JPH0811075A - ロボットハンドのツールアダプタ取付機構 - Google Patents
ロボットハンドのツールアダプタ取付機構Info
- Publication number
- JPH0811075A JPH0811075A JP17000594A JP17000594A JPH0811075A JP H0811075 A JPH0811075 A JP H0811075A JP 17000594 A JP17000594 A JP 17000594A JP 17000594 A JP17000594 A JP 17000594A JP H0811075 A JPH0811075 A JP H0811075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- robot hand
- tool adapter
- positioning
- tip
- joint surface
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、ロボットハンドにツールアダ
プタを正確に位置決めして取り付ける。 【構成】 ロボットハンド1先端のロボットハンド接合
面3に先端形状を球状にした3つの位置決めピン6を設
ける。ツールアダプタ4先端のツールアダプタ接合面1
1に、各位置決めピン6とそれぞれ対応する位置に円錐
形の位置決め穴15を設ける。ロボットハンド1にツー
ルアダプタ4を取り付ける際、位置決めピン6と位置決
め穴15をそれぞれ嵌合させ、正確な心出しと軸線周り
の位置決めを行う。
プタを正確に位置決めして取り付ける。 【構成】 ロボットハンド1先端のロボットハンド接合
面3に先端形状を球状にした3つの位置決めピン6を設
ける。ツールアダプタ4先端のツールアダプタ接合面1
1に、各位置決めピン6とそれぞれ対応する位置に円錐
形の位置決め穴15を設ける。ロボットハンド1にツー
ルアダプタ4を取り付ける際、位置決めピン6と位置決
め穴15をそれぞれ嵌合させ、正確な心出しと軸線周り
の位置決めを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立用ロボット等のロ
ボットハンド先端にツールアダプタを交換可能に取り付
けるためのロボットハンドのツールアダプタ取付機構に
関する。
ボットハンド先端にツールアダプタを交換可能に取り付
けるためのロボットハンドのツールアダプタ取付機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットハンドにツールアダプタを取り
付ける際には、正確な心出しと軸線周りの位置決めが要
求され、従来技術として、実開平3−44580号公報
に記載されたロボットの取付装置が知られている。この
取付装置は、ロボットハンドに連結されるロボット側ユ
ニットと、ツールアダプタに連結されるツール側ユニッ
トから構成され、各ユニットには複数のボールを円周上
に配設してなるボールリングをそれぞれのユニットの接
合面に備えられている。ボールリングのボールは、それ
ぞれのユニットの接合面をあわせて取り付けた際に、ボ
ールの半径分だけピッチがずれるように配設されてい
て、これらのボールの噛み合いによって相互に位置決め
可能となるようになっている。
付ける際には、正確な心出しと軸線周りの位置決めが要
求され、従来技術として、実開平3−44580号公報
に記載されたロボットの取付装置が知られている。この
取付装置は、ロボットハンドに連結されるロボット側ユ
ニットと、ツールアダプタに連結されるツール側ユニッ
トから構成され、各ユニットには複数のボールを円周上
に配設してなるボールリングをそれぞれのユニットの接
合面に備えられている。ボールリングのボールは、それ
ぞれのユニットの接合面をあわせて取り付けた際に、ボ
ールの半径分だけピッチがずれるように配設されてい
て、これらのボールの噛み合いによって相互に位置決め
可能となるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の取
付装置では高精度な位置決めが可能な点では優れている
が、ボールリングや多数のボールを用いるなど、その構
成が非常に複雑であり、またボールを配設したボールリ
ングを各ユニットに取り付ける際に、ボールのピッチを
半径分だけずらすという高精度な位置決め技術が必要と
なるという問題点がある。
付装置では高精度な位置決めが可能な点では優れている
