JPH0811944B2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH0811944B2
JPH0811944B2 JP29724392A JP29724392A JPH0811944B2 JP H0811944 B2 JPH0811944 B2 JP H0811944B2 JP 29724392 A JP29724392 A JP 29724392A JP 29724392 A JP29724392 A JP 29724392A JP H0811944 B2 JPH0811944 B2 JP H0811944B2
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locking
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ルーゾー ドミニク
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メシェ−ブガッティ
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    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/76Control or regulation of thrust reversers
    • F02K1/766Control or regulation of thrust reversers with blocking systems or locking devices; Arrangement of locking devices for thrust reversers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B63/00Locks or fastenings with special structural characteristics
    • E05B63/14Arrangement of several locks or locks with several bolts, e.g. arranged one behind the other
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B51/00Operating or controlling locks or other fastening devices by other non-mechanical means
    • E05B51/02Operating or controlling locks or other fastening devices by other non-mechanical means by pneumatic or hydraulic means
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    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
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    • E05C3/12Fastening devices with bolts moving pivotally or rotatively with latching action
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は傾動するフック(かぎ)
を有する安全ロック(鎖錠)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】箱と、該箱によって担持された傾動軸か
ら片持梁式に張り出たフックの形式の掛け金と、該フッ
クが係止されている間該フックを2つの反対方向に傾斜
運動させる引っ込み自在のロック部材とを具備するロッ
ク装置が知られている。
【0003】上記のロック装置は特に、ドア又はシャッ
ターをその閉じた位置にロックするのに用いられる。
【0004】ロック作用は最大の安全性をもたらし最大
の安全性をもってロック装置の破壊に耐えるようにしな
ければならないという一定の要請があり、これは特に航
空機の噴射口の逆スラストフラップをロックするのに当
てはまることである。この特定の場合において、例えば
フック及び/又はその傾動軸の破壊によるロック装置の
故障は、極めて重大な結果を生じ、すなわち飛行中また
は実際に地上を走行する前の着陸動作の間に逆スラスト
フラップが不意に開いたならば、破壊的な衝撃が生じ、
航空機の制御を全く失いそのため航空機が破壊するに至
ることが起こり得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
