JPH08100758A - 潤滑油用ポンプ - Google Patents

潤滑油用ポンプ

Info

Publication number
JPH08100758A
JPH08100758A JP6259346A JP25934694A JPH08100758A JP H08100758 A JPH08100758 A JP H08100758A JP 6259346 A JP6259346 A JP 6259346A JP 25934694 A JP25934694 A JP 25934694A JP H08100758 A JPH08100758 A JP H08100758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
drive
lubricating oil
piston
drive plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6259346A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tezuka
昴宏 手塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP6259346A priority Critical patent/JPH08100758A/ja
Publication of JPH08100758A publication Critical patent/JPH08100758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 絞りや分配器を必要とせずに、各潤滑箇所に
潤滑油を供給することができ、コストダウンが可能であ
るとともに、簡単に吐出流量の調整を行うことができる
潤滑油用ポンプを提供することである。 【構成】 シリンダブロック23に、シリンダ室23a
を複数形成するとともに、このシリンダ室23aにピス
トン25を摺動自在に設けている。これら各シリンダ室
23aは、吐出通路を介して複数の潤滑箇所と個別に連
通している。なお、吐出通路にはチェック弁Aを設けて
いる。また、各シリンダ室23aは、チェック弁Bを備
えた吸込通路を介して、タンクと連通する。駆動機構で
駆動板を駆動すると、この駆動板によって、各ピストン
25が同一のストロークだけ往復運動をするとともに、
各潤滑箇所に等量の潤滑油を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種工作機械などに
用いられ、複数の潤滑箇所へ潤滑油を供給するための潤
滑用ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の潤滑油用ポンプは、例えば図3に
示すように、定吐出型ポンプ1を潤滑油用ポンプとして
用いている。この定吐出型ポンプ1としては、ギヤポン
プ等が使用され、単位時間あたりの吐出量は低く設定さ
れている。この従来例の潤滑油用ポンプでは、上記定吐
出型ポンプ1に、駆動機構としての電動モータ2を連結
している。そして、ポンプ1の吸込口1aは、ストレナ
ー3を介してタンク4に接続している。なお、符号8は
油面計である。また、吐出口1bと連通している通路4
0の途中には、圧力計5とともにリリーフバルブ6を設
けている。さらに、その下流側には圧力スイッチ7を設
けている。この圧力スイッチ7は、そこを通る圧力が設
定値よりも大きくなったときにONになるとともに、ラ
ンプ10に通電して異常を知らせるようになっている。
【0003】ここで、上記の定吐出型ポンプ1を接続し
ようとする工作機械などには、ほとんどの場合、潤滑を
必要とする箇所が複数ある。そして、これらの潤滑箇所
の状況によって、当然それぞれの負荷圧は異なってい
る。したがって、これら負荷圧の異なる複数の潤滑箇所
に、吐出油を単に分配しただけでは、負荷圧に応じて吐
出油は分配されてしまい、その分潤滑油が不足し、確実
に潤滑できなくなってしまう恐れがある。そこで、潤滑
箇所の負荷圧にかかわらず、ほぼ等量の潤滑油を常に各
潤滑箇所に供給すれば、潤滑油が足りなくなってしまう
恐れはなくなる。この従来例では、等量の潤滑油を供給
するために、通路40を分配するとともに、その下流
側、つまり各潤滑箇所9との接続部分に可変絞り11を
設けている。
【0004】次に、この従来例の潤滑油用ポンプの作用
を説明する。電動モータ2を駆動させると、ポンプ1は
タンク4より油を吸い込むとともに、一定量の圧油を吐
出口1bより吐出する。そして、この吐出油は分配され
るとともに、可変絞り11を介して、各潤滑箇所9に供
給される。このように可変絞り11を設けることで、各
潤滑箇所には等量の潤滑油を供給することができる。こ
のとき、可変絞り11の上流側の油圧は上昇してしまう
が、余分な圧油をリリーフバルブ6が逃しているので、
回路の油圧が異常に上昇することはない。また、リリー
フバルブ6の故障などにより、回路の油圧が異常に上昇
した場合には、圧力スイッチ7がONになって、ランプ
