JPH08103165A - 替刃式高枝鋏 - Google Patents
替刃式高枝鋏Info
- Publication number
- JPH08103165A JPH08103165A JP6279676A JP27967694A JPH08103165A JP H08103165 A JPH08103165 A JP H08103165A JP 6279676 A JP6279676 A JP 6279676A JP 27967694 A JP27967694 A JP 27967694A JP H08103165 A JPH08103165 A JP H08103165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- support shaft
- movable blade
- supporting shaft
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G3/00—Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
- A01G3/02—Secateurs; Flower or fruit shears
- A01G3/025—Secateurs; Flower or fruit shears having elongated or extended handles
- A01G3/0255—Tree pruners, i.e. pruning shears carried at the end of a pole
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D46/00—Picking of fruits, vegetables, hops, or the like; Devices for shaking trees or shrubs
- A01D46/24—Devices for picking apples or like fruit
- A01D46/247—Manually operated fruit-picking tools
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Ecology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明に係る替刃式高枝鋏は、筒状長尺柄1の
先端に取着される鋏の支軸を、いちいち除去分解するよ
うな厄介な手数を要せず、一本の止めねじの取り外しに
よって刃体交換を行いうるようにした。 【効果】刃体の摺接度に大きな大きな変化が生じて機能
上の調子を狂わせるような事態を未然に防止でき、刃体
交換が極めて容易となる効果を奏する。
先端に取着される鋏の支軸を、いちいち除去分解するよ
うな厄介な手数を要せず、一本の止めねじの取り外しに
よって刃体交換を行いうるようにした。 【効果】刃体の摺接度に大きな大きな変化が生じて機能
上の調子を狂わせるような事態を未然に防止でき、刃体
交換が極めて容易となる効果を奏する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺柄の先端に固定刃
と可動刃からなる鋏を取着し、長尺柄の後端に該鋏の操
作レバーを設け、前記操作レバーにより可動刃を作動し
て果実の軸柄や高所の枝を切り取る高枝鋏において、そ
れまであった可動刃を取り除いて別の可動刃に簡易迅速
に取り替えうるようにした替刃式高枝鋏に関するもので
ある。
と可動刃からなる鋏を取着し、長尺柄の後端に該鋏の操
作レバーを設け、前記操作レバーにより可動刃を作動し
て果実の軸柄や高所の枝を切り取る高枝鋏において、そ
れまであった可動刃を取り除いて別の可動刃に簡易迅速
に取り替えうるようにした替刃式高枝鋏に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の替刃式高枝鋏は、支軸に回動自在
に軸着した可動刃を、該支軸を抜き取ることで、一旦分
解させた状態として可動刃を取り除き別の可動刃に取り
替えるようにしている。
に軸着した可動刃を、該支軸を抜き取ることで、一旦分
解させた状態として可動刃を取り除き別の可動刃に取り
替えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ごとく、固定刃と可動刃からなる一対としたあらかじ
