JPH08115281A - 情報処理システムと通信サービスボード - Google Patents
情報処理システムと通信サービスボードInfo
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- JPH08115281A JPH08115281A JP6253206A JP25320694A JPH08115281A JP H08115281 A JPH08115281 A JP H08115281A JP 6253206 A JP6253206 A JP 6253206A JP 25320694 A JP25320694 A JP 25320694A JP H08115281 A JPH08115281 A JP H08115281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information processing
- switching
- failure
- communication device
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/02—Details
- H04L12/12—Arrangements for remote connection or disconnection of substations or of equipment thereof
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/50—Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】モデムとそれを制御するためのRS232Cインタフ
ェースを備える情報処理システムにおいて、メインシス
テムが電源OFFの場合や何等かの障害により正常に動作
しない場合はメインシステムとは独立に24時間動作する
処理装置(サービスプロセッサ)がRS232Cの制御権を獲得
してモデムを経由して遠隔コンソールと通信する手段を
提供することにより、1つのモデムと通信回線によりメ
インシステムの状態に依存せず常に遠隔コンソールから
上記情報処理システムを管理する事を可能にする。 【構成】RS232Cの制御信号を24時間稼動可能なサービス
プロセッサに接続する場合と、メインシステム上の標準
バスあるいは標準バスとのインタフェースと接続する場
合の2通りのモードに切り替えられる構成にし、サービ
スプロセッサがメインシステムの状態を監視し、状況に
応じて上記2つのモードを切り換えるような処理フロー
をサービスプロセッサの処理プログラムに加える。
ェースを備える情報処理システムにおいて、メインシス
テムが電源OFFの場合や何等かの障害により正常に動作
しない場合はメインシステムとは独立に24時間動作する
処理装置(サービスプロセッサ)がRS232Cの制御権を獲得
してモデムを経由して遠隔コンソールと通信する手段を
提供することにより、1つのモデムと通信回線によりメ
インシステムの状態に依存せず常に遠隔コンソールから
上記情報処理システムを管理する事を可能にする。 【構成】RS232Cの制御信号を24時間稼動可能なサービス
プロセッサに接続する場合と、メインシステム上の標準
バスあるいは標準バスとのインタフェースと接続する場
合の2通りのモードに切り替えられる構成にし、サービ
スプロセッサがメインシステムの状態を監視し、状況に
応じて上記2つのモードを切り換えるような処理フロー
をサービスプロセッサの処理プログラムに加える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信回線を介して遠隔コ
ンソールと通信するための通信装置の制御方式に関す
る。
ンソールと通信するための通信装置の制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】クライアントサーバシステムにおいては
サーバの信頼性が重要である。そこでサーバシステムに
おいてはサーバハードウェアの状態を観測したり診断を
行うことによって障害を未然に予測したり、システムが
ダウンした場合は自動的にリセットしてシステムを立ち
あげ直すことにより復旧する機能等を備えているものが
多い。
サーバの信頼性が重要である。そこでサーバシステムに
おいてはサーバハードウェアの状態を観測したり診断を
行うことによって障害を未然に予測したり、システムが
ダウンした場合は自動的にリセットしてシステムを立ち
あげ直すことにより復旧する機能等を備えているものが
多い。
【0003】例えば特開平5-257914では、上述した機能
をサポートする専用のハードウェアをシステムマネージ
ャという名前で提供している。特開平5-257914では、シ
ステムマネージャが接続されるバス上の信号を観測した
り、システムマネージャのデバイスドライバを介してサ
ーバー上で動作するオぺレーティングシステム(以下OS)
から障害情報を入手する手段を有し、これらの手段によ
り障害発生を観測した場合は遠隔コンソールとシステム
マネージャ間の通信を電話回線を経由して行うために備
えるモデムを制御することによって遠隔コンソールに通
報するための手段を提供している。この場合上記モデム
の制御はあくまでも上記システムマネージャが行い、そ
の制御を行うためのプログラムは特開平5-257914ではシ
ステムマネージャ専用のファームウェアの中で提供され
ている。
をサポートする専用のハードウェアをシステムマネージ
ャという名前で提供している。特開平5-257914では、シ
ステムマネージャが接続されるバス上の信号を観測した
り、システムマネージャのデバイスドライバを介してサ
ーバー上で動作するオぺレーティングシステム(以下OS)
から障害情報を入手する手段を有し、これらの手段によ
り障害発生を観測した場合は遠隔コンソールとシステム
マネージャ間の通信を電話回線を経由して行うために備
えるモデムを制御することによって遠隔コンソールに通
報するための手段を提供している。この場合上記モデム
の制御はあくまでも上記システムマネージャが行い、そ
の制御を行うためのプログラムは特開平5-257914ではシ
ステムマネージャ専用のファームウェアの中で提供され
ている。
【0004】一方、今日普及しているネットワークOSの
中には、モデムと電話回線を経由して接続される遠隔コ
ンソールをクライアントにするものがある。たとえば米
国ユタ州プロブのノベル社(Novell Inc.)製造の「ネッ
トウェアシステム」は上記機能を提供しており、遠隔コ
ンソールが電話回線とモデムを介してサーバのサービス
を受けることができる。そこで特開平5-257914で示され
るシステム上で上記「ネットウェアシステム」に示され
るようなOSを動作させる場合、遠隔地にいるユーザが上
記OSのクライアントとしてサービスを受けるためには上
記OSの制御下にあるモデムと電話回線を経由して通信す
ることになる。その場合サーバ本体のハードウェアの障
害により上記オぺレーティングシステムが暴走してしま
った場合、遠隔地にいるユーザはそれ以上サーバと通信
することは不可能となる。
中には、モデムと電話回線を経由して接続される遠隔コ
ンソールをクライアントにするものがある。たとえば米
国ユタ州プロブのノベル社(Novell Inc.)製造の「ネッ
トウェアシステム」は上記機能を提供しており、遠隔コ
ンソールが電話回線とモデムを介してサーバのサービス
を受けることができる。そこで特開平5-257914で示され
るシステム上で上記「ネットウェアシステム」に示され
るようなOSを動作させる場合、遠隔地にいるユーザが上
記OSのクライアントとしてサービスを受けるためには上
記OSの制御下にあるモデムと電話回線を経由して通信す
ることになる。その場合サーバ本体のハードウェアの障
害により上記オぺレーティングシステムが暴走してしま
った場合、遠隔地にいるユーザはそれ以上サーバと通信
することは不可能となる。
【0005】そこで特開平5-257914に示されるシステム
マネージャは、上記ネットワークOSの制御下にあるモデ
ムとは別の、システムマネージャの制御下にある専用の
第2のモデムに接続し、サーバ本体の障害を検知するこ
とにより遠隔地にいるシステム管理者に障害を通報する
ことが可能となる。そしてさらに遠隔地の管理者がシス
テムマネージャ及びその制御下にある第2のモデムを経
由して暴走中のサーバシステムのネットワークOSをリセ
ットすることが可能となる。
マネージャは、上記ネットワークOSの制御下にあるモデ
ムとは別の、システムマネージャの制御下にある専用の
第2のモデムに接続し、サーバ本体の障害を検知するこ
とにより遠隔地にいるシステム管理者に障害を通報する
ことが可能となる。そしてさらに遠隔地の管理者がシス
テムマネージャ及びその制御下にある第2のモデムを経
由して暴走中のサーバシステムのネットワークOSをリセ
ットすることが可能となる。
【0006】上述したように特開平5-257914では、シス
テムマネージャ用とサーバ上で動作するネットワークOS
用の2組の電話回線とモデムを備えることにより、障害
時の処理を実現できる。
テムマネージャ用とサーバ上で動作するネットワークOS
用の2組の電話回線とモデムを備えることにより、障害
時の処理を実現できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおい
て、遠隔地のユーザがクライアントとしてネットワーク
OS用の電話回線とモデムを介し該ネットワークOSのサー
ビスを受けている最中に、障害が発生しシステムが暴走
した場合、遠隔地のユーザは突然サーバとの通信が途絶
えてしまう。遠隔地のユーザは通信が途絶えたことによ
り、何らかの障害がサーバに発生したことを知りえるも
のの、通信回線を切断しサーバが復旧するまで待たねば
ならない。あるいはサーバが障害管理等を行なうシステ
ムマネージャを備えている場合は、遠隔地のユーザはシ
ステムマネージャ用の通信回線に接続されたモデムに接
続し直して、システムの再起動要求を発行しサーバの障
害を回復しなけらば、該ネットワークOSのサービスを再
び受けることができなかった。そのため従来はネットワ
ークOS用と、システムマネージャ用の2組の通信回線と
モデムが必要であった。
て、遠隔地のユーザがクライアントとしてネットワーク
OS用の電話回線とモデムを介し該ネットワークOSのサー
ビスを受けている最中に、障害が発生しシステムが暴走
した場合、遠隔地のユーザは突然サーバとの通信が途絶
えてしまう。遠隔地のユーザは通信が途絶えたことによ
り、何らかの障害がサーバに発生したことを知りえるも
のの、通信回線を切断しサーバが復旧するまで待たねば
ならない。あるいはサーバが障害管理等を行なうシステ
ムマネージャを備えている場合は、遠隔地のユーザはシ
ステムマネージャ用の通信回線に接続されたモデムに接