が、ボールリングや多数のボールを用いるなど、その構
成が非常に複雑であり、またボールを配設したボールリ
ングを各ユニットに取り付ける際に、ボールのピッチを
半径分だけずらすという高精度な位置決め技術が必要と
なるという問題点がある。
【0004】本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、請求項1から3の発明は、ロボットハ
ンドにツールアダプタを簡単な構成で高精度に位置決め
を行いつつ取り付け可能なロボットハンドのツールアダ
プタ取付機構を提供することを目的とする。
なされたもので、請求項1から3の発明は、ロボットハ
ンドにツールアダプタを簡単な構成で高精度に位置決め
を行いつつ取り付け可能なロボットハンドのツールアダ
プタ取付機構を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ロボットハンドの先端にツール
アダプタを交換可能に取り付けるための取付機構であっ
て、ロボットハンド先端の接合面に先端形状を球状にし
た複数の位置決めピンを設け、ツールアダプタ先端の接
合面に前記位置決めピンと対応する位置に傾斜面を備え
た位置決め用凹部を設け、前記位置決めピンと前記位置
決め用凹部との嵌合により位置決め可能に構成した。請
求項2の発明は、請求項1の位置決め用凹部を、円錐形
の位置決め穴により構成した。請求項3の発明は、請求
項1の位置決め用凹部を、円錐形の位置決め穴と少なく
とも2つの位置決めピンに嵌合するくさび形の溝とを組
合わせて構成した。
に、請求項1の発明は、ロボットハンドの先端にツール
アダプタを交換可能に取り付けるための取付機構であっ
て、ロボットハンド先端の接合面に先端形状を球状にし
た複数の位置決めピンを設け、ツールアダプタ先端の接
合面に前記位置決めピンと対応する位置に傾斜面を備え
た位置決め用凹部を設け、前記位置決めピンと前記位置
決め用凹部との嵌合により位置決め可能に構成した。請
求項2の発明は、請求項1の位置決め用凹部を、円錐形
の位置決め穴により構成した。請求項3の発明は、請求
項1の位置決め用凹部を、円錐形の位置決め穴と少なく
とも2つの位置決めピンに嵌合するくさび形の溝とを組
合わせて構成した。
【0006】
【作用】請求項1の構成にあっては、位置決めピンの先
端球状部が位置決め用凹部の傾斜面に当接案内されてロ
ボットハンドとツールアダプタの軸心を一致させる方向
に移動し、軸心が一致したとき嵌合する。請求項2の構
成にあっては、位置決めピンの先端球状部が位置決め穴
の円錐面に当接案内されてロボットハンドとツールアダ
プタの軸心を一致させる方向に移動し、軸心が一致した
とき嵌合する。請求項3の構成にあっては、位置決めピ
ンの先端球状部が位置決め穴の円錐面に当接案内される
とともに、少なくとも2つの位置決めピンがくさび形の
傾斜面に当接案内されてロボットハンドとツールアダプ
タの軸心を一致させる方向に移動し、軸心が一致したと
き嵌合する。
端球状部が位置決め用凹部の傾斜面に当接案内されてロ
ボットハンドとツールアダプタの軸心を一致させる方向
に移動し、軸心が一致したとき嵌合する。請求項2の構
成にあっては、位置決めピンの先端球状部が位置決め穴
の円錐面に当接案内されてロボットハンドとツールアダ
プタの軸心を一致させる方向に移動し、軸心が一致した
とき嵌合する。請求項3の構成にあっては、位置決めピ
ンの先端球状部が位置決め穴の円錐面に当接案内される
とともに、少なくとも2つの位置決めピンがくさび形の
傾斜面に当接案内されてロボットハンドとツールアダプ
タの軸心を一致させる方向に移動し、軸心が一致したと
き嵌合する。
【0007】
【実施例1】図1〜図4は本発明に係るロボットハンド
のツールアダプタ取付機構の実施例1を示し、図1は一
部を切り欠いた正面図、図2は図1におけるB矢視図、
図3は図1におけるC矢視図、図4は図1におけるA部
拡大図である。以下、本実施例を図1〜図4に基づいて
説明する。
のツールアダプタ取付機構の実施例1を示し、図1は一
部を切り欠いた正面図、図2は図1におけるB矢視図、
図3は図1におけるC矢視図、図4は図1におけるA部
拡大図である。以下、本実施例を図1〜図4に基づいて
説明する。
【0008】図において、2はロボットハンド1の先端
を形成する円盤状のロボットハンド取付部で、ロボット
ハンド取付部2のロボットハンド接合面3にツールアダ
プタ4が取り付けられるようになっている。
を形成する円盤状のロボットハンド取付部で、ロボット
