JPH08103979A - 難燃処理されたペーパーハニカムコア - Google Patents

難燃処理されたペーパーハニカムコア

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JPH08103979A
JPH08103979A JP23984094A JP23984094A JPH08103979A JP H08103979 A JPH08103979 A JP H08103979A JP 23984094 A JP23984094 A JP 23984094A JP 23984094 A JP23984094 A JP 23984094A JP H08103979 A JPH08103979 A JP H08103979A
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JP
Japan
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honeycomb core
paper
inorganic
melamine
weight
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Application number
JP23984094A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Yamaji
安之 山地
Takehiko Yoshida
健彦 吉田
Isao Morikawa
勲 森川
Takuya Nomura
拓也 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
New Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】Al(OH)3 やMg(OH)2 などの無機分
を65〜75重量%程度内填した一般的な無機質紙を使
用し、これに難燃剤を含浸処理することによって、優れ
た難燃性と優れた物性とを兼備したペーパーハニカムコ
アを提供する。 【構成】Al(OH)3 、Mg(OH)2 またはこれら
の混合物からなる無機分65〜75重量%、セルロース
繊維を主体とする有機分25〜35重量%からなる無機
質紙を成形加工したペーパーハニカムコアであって、リ
ン酸グアニジン系難燃剤、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂およびホウ酸ナトリウムを含有する水溶液を含浸さ
せることによって、リン酸グアニジン系難燃剤をペーパ
ーハニカムコアの有機分に対して17〜30重量%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂を難燃剤に対して5〜1
5重量%、ホウ酸ナトリウムを含浸処理前のペーパーハ
ニカムコア全重量に対し1.5〜4重量%それぞれ担持
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防火ドアや間仕切り
用パネルの心材に使用されるペーパーハニカムコアのう
ちで無機質紙を原紙として、かつ難燃化処理されたペー
パーハニカムコアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているペーパーハニカ
ムコアには、下記のようなものがある。 Al(OH)3 やMg(OH)2 などの難燃性付与機
能のある無機粉末を主体とし、これにセルロース繊維や
化学繊維等を配合して抄造した無機質紙から成形加工し
たもの。 Al(OH)3 やMg(OH)2 などの難燃性付与機
能のある無機粉末を主体とし、これにセルロース繊維や
化学繊維等を配合して抄造した無機質紙から成形加工し
たペーパーハニカムコアに、水ガラスまたはAl(O
H)3 を懸濁させた水ガラスを含浸させたもの(例えば
特開平5−57825号、特開平5−147133号な
ど)。 アスベストやセピオライトなどのケイ酸マグネシウム
系の無機鉱物繊維を主体とした無機質紙から成形加工し
たもの(例えば特開平5−131578号、特開平5−
147134号など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たごとき従来のペーパーハニカムコアにおいては、それ
ぞれに次のような問題点がある。すなわちのペーパー
ハニカムコアにおいては、高度の難燃性を得るために無
機粉体を高比率で内填すると、無機質紙の強度が低くな
ってしまい十分な強度のハニカムコアが得られない。一
方、無機粉体の内填率を下げて無機質紙の強度を上げる
と難燃性が不十分となる。
【0004】のペーパーハニカムコアにおいては、水
ガラスを含浸させたものは乾燥時にハニカムコアが脆く
なり、衝撃に弱いハニカムコアとなるだけでなく、水ガ
ラスが吸湿するとハニカムコアの強度が低下する。ま
た、水ガラスのアルカリ性により無機質紙中のセルロー
ス繊維の劣化が起こるため、ハニカムコアの耐久性が落
ちる。
【0005】の無機鉱物繊維を主体とした無機質紙か
らなるハニカムコアにおいては、無機質紙自体の強度が
低いという問題がある。強度を増すために合成樹脂で固
化させると難燃性が低下してしまい、水ガラス等の無機
結着剤で固化させると脆くなってしまう。さらに、無機
鉱物繊維は、取り扱い作業などに際してその粉塵を吸引
した場合、作業員の健康を害する虞れがある。
【0006】そこでこの発明は、Al(OH)3 やMg
(OH)2 などの無機粉体を高比率で内填した無機質紙
ではなく、無機分を65〜75重量%程度内填した一般
的な無機質紙を使用し、これに難燃剤を含浸処理するこ
とによって、優れた難燃性と優れた物性とを兼備したペ
ーパーハニカムコアを提供することを目的としてなされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、無機分を6
5〜75重量%程度内填した一般的な無機質紙からなる
ペーパーハニカムコアに対して、リン酸グアニジン系難
燃剤,メラミン−ホルムアルデヒド樹脂およびホウ酸ナ
トリウムの3成分を所定量含浸担持させることにより、
高度に難燃化され、しかも優れた物性を有するペーパー
ハニカムコアが得られることを見出しこの発明を完成す
るに至った すなわちこの発明のペーパーハニカムコアは、Al(O
H)3 、Mg(OH)2 またはこれらの混合物からなる
無機分65〜75重量%およびセルロース繊維を主体と
する有機分25〜35重量%からなる無機質紙を成形加
工したペーパーハニカムコアであって、リン酸グアニジ
