JPH0795606A - 映像色信号の雑音低減装置 - Google Patents

映像色信号の雑音低減装置

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JPH0795606A
JPH0795606A JP23293293A JP23293293A JPH0795606A JP H0795606 A JPH0795606 A JP H0795606A JP 23293293 A JP23293293 A JP 23293293A JP 23293293 A JP23293293 A JP 23293293A JP H0795606 A JPH0795606 A JP H0795606A
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line
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gain
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Koichiro Nomura
浩一郎 野村
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敦久 影山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色の垂れが少なくどの入力信号の電界でも効
果の高いライン巡回型の色信号の雑音低減装置を提供す
る。 【構成】 入力映像搬送色信号と遅延搬送色信号を第1
の加算回路1で加算し該信号をライン間差分検出回路5
に入力しライン相関信号lを検出。また、アダマール変
換回路8で垂直変化成分を求め、第2のゲインコントロ
ール回路9に入力し振幅を制御。結果をリミッタ回路1
0で振幅制限し、この信号と信号lを第2の加算回路1
1で加算し、結果を巡回量制御回路6に入力し巡回量を
決め第1のゲインコントロール回路2を制御。第1のゲ
インコントロール回路2で制御された信号を入力映像搬
送色信号から第2の減算回路3で減算しノイス除去し出
力映像搬送色信号として出力する。さらに、この出力映
像搬送色信号mは第1のライン遅延回路4に入力され、
次の走査線での遅延映像搬送色信号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ビデオテープレコーダ等に用い、映像色信号に含まれる
雑音成分を低減するときに用いることのできる映像色信
号の雑音低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像色信号の雑音低減装置は、テ
レビジョン受像機の大型化、高画質化、また、ビデオテ
ープレコーダの高画質化に伴い、テレビジョン放送の弱
電界地域や一部ビデオソフト等での不十分な録画状態、
保存状態により発生する雑音を低減し、より見やすい映
像を再生するために重要視されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の映像色信号の雑音低減装置の一例について説明を行
う。
【0004】図6は、従来の映像色信号の雑音低減装置
の構成ブロック構成図を示すものである。図6において
1は加算回路、2はゲインコントロール回路、3は減算
回路、4はライン遅延回路、5はリミッタ回路である。
【0005】以上のように構成された映像色信号の雑音
低減装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、入力映像搬送色信号aと遅延映像搬
送色信号bを加算回路1で加算する事で、走査線間のノ
イズを含む非相関成分cを求める。この加算回路1の出
力信号cをリミッタ回路5に入力し振幅を制限する。こ
の振幅制限された信号をゲインコントロール回路2に入
力する。そして、このゲインコントロール回路2で制御
された信号fを入力映像搬送色信号aから減算回路3で
減算することで雑音の低減された出力映像搬送色信号b
を得ることができる。さらに、この出力映像搬送色信号
qはライン遅延回路4に入力され、次の走査線での遅延
映像搬送色信号bとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、連続するライン間の差分のみで色の境目
を検出しようとしているので、たとえば、色がわずかに
変化しているような境界において、色のライン間の境界
検出が不十分な場合が発生し、色の異なったライン間で
もライン間の加算処理を行うこととなり、その結果色の
境界において色が垂直方向に垂れてしまうという問題点