10が点灯し異常を知らせる。なお、図示していない
が、上記の潤滑油用ポンプとは異なり、負荷圧の異なる
複数の潤滑箇所に、等量の潤滑油を供給するため、絞り
ではなく分配器を用いたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の潤滑油用ポンプ
は、負荷圧の異なる潤滑箇所に等量の潤滑油を供給する
ために、潤滑油用ポンプとしての定吐出型ポンプとは別
に、可変絞りや分配器を設ける必要があった。このよう
に可変絞りを設けた場合、時間が経つとともに各潤滑箇
所の負荷圧は変化してしまうので、その都度絞り量を調
整する必要があった。他方、定吐出型ポンプと別に分配
器を設けると、コストがかかってしまうといった問題が
あった。この発明の目的は、潤滑油用ポンプ自体に油圧
的に独立した複数の吐出通路を設けることで、絞りや分
配器を必要とせずに、複数の潤滑箇所に等量の潤滑油を
供給することができ、コストダウンが可能であるととも
に、簡単に吐出流量の調整をおこなうことができる潤滑
油用ポンプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ハウジン
グ内に設けたシリンダブロックと、このシリンダブロッ
クに複数形成されたシリンダ室と、このシリンダ室に摺
動自在に設けた複数のピストンと、これら各シリンダ室
と各潤滑箇所を個別に連通する複数の吐出通路と、これ
ら吐出通路に設けるとともに、シリンダ室から潤滑箇所
への流通のみを許容するチェック弁と、各シリンダ室と
タンクとを連通する吸込通路と、この吸込通路に設ける
とともに、タンクからシリンダ室への流通のみを許容す
るチェック弁と、駆動機構の駆動力で駆動し、ピストン
を往復運動させる駆動板とを備え、上記ピストンの往復
運動にともなってシリンダ室から各潤滑箇所に潤滑油を
供給できるようにした点に特徴を有する。第2の発明
は、第1の発明において、シリンダ室内にピストンに作
用するスプリングを設け、また、ピストンと駆動板とを
直角にして互いに接触させる一方、この接触面とは反対
面に駆動機構を設けるとともに、この駆動機構は、往復
運動する駆動シリンダを主要素にして、この駆動シリン
ダの往復運動を上記駆動板に伝達する構成にした点に特
徴を有する。第3の発明は、第2の発明において、駆動
シリンダのピストンロッドのうち、駆動板とは反対側に
おけるピストンロッドに、駆動シリンダのストロークを
規制するストッパーを設ける一方、このストッパーの位
置を調整可能にして、駆動シリンダのストロークを調整
可能にした点に特徴を有する。第4の発明は、第1の発
明において、ピストンの軸線に対して傾斜させた駆動板
と、この駆動板を回転させる駆動機構とを備えるととも
に、複数のピストンを円周上に配置した点に特徴を有す
る。
【0007】
【作用】第1の発明によれば、各シリンダ室から吐出さ
れた潤滑油が、それぞれの潤滑箇所に供給される。つま
り、潤滑油用ポンプ自体に油圧的に独立した複数の吐出
通路を設けている。第2の発明によれば、駆動シリンダ
が往復運動すると、駆動板も往復運動するので、駆動板
に直角に接触している各ピストンも、それぞれ同一のス
トロークだけ往復運動する。第3の発明によれば、ピス
トンロッドに設けたストッパの位置を調整することで、
駆動シリンダのストローク調整、つまり各ピストンのス
トローク調整が可能となり、潤滑油の供給量を調整する
ことができる。第4の発明によれば、駆動機構により駆
動板を回転させると、各ピストンが同一のストロークだ
け往復運動する。
【0008】
【実施例】図1、2に、この発明の実施例を示す。図1
に示すケーシング16は、その円筒部16aの両端を閉
塞部材16b、16cでふさぐとともに、円筒部16a
内壁のほぼ中央部分に凸部41を形成している。また、
上記ケーシング16内に組み込むバルブブロック18と
シリンダブロック23とは、次のようにして組み付けて
いる。すなわち、両ブロックの中心部分には、貫通孔4
2、43を形成するとともに、これら貫通孔42と43
を連通させる。そして、バルブブロック18側からはボ
ルト部材44を、シリンダブロック23側からはナット
部材45をそれぞれ挿入して、それら先端をネジ結合
し、さらに締め付けることでバルブブロック18の一方
の面にシリンダブロック23を組み付けている。そし
て、このようにシリンダブロック23を組み付けたバル
ブブロック18の周囲には、シール部材19をはめると
ともに、このバルブブロック18をケーシング16内に
図1下側から挿入し、バルブブロック18の他方の面を
凸部41に接触させる。この状態において、ボルト部材
44の頭部44aに設けた連結棒17が、ケーシング1
6の閉塞部材16bから突出するようにしている。そし
て、この突出した部分にナット46を設ける。このナッ
ト46を締め付けることで、一体に組み付けられたバル
ブブロック18及びシリンダブロック23を、ケーシン
グ16内に固定することができる。なお、ケーシング1
6内部は、バルブブロック18によって2つの空間に区