ン系難燃剤、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂およびホ
ウ酸ナトリウムを含有する水溶液を含浸させることによ
って、リン酸グアニジン系難燃剤をペーパーハニカムコ
アの有機分に対して17〜30重量%、メラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂を難燃剤に対して5〜15重量%、ホ
ウ酸ナトリウムを含浸処理前のペーパーハニカムコア全
重量に対し1.5〜4重量%それぞれ担持させたことを
特徴とするものである。
【0008】ペーパーハニカムコアに担持させる各成分
の作用とその担持量の設定理由を以下に説明する。リン
酸グアニジン系難燃剤としてはリン酸グアニジンおよび
その誘導体が使用できる。この難燃剤は、ペーパーハニ
カムコアの燃焼時にリン酸により無機質紙中のセルロー
ス繊維の炭化を促進して燃焼を遅延させるとともに、燃
焼時にグアニジンが分解して不燃性ガスを発生すること
により可燃性ガスを希釈して発火を阻止する。難燃剤の
担持量がペーパーハニカムコアの有機分に対して17重
量%未満では、基材試験に合格するほどの難燃性が得ら
れない。一方、ペーパーハニカムコアの有機分に対して
30重量%を越えて担持させても、難燃効果の大幅な向
上は見られず、また難燃剤の吸湿による剛度低下が大き
くなり、ハニカムコアとしての性能が低下する。
【0009】メラミン−ホルムアルデヒド樹脂は、メチ
ロール化メラミンまたはメチロール基を持った官能基に
よって変性されたメラミン誘導体の重合物である。含浸
処理液中のメチロール化メラミンまたはメチロール基を
持った官能基によって変性されたメラミン誘導体は、含
浸後に加熱することによって重合物となる。メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂を添加することによって樹脂の三
次元ネットワーク構造を紙中に形成し、その結果ペーパ
ーハニカムコアの剛度を維持する。またメラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂を担持させることによりペーパーハニ
カムコア中の窒素分が増加するため、難燃剤による難燃
効果をさら補助的に高めることができる。メラミン−ホ
ルムアルデヒド樹脂の担持量が難燃剤に対して5重量%
未満では、ペーパーハニカムコアの剛度維持効果が不十
分となり、一方、難燃剤重量に対して15重量%を越え
て担持させると、ぺーパーハニカムコアの柔軟性が失わ
れて脆くなり、展張などの作業ができなくなる。
【0010】ホウ酸ナトリウムは、ペーパーハニカムコ
アの燃焼時にセルロース繊維の炭化物とホウ酸ナトリウ
ム(無水物の融点741℃)とによりガラス状物を生成
するため難燃効果を示すとともに、ペーパーハニカムコ
ア燃焼後の保形性を良好にする。ホウ酸ナトリウムの担
持量が含浸処理前のペーパーハニカムコアの全重量に対
して1.5重量%未満では、燃焼後の保形性が発現せ
ず、一方、含浸処理前のペーパーハニカムコア全重量に
対して4重量%を越えて担持させても、保形性に大きな
向上は見られず、かえって通常状態での柔軟性が失わ
れ、展張などの作業に際してハニカムコアの破損などの
トラブルが発生し易くなる。
【0011】この発明においては上述したような各成分
の所定量をペーパーハニカムコアに担持させ得るよう
に、あらかじめ各成分の必要量を水に溶解させた水溶液
からなる含浸処理液を調製し、この液を含浸させたのち
加熱乾燥すればよい。各成分の担持量は、ペーパーハニ
カムコアの有機分重量や全重量によって変動するため、
含浸処理液中の各成分の濃度を一定の数値に決められな
いが、含浸時間などの作業性を考慮して一般的な含浸処
理液の組成を例示すると、リン酸グアニジン系難燃剤が
8〜20重量%、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂が
0.4〜3重量%、ホウ酸ナトリウムが2.5〜5.5
重量%、残部が水からなる水溶液が好ましく使用でき
る。
【0012】かような含浸処理液を用いて各成分をペー
パーハニカムコアに担持させる方法としては、無機質紙
を用いてハニカムに成形加工したのち仮展張して、通常
の含浸操作と同様に、含浸処理液が無機質紙の内部に完
全に含浸するまで浸漬して各成分を含浸させ、仮展張し
たまま加熱乾燥する方法を採用することができる。ある
いはまた、ハニカムに成形加工する前の無機質紙に通常
の含浸加工と同様の操作で含浸処理液を含浸させたのち
加熱乾燥して各成分を担持させ、その後ハニカムに成形
加工する方法を採用してもよい。
【0013】無機質紙を構成する有機分の主体はセルロ
ース繊維であるが、必要に応じて、ポリエステル繊維、
ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維等の合成繊維や、紙
力増強剤、サイズ剤等の紙質改善のための薬剤を含んで
もよく、これらはいずれも有機分の構成成分となる。
【0014】なお、サイズ剤処理が施されている無機質
紙の場合には、サイズ剤により含浸処理液の含浸が阻止
される傾向がある。この場合、含浸処理液中にアルコー
ルを添加しておくことによりサイズ剤の効果を減殺で
き、各成分の所望量を確実に含浸させることができる。
アルコールとしてはメチルアルコールやエチルアルコー
ルが使用でき、含浸処理液に7〜15重量%添加するこ
とが好ましい。
【0015】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げてこの発明
を詳述する。なお、以下に示す“%”はいずれも重量%
を意味する。
【0016】実施例1 リン酸グアニジン8%、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂0.4%、ホウ酸ナトリウム2.6%、水89%から
なる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 からなる無
機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニルアル
コール繊維を混合した繊維からなる有機分28%、米坪
量220(g/m2)の無サイズの無機質紙を、水ガラ
スを接着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカム
コアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は13
0.9g/m2であった。吸液させたペーパーハニカム
コアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持
量は、リン酸グアニジンが対有機分17%、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン5%、ホウ
酸ナトリウムが対ハニカムコア1.6%であった。
【0017】実施例2 リン酸グアニジン8%、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂1.2%、ホウ酸ナトリウム2.6%、水88.2%
からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 からな
る無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニル
アルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28%、
米坪量220(g/m2)の無サイズの無機質紙を、水
ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパーハニ
カムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は1
30.9g/m2であった。吸液させたペーパーハニカ
ムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担
持量は、リン酸グアニジンが対有機分17%、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン15%、
ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1.6%であった。
【0018】実施例3 リン酸グアニジン8%、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂1.2%、ホウ酸ナトリウム6%、水84.8%から
なる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 からなる無
機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニルアル
コール繊維を混合した繊維からなる有機分28%、米坪
量220(g/m2)の無サイズの無機質紙を、水ガラ
スを接着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカム
コアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は13
0.9g/m2であった。吸液させたペーパーハニカム
コアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持
量は、リン酸グアニジンが対有機分17%、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン15%、ホ
ウ酸ナトリウムが対ハニカムコア3.6%であった。
【0019】実施例4 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂0.6%、ホウ酸ナトリウム3.9%、水84.5
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220(g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は134.4g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン5
%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア2.4%であっ
た。
【0020】実施例5 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム3.9%、水83.4
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220(g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は134.4g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン1
5%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア2.4%であ
った。
【0021】実施例6 リン酸グアニジン14%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.4%、ホウ酸ナトリウム5.3%、水79.3
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220(g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は132.0g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分30%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン1
0%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア3.2%であ
った。
【0022】実施例7 リン酸グアニジン10%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂0.5%、ホウ酸ナトリウム2.6%、水86.9
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分65%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分35
%、米坪量180(g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は126.0g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分20%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン5
%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1.8%であっ
た。
