JPH08111646A - ネットワークのシミュレーション解析法 - Google Patents
ネットワークのシミュレーション解析法Info
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- JPH08111646A JPH08111646A JP10766495A JP10766495A JPH08111646A JP H08111646 A JPH08111646 A JP H08111646A JP 10766495 A JP10766495 A JP 10766495A JP 10766495 A JP10766495 A JP 10766495A JP H08111646 A JPH08111646 A JP H08111646A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B17/00—Systems involving the use of models or simulators of said systems
- G05B17/02—Systems involving the use of models or simulators of said systems electric
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 TESモデリングを自動化するためのアルゴ
リズム的方法論を提供し、大きな母数空間に亙って発見
的探索を行う人間からモデリング負荷を取り除くことに
ある。 【構成】 TES(変換展開標本)は用途の広い定常確
率過程であり、任意の周縁、各種の自己相関関数、広い
範囲の標本経路性状をモデル化できる。アルゴリズム的
手法は従来依存していた発見的探索に取って替わるもの
で、シミュレーション解析のためのTESモデリングを
自動化している。このアルゴリズムを非線形プログラミ
ング環境において解くことにより、TES自己相関関数
とそれらの偏導関数の高速で正確な計算を利用して最急
峻降下技法が実現でき、好ましくはZoutendij
kの実行可能方向法と呼ばれる非線形プログラミング法
に基づく。本手法は特にデータ圧縮、具体的には圧縮映
像に応用される。
リズム的方法論を提供し、大きな母数空間に亙って発見
的探索を行う人間からモデリング負荷を取り除くことに
ある。 【構成】 TES(変換展開標本)は用途の広い定常確
率過程であり、任意の周縁、各種の自己相関関数、広い
範囲の標本経路性状をモデル化できる。アルゴリズム的
手法は従来依存していた発見的探索に取って替わるもの
で、シミュレーション解析のためのTESモデリングを
自動化している。このアルゴリズムを非線形プログラミ
ング環境において解くことにより、TES自己相関関数
とそれらの偏導関数の高速で正確な計算を利用して最急
峻降下技法が実現でき、好ましくはZoutendij
kの実行可能方向法と呼ばれる非線形プログラミング法
に基づく。本手法は特にデータ圧縮、具体的には圧縮映
像に応用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変換展開標本(TES)
モデリングを自動化するためのアルゴリズム方法論に関
し、特にシミュレーション解析全般についての入力解析
法として使用する、特に広帯域映像トラヒックモデリン
グにおけるアルゴリズム方法論を用いたネットワークの
シミュレーション解析法に関する。
モデリングを自動化するためのアルゴリズム方法論に関
し、特にシミュレーション解析全般についての入力解析
法として使用する、特に広帯域映像トラヒックモデリン
グにおけるアルゴリズム方法論を用いたネットワークの
シミュレーション解析法に関する。
【0002】
【従来の技術】確率依存は高速通信ネットワークにおけ
るバーストトラヒックを含む実世界のランダム現象にお
いては非常に一般的なことである。VBR(可変ビット
レート)映像としても知られている圧縮映像はこの適例
である。直観的には、到着点が時刻表上で視覚クラスタ
を形成するように見える場合、トラヒック過程にバース
トが存在する。バースト性の数理的基盤は複雑である。
トラヒックのバースト性の原因となる2つの主要なファ
クタは、トラヒックの到着間隔時間または到着する作業
負荷の大きさの周縁分布と自己相関関数とである。強
い、正の、短期自己相関は、トラヒックのバースト性を
表すものである。解析モデルは、しかし、解析をやりや
すくするために依存を無視しがちである。特に、大部分
の待行列モデルは独立した到着間隔時間やサービス時間
の行列を検討するためのものである。トラフィック過程
における待合せ測度(例えば、有限バッファにおける平
均待行列長さ、平均待ち時間および呼損率)に対する自
己相関の影響は、軽トラフィック状態においても非常に
大きなものとなりうる。なお悪いことに、自己相関を無
視すると、しばしば大きさの点で誤った楽観的に過ぎる
予測をもたらすことになる。
るバーストトラヒックを含む実世界のランダム現象にお
いては非常に一般的なことである。VBR(可変ビット
レート)映像としても知られている圧縮映像はこの適例
である。直観的には、到着点が時刻表上で視覚クラスタ
を形成するように見える場合、トラヒック過程にバース
トが存在する。バースト性の数理的基盤は複雑である。
トラヒックのバースト性の原因となる2つの主要なファ
クタは、トラヒックの到着間隔時間または到着する作業
負荷の大きさの周縁分布と自己相関関数とである。強
い、正の、短期自己相関は、トラヒックのバースト性を
表すものである。解析モデルは、しかし、解析をやりや
すくするために依存を無視しがちである。特に、大部分
の待行列モデルは独立した到着間隔時間やサービス時間
の行列を検討するためのものである。トラフィック過程
における待合せ測度(例えば、有限バッファにおける平
均待行列長さ、平均待ち時間および呼損率)に対する自
己相関の影響は、軽トラフィック状態においても非常に
大きなものとなりうる。なお悪いことに、自己相関を無
視すると、しばしば大きさの点で誤った楽観的に過ぎる
予測をもたらすことになる。
【0003】時系列における時間的依存のモデリング
は、しばしばモデル精度と計算上の実行可能性間のトレ
ードオフを含む。ヒストグラム構成体は、第一位特性を
モデル化するものであるが、このトレードオフの一例で
ある。自己相関関数は、第二位特性をモデル化するもの
であるが、トレードオフの別の例である。後者は特にエ
ンジニアリング分野において依存の統計的代用として一
般に使用されている。経験的分布(ヒストグラム)と経
験的自己相関関数の両方を同時に適合させることより、
経験的時系列(定常確率則によるものとする)の第一・
第二特性を求めるという考えである。
は、しばしばモデル精度と計算上の実行可能性間のトレ
ードオフを含む。ヒストグラム構成体は、第一位特性を
モデル化するものであるが、このトレードオフの一例で
ある。自己相関関数は、第二位特性をモデル化するもの
であるが、トレードオフの別の例である。後者は特にエ
ンジニアリング分野において依存の統計的代用として一
般に使用されている。経験的分布(ヒストグラム)と経
験的自己相関関数の両方を同時に適合させることより、
経験的時系列(定常確率則によるものとする)の第一・
第二特性を求めるという考えである。
【0004】変換展開標本(TES)は、1992年版
確率モデル、Vol.8(2)のページ193〜219
及び499〜527に掲載されているD.L.Jage
rmanとB.Melamedによる論文「TES過程
の推移と自己相関構造 第I編 一般理論,第II編 特
別理論」に示すように、一般的な限界、各種の自己相関
関数(例えば、単調、振動等)、広い範囲に亙る標本経
路性状(例えば、方向性、可逆性)を有する用途の広い
定常確率過程である。モンテカルロシミュレーション予
想から、TES生成アルゴリズムは高速で、メモリをほ
とんど必要としない。本質的に、TESはモジュロ1分
解と追加変換を有する第一位非線形自己回帰概型であ
る。その仕様は2つの別個の集合からの2種類のパラメ
ータから成る。第一の集合は、アルゴリズム的に決まる
ものであり、経験的分布(ヒストグラム)との完全一致
を保証する。第二の集合は主として自己相関構造を決定
する。経験的自己相関関数を近似するために、現在のT
ESモデリング方法論は大きな母数空間に対して発見的
探索手法を採用している。
確率モデル、Vol.8(2)のページ193〜219
及び499〜527に掲載されているD.L.Jage
rmanとB.Melamedによる論文「TES過程
の推移と自己相関構造 第I編 一般理論,第II編 特
別理論」に示すように、一般的な限界、各種の自己相関
