JPH08117014A - ヘアドライヤー - Google Patents

ヘアドライヤー

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Publication number
JPH08117014A
JPH08117014A JP25804194A JP25804194A JPH08117014A JP H08117014 A JPH08117014 A JP H08117014A JP 25804194 A JP25804194 A JP 25804194A JP 25804194 A JP25804194 A JP 25804194A JP H08117014 A JPH08117014 A JP H08117014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
air
body casing
hair dryer
outlet
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25804194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yamane
裕二 山根
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP25804194A priority Critical patent/JPH08117014A/ja
Publication of JPH08117014A publication Critical patent/JPH08117014A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルによる風の絞り量を自由に変えること
により最適の風量を得ることができるヘアドライヤーの
提供を目的とする。 【構成】 吹出口4 と吸入口5 と風洞部6 とを有した本
体ケーシング3 と、風洞部6 に配された空気を吸入口5
から吸い入れて吹出口4 から吹き出す送風手段8と、風
洞部6 に配された熱を発生する加熱手段9 と、本体ケー
シング3 の一端に設けられた吹出口4 から吹き出された
風を絞るノズル2 とを備えたものにおいて、ノズル2
を、本体ケーシング3 に移動自在に設け、その移動量に
応じて先端側の開口部が風の絞り量が変わるように変化
するよう形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温風を発生させるため
の送風手段及び加熱手段を備えたヘアドライヤーに関す
るものであり、詳しくは、吹出口側に配されるノズルの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノズル51の先端側の開口部を可変とする
機構を備えたヘアドライヤーとして、例えば、図9及び
図10に示すものがある。このヘアドライヤーは、ノズ
ル51が大略筒状に形成された本体ケーシング52の吹出口
53側の外周に配されたものである。ノズル51は、先細形
状の外筒部54と、外筒部54の内部に軸方向、すなわち吹
出口53から吹き出される風の方向に移動自在に配される
先細形状の内筒部55とからなり、外筒部54の先端側の開
口部は内筒部55の先端側の開口部より大きくなってい
る。外筒部54の側面には、溝56が設けられており、この
溝56に内筒部55の側面に設けられた操作釦57を挿通させ
てある。
【0003】このように構成されたノズル51は、操作釦
57を溝56に沿って移動すると、内筒部55が操作釦57とと
もに外筒部54に対して前記風の方向に移動することにな
り、その結果、ノズル51の先端側の開口部は、外筒部
54の先端側の開口部と内筒部55の先端側の開口部とがと
もに開口した状態(図10(a))と、内筒部55の先
端側の開口部のみ開口した状態(図10(b))との2
通りに変えることができる。つまり、このノズル51は、
風の絞り量を2通りに選択的に変えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たヘアドライヤーのノズル51では、乾燥時に大風量を得
ようとしても、ノズル51の外筒部54と内筒部55とが風の
妨げとなり必要な大風量を得ることができなかった。ま
た、このノズル51では、風の絞り量を2通りしか選択で
きず、好みの髪型にするのに最適の風量が得られないこ
とがあった。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、ノズルによる風の
絞り量を自由に変えることにより最適の風量を得ること
ができるヘアドライヤーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載のヘアドライヤーは、一端側に吹出口
を他端側に吸入口を吹出口と吸入口との間に風洞部を有
した本体ケーシングと、風洞部に配された空気を吸入口
から吸い入れて吹出口から吹き出す送風手段と、風洞部
に配された熱を発生する加熱手段と、本体ケーシングの
一端に設けられた吹出口から吹き出された風を絞るノズ
ルとを備えたヘアドライヤーにおいて、前記ノズルを、
本体ケーシングに移動自在に設け、その移動量に応じて
先端側の開口部が風の絞り量が変わるように変化するよ
う形成した構成としている。
【0007】また、請求項2記載のヘアドライヤーは、
請求項1記載のもののノズルを、本体ケーシングに吹出
口から吹き出される風の方向に移動自在となるよう設け
た構成としている。
【0008】また、請求項3記載のヘアドライヤーは、
請求項1記載のもののノズルを、本体ケーシングに吹出
口から吹き出される風の周方向に移動自在となるよう設
けた構成としている。
【0009】また、請求項4記載のヘアドライヤーは、
請求項1乃至3の何れかに記載のものの本体ケーシング
のノズルが移動し得る箇所に係止部を設け、ノズルに係
止部に係止される被係止部を設けた構成としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ノズルの移動量
に応じて風の絞り量を変えることができるので、所望の
風量に適宜設定することができる。
【0011】請求項2及び3記載の構成によれば、ノズ
ルを移動自在にするための構成を簡単な構成で容易に実
現することができる。
【0012】請求項4記載の構成によれば、係止部と被
係止部とが係止状態にあるとき、係止しない状態にある
ときよりさらに大きな力を加えなければ係止部が被係止
部から外れないので、ノズルを堅固に保持することがで
きる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図7に基づいて
説明する。
【0014】このヘアドライヤーは、ヘアドライヤー本
体1 と、ノズル2 とから構成されている。
【0015】ヘアドライヤー本体1 の外郭をなす本体ケ
ーシング3 は、大略筒状をなしており、一端側を吹出口
4 、他端側を吸入口5 、吹出口4 と吸入口5 との間を風
洞部6 としている。また、本体ケーシング3 の外側面に
は、把手7 が設けられている。
【0016】風洞部6 には、空気を吸入口5 から吸い入
れて吹出口4 から吹き出す送風手段8 と、熱を発生する
加熱手段9 とが配されている。吹出口4 には、図2に示
すように、吹出口用格子10が本体ケーシング3 の内面と
加熱手段9 の端部とに固定されており、吸入口5 には、
吸入口用格子(図示せず)が本体ケーシング3 の内面に
固定されている。
【0017】把手7 の内部には、送風手段8 と加熱手段
9 とを電線11を介して電気的に制御するスイッチ部12が
収容されており、スイッチ部12への電気の供給は、把手
7 の外部に引き出された電源コード13のプラグ14をコン
セント等に電気的に接続することにより行われるように
なっている。
【0018】本体ケーシング3 は、吹出口4 側の最端部
をつば部15とし、吹出口4 側のつば部15を除く所定長さ
の端部をノズル摺動部16としている。ノズル摺動部16
は、その外径が本体ケーシング3 の他の箇所より小さく
なるように形成されており、その両端には、凹溝状の係
止部17,18 が設けられている。
【0019】一方、ノズル2 は、弾性材料で大略筒状に
形成されており、その軸線の両側に位置する内部には、
板状又は棒状の第1のばね部材19が設けられ、基端側の
内部には、大略環状の第2のばね部材20が設けられてい
る。この第1のばね部材19と第2のばね部材20とは、一
体又は機械的に結合されている。ノズル2 の基端側の内
面には、対面した一対の凸状の被係止部21,21 が形成さ
れている。
【0020】このノズル2 は、一対の被係止部21,21 を
ノズル摺動部16に摺接した状態又は係止部17,18 に係止
した状態で本体ケーシング3 に取り付けられ、本体ケー
シング3 に対して軸方向すなわち吹出口4 から吹き出さ
れる風の方向に移動自在となっている。
【0021】次に、本実施例の動作について説明する。
スイッチ部12により送風手段8 と加熱手段9 とを動作さ
せると、吸入口5 から吸い入れられた空気が温風となっ
てノズル2 により絞られて外部に吹き出される。
【0022】この外部に吹き出される風の絞り量は、ノ
ズル2 の本体ケーシング2 に対する移動量に応じて変え
ることができるようになっている。以下、風の絞り量つ
いて説明する。なお、ここでは、(1)〜(6)の手順