画されることになるが、バルブブロック18の他方の面
側に形成された空間をタンク室Tとしている。
【0009】上記のバルブブロック18及びシリンダブ
ロック23について詳しく説明すると、シリンダブロッ
ク23には、ナット部材45を中心にした円周上にシリ
ンダ室23aを複数形成している。そして、これらシリ
ンダ室23aには、スプリング24とともにピストン2
5を摺動自在に挿入している。またバルブブロック18
には、吐出路20が複数形成され、これら吐出路20
は、バルブブロック18を軸方向に貫通するとともに、
その一方の口が上記シリンダ室23aと連通している。
吐出路20の他方の口と連通するパイプ26は、タンク
室T内を通ってケーシング16の外に突出するととも
に、図示していない潤滑箇所に接続している。つまり、
各シリンダ室23aは、吐出路20とパイプ26からな
る吐出通路を介して、各潤滑箇所と個別に連通してい
る。なお、吐出路20の途中には、スプリング21とボ
ール22とから構成されるチェック弁Aを設けている。
このチェック弁Aは、シリンダ室23aから各潤滑箇所
への油の流通、つまり図1下から上へ流れのみを許容す
るとともに、逆流を防止するものである。
【0010】バルブブロック18には、吐出路20の外
周部分に、吐出路20に沿って吸込通路27を形成して
いる。この吸込通路27は、その一端をタンク室T側に
開口させるとともに、他端は、吐出路20のチェック弁
Aの上流側に合流させている。さらに、吸込通路27の
途中には、スプリング28とボール29とから構成され
るチェック弁Bを設けている。このチェック弁Bはタン
ク室Tからシリンダ室23aへの油の流通のみを許容す
るとともに、逆流を防止する。なお、この実施例では、
各吸込通路27は、それぞれがタンク室Tと連通すると
ともに、それぞれにチェック弁Bを設けているが、タン
ク室と連通している一つの吸込通路にチェック弁Bを設
けるとともに、このチェック弁Bの下流側を各シリンダ
室に分岐させてもよい。
【0011】上記のように、ケーシング16内に、バル
ブブロック18とシリンダブロック23を固定した後、
閉塞部材16cを取り付ける。ここで、この閉塞部材1
6cには、次に述べるように駆動機構が取り付けられて
いる。この閉塞部材16cの中心部には穴が形成されて
いるとともに、この穴を、ピストンロッド32が貫通し
ている。そして、閉塞部材16cの外面側に、半円筒状
のシリンダチューブ34を設ける一方、このシリンダチ
ューブ34内部には、上記ピストンロッド32に形成し
たピストン部32aが摺動可能に組み込まれている。そ
して、ピストン部32aによって、シリンダチューブ3
4内は、2つの室C、Dに区画されている。さらに、ピ
ストンロッド32を、このシリンダチューブ34閉塞面
34aから突出させ、この突出部分に調整ナット36、
37を設けている。他方、ピストンロッド32の、閉塞
部材16c内面側に突出した部分には、駆動板31を、
ピストンロッド32と直角になるように、ナット33、
35で固定している。そして、この閉塞部材16cを、
円筒部16aに取り付けると、シリンダ室23aに一端
を臨ませているピストン25の他端が、駆動板31の接
触面と直角に接触することになる。なお、閉塞部材16
cには、室Cと連通している通路48、シリンダチュー
ブ34には、室Dと連通している通路49をそれぞれ形
成しているとともに、図2のように室C、Dを圧力源3
9と連通させる。そして、これらシリンダチューブ3
4、ピストンロッド32、ピストン部32a等から駆動
シリンダが構成されるとともに、この駆動シリンダ、圧
力源38、切換弁39等から、潤滑油用ポンプの駆動機
構が構成されている。なお、この実施例ではケーシング
16とシリンダチューブ34が相まって、ハウジングを
構成しているものとする。
【0012】次に、この潤滑油用ポンプの作用について
説明する。まず、工作機械などの各潤滑箇所に、それぞ
れパイプ26を接続するとともに、上記駆動機構を作動
させる。つまり、図示していないタイマーなどにより、
間欠的に切換弁39を切換えると、室C、Dには圧力源
から交互に空気圧が導かれる。なお、室C、Dには空気
圧ではなく、油圧を導くものであってもかまわない。い
ま、例えば室Dに空気圧が導かれるとともに、室C内の
空気圧が逃されたとすると、ピストンロッド32は図1
上方向に移動するとともに、このピストンロッド32に
押されて、駆動板31も平行を保ったまま軸方向に移動
する。このとき、駆動板31に押されて、ピストン25
が、スプリング24のバネ力に抗しつつ、シリンダ室2
3a内を図中上方向に移動する。したがって、シリンダ
室23a、チェック弁Aの上流側及びチェック弁B下流
側の油圧は上昇する。そして、この油圧がスプリング2
1のバネ力よりも大きくなると、圧油がボール22を押
し開くとともに、パイプ26を通って潤滑箇所へ供給さ
れる。
【0013】次に、切換弁39が切換わって、室Cに空
気圧が導かれるとともに、室D内の空気圧が逃されたと
する。このとき、ピストンロッド32は図中下に移動す