傾動するフック掛け金が故障した場合に極めて高度の安
全性をもたらすロック装置を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、その構造が簡単かつ
小型であり、特に航空機噴射口の逆スラストフラップを
ロックするのに用いることのできるようなロック装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】さらに詳細には、本発明
は、箱と、該箱により担持された傾動軸から片持梁式に
張り出すフックの形式で設けられ、該フックを開放位置
と該フックが第1の留め金部材を支持する閉鎖位置との
間で傾動させる第1の掛け金と、前記フックがその閉鎖
位置にある時前記フックのロック部分が直接当接するこ
とにより前記フックの傾動に逆らうように配設された引
っ込み自在のロック部材とを具備するロック装置におい
て、さらに、前記第1の掛け金に近接し前記箱に摺動自
在に取り付けられた部材の形式に作られ、引っ込んだ開
放位置と前記摺動部材が関連の第2の留め金部材の直ぐ
近くに位置する伸長した閉鎖位置との間で摺動するよう
にした、第2の掛け金を具備していることを特徴とする
ロック装置を提供する。
【0008】好適な実施態様では、摺動部材がロック部
材を有し、該ロック部材が、第2の留め金部材に接触す
るに至った時第2の留め金部材を機械的にロックし、第
1の掛け金と第2の掛け金とを作動させる手段が、摺動
部材の引っ込んだ後にのみフックがその開放位置に傾動
できるように関連作動される。したがって、自己ロック
作用をしフック及び/又はその傾動軸が破壊したとき特
に有利であるような第2の掛け金が得られる。。
【0009】さらに好ましくは、第1及び第2の掛け金
部材は、相互に平行で近接している2つの留め金ロッド
の形式に作られる。
【0010】これら2つの留め金ロッドは相互に整列し
て配置されるが、2つの留め金ロッドは摺動部材の摺動
方向に直角に偏倚されるようにすることが有利であり、
この偏倚により、ロック装置の箱の寸法を大きくする必
要なしに機械的強度の大きい摺動部材が得られるよう大
きな断面の摺動部材を提供することができる。
【0011】さらに有利には、摺動部材はこれをその伸
長した閉鎖位置に向かって戻すような組合わされたスプ
リングの作用を連続して受けるようにする。
【0012】この戻しスプリングにとって、摺動部材と
共働する作動プッシャーの端部に直接作用することが好
ましい。特に、前記戻しスプリングは箱の外側に固定さ
れたカバーの中に収容され、このカバーはまたフックを
作動するようプッシャーに作用する別の戻しスプリング
を受け入れ、それにより引っ込み自在のロック部材が前
記フックに当接するようになっている。
【0013】最後に、また有利には、摺動部材は、箱に
固定されかつ前記摺動部材の伸長した位置又は引っ込ん
だ位置を検知する作用をするような組合わされた検知手
段と共働する接触子を担持している。
【0014】本発明の他の特徴と利点とは、添付図面を
参照して与えられる特定の実施態様についての以下の記
載に照らし、さらに明瞭となる。
【0015】
【実施例】図1は本発明のロック装置100を示し、こ
のロック装置100は固定された構造物10の担持プレ
ート11に取付けられた箱101を備えている。航空機
の噴射口の逆スラストフラップをロックするこの実施例
では、ロック装置100は逆スラストフラップ12をロ
ックしその早すぎる開放をなくし完全な安全性が得られ
る作用をする。
【0016】ロック装置100は箱101によって担持
された傾動軸102から片持梁式に張り出すフック10
3の形式の第1の掛け金203を含んでいる。フック1
03は、閉鎖位置でフック103に当接する共働の留め
金部材16がフックを留め金部材がフックから逃れる開
放位置に向かって傾斜させる限りにおいては、その傾動
軸102から片持梁式に張り出されるということができ
る。
【0017】矢印104で示されるように、フック10
3はこうして開放位置(鎖線で示される)と、前記フッ
クが前記第1の留め金部材16を支持する閉鎖位置との
間で傾動することができる。
【0018】引っ込み自在のロック部材122がまた箱
101の内部に配設され、前記フックがその閉鎖位置に
ある時(この位置は図1で連続した線で示される)前記
ロック部材122に直接当接する前記フックのロック部
分106によってフック103の傾動に逆らうようにす
る。この場合引っ込み自在のロック部材122はフォー
ク121上の軸122′の周りに回動自在に取付けられ
たホイールの形式である。
【0019】前記引っ込み自在のロック部材122と共
働する作動手段がこの場合、それ自体公知のカップリン
グ手段によりホイール122を支持するフォーク121
に連結された一方の端部123を有するプッシャー12
