JPH0795725B2 - 放送設備におけるトランスコントロール方法および装置 - Google Patents
放送設備におけるトランスコントロール方法および装置Info
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- JPH0795725B2 JPH0795725B2 JP3164957A JP16495791A JPH0795725B2 JP H0795725 B2 JPH0795725 B2 JP H0795725B2 JP 3164957 A JP3164957 A JP 3164957A JP 16495791 A JP16495791 A JP 16495791A JP H0795725 B2 JPH0795725 B2 JP H0795725B2
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- message
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/20—Servers specifically adapted for the distribution of content, e.g. VOD servers; Operations thereof
- H04N21/25—Management operations performed by the server for facilitating the content distribution or administrating data related to end-users or client devices, e.g. end-user or client device authentication, learning user preferences for recommending movies
- H04N21/266—Channel or content management, e.g. generation and management of keys and entitlement messages in a conditional access system, merging a VOD unicast channel into a multicast channel
- H04N21/26606—Channel or content management, e.g. generation and management of keys and entitlement messages in a conditional access system, merging a VOD unicast channel into a multicast channel for generating or managing entitlement messages, e.g. Entitlement Control Message [ECM] or Entitlement Management Message [EMM]
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/45—Management operations performed by the client for facilitating the reception of or the interaction with the content or administrating data related to the end-user or to the client device itself, e.g. learning user preferences for recommending movies, resolving scheduling conflicts
- H04N21/462—Content or additional data management, e.g. creating a master electronic program guide from data received from the Internet and a Head-end, controlling the complexity of a video stream by scaling the resolution or bit-rate based on the client capabilities
- H04N21/4623—Processing of entitlement messages, e.g. ECM [Entitlement Control Message] or EMM [Entitlement Management Message]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/1675—Providing digital key or authorisation information for generation or regeneration of the scrambling sequence
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、文献「ＭＡＣパケッ
トにおける条件付きアクセスシステム；ユーロクリプ
ト」に開示されたユーロクリプト（Eurocrypt)アクセス
システムを用いたＭＡＣパケット標準に基づき、テレビ
番組をディジタル／アナログで多重送信する放送設備に
おけるトランスコントロール（Transcontrol)方法およ
び装置に関する。
トにおける条件付きアクセスシステム；ユーロクリプ
ト」に開示されたユーロクリプト（Eurocrypt)アクセス
システムを用いたＭＡＣパケット標準に基づき、テレビ
番組をディジタル／アナログで多重送信する放送設備に
おけるトランスコントロール（Transcontrol)方法およ
び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このユーロクリプト（Eurocrypt)アクセ
スシステムとは、ユーザが予定する条件下でテレビやラ
ジオ等の放送番組を予約するために設計されたものであ
る。このシステムには、信号を符号化（暗号化）／復号
化（解読）するスクランブラ／デスクランブラシステム
が用いられる。このスクランブラ／デスクランブラシス
テムでは、認定されたユーザに与えられた解読情報に基
づき番組へのアクセスが許可される。
スシステムとは、ユーザが予定する条件下でテレビやラ
ジオ等の放送番組を予約するために設計されたものであ
る。このシステムには、信号を符号化（暗号化）／復号
化（解読）するスクランブラ／デスクランブラシステム
が用いられる。このスクランブラ／デスクランブラシス
テムでは、認定されたユーザに与えられた解読情報に基
づき番組へのアクセスが許可される。
【０００３】こうしたユーロクリプトシステムの本質と
なる構成を図３に示す。この図において、スクランブラ
／デスクランブラシステムにおける暗号化機能を有する
部分は、伝送あるいは放送チャンネル１０の上位に置か
れるスクランブラ１２と、疑似ランダムスクランブルシ
ーケンスを制御する発生器（ＰＲＢＳ）１４とから構成
される。このスクランブラ１２は、入力信号Ｅと、発生