にしたがって説明する。
【0023】(1)被係止部21,21 が係止部17に係止さ
れた状態のとき(図5)、第1のばね部材19がつば部15
から突出している量が大きくなるので、第1のばね部材
19のノズル2 を幅方向に広げるためのばね力が大きくな
り、ノズル2 の先端側の開口部が狭められる。よって、
このときのノズル2 による風の絞り量は最大となる。
【0024】(2)ノズル2 の基端側の被係止部21,21
が存しない箇所を内方(図4に示すA方向)に押圧する
と、第2のばね部材20により被係止部21,21 に外方(図
4に示すB方向)に力が作用し、被係止部21,21 が係止
部17から外れて、ノズル2 を係止部18の方向に移動させ
ることが可能となる。
【0025】(3)この状態でノズル2 を係止部18の方
向に移動したとき(図6)、被係止部21,21 が係止部18
に近づくにつれて、第1のばね部材19がつば部15から突
出している量が小さくなるので、第1のばね部材19のノ
ズル2 を幅方向に広げるためのばね力も小さくなり、ノ
ズル2 の先端側の開口部が略楕円形から略円形に近づい
ていくようになる。よって、ノズル2 による風の絞り量
は、ノズル2 の移動量に応じて変わることになる。ノズ
ル2 は、適当な位置で移動をやめると、第2のばね部材
20のばね力により被係止部21,21 がノズル摺動部16に押
圧されて、その位置に保持されることになる。
【0026】(4)被係止部21が係止部18に係止された
状態のとき(図7)、第1のばね部材19がつば部15から
突出しなくなって幅方向に広げるためのばね力が作用し
なくなり、ノズル2 の先端側の開口部がつば部15により
略円形となる。よって、このときのノズル2 による風の
絞り量は、最小すなわち極めて0に近い状態となり、吹
出口4 から吹き出される風は、ノズル2 によりほとんど
影響されることがなく、ノズル2 が設けられない場合に
吹き出される風と略同様の風となる。
【0027】(5)ノズル2 の基端側の被係止部21,21
が存しない箇所を内方に押圧すると、第2のばね部材20
により被係止部21,21 に外方に力が作用し、被係止部2
1,21が係止部18から外れて、ノズル2 を係止部17の方向
に移動させることが可能となる。
【0028】(6)この状態でノズル2 を係止部17の方
向に移動したとき、被係止部21,21が係止部17に近づく
につれて、第1のばね部材19がつば部15から突出してい
る量が大きくなるので、第1のばね部材19のノズル2 を
幅方向に広げるためのばね力も大きくなり、ノズル2 の
先端側の開口部が狭められることになる。ノズル2 は、
適当な位置で移動をやめると、第2のばね部材20のばね
力により被係止部21,21 がノズル摺動部16に押圧され
て、その位置に保持されることになる。
【0029】以上より、本実施例は、ノズル2 の移動量
に応じて風の絞り量を変えることができるので、所望の
風量に適宜設定することができ、その結果、髪を乾燥さ
せたり好みの髪型にするという用途に合わせて、最適な
風を送ることができる。
【0030】また、本実施例は、通常、ノズル2 の取り
外しを行う必要がないので、その結果、ノズル2 の保管
場所を新たに設けなくてもよく、ノズル2 の紛失を防止
することができる。
【0031】また、本実施例では、被係止部21,21 が係
止部17又は18に係止された状態にあるとき、係止しない
状態にあるときよりさらに大きな力を加えなければ係止
部17,18 が被係止部21,21 から外れないので、ノズル2
を堅固に保持することができる。
【0032】なお、本実施例では、ノズル2 が吹出口4
から吹き出される風の方向に移動自在となるよう構成し
たが、これに限ることはなく、例えば、ノズル2 が吹出
口4から吹き出される風の周方向にのみ移動自在となる
よう構成してもよい。この場合、ノズル2 が吹出口4 か
ら吹き出される風の方向に移動しないので、ヘアドライ
ヤーの全長が略一定となる。また、ノズル2 が吹出口4
から吹き出される風の方向及び周方向に移動自在となる
よう構成してもよい。
【0033】また、本実施例では、係止部17,18 をノズ
ル摺動部16の両端に設けたが、これに限ることはなく、
例えば図8に示すように、係止部22, …をノズル摺動部
16に連続的に多数設けてもよい。この場合、ノズル2 を
所望の風量となる位置に移動したとき、ノズル2 をその
位置に堅固に保持することができる。
【0034】また、本実施例では、被係止部21を2個
(一対)としたが、これに限ることはなく、被係止部21
は1個でも3個以上であってもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1記載のヘアドライヤーは、ノズ