続し直して、システムの再起動要求を発行しサーバの障
害を回復しなけらば、該ネットワークOSのサービスを再
び受けることができなかった。そのため従来はネットワ
ークOS用と、システムマネージャ用の2組の通信回線と
モデムが必要であった。
【0008】遠隔地のユーザが通信回線を介してアクセ
スしてきたときに、サーバの電源が落ちていた場合に、
遠隔地のユーザはサービスを受けることができなかっ
た。
スしてきたときに、サーバの電源が落ちていた場合に、
遠隔地のユーザはサービスを受けることができなかっ
た。
【0009】さらに、サーバに障害が発生した場合に、
従来は全ての障害について通報しており、ユーザにとっ
ては不必要な障害情報まで通報していた。
従来は全ての障害について通報しており、ユーザにとっ
ては不必要な障害情報まで通報していた。
【0010】さらに、前記システムマネージャ機能を有
しない既存の情報処理装置では通信サービス用に適用す
ることができなかった。
しない既存の情報処理装置では通信サービス用に適用す
ることができなかった。
【0011】ところで、遠隔地に点在する複数のサーバ
がWAN(Wide Area Network)等の通信網で相互に接続され
ていると仮定すると、クライアントは電話回線とモデム
を介して任意のサーバに接続し、さらに該任意のサーバ
は前記通信網を介して他のサーバに接続することによ
り、前記通信網上で接続されたサーバとクライアントは
相互に資源を共有することが可能となる。しかし、その
ためにはネットワークOSの多機能化は必至である。この
多機能化にともない、サーバの信頼性を向上させるため
の管理機能の必要性は益々高まるであろう。従って、前
記ネットワークOSのクライアント機能とサーバ等を管理
する機能は、もはや独立して存在するのではなく、むし
ろ包含される必要がある。しかし、従来はそれぞれが独
立していたために、より多くのハードウェア資源が必要
であった。
がWAN(Wide Area Network)等の通信網で相互に接続され
ていると仮定すると、クライアントは電話回線とモデム
を介して任意のサーバに接続し、さらに該任意のサーバ
は前記通信網を介して他のサーバに接続することによ
り、前記通信網上で接続されたサーバとクライアントは
相互に資源を共有することが可能となる。しかし、その
ためにはネットワークOSの多機能化は必至である。この
多機能化にともない、サーバの信頼性を向上させるため
の管理機能の必要性は益々高まるであろう。従って、前
記ネットワークOSのクライアント機能とサーバ等を管理
する機能は、もはや独立して存在するのではなく、むし
ろ包含される必要がある。しかし、従来はそれぞれが独
立していたために、より多くのハードウェア資源が必要
であった。
【0012】本発明の目的は、従来、サーバからのサー
ビスを遠隔地のユーザに享受するためには2組の通信回
線とモデムが必要であったのを、一組の通信回線とモデ
ムのみで賄うことで、モデムや通信回線等のハードウェ
ア資源を削減でき、また回線の接続変更といった遠隔地
のユーザの負担を軽減できる情報処理システムを提供す
ることにある。
ビスを遠隔地のユーザに享受するためには2組の通信回
線とモデムが必要であったのを、一組の通信回線とモデ
ムのみで賄うことで、モデムや通信回線等のハードウェ
ア資源を削減でき、また回線の接続変更といった遠隔地
のユーザの負担を軽減できる情報処理システムを提供す
ることにある。
【0013】また本発明の他の目的は、遠隔地のユーザ
はサーバ障害発生時において障害回復処理の迅速化を図
る情報処理システムを提供することにある。
はサーバ障害発生時において障害回復処理の迅速化を図
る情報処理システムを提供することにある。
【0014】さらに本発明の他の目的は、サーバの電源
が落ちていても遠隔地のユーザから通信回線を介してサ
ーバからのサービス提供を受けることができ、サーバの
消費電力を節約可能な情報処理システムを提供すること
にある。
が落ちていても遠隔地のユーザから通信回線を介してサ
ーバからのサービス提供を受けることができ、サーバの
消費電力を節約可能な情報処理システムを提供すること
にある。
【0015】さらに本発明の他の目的は、障害の内容に
よって必要と認めらるときにのみ障害を遠隔地のユーザ
に通報する情報処理システムを提供することを目的とし
ている。
よって必要と認めらるときにのみ障害を遠隔地のユーザ
に通報する情報処理システムを提供することを目的とし
ている。
【0016】さらに本発明の他の目的は、既存の情報処
理装置にも容易にシステムマネージャを追加提供するこ
とにある。
理装置にも容易にシステムマネージャを追加提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、通信回線を介して外部の端末と通信するための通
信装置と、前記通信装置を介して前記外部の端末との通
信を行う情報処理装置と、前記情報処理装置の管理を行
う処理手段と、前記処理手段からの切換信号に基づいて
前記通信装置の制御を前記情報処理装置及び処理手段の
少なくとも一方が行うよう切り換える切換手段とから構
成されている。
ムは、通信回線を介して外部の端末と通信するための通
信装置と、前記通信装置を介して前記外部の端末との通
信を行う情報処理装置と、前記情報処理装置の管理を行
う処理手段と、前記処理手段からの切換信号に基づいて
前記通信装置の制御を前記情報処理装置及び処理手段の
少なくとも一方が行うよう切り換える切換手段とから構
成されている。
【0018】また、上記情報処理システムにおいて、処
理手段は前記情報処理装置の障害を検知する障害検知手
段と、前記障害検知手段からの障害通知情報が入力され
ると前記切換手段に第1の切換信号を発し、前記情報処
理装置の回復を図り、該障害が回復すると前記通信装置
の制御を前記情報処理装置に行わせるよう第2の切換信
号を前記切換手段に発するように構成した。
理手段は前記情報処理装置の障害を検知する障害検知手
段と、前記障害検知手段からの障害通知情報が入力され
ると前記切換手段に第1の切換信号を発し、前記情報処
理装置の回復を図り、該障害が回復すると前記通信装置
の制御を前記情報処理装置に行わせるよう第2の切換信
号を前記切換手段に発するように構成した。
【0019】また、情報処理システムにおいて、処理手
段が前記外部の端末からの、前記電源装置を入または切
に切換る要求情報に基づいて入切命令を前記電源装置に
送るように構成した。
段が前記外部の端末からの、前記電源装置を入または切
に切換る要求情報に基づいて入切命令を前記電源装置に
送るように構成した。
【0020】また、情報処理システムに加え、前記情報
処理装置に発生した障害の種類と前記処理手段によりな
された各障害ごとの回復処理実行回数を保持する保持手
段を設けた。
処理装置に発生した障害の種類と前記処理手段によりな
された各障害ごとの回復処理実行回数を保持する保持手
段を設けた。
【0021】さらに、前記情報処理装置の障害を検知す
る障害検知手段と、前記情報処理装置を管理する処理手
段と、前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信
装置の制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくと
も一方が行うよう切り換える切換手段とを1つのボード
上に実装する通信サービスボードを、情報処理装置と外
部の端末の間で通信するためのインターフェースとして
用いるように構成した。また、前記通信サービスボード
には電力供給手段から常時通電されるように構成した。
る障害検知手段と、前記情報処理装置を管理する処理手
段と、前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信
装置の制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくと
も一方が行うよう切り換える切換手段とを1つのボード
上に実装する通信サービスボードを、情報処理装置と外
部の端末の間で通信するためのインターフェースとして
用いるように構成した。また、前記通信サービスボード
には電力供給手段から常時通電されるように構成した。
【0022】
【作用】本発明では、切換手段が情報処理装置の管理を
行う処理手段からの切換信号に基づいて通信装置の制御
を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方が行
うよう切り換えるように構成したので、情報処理装置の
障害時には管理用の処理手段に通信装置の制御を行わせ
ることができ、障害発生時に外部端末からのアクセス要
求を受け付けても処理できる。
行う処理手段からの切換信号に基づいて通信装置の制御
を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方が行
うよう切り換えるように構成したので、情報処理装置の
障害時には管理用の処理手段に通信装置の制御を行わせ
ることができ、障害発生時に外部端末からのアクセス要
求を受け付けても処理できる。
【0023】また、処理手段は障害検知手段からの障害
通知情報が入力されると前記切換手段に第1の切換信号
を発し、前記情報処理装置の回復を図り、該障害が回復
すると前記通信装置の制御を前記情報処理装置に行わせ
る第2の切換信号を前記切換手段に発するので情報処理
装置の障害から自動的に回復することができ、障害回復
後は、外部端末に対し通常のアクセスを可能にする。
通知情報が入力されると前記切換手段に第1の切換信号
を発し、前記情報処理装置の回復を図り、該障害が回復
すると前記通信装置の制御を前記情報処理装置に行わせ
る第2の切換信号を前記切換手段に発するので情報処理
装置の障害から自動的に回復することができ、障害回復
後は、外部端末に対し通常のアクセスを可能にする。
【0024】また、処理手段は、サーバの電源が落ちて
いても遠隔地のユーザからのサーバ電源ON要求情報に
基づいて入命令を前記電源装置に送ることによりサーバ
に電源を供給できる。そのため、通常はサーバの電源を
落しておき遠隔地のユーザからの要求時のみサーバを起
動すればサーバの消費電力を節約することができる。
いても遠隔地のユーザからのサーバ電源ON要求情報に
基づいて入命令を前記電源装置に送ることによりサーバ
に電源を供給できる。そのため、通常はサーバの電源を
落しておき遠隔地のユーザからの要求時のみサーバを起
動すればサーバの消費電力を節約することができる。
【0025】また、処理手段は障害検知手段が検知した
情報処理装置の障害の種類、処理手段により成された障
害回復の回数に基づいて、ユーザに通報すべき情報であ
るか否かを判断するようにしたので、ユーザは必要な情
報のみを情報処理システムから受けることができる。
情報処理装置の障害の種類、処理手段により成された障