4によって構成されている。プッシャー124の他方の
端部はスラストワッシャー125に連結され、スラスト
ワッシャー125に対し戻しスプリング126が作用
し、このスプリング126はしたがってフックの作動プ
ッシャー124に作用しそれにより引っ込み自在のロッ
ク部材122が前記フックに当接するようにしている。
引っ込み自在のロック部材122は、フックがその閉鎖
位置にある時わん曲した形状のカム面160を介し、前
記フックがその開放位置にある時わん曲した形状の第2
のカム面161に当接する。
【0020】図8にさらに明瞭に見られるように、スプ
リング135の形式の弾性戻し部材が設けられフック1
03をその開放位置に向かって付勢し、それによりカム
面160又はカム面161がホイール122に常に押し
つけられるようにする。図示の実施例では、この戻しス
プリング135は、フック103と箱101に固定され
たタブ101′とにそれぞれ取付けられた蝶着くぎ12
6と129により係合される。
【0021】本発明の本質的な特徴によれば、ロック装
置100はさらに第1の掛け金203に近接し箱101
に摺動自在に取付けられた部材105の形状で設けられ
た第2の掛け金205を含んでいる。摺動部材105は
したがって、引っ込められた開放位置(鎖線で示され
る)と前記摺動部材が第2の共働留め金部材18(図9
をも参照)のすぐ近くにある伸長した閉鎖位置との間
で、箱101に組合わされたハウジング106の中を動
く。
【0022】摺動部材105がその引っ込み位置にある
時、これと共働する第2の留め金部材18が通過するた
めの空間を残す。これに対し、摺動部材がその伸長した
又は閉鎖した位置にある時、その前端の一部が第2の留
め金部材18のすぐ近くに来るが、このロック装置がそ
の閉鎖位置にある時摺動部材105と共働する第2の留
め金部材18との間で直接接触がないのが好ましい。第
2の掛け金205が例えば第1の傾動フック掛け金20
3が故障した場合のような、必要時にのみ作用するよう
にされる。したがって、フック103及び/又はその傾
動軸102が破壊した場合は、逆スラストフラップ12
が、留め金部材18が摺動部材105に当接するように
なるまでその開放方向にわずかに動くことができる。十
分な間隙の存在により第1の掛け金の故障を操縦者に警
告するための検知手段を用いることができる。
【0023】図9の断面にさらに明瞭に見られるよう
に、この場合の摺動部材105はわん曲したロック部分
108を有し、前記ロック部分が前記留め金部材と接触
している時第2の留め金部材18の機械的なロックが得
られるようにする。直線状の接触面を提供することが当
然可能であるが、ここで示されるように、わん曲した面
の存在は、極めて有利な自己ロック作用を得ることを可
能にする。第1の掛け金に破壊が生じ留め金部材18が
摺動部材105と接触するに至ったならば、このわん曲
面108が前記摺動部材の引っ込むのを阻止する。この
結果、第1の掛け金203と第2の掛け金205との作
動手段を関連作動させそれにより摺動部材105が引っ
込んだ後にのみフック103がその開放位置に傾動でき
るようにするのが有利となる。自己ロック作用の第2の
掛け金がこうして得られ、これはフック及び/又は前記
フックの傾動軸が破壊した場合に特に有利である。
【0024】図1に見られるように、第2の掛け金20
5と共働する作動手段130がプッシャー132を具備
し、プッシャー132の端部131が急速連結機構(引
っ込み自在のロック部材を担持するフォークに連結する
のに用いられるものと類似の)によって摺動部材105
に連結される。プッシャー132の他方の端部はスラス
トワッシャー133に連結されスラストワッシャー13
3は常に結合されたスプリング134の作用を受け、摺
動部材105をその伸長した又は閉鎖した位置に向かっ
て付勢する。
【0025】この状態において、引っ込み自在のロック
部材のための作動手段と関連する戻しスプリング126
と同様に戻しスプリング134が箱101の外側に固定
された共通のカバー128の中に収容されそれによりこ
れら2つの戻しスプリングを点検するのが容易となるこ
とが認められるのは興味深いことである。このカバー1
28にはまた側部窓(図示しない)が設けられロック装
置の中の部材を一般的な故障時に手で作動できるように
する。
【0026】操縦者がロック装置100を作用させて逆
スラストフラップ12のロックを解除した時、流体制御
パルスが、図1と図7に見られるように箱101の内腔
の中を摺動する摺動弁の形式の、第2の掛け金205と
共働するプッシャー132に加えられる。
【0027】図7は矢印200で示されている流体入口
を有する進入端取付け具141を示している。プッシャ
ー132が十分離れるよう後方に動かされた時、この目
的のために設けられたリンクダクト140が、摺動弁の
