は、用便者
を感知して用便者感知信号を出力するセンサ−もしくは
用便者の操作により操作信号を出力する操作部と、氷塊
を作って貯蔵する製氷器8と、前記センサ−から用便者
感知信号が出力されたとき、もしくは前記操作部から前
記操作信号が出力されたとき、前記製氷器8に貯蔵され
た氷塊を鉢内6に開口した供給口12から鉢内6の溜水
部14に供給する氷塊供給手段とを備えた構成になって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腰掛け式便器に係り、
詳しくは、排便時の水はね(おつり)を抑制した腰掛け
式便器に関する。
【0002】
【発明の背景及び従来の技術】一般に、腰掛け式便器
は、鉢面の汚れ付着防止効果や、排泄物の水没に因る悪
臭防止効果を高くするため、溜水面を大きくする傾向に
ある。その結果、排便時の水はねの頻度が高くなって、
用便者に不快感を与えるということが多くなっている。
そのため、従来、図2に示すように、腰掛け式便器21
の溜水面22に、この溜水面22の高低に伴って上下す
るように支持体23に支持されたボ−ル24を浮かべ、
排便を、直接、溜水面22に落とすことなく、排便を一
度このボ−ル24に落としたあと、汚物を水没させるこ
とにより、水はねを抑制する手段が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の腰掛け式便
器の水はね抑制手段によれば、排便をボ−ル24に落と
すため、汚物がボ−ル24に付着することから、汚物が
用便者の視野に入り、不潔感を与えるという問題があ
る。そこで本発明では、腰掛け式便器の溜水面に適量の
氷塊を浮かべることにより排便時の水はねを抑制すると
ともに、汚物とともに氷塊を排出することにより、用便
者に視感的な不快感を与えないようにすることを解決す
べき課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、腰掛け式便器を、用便者を感知して用便者
感知信号を出力するセンサ−もしくは用便者の操作によ
り操作信号を出力する操作部と、氷塊を作って貯蔵する
製氷器と、前記センサ−から用便者感知信号が出力され
たとき、もしくは前記操作部から前記操作信号が出力さ
れたとき、前記製氷器に貯蔵された氷塊を鉢内に開口し
た供給口から鉢内の溜水部に供給する氷塊供給手段とを
備えた構成にすることである。
【0005】
【作用】上記構成の腰掛け式便器によれば、氷塊供給手
段は、センサ−から用便者感知信号が出力されたとき、
もしくは操作部から操作信号が出力されたとき、製氷器
に貯蔵された氷塊を鉢内に開口した供給口から鉢内の溜
水部に供給するため、溜水面に適量の氷塊が浮かべられ
ることから排便時の水はねを抑制するとともに、洗浄水
により汚物とともに氷塊が排出される。尚、氷塊供給手
段は、溜水面を完全に覆う量、もしくはそれより少し多
い量で直径が0.5〜3.0cmの氷塊を供給することに
より、水はね抑制効果が高く且つ、汚物の沈降を妨げ
ず、氷塊の排出が妨げられない。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、水はね抑制効果を有する腰掛け式便
器1の断面図である。図1に示すように、便器本体2の
後部上面にはロ−タンク3が設けられ、ロ−タンク3に
は、図示していない水道管から水が供給されるようにな
っている。そしてボ−ル弁4が開弁されたとき、ロ−タ
ンク3の貯水が底穴5から便器本体2の鉢内6に洗浄水
として吐出されるとともに、トラップ排水管7から汚物
とともに排出される。
【0007】便器本体2の後部に形成された内部空間に
は、製氷器8が設けられている。この製氷器8は、ロ−
タンク3から取水部9を介して水の供給を受ける給水タ
ンク10と、給水タンク10からの水を冷凍して、直径
が約、0.5〜3.0cmの丸状あるいは角状の氷塊を製
氷して蓄える製氷貯氷部11と、図示はしていないが、
供給口12から所定数量の上記氷塊を鉢内6に供給する
供給機構とが設けられている。そして、鉢内6に供給さ
れた氷塊13は、溜水面14に浮かび、溜水面14を完
全に覆う量、もしくはそれより少し多い量になってい
る。
【0008】図示はしていないが、用便者を感知するセ
ンサ−が便器本体2に一体的に、あるいは壁面等にリモ
−ト感知できるように取り付けられており、用便者を感
知したとき用便者感知信号を出力する。この用便者感知
信号が、前記供給機構を制御する図示していない制御回
路に入力されると、この制御回路は、製氷貯氷部11に
蓄えられた所定数量の氷塊が鉢内6に供給されるように
上記供給機構を制御する。尚、用便者を感知するセンサ
−の代わりに、用便者が操作する操作部を便器本体2に
一体的に設け、用便者がこの操作部を操作したとき出力
される操作信号を上記制御回路に入力することによっ
て、上記供給機構を制御し、製氷貯氷部11に蓄えられ
た所定数量の氷塊13を鉢内6に供給するようにしても
良い。
【0009】このようにして溜水面14を完全に覆う
量、もしくはそれより少し多い量の氷塊13が溜水面1
4に浮かんだ状態で、用便者が排便すると、排便は氷塊
13に落下したあと氷塊13群の下に沈降するため、水
はねが抑制される。そして、用便後、ボ−ル弁4が開弁