関数(例えば、単調、振動等)、広い範囲に亙る標本経
路性状(例えば、方向性、可逆性)を有する用途の広い
定常確率過程である。モンテカルロシミュレーション予
想から、TES生成アルゴリズムは高速で、メモリをほ
とんど必要としない。本質的に、TESはモジュロ1分
解と追加変換を有する第一位非線形自己回帰概型であ
る。その仕様は2つの別個の集合からの2種類のパラメ
ータから成る。第一の集合は、アルゴリズム的に決まる
ものであり、経験的分布(ヒストグラム)との完全一致
を保証する。第二の集合は主として自己相関構造を決定
する。経験的自己相関関数を近似するために、現在のT
ESモデリング方法論は大きな母数空間に対して発見的
探索手法を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、効果的
なTESモデリングにはソフトウエア上のサポートが必
要である。TESツールと呼ばれる対話型のビジュアル
モデリング環境は、人間による制御の基にTESモデル
について発見的探索をサポートするように設計・実現さ
れていた。TESツールは1992年版の1992年国
際通信会議議事録のVol.3、ページ1285〜12
89に掲載されているD.GeistとB.Melam
edとによる「TESツール:自己相関トラフィックの
ビジュアルインタラクティブモデリングの環境」という
表題の論文に説明されている。TESツールを用いてユ
ーザは経験的時系列を読み込み、それらの統計データ
(ヒストグラム、自己相関関数、スペクトル密度)を計
算して本文やグラフで表現する。TESツールはTES
モデルを構築・変更したり、対応するTES統計データ
をそれらの経験的等価物に重ね合わせるサービスを提供
する。探索は対応形式で進行し、ビジュアルフィードバ
ックにより案内される。モデル変更のたびに再計算や対
応する統計データの再表示が実行される。この手法には
いくつかの制限がある。第一に、効果的なTESモデリ
ングを行うには経験ばかりでなくTES過程の質的理解
が必要である。第二に、探索範囲と速度とは各個人の忍
耐の限界により決まる人間による応答速度により基本的
には制限される。第三に、モデリング精度は人間の目に
より知覚される画面解像度により束縛される。TESモ
デリングアルゴリズムは、B.MelamedとD.J
agermanに発行された米国特許第5,257,3
64号「通信システムのモデルを試験するための所望周
縁分布を有する変量相関列の生成法」に説明されてお
り、この中で参照されている。
なTESモデリングにはソフトウエア上のサポートが必
要である。TESツールと呼ばれる対話型のビジュアル
モデリング環境は、人間による制御の基にTESモデル
について発見的探索をサポートするように設計・実現さ
れていた。TESツールは1992年版の1992年国
際通信会議議事録のVol.3、ページ1285〜12
89に掲載されているD.GeistとB.Melam
edとによる「TESツール:自己相関トラフィックの
ビジュアルインタラクティブモデリングの環境」という
表題の論文に説明されている。TESツールを用いてユ
ーザは経験的時系列を読み込み、それらの統計データ
(ヒストグラム、自己相関関数、スペクトル密度)を計
算して本文やグラフで表現する。TESツールはTES
モデルを構築・変更したり、対応するTES統計データ
をそれらの経験的等価物に重ね合わせるサービスを提供
する。探索は対応形式で進行し、ビジュアルフィードバ
ックにより案内される。モデル変更のたびに再計算や対
応する統計データの再表示が実行される。この手法には
いくつかの制限がある。第一に、効果的なTESモデリ
ングを行うには経験ばかりでなくTES過程の質的理解
が必要である。第二に、探索範囲と速度とは各個人の忍
耐の限界により決まる人間による応答速度により基本的
には制限される。第三に、モデリング精度は人間の目に
より知覚される画面解像度により束縛される。TESモ
デリングアルゴリズムは、B.MelamedとD.J
agermanに発行された米国特許第5,257,3
64号「通信システムのモデルを試験するための所望周
縁分布を有する変量相関列の生成法」に説明されてお
り、この中で参照されている。
【0006】本発明の技術的課題は、TESモデリング
を自動化するためのアルゴリズム的方法論を提供し、大
きな母数空間に亙って発見的探索を行う人間からモデリ
ング負荷を取り除くことにある。
を自動化するためのアルゴリズム的方法論を提供し、大
きな母数空間に亙って発見的探索を行う人間からモデリ
ング負荷を取り除くことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ネット
ワークのシミュレーション解析法において、データ信号
を獲得する段階と、大域探索局所最適化アルゴリズムを
前記データ信号に適用して前記データ信号のモデルを提
供する段階と、前記モデルをネットワークのシミュレー
ション解析用入力信号として使用する段階とを備えるネ
ットワークのシミュレーション解析法が得られる。
ワークのシミュレーション解析法において、データ信号
を獲得する段階と、大域探索局所最適化アルゴリズムを
前記データ信号に適用して前記データ信号のモデルを提
供する段階と、前記モデルをネットワークのシミュレー
ション解析用入力信号として使用する段階とを備えるネ
ットワークのシミュレーション解析法が得られる。
【0008】
【作用】モデリング問題は、Zoutendijkの実
行可能方向法に基づいた最急峻降下技法を実現するため
にTES自己相関関数とそれらの偏導関数の高速で正確
な計算を利用して、非線形プログラミング環境において
解かれる。本発明を実行するのに使用できる異なる技
法、例えば傾斜投影、ペナルティ法等の中で、Zout
endijkの実行可能方向法が一番適切である。この
方法は、線形プログラミング副問題の解を構成する最適
な実行可能方向の効率的な「線形」探索に大きく依存し
ている。関連する制約条件が比較的単純であるので、明
示解が可能である。更に、目的関数の見掛けの滑らかな
局所性状は、モデリングアルゴリズムの全体に亙る良好
なパフォーマンスにおおいに寄与している。
行可能方向法に基づいた最急峻降下技法を実現するため
にTES自己相関関数とそれらの偏導関数の高速で正確
な計算を利用して、非線形プログラミング環境において
解かれる。本発明を実行するのに使用できる異なる技
法、例えば傾斜投影、ペナルティ法等の中で、Zout
endijkの実行可能方向法が一番適切である。この
方法は、線形プログラミング副問題の解を構成する最適
な実行可能方向の効率的な「線形」探索に大きく依存し
ている。関連する制約条件が比較的単純であるので、明
示解が可能である。更に、目的関数の見掛けの滑らかな
局所性状は、モデリングアルゴリズムの全体に亙る良好
なパフォーマンスにおおいに寄与している。
【0009】TESモデリングアルゴリズムはTESツ
ールモデリング環境に組み込まれており、その発見的探
索サポートを補い、主に探索を自動化している。ユーザ
は探索の精度・計算量を決定するいくつかの打切りパラ
メータを指定するよう要求されるだけである。本アルゴ
リズムの最終結果は複数のTESモデルで、その個数は
ユーザが指定するパラメータである。関連するシミュレ
ーションされた標本経路を検討し、それらの経験的等価
物との「類似度」を判断して、モデルの最終選択がユー
ザによりなされる。TESツールは、主に、TESモデ
リングとその背後にある直観的事実を解明する教授的手
段として、中間結果の表示を可能にする。
ールモデリング環境に組み込まれており、その発見的探
索サポートを補い、主に探索を自動化している。ユーザ
は探索の精度・計算量を決定するいくつかの打切りパラ
メータを指定するよう要求されるだけである。本アルゴ
リズムの最終結果は複数のTESモデルで、その個数は
ユーザが指定するパラメータである。関連するシミュレ
ーションされた標本経路を検討し、それらの経験的等価
物との「類似度」を判断して、モデルの最終選択がユー
ザによりなされる。TESツールは、主に、TESモデ
リングとその背後にある直観的事実を解明する教授的手
段として、中間結果の表示を可能にする。
【0010】この最後の段階は自動化されていない。そ
の理由は、決定的な数学的尺度がない場合、標本経路の
「類似度」は必ず主観的になるからである。しかし、ユ
ーザは決まってそのような主観的判断をするよう要求さ
れる。本発明のモデリング手法は、大域探索を局所非線
形プログラミングと組み合わせて、経験的自己相関関数
とその等価モデル候補間の距離から成る目的関数を最小
化するいわゆる大域探索局所最適化(GSLO)アルゴ
リズムを軸としている。距離の概念は対応する遅延の自