ハンド取付部2のロボットハンド接合面3にツールアダ
プタ4が取り付けられるようになっている。
【0009】ロボットハンド接合面3には、ロボットハ
ンド1の軸心を中心とした円上に3つのピン穴5が均等
間隔に設けられており、各ピン穴5には、先端形状を球
面状に形成した位置決めピン6がそれぞれロボットハン
ド接合面3より突出させてガタなく嵌合挿入されてい
る。また、ロボットハンド1の内部には、シリンダ7が
軸心部に設けられ、このシリンダ7には、ロボットハン
ド1とツールアダプタ4を連結する連結部材8がロボッ
トハンド接合面3より突出させて取り付けられている。
連結部材8は、軸部9と、軸部9の先端に設けられ軸部
9より大形の引っ掛け形状に形成した連結部10とから
なり、シリンダ7によって軸方向に上下駆動可能に設け
られている。
ンド1の軸心を中心とした円上に3つのピン穴5が均等
間隔に設けられており、各ピン穴5には、先端形状を球
面状に形成した位置決めピン6がそれぞれロボットハン
ド接合面3より突出させてガタなく嵌合挿入されてい
る。また、ロボットハンド1の内部には、シリンダ7が
軸心部に設けられ、このシリンダ7には、ロボットハン
ド1とツールアダプタ4を連結する連結部材8がロボッ
トハンド接合面3より突出させて取り付けられている。
連結部材8は、軸部9と、軸部9の先端に設けられ軸部
9より大形の引っ掛け形状に形成した連結部10とから
なり、シリンダ7によって軸方向に上下駆動可能に設け
られている。
【0010】ツールアダプタ4には、ツールアダプタ4
の軸心部を通り直径方向に貫通して、ツールアダプタ接
合面11およびツールアダプタ4の側面に開口した引っ
掛け溝12が設けられている。引っ掛け溝12は、溝空
間の断面形状が凸状に形成され、ツールアダプタ接合面
11からツールアダプタ4の内部に形成した軸部挿通溝
部13と軸部挿通溝部13からツールアダプタ4の内部
に形成した連結部係合溝部14からなっている。軸部挿
通溝部13は、前記連結部材8の軸部9が挿通可能なよ
うに軸部9より若干大きく形成されるとともに、連結部
係合溝部14は、連結部材8の連結部10が挿通可能な
ように連結部10より若干大きく形成されている。ま
た、連結部係合溝部14は、軸部挿通溝部13より大き
く形成され、連結部係合溝部14内に挿入された連結部
10の上面縁部と連結部係合溝部14の上面とが係合可
能なようになっている。
の軸心部を通り直径方向に貫通して、ツールアダプタ接
合面11およびツールアダプタ4の側面に開口した引っ
掛け溝12が設けられている。引っ掛け溝12は、溝空
間の断面形状が凸状に形成され、ツールアダプタ接合面
11からツールアダプタ4の内部に形成した軸部挿通溝
部13と軸部挿通溝部13からツールアダプタ4の内部
に形成した連結部係合溝部14からなっている。軸部挿
通溝部13は、前記連結部材8の軸部9が挿通可能なよ
うに軸部9より若干大きく形成されるとともに、連結部
係合溝部14は、連結部材8の連結部10が挿通可能な
ように連結部10より若干大きく形成されている。ま
た、連結部係合溝部14は、軸部挿通溝部13より大き
く形成され、連結部係合溝部14内に挿入された連結部
10の上面縁部と連結部係合溝部14の上面とが係合可
能なようになっている。
【0011】さらに、ツールアダプタ接合面11には、
引っ掛け溝12と干渉しない位置において、前記ロボッ
トハンド接合面3に配設した3つの位置決めピン6とそ
れぞれの軸心が一致する位置に3つの位置決め穴15が
それぞれ設けられている。位置決め穴15は、それぞれ
円錐形に形成され、円錐面と位置決めピン6の球面とが
当接可能となっている。
引っ掛け溝12と干渉しない位置において、前記ロボッ
トハンド接合面3に配設した3つの位置決めピン6とそ
れぞれの軸心が一致する位置に3つの位置決め穴15が
それぞれ設けられている。位置決め穴15は、それぞれ
円錐形に形成され、円錐面と位置決めピン6の球面とが
当接可能となっている。
【0012】次に、本実施例の作用を説明する。ロボッ
トハンド1とツールアダプタ4の取り付けは、図示を省
略したロボットの駆動機構によるロボットハンド1の移
動により行われる。すなわち、シリンダ7の作動により
連結部材8を下降させ、連結部10を下端に下げた状態
で、連結部10が引っ掛け溝12のツールアダプタ側面
開口部12aに対向するようにロボットの駆動機構によ
りロボットハンド1を移動する。そして、ロボットハン