形式に作られた第1の掛け金のフックと共働するプッシ
ャー124が摺動する、箱101の内腔141′との流
体的な接続を達成する。第2のロック解除の工程が起こ
り、引っ込み自在のロック部材122を担持するフォー
クが引っ込み、この引っ込みは反時計方向に傾動するフ
ック103(共働戻しスプリング135の作用のもの
で)により行われ、そしてこれはカム面161が最終的
にホイール122と接触するに至るその開放位置に前記
フックが到達するまで続けられる。
【0028】ロック解除が達成されると、このロック装
置への流体供給は自動的に切換えられ、それによりフッ
ク103と摺動部材105とにそれぞれ共働するプッシ
ャー124と132がもっぱら戻しスプリング126と
134の作用を受け、フック103はそのため開放位置
(フック面161がホイール122に接する)に保持さ
れ、また摺動部材105がその伸長した又は閉鎖した位
置に戻される。
【0029】フラップを閉じると、最初に留め金部材1
8が摺動部材105の傾斜端面に接触し前記留め金部材
と係合し、次に留め金部材16がフック103と接触
し、それによりフックをその閉鎖位置(フック表面16
0がホイール122と接触する)に傾動し、ロック作用
はしたがって自動的にまた単に機械的手段を用いること
により行われる。
【0030】留め金部材はこの場合相互に平行で近接し
ている2つの留め金ロッド16と18の形式に構成され
ている。図2によればしたがってそれぞれがフック10
3と摺動部材105とに共働する2つの留め金部材16
と18の横方向の配置を識別することができる。留め金
ロッド16と18の各々は逆スラストフラップ12に連
結された支持ガセットプレートの一部を形成するウエブ
13,14及び15により保持される。
【0031】留め金ロッド16と18は整列状態とする
ことができるが、しかし図6にさらに明瞭に見られるよ
うに摺動部材105の摺動方向に直角に偏倚させられる
のがこの2つの留め金ロッドにとって有利である。第2
の掛け金の摺動部材105と共働する第2の留め金部材
18はしたがってさらに高い平面上(図で)配設され、
そのためその断面がより大きな摺動部材を得ることがで
き、前記摺動部材に高度の機械的強度が得られ、しかも
ロック装置の箱の寸法を大きくする必要がない。
【0032】当然に摺動部材の摺動方向に直角な偏倚の
概念は逆スラストフラップがこのロック装置100によ
ってロックされた時前記方向に対する1つの参照例とし
て理解されるべきである。
【0033】図3から5により本発明のロック装置の第
1の掛け金と第2の掛け金との細部構造が明瞭となる。
【0034】図3と4において、引っ込み自在のロック
部材122を担持するフォーク121が摺動するプレー
ト127が存在することは重要である。このプレート1
27は低い摩擦係数の材料で任意に作ることができそれ
によりフォークの摺動時の焼きつきの危険をすべてなく
すようにする(例えば、ポリテトラフルオロエチレンの
ようなプラスチックで作ることができる)。図5はフッ
ク103の軸とこれに組合わされた軸受け102′とを
含んだピン102を示す。
【0035】図1,7及び9により摺動部材105の背
後に形成されたタブ109を明瞭にすることができ、こ
のタブ109はその端部に設けられた接触子110を有
し、組合わされた検知部材150と共働するようにして
いる。検知部材150は図7の断面で見ることができ、
そして前記部材は、例えば前記摺動部材105によって
担持された接触子110の通路上に配設されているナッ
ト151により箱101に固定され、前記摺動部材10
5がその伸長した位置にあるか又はその引っ込んだ位置
にあるかを検知できるようにする。この検知部材は当然
航空機の監視及び制御センターに連結され、操縦士室に
警報灯が得られるようにする。
【0036】本発明はもちろん上記の実施態様に決して
限定されるものではなく、均等物によって上記特定化さ
れた本質的な特徴を再現するいかなる変更例にも及ぶも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック装置の全体断面図であって、該
ロック装置がそのロック位置にあり、フックと摺動部材
とが共にその閉鎖位置にあるところ(フックと摺動部材
の開放位置は鎖線で示されている)を示す図である。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図でロック装置の
フックと摺動部材の特殊構造をさらに明瞭にすることが
できるようにした図である。
【図3】図1の III−III 線に沿った断面図で、図2と
同様な図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図で図2と同様な
図である。
【図5】図1のV−V線に沿った断面図で図2と同様な
図である。