を有していた。また、このため、ライン間差分の検出効
果を上げ色の垂れを防止しようとした場合、本来の雑音
除去効果が低減するという問題点も有していた。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、色の垂直だれ
を防止し、かつ雑音除去効果も低下しない映像色信号の
雑音低減装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像色信号の雑音低減装置は、映像信号を
加算する加算回路、信号の振幅を制御するゲインコント
ロール回路、1水平走査期間遅延するライン遅延回路、
信号を全波整流することにより走査線間の相関を検出す
るライン間差分検出回路、ライン相関検出結果により、
巡回量を制御する巡回量制御回路、映像信号を複数の周
波数成分に分解するアダマール変換回路、信号の走査線
間の変化を表す成分の垂直同期期間の出力を平滑する平
滑回路、平滑回路の垂直同期期間の平滑結果を次の垂直
同期期間までホールドするホールド回路、信号の減算を
行う減算回路、信号の振幅を制限するリミッタ回路とい
う構成を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、まず、映像輝
度信号をアダマール変換回路で周波数成分に分解し、分
解した成分のうち輝度信号の走査線間の変化を表す成分
にて映像の垂直変化を検出し、第2のゲインコントロー
ル回路で振幅の制御を行う。また、このアダマール変換
回路の輝度信号の走査線間の変化を表す成分の垂直ブラ
ンキング期間のノイズ量を平滑回路とホールド回路にて
求める。そして、アダマール変換回路の輝度信号の走査
線間の変化を表す成分からアダマール変換回路の輝度信
号の走査線間の変化を表す成分の垂直ブランキング期間
のノイズ量を減算する。この減算結果の振幅を制限した
ものとライン間差分検出回路の出力を第3の加算回路に
て加算する。この加算結果を巡回量制御回路に入力しそ
の結果を第1のゲインコントロール回路に入力し巡回量
を制御する。この動作により、垂直方向の変化を判断し
巡回量を制御することができるため、今まで問題となっ
ていた色の垂直垂れを防止することができ、更に電界強
度が弱く雑音を多く含む場合については多少の色だれは
あっても十分な巡回量を確保し、ノイズ低減効果を高め
ることができることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例の映像色信号の雑音低減
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例における映像
色信号の雑音低減装置の構成ブロック図を示すものであ
る。図1において、1は第1の加算回路であり、入力映
像搬送色信号と遅延映像搬送色信号を加算する。2は第
1のゲインコントロール回路であり、第1の加算回路か
ら出力された信号の振幅を調整する。3は第1の減算回
路であり、第1のゲインコントロール回路の出力信号を
遅延映像搬送色信号から減算する。4はライン遅延回路
であり、第1の減算回路の出力信号を、1水平走査期間
遅延する。5はライン間差分検出回路であり、第1の加
算回路の出力信号を全波整流することにより、走査線間
の相関を検出する。6は巡回量制御回路であり、ライン
間差分検出結果により第1のゲインコントロール回路の
巡回量を制御する。7は第2のライン遅延回路であり、
入力映像輝度信号を1水平走査期間遅延する。8はアダ
マール変換回路であり、第2のライン遅延回路の出力と
入力映像輝度信号を入力とし、入力映像輝度信号のアダ
マール変換を行い、入力映像色信号を複数の周波数成分
に分解する。9は第2のゲインコントロール回路であ
り、アダマール変換回路の出力信号の中で輝度信号の走
査線間の変化を表す成分の振幅を制御する。10はリミ
ッタ回路であり、第2のゲインコントロール回路の出力
信号の振幅を制限する。11は第2の加算回路であり、
リミッタ回路の出力とライン間差分検出回路の出力を加
算する。
【0013】以上のように構成された映像色信号の雑音
低減装置について、以下図1及び図2を用いてその動作
を説明する。
【0014】まず、入力映像搬送色信号aと遅延映像搬
送色信号bを加算回路1で加算する。この加算回路1の
出力信号cをライン間差分検出回路に入力し、この入力
信号を全波整流する。こうすることによって走査線間の
相関を検出する。つまり、ライン相関があるときはこの
回路の出力信号lは小さな値を取り、逆にライン間の相
関がないときは出力信号lは大きな値を取ることとな
る。また、入力映像輝度信号dを第2のライン遅延回路
に入力し、1水平走査期間遅延した信号eを得る。この