己相関間の差の平方の加重和とされている。この手法の
要点は、目的関数とその偏導関数を計算するための高速
で数値的に安定した解析式の存在にあるばかりか、それ
に続く非線形最適化問題における制約の単純さにもあ
る。本方法を圧縮映像トラヒックの領域から二例と、レ
ーザ強度に関する物理研究所の実験結果を表す一例とか
ら成る3つの例を挙げて説明する。
の理由は、決定的な数学的尺度がない場合、標本経路の
「類似度」は必ず主観的になるからである。しかし、ユ
ーザは決まってそのような主観的判断をするよう要求さ
れる。本発明のモデリング手法は、大域探索を局所非線
形プログラミングと組み合わせて、経験的自己相関関数
とその等価モデル候補間の距離から成る目的関数を最小
化するいわゆる大域探索局所最適化(GSLO)アルゴ
リズムを軸としている。距離の概念は対応する遅延の自
己相関間の差の平方の加重和とされている。この手法の
要点は、目的関数とその偏導関数を計算するための高速
で数値的に安定した解析式の存在にあるばかりか、それ
に続く非線形最適化問題における制約の単純さにもあ
る。本方法を圧縮映像トラヒックの領域から二例と、レ
ーザ強度に関する物理研究所の実験結果を表す一例とか
ら成る3つの例を挙げて説明する。
【0011】TESツールにおいて実現されたようなモ
デリングアルゴリズムを用いる実験法は、比較的短時
間、一般的に分のオーダで、経験的記録の非常に正確な
TESモデルを生成した。各種の経験的データセットを
持つ経験から、本アルゴリズム的TESモデリング方法
論は、一般的にはシミュレーション解析のための、特定
的には広帯域映像トラヒックモデリングのための強力な
入力解析法として作用することが立証される。
デリングアルゴリズムを用いる実験法は、比較的短時
間、一般的に分のオーダで、経験的記録の非常に正確な
TESモデルを生成した。各種の経験的データセットを
持つ経験から、本アルゴリズム的TESモデリング方法
論は、一般的にはシミュレーション解析のための、特定
的には広帯域映像トラヒックモデリングのための強力な
入力解析法として作用することが立証される。
【0012】
【実施例】本発明の理解を深めるために、TES過程に
関する背景を簡単に説明する。詳しくは1993年版コ
ンピュータサイエンスにおけるSpringer−Ve
rlag講義ノートのコンピュータ及び通信システムの
パフォーマンスの評価(L.Donatiello及び
R.Nelson編)ページ359〜393に掲載され
たB.Melamedによる論文「TES過程とモデリ
ング方法論の概要」を参照されたい。
関する背景を簡単に説明する。詳しくは1993年版コ
ンピュータサイエンスにおけるSpringer−Ve
rlag講義ノートのコンピュータ及び通信システムの
パフォーマンスの評価(L.Donatiello及び
R.Nelson編)ページ359〜393に掲載され
たB.Melamedによる論文「TES過程とモデリ
ング方法論の概要」を参照されたい。
【0013】以下の説明において、下記数1は関数fの
ラプラス変換を示し、1A は集合Aの定義関数を示す。
ラプラス変換を示し、1A は集合Aの定義関数を示す。
【0014】
【数1】 TES過程の構築は密着した2つのランダム列を含む。
第一列はバックグラウンドTES過程と呼ばれ、補助的
な役割を果たす。下記数2のいずれかとして選択され、
帰納的に下記の数3のように定義される。
第一列はバックグラウンドTES過程と呼ばれ、補助的
な役割を果たす。下記数2のいずれかとして選択され、
帰納的に下記の数3のように定義される。
【0015】
【数2】
【0016】
【数3】 Uo の価は[0,1)上を一様に分布している。下記数
4はiidランダム変数の列で、Uo とは独立してお
り、革新列と呼ばれる。
4はiidランダム変数の列で、Uo とは独立してお
り、革新列と呼ばれる。
【0017】
【数4】 角括弧はモジューロ1(小数部)演算子:<x>=x−
max{整数n:n≦x}を示す。式(1)の上つき記
号は、下記数5はそれぞれ範囲[0,1]と[−1,
0]において遅延1自己相関を生成できるという事実に
より動機づけられる。
max{整数n:n≦x}を示す。式(1)の上つき記
号は、下記数5はそれぞれ範囲[0,1]と[−1,
0]において遅延1自己相関を生成できるという事実に
より動機づけられる。
【0018】
【数5】 下記数6に関連するその他の数理対象にはプラスまたは
マイナス上つき記号が常に付加されるであろう。
マイナス上つき記号が常に付加されるであろう。
【0019】
【数6】 しかし、これらの上つき記号はその区別が重要でない場
合省略される。直観的に、式(1)においてバックグラ
ウンドTES過程の定義に使用されているモジュロ1演
算は、円周1の円(単位円)上を平均歩み幅E[Vn ]
で乱歩するという単純な幾何学解釈をもたらす。
合省略される。直観的に、式(1)においてバックグラ
ウンドTES過程の定義に使用されているモジュロ1演
算は、円周1の円(単位円)上を平均歩み幅E[Vn ]
で乱歩するという単純な幾何学解釈をもたらす。
【0020】第二列は、フォアグラウンド列と呼ばれ、
目標TESモデルである。フォアグラウンドTES列は
それぞれ下記数7として示され、下記数8のように与え
られる。
目標TESモデルである。フォアグラウンドTES列は
それぞれ下記数7として示され、下記数8のように与え
られる。
【0021】
【数7】
【0022】
【数8】 ここでDは[0,1)からの実数値可測変換で、ひずみ
と呼ばれる。式(2)はそれぞれTES+ ,TES- と
いう2つのクラスのTESモデルを定義する。
と呼ばれる。式(2)はそれぞれTES+ ,TES- と
いう2つのクラスのTESモデルを定義する。
【0023】公分散を下記数9とするTES過程の自己
相関関数は、高速で正確な式により数値的に計算でき
る。具体的には、任意の下記数10について、下記数1
1についての遅延τの対応する自己関数はそれぞれ下記
数12,下記数13のように与えられる。
相関関数は、高速で正確な式により数値的に計算でき
る。具体的には、任意の下記数10について、下記数1
1についての遅延τの対応する自己関数はそれぞれ下記
数12,下記数13のように与えられる。
【0024】
【数9】
【0025】
【数10】
【0026】
【数11】
【0027】
【数12】
【0028】
【数13】
【0029】
【数14】 上記数14についての解析式は、1992年版確率モデ
ル、Vol.8(3)のページ499〜527に掲載さ
れているD.J.JagermanとB.Melame
dによる論文「TES過程の推移と自己相関構造 第II
編 特殊事例」に与えられている。
ル、Vol.8(3)のページ499〜527に掲載さ
れているD.J.JagermanとB.Melame
dによる論文「TES過程の推移と自己相関構造 第II
編 特殊事例」に与えられている。
【0030】
【数15】 経験的時系列上記数15を与えられた場合、実際には下
記の数16のような複合ひずみを使用する。
記の数16のような複合ひずみを使用する。
【0031】
【数16】 ここで、内部変換Sξはステッチ変換と呼ばれる「平滑
化」演算で、下記数17のパラメータがつき、下記の数
18のように与えられる。
化」演算で、下記数17のパラメータがつき、下記の数
18のように与えられる。
【0032】
【数17】
【0033】
【数18】
【0034】
【数19】 外部変換上記数19は経験的(ヒストグラム)分布関数
の逆関数で、{Yn }から下記数20のように計算され
る。
の逆関数で、{Yn }から下記数20のように計算され
る。
【0035】
【数20】 ここで、Jはヒストグラムセル数、[lj ,rj )は幅
wj =rj −lj >0のセルjの領域、下記数21はセ
ルjの確率推定量、下記数22は下記数23の累積分布
関数(cdf)、つまり下記数24である。
wj =rj −lj >0のセルjの領域、下記数21はセ
ルjの確率推定量、下記数22は下記数23の累積分布
関数(cdf)、つまり下記数24である。
【0036】
【数21】
【0037】
【数22】
【0038】
【数23】
【0039】
【数24】 TES過程の理論的根拠は次の事実に基づく。第一に、
すべてのTESバックグラウンド列は定常マルコフ列で
あり、1992年版確率モデル、Vol.8(2)のペ
ージ193〜219に掲載されているD.L.Jage
rmanとB.Melamedによる論文「TES過程
の推移と自己相関構造 第I編 一般理論」にある一般
累次一様性の補助定理から、選択した革新{Vn }の確
率則に関わらずそれらの周縁分布は[0,1)上で一様