害回復の回数に基づいて、ユーザに通報すべき情報であ
るか否かを判断するようにしたので、ユーザは必要な情
報のみを情報処理システムから受けることができる。
【0026】さらに、情報処理装置と外部の端末の間で
通信するためのインターフェースとして用いる通信サー
ビスボードを、前記情報処理装置の障害を検知する障害
検知手段と、前記情報処理装置を管理する処理手段と、
前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信装置の
制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方
が行うよう切り換える切換手段とを情報処理装置と接続
するための接続端子を有する1つのボード上に実装した
ので、既存の情報処理装置を容易に通システム用の情報
処理装置として用いることができる。また、前記通信サ
ービスボードには電力供給手段から常時通電されるよう
に構成した。
通信するためのインターフェースとして用いる通信サー
ビスボードを、前記情報処理装置の障害を検知する障害
検知手段と、前記情報処理装置を管理する処理手段と、
前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信装置の
制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方
が行うよう切り換える切換手段とを情報処理装置と接続
するための接続端子を有する1つのボード上に実装した
ので、既存の情報処理装置を容易に通システム用の情報
処理装置として用いることができる。また、前記通信サ
ービスボードには電力供給手段から常時通電されるよう
に構成した。
【0027】
【実施例】図1に本発明を実現する第一の実施例のブロ
ック構成図を示す。10はサービスプロセッサボード、11
はサービスプロセッサボード10の処理手段(以下専用CP
U)、16はCPU11が標準バス32とコネクタ31を経由して情
報処理装置(以下システムボード30)と通信したりシス
テムボード30上のハードウェアの状態をモニタするため
の障害検知手段の一つであるバスインタフェース及びバ
スモニタ、14はシステムボード30上のコネクタ31を経由
して入力されるシステムボード30の障害情報を観測する
ための障害検知手段の一つである障害要素モニタ部、18
はコネクタ31を経由してシステムボード30の電源を制御
する電源装置は電源インタフェース37と、これを制御す
る信号を生成する電源制御信号生成部から成り、13はサ
ービスプロセッサボード10に接続されるモデム15を制御
する非同期インタフェースである。17は非同期インタフ
ェース13の制御信号郡71をCPU11に接続する場合とバス
インタフェース及びバスモニタ16に接続する場合の2通
りの切り換えを行う切換手段であるバス切換器、100は
サービスプロセッサボード10に提供する24時間通電の電
源である。60は電話回線70及びモデム15を経由してサー
ビスプロセッサボード10と通信する遠隔コンソールであ
る。
ック構成図を示す。10はサービスプロセッサボード、11
はサービスプロセッサボード10の処理手段(以下専用CP
U)、16はCPU11が標準バス32とコネクタ31を経由して情
報処理装置(以下システムボード30)と通信したりシス
テムボード30上のハードウェアの状態をモニタするため
の障害検知手段の一つであるバスインタフェース及びバ
スモニタ、14はシステムボード30上のコネクタ31を経由
して入力されるシステムボード30の障害情報を観測する
ための障害検知手段の一つである障害要素モニタ部、18
はコネクタ31を経由してシステムボード30の電源を制御
する電源装置は電源インタフェース37と、これを制御す
る信号を生成する電源制御信号生成部から成り、13はサ
ービスプロセッサボード10に接続されるモデム15を制御
する非同期インタフェースである。17は非同期インタフ
ェース13の制御信号郡71をCPU11に接続する場合とバス
インタフェース及びバスモニタ16に接続する場合の2通
りの切り換えを行う切換手段であるバス切換器、100は
サービスプロセッサボード10に提供する24時間通電の電
源である。60は電話回線70及びモデム15を経由してサー
ビスプロセッサボード10と通信する遠隔コンソールであ
る。
【0028】図1においてはシステムボード30が電源OFF
の状態でもサービスプロセッサボード10はシステムボー
ドに供給する電源とは別の24時間通電電源100により24
時間稼動状態にある。その場合CPU11によりバス切換器1
7は非同期インタフェース13の制御信号郡71とCPU11を接
続するモードに設定されており、CPU11が非同期インタ
フェース13を介してモデム15を制御し、遠隔コンソール
60と常に通信状態になっている。
の状態でもサービスプロセッサボード10はシステムボー
ドに供給する電源とは別の24時間通電電源100により24
時間稼動状態にある。その場合CPU11によりバス切換器1
7は非同期インタフェース13の制御信号郡71とCPU11を接
続するモードに設定されており、CPU11が非同期インタ
フェース13を介してモデム15を制御し、遠隔コンソール
60と常に通信状態になっている。
【0029】図2は図1の実施例において遠隔コンソー
ルから電話回線を経由して電源ON要求が発行された場合
のサービスプロセッサボード10上のCPU11の処理フロー
を示す。
ルから電話回線を経由して電源ON要求が発行された場合
のサービスプロセッサボード10上のCPU11の処理フロー
を示す。
【0030】図1において遠隔コンソール60が電話回線
とモデム15を経由してサービスプロセッサボード10に電
源ON要求を発行すると、CPU11は非同期インタフェース1
3を経由して電源ON要求を認識し、遠隔地からの電源投
入処理ルーチン(以下リモートパワーON処理ルーチン)を
呼び出す。リモートパワーON処理ルーチンにおいてCPU1
1は電源制御信号生成部18に電源ON命令を発行すると(st
ep10)、電源制御信号生成部18からコネクタ31を経由し
てシステムボード30の電源インタフェース37へ電源ON信
号73がドライブされる。CPU11は電源ON命令を発行した
後非同期インタフェース13を制御して遠隔コンソール60
との通信を終了し、遠隔コンソール60とモデム15との回
線を切断する(step11)。切り換え信号72によりバス切換
え器17を非同期インタフェース13とバスインタフェース
及びバスモニタ16を接続するモード(本明細書では以下
これをスルーモードと呼ぶことにする)に切り換え、リ
モートパワーON処理ルーチンを終了する(step12)。
とモデム15を経由してサービスプロセッサボード10に電
源ON要求を発行すると、CPU11は非同期インタフェース1
3を経由して電源ON要求を認識し、遠隔地からの電源投
入処理ルーチン(以下リモートパワーON処理ルーチン)を
呼び出す。リモートパワーON処理ルーチンにおいてCPU1
1は電源制御信号生成部18に電源ON命令を発行すると(st
ep10)、電源制御信号生成部18からコネクタ31を経由し
てシステムボード30の電源インタフェース37へ電源ON信
号73がドライブされる。CPU11は電源ON命令を発行した
後非同期インタフェース13を制御して遠隔コンソール60
との通信を終了し、遠隔コンソール60とモデム15との回
線を切断する(step11)。切り換え信号72によりバス切換
え器17を非同期インタフェース13とバスインタフェース
及びバスモニタ16を接続するモード(本明細書では以下
これをスルーモードと呼ぶことにする)に切り換え、リ
モートパワーON処理ルーチンを終了する(step12)。
【0031】上記電源ON後、システムボード本体側のプ
ロセッサがブートするネットワークOSが立ち上がる時
は、既に非同期インタフェース13の制御信号郡はバスイ
ンタフェース及びバスモニタ16に接続されているため、
ネットワークOSはバス32、コネクタ31、バスインタフェ
ース及びバスモニタ16を経由して非同期インタフェース
13の存在を認識し、制御することが可能になる。従って
遠隔コンソール60はモデム15、非同期インタフェース1
3、バスインタフェース及びバスモニタ16を経由してOS
のサービスを受けることが可能になる。
ロセッサがブートするネットワークOSが立ち上がる時
は、既に非同期インタフェース13の制御信号郡はバスイ
ンタフェース及びバスモニタ16に接続されているため、
ネットワークOSはバス32、コネクタ31、バスインタフェ
ース及びバスモニタ16を経由して非同期インタフェース
13の存在を認識し、制御することが可能になる。従って
遠隔コンソール60はモデム15、非同期インタフェース1
3、バスインタフェース及びバスモニタ16を経由してOS
のサービスを受けることが可能になる。
【0032】また、図1において非同期インタフェース1
3の制御信号郡71とバスインタフェース及びバスモニタ1
6が接続されていることにより遠隔コンソール60がシス
テムボード30上で動作しているネットワークOSのサービ
スを受けることが可能な状態においてOSのユーザがシス
テムダウン命令を発行し、システムダウン後電源をOFF
にした場合は、サービスプロセッサボード10上のCPU11
がバスインタフェース及びバスモニタ16を経由してシス
テムボード30が電源OFFされたことを検知して図3に示す
電源OFF観測割り込み処理ルーチンを実行する。電源OFF
観測割り込み処理ルーチンにおいてCPU10はバス切換器1
7を非同期インタフェース13の制御信号郡71をCPU11に接
続するモード(以下これを本明細書ではSVP専用モードと
呼ぶことにする)に切り換える(step13)。CPU11は非同期
インタフェース13の制御信号郡71を介して非同期インタ
フェース13の初期設定を行い(step14)、完了すると非同
期インタフェース13を介してモデム15を制御し、遠隔コ
ンソールとの通信可能な状態にして(step15)電源OFF観
測割り込み処理ルーチンを終了しリターンする。
3の制御信号郡71とバスインタフェース及びバスモニタ1
6が接続されていることにより遠隔コンソール60がシス
テムボード30上で動作しているネットワークOSのサービ
スを受けることが可能な状態においてOSのユーザがシス
テムダウン命令を発行し、システムダウン後電源をOFF
にした場合は、サービスプロセッサボード10上のCPU11
がバスインタフェース及びバスモニタ16を経由してシス
テムボード30が電源OFFされたことを検知して図3に示す
電源OFF観測割り込み処理ルーチンを実行する。電源OFF
観測割り込み処理ルーチンにおいてCPU10はバス切換器1
7を非同期インタフェース13の制御信号郡71をCPU11に接
続するモード(以下これを本明細書ではSVP専用モードと