【0023】実施例8 リン酸グアニジン15%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂2.3%、ホウ酸ナトリウム3.4%、水79.3
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分65%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分35
%、米坪量180(g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は126.0g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分30%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン1
5%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア2.4%であ
った。
【0024】実施例9 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム3.9%、エチルアル
コール7%、水76.4%からなる含浸処理液を調製し
た。Al(OH)3 からなる無機分72%、セルロース
繊維を主体としポリビニルアルコール繊維を混合した繊
維からなる有機分28%、米坪量220(g/m2)、
サイズ度150秒の無機質紙を、水ガラスを接着剤とし
てハニカムに加工したペーパーハニカムコアに上記の含
浸処理液を含浸させた。吸液量は123.0g/m2
あった。吸液させたペーパーハニカムコアを110℃の
送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持量は、リン酸グア
ニジンが対有機分22%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂が対リン酸グアニジン15%、ホウ酸ナトリウムが
対ハニカムコア2.2%であった。
【0025】実施例10 リン酸グアニジン14%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.4%、ホウ酸ナトリウム5.3%、エチルアル
コール10%、水69.3%からなる含浸処理液を調製
した。Al(OH)3 からなる無機分72%、セルロー
ス繊維を主体としポリビニルアルコール繊維を混合した
繊維からなる有機分28%、米坪量220( g/
2)、サイズ度150秒の無機質紙を、水ガラスを接
着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカムコアに
上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は114.4g
/m2 であった。吸液させたペーパーハニカムコアを1
10℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持量は、リ
ン酸グアニジンが対有機分26%、メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン10%、ホウ酸ナト
リウムが対ハニカムコア2.8%であった。
【0026】実施例11 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム3.9%、エチルアル
コール15%、水68.4%からなる含浸処理液を調製
した。Al(OH)3 からなる無機分72%、セルロー
ス繊維を主体としポリビニルアルコール繊維を混合した
繊維からなる有機分28%、米坪量220( g/
2)、サイズ度150秒の無機質紙を、水ガラスを接
着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカムコアに
上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は112.0g
/m2 であった。吸液させたペーパーハニカムコアを1
10℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持量は、リ
ン酸グアニジンが対有機分20%、メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン15%、ホウ酸ナト
リウムが対ハニカムコア2.0%であった。
【0027】実施例12 リン酸グアニジン15%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂2.3%、ホウ酸ナトリウム3.4%、エチルアル
コール10%、水69.3%からなる含浸処理液を調製
した。Al(OH)3 からなる無機分65%、セルロー
ス繊維を主体としポリビニルアルコール繊維を混合した
繊維からなる有機分35%、米坪量180( g/
2)、サイズ度130秒の無機質紙を、水ガラスを接
着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカムコアに
上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は109.2g
/m2 であった。吸液させたペーパーハニカムコアを1
10℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持量は、リ
ン酸グアニジンが対有機分26%、メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン15%、ホウ酸ナト
リウムが対ハニカムコア2.1%であった。
【0028】比較例1 リン酸グアニジン5%、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂0.5%、ホウ酸ナトリウム2.6%、水91.9%
からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 からな
る無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニル
アルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28%、
米坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙を、水
ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパーハニ
カムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は1
35.5g/m2であった。吸液させたペーパーハニカ
ムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担
持量は、リン酸グアニジンが対有機分11%、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン10%、
ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1.6%であった。
【0029】比較例2 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂0.3%、ホウ酸ナトリウム2.6%、水86.1
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は134.4g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン3
%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1.6%であっ
た。
【0030】比較例3 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム1.5%、水85.8
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は134.4g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン1
5%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1%であっ
た。
【0031】比較例4 リン酸グアニジン18%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.8%、ホウ酸ナトリウム3.4%、水76.8
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は136.9g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分40%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン1
0%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア2.1%であ
った。
【0032】比較例5 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂2.2%、ホウ酸ナトリウム3.4%、水83.4
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙
を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパ
ーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液
量は134.4g/m2であった。吸液させたペーパー
ハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成
分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メ
ラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン2
0%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア2.1%であ
った。
【0033】比較例6 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.1%、ホウ酸ナトリウム8%、水79.9%か
らなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 からなる
無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニルア
ルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28%、米
坪量220( g/m2)の無サイズの無機質紙を、水ガ
ラスを接着剤としてハニカムに加工したペーパーハニカ
ムコアに上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は13
4.4g/m2であった。吸液させたペーパーハニカム
コアを110℃の送風乾燥機で乾燥した。各成分の担持
量は、リン酸グアニジンが対有機分24%、メラミン−
ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン10%、ホ
ウ酸ナトリウムが対ハニカムコア5%であった。
【0034】比較例7 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム3.9%、水83.4
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)、サイズ度150秒の無
機質紙を、水ガラスを接着剤としてハニカムに加工した
ペーパーハニカムコアに上記の含浸処理液を含浸させ
た。吸液量は78.4g/m2 であった。吸液させたペ
ーパーハニカムコアを110℃の送風乾燥機で乾燥し
た。各成分の担持量は、リン酸グアニジンが対有機分1
4%、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂が対リン酸グア
ニジン15%、ホウ酸ナトリウムが対ハニカムコア1.
3%であった。
【0035】比較例8 リン酸グアニジン11%、メラミン−ホルムアルデヒド
樹脂1.7%、ホウ酸ナトリウム3.9%、水83.4
%からなる含浸処理液を調製した。Al(OH)3 から
なる無機分72%、セルロース繊維を主体としポリビニ
ルアルコール繊維を混合した繊維からなる有機分28
%、米坪量220( g/m2)、サイズ度150秒の無
機質紙に上記の含浸処理液を含浸させた。吸液量は6
7.2g/m2 であった。吸液させた無機質紙を110
℃のドラム型乾燥機で乾燥した後、水ガラスを接着剤と
してペーパーハニカムコアに加工した。各成分の担持量
は、リン酸グアニジンが対有機分12%、メラミン−ホ
ルムアルデヒド樹脂が対リン酸グアニジン15%、ホウ
酸ナトリウムが対ハニカムコア1.3%であった。
【0036】上記の実施例および比較例で得られた含浸
処理後のペーパーハニカムコアについて、難燃性を評価
し、剛度を測定した。難燃性評価方法および剛度測定方
法は以下の通りである。
【0037】[難燃性評価方法]試料のペーパーハニカ
ムコアの上下に40×40×0.5mmの鋼板を水ガラ
スで接着し、これを基材試験用試料として加熱燃焼試験
を行った。加熱燃焼試験は「建築物の内装材料及び工法
の難燃性試験方法」( JIS A 1321) に準拠し
て実施した。
【0038】[剛度測定]剛度はハニカムコアの形では
測定せず、Al(OH)3 からなる無機分72%、セル
ロース繊維を主体としポリビニルアルコール繊維を混合
した繊維からなる有機分28%、米坪量220( g/m
2 )の無サイズの無機質紙に、実施例1〜12および比
較例1〜8で調製した含浸処理液を含浸して加熱乾燥し
た後、これのリングクラッシュ剛度を「板紙の圧縮強さ
試験方法」( JIS P 8126) に準拠して測定し
た。
【0039】結果を表1に示す。なお、比較のために含
浸処理を施さない無機質紙についての結果もあわせて示
す。
【0040】
【0041】実施例1〜8は、無サイズの無機質紙に対
してリン酸グアニジン、メラミン−ホルムアルデヒド樹
脂およびホウ酸ナトリウムの各成分を所定範囲内の担持
量となるように含浸担持させたペーパーハニカムコアの
例であり、いずれも優れた難燃性と剛度を有している。
また燃焼後の保形性や加工性も良好であった。
【0042】これに対して比較例1〜6は、リン酸グア
ニジン、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂またはホウ酸
ナトリウムのいずれかの成分が所定範囲に入らない担持
量となるように含浸担持させたペーパーハニカムコアの
例であり、難燃性が不足したり、あるいは難燃性が良好
であっても圧縮強度や燃焼後の保形性が不十分となるこ
とがわかる。
【0043】実施例9と10は、サイズ処理した無機質
紙からなるペーパーハニカムコアに含浸処理を施した例
であり、含浸処理液にアルコールを添加することにより
各成分とも所定の含浸担持量とすることができ、優れた
難燃性と剛度を有している。また燃焼後の保形性や加工
性も良好であった。これに対して比較例7では、含浸処
理液にアルコールを添加していないため、各成分の含浸
が十分でなく担持量不足となっており、難燃性が不足
し、燃焼後の保形性も悪かった。
【0044】実施例11と12は、サイズ処理した無機
質紙に含浸処理を施した後にハニカム加工した例であ
り、いずれも含浸処理液にアルコールを添加してあるた
め、各成分とも所定の含浸担持量とすることができ、優
れた難燃性と剛度を有している。また燃焼後の保形性や
加工性も良好であった。これに対して比較例8では、同
様にサイズ処理した無機質紙に含浸処理を施した後にハ
ニカム加工した場合でも、含浸処理液にアルコールを添
加していないため、各成分の含浸が十分でなく担持量不
足となっており、難燃性が不足し、燃焼後の保形性も悪
かった。
【0045】
【発明の効果】以上説明したところからわかるようにこ
の発明は、無機分65〜75重量%の無機質紙からなる
ペーパーハニカムコアに含浸処理を施して、リン酸グア
ニジン系難燃剤、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂およ
びホウ酸ナトリウムをそれぞれ所定量担持させたもので
あり、このペーパーハニカムコアは高度の難燃性を有
し、しかもペーパーハニカムコアに要求される物性を有
している。
【0046】その結果、特別に無機分比率の高い無機質
紙を製造したり、水ガラスの含浸処理を行ったり、健康
への有害性が懸念される無機鉱物繊維を使用しなくて
も、高度の難燃性と所望の物性を兼備したペーパーハニ
カムコアを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 21/14 (72)発明者 森川 勲 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内 (72)発明者 野村 拓也 東京都江東区東雲1丁目10番6号 新王子 製紙株式会社東京商品研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Al(OH)3 、Mg(OH)2 または
    これらの混合物からなる無機分65〜75重量%および
    セルロース繊維を主体とする有機分25〜35重量%か
    らなる無機質紙を成形加工したペーパーハニカムコアで
    あって、リン酸グアニジン系難燃剤、メラミン−ホルム
    アルデヒド樹脂およびホウ酸ナトリウムを含有する水溶
    液を含浸させることによって、リン酸グアニジン系難燃
    剤をペーパーハニカムコアの有機分に対して17〜30
    重量%、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂を難燃剤に対
    して5〜15重量%、ホウ酸ナトリウムを含浸処理前の
    ペーパーハニカムコア全重量に対し1.5〜4重量%そ
    れぞれ担持させたことを特徴とするペーパーハニカムコ
    ア。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020062108A (ko) * 2001-01-17 2002-07-25 주식회사 솔나노켐 샌드위치 복합구조 자재의 허니컴 심재 및 이의 제조방법
CN100460481C (zh) * 2005-10-12 2009-02-11 中国矿业大学(北京校区) 一种磷酸锌包覆氢氧化铝型复合无机阻燃剂的制备方法
JP2011214200A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Daio Paper Corp 難燃性シート材及びこれを用いた絶縁紙
JP2012071470A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kyorin Co Ltd 耐火セルロース系ハニカム構造体
JP2018199267A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 利昌工業株式会社 難燃性ハニカムコアサンドイッチパネル構造体の製造方法、および、難燃性ハニカムコアサンドイッチパネル構造体

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