である。第二に、1986年 Springer−Ve
rlagから発行された「非一様ランダム変量生成」と
いう本の中でL.Devroyeにより説明されている
反転法は、原則として、任意の一様な変量を任意分布の
他の変量に次のように変換可能としている。Uが[0,
1)上で一様であり、Fが所定の分布であるとすると、
X=F-1(U)は分布Fを有し、事例数25は特殊事例
である。
すべてのTESバックグラウンド列は定常マルコフ列で
あり、1992年版確率モデル、Vol.8(2)のペ
ージ193〜219に掲載されているD.L.Jage
rmanとB.Melamedによる論文「TES過程
の推移と自己相関構造 第I編 一般理論」にある一般
累次一様性の補助定理から、選択した革新{Vn }の確
率則に関わらずそれらの周縁分布は[0,1)上で一様
である。第二に、1986年 Springer−Ve
rlagから発行された「非一様ランダム変量生成」と
いう本の中でL.Devroyeにより説明されている
反転法は、原則として、任意の一様な変量を任意分布の
他の変量に次のように変換可能としている。Uが[0,
1)上で一様であり、Fが所定の分布であるとすると、
X=F-1(U)は分布Fを有し、事例数25は特殊事例
である。
【0040】
【数25】 第三に、0<ξ<1については、Sξの効果はバックグ
ラウンドTES列の標本経路をより「連続的に見える」
ようにすることである。ステッチ変換は一様性を保持し
ているので、この反転法はなおステッチされたバックグ
ラウンド過程{Sξ(Un )}に適用できる。従って、
任意のバックグラウンド列{Un }から得られた下記数
26という形式の任意のフォアグラウンドTES変量
は、革新密度fV と選択されたステッチパラメータξに
関わらず経験的分布(ヒストグラム)下記数27に従う
ことを常に保証されている。
ラウンドTES列の標本経路をより「連続的に見える」
ようにすることである。ステッチ変換は一様性を保持し
ているので、この反転法はなおステッチされたバックグ
ラウンド過程{Sξ(Un )}に適用できる。従って、
任意のバックグラウンド列{Un }から得られた下記数
26という形式の任意のフォアグラウンドTES変量
は、革新密度fV と選択されたステッチパラメータξに
関わらず経験的分布(ヒストグラム)下記数27に従う
ことを常に保証されている。
【0041】
【数26】
【0042】
【数27】 一方、(fV ,ξ)の選択はその依存構造、特に、その
自己相関関数を決定する。この様に、TESモデリング
は経験的分布の適合を経験的自己相関関数の適合から分
離する。前者は保証されているので、後者に専念でき
る。
自己相関関数を決定する。この様に、TESモデリング
は経験的分布の適合を経験的自己相関関数の適合から分
離する。前者は保証されているので、後者に専念でき
る。
【0043】式(3)における自己相関関数の重要な性
状はτにおけるそれらの一様絶対総和可能性である。こ
のことは下記数28の事実から容易に説明できる。
状はτにおけるそれらの一様絶対総和可能性である。こ
のことは下記数28の事実から容易に説明できる。
【0044】
【数28】 これは全ての遅延τについて自己相関を計算する場合、
下記数29の固定と、同じ有限和の使用を可能にする。
下記数29の固定と、同じ有限和の使用を可能にする。
【0045】
【数29】 これにより一様に境界を定めた誤差を達成する。これら
の計算は高速かつ正確である。τにおいて一様に誤差を
0.01未満に保持するのに、式(3)の和において7
個の項で十分であることが実験により分かっている。
の計算は高速かつ正確である。τにおいて一様に誤差を
0.01未満に保持するのに、式(3)の和において7
個の項で十分であることが実験により分かっている。
【0046】TES過程のバックグラウンドについて説
明したので、特定形式のTES過程についてのTES適
合問題の定式化について次に説明する。以下の説明は処
理を、第一の種類のTESパラメータを表す式(5)か
らの分布下記数30と、第二の種類のTESパラメータ
を表す階段関数革新密度とステッチパラメータの対(f
V ,ξ)に限定する。これら下記数31とfV の選択
は、一般性を失うことなく(各密度は階段関数により任
意の近さに近似できる)簡明であるという利点を有す
る。
明したので、特定形式のTES過程についてのTES適
合問題の定式化について次に説明する。以下の説明は処
理を、第一の種類のTESパラメータを表す式(5)か
らの分布下記数30と、第二の種類のTESパラメータ
を表す階段関数革新密度とステッチパラメータの対(f
V ,ξ)に限定する。これら下記数31とfV の選択
は、一般性を失うことなく(各密度は階段関数により任
意の近さに近似できる)簡明であるという利点を有す
る。
【0047】経験的ヒストグラムとの完全な一致は式
(5)により保証される。従って、問題は(fV ,ξ)
の選択を介して決まるあるTESモデル自己相関関数下
記数32によって経験的自己相関関数下記数33を近似
する問題に帰着する。
(5)により保証される。従って、問題は(fV ,ξ)
の選択を介して決まるあるTESモデル自己相関関数下
記数32によって経験的自己相関関数下記数33を近似
する問題に帰着する。
【0048】
【数30】
【0049】
【数31】
【0050】
【数32】
【0051】
【数33】 このために、自己相関関数の空間に関する計量が必要と
なる。この計量は、ほとんどのアプリケーション(例え
ば、待合せシステム)においては、高遅延の自己相関よ
りも低遅延の自己相関を近似するほうがより重要である
という事実を反映する必要がある。このため、その一般
形式が経験的自己相関とモデル化自己相関間の差の平方
の加重和である目的関数を採用することになる。具体的
には以下の数34のような関数である。
なる。この計量は、ほとんどのアプリケーション(例え
ば、待合せシステム)においては、高遅延の自己相関よ
りも低遅延の自己相関を近似するほうがより重要である
という事実を反映する必要がある。このため、その一般
形式が経験的自己相関とモデル化自己相関間の差の平方
の加重和である目的関数を採用することになる。具体的
には以下の数34のような関数である。
【0052】
【数34】 ここで、Tは近似する最大自己相関遅延で、0<aτ≦
1は重み係数である。これでモデリング問題は非線形最
適化構造、つまり、式(9)の意味において自己相関距
離を最小にする対(fV ,ξ)の探索に構築可能であ
る。探索するものは以下の非線形最適化問題の解であ
る。
1は重み係数である。これでモデリング問題は非線形最
適化構造、つまり、式(9)の意味において自己相関距
離を最小にする対(fV ,ξ)の探索に構築可能であ
る。探索するものは以下の非線形最適化問題の解であ
る。
【0053】式(7)の固定逆ヒストグラム分布につい
て、以下の数36になるように最適な革新密度とステッ
チパラメータ下記数35を求める。
て、以下の数36になるように最適な革新密度とステッ
チパラメータ下記数35を求める。
【0054】
【数35】
【0055】
【数36】 ここで、g(fV ,ξ)は式(9)で与えられる。
【0056】次に、よく考えて決めた革新密度の範囲を
制限する。それら革新密度の一般性と便利さにもかかわ
らず、一般階段関数密度はなお非常に大きな階級を構成
し、また計算上の点から見た場合、成分関数が非有界サ
ポートを有するという欠点がある。式(1)を参照して
下記数37を観察してみる。
制限する。それら革新密度の一般性と便利さにもかかわ
らず、一般階段関数密度はなお非常に大きな階級を構成
し、また計算上の点から見た場合、成分関数が非有界サ
ポートを有するという欠点がある。式(1)を参照して
下記数37を観察してみる。
【0057】
【数37】 これは形式<Vn >の革新変量のみについて考えればよ
いことを意味している。従って、サポートが[0,1)
にある階段関数密度fV に考察を限定できる。実際、式
(1)におけるモジュロ1演算に鑑みると、長さ1の任
意のサポート区間で構わない。区間[−0.5,0.
5)が都合のよい特殊事例として選択されている。
いことを意味している。従って、サポートが[0,1)
にある階段関数密度fV に考察を限定できる。実際、式
(1)におけるモジュロ1演算に鑑みると、長さ1の任
意のサポート区間で構わない。区間[−0.5,0.
5)が都合のよい特殊事例として選択されている。
【0058】次に、最小化手順を処理しやすくするため
に、許容fV を集合:下記数38に入るよう更に限定す
る。
に、許容fV を集合:下記数38に入るよう更に限定す
る。
【0059】
【数38】 ここで、QK は以下の数39の形式の[−0.5,0.