遅延信号eと入力映像輝度信号dをアダマール変換回路
に入力し映像輝度信号を複数の周波数成分に変換する。
ここでアダマール変換について図2を用いて説明する。
まず、入力映像輝度信号dと入力より1水平走査期間遅
延した信号eを得る。そして、図2の様にそれぞれ入力
された信号を遅延素子で遅延してやり4つの入力を得
る。この4入力をそれぞれ加減算してやることにより複
数の周波数成分に変換することができる。このなかで、
信号fが最も垂直の変化を表しており、この信号fを垂
直変化成分として用いる。この信号fを第2のゲインコ
ントロール回路9に入力し振幅を制御する。この振幅制
御された信号gをリミッタ回路10に入力し振幅を制限
する。そして、振幅制限された信号mとライン相関を検
出した信号lを第2の加算回路で加算する。こうするこ
とによって、ライン相関だけでなく輝度信号が垂直方向
に変化している場合も検出することができるためこの信
号を巡回量制御回路に入力し巡回量を制御してやれば、
垂直方向の色だれを防止できる。この加算信号jをライ
ン相関検出信号として巡回量制御回路に入力する。この
入力された相関信号jにより新たに巡回量を求め、この
巡回量制御信号oを第1のゲインコントロール回路に入
力する。この出力信号pを入力映像輝度信号aから第1
の減算回路で減算し出力映像搬送色信号qとして出力す
る。さらに、この出力映像搬送色信号qは第1のライン
遅延回路4に入力され、次の走査線での遅延映像搬送色
信号bとなる。
【0015】以上のように本実施例によれば、映像信号
の遅延回路、映像信号を複数の周波数成分に変換するア
ダマール変換回路、信号の振幅を制御するゲインコント
ロール回路、信号の振幅を制限するリミッタ回路、信号
を加算する加算回路を設けることにより、従来問題とな
っていた、色信号の垂直方向垂れをライン相関に加え輝
度信号の垂直方向変化を検出しゲインコントロールのゲ
インを制御することにより防止することができる。
【0016】以下本発明の第2の実施例について図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例に
おける映像色信号の雑音低減装置の構成ブロック図を示
すものである。図3において、13は平滑回路であり、
入力信号の垂直同期期間の出力を平滑する。14はホー
ルド回路であり、入力信号を1垂直同期期間保持する回
路である。12は同期分離回路であり、入力映像信号の
水平、垂直の各同期信号の同期を分離し、さらにホール
ド回路のタイミングも決める。15は第2の減算回路で
ある。その他の構成は第1の実施例と同様である。
【0017】以上のように構成された映像色信号の雑音
低減装置について、以下図3を用いてその動作を説明す
る。
【0018】まず、アダマール変換回路の出力信号fの
うち走査線間の変化を表す成分を平滑回路13に入力
し、入力信号の垂直同期期間の出力を平滑する。この平
滑回路の出力信号hをホールド回路14に入力し、平滑
回路13の垂直同期期間の平滑結果を1垂直同期期間保
持する。また、ホールド回路14は、同期分離回路12
より出力された制御パルスjにより制御される。このよ
うな一連の動作により、映像信号の電界強度を判断し、
中、弱電界時には、ホールド回路の出力信号jの振幅は
大きくなる。逆に、強電界時は、ほとんど出力がなくな
る。そして、第2の減算回路15で、第2のゲインコン
トロール回路9の出力信号gよりホールド回路14の出
力信号jを減算する。
【0019】以上のように本実施例によれば、平滑回路
13により、垂直同期期間のノイズを検出し、第2のゲ
インコントロール9の出力信号gと第2の減算回路15
で減算することにより、効果の高い雑音低減装置を提供
することができる。
【0020】以下本発明の第3の実施例について図面を
参照しながら説明する。図4は本発明の第3の実施例に
おける映像色信号の雑音低減装置の構成ブロック図を示
すものである。図4において、1は減算回路であり、入
力映像色差信号から遅延映像色差信号を減算する。2は
第1のゲインコントロール回路であり、減算回路から出
力された信号の振幅を調整する。3は第2の減算回路で
あり、第1のゲインコントロール回路の出力信号を遅延
映像色差信号から減算する。4はライン遅延回路であ
り、第2の減算回路の出力信号を、1水平走査期間遅延
する。5はライン間差分検出回路であり、減算回路の出
力信号を全波整流することにより、走査線間の相関を検
出する。6は巡回量制御回路であり、ライン間差分検出
結果により第1のゲインコントロール回路の巡回量を制
御する。7は第2のライン遅延回路であり、入力映像輝
度信号を1水平走査期間遅延する。8はアダマール変換