呼ぶことにする)に切り換える(step13)。CPU11は非同期
インタフェース13の制御信号郡71を介して非同期インタ
フェース13の初期設定を行い(step14)、完了すると非同
期インタフェース13を介してモデム15を制御し、遠隔コ
ンソールとの通信可能な状態にして(step15)電源OFF観
測割り込み処理ルーチンを終了しリターンする。
【0033】図4は本発明の第2の実施例を示す。図4の
実施例は大まかな構成や処理フローは図1の実施例と同
様であり、モデム15のインタフェースとして米国のEIA
がCCITTのV.24、V.28勧告に従って定めたシリアルイン
タフェースの規格であるRS-232Cインタフェースを用い
ている点が図1と異なる。
実施例は大まかな構成や処理フローは図1の実施例と同
様であり、モデム15のインタフェースとして米国のEIA
がCCITTのV.24、V.28勧告に従って定めたシリアルイン
タフェースの規格であるRS-232Cインタフェースを用い
ている点が図1と異なる。
【0034】図4において19はCPU11の専用RS232Cインタ
フェースであり、36はシステムボード30上で動作するOS
専用のRS232Cインタフェースである。モデム15はRS232C
ポートを介してRS232Cドライバ/レシーバ20に接続さ
れ、RS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェース信号
郡81はバス切換器17及びバッファ36を切り換えることに
よりサービスプロセッサボード10上のCPU11に接続され
る場合とシステムボード30上のRS232Cインタフェースに
接続される場合の2通りのモードをサポートできる。こ
こでいうRS232Cポート21、RS232Cドライバ/レシーバ2
0、RS232Cインタフェース19の詳細については例えばCQ
出版社の「トランジスタ技術SPECIAL NO.9 特集 パソコ
ン周辺機器インタフェース詳解」に示されている。図1
の実施例に示されるSVP専用モードを図4の実施例に採用
する際はRS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェース
信号郡81はRS232Cインタフェース19に接続され、システ
ムボード30上のRS232Cインタフェース35からは切り離さ
れる。また、図1の実施例に示されるスルーモードを図4
の実施例で採用する際はRS232Cドライバ/レシーバ20の
インタフェース信号郡81はシステムボード30上のRS232C
インタフェース35に接続され、サービスプロセッサボー
ド10上のRS232Cインタフェース19からは切り離される。
上記2つのモードへの切り換えのタイミングや2つのモ
ードの詳細は図1の実施例と同様であるためここでは省
略する。 図5は本発明の第3の実施例を示す。図5の実
施例の大まかな構成や処理フローは図4の実施例と同様
であり、図4におけるシステムボード30上のバッファ36
を削除し、そのかわりサービスプロセッサボード10上に
さらにRS232C インタフェース22を追加している。図5に
おいて追加されているRS232Cインタフェース22はスルー
モードの際にシステムボード30上で動作するOSがRS232C
ドライバ/レシーバ20、RS232Cポート21を経由してモデ
ム15にアクセスするために専用に制御するためのもので
ある。その場合RS232Cドライバ/レシーバ20のインタフ
ェース信号郡81はシステムボード30上で動作するOS専用
のRS232Cドライバ/レシーバ22に接続されている。同様
に図5の実施例において図1の実施例で示すSVP専用モー
ドの場合はRS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェー
ス信号郡81がRS232Cインタフェース19に接続される。上
記2つのモードの切り換えのタイミングや2つのモード
の詳細は図1の実施例と同様であるためここでは省略す
る。
フェースであり、36はシステムボード30上で動作するOS
専用のRS232Cインタフェースである。モデム15はRS232C
ポートを介してRS232Cドライバ/レシーバ20に接続さ
れ、RS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェース信号
郡81はバス切換器17及びバッファ36を切り換えることに
よりサービスプロセッサボード10上のCPU11に接続され
る場合とシステムボード30上のRS232Cインタフェースに
接続される場合の2通りのモードをサポートできる。こ
こでいうRS232Cポート21、RS232Cドライバ/レシーバ2
0、RS232Cインタフェース19の詳細については例えばCQ
出版社の「トランジスタ技術SPECIAL NO.9 特集 パソコ
ン周辺機器インタフェース詳解」に示されている。図1
の実施例に示されるSVP専用モードを図4の実施例に採用
する際はRS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェース
信号郡81はRS232Cインタフェース19に接続され、システ
ムボード30上のRS232Cインタフェース35からは切り離さ
れる。また、図1の実施例に示されるスルーモードを図4
の実施例で採用する際はRS232Cドライバ/レシーバ20の
インタフェース信号郡81はシステムボード30上のRS232C
インタフェース35に接続され、サービスプロセッサボー
ド10上のRS232Cインタフェース19からは切り離される。
上記2つのモードへの切り換えのタイミングや2つのモ
ードの詳細は図1の実施例と同様であるためここでは省
略する。 図5は本発明の第3の実施例を示す。図5の実
施例の大まかな構成や処理フローは図4の実施例と同様
であり、図4におけるシステムボード30上のバッファ36
を削除し、そのかわりサービスプロセッサボード10上に
さらにRS232C インタフェース22を追加している。図5に
おいて追加されているRS232Cインタフェース22はスルー
モードの際にシステムボード30上で動作するOSがRS232C
ドライバ/レシーバ20、RS232Cポート21を経由してモデ
ム15にアクセスするために専用に制御するためのもので
ある。その場合RS232Cドライバ/レシーバ20のインタフ
ェース信号郡81はシステムボード30上で動作するOS専用
のRS232Cドライバ/レシーバ22に接続されている。同様
に図5の実施例において図1の実施例で示すSVP専用モー
ドの場合はRS232Cドライバ/レシーバ20のインタフェー
ス信号郡81がRS232Cインタフェース19に接続される。上
記2つのモードの切り換えのタイミングや2つのモード
の詳細は図1の実施例と同様であるためここでは省略す
る。
【0035】図6は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図である。図6においてRS232Cインタフェース信号モ
ニタ部23はバスインタフェース及びバスモニタ16を介し
てシステムボード30からRS232Cインタフェース19への制
御要求を観測し、制御要求を検知した場合はその制御要
求を受け取り、CPU11に割り込みをかける。システムボ
ード30からはRS232Cインタフェース信号モニタ部23がRS
232Cインタフェース19そのものに見えるように動作す
る。RS232Cインタフェース信号モニタ部23はシステムボ
ード30からサービスプロセッサボード10上のRS232Cイン
タフェース19への書き込み、読みだし要求を擬似的にハ
ンドシェイクするためのレジスタを有する。
ク図である。図6においてRS232Cインタフェース信号モ
ニタ部23はバスインタフェース及びバスモニタ16を介し
てシステムボード30からRS232Cインタフェース19への制
御要求を観測し、制御要求を検知した場合はその制御要
求を受け取り、CPU11に割り込みをかける。システムボ
ード30からはRS232Cインタフェース信号モニタ部23がRS
232Cインタフェース19そのものに見えるように動作す
る。RS232Cインタフェース信号モニタ部23はシステムボ
ード30からサービスプロセッサボード10上のRS232Cイン
タフェース19への書き込み、読みだし要求を擬似的にハ
ンドシェイクするためのレジスタを有する。
【0036】図7はRS232Cインタフェース信号モニタ部2
3の内部構成を示す図である。図7において232はシステ
ムボード30からモデム15への送信データを一時的に保持
するレジスタ、233はモデム15からシステムボード30へ
の受信データを一時的に保持するレジスタ、234はシス
テムボード30から見たRS232Cインタフェースのステータ
スレジスタの擬似的な状態を保持するレジスタ、231はC
PU11からの信号とバスマスタインタフェース16からの信
号を観測しレジスタ232、233、234を制御したり、CPU11
へ割り込みをかけたりする制御回路である。86はRS232C
インタフェース信号モニタ部23からCPU11への割り込み
信号である。88はRS232Cインタフェース信号モニタ部23
からバス32への割り込み信号である。図8は図7の実施例
においてシステムボード30からモデム15へデータの送信
要求が発生した場合の処理フローを示す図である。
3の内部構成を示す図である。図7において232はシステ
ムボード30からモデム15への送信データを一時的に保持
するレジスタ、233はモデム15からシステムボード30へ
の受信データを一時的に保持するレジスタ、234はシス
テムボード30から見たRS232Cインタフェースのステータ
スレジスタの擬似的な状態を保持するレジスタ、231はC
PU11からの信号とバスマスタインタフェース16からの信
号を観測しレジスタ232、233、234を制御したり、CPU11
へ割り込みをかけたりする制御回路である。86はRS232C
インタフェース信号モニタ部23からCPU11への割り込み
信号である。88はRS232Cインタフェース信号モニタ部23
からバス32への割り込み信号である。図8は図7の実施例
においてシステムボード30からモデム15へデータの送信
要求が発生した場合の処理フローを示す図である。
【0037】図6の実施例においてシステムボード30か
らモデム15へデータの送信要求が発生すると、制御回路
231はバス32からの送信データを送信レジスタ233へ取り
込み(step30)、ステータスレジスタ234のデータ送信済
みビットをクリアし(step31)、割り込み信号86をドライ
ブしてサービスプロセッサボード10上のCPU11に割り込
みをかける(step32)。システムボード30上で動作するネ
ットワークオぺレーティングシステムは上記ステータス
レジスタ234のデータ送信済みビットがクリアされてい
る状態を認識すると、データの送信がまだ完了していな