5)上の階段関数革新密度fV の集合である。
5)上の階段関数革新密度fV の集合である。
【0060】
【数39】 この形式は形式P=(P1 ,…,PK )の離散的密度の
集合PK をパラメータとしている。実際問題として、大
きなK(例えば、Kは100)について部分集合QK に
より集合Qを近似し、以下の数40のようにパラメータ
空間を定義する。
集合PK をパラメータとしている。実際問題として、大
きなK(例えば、Kは100)について部分集合QK に
より集合Qを近似し、以下の数40のようにパラメータ
空間を定義する。
【0061】
【数40】 基となる最適化問題は従って次のように帰着する。
【0062】式(7)の固定逆ヒストグラム分布と固定
K>0について、以下の式(14)になるように最適対
下記数41を求める。
K>0について、以下の式(14)になるように最適対
下記数41を求める。
【0063】
【数41】
【0064】
【数42】 また、Tおよびaτは式(9)の場合と同じ。
【0065】後者の問題は前者の問題を2つの好ましい
性状を有する有限次元の非線形最適化問題に帰着したも
のである。第一に、単純な線形制約を受ける。第二に、
あらゆる最適化変数に関して目的関数とその偏導関数に
ついての解析式が存在する。従って、後者の問題は各種
の標準的な非線形プログラミング技法に従う。
性状を有する有限次元の非線形最適化問題に帰着したも
のである。第一に、単純な線形制約を受ける。第二に、
あらゆる最適化変数に関して目的関数とその偏導関数に
ついての解析式が存在する。従って、後者の問題は各種
の標準的な非線形プログラミング技法に従う。
【0066】以下の説明は式(14)における目的関数
gK の偏導関数の誘導に関する。記法を単純にするため
に、(P,ξ)と交換可能なように、((P1 ,…,P
K ),ξ)ではなく(P1 ,…,PK,ξ)と記述す
る。明らかなように、下記数43が偏導関数を有すれ
ば、gK (P1 ,…,PK ,ξ)は偏導関数を有する。
gK の偏導関数の誘導に関する。記法を単純にするため
に、(P,ξ)と交換可能なように、((P1 ,…,P
K ),ξ)ではなく(P1 ,…,PK,ξ)と記述す
る。明らかなように、下記数43が偏導関数を有すれ
ば、gK (P1 ,…,PK ,ξ)は偏導関数を有する。
【0067】
【数43】
【0068】
【数44】 上記数44のラプラス変換下記数45を直接計算すると
下記数46のようになる(k=Kとして式(11)を参
照)。
下記数46のようになる(k=Kとして式(11)を参
照)。
【0069】
【数45】
【0070】
【数46】 式(8)は式(3)の系列が一様に収束することを保証
しているので、そこにおいて微分と総和の順序を入れ替
えることが可能であり、次の数47のようになる。
しているので、そこにおいて微分と総和の順序を入れ替
えることが可能であり、次の数47のようになる。
【0071】
【数47】
【0072】
【数48】
【0073】
【数49】 式(15)から全てのν≧1について上記数48である
ので、全ての1≦n≦Kと全ての上記数49について式
(16)はτにおいて一様に総和可能であることが、式
(8)の助けを借りて再度結論づけられる。このこと
は、一様に有界な誤差を保持したままで、全ての1≦n
≦K、全ての下記数50および各τについて式(16)
の偏導関数に対して同じ有限和表現を使用可能であるこ
とを意味している。式(8)が成立することはもはや保
証されてないという事実から、式(17)における状態
は更に複雑である。あらゆるν≧1について、下記数5
1と表現する。
ので、全ての1≦n≦Kと全ての上記数49について式
(16)はτにおいて一様に総和可能であることが、式
(8)の助けを借りて再度結論づけられる。このこと
は、一様に有界な誤差を保持したままで、全ての1≦n
≦K、全ての下記数50および各τについて式(16)
の偏導関数に対して同じ有限和表現を使用可能であるこ
とを意味している。式(8)が成立することはもはや保
証されてないという事実から、式(17)における状態
は更に複雑である。あらゆるν≧1について、下記数5
1と表現する。
【0074】
【数50】
【0075】
【数51】 上記JagermanとMelamedの論文における
命題4から以下の数52の結論が導かれる。
命題4から以下の数52の結論が導かれる。
【0076】
【数52】 aξ,νおよびbξ,νについての式や対応する偏導関
数を詳細に解析すると、0≦ξ≦1について下記数53
であることが分かる。この事実と観測下記数54から、
L個の被加数の場合の式(17)の有限和近似の誤差は
O(1/L)のオーダとなる。
数を詳細に解析すると、0≦ξ≦1について下記数53
であることが分かる。この事実と観測下記数54から、
L個の被加数の場合の式(17)の有限和近似の誤差は
O(1/L)のオーダとなる。
【0077】
【数53】
【0078】
【数54】 以上述べたことは、検討中のTES過程に関する自己相
関関数及びその偏導関数(全ての最適化変数に関する)
を高速かつ正確に計算するための数値手順の基礎を提供
している。
関関数及びその偏導関数(全ての最適化変数に関する)
を高速かつ正確に計算するための数値手順の基礎を提供
している。
【0079】以下の説明は後者の問題のためのアルゴリ
ズム的解を提供するもので、GSLO(大域探索局所最
適化)アルゴリズムと呼ばれている。与えられた整数K
とBとについてGSLOアルゴリズムを以下に説明す
る。
ズム的解を提供するもので、GSLO(大域探索局所最
適化)アルゴリズムと呼ばれている。与えられた整数K
とBとについてGSLOアルゴリズムを以下に説明す
る。
【0080】大域探索(GS)のために、母数空間GK
を有限個数の点に打ち切る。次に、各点について、式
(14)の目的関数gK を評価し、最良のB個の点(g
K (x)のB個の最小値をもたらす点下記数55)を保
持する。
を有限個数の点に打ち切る。次に、各点について、式
(14)の目的関数gK を評価し、最良のB個の点(g
K (x)のB個の最小値をもたらす点下記数55)を保
持する。
【0081】
【数55】 局所最適化(LO)のために、これらB個の点の各々を
開始点として、非線形プログラミングアルゴリズムを介
してgK の極小を求める。次に、最小の極小gK 下記数
56をもたらした点下記数57を選択する。
開始点として、非線形プログラミングアルゴリズムを介
してgK の極小を求める。次に、最小の極小gK 下記数
56をもたらした点下記数57を選択する。
【0082】
【数56】
【0083】
【数57】 大域探索は先ず局所探索のためにB個のもっとも可能性
の高い初期点を選択し、求められた最良の極小が大域極
小に比較的近くなる確率を高める。しかし、ユーザが最
適性劣ったモデルを選択することは自由である。ただ
し、そのシミュレーション結果が経験的記録に「より類
似」していると判断できる場合に限る。
の高い初期点を選択し、求められた最良の極小が大域極
小に比較的近くなる確率を高める。しかし、ユーザが最
適性劣ったモデルを選択することは自由である。ただ
し、そのシミュレーション結果が経験的記録に「より類
似」していると判断できる場合に限る。
【0084】KとBとに加えて、大域探索アルゴリズム
は2つの追加パラメータNP とNξの指定を必要とす
る。これらはPn とξがそれぞれとることのできる等距
離値の個数である。GSLOアルゴリズムが上記の大域
探索ステップにおいてgK (x)を評価する必要のある
点xの合計個数Ntot は以下の数58のようになる。
は2つの追加パラメータNP とNξの指定を必要とす
る。これらはPn とξがそれぞれとることのできる等距
離値の個数である。GSLOアルゴリズムが上記の大域
探索ステップにおいてgK (x)を評価する必要のある
点xの合計個数Ntot は以下の数58のようになる。
【0085】
【数58】 ここで、係数2は過程のTES+ とTES- の両階級が
探索されるという事実に起因している。明らかにパラメ
ータNP ,Nξ,およびKは適度である必要がある。そ
れは、Ntot がこれらパラメータにおいて非常に高速で
大きくなるからである。
探索されるという事実に起因している。明らかにパラメ
ータNP ,Nξ,およびKは適度である必要がある。そ
れは、Ntot がこれらパラメータにおいて非常に高速で
大きくなるからである。
【0086】大域探索ステップのコンピュータによる実
現は非常に直接的である。目的関数はK+1個のネスト
されたループ(各Pn の打切りにK個のループ、ξの打
切りに1個のループ)内で計算される。計算された値は
次に現最良集合、つまり、あるソート順の最良(ほとん
どのBにおいて)値の移動集合と比較される。新たに計
算された値が現最良集合内のワースト値よりも良けれ
ば、そのワースト値は捨てられ、その新しい値がソート
後の順序に追加される。打ち切られた空間全体の探索が
終了するまで、処理をこの様に継続する。結局、ループ
数K+1は本アルゴリズムの一パラメータであるので、
ループ横断が再帰呼出しにより実現された。
現は非常に直接的である。目的関数はK+1個のネスト
されたループ(各Pn の打切りにK個のループ、ξの打
切りに1個のループ)内で計算される。計算された値は
次に現最良集合、つまり、あるソート順の最良(ほとん
どのBにおいて)値の移動集合と比較される。新たに計
算された値が現最良集合内のワースト値よりも良けれ
ば、そのワースト値は捨てられ、その新しい値がソート
後の順序に追加される。打ち切られた空間全体の探索が
終了するまで、処理をこの様に継続する。結局、ループ
数K+1は本アルゴリズムの一パラメータであるので、
ループ横断が再帰呼出しにより実現された。
【0087】上記局所最適化ステップにおける局所最適
化が、Zoutendijkの実行可能方向法と呼ばれ
る非線形プログラミング法を用いて実現されている。こ
の方法は対話式手続きで、各反復ごとに(i)次の点を
選択するための最適な実行可能方向と(ii)その方向の
最適ステップサイズを決める。
化が、Zoutendijkの実行可能方向法と呼ばれ
る非線形プログラミング法を用いて実現されている。こ
の方法は対話式手続きで、各反復ごとに(i)次の点を
選択するための最適な実行可能方向と(ii)その方向の
最適ステップサイズを決める。
【0088】
【数59】 ▽gK (x)は上記数59で評価されるgK の偏導関数
(勾配)のベクトルを示すものとする。GK における方
向は任意の実ベクトルd(=d1 ,…,dK ,
dK+1 )。実行可能空間GK における実行可能点x=
(P,ξ)が与えられると、あるλ>0について下記数
60であれば、方向dは実行可能となる。
(勾配)のベクトルを示すものとする。GK における方
向は任意の実ベクトルd(=d1 ,…,dK ,
dK+1 )。実行可能空間GK における実行可能点x=
(P,ξ)が与えられると、あるλ>0について下記数
60であれば、方向dは実行可能となる。
【0089】
【数60】 更に▽gK (x)dt <0(tは転置演算子)であれ
ば、実行可能方向dは改良をもたらす実行可能方向であ
る。本プロセスは、John Wiley&Sons社
より1993年発行されたM.S.Bazaraa他に
よる本「非線形プログラミング」の中の補助定理10.