され、ロ−タンク3の貯水が便器本体2の鉢内6に洗浄
水として吐出されると、汚物と共に氷塊13もトラップ
排水管7を介して排出される。
【0010】前述したように、鉢内6に供給された氷塊
13は、溜水面14に浮かび、溜水面14を完全に覆う
量、もしくはそれより少し多い量になっている。この理
由は、この状態より氷塊13が少ないと、主たる水はね
抑制効果が得られないという問題と、水温との温度差に
より氷解し、用便前に必要とする氷塊13の量が減少し
てしまうという問題が起きる一方、多すぎると汚物が氷
塊13群の下に沈降しないため、美観、臭気の点から好
ましくないという問題が起きるからである。
【0011】また、前述したように、氷塊13は、直径
が約、0.5〜3.0cmの丸状あるいは角状に製氷され
る。この理由は、それより細かいと汚物の落下エネルギ
−及び落下スピ−ドに抗しきれずに、水はね抑制効果が
得られないという問題がある一方、それより大きいと、
溜水面14を覆いきれずに、即ち、氷塊13間に隙間が
できるため、水はね抑制効果が低下すると同時に、約5
0mmの管径を有するトラップ排水管7から洗浄水と共に
氷塊13群が排出されるとき支障が生じるという問題が
ある。
【0012】尚、前記供給口12は、鉢内6から水、臭
気、汚物の侵入がないような逆止弁的な構造を有する。
また、前記製氷器8にペルチェ素子等を用いると、その
発熱は、トイレル−ム内の暖房、便器の結露防止、便座
の暖房、温水洗浄方式の便器の温水製造などに利用する
ことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、用便者を
感知して用便者感知信号を出力するセンサ−もしくは用
便者の操作により操作信号を出力する操作部と、氷塊を
作って貯蔵する製氷器と、前記センサ−から用便者感知
信号が出力されたとき、もしくは前記操作部から前記操
作信号が出力されたとき、前記製氷器に貯蔵された氷塊
を鉢内に開口した供給口から鉢内の溜水部に供給する氷
塊供給手段とを備えたため、排便時の水はねを抑制する
とともに、洗浄時に汚物とともに氷塊を排出することに
より、用便者に視感的な不快感を与えないようにするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る腰掛け式便器の断面図である。
【図2】従来の腰掛け式便器の断面図である。
【符号の説明】
1 腰掛け式便器 2 便器本体 6 鉢内 8 製氷器 9 取水部 10 給水タンク 11 製氷貯氷部 12 供給口 13 氷塊 14 溜水面
フロントページの続き (72)発明者 太田 健治 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 薮本 幸一 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 伊藤 高明 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 三輪 英二 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用便者を感知して用便者感知信号を出力
    するセンサ−もしくは用便者の操作により操作信号を出
    力する操作部と、氷塊を作って貯蔵する製氷器と、前記
    センサ−から用便者感知信号が出力されたとき、もしく
    は前記操作部から前記操作信号が出力されたとき、前記
    製氷器に貯蔵された氷塊を鉢内に開口した供給口から鉢
    内の溜水部に供給する氷塊供給手段とを備えたことを特
    徴とする腰掛け式便器。
  2. 【請求項2】 氷塊供給手段は、溜水面を完全に覆う
    量、もしくはそれより少し多い量の氷塊を供給すること
    を特徴とする請求項1の腰掛け式便器。
  3. 【請求項3】 氷塊は、直径が0.5〜3.0cm程度と
    することを特徴とする請求項1の腰掛け式便器。
JP28265794A 1994-10-21 1994-10-21 腰掛け式便器 Pending JPH08120728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103590469A (zh) * 2013-09-26 2014-02-19 王盈一 一种防溅装置
CN106032682A (zh) * 2015-03-12 2016-10-19 十邑国际贸易有限公司 除臭小便斗
KR20210106744A (ko) * 2020-02-21 2021-08-31 동의대학교 산학협력단 제빙기가 부착된 변기

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103590469A (zh) * 2013-09-26 2014-02-19 王盈一 一种防溅装置
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CN106032682B (zh) * 2015-03-12 2019-01-08 十邑国际贸易有限公司 除臭小便斗
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