器（ＰＲＢＳ）１４の出力とを合せ、例えば、２の剰余
値をバイナリとして付加して出力する。
なる構成を図３に示す。この図において、スクランブラ
／デスクランブラシステムにおける暗号化機能を有する
部分は、伝送あるいは放送チャンネル１０の上位に置か
れるスクランブラ１２と、疑似ランダムスクランブルシ
ーケンスを制御する発生器（ＰＲＢＳ）１４とから構成
される。このスクランブラ１２は、入力信号Ｅと、発生
器（ＰＲＢＳ）１４の出力とを合せ、例えば、２の剰余
値をバイナリとして付加して出力する。
【０００４】一方、スクランブラ／デスクランブラシス
テムにおける解読機能を有する部分は、伝送チャンネル
１０を介して入力する信号を復号信号Ｓに戻すデスクラ
ンブラ１６と、疑似ランダムシーケンスを制御する発生
器（ＰＲＢＳ）１８とからなる。この発生器１８は、上
述した発生器１４と同様のシーケンスを提供する。
テムにおける解読機能を有する部分は、伝送チャンネル
１０を介して入力する信号を復号信号Ｓに戻すデスクラ
ンブラ１６と、疑似ランダムシーケンスを制御する発生
器（ＰＲＢＳ）１８とからなる。この発生器１８は、上
述した発生器１４と同様のシーケンスを提供する。
【０００５】暗号化／解読システムは、発生器１４，１
８に同一の制御ワードＣＷを供給する。すなわち、エン
コーダおよびデコーダからなるシステムは、暗号化処理
を行うコンピュータ２０と、解読処理を行うコンピュー
タ２２とから構成される。これらコンピュータ２０，２
２は、それぞれプロセッサ、ＲＡＭおよびシークレット
キー（鍵）を具備する。なお、このシークレットキーと
は、後述するアクセス時のタイトルとして記憶される。
このコンピュータ２２のプロセッサは、制御ワードＣＷ
を復元する。
８に同一の制御ワードＣＷを供給する。すなわち、エン
コーダおよびデコーダからなるシステムは、暗号化処理
を行うコンピュータ２０と、解読処理を行うコンピュー
タ２２とから構成される。これらコンピュータ２０，２
２は、それぞれプロセッサ、ＲＡＭおよびシークレット
キー（鍵）を具備する。なお、このシークレットキーと
は、後述するアクセス時のタイトルとして記憶される。
このコンピュータ２２のプロセッサは、制御ワードＣＷ
を復元する。
【０００６】伝送あるいは放送チャンネルを介して供給
される資格チェックメッセージＥＣＭは、比較的高い周
波数で修正される。これは、例えば、２５６フレーム毎
に行われ、コード破壊を可能な限り除去するようにして
いる。なお、この資格チェックメッセージＥＣＭは、番
組にアクセスする際の条件を表す情報と、サービスキー
ＳＫによって暗号化された制御ワードとを含むものであ
る。
される資格チェックメッセージＥＣＭは、比較的高い周
波数で修正される。これは、例えば、２５６フレーム毎
に行われ、コード破壊を可能な限り除去するようにして
いる。なお、この資格チェックメッセージＥＣＭは、番
組にアクセスする際の条件を表す情報と、サービスキー
ＳＫによって暗号化された制御ワードとを含むものであ
る。
【０００７】放送側または送信側となるオペレータにお
いて定義される資格管理メッセージＥＭＭは、放送を正
しく受信するユーザを選択するために用いられる。この
メッセージＥＭＭは、プロセッサの操作キーにより周期
的に修正され、アクセス時のタイトルとして分配され
る。
いて定義される資格管理メッセージＥＭＭは、放送を正
しく受信するユーザを選択するために用いられる。この
メッセージＥＭＭは、プロセッサの操作キーにより周期
的に修正され、アクセス時のタイトルとして分配され
る。
【０００８】図３において、デコーダを構成するコンピ
ュータ２２に入力される資格管理メッセージＥＭＭは、
チャンネル１０を介してジェネレータ２４から送出され
る。しかしながら、該メッセージＥＭＭは、長い間隔で
変化する場合に限り、デコーダに「アクセス正常」が与
えられる。そして、この場合、例えば、電話回線やデー
タ回線などの他のチャンネルを介して該メッセージＥＭ
Ｍを送出することが可能になる。メッセージＥＣＭは、
単一シリーズもしくは異なる２つのシリーズからなり、
信号の異なる成分に割当てる。それらは、多重パケット
に含まれ、そのアドレスは同一チャンネルでサービスさ
れるパケットによって与えられる。
ュータ２２に入力される資格管理メッセージＥＭＭは、
チャンネル１０を介してジェネレータ２４から送出され
る。しかしながら、該メッセージＥＭＭは、長い間隔で
変化する場合に限り、デコーダに「アクセス正常」が与
えられる。そして、この場合、例えば、電話回線やデー
タ回線などの他のチャンネルを介して該メッセージＥＭ
Ｍを送出することが可能になる。メッセージＥＣＭは、
単一シリーズもしくは異なる２つのシリーズからなり、
信号の異なる成分に割当てる。それらは、多重パケット
に含まれ、そのアドレスは同一チャンネルでサービスさ
れるパケットによって与えられる。
【０００９】復号あるいは解読過程においては、まず、
第１にコンピュータ２２がメッセージＥＭＭをメモリに
ロードし、これに基づいて番組にアクセスするための条
件を表すパラメータをチェックする。この際、メッセー
ジＥＭＭは、チャンネル１０を介し、短い間隔で繰返し
送出される。この時、コンピュータ２２は、ＭＡＣパケ
ットよって伝送されるメッセージＥＣＭに含まれる制御
ワードＣＷを復号する。
第１にコンピュータ２２がメッセージＥＭＭをメモリに
ロードし、これに基づいて番組にアクセスするための条
件を表すパラメータをチェックする。この際、メッセー
ジＥＭＭは、チャンネル１０を介し、短い間隔で繰返し
送出される。この時、コンピュータ２２は、ＭＡＣパケ
ットよって伝送されるメッセージＥＣＭに含まれる制御
ワードＣＷを復号する。
【００１０】例えば、放送衛星に相当するオペレータＡ
は、条件に応じて復号が許可される受信機を具備するテ
レビ局に対し、番組を直接送出する。加入者への放送
は、サービスオペレータＢによって行われる。このサー
ビスオペレータＢは、アクセスを要求し、これが許可さ
れた加入者に対して放送を供給する。この場合、サービ
スオペレータＢは、サービスキーに基づき、放送をスク
ランブルする。このような技術を「トランススクランブ
ル」と称す。この場合、オペレータＢは、ケーブルネッ
トワークを介して放送する放送局、あるいは衛星を介し
て放送する放送局に相当する。
は、条件に応じて復号が許可される受信機を具備するテ
レビ局に対し、番組を直接送出する。加入者への放送
は、サービスオペレータＢによって行われる。このサー
ビスオペレータＢは、アクセスを要求し、これが許可さ
れた加入者に対して放送を供給する。この場合、サービ
スオペレータＢは、サービスキーに基づき、放送をスク
ランブルする。このような技術を「トランススクランブ
ル」と称す。この場合、オペレータＢは、ケーブルネッ
トワークを介して放送する放送局、あるいは衛星を介し
て放送する放送局に相当する。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したシ
ステムでは、オペレータＡからの信号を完全に、かつ、
直ちに復号し、これをケーブルネットワークの一端で記
録することが要求される。ところが、これを解決するに
は、極めて複雑なシステムになる。加えて、完全なる復
号処理および記録処理は、信号に有害な影響を与えてし
まう。特に、完全な復号処理を行うには、制御ワードが