め、組み付けられている鋏を、支軸を除去して分解する
ことは、面倒であるばかりか、固定刃及び可動刃の両刃
体の摺接度に変化が生じて機能上の調子を狂わせること
になって好ましくないのである。
ごとく、固定刃と可動刃からなる一対としたあらかじ
め、組み付けられている鋏を、支軸を除去して分解する
ことは、面倒であるばかりか、固定刃及び可動刃の両刃
体の摺接度に変化が生じて機能上の調子を狂わせること
になって好ましくないのである。
【0004】本発明はかかる課題を解消すべく、替刃式
高枝鋏において、支軸で結合された一対の固定刃及び可
動刃を、支軸を抜き取って分解させることなく、しかも
一本の止めねじの取り外しというわずかの動作にて容易
にそれまであった可動刃を、別の可動刃と交換できるよ
うにした替刃式高枝鋏を提供することを目的とする。
高枝鋏において、支軸で結合された一対の固定刃及び可
動刃を、支軸を抜き取って分解させることなく、しかも
一本の止めねじの取り外しというわずかの動作にて容易
にそれまであった可動刃を、別の可動刃と交換できるよ
うにした替刃式高枝鋏を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、筒状長尺柄1の先端に一体的に取着し
た固定刃2及び該固定刃2に一端に鍔状頭部3を有する
支軸4にて回動自在に軸着される可動刃5より一対の鋏
6を形成し、前記可動刃5を一体的に保持する添板7
を、筒状長尺柄1内に挿通される駆動力伝達部材8を介
して該筒状長尺柄1後端に設けられる操作レバー9に連
結し、操作レバー9の開閉により可動刃5を作動せしめ
るようにした替刃式高枝鋏であって、前記添板7に支軸
4の鍔状頭部3を通過しうるごとき支軸通挿部10と、
該支軸通挿部10に連通しており、かつ前記支軸4の軸
部16を摺動自在に誘導案内せしめる支軸案内部11と
を有する長孔12を開設すると共に、前記可動刃5に支
軸4の鍔状頭部3が通過しうるごとき支軸通挿孔13及
びねじ孔14を設け、常時は、前記長孔12の支軸案内
部11一端側に支軸4を位置させ、かつ添板7の前記支
軸通挿部10を通じて添板7と前記可動刃5とを前記ね
じ孔14に螺合する止めねじ15によって一体的に固着
させる一方、替刃時においては、前記止めねじ15を取
り外し、かつ前記添板7を支軸4の鍔状頭部3から引抜
くことにより、前記可動刃5の取替えを行いうるように
構成されていることを特徴とするものである。なお、こ
こでいう鍔状頭部を有する支軸としては、ボルトとナッ
トの組合せによる場合のほか、リベットやカシメ等これ
と同等の支軸機能を有するものも含まれる。
達成するために、筒状長尺柄1の先端に一体的に取着し
た固定刃2及び該固定刃2に一端に鍔状頭部3を有する
支軸4にて回動自在に軸着される可動刃5より一対の鋏
6を形成し、前記可動刃5を一体的に保持する添板7
を、筒状長尺柄1内に挿通される駆動力伝達部材8を介
して該筒状長尺柄1後端に設けられる操作レバー9に連
結し、操作レバー9の開閉により可動刃5を作動せしめ
るようにした替刃式高枝鋏であって、前記添板7に支軸
4の鍔状頭部3を通過しうるごとき支軸通挿部10と、
該支軸通挿部10に連通しており、かつ前記支軸4の軸
部16を摺動自在に誘導案内せしめる支軸案内部11と
を有する長孔12を開設すると共に、前記可動刃5に支
軸4の鍔状頭部3が通過しうるごとき支軸通挿孔13及
びねじ孔14を設け、常時は、前記長孔12の支軸案内
部11一端側に支軸4を位置させ、かつ添板7の前記支
軸通挿部10を通じて添板7と前記可動刃5とを前記ね
じ孔14に螺合する止めねじ15によって一体的に固着
させる一方、替刃時においては、前記止めねじ15を取
り外し、かつ前記添板7を支軸4の鍔状頭部3から引抜
くことにより、前記可動刃5の取替えを行いうるように
構成されていることを特徴とするものである。なお、こ
こでいう鍔状頭部を有する支軸としては、ボルトとナッ
トの組合せによる場合のほか、リベットやカシメ等これ
と同等の支軸機能を有するものも含まれる。
【0006】
【作用】しかして、本発明に係る替刃式高枝鋏によると
きは、常時、図2〜図4に示すごとく、固定刃2,可動
刃5が支軸4にて回動自在に軸着され、かつ支軸4は、
長孔12の支軸案内部11の一端側に位置しており、添
板7と駆動力伝達部材8とが止めねじ15によって一体
的に固着されている。そして、使用に際して、あらかじ
め固定刃2と可動刃5との間に被切断物たる果実の軸柄
や高所の枝を装入する。次にこの状態において、操作レ