るとともに、このピストンロッド32に引っ張られて、
駆動板31も平行を保ったまま軸方向に移動する。駆動
板31が図中下方向に移動すると、スプリング24のバ
ネ力により、ピストン25が駆動板31に接触したま
ま、シリンダ室23a内を図中下方向に移動する。した
がって、シリンダ室23a、チェック弁Aの上流側及び
チェック弁B下流側は真空に近い状態となり、相対的に
タンク室T内の油圧が高くなるので、チェック弁Bのボ
ール29を押し開いて油が入り込む。そして、シリンダ
室23a、チェック弁Aの上流側及びチェック弁B下流
側が油で満たされると、スプリング28のバネ力によっ
て、ボール29が押し戻される。なお、シリンダ室23
aにはスプリング24を設けているが、ピストン25と
駆動板31を固定すれば、このスプリング24を設ける
必要が無いことはいうまでもない。以上述べた駆動板3
1の往復運動を、タイマー制御などにより間欠的に、つ
まり一定時間間隔で繰り返すと、それぞれのピストンが
一定のストロークで往復運動するので、各潤滑箇所へ等
量の潤滑油を供給することが可能である。なお、駆動機
構はその種類を問うものではなく、例えばカムを用い
て、駆動板を間欠的に往復運動させてもよい。
【0014】また、図1に示す潤滑油用ポンプでは、ピ
ストンロッド32の、駆動板31とは反対側に、ストッ
パーとして調整ナット36、37を設けている。そし
て、この調整ナット36、37の位置を調整すること
で、駆動シリンダのストロークを規制している。つま
り、調整ナット36、37を締めると、これら調整ナッ
ト37とシリンダチューブ34底部の間隔hが小さくな
るので、ピストンロッド32の可動ストロークも小さく
なる。このようにピストンロッド32の可動ストローク
が小さくなると、当然ピストン25の可動ストロークも
小さくなるので吐出量を少なくすることができる。逆に
調整ナット36、37を緩めると、これら調整ナット3
7とシリンダチューブ34底部との間隔hが大きくなる
ので、吐出量を大きくすることができる。また、図示し
ていないが、上記実施例とは異なり、斜板を駆動板とし
て用いたものも考えられる。つまり、ピストン25の軸
線に対して傾斜させた斜板に、複数のピストンを円周上
に配置するとともに、駆動機構によって斜板を回転させ
て、各ポンプのシリンダを移動させる。この場合は、各
潤滑箇所に潤滑油を供給するタイミングが異なってしま
うが、それぞれの潤滑箇所に等量の潤滑油を供給するこ
とができる。なお、この場合は、斜板の角度を変えるこ
とで、各ピストンのストロークを変化させ、1回の吐出
による供給量を調整することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、ポンプ自体に油圧的
に独立した複数の吐出通路を設けているので、絞りや分
配器を必要とせず、コストダウンが可能となる。また、
各潤滑箇所への潤滑油供給量の調整を、簡単におこなう
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である潤滑油用ポンプの断面
図である。
【図2】図1の潤滑油用ポンプの等価図である。
【図3】従来例の潤滑油用ポンプを示す回路図である。
【符号の説明】
20 吐出路 23 シリンダブロック 23a シリンダ室 24 スプリング 25 ピストン 26 パイプ 27 吸込通路 31 駆動板 32 ピストンロッド 36、37 調整ナット A、B チェック弁 T タンク室 C、D 室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に設けたシリンダブロック
    と、このシリンダブロックに複数形成されたシリンダ室
    と、このシリンダ室に摺動自在に設けた複数のピストン
    と、これら各シリンダ室と各潤滑箇所を個別に連通する
    複数の吐出通路と、これら吐出通路に設けるとともに、
    シリンダ室から潤滑箇所への流通のみを許容するチェッ
    ク弁と、各シリンダ室とタンクとを連通する吸込通路
    と、この吸込通路に設けるとともに、タンクからシリン
    ダ室への流通のみを許容するチェック弁と、駆動機構の
    駆動力で駆動し、ピストンを往復運動させる駆動板とを
    備え、上記ピストンの往復運動にともなってシリンダ室
    から各潤滑箇所に潤滑油を供給できるようにしたことを
    特徴とする潤滑油用ポンプ。
  2. 【請求項2】 シリンダ室内にピストンに作用するスプ
    リングを設け、また、ピストンと駆動板とを直角にして
    互いに接触させる一方、この接触面とは反対面に駆動機
    構を設けるとともに、この駆動機構は、往復運動する駆
    動シリンダを主要素にして、この駆動シリンダの往復運
    動を上記駆動板に伝達する構成にしたことを特徴とする
    請求項1記載の潤滑油用ポンプ。
  3. 【請求項3】 駆動シリンダのピストンロッドのうち、
    駆動板とは反対側におけるピストンロッドに、駆動シリ
    ンダのストロークを規制するストッパーを設ける一方、