置き換えられる間隔を極めて接近させる必要があり、実
際上、画像情報および音声情報が許容できる範囲内のロ
スとなるトランススクランブル処理を実行しなければな
らない。
ステムでは、オペレータＡからの信号を完全に、かつ、
直ちに復号し、これをケーブルネットワークの一端で記
録することが要求される。ところが、これを解決するに
は、極めて複雑なシステムになる。加えて、完全なる復
号処理および記録処理は、信号に有害な影響を与えてし
まう。特に、完全な復号処理を行うには、制御ワードが
置き換えられる間隔を極めて接近させる必要があり、実
際上、画像情報および音声情報が許容できる範囲内のロ
スとなるトランススクランブル処理を実行しなければな
らない。
【００１２】したがって、この発明の目的は、第１のオ
ペレータ側から供給されるＭＡＣパケット信号を簡易な
構成で、しかも、信号品質を低下させないシステムによ
って第２のオペレータから放送させるトランスコントロ
ール方法および装置を提供することにある。この「トラ
ンスコトロール」とは、アクセス制御パラメータおよび
暗号化処理における操作キー（かぎ）を修正する手段を
指す。メッセージＥＣＭは、ＭＡＣパケット信号におけ
る全成分（ビデオ信号、音声信号、データ信号）をリア
ルタイムに暗号化させたり、あるいは、ＭＡＣパケット
信号の解読を許可するサービスキーを供給するものであ
る。
ペレータ側から供給されるＭＡＣパケット信号を簡易な
構成で、しかも、信号品質を低下させないシステムによ
って第２のオペレータから放送させるトランスコントロ
ール方法および装置を提供することにある。この「トラ
ンスコトロール」とは、アクセス制御パラメータおよび
暗号化処理における操作キー（かぎ）を修正する手段を
指す。メッセージＥＣＭは、ＭＡＣパケット信号におけ
る全成分（ビデオ信号、音声信号、データ信号）をリア
ルタイムに暗号化させたり、あるいは、ＭＡＣパケット
信号の解読を許可するサービスキーを供給するものであ
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この発明によるトランス
コントロール方法によれば、デジタルパケットからなる
多重信号とアナログ信号とが制御ワードによって所定の
手順で暗号化され、該多重信号と該アナログ信号を含む
ＭＡＣパケット信号をトランスコントロールする場合、
前記多重信号は、第１のオペレータ側で定義された第１
の連続する資格チェックメッセージであって、該メッセ
ージの各々は、第１のサービスキーにより暗号化され、
接近した時間間隔で変更される前記制御ワードを含み、
時間予測により得られた、次に来る前記第１の資格チェ
ックメッセージのアドレスが含まれる同一サービスチャ
ンネルとを有し、前記多重信号を検出して抽出する第１
のステップと、前記同一サービスチャンネルを抽出する
第２のステップと、前記同一サービスチャンネルを分析
し、次に来る前記資格チェックメッセージのアドレスを
決定する第３のステップと、前記第１の資格チェックメ
ッセージを、第２のオペレータ側で定義される第２の資
格チェックメッセージに取替える第４のステップと、前
記第１の資格チェックメッセージから得られる第１のサ
ービスキーに応じて、前記アナログ信号および前記多重
信号を復調し、前記第２の資格チェックメッセージから
得られる第２のサービスキーに応じて該アナログ信号お
よび該多重信号を再び暗号化する第５のステップとを具
備することを特徴とする。
コントロール方法によれば、デジタルパケットからなる
多重信号とアナログ信号とが制御ワードによって所定の
手順で暗号化され、該多重信号と該アナログ信号を含む
ＭＡＣパケット信号をトランスコントロールする場合、
前記多重信号は、第１のオペレータ側で定義された第１
の連続する資格チェックメッセージであって、該メッセ
ージの各々は、第１のサービスキーにより暗号化され、
接近した時間間隔で変更される前記制御ワードを含み、
時間予測により得られた、次に来る前記第１の資格チェ
ックメッセージのアドレスが含まれる同一サービスチャ
ンネルとを有し、前記多重信号を検出して抽出する第１
のステップと、前記同一サービスチャンネルを抽出する
第２のステップと、前記同一サービスチャンネルを分析
し、次に来る前記資格チェックメッセージのアドレスを
決定する第３のステップと、前記第１の資格チェックメ
ッセージを、第２のオペレータ側で定義される第２の資
格チェックメッセージに取替える第４のステップと、前
記第１の資格チェックメッセージから得られる第１のサ
ービスキーに応じて、前記アナログ信号および前記多重
信号を復調し、前記第２の資格チェックメッセージから
得られる第２のサービスキーに応じて該アナログ信号お
よび該多重信号を再び暗号化する第５のステップとを具
備することを特徴とする。
【００１４】また、この発明によるトランスコントロー
ル装置にあっては、放送側Ａのアクセス条件に従ってＭ
ＡＣパケット番組放送設備を制御するトランスコントロ
ール装置において、多重パケットから第１の資格チェッ
クメッセージを抽出する手段と、アドレス更新情報を用
いて入力信号をリアルタイムに解読する制御ワードを決
定すると共に、前記第１の資格チェックメッセージの発
生を予測する第１の演算ユニットと、第２のオペレータ
で定義される第２の資格チェックメッセージを発生する
第２の演算ユニットと、前記第１の資格チェックメッセ
ージを抜き取った後に、前記第２の資格チェックメッセ
ージを挿入する挿入手段と、前記第１の演算ユニットで
決定され第１のオペレータに特有の制御ワードを用いて
解読を行う解読手段と、前記第２の演算ユニットが発生
し第２のオペレータに特有の制御ワードを用いて暗号化
を行う暗号手段とを具備することを特徴とする。
ル装置にあっては、放送側Ａのアクセス条件に従ってＭ
ＡＣパケット番組放送設備を制御するトランスコントロ
ール装置において、多重パケットから第１の資格チェッ
クメッセージを抽出する手段と、アドレス更新情報を用
いて入力信号をリアルタイムに解読する制御ワードを決
定すると共に、前記第１の資格チェックメッセージの発
生を予測する第１の演算ユニットと、第２のオペレータ
で定義される第２の資格チェックメッセージを発生する
第２の演算ユニットと、前記第１の資格チェックメッセ
ージを抜き取った後に、前記第２の資格チェックメッセ
ージを挿入する挿入手段と、前記第１の演算ユニットで
決定され第１のオペレータに特有の制御ワードを用いて
解読を行う解読手段と、前記第２の演算ユニットが発生
し第２のオペレータに特有の制御ワードを用いて暗号化
を行う暗号手段とを具備することを特徴とする。
【００１５】
【作用】この発明によれば、サービスキーの周期的変化
に対応して第１の資格チェックメッセージのアドレスお
よび予測時間が供給される同一サービスチャンネルを抽
出し、この抽出されたチャンネルを分析し、次に来る前
記資格チェックメッセージのアドレスを決定し、前記第
１の資格チェックメッセージを、第２のオペレータ側で
定義される第２の資格チェックメッセージに取り替え、
アナログ信号を復調し、前記第１の資格チェックメッセ
ージからディジタル多重信号における第１のサービスキ
ーを得ると共に、前記第２の資格チェックメッセージか
ら得られる第２のサービスキーに応じて前記ディジタル
多重信号を再び暗号化して送出する。
に対応して第１の資格チェックメッセージのアドレスお