バー9の閉成により固定刃2と可動刃5との間で、被切
断材を切断しうるのである。
きは、常時、図2〜図4に示すごとく、固定刃2,可動
刃5が支軸4にて回動自在に軸着され、かつ支軸4は、
長孔12の支軸案内部11の一端側に位置しており、添
板7と駆動力伝達部材8とが止めねじ15によって一体
的に固着されている。そして、使用に際して、あらかじ
め固定刃2と可動刃5との間に被切断物たる果実の軸柄
や高所の枝を装入する。次にこの状態において、操作レ
バー9の閉成により固定刃2と可動刃5との間で、被切
断材を切断しうるのである。
【0007】そして、今、替刃に際しては、つまりそれ
まであった可動刃5を取り除いて別の可動刃5に交換し
たいときには、止めねじ15をねじ孔14から取り除
き、この状態で、支軸4の軸部16を長孔12の支軸案
内部11一端側から該支軸案内部11に沿って摺動移行
せしめ、長孔12他端側の支軸通挿部10に誘導案内せ
しめるのである。その後、支軸通挿部10と支軸4の鍔
状頭部3とが相対する位置にて添板7の支軸通挿部10
を、支軸4の鍔状頭部3上方へ通過させて持ち上げれ
ば、容易に可動刃5を引抜除去でき、次いで、同様にし
て可動刃5を、その支軸通挿孔13を支軸4の鍔状頭部
3上方へ通過させて持ち上げれば、容易に可動刃5の引
抜除去が可能となる。
まであった可動刃5を取り除いて別の可動刃5に交換し
たいときには、止めねじ15をねじ孔14から取り除
き、この状態で、支軸4の軸部16を長孔12の支軸案
内部11一端側から該支軸案内部11に沿って摺動移行
せしめ、長孔12他端側の支軸通挿部10に誘導案内せ
しめるのである。その後、支軸通挿部10と支軸4の鍔
状頭部3とが相対する位置にて添板7の支軸通挿部10
を、支軸4の鍔状頭部3上方へ通過させて持ち上げれ
ば、容易に可動刃5を引抜除去でき、次いで、同様にし
て可動刃5を、その支軸通挿孔13を支軸4の鍔状頭部
3上方へ通過させて持ち上げれば、容易に可動刃5の引
抜除去が可能となる。
【0008】次に、取り替えるべき新しい可動刃5を、
再び組み付けるに際しては、以上とは逆の操作即ち、こ
の新しい可動刃5の支軸通挿孔13及び添板7の支軸通
挿部10を、支軸4の鍔状頭部3にそれぞれ重合状態に
挿通して保ち、その後、添板7を支軸案内部11に沿っ
て支軸4の軸部16を、支軸通挿部11から支軸案内部
11の一端側に導く。しかる後、前記支軸通挿部11と
可動刃5のねじ孔14位置を互いに相対するよう一致さ
せると共にねじ孔14に止めねじ15を螺入することに
より添板7と可動刃5は一体的に固着され、一連の替刃
作業が終了するのである。
再び組み付けるに際しては、以上とは逆の操作即ち、こ
の新しい可動刃5の支軸通挿孔13及び添板7の支軸通
挿部10を、支軸4の鍔状頭部3にそれぞれ重合状態に
挿通して保ち、その後、添板7を支軸案内部11に沿っ
て支軸4の軸部16を、支軸通挿部11から支軸案内部
11の一端側に導く。しかる後、前記支軸通挿部11と
可動刃5のねじ孔14位置を互いに相対するよう一致さ
せると共にねじ孔14に止めねじ15を螺入することに
より添板7と可動刃5は一体的に固着され、一連の替刃
作業が終了するのである。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る替刃式高枝鋏は、以上の構
成及び作用を有するから、次のごとき効果を有する。即
ち、一対の固定刃,可動刃を交差状として開閉しうるよ
う枢着させている支軸を、いちいち除去して分解するよ
うな厄介な手数を要せず、可動刃交換は一本の止めねじ
の取り外しという簡単な動作にて可能となるほか、固定
刃,可動刃の両刃体の摺接度に大きな変化が生じて機能
上の調子を狂わせるような事態を未然に防止できる優れ
た効果を奏する。
成及び作用を有するから、次のごとき効果を有する。即
ち、一対の固定刃,可動刃を交差状として開閉しうるよ
う枢着させている支軸を、いちいち除去して分解するよ
うな厄介な手数を要せず、可動刃交換は一本の止めねじ
の取り外しという簡単な動作にて可能となるほか、固定
刃,可動刃の両刃体の摺接度に大きな変化が生じて機能
上の調子を狂わせるような事態を未然に防止できる優れ
た効果を奏する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1〜図4は、本発明に係る替刃式高枝
鋏の一実施例を示すもので、図1は鋏全体の一部切り欠
き概略図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の分解