いと判断する。このステータスレジスタ234やデータ送
信済みビットに関する詳細の説明は例えばCQ出版社の
「トランジスタ技術SPECIAL NO.9 特集 パソコン周辺機
器インタフェース詳解」に示されている。CPU11からの
送信データリード要求を観測すると、制御回路231は送
信データレジスタ233内に保持されている送信データをC
PU11へ転送する(step34)。制御回路231はステータスレ
ジスタ234のデータ送信済みビットをセットする(step3
5)。システムボード30上で動作するOSは上記データ送信
済みビットがセットされている状態を認識すると、送信
データの転送が完了したと判断する。システムボード30
からの送信ルーチンを終了し、リターンする。
らモデム15へデータの送信要求が発生すると、制御回路
231はバス32からの送信データを送信レジスタ233へ取り
込み(step30)、ステータスレジスタ234のデータ送信済
みビットをクリアし(step31)、割り込み信号86をドライ
ブしてサービスプロセッサボード10上のCPU11に割り込
みをかける(step32)。システムボード30上で動作するネ
ットワークオぺレーティングシステムは上記ステータス
レジスタ234のデータ送信済みビットがクリアされてい
る状態を認識すると、データの送信がまだ完了していな
いと判断する。このステータスレジスタ234やデータ送
信済みビットに関する詳細の説明は例えばCQ出版社の
「トランジスタ技術SPECIAL NO.9 特集 パソコン周辺機
器インタフェース詳解」に示されている。CPU11からの
送信データリード要求を観測すると、制御回路231は送
信データレジスタ233内に保持されている送信データをC
PU11へ転送する(step34)。制御回路231はステータスレ
ジスタ234のデータ送信済みビットをセットする(step3
5)。システムボード30上で動作するOSは上記データ送信
済みビットがセットされている状態を認識すると、送信
データの転送が完了したと判断する。システムボード30
からの送信ルーチンを終了し、リターンする。
【0038】図9は図6の実施例においてモデム15からの
受信データをCPU11から受け取りシステムボード30へ転
送する際の処理フローを示す。CPU11はモデム15からの
受信データを受け取ると、RS232Cインタフェース信号モ
ニタ部23へその受信データを書き込む要求を生成する。
制御回路231はCPU11からの受信データの書き込み要求を
検知すると、バスインタフェース受信ルーチンを呼び出
し、CPU11からの受信データを受信データレジスタ232に
取り込み(step40)、ステータスレジスタ234の受信デー
タレジスタリード済みビットをクリアする(step41)。RS
232Cインタフェース信号モニタ部23はCPU11から受信デ
ータを受け取ると、バス32への割り込み信号88をドライ
ブする。システムボード30上で動作するネットワークOS
は上記割り込みによりRS232Cインタフェース19がデータ
を受信したことを認識する。また上記ステータスレジス
タ234の受信データレジスタリード済みビットがクリア
されている状態を認識すると、受信データがまだ受信デ
ータレジスタ232に保持されたままでリードされていな
いと判断する。制御回路231の処理フローはstep42に進
みバス32からの受信データリードサイクルを観測するま
でstep42を繰り返す。step42においてバス32からの受信
データリードサイクルを観測すると、step43に進みバス
32に受信データレジスタ232内に保持してある受信デー
タを転送する(step43)。制御回路231はステータスレジ
スタ234の受信データレジスタリード済みビットをセッ
トする(step44)。システムボード30上で動作するOSは上
記受信データレジスタリード済みビットがセットされて
いる状態を認識すると、受信データの読み出しが完了し
たと判断する。制御回路231はバスインタフェース受信
ルーチンを完了しリターンする。
受信データをCPU11から受け取りシステムボード30へ転
送する際の処理フローを示す。CPU11はモデム15からの
受信データを受け取ると、RS232Cインタフェース信号モ
ニタ部23へその受信データを書き込む要求を生成する。
制御回路231はCPU11からの受信データの書き込み要求を
検知すると、バスインタフェース受信ルーチンを呼び出
し、CPU11からの受信データを受信データレジスタ232に
取り込み(step40)、ステータスレジスタ234の受信デー
タレジスタリード済みビットをクリアする(step41)。RS
232Cインタフェース信号モニタ部23はCPU11から受信デ
ータを受け取ると、バス32への割り込み信号88をドライ
ブする。システムボード30上で動作するネットワークOS
は上記割り込みによりRS232Cインタフェース19がデータ
を受信したことを認識する。また上記ステータスレジス
タ234の受信データレジスタリード済みビットがクリア
されている状態を認識すると、受信データがまだ受信デ
ータレジスタ232に保持されたままでリードされていな
いと判断する。制御回路231の処理フローはstep42に進
みバス32からの受信データリードサイクルを観測するま
でstep42を繰り返す。step42においてバス32からの受信
データリードサイクルを観測すると、step43に進みバス
32に受信データレジスタ232内に保持してある受信デー
タを転送する(step43)。制御回路231はステータスレジ
スタ234の受信データレジスタリード済みビットをセッ
トする(step44)。システムボード30上で動作するOSは上
記受信データレジスタリード済みビットがセットされて
いる状態を認識すると、受信データの読み出しが完了し
たと判断する。制御回路231はバスインタフェース受信
ルーチンを完了しリターンする。
【0039】図10は制御回路231がCPU11の信号やバス32
の信号を観測し状況に応じてバスインタフェース送信ル
ーチン、受信ルーチンを呼び出して実行する処理フロー
を示す。図10にいて制御回路231はCPU11あるいはバス32
からRS232Cインタフェース信号モニタ部へのアクセス要
求を観測し(step50)、いずれの要求も検知しない限りst
ep50を繰り返す。step50においてバス32からモデム15へ
の送信要求を検知すると、step52へ進み図8に示すバス
インタフェース送信ルーチンを実行する。step50におい
てCPU11からバス32へのデータの受信要求を検知するとs
tep51へ進み、図9に示すバスインタフェース受信ルーチ
ンを実行する。step51、step52それぞれの処理が完了す
ると、step50に戻り、次の処理要求を待つ。
の信号を観測し状況に応じてバスインタフェース送信ル
ーチン、受信ルーチンを呼び出して実行する処理フロー
を示す。図10にいて制御回路231はCPU11あるいはバス32
からRS232Cインタフェース信号モニタ部へのアクセス要
求を観測し(step50)、いずれの要求も検知しない限りst
ep50を繰り返す。step50においてバス32からモデム15へ
の送信要求を検知すると、step52へ進み図8に示すバス
インタフェース送信ルーチンを実行する。step50におい
てCPU11からバス32へのデータの受信要求を検知するとs
tep51へ進み、図9に示すバスインタフェース受信ルーチ
ンを実行する。step51、step52それぞれの処理が完了す
ると、step50に戻り、次の処理要求を待つ。
【0040】図11はCPU11がRS232Cインタフェース19か
らの割り込みあるいはRS232Cインタフェース信号モニタ
部23からの割り込みを受けた場合の処理フローを示す図
である。CPU11は上記2つの割り込みの何れかを受ける
と、図11に示すRS232Cインタフェース受信/送信割り込
み処理ルーチンを呼び出す。上記割り込み処理ルーチン
においてまずstep60に進み、RS232Cインタフェース19か
らの受信割り込み要求の場合はstep63 に進み、RS232C
インタフェース信号モニタ部23からの送信割り込みの場
合はstep61に進む。step61においてRS232Cインタフェー
ス信号モニタ部23の送信データレジスタ233に保持され
ているバス32からの送信データをリードし(step61)、RS
232Cインタフェース19内のデータレジスタにバス32から
の送信データを書き込む。割り込み処理を終了しリター
ンする。一方RS232Cインタフェース19からの受信割り込
み要求の場合はstep63においてRS232Cインタフェース19
のデータバッファから受信データを読みだし、その受信
データをバスインタフェース信号モニタ部23へ書き込む
(step64)。step64を完了すると割り込み処理を終了しリ
ターンする。
らの割り込みあるいはRS232Cインタフェース信号モニタ
部23からの割り込みを受けた場合の処理フローを示す図
である。CPU11は上記2つの割り込みの何れかを受ける
と、図11に示すRS232Cインタフェース受信/送信割り込
み処理ルーチンを呼び出す。上記割り込み処理ルーチン
においてまずstep60に進み、RS232Cインタフェース19か
らの受信割り込み要求の場合はstep63 に進み、RS232C
インタフェース信号モニタ部23からの送信割り込みの場
合はstep61に進む。step61においてRS232Cインタフェー
ス信号モニタ部23の送信データレジスタ233に保持され
ているバス32からの送信データをリードし(step61)、RS
232Cインタフェース19内のデータレジスタにバス32から
の送信データを書き込む。割り込み処理を終了しリター
ンする。一方RS232Cインタフェース19からの受信割り込
み要求の場合はstep63においてRS232Cインタフェース19
のデータバッファから受信データを読みだし、その受信
データをバスインタフェース信号モニタ部23へ書き込む
(step64)。step64を完了すると割り込み処理を終了しリ
ターンする。
【0041】図12は本発明の第5の実施例を示すブロッ
ク図である。図12においてバス32に接続されるフェイル
セイフタイマ53はタイマを内蔵し、タイマがカウントア
ップし満了するとコネクタ31を経由してサービスプロセ
ッサボード10上のCPU11に割り込みをかける割り込み信
号89をドライブする機能を有する。システムボード30上
で動作するOSは定期的にこのフェイルセイフタイマ53を
リセットすればタイマが満了することによるCPU11への
割り込みが生成されない。一方上記OSが暴走すると上記
タイマをリセットすることができなくなり、タイマが満
了してCPU11に割り込みが生成される。このメカニズム
によってCPU11はシステムボード30上で動作するOSの暴
走を検知できる。このフェイルセイフタイマ53の機能に