【図6】図1の矢示VIに沿って見た破截図で2つの留め
金ロッドが相互に偏倚されている配置状態をさらに明瞭
にするようにした図である。
【図7】図1の VII−VII 線による断面図で、摺動部材
と共働する検知部材を示す図である。
【図8】図7のVIII−VIII線による断面図で、フックと
このフックを関連の引っ込み自在のロック部材に押しつ
ける戻しスプリングとを示す図である。
【図9】図4のIX−IX線による断面図で、摺動部材のた
めに設けられ自己ロック作用をするようにしたロック部
分をさらに明瞭にするようにした図である。
【符号の説明】
16…第1留め金部材 18…第2留め金部材 101…箱 102…傾動軸 103…フック 105…摺動部材 108…ロック部分 120…作動手段 122…ホイール 126…戻しスプリング 130…作動手段 134…スプリング 203…第1掛け金 205…第2掛け金

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱(101)と、該箱により担持された
    傾動軸(102)から片持梁式に突出するフック(10
    3)の形式で設けられ該フックを開放位置と該フックが
    第1の留め金部材(16)を支持する閉鎖位置との間で
    傾動させる第1の掛け金(203)と、前記フック(1
    03)がその閉鎖位置にある時前記フックのロック部分
    (160)が直接当接することにより前記フックの傾動
    に逆らうよう配設された引っ込み自在のロック部材(1
    22)とを具備しているロック装置において、さらに、
    第1の掛け金(203)に近接し、箱(101)に摺動
    自在に取付けられた部材(105)の形式に作られ、引
    っ込んだ開放位置と前記摺動部材(105)が共働する
    第2の留め金部材(18)の直ぐ近くにある伸長した閉
    鎖位置との間で摺動する第2の掛け金(205)を具備
    していることを特徴とするロック装置。
  2. 【請求項2】 摺動部材(105)がロック部分(10
    8)を有し、該ロック部分(108)が第2の留め金部
    材(18)を該ロック部分が第2の留め金部材に接触す
    るに至った時に機械的にロックし、第1の掛け金(20
    3)と第2の掛け金(205)を作動する手段(12
    0,130)が関連作動されてフック(103)が摺動
    部材(105)の引っ込んだ後にのみその開放位置に傾
    動できるようにしていることを特徴とする請求項1に記
    載のロック装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の留め金部材が、相互に平
    行で近接している2つの留め金ロッド(16,18)の
    形式に作られていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のロック装置。
  4. 【請求項4】 2つの留め金ロッド(16,18)が摺
    動部材(105)の摺動方向に直角に偏倚していること
    を特徴とする請求項3に記載のロック装置。
  5. 【請求項5】 摺動部材(105)が、該摺動部材をそ
    の伸長した閉鎖位置に向かって戻すようにする組合わさ
    れたスプリング(134)の作用を常時受けていること
    を特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載のロッ
    ク装置。
  6. 【請求項6】 戻しスプリング(134)が摺動部材
    (105)と共働する作動プッシャー(132)の端部
    に直接作用することを特徴とする請求項5に記載のロッ
    ク装置。
  7. 【請求項7】 戻しスプリング(134)が箱(10
    1)の外側に固定されたカバー(128)の中に収容さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載のロック装
    置。
  8. 【請求項8】 カバー(128)がさらにプッシャー
    (124)に作用する戻しスプリング(126)を受け
    入れ、引っ込み自在のロック部材(122)がフックに
    当接するよう該フックを作動させるようにしていること
    を特徴とする請求項7に記載のロック装置。
  9. 【請求項9】 摺動部材(105)が接触子(110)
    を担持し、該接触子(110)が、箱(101)に固定
    されかつ前記摺動部材の伸長した位置又は引っ込んだ位
    置を検知する作用をする、組合わされた検知部材と共働
    することを特徴とする請求項1から8のうちの1項に記
    載のロック装置。
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