斜視図、図4は図2の矢印IV−IV方向から見た拡大
断面図である。
的に説明する。図1〜図4は、本発明に係る替刃式高枝
鋏の一実施例を示すもので、図1は鋏全体の一部切り欠
き概略図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の分解
斜視図、図4は図2の矢印IV−IV方向から見た拡大
断面図である。
【0011】これらの図において、1はパイプ材よりな
る筒状長尺柄(図1では先端近くで省略図示したが、1
70〜190cm程度の長さがある。)で、この筒状長
尺柄1の先端部は断面が鍵穴を呈するよう変形されてい
る。そして、一方の扁平部17には、鋏6の固定刃2の
基部がボルト類により取着されると共に他方の通挿部1
8からは、筒状長尺柄1内に挿通されるワイヤーまたは
ロッド等の駆動力伝達部材8(本実施例においては細長
い薄鋼板の帯鋼材で形成されている)を取り出せるよう
になっている。
る筒状長尺柄(図1では先端近くで省略図示したが、1
70〜190cm程度の長さがある。)で、この筒状長
尺柄1の先端部は断面が鍵穴を呈するよう変形されてい
る。そして、一方の扁平部17には、鋏6の固定刃2の
基部がボルト類により取着されると共に他方の通挿部1
8からは、筒状長尺柄1内に挿通されるワイヤーまたは
ロッド等の駆動力伝達部材8(本実施例においては細長
い薄鋼板の帯鋼材で形成されている)を取り出せるよう
になっている。
【0012】前記筒状長尺柄1の基部には、固定把持部
20と可動把持部21とよりなる操作レバー9が設けら
れ、一方の固定把持部20は取付け部22を介して筒状
長尺柄1の基端に固着されると共に他方の可動把持部2
1は、基部にて前記固定把持部20の腹部に枢着され
る。可動把持部21の屈曲部には、前記駆動力伝達部材
8の末端が連結23され、該可動把持部21は、固定把
持部20に対して開き勝手に作用せしめるよう内装した
ばね24に抗して引き寄せうるように付勢されている。
20と可動把持部21とよりなる操作レバー9が設けら
れ、一方の固定把持部20は取付け部22を介して筒状
長尺柄1の基端に固着されると共に他方の可動把持部2
1は、基部にて前記固定把持部20の腹部に枢着され
る。可動把持部21の屈曲部には、前記駆動力伝達部材
8の末端が連結23され、該可動把持部21は、固定把
持部20に対して開き勝手に作用せしめるよう内装した
ばね24に抗して引き寄せうるように付勢されている。
【0013】また、前記固定刃2の基部には、可動刃5
が支軸4にて開閉しうるよう回動自在に軸着され、これ
ら固定刃2と可動刃5により一対の鋏6を形成してい
る。そして、可動刃5の基端に添板7を介して前記駆動
力伝達部材8の先端部が連結25され、前記操作レバー
9の開閉により可動刃5を作動せしめるようになってい
る。つまり、添板7の後端部に図3に示すごとく、小ね
じ孔31が螺設されており、駆動力伝達部材8の該小ね
じ孔31に対向する部位には透孔32が穿設され、これ
ら小ねじ孔31,透孔32を貫通するボルト33とナッ
ト34との一対の組み合わせにより添板7と駆動力伝達
部材8とを互いに枢支連結25し、駆動力伝達部材8の
進退により添板7及び可動刃5が回動できるようになっ
ている。
が支軸4にて開閉しうるよう回動自在に軸着され、これ
ら固定刃2と可動刃5により一対の鋏6を形成してい
る。そして、可動刃5の基端に添板7を介して前記駆動
力伝達部材8の先端部が連結25され、前記操作レバー
9の開閉により可動刃5を作動せしめるようになってい
る。つまり、添板7の後端部に図3に示すごとく、小ね
じ孔31が螺設されており、駆動力伝達部材8の該小ね
じ孔31に対向する部位には透孔32が穿設され、これ
ら小ねじ孔31,透孔32を貫通するボルト33とナッ
ト34との一対の組み合わせにより添板7と駆動力伝達
部材8とを互いに枢支連結25し、駆動力伝達部材8の
進退により添板7及び可動刃5が回動できるようになっ
ている。
【0014】前記添板7には、添板7の駆動力伝達部材
8側寄りに、支軸4の鍔状頭部3が丁度通過しうるごと
き大きさを有する支軸通挿部10が開設されており、ま
た、添板7のほぼ長手方向に沿って支軸4の軸部16を
摺動自在に嵌挿して誘導案内せしめる支軸案内部11が
開設されており、これら支軸通挿部10と支軸案内部1
1とは互いに連通状態に開設されて一つの長孔12を形
成している。また前記可動刃5には、支軸4の鍔状頭部
3が丁度通過しうるごとき大きさの支軸通挿孔13が開