    このストッパーの位置を調整可能にして、駆動シリンダ
    のストロークを調整可能にしたことを特徴とする請求項
    2記載の潤滑油用ポンプ。
  4. 【請求項4】 ピストンの軸線に対して傾斜させた駆動
    板と、この駆動板を回転させる駆動機構とを備えるとと
    もに、複数のピストンを円周上に配置したことを特徴と
    する請求項1記載の潤滑油用ポンプ。
JP6259346A 1994-09-29 1994-09-29 潤滑油用ポンプ Pending JPH08100758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6259346A JPH08100758A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 潤滑油用ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6259346A JPH08100758A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 潤滑油用ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08100758A true JPH08100758A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17332839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6259346A Pending JPH08100758A (ja) 1994-09-29 1994-09-29 潤滑油用ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08100758A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4854832A (en) Mechanical shift, pneumatic assist pilot valve for diaphragm pump
US8360745B2 (en) Air driven pump with performance control
US8087345B2 (en) Positive displacement injection pump
EP0711905B1 (en) Improved mechanical shift, pneumatic assist pilot valve
US4161308A (en) Switching valve assembly for fluid motor-driven injector pump
JPH03505B2 (ja)
JP2010230010A (ja) 潤滑剤を調量して放出するための装置
KR960008067A (ko) 방류 제어기능을 가진 가변 용량형 펌프
US6123008A (en) Compressed-air piston engine
US5551847A (en) Lost motion pilot valve for diaphragm pump
US5800136A (en) Pump with bypass valve
EA014972B1 (ru) Насос с компенсацией по давлению
KR101896335B1 (ko) 가변 압축비 장치
US5334003A (en) Air valving mechanism, in combination with a double diaphragm pump subassembly
US5507627A (en) Oscillating-plate type compressor having holes in an outside area of a bolt lacing portion of a baffle plate
US20040244577A1 (en) Method and device at a hydrodynamic pump piston
KR0136449B1 (ko) 공압식 윤활 펌프
JPH08100758A (ja) 潤滑油用ポンプ
US20220228578A1 (en) Swash-plate type piston pump
JPH08232848A (ja) ベローズポンプ
KR20000022653A (ko) 에어 하이드로펌프
US6283727B1 (en) Metering pump
KR930008298A (ko) 가변 용량 제어장치를 갖춘 경사판형 압축
KR20090029714A (ko) 유압식 펌프
EP1559918A2 (en) Pneumatic cylinder with cushioning means disposed in an end cover

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406