回路であり、第2のライン遅延回路の出力と入力映像輝
度信号を入力とし、入力映像輝度信号のアダマール変換
を行い、入力映像輝度信号を複数の周波数成分に分解す
る。9は第2のゲインコントロール回路であり、アダマ
ール変換回路の出力信号の中で輝度信号の走査線間の変
化を表す成分の振幅を制御する。10はリミッタ回路で
あり、第2のゲインコントロール回路の出力信号の振幅
を制限する。11は加算回路であり、リミッタ回路の出
力とライン間差分検出回路の出力を加算する。
【0021】以上のように構成された映像色信号の雑音
低減装置について、以下図4を用いてその動作を説明す
る。
【0022】まず、入力映像色差信号aと遅延映像色差
信号bを減算回路16で減算する。この減算回路16の
出力信号cをライン間差分検出回路に入力し、この入力
信号を全波整流する。こうすることによって走査線間の
相関を検出する。つまり、ライン相関があるときはこの
回路の出力信号lは小さな値を取り、逆にライン間の相
関がないときは出力信号lは大きな値を取ることとな
る。また、入力映像輝度信号dを第2のライン遅延回路
に入力し、1水平走査期間遅延した信号eを得るこの遅
延信号eと入力映像輝度信号dをアダマール変換回路に
入力し映像輝度信号を複数の周波数成分に変換する。こ
こで得た複数の周波数成分のうち輝度信号の走査線間の
変化を表す信号fを第2のゲインコントロール回路で振
幅を制御する。この振幅制御された信号gをリミッタ回
路10に入力し振幅を制限する。そして、振幅制限され
た信号mとライン相関を検出した信号lを加算回路で加
算する。こうすることによって、ライン相関だけでなく
輝度信号が垂直方向に変化している場合も検出すること
ができるためこの信号を巡回量制御回路に入力し巡回量
を制御してやれば、垂直方向の色だれを防止できる。こ
の加算信号nをライン相関検出信号として巡回量制御回
路に入力する。この入力された相関信号nにより新たに
巡回量を求め、この巡回量制御信号oで第1のゲインコ
ントロール回路を制御する。この出力信号pを入力映像
輝度信号aから第2の減算回路で減算し出力映像色差信
号mとして出力する。さらに、この出力映像色差信号m
は第1のライン遅延回路4に入力され、次の走査線での
遅延映像色差信号bとなる。
【0023】以上のように本実施例によれば、映像信号
の遅延回路、映像輝度信号を複数の周波数成分に変換す
るアダマール変換回路、信号の振幅を制御するゲインコ
ントロール回路、信号の振幅を制限するリミッタ回路、
信号を加算する加算回路を設けることにより、従来問題
となっていた、色信号の垂直方向垂れをライン相関に加
え輝度信号の垂直方向変化を検出しゲインコントロール
のゲインを制御することにより防止することができる。
【0024】以下本発明の第4の実施例について図面を
参照しながら説明する。図5は本発明の第4の実施例に
おける映像色信号の雑音低減装置の構成ブロック図を示
すものである。図5において、13は平滑回路であり、
入力信号の垂直同期期間の出力を平滑する。14はホー
ルド回路であり、入力信号を1垂直同期期間保持する回
路である。12は同期分離回路であり、入力映像信号の
水平垂直の各同期信号の同期を分離し、さらにホールド
回路のタイミングも決める。15は減算回路である。そ
の他の構成は第3の実施例と同様である。
【0025】以上のように構成された映像色信号の雑音
低減装置について、以下図5を用いてその動作を説明す
る。
【0026】まず、アダマール変換回路の出力信号fの
うち走査線間の変化を表す成分を平滑回路13に入力
し、入力信号の垂直同期期間の出力を平滑する。この平
滑回路の出力信号hをホールド回路14に入力し、平滑
回路13の垂直同期期間の平滑結果を1垂直同期期間保
持する。また、ホールド回路14は、同期分離回路12
より出力された制御パルスjにより制御される。このよ
うな一連の動作により、映像信号の電界強度を判断し、
中、弱電界時には、ホールド回路の出力信号jの振幅は
大きくなる。逆に、強電界時は、ほとんど出力がなくな
る。そして、第3の減算回路15で、第2のゲインコン
トロール回路9の出力信号gよりホールド回路14の出
力信号jを減算する。
【0027】以上のように本実施例によれば、平滑回路
13により、垂直同期期間のノイズを検出し、第2のゲ
インコントロール9の出力信号gと第3の減算回路15
で減算することにより、効果の高い雑音低減装置を提供
することができる。
【0028】なお、以上の実施例においてアダマール変
換回路としたが、離散コサイン変換、フーリエ変換等で
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、映像信号を1水