設されており、該可動刃5の支軸通挿孔13より後方位
置には、ねじ孔14が設けられている。
8側寄りに、支軸4の鍔状頭部3が丁度通過しうるごと
き大きさを有する支軸通挿部10が開設されており、ま
た、添板7のほぼ長手方向に沿って支軸4の軸部16を
摺動自在に嵌挿して誘導案内せしめる支軸案内部11が
開設されており、これら支軸通挿部10と支軸案内部1
1とは互いに連通状態に開設されて一つの長孔12を形
成している。また前記可動刃5には、支軸4の鍔状頭部
3が丁度通過しうるごとき大きさの支軸通挿孔13が開
設されており、該可動刃5の支軸通挿孔13より後方位
置には、ねじ孔14が設けられている。
【0015】そして、常時は、図2に示すごとく、長孔
12の支軸案内部11一端側に支軸4を位置させ、かつ
添板7の前記支軸通挿部10を通じて添板7と前記可動
刃5とを前記ねじ孔14に螺合する止めねじ15によっ
て一体的に固着させた状態に保たれているのである。
12の支軸案内部11一端側に支軸4を位置させ、かつ
添板7の前記支軸通挿部10を通じて添板7と前記可動
刃5とを前記ねじ孔14に螺合する止めねじ15によっ
て一体的に固着させた状態に保たれているのである。
【0016】前記止めねじ15は、頂部に六角レンチ挿
入用の六角孔をもつ突出部27と、その下側に連設さ
れ、かつ支軸通挿部10よりやや大きい外径をもつ円盤
状の鍔状部28と、鍔状部28の下側に連設される円柱
部29と、該円柱部29下端から下方へ突出するおねじ
部30とを有している。そして、前述したごとく、止め
ねじ15がねじ孔14に螺合した状態においては、おね
じ部30がねじ孔14に、円柱部29が支軸通挿部10
にそれぞれ対向すると共に支軸通挿部10の上方から該
支軸通挿部10を鍔状部28が覆蓋当接しうるようにな
っている。
入用の六角孔をもつ突出部27と、その下側に連設さ
れ、かつ支軸通挿部10よりやや大きい外径をもつ円盤
状の鍔状部28と、鍔状部28の下側に連設される円柱
部29と、該円柱部29下端から下方へ突出するおねじ
部30とを有している。そして、前述したごとく、止め
ねじ15がねじ孔14に螺合した状態においては、おね
じ部30がねじ孔14に、円柱部29が支軸通挿部10
にそれぞれ対向すると共に支軸通挿部10の上方から該
支軸通挿部10を鍔状部28が覆蓋当接しうるようにな
っている。
【0017】また、止めねじ15のねじ孔14への螺合
は、突出部27の六角孔にこれに合う六角レンチを挿入
して時計方向あるいは反時計方向に回動することによ
り、止めねじ15のねじ孔14への締め付けあるいは、
弛緩を行いうるもので、換言すれば、止めねじ15のね
じ孔14に対する締め付けあるいは、弛緩により、前記
鍔状部28と可動刃5との間で添板7を一体的に挟持し
た固着状態に取り付けたり、あるいはかかる挟持固着状
態から解放して止めねじ15、可動刃5、添板7の各部
品に分解された状態になしうるようになっている。
は、突出部27の六角孔にこれに合う六角レンチを挿入
して時計方向あるいは反時計方向に回動することによ
り、止めねじ15のねじ孔14への締め付けあるいは、
弛緩を行いうるもので、換言すれば、止めねじ15のね
じ孔14に対する締め付けあるいは、弛緩により、前記
鍔状部28と可動刃5との間で添板7を一体的に挟持し
た固着状態に取り付けたり、あるいはかかる挟持固着状
態から解放して止めねじ15、可動刃5、添板7の各部
品に分解された状態になしうるようになっている。
【0018】また、前記支軸4となるボルトには、丁度
このボルトの軸部16に嵌りうる程度のカラー26が嵌
挿され、前記ボルトの軸部16と支軸通挿孔13との間
に生ずる隙間が、カラー26によって充填されてガタ付
きが生じるのを防ぎうるようになっており、常時、支軸
4のボルトは、その軸部16が長孔12の支軸案内部1
1、カラー26、固定刃2の軸孔35を順次貫通してナ
ットとの間で螺入緊締固着状態が保持され、しかも両刃
体2,5が互いに回動自在に摺接しうる前述のごとき軸
着状態が保たれるのである。
このボルトの軸部16に嵌りうる程度のカラー26が嵌
挿され、前記ボルトの軸部16と支軸通挿孔13との間
に生ずる隙間が、カラー26によって充填されてガタ付
きが生じるのを防ぎうるようになっており、常時、支軸
4のボルトは、その軸部16が長孔12の支軸案内部1
1、カラー26、固定刃2の軸孔35を順次貫通してナ
ットとの間で螺入緊締固着状態が保持され、しかも両刃
体2,5が互いに回動自在に摺接しうる前述のごとき軸