ド1を前記駆動機構によりロボットハンド1の軸線に対
して直角方向に平行移動させ、連結部10と軸部9をツ
ールアダプタ側面開口部12aから連結部係合溝部14
内と軸部挿通溝13内にそれぞれ挿入し、連結部材8を
引っ掛け溝12に沿って移動させてツールアダプタ4の
ほぼ軸心位置で停止させる。
トハンド1とツールアダプタ4の取り付けは、図示を省
略したロボットの駆動機構によるロボットハンド1の移
動により行われる。すなわち、シリンダ7の作動により
連結部材8を下降させ、連結部10を下端に下げた状態
で、連結部10が引っ掛け溝12のツールアダプタ側面
開口部12aに対向するようにロボットの駆動機構によ
りロボットハンド1を移動する。そして、ロボットハン
ド1を前記駆動機構によりロボットハンド1の軸線に対
して直角方向に平行移動させ、連結部10と軸部9をツ
ールアダプタ側面開口部12aから連結部係合溝部14
内と軸部挿通溝13内にそれぞれ挿入し、連結部材8を
引っ掛け溝12に沿って移動させてツールアダプタ4の
ほぼ軸心位置で停止させる。
【0013】次に、シリンダ7の駆動により連結部材8
を上方に移動し、連結部10の上面縁部と連結部係合溝
部14の上面を係合させてツールアダプタ4をロボット
ハンド1に引き寄せる。ツールアダプタ接合面11がロ
ボットハンド接合面3に接近すると、3つの位置決め穴
15の円錐面とそれぞれに対応する位置決めピン6の球
面とが接触して位置決め穴15と位置決めピン6とが嵌
合し、ロボットハンド1とツールアダプタ4は正確な心
出しと軸線周りの位置決めとが行われ、ロボットハンド
1とツールアダプタ4との取り付けが完了する。
を上方に移動し、連結部10の上面縁部と連結部係合溝
部14の上面を係合させてツールアダプタ4をロボット
ハンド1に引き寄せる。ツールアダプタ接合面11がロ
ボットハンド接合面3に接近すると、3つの位置決め穴
15の円錐面とそれぞれに対応する位置決めピン6の球
面とが接触して位置決め穴15と位置決めピン6とが嵌
合し、ロボットハンド1とツールアダプタ4は正確な心
出しと軸線周りの位置決めとが行われ、ロボットハンド
1とツールアダプタ4との取り付けが完了する。
【0014】本実施例によれば、前記位置決めを行う
際、球状の位置決めピン6と円錐状の位置決め穴15と
の組み合わせで行うため、ロボットハンド1とツールア
ダプタ4の軸心が多少ずれていても、位置決めピン6は
位置決め穴15の円錐面に当接する。そして、ツールア
ダプタ4をさらに引き寄せることにより、位置決め穴1
5の円錐面が位置決めピン6を案内して軸心を一致させ
る方向に移動させるため、ロボットハンド1とツールア
ダプタ4との軸心を一致させた状態で位置決めピン6と
位置決め穴15を容易に嵌合することができる。
際、球状の位置決めピン6と円錐状の位置決め穴15と
の組み合わせで行うため、ロボットハンド1とツールア
ダプタ4の軸心が多少ずれていても、位置決めピン6は
位置決め穴15の円錐面に当接する。そして、ツールア
ダプタ4をさらに引き寄せることにより、位置決め穴1
5の円錐面が位置決めピン6を案内して軸心を一致させ
る方向に移動させるため、ロボットハンド1とツールア
ダプタ4との軸心を一致させた状態で位置決めピン6と
位置決め穴15を容易に嵌合することができる。
【0015】
【実施例2】図5〜図7は本発明に係るロボットハンド
のツールアダプタ取付機構の実施例2の要部を示し、図
5はロボットハンド接合面、図6はツールアダプタ接合
面、図7は図6におけるC−C線断面をそれぞれ表して
いる。
のツールアダプタ取付機構の実施例2の要部を示し、図
5はロボットハンド接合面、図6はツールアダプタ接合
面、図7は図6におけるC−C線断面をそれぞれ表して
いる。
【0016】本実施例は、実施例1と同様にロボットハ
ンド20を構成してあり、ロボットハンド接合面3に
は、軸心を中心とした円上で均等間隔に形成した3つの
ピン穴を介して、先端形状を球面状に形成した3つの位
置決めピン21、22、23が取り付けられている。一
方、ツールアダプタ25のツールアダプタ接合面26に
は、位置決めピン21と対応する位置に実施例1と同様
に円錐形の位置決め穴27が設けられるとともに、位置
決めピン22、23に対応する位置に直線状のくさび形
溝28が設けられている。その他の構成は、実施例1と
同様であり、その説明は省略する。
ンド20を構成してあり、ロボットハンド接合面3に
は、軸心を中心とした円上で均等間隔に形成した3つの
ピン穴を介して、先端形状を球面状に形成した3つの位