ついては例えばBCPR Services, Inc.から提供されてい
るEISA SPECIFICATION Version 3.12 の292頁に示され
ている。図13は図12の実施例においてスルーモードで動
作中にOSが暴走し上記フェイルセイフタイマ53によりCP
U11に割り込みが生成された際のCPU11の割り込み処理ル
ーチンの処理フローを示す図である。OSの暴走によりCP
U11に割り込みが生成されると、CPU11は図13のサーバ暴
走時割り込み処理ルーチンを呼び出し、バス切換器17を
SVP専用モードに切り換える(step20)。step20後、非同
期インタフェース13をリセットし(step21)、非同期イン
タフェース13の初期化を行い、モデム15を制御可能な状
態にする(step22)。step23に進み、モデム15を制御し、
遠隔コンソール60にサーバの暴走を通報する。サーバ暴
走時割り込み処理ルーチンが完了のためリターンする。
上記サーバ暴走割り込み処理ルーチンにより遠隔コンソ
ール60はOS暴走後はサービスプロセッサボード10のCPU1
1と通信可能状態になり、CPU11にシステムボード30すな
わちサーバ本体のリセット命令を発行することができ
る。ゆえに暴走したOSが再起動し、遠隔コンソール60が
再びOSのサービスを受けることが可能になる。なお、CP
U11がシステムボード30をリセットする方式については
本発明とは直接関係しないため省略する。
ク図である。図12においてバス32に接続されるフェイル
セイフタイマ53はタイマを内蔵し、タイマがカウントア
ップし満了するとコネクタ31を経由してサービスプロセ
ッサボード10上のCPU11に割り込みをかける割り込み信
号89をドライブする機能を有する。システムボード30上
で動作するOSは定期的にこのフェイルセイフタイマ53を
リセットすればタイマが満了することによるCPU11への
割り込みが生成されない。一方上記OSが暴走すると上記
タイマをリセットすることができなくなり、タイマが満
了してCPU11に割り込みが生成される。このメカニズム
によってCPU11はシステムボード30上で動作するOSの暴
走を検知できる。このフェイルセイフタイマ53の機能に
ついては例えばBCPR Services, Inc.から提供されてい
るEISA SPECIFICATION Version 3.12 の292頁に示され
ている。図13は図12の実施例においてスルーモードで動
作中にOSが暴走し上記フェイルセイフタイマ53によりCP
U11に割り込みが生成された際のCPU11の割り込み処理ル
ーチンの処理フローを示す図である。OSの暴走によりCP
U11に割り込みが生成されると、CPU11は図13のサーバ暴
走時割り込み処理ルーチンを呼び出し、バス切換器17を
SVP専用モードに切り換える(step20)。step20後、非同
期インタフェース13をリセットし(step21)、非同期イン
タフェース13の初期化を行い、モデム15を制御可能な状
態にする(step22)。step23に進み、モデム15を制御し、
遠隔コンソール60にサーバの暴走を通報する。サーバ暴
走時割り込み処理ルーチンが完了のためリターンする。
上記サーバ暴走割り込み処理ルーチンにより遠隔コンソ
ール60はOS暴走後はサービスプロセッサボード10のCPU1
1と通信可能状態になり、CPU11にシステムボード30すな
わちサーバ本体のリセット命令を発行することができ
る。ゆえに暴走したOSが再起動し、遠隔コンソール60が
再びOSのサービスを受けることが可能になる。なお、CP
U11がシステムボード30をリセットする方式については
本発明とは直接関係しないため省略する。
【0042】図15は本発明を1つのシステムボード30上
で実現する実施例を示す。図15の実施例では、システム
ボード30が正常に動作している場合は非同期インタフェ
ース13の制御信号71がバス切換器17を介してバスインタ
フェース及びバスモニタ16に接続され、システムボード
上のCPU50が制御することにより遠隔コンソール60に対
してサービスを提供する。図15においてCPU11が障害要
素モニタ部14を介してシステムボード上の障害発生を検
知すると、非同期インタフェース13の制御信号71をCPU1
1に接続するようにバス切換器17を切り換える。前記切
り換えが完了するとCPU11は非同期インタフェース13を
制御し、遠隔コンソール60にシステムボード30上の障害
発生を通報する。前記障害通報が完了すると、CPU11は
非同期インタフェース13の制御信号71をバスインタフェ
ース及びバスモニタ16に接続するようにバス切換器17を
切り換え、リセット信号生成部110を制御してシステム
ボード30をリセットする。111はシステムボード上のリ
セット信号群である。
で実現する実施例を示す。図15の実施例では、システム
ボード30が正常に動作している場合は非同期インタフェ
ース13の制御信号71がバス切換器17を介してバスインタ
フェース及びバスモニタ16に接続され、システムボード
上のCPU50が制御することにより遠隔コンソール60に対
してサービスを提供する。図15においてCPU11が障害要
素モニタ部14を介してシステムボード上の障害発生を検
知すると、非同期インタフェース13の制御信号71をCPU1
1に接続するようにバス切換器17を切り換える。前記切
り換えが完了するとCPU11は非同期インタフェース13を
制御し、遠隔コンソール60にシステムボード30上の障害
発生を通報する。前記障害通報が完了すると、CPU11は
非同期インタフェース13の制御信号71をバスインタフェ
ース及びバスモニタ16に接続するようにバス切換器17を
切り換え、リセット信号生成部110を制御してシステム
ボード30をリセットする。111はシステムボード上のリ
セット信号群である。
【0043】図14は障害要素モニタ部14の内部構成を示
す図である。障害要素モニタ部14はシステムボードの周
囲温度が異常に高くなったことを示す温度異常信号14
1、システムボード30の周囲を冷却するファンが停止し
ていることを示すファン停止信号142、修復可能なディ
スクエラーが発生したことを示す修復可能エラー信号14
3を示す。ここで修復可能なディスクエラーとは、例え
ば、ハードディスクが複数のディスクから構成されるフ
ァイルシステムであるRAID(Redundant Arrays of Inexp
ensive Disks)に代表されるディスクアレイシステムな
どは1つのドライブが障害を起こしても残りの正常動作
するドライブがそれを補うように動作することにより、
ユーザに対しては前記障害を全く意識させずに、システ
ム全体の動作に全く影響を与えないようなものである。
修復不可能なディスクエラーが発生したことを示す修復
不可能エラー信号144、メモリエラーが発生したことを
示すメモリエラー信号145、バス上でエラーが発生した
ことを示すバスエラー信号146を入力信号とし、前記エ
ラー信号の何れかが有効になるとORゲート素子147を介
してCPU11に対しエラー通知信号148を発行する。149は
個々のエラー信号の情報を保持するエラー情報保持レジ
スタである。CPU11はエラー通知信号148により障害が発
生したことを検知すると、エラー保持レジスタ149から
出力されるエラー情報信号群150よりどの障害が発生し
たかを認識する。前記障害情報を認識すると、CPU11は
クリア信号151によりエラー保持レジスタ149をクリアす
る。
す図である。障害要素モニタ部14はシステムボードの周
囲温度が異常に高くなったことを示す温度異常信号14
1、システムボード30の周囲を冷却するファンが停止し
ていることを示すファン停止信号142、修復可能なディ
スクエラーが発生したことを示す修復可能エラー信号14
3を示す。ここで修復可能なディスクエラーとは、例え
ば、ハードディスクが複数のディスクから構成されるフ
ァイルシステムであるRAID(Redundant Arrays of Inexp
ensive Disks)に代表されるディスクアレイシステムな
どは1つのドライブが障害を起こしても残りの正常動作
するドライブがそれを補うように動作することにより、
ユーザに対しては前記障害を全く意識させずに、システ
ム全体の動作に全く影響を与えないようなものである。
修復不可能なディスクエラーが発生したことを示す修復
不可能エラー信号144、メモリエラーが発生したことを
示すメモリエラー信号145、バス上でエラーが発生した
ことを示すバスエラー信号146を入力信号とし、前記エ
ラー信号の何れかが有効になるとORゲート素子147を介
してCPU11に対しエラー通知信号148を発行する。149は
個々のエラー信号の情報を保持するエラー情報保持レジ
スタである。CPU11はエラー通知信号148により障害が発
生したことを検知すると、エラー保持レジスタ149から
出力されるエラー情報信号群150よりどの障害が発生し
たかを認識する。前記障害情報を認識すると、CPU11は
クリア信号151によりエラー保持レジスタ149をクリアす
る。
【0044】図16はCPU11が障害発生を検知した場合に
実行する障害観測処理ルーチンの1実施例を示す処理フ
ローである。CPU11はエラー通知信号148により障害発生
を検知すると、図16に示す障害観測処理ルーチンを呼び
出す。CPU11はまずエラー情報保持レジスタ149をリード
し(step70)、障害の内容を認識する(step71)。step71に
おいて温度異常やファン停止を認識した場合はSVP専用
モードに切り換え、CPU11専用メモリ160内の温度、ファ
ン情報を更新し、遠隔コンソール60に障害の内容を通報
する(step72)と、リターンする。step71において温度異
常やファン停止でない場合ば、step73に進み読み出した
エラー情報保持レジスタ149の内容からディスクなどの
修復可能なエラーか否かをチェックする(step73)。step
73において修復可能なエラーの場合はあえて電話回線を
介して遠隔地のユーザに通報する必要はないため通報を
省略する。step74に進み、CPU11専用メモリ160内のエラ
ー情報を更新するとリターンする。step73において修復
不可能なエラーの場合は、システムボードのリセット処
理の回数を表す変数COUNTがNより大きいか否かを判定す
る。Nは1以上の任意の整数である。COUNTに示される値
はCPU11専用メモリ160内に保持される。またCOUNTに示
される値はCPU11が電源ON後処理を開始する際には初期
値0にセットされる。step75においてCOUNTに示される値
がNより大きい場合は、step76に進み、SVP専用モードに
切り換え、遠隔コンソール60に障害情報を通報し、CPU1
1専用メモリ160内のエラー情報を更新する。また、step