よび予測時間が供給される同一サービスチャンネルを抽
出し、この抽出されたチャンネルを分析し、次に来る前
記資格チェックメッセージのアドレスを決定し、前記第
１の資格チェックメッセージを、第２のオペレータ側で
定義される第２の資格チェックメッセージに取り替え、
アナログ信号を復調し、前記第１の資格チェックメッセ
ージからディジタル多重信号における第１のサービスキ
ーを得ると共に、前記第２の資格チェックメッセージか
ら得られる第２のサービスキーに応じて前記ディジタル
多重信号を再び暗号化して送出する。
【００１６】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図１は、一般的なトランススクランブル
装置の構成を示すブロック図である。このトランススク
ランブル装置は、通信回線の一端に配設されるものであ
り、他のオペレータＡによってスクランブル（暗号化）
された信号Ｅを、オペレータＢの加入者へＭＡＣパケッ
トＤ２信号として供給する。メッセージＥＭＭによって
表される条件に応じてアクセスされ、暗号化および解読
化する過程では、オペレータＢ側でサービスキー（ある
いはキーＳＫ）が操作される。出力信号Ｓは、上述した
ＭＡＣパケットＤ２信号を含む。このＭＡＣパケットＤ
２信号とは、ビデオ、オーディオ、データおよびテレテ
キストなどの各信号を含み、それらの幾つかは少なくと
もオペレータＢのサービスキー操作によりスクランブル
が施される。また、このＭＡＣパケットＤ２信号には、
少なくともメッセージＥＭＭあるいはＥＣＭが含まれ
る。
いて説明する。図１は、一般的なトランススクランブル
装置の構成を示すブロック図である。このトランススク
ランブル装置は、通信回線の一端に配設されるものであ
り、他のオペレータＡによってスクランブル（暗号化）
された信号Ｅを、オペレータＢの加入者へＭＡＣパケッ
トＤ２信号として供給する。メッセージＥＭＭによって
表される条件に応じてアクセスされ、暗号化および解読
化する過程では、オペレータＢ側でサービスキー（ある
いはキーＳＫ）が操作される。出力信号Ｓは、上述した
ＭＡＣパケットＤ２信号を含む。このＭＡＣパケットＤ
２信号とは、ビデオ、オーディオ、データおよびテレテ
キストなどの各信号を含み、それらの幾つかは少なくと
もオペレータＢのサービスキー操作によりスクランブル
が施される。また、このＭＡＣパケットＤ２信号には、
少なくともメッセージＥＭＭあるいはＥＣＭが含まれ
る。
【００１７】トランススクランブル装置は、次の２つの
機能を有する。すなわち、まず、オペレータＡ側のメッ
セージＥＣＭ（またはメッセージＥＭＭ）を同じ伝送チ
ャンネルを介してオペレータＢ側のメッセージＥＣＭ
（またはメッセージＥＭＭ）に置き換える。そして、上
記ＭＡＣパケットＤ２信号に含まれる各信号にスクラン
ブルを施し（以下、この処理をトランススクランブルと
称す）、加入者側に供給する。この２つの機能の内、前
者は図１におけるユニット３０において実行され、後者
の機能は、ユニット３２で達成される。
機能を有する。すなわち、まず、オペレータＡ側のメッ
セージＥＣＭ（またはメッセージＥＭＭ）を同じ伝送チ
ャンネルを介してオペレータＢ側のメッセージＥＣＭ
（またはメッセージＥＭＭ）に置き換える。そして、上
記ＭＡＣパケットＤ２信号に含まれる各信号にスクラン
ブルを施し（以下、この処理をトランススクランブルと
称す）、加入者側に供給する。この２つの機能の内、前
者は図１におけるユニット３０において実行され、後者
の機能は、ユニット３２で達成される。
【００１８】このユニット３０は、抽出手段３４と挿入
手段３６とから構成される。抽出手段３４は、オペレー
タＡ側によって定義されたメッセージＥＭＣ（Ａ）、お
よびメッセージＥＭＭ（Ａ）をパケットから抽出する。
挿入手段３６は、オペレータＢ側によって定義されたメ
ッセージＥＭＣ（Ｂ）、およびメッセージＥＭＭ（Ｂ）
を新たなパケットに挿入するものである。
手段３６とから構成される。抽出手段３４は、オペレー
タＡ側によって定義されたメッセージＥＭＣ（Ａ）、お
よびメッセージＥＭＭ（Ａ）をパケットから抽出する。
挿入手段３６は、オペレータＢ側によって定義されたメ
ッセージＥＭＣ（Ｂ）、およびメッセージＥＭＭ（Ｂ）
を新たなパケットに挿入するものである。
【００１９】パケットは、演算ユニット３８によって生
成された新たなメッセージＥＣＭ（Ｂ）を含む。このパ
ケットが送出されるには、構成要素２４によって生成さ
れるメッセージＥＭＭ（Ｂ）が加えられ、これにより、
アクセスが適正である旨を表現するようになっている。
成された新たなメッセージＥＣＭ（Ｂ）を含む。このパ
ケットが送出されるには、構成要素２４によって生成さ
れるメッセージＥＭＭ（Ｂ）が加えられ、これにより、
アクセスが適正である旨を表現するようになっている。
【００２０】トランススクランブル処理を行うユニット
３２は、オペレータＡにより定義された制御ワードＣＷ
（Ａ）に基づいて復調し、有効な信号を発生するデスク
ランブラ４０と、オペレータＡのメッセージＥＣＭ
（Ａ）およびＥＭＭ（Ａ）に基づき暗号文を解読する制
御ワードＣＷ（Ａ）を生成する演算ユニット４２と、オ
ペレータＢ側で定義された制御ワードＣＷ（Ｂ）に基づ
き、所定条件下でアクセスされる場合に全ての信号成分
にスクランブルを施すスクランブラ４４と、オペレータ
Ｂ側で定義され、所定の番組にアクセスする際の条件３
９に基づき、制御ワードＣＷ（Ｂ）およびメッセージＥ
ＣＭ（Ｂ）を発生する演算ユニット３８とから構成され
る。このトランススクランブル処理は、極めて簡素な回
路で実現でき、全ての信号成分について品質低下を防
ぎ、かつ、ベースバンド信号を元に戻すことなく実行さ
れる。
３２は、オペレータＡにより定義された制御ワードＣＷ
（Ａ）に基づいて復調し、有効な信号を発生するデスク
ランブラ４０と、オペレータＡのメッセージＥＣＭ
（Ａ）およびＥＭＭ（Ａ）に基づき暗号文を解読する制
御ワードＣＷ（Ａ）を生成する演算ユニット４２と、オ
ペレータＢ側で定義された制御ワードＣＷ（Ｂ）に基づ
き、所定条件下でアクセスされる場合に全ての信号成分
にスクランブルを施すスクランブラ４４と、オペレータ
Ｂ側で定義され、所定の番組にアクセスする際の条件３
９に基づき、制御ワードＣＷ（Ｂ）およびメッセージＥ
ＣＭ（Ｂ）を発生する演算ユニット３８とから構成され
る。このトランススクランブル処理は、極めて簡素な回
路で実現でき、全ての信号成分について品質低下を防
ぎ、かつ、ベースバンド信号を元に戻すことなく実行さ
れる。
【００２１】次に、図２は、図１に示した一般的なトラ
ンスコントローラ装置の構成を詳細に示すブロック図で
ある。この図において、Ｄ２ＭＡＣパケット標準に対応
して処理する回路については、放送ネットワーク等で使
用される周知のものであるので、その説明については省
略する。
ンスコントローラ装置の構成を詳細に示すブロック図で
ある。この図において、Ｄ２ＭＡＣパケット標準に対応
して処理する回路については、放送ネットワーク等で使
用される周知のものであるので、その説明については省
略する。
【００２２】この図に示す入力部は、オペレータＡに基
づきスクランブル処理が施された入力信号Ｅを受けると
共に、この信号成分を分配するデマルチプレクサ４６か
らなる。ビデオ信号成分ＭＡＣ（Ａ）は、このデマルチ