平走査期間遅延するライン遅延回路、映像信号を複数の
周波数成分に分解するアダマール変換回路、垂直同期期
間のノイズ量を求めるための平滑回路、ホールド回路、
ノイズ量検出のタイミングを制御する同期分離回路、入
力信号の振幅を制御するゲインコントロール回路、入力
信号の振幅を制限するリミッタ回路、減算回路、加算回
路を設けることにより、色の雑音低減効果を落とす事な
く色の垂れを防止することができ、より効果的にノイズ
の低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における映像色信号の雑
音低減装置の構成ブロック図
【図2】アダマール変換回路図
【図3】本発明の第2の実施例における映像色信号の雑
音低減装置の構成ブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における映像色信号の雑
音低減装置の構成ブロック図
【図5】本発明の第4の実施例における映像色信号の雑
音低減装置の構成ブロック図
【図6】従来の雑音低減装置の構成ブロック図
【符号の説明】
1 第1の加算回路 2 第1のゲインコントロール回路 3 第1の減算回路 4 第1のライン遅延回路 5 ライン間差分検出回路 6 巡回量制御回路 7 第2のライン遅延回路 8 アダマール変換回路 9 第2のゲインコントール回路 10 リミッタ回路 11 第2の加算回路 12 同期分離回路 13 平滑回路 14 ホールド回路 15 第2の減算回路 16 減算回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像搬送色信号と遅延映像搬送色信
    号を加算する第1の加算回路と、この加算信号のゲイン
    を調整する第1のゲインコントロール回路と、ゲインコ
    ントロールされた信号を入力映像搬送色信号から減算す
    るする第1の減算回路と、この第1の減算回路の出力信
    号を、1水平走査期間遅延する第1のライン遅延回路
    と、第1の加算回路の出力信号を全波整流することによ
    り、走査線間の相関を検出するライン間差分検出回路
    と、このライン相関検出結果などにより、ライン相関の
    あるときは第1のゲインコントロール回路のゲインを高
    め、逆にライン相関のないときには第1のゲインコント
    ロール回路のゲインを弱めるかゼロにするように働く巡
    回量制御回路により構成されたライン巡回型の色雑音低
    減装置に加え、入力映像輝度信号を1水平走査期間遅延
    する第2のライン遅延回路とこの第2のライン遅延回路
    と入力映像輝度信号を入力とし、入力映像輝度信号のア
    ダマール変換を行うアダマール変換回路と、このアダマ
    ール変換回路の出力信号の中で輝度信号の走査線間の変
    化を表す成分の振幅を制御する第2のゲインコントロー
    ル回路と、このゲインコントロール回路の出力信号の振
    幅を制限するリミッタ回路と、このリミッタ回路の出力
    信号とライン間差分検出回路の出力信号を加算する第2
    の加算回路と、この加算回路の出力信号を新たに、ライ
    ン相関信号として巡回量制御回路にに入力するように構
    成したことを特徴とする映像色信号の雑音低減装置。
  2. 【請求項2】 入力映像搬送色信号と遅延映像搬送色信
    号を加算する第1の加算回路と、この加算信号のゲイン
    を調整する第1のゲインコントロール回路と、ゲインコ
    ントロールされた信号を入力映像搬送色信号から減算す
    る第1の減算回路と、この第1の減算回路の出力信号
    を、1水平走査期間遅延する第1のライン遅延回路と、
    第1の加算回路の出力信号を全波整流することにより、
    走査線間の相関を検出するライン間差分検出回路と、こ
    のライン相関検出結果などにより、ライン相関のあると
    きは第1のゲインコントロール回路のゲインを高め、逆
    にライン相関のないときには第1のゲインコントロール
    回路のゲインを弱めるかゼロにするように働く巡回量制
    御回路により構成されたライン巡回型の色雑音低減装置
    に加え、入力映像輝度信号の同期信号を分離する同期分
    離回路と、入力映像輝度信号を1水平走査期間遅延する
    第2のライン遅延回路とこの第2のライン遅延回路と入
    力映像輝度信号を入力とし、入力映像輝度信号のアダマ
    ール変換を行うアダマール変換回路と、このアダマール
    変換回路の出力信号の中で輝度信号の走査線間の変化を