76においてCOUNTに示される値を0にクリアする。step76
の処理を完了するとリターンする。step75においてCOUN
Tに示される値がN以下の場合はstep77に進み、システム
ボード30をリセットし、COUNTに示される値に1を加算
し、CPU11専用メモリ160内のエラー情報を更新するとリ
ターンする。
実行する障害観測処理ルーチンの1実施例を示す処理フ
ローである。CPU11はエラー通知信号148により障害発生
を検知すると、図16に示す障害観測処理ルーチンを呼び
出す。CPU11はまずエラー情報保持レジスタ149をリード
し(step70)、障害の内容を認識する(step71)。step71に
おいて温度異常やファン停止を認識した場合はSVP専用
モードに切り換え、CPU11専用メモリ160内の温度、ファ
ン情報を更新し、遠隔コンソール60に障害の内容を通報
する(step72)と、リターンする。step71において温度異
常やファン停止でない場合ば、step73に進み読み出した
エラー情報保持レジスタ149の内容からディスクなどの
修復可能なエラーか否かをチェックする(step73)。step
73において修復可能なエラーの場合はあえて電話回線を
介して遠隔地のユーザに通報する必要はないため通報を
省略する。step74に進み、CPU11専用メモリ160内のエラ
ー情報を更新するとリターンする。step73において修復
不可能なエラーの場合は、システムボードのリセット処
理の回数を表す変数COUNTがNより大きいか否かを判定す
る。Nは1以上の任意の整数である。COUNTに示される値
はCPU11専用メモリ160内に保持される。またCOUNTに示
される値はCPU11が電源ON後処理を開始する際には初期
値0にセットされる。step75においてCOUNTに示される値
がNより大きい場合は、step76に進み、SVP専用モードに
切り換え、遠隔コンソール60に障害情報を通報し、CPU1
1専用メモリ160内のエラー情報を更新する。また、step
76においてCOUNTに示される値を0にクリアする。step76
の処理を完了するとリターンする。step75においてCOUN
Tに示される値がN以下の場合はstep77に進み、システム
ボード30をリセットし、COUNTに示される値に1を加算
し、CPU11専用メモリ160内のエラー情報を更新するとリ
ターンする。
【0045】図17は本発明をETHERNETのネットワークコ
ントローラボードに採用した場合の実施例を示す図であ
る。図17のLANボード110とETHERNET120とのインタフェ
ースであるETHERNETトランシーバ112の制御信号116は、
システムボード30が正常に動作している場合は通信プロ
セッサ113に接続されるようにバス切替器111が設定され
ている。システムボード30が正常に動作している場合は
通信プロセッサ113がバスインタフェース115及びコネク
タ31を介してシステムボード30上のメインCPU50と通信
し、ETHERNETトランシーバ112を制御することによってE
THERNET120に接続する遠隔コンソール60や61と通信す
る。114は通信プロセッサ113が実行するプログラムが保
持される専用メモリである。CPU11は障害要素モニタ部1
4やフェールセイフタイマ53よりシステムボード30上の
障害発生やシステムボード30上で動作するOSの暴走を検
知すると、ETHERNETトランシーバ112の制御信号116をCP
U11に接続するようにバス切替器111を切り替える。CPU1
1はETHERNETトランシーバ112の制御権を獲得すると、遠
隔コンソール60や61に障害発生やOSの暴走を通報する。
障害要素モニタ部14やフェールセイフタイマ53について
は図14や図12の説明で詳しく示している通りであり、こ
こでは省略する。
ントローラボードに採用した場合の実施例を示す図であ
る。図17のLANボード110とETHERNET120とのインタフェ
ースであるETHERNETトランシーバ112の制御信号116は、
システムボード30が正常に動作している場合は通信プロ
セッサ113に接続されるようにバス切替器111が設定され
ている。システムボード30が正常に動作している場合は
通信プロセッサ113がバスインタフェース115及びコネク
タ31を介してシステムボード30上のメインCPU50と通信
し、ETHERNETトランシーバ112を制御することによってE
THERNET120に接続する遠隔コンソール60や61と通信す
る。114は通信プロセッサ113が実行するプログラムが保
持される専用メモリである。CPU11は障害要素モニタ部1
4やフェールセイフタイマ53よりシステムボード30上の
障害発生やシステムボード30上で動作するOSの暴走を検
知すると、ETHERNETトランシーバ112の制御信号116をCP
U11に接続するようにバス切替器111を切り替える。CPU1
1はETHERNETトランシーバ112の制御権を獲得すると、遠
隔コンソール60や61に障害発生やOSの暴走を通報する。
障害要素モニタ部14やフェールセイフタイマ53について
は図14や図12の説明で詳しく示している通りであり、こ
こでは省略する。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に記載されるような効果を奏する。情報処理システ
ムは、システムボードの管理を行うサービスプロセッサ
からの切換信号に基づいてモデムを制御する非同期イン
タフェースの制御信号を切換手段により前記システムボ
ードかサービスプロセッサが行うよう切換えることで、
一組の通信回線とモデムのみで、外部のクライアントに
対してサービスを提供することができるため非常に経済
的である。
以下に記載されるような効果を奏する。情報処理システ
ムは、システムボードの管理を行うサービスプロセッサ
からの切換信号に基づいてモデムを制御する非同期イン
タフェースの制御信号を切換手段により前記システムボ
ードかサービスプロセッサが行うよう切換えることで、
一組の通信回線とモデムのみで、外部のクライアントに
対してサービスを提供することができるため非常に経済
的である。
【0047】また、サービスプロセッサは、バスモニタ
または障害要素モニタ部からの障害通知情報が入力され
ると切換手段に切換信号を発し、通信装置と接続した
後、システムボードの回復を図り、障害が回復すると通
信装置の制御をシステムボードに行わせる切換信号を切
換手段に発することにより、遠隔地のユーザは障害発生
時においても回線が切断されずに継続してシステムボー
ドの障害を把握することができ、システムボードの障害
回復処理の迅速化を図ることができる。
または障害要素モニタ部からの障害通知情報が入力され
ると切換手段に切換信号を発し、通信装置と接続した
後、システムボードの回復を図り、障害が回復すると通
信装置の制御をシステムボードに行わせる切換信号を切
換手段に発することにより、遠隔地のユーザは障害発生
時においても回線が切断されずに継続してシステムボー
ドの障害を把握することができ、システムボードの障害
回復処理の迅速化を図ることができる。
【0048】また、サービスプロセッサは、システムボ
ードの電源がが落ちていても遠隔地のユーザからのシス
テムボード電源のON要求情報に基づいて入命令を電源
インタフェースに送ることによりシステムボードに電源
を供給できる。そのため、通常はシステムボードの電源
を落しておき遠隔地のユーザからの要求時のみシステム
ボードを起動すればシステムボードによってシステムボ
ードの消費電力を節約することができる。特に、ユーザ
からのアクセスが頻繁に行なわれる時間帯にのみ、情報
処理装置に電力を供給しておき、真夜中などユーザから
のアクセスが少ない時間帯には電力を切っておけば、ユ
ーザへの24時間サービスが可能であって、かつ、消費
電力の低減を図ることができる。
ードの電源がが落ちていても遠隔地のユーザからのシス
テムボード電源のON要求情報に基づいて入命令を電源
インタフェースに送ることによりシステムボードに電源
を供給できる。そのため、通常はシステムボードの電源
を落しておき遠隔地のユーザからの要求時のみシステム
ボードを起動すればシステムボードによってシステムボ
ードの消費電力を節約することができる。特に、ユーザ
からのアクセスが頻繁に行なわれる時間帯にのみ、情報
処理装置に電力を供給しておき、真夜中などユーザから
のアクセスが少ない時間帯には電力を切っておけば、ユ
ーザへの24時間サービスが可能であって、かつ、消費
電力の低減を図ることができる。
【0049】さらに、本発明の通信サービスボードは、
既存のサービスプロセッサボードを有しない情報処理装
置にも、情報処理装置の外部と信号を入出力する接続端
子を利用して、通信サービスボードを接続することによ
り容易に通信サービス機能を付加できる。
既存のサービスプロセッサボードを有しない情報処理装
置にも、情報処理装置の外部と信号を入出力する接続端
子を利用して、通信サービスボードを接続することによ
り容易に通信サービス機能を付加できる。
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1のCPU11のリモートパワーON処理ルーチ
ンのフローを示す図である。
ンのフローを示す図である。
【図3】図1のCPU11の電源OFF観測割込み処理ルー
チンのフローを示す図である。
チンのフローを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図7】図6のRS232Cインタフェース信号モニタ部の内
部構成を示すブロック図である。
部構成を示すブロック図である。
【図8】図6のRS232Cインタフェース信号モニタ部の処
理フローを示す図である。
理フローを示す図である。
【図9】図6のRS232Cインタフェース信号モニタ部の処
理フローを示す図である。
理フローを示す図である。
【図10】図6のRS232Cインタフェース信号モニタ部の
処理フローを示す図である。
処理フローを示す図である。
【図11】図6のCPU11が実行するRS232Cインタフェース
送信/受信割り込み処理ルーチンの処理フローを示す図
である。
送信/受信割り込み処理ルーチンの処理フローを示す図
である。
【図12】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図13】図12の実施例におけるCPU11が実行するサー
バ暴走時割り込み処理ルーチンの処理フローを示す図で
ある。
バ暴走時割り込み処理ルーチンの処理フローを示す図で
ある。
【図14】障害要素モニタ部の内部構成を示す図であ
る。
る。
【図15】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図16】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図17】本発明の第7の実施例を示す図である。