着状態が保たれるのである。
【0019】更に、本発明は発明の要旨を逸脱しない範
囲内において変更可能である。例えば、前記実施例にお
ける止めねじ15は、前述のごとく、突出部27,鍔状
部28,円柱部29,おねじ部30より構成される一例
を示したが、これに限定されることなく、例えば、突出
部27,鍔状部28をなくして、前記ねじ孔14に対向
しうる長さをもって螺合しうるおねじ部と前記支軸通挿
部10の厚さに対向しうる長さをもって支軸通挿部10
に丁度嵌合しうる円柱部とからなるねじを一体形成し、
円柱部上面にドライバーに掛合しうるプラス又はマイナ
ス溝を刻設した止めねじ15となすこともでき、また、
前記実施例におけるカラー26を使用する代わりに固定
刃2の軸孔35周縁部にかかるカラー26に相当するリ
ング状の台座を突設する等本発明精神の要旨を変更しな
い範囲内において任意に変更しうる。
囲内において変更可能である。例えば、前記実施例にお
ける止めねじ15は、前述のごとく、突出部27,鍔状
部28,円柱部29,おねじ部30より構成される一例
を示したが、これに限定されることなく、例えば、突出
部27,鍔状部28をなくして、前記ねじ孔14に対向
しうる長さをもって螺合しうるおねじ部と前記支軸通挿
部10の厚さに対向しうる長さをもって支軸通挿部10
に丁度嵌合しうる円柱部とからなるねじを一体形成し、
円柱部上面にドライバーに掛合しうるプラス又はマイナ
ス溝を刻設した止めねじ15となすこともでき、また、
前記実施例におけるカラー26を使用する代わりに固定
刃2の軸孔35周縁部にかかるカラー26に相当するリ
ング状の台座を突設する等本発明精神の要旨を変更しな
い範囲内において任意に変更しうる。
【図1】本発明に係る替刃式高枝鋏の一部切り欠き概略
全体図である。
全体図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図2の矢印IV−IV方向から見た拡大断面図
である。
である。
1;筒状長尺柄、2;固定刃、3;鍔状頭部、4;支
軸、5;可動刃、6;鋏、7:添板、8;駆動力伝達部
材、9;操作レバー、10;支軸通挿部、11;支軸案
内部、12;長孔、13;支軸通挿孔、14;ねじ孔、
15;止めねじ、16;軸部、19;枢着、20;固定
把持部、21;可動把持部、22;取り付け部、23;
連結、24;ばね、25;連結、26;カラー、27;
突出部、28;鍔状部、29;円柱部、30;おねじ
部、31;小ねじ孔、32:透孔、33;ボルト、3
4;ナット、35;軸孔。
軸、5;可動刃、6;鋏、7:添板、8;駆動力伝達部
材、9;操作レバー、10;支軸通挿部、11;支軸案
内部、12;長孔、13;支軸通挿孔、14;ねじ孔、
15;止めねじ、16;軸部、19;枢着、20;固定
把持部、21;可動把持部、22;取り付け部、23;
連結、24;ばね、25;連結、26;カラー、27;
突出部、28;鍔状部、29;円柱部、30;おねじ
部、31;小ねじ孔、32:透孔、33;ボルト、3
4;ナット、35;軸孔。
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状長尺柄1の先端に一体的に取着した
固定刃2及び該固定刃2に一端に鍔状頭部3を有する支
軸4にて回動自在に軸着される可動刃5より一対の鋏6
を形成し、前記可動刃5を一体的に保持する添板7を、
筒状長尺柄1内に挿通される駆動力伝達部材8を介して
該筒状長尺柄1後端に設けられる操作レバー9に連結
し、操作レバー9の開閉により可動刃5を作動せしめる
ようにした替刃式高枝鋏であって、前記添板7に支軸4
の鍔状頭部3を通過しうるごとき支軸通挿部10と、該
支軸通挿部10に連通しており、かつ前記支軸4の軸部
16を摺動自在に誘導案内せしめる支軸案内部11とを
有する長孔12を開設すると共に、前記可動刃5に支軸
4の鍔状頭部3が通過しうるごとき支軸通挿孔13及び
ねじ孔14を設け、常時は、前記長孔12の支軸案内部
11一端側に支軸4を位置させ、かつ添板7の前記支軸
通挿部10を通じて添板7と前記可動刃5とを前記ねじ
孔14に螺合する止めねじ15によって一体的に固着さ
せる一方、替刃時においては、前記止めねじ15を取り
外し、かつ前記添板7を支軸4の鍔状頭部3から引抜く
ことにより、前記可動刃5の取替えを行いうるように構