1.2に説明されている。このように、最適な実行可能
方向d* は以下の式(20)線形で最適な実行可能方向
の副問題(与えられた数61について)の解である。
ば、実行可能方向dは改良をもたらす実行可能方向であ
る。本プロセスは、John Wiley&Sons社
より1993年発行されたM.S.Bazaraa他に
よる本「非線形プログラミング」の中の補助定理10.
1.2に説明されている。このように、最適な実行可能
方向d* は以下の式(20)線形で最適な実行可能方向
の副問題(与えられた数61について)の解である。
【0090】
【数61】
【0091】
【数62】 上記数62を最小にする。ただし、dは実行可能方向で −1≦dj ≦1,1≦j≦K+1(正規化)
【0092】
【数63】
【0093】
【数64】
【0094】
【数65】
【0095】
【数66】 いったん最適な実行可能方向上記数63が見つかると、
上記数64は最大実行可能ステップサイズとなり、下記
数67の最適ステップサイズ副問題(与えられた上記数
65について)における最適ステップサイズ上記数66
の解を求める処理に進むことになる(最適ステップサイ
ズ):
上記数64は最大実行可能ステップサイズとなり、下記
数67の最適ステップサイズ副問題(与えられた上記数
65について)における最適ステップサイズ上記数66
の解を求める処理に進むことになる(最適ステップサイ
ズ):
【0096】
【数67】 最適値下記数68が見つかれば、xを下記数69で置き
換え、新しい最適な実行可能方向とステップサイズの解
を再度求める。式(20)における下記数70の最適値
が所定のしきい値より小さくなるとアルゴリズムは終了
する。明らかに式(20)と式(21)の有効解を見つ
けることは重要である。それは、これらの式が繰り返し
解かれるからである。
換え、新しい最適な実行可能方向とステップサイズの解
を再度求める。式(20)における下記数70の最適値
が所定のしきい値より小さくなるとアルゴリズムは終了
する。明らかに式(20)と式(21)の有効解を見つ
けることは重要である。それは、これらの式が繰り返し
解かれるからである。
【0097】
【数68】
【0098】
【数69】
【0099】
【数70】 さしあたり、最適な実行可能副問題における式(20)
が解かれているものとし、最適ステップサイズ副問題に
おける式(21)を考えてみることにする。このライン
サーチは有限区間(0、λmax (x))に対して実行さ
れるので、原則として、任意の精度でラインセグメント
上の大域極小を見つけることが可能である。しかし、高
い精度を規定すると解を求めるのに過度に時間がかかる
こととなる。式(20)における最適な実行可能方向
は、目的関数の線形近似に基づき、その第一偏導関数の
みを使用しているので、完全に正確なものではないこと
にも注目されたい。非線形プログラミング理論におい
て、これはジグザグ効果として知られている。従って、
式(21)の正確な解に強くこだわる理由がない。この
問題の解として広く受け入れられているのはいわゆるA
rmijoの解式といわれるもので、以下に簡単に説明
する。ラインサーチは点xにおけるもので、dは改良を
もたらす実行可能方向とする。θ(λ)=gK (x+λ
d)、0≦λ≦λmax 、また0<ε<1とα>1は2つ
のパラメータ(発明者の実施例ではα=2、ε=0.2
を使用)とする。更に下記数71と定義する。
が解かれているものとし、最適ステップサイズ副問題に
おける式(21)を考えてみることにする。このライン
サーチは有限区間(0、λmax (x))に対して実行さ
れるので、原則として、任意の精度でラインセグメント
上の大域極小を見つけることが可能である。しかし、高
い精度を規定すると解を求めるのに過度に時間がかかる
こととなる。式(20)における最適な実行可能方向
は、目的関数の線形近似に基づき、その第一偏導関数の
みを使用しているので、完全に正確なものではないこと
にも注目されたい。非線形プログラミング理論におい
て、これはジグザグ効果として知られている。従って、
式(21)の正確な解に強くこだわる理由がない。この
問題の解として広く受け入れられているのはいわゆるA
rmijoの解式といわれるもので、以下に簡単に説明
する。ラインサーチは点xにおけるもので、dは改良を
もたらす実行可能方向とする。θ(λ)=gK (x+λ
d)、0≦λ≦λmax 、また0<ε<1とα>1は2つ
のパラメータ(発明者の実施例ではα=2、ε=0.2
を使用)とする。更に下記数71と定義する。
【0100】
【数71】 ここで、プライム記号は導関数を示す。Armijoの
解式は最初にλ=λmaxを設定し、次に、下記数72で
あればλ=λ/αを設定して繰り返し、そうでなければ
下記数73を設定して終了する。
解式は最初にλ=λmaxを設定し、次に、下記数72で
あればλ=λ/αを設定して繰り返し、そうでなければ
下記数73を設定して終了する。
【0101】
【数72】
【0102】
【数73】 式(20)の解に戻り、関係する制約条件は比較的単純
な線形制約条件なので、閉形式の解が得られることを観
察する。
な線形制約条件なので、閉形式の解が得られることを観
察する。
【0103】
【数74】 上記数74なので、次のように問題の次元の減少を達成
できる。第一に、元の母数空間GK を以下の数75のよ
うな減少した後の母後空間で置き換える。
できる。第一に、元の母数空間GK を以下の数75のよ
うな減少した後の母後空間で置き換える。
【0104】
【数75】 第二に、元の目的関数gK を以下の数76のように与え
られるHK-1 上の新しい目的関数hK-1 で置き換える。
られるHK-1 上の新しい目的関数hK-1 で置き換える。
【0105】
【数76】 新しい最適化問題式(20)をGK をHK-1 を置き換
え、gK をhK-1 で置き換え、形式の方向ベクトルをd
=(d1 ,…,dK )として考える。式(20)におけ
る正規化の制約条件(実行可能性の制約条件ではない)
が新しい問題について満足されているものとすると、下
記数77の極小が以下の数78について得られることは
明らかである。
え、gK をhK-1 で置き換え、形式の方向ベクトルをd
=(d1 ,…,dK )として考える。式(20)におけ
る正規化の制約条件(実行可能性の制約条件ではない)
が新しい問題について満足されているものとすると、下
記数77の極小が以下の数78について得られることは
明らかである。
【0106】
【数77】
【0107】
【数78】 ここで、sign(z)はzが非負であるか負であるか
によりそれぞれ+1または−1となる。
によりそれぞれ+1または−1となる。
【0108】
【数79】 目的は、目的関数上記数79の増加をできるだけ少なく
したままで式(20)における実行可能性の制約条件が
満足されるようにdj を変更することである。このため
に、先ず、座標の境界制約条件を固定する。例えば、P
n =0でdn =−1であれば、dn =0と設定する。他
の境界値についても同様の作業を行う。例えば、Pn =
1であれば、ξ=0またはξ=1。最後に、残っている
唯一の制約条件は下記数80である。下記数81および
下記数82とすれば実行不可能な方向となるであろう。
したままで式(20)における実行可能性の制約条件が
満足されるようにdj を変更することである。このため
に、先ず、座標の境界制約条件を固定する。例えば、P
n =0でdn =−1であれば、dn =0と設定する。他
の境界値についても同様の作業を行う。例えば、Pn =
1であれば、ξ=0またはξ=1。最後に、残っている
唯一の制約条件は下記数80である。下記数81および
下記数82とすれば実行不可能な方向となるであろう。
【0109】
【数80】
【0110】
【数81】
【0111】
【数82】
【0112】
【数83】 最良の実行可能なdj が得られるのは、上記数83の増
加が最小であって、それらの和が零になるときである。
加が最小であって、それらの和が零になるときである。
【0113】
【数84】 上記数84を指標jの集合とし、式(20)における正
規化の制約条件に違反することなくdj が減少できると
する。
規化の制約条件に違反することなくdj が減少できると
する。
【0114】
【数85】 上記数85がIK-1 (d)上で最小になるようにそのd
n を減少させることによって、下記数86の増加はもっ
とも少なくなるであろうことが容易に分かる。
n を減少させることによって、下記数86の増加はもっ
とも少なくなるであろうことが容易に分かる。
【0115】
【数86】 そのような指標nについて、下記数87を得るのに十分
なだけdn を減少する。
なだけdn を減少する。
【0116】
【数87】 これが可能でない場合は、dn =−1を設定し、IK-1
(d)からnを削除し、そして反復する。dj の対応す
る和が零になるとき最適方向が得られる。この最適で実
行可能な方向のアルゴリズムの擬似コードを図1に示
す。
(d)からnを削除し、そして反復する。dj の対応す
る和が零になるとき最適方向が得られる。この最適で実
行可能な方向のアルゴリズムの擬似コードを図1に示
す。
【0117】アルゴリズム的TESモデリング方法論の
誘導と理論を詳しく述べたが、アルゴリズムの効率を3
つの例で示す。圧縮映像トラヒックの領域から2つと、
NH3 レーザ強度に関する実験室における実験から1つ
である。これらの例は全てK=100、NP =4、Nξ