10・・・サービスプロセッサボード 11、50・・・CPU 13・・・非同期インタフェース 14・・・障害要素モニタ部 15・・・モデム 16・・・バスインタフェース及びバスモニタ 17・・・バス切替器 18・・・電源制御信号生成部 30・・・システムボード 31・・・コネクタ 32・・・バス 37・・・電源インタフェース 51・・・主記憶装置 52・・・ブリッジ 54・・・ホストバス 60・・・遠隔コンソール 70・・・電話回線 71・・・非同期インタフェース制御信号郡 72・・・バス切替器制御信号 100・・・24時間通電電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 隆一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 宮川 祐史 愛知県尾張市晴丘町池上1番地株式会社日 立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 桜井 茂 愛知県尾張市晴丘町池上1番地株式会社日 立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 鈴木 通之 愛知県名古屋市中区栄三丁目10番22号日立 中部ソフトウェア株式会社内 (72)発明者 大手 一郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】通信回線を介して外部の端末と通信するた
めの通信装置と、前記通信装置を介して前記外部の端末
との通信を行う情報処理装置と、前記情報処理装置の管
理を行う処理手段とを備え、前記情報処理装置及び処理
手段の少なくとも一方が前記通信装置の制御を行うこと
を特徴とする情報処理システム。 - 【請求項2】通信回線を介して外部の端末と通信するた
めの通信装置と、 前記通信装置を介して前記外部の端末との通信を行う情
報処理装置と、前記情報処理装置の管理を行う処理手段
と、前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信装
置の制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも
一方が行うよう切り換える切換手段を備えたことを特徴
とする情報処理システム。 - 【請求項3】請求項2の情報処理システムであって、 前記切換手段は前記通信装置と前記情報処置装置及び処
理手段の少なくとも一方のバスに接続するバス切換器で
あることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項4】通信回線を介して外部の端末と通信するた
めの通信装置と、 前記通信装置に接続された処理手段と、 前記処理手段に接続され前記外部の端末との通信を行う
情報処理装置とを有し、 前記処理手段は前記情報処理装置の管理を行うと共に、
前記情報処理装置からの送受信要求に基づいて前記通信
装置の制御を行うことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項5】通信回線を介して外部の端末と通信するた
めの通信装置と、 前記通信装置を介して前記外部の端末との通信を行う情
報処理装置と、 前記情報処理装置に電力を供給する電力供給手段と、 前記情報処理装置の管理行う処理手段と、 前記処理手段と接続され前記処理手段からの入切命令に
より前記情報処理装置の電源の入切を行う電源装置を備
えたことを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項6】請求項5記載の情報処理システムにおい
て、前記情報処理装置の電源が入から切の状態に切り換
わったことを前記処理手段が検知すると前記処理手段は
前記切換手段に切換信号を発すことよって前記通信装置
の制御を前記情報処理装置から前記処理手段が行うよう
に前記切換手段が切り換えることを特徴とした情報処理
システム。 - 【請求項7】請求項5記載のの情報処理システムにおい
て、 前記情報処理装置の電源が切から入の状態に切り換わっ
たことを前記処理手段が検知すると前記処理手段は前記
切換手段に切換信号を発することよって前記通信装置の
制御を前記処理手段から前記情報処理装置が行うように
前記切換手段が切り換えることを特徴とした情報処理シ
ステム。 - 【請求項8】請求項5記載の情報処理システムにおい
て、 前記処理手段は前記外部の端末からの前記電源装置を入
または切に切換える要求情報に基づいて前記電源装置に
入切命令を送ることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項9】請求項5記載の情報処理システムにおい
て、 前記情報処理装置の障害を検知し、障害の旨を前記処理
手段に通知する障害検知手段を備え、 前記処理手段は前記障害検知手段により障害が通知され
ると前記切換手段に切換信号を発し、前記切換手段は前
記通信装置の制御を前記処理手段が行うように切り換え
ることを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項10】通信回線を介して外部の端末と通信する
ための通信装置と、 前記通信装置を介して前記外部の端末との通信を行う情
報処理装置と、 前記情報処理装置の障害を検知する障害検知手段と、 前記情報処理装置を管理する処理手段と、 前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信装置の
制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方
が行うよう切り換える切換手段とを備え、 前記処理手段は、前記障害検知手段からの障害情報が入
力されると前記切換手段に第1の切換信号を発し、前記
情報処理装置の回復を図り、該障害が回復すると前記通
信装置の制御を前記情報処理装置に行わせるよう第2の
切換信号を前記切換手段に発することを特徴とする情報
処理システム。 - 【請求項11】請求項10記載の情報処理システムにお
いて、 前記情報処理装置に発生した障害の種類と前記処理手段
によりなされた各障害ごとの回復処理実行回数を保持す
る保持手段を備え、 前記処理手段は前記保持手段により保持された回復処理
実行回数が設定された値を超えると前記通信装置の制御
を前記処理手段が行うよう前記切換手段に切換信号を発
し、前記処理手段は前記障害の種類と回復処理実行回数
を前記通信装置を介して前記外部の端末に通報すること
を特徴とする情報処理システム。 - 【請求項12】請求項10記載の情報処理システムにお
いて、 前記処理手段は、前記障害の種類が前記情報処理装置上
で実行されているオペレーティングシステムの暴走であ
って回復処理実行後に再度前記暴走が検知された場合及
び、前記障害の種類に基づいて判断した回復不可能な障
害時にのみ前記通信装置の制御を前記処理手段が行うよ
う前記切換手段に切換信号を発し、前記処理手段は前記
障害の種類を前記通信装置を介して前記外部の端末に通
報することを特徴とする情報処理システム。 - 【請求項13】通信回線を介して外部の端末と通信する
ための通信装置と、 前記通信装置を介して前記外部の端末との通信を行う情
報処理装置と、 外部と入出力を行う接続端子を備えた情報処理システム
において、 前記情報処理装置の障害を検知する障害検知手段と、 前記情報処理装置を管理する処理手段と、 前記処理手段からの切換信号に基づいて前記通信装置の
制御を前記情報処理装置及び処理手段の少なくとも一方
が行うよう切り換える切換手段とを有し、 前記接続端子に接続する通信サービスボードと、 前記通信サービスボードに常時通電する電力供給手段と
を備え、 前記処理手段は、前記障害検知手段からの障害通知情報
が入力されると前記通信装置の制御を前記処理手段が行
うよう第1の切換信号を前記切換手段に発し、前記情報
処理装置の回復を図り、該障害が回復すると前記通信装
置の制御を前記情報処理装置が行うよう第2の切換信号
を前記切換手段に発することを特徴とする通信サービス
ボード。 - 【請求項14】通信回線を介して外部の端末と通信する
ための通信装置と、 前記通信装置を介して前記外部の端末との通信を行う情
報処理装置と、 前記情報処理装置の障害を検知し、障害の旨を前記処理
手段に通知する障害検知手段と、 前記情報処理装置が制御する第1の非同期インタフェー
スと、 前記情報処理装置を管理する処理手段と、 前記処理手段が制御する第2の非同期インタフェース
と、 前記第1または第2の非同期インタフェースと前記通信
装置とを接続するインタフェースとなるドライバ/レシ
ーバと、 前記ドライバ/レシーバを前記処理手段からの切換信号
に基づいて前記第1または第2の非同期インタフェース
の少なくとも一方に切換接続する切換手段と、 前記処理手段または前記外部の端末からの入切命令によ
り前記情報処理装置の電源の入切を行う電源装置と、 前記処理手段は、前記情報処理装置の電源が入から切に
変わると前記切換手段に前記第2の非同期インタフェー
スを前記ドライバ/レシーバへ接続するよう第1の切換
信号を発し、前記情報処理装置の電源が切から入に変わ
ると前記第1の非同期インタフェースを前記ドライバ/
レシーバへ接続するよう第2の切換信号を前記切換手段
に発し、 または前記障害検知手段からの障害通知情報が入力され
ると前記切換手段に前記第1の切換信号を発し、かつ、
前記処理装置の回復を図り、該障害が回復すると前記第
2の切換信号を前記切換手段に発することを特徴とする
情報処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253206A JPH08115281A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 情報処理システムと通信サービスボード |
US08/543,145 US5781434A (en) | 1994-10-19 | 1995-10-13 | Control system for communication apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6253206A JPH08115281A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 情報処理システムと通信サービスボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08115281A true JPH08115281A (ja) | 1996-05-07 |
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