成されていることを特徴とする替刃式高枝鋏。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6279676A JPH08103165A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 替刃式高枝鋏 |
TW084212449U TW323434U (en) | 1994-10-05 | 1995-08-29 | Change blade type high twig shear |
KR2019950028085U KR0122473Y1 (ko) | 1994-10-05 | 1995-10-05 | 날교체식 가위 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6279676A JPH08103165A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 替刃式高枝鋏 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08103165A true JPH08103165A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17614320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6279676A Pending JPH08103165A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 替刃式高枝鋏 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08103165A (ja) |
KR (1) | KR0122473Y1 (ja) |
TW (1) | TW323434U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5719069B1 (ja) * | 2014-09-02 | 2015-05-13 | 信雄 堂本 | アタッチメント式高枝切鋏 |
JP2018511348A (ja) * | 2015-04-01 | 2018-04-26 | プラーン(ソシエテ アノ二ム) | 旋回切削ブレードを保持するための装置 |
CN111837684A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-10-30 | 湖州天亿环境检测有限公司 | 一种带有导向杆的用于园林苗木的修剪装置 |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP6279676A patent/JPH08103165A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-29 TW TW084212449U patent/TW323434U/zh unknown
- 1995-10-05 KR KR2019950028085U patent/KR0122473Y1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5719069B1 (ja) * | 2014-09-02 | 2015-05-13 | 信雄 堂本 | アタッチメント式高枝切鋏 |
JP2018511348A (ja) * | 2015-04-01 | 2018-04-26 | プラーン(ソシエテ アノ二ム) | 旋回切削ブレードを保持するための装置 |
US10681873B2 (en) | 2015-04-01 | 2020-06-16 | Pellenc (Societe Anonyme) | Device for holding a pivoting cutting blade |
CN111837684A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-10-30 | 湖州天亿环境检测有限公司 | 一种带有导向杆的用于园林苗木的修剪装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR0122473Y1 (ko) | 1998-07-15 |
KR960012990U (ko) | 1996-05-17 |
TW323434U (en) | 1997-12-21 |
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