プレクサ４６から信号４８として出力され、デスクラン
ブラ４０ａおよびスクランブラ４４ａに供給される。ま
た、Ｄ２（Ａ）データおよび音声が多重された信号は、
伝送チャンネルを介してデスクランブラ４０ａおよびス
クランブラ４４ａに供給される。
づきスクランブル処理が施された入力信号Ｅを受けると
共に、この信号成分を分配するデマルチプレクサ４６か
らなる。ビデオ信号成分ＭＡＣ（Ａ）は、このデマルチ
プレクサ４６から信号４８として出力され、デスクラン
ブラ４０ａおよびスクランブラ４４ａに供給される。ま
た、Ｄ２（Ａ）データおよび音声が多重された信号は、
伝送チャンネルを介してデスクランブラ４０ａおよびス
クランブラ４４ａに供給される。
【００２３】５２は周知の構成によるデコーダであり、
２重バイナリデコード、デシャフリングおよびデインタ
レーシングした結果を引出し線Ｌ６２５（Ａ）を介して
処理回路５０に供給する。処理回路５０は、フレームカ
ウンタを有し、該カウンタによってカウントされたフィ
ールドカウント数を発生すると共に、オペレータＢ側か
ら供給されるパラメータに従って、前記デコーダ５２の
出力を組替えて出力する。
２重バイナリデコード、デシャフリングおよびデインタ
レーシングした結果を引出し線Ｌ６２５（Ａ）を介して
処理回路５０に供給する。処理回路５０は、フレームカ
ウンタを有し、該カウンタによってカウントされたフィ
ールドカウント数を発生すると共に、オペレータＢ側か
ら供給されるパラメータに従って、前記デコーダ５２の
出力を組替えて出力する。
【００２４】デコーダ５２の出力Ｐ（Ａ）は、同一のチ
ャンネル（チャンネル０と呼ばれる）において多重され
た各フレームの０番パケットを表す。このチャンネル０
は、デコーダ５２の出力における他のパケットから分離
したものである。フレームカウンタの出力は、デスクラ
ンブル処理およびスクランブル処理を同期させるために
用いられる。
ャンネル（チャンネル０と呼ばれる）において多重され
た各フレームの０番パケットを表す。このチャンネル０
は、デコーダ５２の出力における他のパケットから分離
したものである。フレームカウンタの出力は、デスクラ
ンブル処理およびスクランブル処理を同期させるために
用いられる。
【００２５】回路５４は、デマルチプレクサ５６に供給
されるパケット、すなわち、メッセージＥＣＭ（Ａ）お
よびＥＭＭ（Ａ）を含むパケットのアドレスを表す信号
を発生する。コンピュータユニット４２は、オペレータ
ＡによるメッセージＥＣＭ（Ａ）およびＥＭＭ（Ａ）を
処理し、要求される制御ワードＣＷ（Ａ）を記憶する。
この制御ワードＣＷ（Ａ）は、デスクランブラ４８での
ビデオ信号復調、またはデスクランブラ４０ｂでの音声
／データの多重信号復調に用いられる。
されるパケット、すなわち、メッセージＥＣＭ（Ａ）お
よびＥＭＭ（Ａ）を含むパケットのアドレスを表す信号
を発生する。コンピュータユニット４２は、オペレータ
ＡによるメッセージＥＣＭ（Ａ）およびＥＭＭ（Ａ）を
処理し、要求される制御ワードＣＷ（Ａ）を記憶する。
この制御ワードＣＷ（Ａ）は、デスクランブラ４８での
ビデオ信号復調、またはデスクランブラ４０ｂでの音声
／データの多重信号復調に用いられる。
【００２６】このディジタル多重信号、すなわち、デマ
ルチプレクサ５６のパケット出力は、オペレータＢ側の
メッセージＥＣＭ（Ｂ）に従ってマルチプレクサ５８に
より復元される。さらに、メッセージＥＭＭ（Ｂ）がオ
ペレータＢ側からでなく、他の手段から供給される場合
には、該メッセージＥＭＭ（Ｂ）が加入者認定システム
（ＧＴＡ）６２から発せられ、これがマルチプレクサ５
８に与えられる。マルチプレクサ５８のパケット出力
は、オペレータＢ側のメッセージＥＣＭ（Ｂ）あるいは
メッセージＥＭＭ（Ｂ）に基づき、音声およびデータ信
号を多重化したパケットをスクランブルしたものであ
る。デスクランブラ４０ｂは、このメッセージＥＣＭ，
ＥＭＭを処理しないように調整する。
ルチプレクサ５６のパケット出力は、オペレータＢ側の
メッセージＥＣＭ（Ｂ）に従ってマルチプレクサ５８に
より復元される。さらに、メッセージＥＭＭ（Ｂ）がオ
ペレータＢ側からでなく、他の手段から供給される場合
には、該メッセージＥＭＭ（Ｂ）が加入者認定システム
（ＧＴＡ）６２から発せられ、これがマルチプレクサ５
８に与えられる。マルチプレクサ５８のパケット出力
は、オペレータＢ側のメッセージＥＣＭ（Ｂ）あるいは
メッセージＥＭＭ（Ｂ）に基づき、音声およびデータ信
号を多重化したパケットをスクランブルしたものであ
る。デスクランブラ４０ｂは、このメッセージＥＣＭ，
ＥＭＭを処理しないように調整する。
【００２７】デスクランブラ４０ｂの出力は、完全にク
リアされたパケットを形成している。スクランブラ４４
ｂは、オペレータＢで定義された制御ワードＣＷにより
全パケットにスクランブルを施す。インタレーシング、
ミキシングおよび二重バイナリコーディングを行うエン
コーダ６６は、前述したデコーダ５２の回路を２重構成
としたものである。このエンコーダ６６は、処理回路５
０から供給される信号、すなわち、スクランブル条件を
表す信号に応じてエンコードされたパケットを出力す
る。
リアされたパケットを形成している。スクランブラ４４
ｂは、オペレータＢで定義された制御ワードＣＷにより
全パケットにスクランブルを施す。インタレーシング、
ミキシングおよび二重バイナリコーディングを行うエン
コーダ６６は、前述したデコーダ５２の回路を２重構成
としたものである。このエンコーダ６６は、処理回路５
０から供給される信号、すなわち、スクランブル条件を
表す信号に応じてエンコードされたパケットを出力す
る。
【００２８】マルチプレクサ６８は、スクランブラ４４
ａの出力と、エンコーダ６６の出力とに応じてスクラン
ブルされたＤ２ＭＡＣパケットによる出力信号Ｓを送出
する。なお、スクランブラ４４ａは、スクランブルされ
たビデオ信号を出力する。この出力信号Ｓは、ビデオ信
号、音声信号およびデータ信号成分を有するものであっ
て、オペレータＢ側で定義された条件下においてのみア
クセス可能な信号となる。
ａの出力と、エンコーダ６６の出力とに応じてスクラン
ブルされたＤ２ＭＡＣパケットによる出力信号Ｓを送出
する。なお、スクランブラ４４ａは、スクランブルされ
たビデオ信号を出力する。この出力信号Ｓは、ビデオ信
号、音声信号およびデータ信号成分を有するものであっ
て、オペレータＢ側で定義された条件下においてのみア
クセス可能な信号となる。
【００２９】トランスコントローラ装置は、出力信号Ｓ
における信号成分を限定する場合、パケットに含まれる
メッセージＥＣＭにより正確に操作し、これは制御ワー
ドの供給に応じてなされる。この制御ワードは、画像品
質低下が表れる際の最初のフレームについては用いられ
ない。この問題は、チャンネル０に含まれるメッセージ
であって、資格チェックメッセージＥＣＭのアドレスと
して供給されるアクセス確認メッセージＡＣＣＭにより
解決される。このアクセス確認メッセージＡＣＣＭは、
特に、次に来るメッセージＥＣＭ（Ａ）のパケットアド
レスを表し、更新パラメータＵＰＤＡＴＥ ＡＣＣＭに
よって形成される。チャンネル０から引出された信号を
処理する回路５４は、デマルチプレクサ５６に供給さ
れ、メッセーイＥＣＭあるいはＥＭＭのパケットアドレ
スを表すだけでなく、上述した更新パラメータＵＰＤＡ