置決めピン21、22、23が取り付けられている。一
方、ツールアダプタ25のツールアダプタ接合面26に
は、位置決めピン21と対応する位置に実施例1と同様
に円錐形の位置決め穴27が設けられるとともに、位置
決めピン22、23に対応する位置に直線状のくさび形
溝28が設けられている。その他の構成は、実施例1と
同様であり、その説明は省略する。
【0017】本実施例にあっては、ロボットハンド20
とツールアダプタ25を取り付ける際、位置決めピン2
1と位置決め穴27および位置決めピン22、23とく
さび形溝28がそれぞれ嵌合し、ロボットハンド20と
ツールアダプタ25との正確な心出しと軸線周りの位置
決めがなされる。その他の作用は、実施例1と同様であ
る。
とツールアダプタ25を取り付ける際、位置決めピン2
1と位置決め穴27および位置決めピン22、23とく
さび形溝28がそれぞれ嵌合し、ロボットハンド20と
ツールアダプタ25との正確な心出しと軸線周りの位置
決めがなされる。その他の作用は、実施例1と同様であ
る。
【0018】本実施例によれば、ツールアダプタ接合面
26に位置決め用の凹部を加工する際、位置決めピン2
2と23との嵌合部を直線状のくさび形溝28にしたた
め、位置決めピン22と23に対する相対位置の加工精
度を無視して形成できるので、位置決め用の凹部を容易
に加工することができる。
26に位置決め用の凹部を加工する際、位置決めピン2
2と23との嵌合部を直線状のくさび形溝28にしたた
め、位置決めピン22と23に対する相対位置の加工精
度を無視して形成できるので、位置決め用の凹部を容易
に加工することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1に係る発
明によれば、先端を球形とした位置決めピンと傾斜面を
有する位置決め用凹部という簡単な構成により、ロボッ
トハンドにツールアダプタを高精度に位置決めして取り
付けることができる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、先端を球形とした位置決めピンと円錐形の位置決め
穴という簡単な構成により、ロボットハンドにツールア
ダプタを高精度に位置決めして取り付けることができ
る。さらに、請求項3に係る発明によれば、先端を球形
とした位置決めピンと円錐形の位置決め穴およびくさび
形の溝という簡単な構成により、ロボットハンドにツー
ルアダプタを高精度に位置決めして取り付けることがで
きる。
明によれば、先端を球形とした位置決めピンと傾斜面を
有する位置決め用凹部という簡単な構成により、ロボッ
トハンドにツールアダプタを高精度に位置決めして取り
付けることができる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、先端を球形とした位置決めピンと円錐形の位置決め
穴という簡単な構成により、ロボットハンドにツールア
ダプタを高精度に位置決めして取り付けることができ
る。さらに、請求項3に係る発明によれば、先端を球形
とした位置決めピンと円錐形の位置決め穴およびくさび
形の溝という簡単な構成により、ロボットハンドにツー
ルアダプタを高精度に位置決めして取り付けることがで
きる。
【図1】本発明の実施例1のロボットハンドのツールア
ダプタ取付機構を一部を切り欠いて示す正面図である。
ダプタ取付機構を一部を切り欠いて示す正面図である。
【図2】本発明の実施例1のロボットハンド接合面を示
す図1におけるB矢視図である。
す図1におけるB矢視図である。
【図3】本発明の実施例1のツールアダプタ接合面を示
す図1におけるC矢視図である。
す図1におけるC矢視図である。
【図4】図1におけるA部拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例2のロボットハンド接合面を示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】本発明の実施例2のツールアダプタ接合面を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】本発明の実施例2のツールアダプタ接合面に形
成したくさび形の溝を示す拡大断面図である。
成したくさび形の溝を示す拡大断面図である。
1 20 ロボットハンド 3 ロボットハンド接合面 4 25 ツールアダプタ 6 21 22 23 位置決めピン 11 26 ツールアダプタ接合面 15 27 位置決め穴 28 くさび形溝