=11、B=150としており、大域探索アルゴリズム
において合計3.89×106 の探索となる。
誘導と理論を詳しく述べたが、アルゴリズムの効率を3
つの例で示す。圧縮映像トラヒックの領域から2つと、
NH3 レーザ強度に関する実験室における実験から1つ
である。これらの例は全てK=100、NP =4、Nξ
=11、B=150としており、大域探索アルゴリズム
において合計3.89×106 の探索となる。
【0118】データ圧縮は通信トラヒックの伝送帯域幅
の要件を減らすために広く使用されている。そのアイデ
ィアはソース側でデータを符号化して元のサイズの数分
の一に圧縮し、その圧縮したデータをネットワークを介
して転送し、相手側で複合化するものである。新たに利
用され初めているISDN(統合ディジタル通信サービ
ス網)における映像サービスは典型的な応用例で、これ
には元の信号を全く同じに再生する必要はない。実際、
冗長的な映像情報で人間の目では捕えられないものは、
復号された像の知覚品質を損なうことなく削除できる。
H.261は一般的なコーディング標準で、DCT(離
散コサイン変換)や他の技法を用いて映像空間単位(フ
レームまたはサブフレーム)を圧縮する。そのような符
号化単位はランダムな(しかし自己相関の高い)伝送要
件(例えば、ビット単位の)を有するので、対応するコ
ード体系はVBR(可変ビットレート)と呼ばれてい
る。
の要件を減らすために広く使用されている。そのアイデ
ィアはソース側でデータを符号化して元のサイズの数分
の一に圧縮し、その圧縮したデータをネットワークを介
して転送し、相手側で複合化するものである。新たに利
用され初めているISDN(統合ディジタル通信サービ
ス網)における映像サービスは典型的な応用例で、これ
には元の信号を全く同じに再生する必要はない。実際、
冗長的な映像情報で人間の目では捕えられないものは、
復号された像の知覚品質を損なうことなく削除できる。
H.261は一般的なコーディング標準で、DCT(離
散コサイン変換)や他の技法を用いて映像空間単位(フ
レームまたはサブフレーム)を圧縮する。そのような符
号化単位はランダムな(しかし自己相関の高い)伝送要
件(例えば、ビット単位の)を有するので、対応するコ
ード体系はVBR(可変ビットレート)と呼ばれてい
る。
【0119】図2は、VBR映像(フレームサイズ)の
経験的標本経路のアルゴリズム的TESモデリングの結
果を表示するTESツール画面を示す。ここで使用され
たコード体系はH.261標準を変形したものである。
映像シーンの内容は一連のフットボールシーンで、描か
れた結果はTES+ モデルのものである。TESモデル
ヒストグラムと自己相関関数とが、それぞれ図2の右上
と左下との部分に示す経験から得られたそれらの対応物
とよく一致していることに注目されたい。さらに、図2
の左上に示す対応する標本経路は非常に「類似」してい
る。GSLOで得られた革新的な密度を図2の右下の部
分に示す。
経験的標本経路のアルゴリズム的TESモデリングの結
果を表示するTESツール画面を示す。ここで使用され
たコード体系はH.261標準を変形したものである。
映像シーンの内容は一連のフットボールシーンで、描か
れた結果はTES+ モデルのものである。TESモデル
ヒストグラムと自己相関関数とが、それぞれ図2の右上
と左下との部分に示す経験から得られたそれらの対応物
とよく一致していることに注目されたい。さらに、図2
の左上に示す対応する標本経路は非常に「類似」してい
る。GSLOで得られた革新的な密度を図2の右下の部
分に示す。
【0120】MPEG(動画専門グループ)は新しい種
類の圧縮標準の集まりで、音声画像信号を広帯域伝送チ
ャンネルを介して符号化するように設計する。MPEG
の重要性は将来マルチメディアサービスの顧客の家への
配送を容易にするための中心的役割を果たすよう計画さ
れていることにある。以下の説明は自然動画を約1.5
Mビット/秒に圧縮するように設計されたMPEGに基
づいたビデオに焦点を当てている。
類の圧縮標準の集まりで、音声画像信号を広帯域伝送チ
ャンネルを介して符号化するように設計する。MPEG
の重要性は将来マルチメディアサービスの顧客の家への
配送を容易にするための中心的役割を果たすよう計画さ
れていることにある。以下の説明は自然動画を約1.5
Mビット/秒に圧縮するように設計されたMPEGに基
づいたビデオに焦点を当てている。
【0121】MPEGにおける符号化画像列はサイクル
で構成されている。符号化画像は画像内画像(Iフレー
ム)、予測画像(Pフレーム)あるいは双方向予測画像
(Bフレーム)のいずれかとなりうる。各サイクル内の
画像(フレーム)タイプの列は、対応するビット列はラ
ンダムであるが、決定論的である。アプリケーションに
もよるが、MPEGタイプの列はMPEGパラメータと
して選択できる。フレームタイプの確率則は著しく異な
る。特に、Iフレーム、Pフレーム、Bフレームの周辺
分布は、この順で降順平均により十分に分離されてい
る。従って、フレームタイプ列の決定論により、MPE
Gで圧縮された列は非定常となる。ここで説明したケー
ススタディで選択された特殊なタイプ列は、形式IBB
PBBPBB…の9サイクル長を有していた。モデリン
グには複合TESモデルが必要であった。先ず、MPE
Gフレームタイプの各副列を別々のTES列としてモデ
ル化した。
で構成されている。符号化画像は画像内画像(Iフレー
ム)、予測画像(Pフレーム)あるいは双方向予測画像
(Bフレーム)のいずれかとなりうる。各サイクル内の
画像(フレーム)タイプの列は、対応するビット列はラ
ンダムであるが、決定論的である。アプリケーションに
もよるが、MPEGタイプの列はMPEGパラメータと
して選択できる。フレームタイプの確率則は著しく異な
る。特に、Iフレーム、Pフレーム、Bフレームの周辺
分布は、この順で降順平均により十分に分離されてい
る。従って、フレームタイプ列の決定論により、MPE
Gで圧縮された列は非定常となる。ここで説明したケー
ススタディで選択された特殊なタイプ列は、形式IBB
PBBPBB…の9サイクル長を有していた。モデリン
グには複合TESモデルが必要であった。先ず、MPE
Gフレームタイプの各副列を別々のTES列としてモデ
ル化した。
【0122】つまり、IフレームとBフレームの各々を
TES+ モデルで、またPフレームをTES- モデルで
モデル化した。図3は、Pフレーム副列についてのアル
ゴリズムモデリング結果を表示するTESツール画面を
示す。映像シーンの内容は動いているおもちゃの列車の
「ビジー」列で、動くカレンダーと組み合わされてい
た。図は前のものと構造が類似しており、モデル統計値
もまた経験上のものとよく一致している。
TES+ モデルで、またPフレームをTES- モデルで
モデル化した。図3は、Pフレーム副列についてのアル
ゴリズムモデリング結果を表示するTESツール画面を
示す。映像シーンの内容は動いているおもちゃの列車の
「ビジー」列で、動くカレンダーと組み合わされてい
た。図は前のものと構造が類似しており、モデル統計値
もまた経験上のものとよく一致している。
【0123】Santa Fe Instituteは
中立正味法を用いた時系列予測のコンペを行った。経験
的な部分的ランダムデータの集合が与えられ、コンペ参
加者は時系列の残りを予測するものである。この例のデ
ータ集合は1000個のデータ点で構成され、NH3 レ
ーザ実験の変動強度を研究しているクリーンな物理研究
所を代表しており、ftp.santafe.eduに
寄託された。GSLOアルゴリズムはT=15の最大自
己相関遅延をとった。結果は図4のTESツール画面に
表示されている。ここでも、図は前のものと構造が類似
しており、またモデル統計値も経験上のものとよく一致
している。更に、本モデルは、時区間間(0,30)に
おいてモデルの標本経路がその経験上のものに非常に接
近しているという意味から、高い予測能力を発揮してい
る。
中立正味法を用いた時系列予測のコンペを行った。経験
的な部分的ランダムデータの集合が与えられ、コンペ参
加者は時系列の残りを予測するものである。この例のデ
ータ集合は1000個のデータ点で構成され、NH3 レ
ーザ実験の変動強度を研究しているクリーンな物理研究
所を代表しており、ftp.santafe.eduに
寄託された。GSLOアルゴリズムはT=15の最大自
己相関遅延をとった。結果は図4のTESツール画面に
表示されている。ここでも、図は前のものと構造が類似
しており、またモデル統計値も経験上のものとよく一致
している。更に、本モデルは、時区間間(0,30)に
おいてモデルの標本経路がその経験上のものに非常に接
近しているという意味から、高い予測能力を発揮してい
る。
【0124】TES過程のアルゴリズム的モデリング
と、そのいくつかの具体例への適用について説明した
が、特許請求の範囲により限定された本発明の適用範囲
の広い原則や趣旨から逸脱しない範囲で変更や変形が可
能であることは当業者には明らかである。
と、そのいくつかの具体例への適用について説明した
が、特許請求の範囲により限定された本発明の適用範囲
の広い原則や趣旨から逸脱しない範囲で変更や変形が可
能であることは当業者には明らかである。
【0125】
【発明の効果】本発明はTESモデリングを自動化する
ためのアルゴリズム的方法論を提供し、大きな母数空間
に亙って発見的探索を行う人間からモデリング負荷を取