ＴＥ ＡＣＣＭも発生する。この更新パラメータＵＰＤ
ＡＴＥ ＡＣＣＭは、オペレータＢ側のコンピュータユ
ニット３８におけるメッセージＥＣＭ（Ｂ）の発生をア
クセス条件に応じて許可する。
における信号成分を限定する場合、パケットに含まれる
メッセージＥＣＭにより正確に操作し、これは制御ワー
ドの供給に応じてなされる。この制御ワードは、画像品
質低下が表れる際の最初のフレームについては用いられ
ない。この問題は、チャンネル０に含まれるメッセージ
であって、資格チェックメッセージＥＣＭのアドレスと
して供給されるアクセス確認メッセージＡＣＣＭにより
解決される。このアクセス確認メッセージＡＣＣＭは、
特に、次に来るメッセージＥＣＭ（Ａ）のパケットアド
レスを表し、更新パラメータＵＰＤＡＴＥ ＡＣＣＭに
よって形成される。チャンネル０から引出された信号を
処理する回路５４は、デマルチプレクサ５６に供給さ
れ、メッセーイＥＣＭあるいはＥＭＭのパケットアドレ
スを表すだけでなく、上述した更新パラメータＵＰＤＡ
ＴＥ ＡＣＣＭも発生する。この更新パラメータＵＰＤ
ＡＴＥ ＡＣＣＭは、オペレータＢ側のコンピュータユ
ニット３８におけるメッセージＥＣＭ（Ｂ）の発生をア
クセス条件に応じて許可する。
【００３０】メッセージＥＣＭ（Ｂ）パケットは、マル
チプレクサ５６を介してイネーブル回路７０に適用され
る。このイネーブル回路７０は、前記マルチプレクサ５
６の出力であるメッセージＥＣＭ（Ａ）に従い、マルチ
プレクサ５８における受信パケットの次数を形成し、こ
れを送出する。このように、更新パラメータＵＰＤＡＴ
ＥＡＣＣＭは、オペレータＡ側で定義されたメッセージ
ＥＣＭ（Ａ）を順次リアルタイムでオペレータＢ側のメ
ッセージＥＣＭ（Ｂ）に置き換える。
チプレクサ５６を介してイネーブル回路７０に適用され
る。このイネーブル回路７０は、前記マルチプレクサ５
６の出力であるメッセージＥＣＭ（Ａ）に従い、マルチ
プレクサ５８における受信パケットの次数を形成し、こ
れを送出する。このように、更新パラメータＵＰＤＡＴ
ＥＡＣＣＭは、オペレータＡ側で定義されたメッセージ
ＥＣＭ（Ａ）を順次リアルタイムでオペレータＢ側のメ
ッセージＥＣＭ（Ｂ）に置き換える。
【００３１】上述したトランスコントロール装置は、他
のパケットと異なる時間遅延のＭＡＣ成分を分ける。こ
のＭＡＣ成分の遅延は、デスクランブル処理およびスク
ランブル処理のためになされるものであり、これはパケ
ットをデインタレースあるいはインタレースした結果の
影響である。実際、ＭＡＣ成分の遅延は、２ライン分に
相当するが、これは信号品質に何等影響を与えることが
ない。しかしながら、この成分の置き換えを行う遅延回
路は、要求に応じて厳密に繰返し同期することが可能に
なる。
のパケットと異なる時間遅延のＭＡＣ成分を分ける。こ
のＭＡＣ成分の遅延は、デスクランブル処理およびスク
ランブル処理のためになされるものであり、これはパケ
ットをデインタレースあるいはインタレースした結果の
影響である。実際、ＭＡＣ成分の遅延は、２ライン分に
相当するが、これは信号品質に何等影響を与えることが
ない。しかしながら、この成分の置き換えを行う遅延回
路は、要求に応じて厳密に繰返し同期することが可能に
なる。
【００３２】このように、以上説明したトランスコント
ロール装置は、源信号を元に戻す処理を必要とせずに、
オペレータＡからオペレータＢにアクセス制御を移行さ
せるものである。この装置は、８つのパケットマルチプ
レクサと、ＭＡＣコンポーネントとよばれるユニットと
から構成され、アクセス条件を異ならせる制御ワードが
用いられる。この制御ワードは、オペレータＡ側に具備
され、通信秘守のための処理を行うコンピュータユニッ
トと、オペレータＢ側に具備され、通信秘守のための処
理を行うコンピュータユニットとにおいてそれぞれ定義
される。
ロール装置は、源信号を元に戻す処理を必要とせずに、
オペレータＡからオペレータＢにアクセス制御を移行さ
せるものである。この装置は、８つのパケットマルチプ
レクサと、ＭＡＣコンポーネントとよばれるユニットと
から構成され、アクセス条件を異ならせる制御ワードが
用いられる。この制御ワードは、オペレータＡ側に具備
され、通信秘守のための処理を行うコンピュータユニッ
トと、オペレータＢ側に具備され、通信秘守のための処
理を行うコンピュータユニットとにおいてそれぞれ定義
される。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サービスキーの周期的変化に対応して第１の資格チ
ェックメッセージのアドレスおよび予測時間が供給され
る同一サービスチャンネルを抽出し、この抽出されたチ
ャンネルを分析し、次に来る前記資格チェックメッセー
ジのアドレスを決定し、前記第１の資格チェックメッセ
ージを、第２のオペレータ側で定義される第２の資格チ
ェックメッセージに取り替え、アナログ信号を復調し、
前記第１の資格チェックメッセージからディジタル多重
信号における第１のサービスキーを得ると共に、前記第
２の資格チェックメッセージから得られる第２のサービ
スキーに応じて前記ディジタル多重信号を再び暗号化し
て送出するので、第１のオペレータ側から供給されるＭ
ＡＣパケット信号を簡易な構成で、しかも、信号品質を
低下させないで暗号化を施し、これを第２のオペレータ
から放送させることができる。
ば、サービスキーの周期的変化に対応して第１の資格チ
ェックメッセージのアドレスおよび予測時間が供給され
る同一サービスチャンネルを抽出し、この抽出されたチ
ャンネルを分析し、次に来る前記資格チェックメッセー
ジのアドレスを決定し、前記第１の資格チェックメッセ
ージを、第２のオペレータ側で定義される第２の資格チ
ェックメッセージに取り替え、アナログ信号を復調し、
前記第１の資格チェックメッセージからディジタル多重
信号における第１のサービスキーを得ると共に、前記第
２の資格チェックメッセージから得られる第２のサービ
スキーに応じて前記ディジタル多重信号を再び暗号化し
て送出するので、第１のオペレータ側から供給されるＭ
ＡＣパケット信号を簡易な構成で、しかも、信号品質を
低下させないで暗号化を施し、これを第２のオペレータ
から放送させることができる。
【図１】この発明の一実施例であるトランスコントロー
ラ装置の概要構成を示すブロック図。
ラ装置の概要構成を示すブロック図。
【図２】同実施例におけるトランスコントロール装置の
詳細な構成を説明するためのブロック図。
詳細な構成を説明するためのブロック図。
【図３】従来例を説明するためのブロック図。
３４…抽出手段、 ３６…挿入手段、 ３８…演算ユニット、 ４０…デスクランブラ、 ４２…演算ユニット、 ４４…スクランブラ、 ＥＣＭ…資格チェックメッセージ、 ＥＭＭ…資格管理メッセージ、 ＣＷ…制御ワード。
Claims (3)
- 【請求項１】 デジタルパケットからなる多重信号とア
ナログ信号とが制御ワードによって所定の手順で暗号化
され、該多重信号と該アナログ信号を含むＭＡＣパケッ
ト信号をトランスコントロールする方法において、 前記多重信号は、第１のオペレータ側で定義された第１
の連続する資格チェックメッセージであって、該メッセ
ージの各々は、第１のサービスキーにより暗号化され、
接近した時間間隔で変更される前記制御ワードを含み、 時間予測により得られた、次に来る 前記第１の資格チェ