ルの移動量に応じて風の絞り量を変えることができるの
で、所望の風量に適宜設定することができ、その結果、
髪を乾燥させたり好みの髪型にするという用途に合わせ
て、最適な風を送ることができる。
【0036】請求項2及び3記載のヘアドライヤーは、
請求項1記載の効果に加え、ノズルを移動自在にするた
めの構成を簡単な構成で容易に実現することができる。
【0037】請求項4記載のヘアドライヤーは、請求項
1乃至3の何れかに記載の効果に加え、係止部と被係止
部とが係止状態にあるとき、係止しない状態にあるとき
よりさらに大きな力を加えなければ係止部が被係止部か
ら外れないので、ノズルを堅固に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略図である。
【図2】そのヘアドライヤー本体の吹出口側を示す部分
断面図である。
【図3】そのノズルを示すものであり、(a)は先端側
から観た平面図、(b)は一方向から観た破断断面図で
あり、(c)は他方向から観た破断断面図である。
【図4】そのノズルの基端側から観た破断断面図であ
る。
【図5】その被係止部が一方の係止部に係止された状態
を示すものであり、(a)は先端側から観た平面図、
(b)は一方向から観た一部断面図である。
【図6】その被係止部がノズル摺動部に摺接した状態を
示すものであり、(a)は先端側から観た平面図、
(b)は一方向から観た一部断面図である。
【図7】その被係止部が他方の係止部に係止された状態
を示すものであり、(a)は先端側から観た平面図、
(b)は一方向から観た一部断面図である。
【図8】その一変形例を示す部分平面図であれる。
【図9】一従来例の(a)先端側から観た平面図、
(b)一方向から観た部分平面図、(c)他方向から観
た部分平面図である。
【図10】その(a)内筒部を基端側に移動した状態を
示す破断断面図、(b)内筒部を先端側に移動した状態
を示す破断断面図である。
【符号の説明】
2 ノズル 3 本体ケーシング 4 吹出口 5 吸入口 6 風洞部 8 送風手段 9 加熱手段 17,18 係止部 21 被係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に吹出口を他端側に吸入口を吹出
    口と吸入口との間に風洞部を有した本体ケーシングと、
    風洞部に配された空気を吸入口から吸い入れて吹出口か
    ら吹き出す送風手段と、風洞部に配された熱を発生する
    加熱手段と、本体ケーシングの一端に設けられた吹出口
    から吹き出された風を絞るノズルとを備えたヘアドライ
    ヤーにおいて、前記ノズルは、本体ケーシングに移動自
    在に設けられ、その移動量に応じて先端側の開口部が風
    の絞り量が変わるように変化するよう形成されてなるヘ
    アドライヤー。
  2. 【請求項2】 前記ノズルは、本体ケーシングに吹出口
    から吹き出される風の方向に移動自在となるよう設けら
    れてなる請求項1記載のヘアドライヤー。
  3. 【請求項3】 前記ノズルは、本体ケーシングに吹出口
    から吹き出される風の周方向に移動自在となるよう設け
    られてなる請求項1記載のヘアドライヤー。
  4. 【請求項4】 前記本体ケーシングのノズルが移動し得
    る箇所に係止部を設け、ノズルに係止部に係止される被
    係止部を設けてなる請求項1乃至3の何れかに記載のヘ
    アドライヤー。
JP25804194A 1994-10-24 1994-10-24 ヘアドライヤー Withdrawn JPH08117014A (ja)

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JP25804194A JPH08117014A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ヘアドライヤー

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JP25804194A JPH08117014A (ja) 1994-10-24 1994-10-24 ヘアドライヤー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014012142A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Dyson Technology Ltd 手持ち式電気器具のための付属品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20020115