Claims (3)
- 【請求項1】 ロボットハンドの先端にツールアダプタ
を交換可能に取り付けるための取付機構であって、ロボ
ットハンド先端の接合面に先端形状を球状にした複数の
位置決めピンを設け、ツールアダプタ先端の接合面に前
記位置決めピンと対応する位置に傾斜面を備えた位置決
め用凹部を設け、前記位置決めピンと前記位置決め用凹
部との嵌合により位置決め可能であることを特徴とする
ロボットハンドのツールアダプタ取付機構。 - 【請求項2】 前記位置決め用凹部は、円錐形の位置決
め穴からなることを特徴とする請求項1記載のロボット
ハンドのツールアダプタ取付機構。 - 【請求項3】 前記位置決め用凹部は、円錐形の位置決
め穴と少なくとも2つの位置決めピンに嵌合するくさび
形の溝とを組合わせてなることを特徴とするロボットハ
ンドのツールアダプタ取付機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17000594A JPH0811075A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ロボットハンドのツールアダプタ取付機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17000594A JPH0811075A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ロボットハンドのツールアダプタ取付機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811075A true JPH0811075A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15896829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17000594A Withdrawn JPH0811075A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | ロボットハンドのツールアダプタ取付機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811075A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181499A (ja) * | 2011-02-08 | 2012-09-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクル製造用キット |
JP2019090361A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 株式会社豊田自動織機 | クランクプーリの取付構造 |
US10471530B2 (en) | 2008-02-22 | 2019-11-12 | Gkn Sinter Metals, Llc | Brazed component and method of forming a brazed joint therein |
KR20200041017A (ko) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 권태환 | 선택적인 교체가 가능한 산업용 로봇에 장착되는 수동식 툴장치 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP17000594A patent/JPH0811075A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2019090361A (ja) * | 2017-11-14 | 2019-06-13 | 株式会社豊田自動織機 | クランクプーリの取付構造 |
KR20200041017A (ko) * | 2018-10-11 | 2020-04-21 | 권태환 | 선택적인 교체가 가능한 산업용 로봇에 장착되는 수동식 툴장치 |
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Legal Events
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