ックメッセージのアドレスが含まれる同一サービスチャ
ンネルとを有し、 （ａ）前記多重信号を検出して抽出する第１のステップ
と、 （ｂ）前記同一サービスチャンネルを抽出する第２のス
テップと、 （ｃ）前記同一サービスチャンネルを分析し、次に来る
前記資格チェックメッセージのアドレスを決定する第３
のステップと、 （ｄ）前記第１の資格チェックメッセージを、第２のオ
ペレータ側で定義される第２の資格チェックメッセージ
に取替える第４のステップと、 （ｅ）前記第１の資格チェックメッセージから得られる
第１のサービスキーに応じて、前記アナログ信号および
前記多重信号を復調し、前記第２の資格チェックメッセ
ージから得られる第２のサービスキーに応じて該アナロ
グ信号および該多重信号を再び暗号化する第５のステッ
プとを具備することを特徴とするトランスコントロール
方法。 - 【請求項２】 前記多重信号は、資格管理メッセージを
有し、前記同一サービスチャンネルを分析し、次に来る
前記資格管理メッセージのアドレスを決定するステップ
と、 前記第１の資格管理メッセージを、第２のオペレータ側
で定義される第２の資格管理メッセージに取替えるステ
ップとを具備することを特徴とする請求項１記載のトラ
ンスコントロール方法。 - 【請求項３】 放送側Ａのアクセス条件に従ってＭＡＣ
パケット番組放送設備を制御するトランスコントロール
装置において、 多重パケットから第１の資格チェックメッセージを抽出
する手段と、 アドレス更新情報を用いて入力信号をリアルタイムに解
読する制御ワードを決定すると共に、前記第１の資格チ
ェックメッセージの発生を予測する第１の演算ユニット
と、 第２のオペレータで定義される第２の資格チェックメッ
セージを発生する第２の演算ユニットと、 前記第１の資格チェックメッセージを抜き取った後に、
前記第２の資格チェックメッセージを挿入する挿入手段
と、前記第１の演算ユニットで決定され第 １のオペレータに
特有の制御ワードを用いて解読を行う解読手段と、前記第２の演算ユニットが発生し第 ２のオペレータに特
有な制御ワードを用いて暗号化を行う暗号手段とを具備
することを特徴とするトランスコントロール装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9007165A FR2663179B1 (fr) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | Procede et dispositif transcontroleurs pour installation de diffusion de programmes de television a acces conditionnel. |
| FR9007165 | 1990-06-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04233345A JPH04233345A (ja) | 1992-08-21 |
| JPH0795725B2 true JPH0795725B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=9397424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3164957A Expired - Lifetime JPH0795725B2 (ja) | 1990-06-08 | 1991-06-10 | 放送設備におけるトランスコントロール方法および装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0461029B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0795725B2 (ja) |
| AU (1) | AU636039B2 (ja) |
| DE (1) | DE69108781D1 (ja) |
| FI (1) | FI912752A (ja) |
| FR (1) | FR2663179B1 (ja) |
| NO (1) | NO178650C (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI97928C (fi) * | 1994-03-21 | 1997-03-10 | Nokia Technology Gmbh | Menetelmä digitaalisessa muodossa siirrettävän televisiolähetyksen salaamiseksi |
| FR2718594B1 (fr) * | 1994-04-06 | 1996-04-26 | France Telecom | Procédé de diffusion de programmes à accès conditionnel progressif et à séparation du flux d'information. |
| DE69535971D1 (de) | 1994-07-08 | 2009-08-06 | Sony Corp | Empfang von Rundfunksignalen mit bedingtem Zugang |
| FR2729521A1 (fr) * | 1995-01-17 | 1996-07-19 | Thomson Consumer Electronics | Procede de protection des messages de gestion d'un systeme de controle d'acces et dispositif pour sa mise en oeuvre |
| FR2730116A1 (fr) * | 1995-01-31 | 1996-08-02 | Thomson Broadband Systems | Systeme de deport d'un embrouilleur de signal de television |
| FR2732537B1 (fr) * | 1995-03-31 | 1997-06-13 | Canal Plus Sa | Procede et installation d'enregistrement d'informations numeriques cryptees |
| FR2750554B1 (fr) * | 1996-06-28 | 1998-08-14 | Thomson Multimedia Sa | Systeme a acces conditionnel et carte a puce permettant un tel acces |
| DE19630707A1 (de) * | 1996-07-30 | 1998-02-05 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren und Anordnungen zur Vermeidung unberechtiger Benutzung von Verteilernetzen |