    表す成分の振幅を制御する第2のゲインコントロール回
    路と、また、この輝度信号の走査線間の変化を表す成分
    の垂直同期期間の出力を平滑する平滑回路と、この平滑
    回路の垂直同期期間の平滑結果を次の垂直同期期間まで
    ホールドするホールド回路と、第2のゲインコントロー
    ル回路の出力からホールド回路の出力信号を減算する第
    2の減算回路と、この減算回路の出力信号の振幅を制限
    するリミッタ回路と、このリミッタ回路の出力信号とラ
    イン間差分検出回路の出力信号を加算する第2の加算回
    路と、この加算回路の出力信号を新たに、ライン相関信
    号として巡回量制御回路にに入力するように構成したこ
    とを特徴とする映像色信号の雑音低減装置。
  3. 【請求項3】 入力映像色差信号と遅延映像色差信号を
    減算する第1の減算回路と、この減算信号のゲインを調
    整する第1のゲインコントロール回路と、ゲインコント
    ロールされた信号を入力映像色差信号から減算する第2
    の減算回路と、この第2の減算回路の出力信号を、1水
    平走査期間遅延する第1のライン遅延回路と、減算回路
    の出力信号を全波整流することにより、走査線間の相関
    を検出するライン間差分検出回路と、このライン相関検
    出結果などにより、ライン相関のあるときは第1のゲイ
    ンコントロール回路のゲインを高め、逆にライン相関の
    ないときには第1のゲインコントロール回路のゲインを
    弱めるかゼロにするように働く巡回量制御回路により構
    成されたライン巡回型の色雑音低減装置に加え、入力映
    像輝度信号を1水平走査期間遅延する第2のライン遅延
    回路とこの第2のライン遅延回路と入力映像輝度信号を
    入力とし、入力映像輝度信号のアダマール変換を行うア
    ダマール変換回路と、このアダマール変換回路の出力信
    号の中で輝度信号の走査線間の変化を表す成分の振幅を
    制御する第2のゲインコントロール回路と、このゲイン
    コントロール回路の出力信号の振幅を制限するリミッタ
    回路と、このリミッタ回路の出力信号とライン間差分検
    出回路の出力信号を加算する加算回路と、この加算回路
    の出力信号を新たに、ライン相関信号として巡回量制御
    回路にに入力するように構成したことを特徴とする映像
    色信号の雑音低減装置。
  4. 【請求項4】 入力映像色差信号から遅延映像色差信号
    を減算する第1の減算回路と、この減算信号のゲインを
    調整する第1のゲインコントロール回路と、ゲインコン
    トロールされた信号を入力映像色差信号から減算する第
    2の減算回路と、この第1の加算回路の出力信号を、1
    水平走査期間遅延する第1のライン遅延回路と、減算回
    路の出力信号を全波整流することにより、走査線間の相
    関を検出するライン間差分検出回路と、このライン相関
    検出結果などにより、ライン相関のあるときは第1のゲ
    インコントロール回路のゲインを高め、逆にライン相関
    のないときには第1のゲインコントロール回路のゲイン
    を弱めるかゼロにするように働く巡回量制御回路により
    構成されたライン巡回型の色雑音低減装置に加え、入力
    映像輝度信号の同期信号を分離する同期分離回路と、入
    力映像輝度信号を1水平走査期間遅延する第2のライン
    遅延回路とこの第2のライン遅延回路と入力映像輝度信
    号を入力とし、入力映像輝度信号のアダマール変換を行
    うアダマール変換回路と、このアダマール変換回路の出
    力信号の中で輝度信号の走査線間の変化を表す成分の振
    幅を制御する第2のゲインコントロール回路と、また、
    この輝度信号の走査線間の変化を表す成分の垂直同期期
    間の出力を平滑する平滑回路と、この平滑回路の垂直同
    期期間の平滑結果を次の垂直同期期間までホールドする
    ホールド回路と、第2のゲインコントロール回路の出力
    からホールド回路の出力信号を減算する第3の減算回路
    と、この減算回路の出力信号の振幅を制限するリミッタ
    回路と、このリミッタ回路の出力信号とライン間差分検
    出回路の出力信号を加算する加算回路と、この加算回路
    の出力信号を新たに、ライン相関信号として巡回量制御
    回路にに入力するように構成したことを特徴とする映像
    色信号の雑音低減装置。
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