り除くものである。モデリング問題は、Zoutend
ijkの実行可能方向法に基づいた最急峻降下技法を実
現するためにTES自己相関関数とそれらの偏導関数の
高速で正確な計算を利用して、非線形プログラミング環
境において解かれる。本発明を実行するのに使用できる
異なる技法、例えば傾斜投影、ペナルティ法等の中で、
Zoutendijkの実行可能方向法が一番適切であ
る。この方法は、線形プログラミング副問題の解を構成
する最適な実行可能方向の効率的な「線形」探索に大き
く依存している。関連する制約条件が比較的単純である
ので、明示解が可能である。更に、目的関数の見掛けの
滑らかな局所性状は、モデリングアルゴリズムの全体に
亙る良好なパフォーマンスにおおいに寄与している。
ためのアルゴリズム的方法論を提供し、大きな母数空間
に亙って発見的探索を行う人間からモデリング負荷を取
り除くものである。モデリング問題は、Zoutend
ijkの実行可能方向法に基づいた最急峻降下技法を実
現するためにTES自己相関関数とそれらの偏導関数の
高速で正確な計算を利用して、非線形プログラミング環
境において解かれる。本発明を実行するのに使用できる
異なる技法、例えば傾斜投影、ペナルティ法等の中で、
Zoutendijkの実行可能方向法が一番適切であ
る。この方法は、線形プログラミング副問題の解を構成
する最適な実行可能方向の効率的な「線形」探索に大き
く依存している。関連する制約条件が比較的単純である
ので、明示解が可能である。更に、目的関数の見掛けの
滑らかな局所性状は、モデリングアルゴリズムの全体に
亙る良好なパフォーマンスにおおいに寄与している。
【0126】TESモデリングアルゴリズムはTESツ
ールモデリング環境に組み込まれており、その発見的探
索サポートを補い、主に探索を自動化している。ユーザ
は探索の精度・計算量を決定するいくつかの打切りパラ
メータを指定するよう要求されるだけである。本アルゴ
リズムの最終結果は複数のTESモデルで、その個数は
ユーザが指定するパラメータである。関連するシミュレ
ートされた標本経路を検討し、それらの経験的等価物と
の「類似度」を判断して、モデルの最終選択がユーザに
よりなされる。TESツールは、主に、TESモデリン
グとその背後にある直観的事実を解明する教授的手段と
して、中間結果の表示を可能にする。
ールモデリング環境に組み込まれており、その発見的探
索サポートを補い、主に探索を自動化している。ユーザ
は探索の精度・計算量を決定するいくつかの打切りパラ
メータを指定するよう要求されるだけである。本アルゴ
リズムの最終結果は複数のTESモデルで、その個数は
ユーザが指定するパラメータである。関連するシミュレ
ートされた標本経路を検討し、それらの経験的等価物と
の「類似度」を判断して、モデルの最終選択がユーザに
よりなされる。TESツールは、主に、TESモデリン
グとその背後にある直観的事実を解明する教授的手段と
して、中間結果の表示を可能にする。
【図1】図1は最適な実行可能方向の副問題用の擬似コ
ードを示す図である。
ードを示す図である。
【図2】図2はVBR映像の経験的標本経路のアルゴリ
ズム的TESモデリングについての結果を示すTESツ
ール画面を示す図である。
ズム的TESモデリングについての結果を示すTESツ
ール画面を示す図である。
【図3】図3はPフレームモデルについてのアルゴリズ
ム的TESモデリング結果を示すTESツール画面を示
す図である。
ム的TESモデリング結果を示すTESツール画面を示
す図である。
【図4】図4はNH3 レーザ実験の変動度についてのア
ルゴリズム的TESモデリング結果を示すTESツール
画面を示す図である。
ルゴリズム的TESモデリング結果を示すTESツール
画面を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 A 9382−5K
Claims (10)
- 【請求項1】 ネットワークのシミュレーション解析法
において、データ信号を獲得する段階と、大域探索局所
最適化アルゴリズムを前記データ信号に適用して前記デ
ータ信号のモデルを提供する段階と、前記モデルをネッ
トワークのシミュレーション解析用入力信号として使用
する段階とを備えるネットワークのシミュレーション解
析法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記大域探索局所最適化ア
ルゴリズムが最急峻降下過程を備えることを特徴とする
ネットワークのシミュレーション解析法。 - 【請求項3】 請求項2に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記最急峻降下過程はZo
utendijkの実行可能方向法を備えることを特徴
とするネットワークのシミュレーション解析法。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシミュレーション解析
法において、前記大域探索局所最適化アルゴリズムは最
適実行可能方向アルゴリズムを備えることを特徴とする
ネットワークのシミュレーション解析法。 - 【請求項5】 請求項4に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記大域探索局所最適化ア
ルゴリズムは最適ステップサイズアルゴリズムを更に備
えることを特徴とするネットワークのシミュレーション
解析法。 - 【請求項6】 請求項1に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記データは圧縮映像のビ
ットレートを包含することを特徴とするネットワークの
シミュレーション解析法。 - 【請求項7】 請求項6に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記圧縮映像のビットレー
トはH.261コーディング標準により圧縮された映像
であることを特徴とするネットワークのシミュレーショ
ン解析法。 - 【請求項8】 請求項6に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記圧縮映像のビットレー
トはMPEG標準により圧縮された可変ビットレート映
像であることを特徴とするネットワークのシミュレーシ
ョン解析法。 - 【請求項9】 請求項1に記載のネットワークのシミュ
レーション解析法において、前記モデルは最適化TES
モデルであることを特徴とするネットワークのシミュレ
ーション解析法。 - 【請求項10】 請求項9に記載のネットワークのシミ
ュレーション解析法において、前記データは圧縮映像の
ビットレートを包含することを特徴とするネットワーク
のシミュレーション解析法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US31130394A | 1994-09-23 | 1994-09-23 | |
US08/311303 | 1994-09-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08111646A true JPH08111646A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=23206300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10766495A Pending JPH08111646A (ja) | 1994-09-23 | 1995-05-01 | ネットワークのシミュレーション解析法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5784596A (ja) |
JP (1) | JPH08111646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113219857A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-08-06 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种无人系统集群网络通信仿真方法及装置 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6086617A (en) * | 1997-07-18 | 2000-07-11 | Engineous Software, Inc. | User directed heuristic design optimization search |
IL123607A0 (en) * | 1998-03-10 | 1998-10-30 | Berkooz Oded | Optimization method and apparatus |
US6789050B1 (en) * | 1998-12-23 | 2004-09-07 | At&T Corp. | Method and apparatus for modeling a web server |
US6230062B1 (en) | 1999-01-08 | 2001-05-08 | Voyan Technology | Adaptation to unmeasured variables |
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