| FR2752655B1 (fr) * | 1996-08-20 | 1998-09-18 | France Telecom | Procede et equipement pour affecter a un programme de television deja en acces conditionnel un acces conditionnel complementaire |
| US5937067A (en) * | 1996-11-12 | 1999-08-10 | Scientific-Atlanta, Inc. | Apparatus and method for local encryption control of a global transport data stream |
| FR2755810B1 (fr) * | 1996-11-14 | 1998-12-31 | Thomson Multimedia Sa | Procede de certification de donnees par embrouillage et systeme de certification utilisant un tel procede |
| EP0858184A3 (en) | 1997-02-07 | 1999-09-01 | Nds Limited | Digital recording protection system |
| FR2769779B1 (fr) * | 1997-10-14 | 1999-11-12 | Thomson Multimedia Sa | Procede de controle d'acces a un reseau domestique et dispositif mettant en oeuvre le procede |
| IL123554A (en) | 1998-03-04 | 2003-01-12 | Nds Ltd | Key delivery in a secure broadcasting system |
| CZ298949B6 (cs) * | 2000-01-28 | 2008-03-19 | Nagracard S. A. | Zpusob a zarízení pro prenos dešifrovacích informací |
| US7397918B2 (en) | 2000-05-22 | 2008-07-08 | Nds Limited | Dynamically shifting control word |
| FR2831360B1 (fr) * | 2001-10-19 | 2004-02-06 | Viaccess Sa | Protocole interactif de gestion a distance du controle d'acces a des informations embrouillees |
| ATE372026T1 (de) | 2003-03-04 | 2007-09-15 | Gamelogic Inc | Verfahren und vorrichtung mit bedingtem zugang |
| JP4536091B2 (ja) * | 2007-07-30 | 2010-09-01 | 日本放送協会 | 限定受信方式の処理装置及び処理方法 |
| JP4536092B2 (ja) * | 2007-07-30 | 2010-09-01 | 日本放送協会 | 限定受信方式の処理装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU618285B2 (en) * | 1987-09-14 | 1991-12-19 | British Telecommunications Public Limited Company | Method of communicating digital signals and receiver for use with such method |
| GB2214677B (en) * | 1988-01-26 | 1991-06-26 | Philips Electronic Associated | Decoding transmitted scrambled signals |
| JPH01246979A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Kondeishiyonaru Akusesu Technol Kenkyusho:Kk | 有料番組分配装置及び暗号鍵の分配方法 |
| NL8900307A (nl) * | 1989-02-08 | 1990-09-03 | Philips Nv | Publiek communicatiesysteem met gedistribueerde stations, alsmede station en substations voor gebruik in zo een communicatiesysteem. |
-
1990
- 1990-06-08 FR FR9007165A patent/FR2663179B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-06-05 DE DE69108781T patent/DE69108781D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-05 EP EP91401466A patent/EP0461029B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-06 NO NO912179A patent/NO178650C/no unknown
- 1991-06-07 FI FI912752A patent/FI912752A/fi not_active Application Discontinuation
- 1991-06-07 AU AU78285/91A patent/AU636039B2/en not_active Ceased
- 1991-06-10 JP JP3164957A patent/JPH0795725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU636039B2 (en) | 1993-04-08 |
| NO178650B (no) | 1996-01-22 |
| FR2663179B1 (fr) | 1992-09-11 |
| NO912179D0 (no) | 1991-06-06 |
| EP0461029A1 (fr) | 1991-12-11 |
| DE69108781D1 (de) | 1995-05-18 |
| AU7828591A (en) | 1991-12-12 |
| NO912179L (no) | 1991-12-09 |
| EP0461029B1 (fr) | 1995-04-12 |
| FR2663179A1 (fr) | 1991-12-13 |
| FI912752A0 (fi) | 1991-06-07 |
| FI912752A (fi) | 1991-12-09 |
| NO178650C (no) | 1996-05-02 |
| JPH04233345A (ja) | 1992-08-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |