JPH0793476A - 文字列検出装置 - Google Patents

文字列検出装置

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JPH0793476A
JPH0793476A JP5259253A JP25925393A JPH0793476A JP H0793476 A JPH0793476 A JP H0793476A JP 5259253 A JP5259253 A JP 5259253A JP 25925393 A JP25925393 A JP 25925393A JP H0793476 A JPH0793476 A JP H0793476A
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area
character
character string
projection
detecting means
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JP5259253A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Mori
和宏 森
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複雑な情景画像において、これまで検出が困難
であった接触した文字が存在するような場合でも、文字
列を正しく高精度に検出可能な文字列検出装置を提供す
る。 【構成】ラベリング処理による連結領域の解析によって
基準となる文字を検出し、この検出した基準文字に対し
て設定された領域内での最大値あるいは最小値射影によ
り背景領域を限定し、さらに、背景領域内で同様に射影
による文字検出を行なうことにより、文字同士などの接
触に強く、複雑な情景画像中からも確実に文字列を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、車両のナン
バプレートを読取る文字読取装置などにおいて、複雑な
情景画像中からノイズに接触しているような文字を含む
文字列であっても、その文字列を正しく検出する文字列
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の文字列検出装置にあって
は、情景画像中から数字やアルファベットなどの文字列
を検出するために、画像を2値化し、ラベリング処理や
射影処理による連結領域の解析で文字らしい連結領域の
検出を行なっていた。
【0003】このような画像の2値化やラベリング処理
での連結領域解析による文字列の検出については、たと
えば、情報処理学会第39回全国大会誌4E−5 p
p.526−527で述べられている。
【0004】また、射影処理による連結領域解析を用い
た文字列の検出については、たとえば、電子情報通信学
会論文誌V0l.J72−D−II No.6 pp.
873−879,1989で述べられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、2値化の際に文字同士やその他の要素に文字が接触
し、ラベリング処理による連結領域解析では、正しく文
字列が検出できない場合があった。また、射影処理によ
る検出では、文字や背景以外の情景領域に影響され、複
雑な情景画像中から文字列を検出すことが困難であっ
た。
【0006】そこで、本発明は、複雑な情景画像におい
て、これまで検出が困難であった接触した文字が存在す
るような場合でも、文字列を正しく高精度に検出可能な
文字列検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の文字列検出装置
は、文字列を含む濃淡画像を2値化する2値化手段と、
この2値化手段で2値化された2値化画像をラベリング
処理によって解析することにより、あらかじめ設定され
た条件に対応する連結領域を基準文字として検出する基
準文字検出手段と、この基準文字検出手段で検出された
基準文字の領域に対して文字列方向に所定範囲拡張した
領域を第1の領域として設定する第1の領域設定手段
と、この第1の領域設定手段で設定された第1の領域内
における濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対し
て射影情報を求める第1の射影計測手段と、この第1の
射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列方向
の背景領域を第2の領域として求める第1の領域検出手
段と、この第1の領域検出手段で求められた第2の領域
における濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対し
て射影情報を求める第2の射影計測手段と、この第2の
射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列方向
の文字領域を求める第1の文字領域検出手段と、この第
1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の文字領
域ごとに文字列と直交する方向に所定範囲の領域を第3
の領域として設定する第2の領域設定手段と、この第2
の領域設定手段で設定された第3の領域内における濃淡
文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射影情報
を求める第3の射影計測手段と、この第3の射影計測手
段で求められた射影情報に基づき文字列と直交する方向
の背景領域を第4の領域として求める第2の領域検出手
段と、この第2の領域検出手段で求められた第4の領域
における濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対
して射影情報を求める第4の射影計測手段と、この第4
の射影計測手段で求められた射影情報に基づき文字列と
直交する方向の文字領域を求める第2の文字領域検出手
段と、前記第1の文字領域検出手段で求められた文字列
方向の文字領域、ならびに、前記第2の文字領域検出手
段で求められた文字列と直交する方向の文字領域を文字
領域として出力する出力手段とを具備している。
【0008】また、本発明の文字列検出装置は、文字列
を含む濃淡画像を2値化する2値化手段と、この2値化
手段で2値化された2値化画像をラベリング処理によっ
て解析することにより、あらかじめ設定された条件に対
応する連結領域を基準文字として検出する基準文字検出
手段と、この基準文字検出手段で検出された基準文字の
領域に対して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第1
の領域として設定する第1の領域設定手段と、この第1
の領域設定手段で設定された第1の領域内における濃淡
文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報を
求める第1の射影計測手段と、この第1の射影計測手段
で求められた射影情報に基づき文字列方向の背景領域を
第2の領域として求める第1の領域検出手段と、この第
1の領域検出手段で求められた第2の領域における濃淡
文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報を
求める第2の射影計測手段と、この第2の射影計測手段
で求められた射影情報に基づき文字列方向の文字領域を
求める第1の文字領域検出手段と、この第1の文字領域
検出手段で求められた文字列方向の文字領域ごとに文字
列と直交する方向に所定範囲の領域を第3の領域として
設定する第2の領域設定手段と、この第2の領域設定手
段で設定された第3の領域内における濃淡文字画像で、
文字列方向と直交する軸に対して射影情報を求める第3
の射影計測手段と、この第3の射影計測手段で求められ
た射影情報に基づき文字列と直交する方向の背景領域を
第4の領域として求める第2の領域検出手段と、この第
2の領域検出手段で求められた第4の領域における濃淡
文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射影情報
を求める第4の射影計測手段と、この第4の射影計測手
段で求められた射影情報に基づき文字列と直交する方向
の文字領域を求める第2の文字領域検出手段と、前記第
1,第2の文字領域検出手段で求められた文字領域と基
準文字領域の大きさを比較することにより所定範囲を越
える文字領域を判別する判別手段と、この判別手段で判
別された文字領域の4隅に外接する基準文字領域と同じ
サイズの枠を設定する枠設定手段と、この枠設定手段で
設定された枠ごとの中心と基準文字領域の中心とを結ぶ
直線を設定し、この設定された直線ごとに他の文字領域
の中心から当該直線への垂線の距離を第1の評価値とす
る手段と、前記設定された枠ごとの隣の文字との中心間
隔を計測して第1の距離情報とする手段と、前記所定範
囲を越える文字領域以外の文字領域で隣り合う文字同士
との中心間隔の平均値を第2の距離情報とする手段と、
前記第1の距離情報と第2の距離情報との差の絶対値を
第2の評価値とする手段と、前記第1の評価値と第2の
評価値により選択された枠を補正後の文字領域として置
き換える手段とを具備している。
【0009】さらに、本発明の文字列検出装置は、文字
列を含む濃淡画像を2値化する2値化手段と、この2値
化手段で2値化された2値化画像をラベリング処理によ
って解析することにより、あらかじめ設定された条件に
対応する連結領域を基準文字として検出する基準文字検
出手段と、この基準文字検出手段で検出された基準文字
の領域に対して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第
1の領域として設定する第1の領域設定手段と、この第
1の領域設定手段で設定された第1の領域内における濃
淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報
を求める第1の射影計測手段と、この第1の射影計測手
段で求められた射影情報に基づき文字列方向の背景領域
を第2の領域として求める第1の領域検出手段と、この
第1の領域検出手段で求められた第2の領域における濃
淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影情報
を求める第2の射影計測手段と、この第2の射影計測手
段で求められた射影情報に基づき文字列方向の文字領域
を求める第1の文字領域検出手段と、この第1の文字領
域検出手段で求められた文字列方向の文字領域ごとに文
字列と直交する方向に所定範囲の領域を第3の領域とし
て設定する第2の領域設定手段と、この第2の領域設定
手段で設定された第3の領域内における濃淡文字画像
で、文字列方向と直交する軸に対して射影情報を求める
第3の射影計測手段と、この第3の射影計測手段で求め
られた射影情報に基づき文字列と直交する方向の背景領
域を第4の領域として求める第2の領域検出手段と、こ
の第2の領域検出手段で求められた第4の領域における
濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射影
情報を求める第4の射影計測手段と、この第4の射影計
測手段で求められた射影情報に基づき文字列と直交する
方向の文字領域を求める第2の文字領域検出手段と、前
記第1,第2の文字領域検出手段で求められた文字領域
と基準文字領域の大きさを比較することにより所定範囲
を越える文字領域を判別する判別手段と、この判別手段
で判別された文字領域の4隅に外接する基準文字領域と
同じサイズの枠を設定する枠設定手段と、この枠設定手
段で設定された枠ごとの面積を求める面積算出手段と、
この面積算出手段で求めた面積を評価値として選択され
た枠を補正後の文字領域として置き換える手段とを具備
している。
【0010】
【作用】ラベリング処理による連結領域の解析によって
基準となる文字を検出し、この検出した基準文字に対し
て設定された領域内での例えば最大値あるいは最小値射
影により背景領域を限定し、さらに、背景領域内で同様
に射影による文字検出を行なうことにより、文字同士な
どの接触に強く、複雑な情景画像中からも確実に文字列
を検出することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は、本実施例に係る文字列検出装置の
構成を示すものである。この文字列検出装置は、濃淡画
像メモリ1、2値化処理部2、2値画像メモリ3、基準
文字検出部4、文字列検出部5、CPU(セントラル・
プロセッシング・ユニット)6、汎用メモリ7、文字領
域補正部8、汎用バス9、および、画像バス10によっ
て構成されている。
【0013】濃淡画像メモリ1は、文字列を含む濃淡画
像データを蓄える2次元のメモリであり、たとえば、5
12×512画素のサイズで各画素8ビットの値を持つ
ものとする。
【0014】2値化処理部2は、8ビットの濃淡画像デ
ータを2値化し、0,1の2値画像に変換する。このよ
うな2値化処理は、たとえば、特願昭63−30074
4号に記載されている技術によって実現される。
【0015】2値画像メモリ3は、2値化処理部2にお
いて2値化された2値化画像データを蓄える2次元のメ
モリであり、たとえば、512×512画素のサイズで
各画素1ビットの値を持つものとする。
【0016】基準文字検出部4は、2値画像メモリ3に
蓄えられた2値化画像をラベリング処理により解析し、
基準となる文字領域を検出する。
【0017】文字列検出部5は、基準文字検出部4によ
って検出された基準文字領域を基準として濃淡値射影を
解析し、文字列を検出する。
【0018】CPU6は、本装置全体の制御を司るもの
である。汎用メモリ7は、CPU6が各種処理を行なう
際にデータを蓄えるための汎用的なメモリである。
【0019】文字領域補正部8は、検出した文字領域を
補正するものであり、詳細は後述する。汎用バス9は、
制御命令やデータを転送する汎用的なデータバスであ
り、画像バス10は、濃淡画像データや2値化画像デー
タを高速に転送するための専用バスである。
【0020】次に、このような構成において、情景画像
中の文字列を検出する処理について図4に示すフローチ
ャートを参照して説明する。図5に文字列を有する情景
画像の一例を示す。図中の31は情景画像中に存在する
看板であり、この看板31内に複数の数字からなる文字
列32が存在するものとする。以下の説明においては、
この図5の情景画像を対象として看板31内の文字列3
2を検出する処理について述べる。
【0021】図5に示すような入力画像は濃淡画像メモ
リ1に、たとえば512×512画素の濃淡画像データ
として蓄えられる。この場合、各画素は例えば8ビット
の濃淡値を持つ。ここでは便宜上、明るい画像の濃淡値
は高い値を、暗い画像の濃淡値は低い値を持つものとす
る。したがって、情景画像の例にあるような看板31の
情景領域は高い値を持ち、この看板31内の文字領域は
低い値を持つものとする。また、横方向をX軸、縦方向
をY軸と定義し、X軸、Y軸とも左上隅を原点とする。
【0022】濃淡画像メモリ1に蓄えられた入力画像
は、画像バス10を介して2値化処理部2に送られる。
2値化処理部2においては、たとえば、特願昭63−3
00744号に示されるような技術によって、濃淡画像
中のコントラストを検出することにより、図6に示すよ
うな2値化画像を得る。ここでは便宜上、看板31の背
景などの白い領域を「0」とし、数字などの黒い領域を
「1」とする。こうして得られた2値化画像は、画像バ
ス10を介して一旦2値画像メモリ3に蓄えられる。
【0023】続いて、基準文字検出部4では、2値画像
メモリ3に蓄えられた2値化画像を解析することによ
り、基準となる文字の領域を検出する。基準文字検出部
4は、たとえば、図2に示すようにラベリング処理部1
1、比較部12、および、標準データメモリ13によっ
て構成されている。
【0024】すなわち、2値化画像は、画像バス10に
よりラベリング処理部11に転送される。ラベリング処
理部11では、2値化画像をラベリング処理し、「1」
で繋がる連結領域、ならびに「0」で繋がる連結領域を
検出し、たとえば、それぞれの連結領域にラベル付けを
行なうとともに、それぞれの連結領域に対する外接長方
形の開始点、終了点の座標を得る。
【0025】なお、「0」で繋がる領域をも求めるの
は、本実施例のように画像のコントラストを検出する2
値化ではなく、単純な閾値処理による2値化を行なった
場合に、背景と文字の濃度関係によって、背景と文字の
0,1が逆転する場合が生じるからである。
【0026】標準データメモリ13には、画像中に存在
するであろうと思われる文字の大きさについての情報が
記憶されている。たとえば、それは、最小横方向サイ
ズ、最大横方向サイズ、最小縦方向サイズ、最大縦方向
サイズ、最小縦横比、最大縦横比といった情報である。
ここでは便宜上、最小横方向サイズをXLlow、最大
横方向サイズをXLhigh、最小縦方向サイズをYL
low、最大縦方向サイズをYLhigh、最小縦横比
をRTlow、最大縦横比をRThighとする。
【0027】検出されたそれぞれの連結領域の横サイズ
をXLi、縦サイズをYLi、縦横比をRTiとした場
合、比較部12において連結領域のサイズと標準データ
とを比較し、以下の条件を満たすときに、その連結領域
を基準文字とする。
【0028】 XLlow≦XLi≦XLhigh YLlow≦YLi≦YLhigh RTlow≦RTi≦RThigh 図6に示す2値化画像の例では、図7に示すような基準
文字1,2,3が検出されたとする。この場合、数字の
「5」は、たとえば、汚れが接触したために連結領域の
大きさの情報が損なわれ、基準文字としては検出されな
い。検出された基準文字に対応する連結領域の外接長方
形座標情報、ならびに、その連結領域が「0」か「1」
かなどの情報が汎用バス9を介して文字列検出部5に転
送される。
【0029】文字列検出部5では、基準文字の領域を基
に、周辺の濃淡パターンを解析して他の文字を切出す。
文字列検出部5は、たとえば、図3に示すように最大値
射影計測部21、最小値射影計測部22、文字列方向背
景領域検出部23、文字列直交方向背景領域検出部2
4、文字列方向文字領域検出部25、文字列直交方向文
字領域検出部26、および、ローカルバス27によって
構成されている。
【0030】すなわち、文字列方向背景領域検出部23
では、図8に示すように、基準文字に対して文字列方向
に充分文字列を包含する幅Wで領域を拡張し、第1の領
域33を設定する。この場合、文字列の方向は既知の場
合もあるし、基準文字の連なり方を調べれば容易に類推
できる。
【0031】続いて、最大値射影計測部21において、
第1の領域33内の最大値射影を計測し、その射影情報
をローカルバス27を介して文字列方向背景領域検出部
23に転送する。なお、射影情報は文字列方向に並行な
軸に対して計測する。図8の例では、X軸に対する最大
値射影を計測する。この場合、最大値射影はX軸にその
列の最大値を投影するものである。
【0032】本実施例においては、背景濃度が文字濃度
よりも高いものとして処理を行なっているため、最大値
の射影を計測するが、背景と文字との濃淡値の関係によ
っては最小値射影を計測する。いずれの射影を計測する
かは、検出された基準文字の連結領域が「0」か「1」
かを調べることにより、背景と文字との濃淡関係を容易
に知り得るので、その結果によって選択すればよい。
【0033】最大値射影の例を図9に示す。最大値射影
の値が所定の閾値High以下、閾値Low以上の領域
を求め、基準文字領域を含む範囲を第2の領域とする。
この領域がすなわち看板31の背景領域を意味する。こ
のように、看板31内に領域を限定することで、以下の
最小値射影による文字切出しにおいて、複雑背景におけ
る雑画の影響を防ぐことができる。
【0034】文字列方向文字領域検出部25では、文字
列方向の背景領域に限定して濃淡パターンを解析するこ
とにより、文字列方向の個々の文字領域を検出する。第
2の領域内において、最小値射影計測部22でX軸に対
する最小値射影が計測され、ローカルバス27を介して
文字列方向文字領域検出部25に転送される。この場
合、最小値射影はX軸にその列の最小値を投影するもの
である。この場合も、前述したように背景と文字との濃
淡関係により、最大値射影と最小値射影を選択して用い
る。
【0035】最小値射影の例を同じく図9に示す。所定
の閾値で切ることにより、文字領域A,B,C,Dが検
出できる。文字列に傾きがないならば、この時点で領域
A,B,C,Dを文字領域としてよいが、多くの場合は
文字列に多少の傾きがあり、よって、縦方向の位置情報
を基準文字のみに依存するのは無理がある。したかせっ
て、各領域A,B,C,Dごとに同様の手順で縦方向の
領域を調べる。
【0036】文字列直交方向背景領域検出部24では、
まず、図10に示すようにA,B,C,Dそれぞれの文
字領域に対して上下に充分文字を包含する高さHで領域
を拡張し、第3の領域34を設定する。この設定された
第3の領域34内において、最大値射影計測部21によ
ってY軸に対する最大値射影を計測し、ローカルバス2
7を介して文字列直交方向背景領域検出部24に転送さ
れる。
【0037】文字列直交方向背景領域検出部24では、
図11に示すように、閾値High以下で、閾値Low
以上で、かつ、基準文字を含む領域を文字列直交方向の
背景領域と考え、第4の領域とする。
【0038】文字列直交方向文字領域検出部26では、
上記第4の領域内での最小値射影を解析することによ
り、文字個々の縦領域を求める。最小値射影計測部22
で第4の領域におけるY軸に対する最小値射影を計測
し、ローカルバス27を介して文字列直交方向文字領域
検出部26に転送する。文字列直交方向文字領域検出部
26では、図11に示すように所定の閾値で切ることに
より、文字列と直交する方向の文字領域を検出する。
【0039】以上説明した処理により、図12に示すよ
うに、数字「3」の文字領域35が求められる。同様
に、数字「4」および数字「5」の位置も求められる。
当然、数字「2」の位置も求められるが、基準文字との
位置の重複度合いを調べれば二重に検出することは容易
に防げる。
【0040】さらに、基準文字2,3を基準として同様
の処理を行ない、文字列を検出するが、当然のことなが
ら、検出される文字列は基準文字1を基準として切出さ
れた文字列と重複する。文字の認識時間を気にしなけれ
ば、重複する全ての文字列を認識処理にまわしてもよい
し、認識時間を軽減したければ、位置情報での重複の度
合いを調べれば、同じ文字列を重複して検出することを
防ぐことは容易に行なえる。
【0041】以上検出処理について述べてきたが、上記
のような処理によって切出しを行なう場合、図13に示
すように、数字の「5」に汚れが雑画(ノイズ)として
接触していると、切出し枠が多少狂う恐れがある。この
ような雑画成分は、文字の2値化画像に対する構造解析
によって取り除くことも可能であるが、認識部の負担を
軽減するために、検出処理でできるだけ文字切出し枠の
精度を上げる必要がある。
【0042】そこで、文字領域補正部8では、たとえ
ば、以下に説明する処理によって文字領域枠を補正す
る。まず、これまでの処理によって検出された文字領域
を基準文字領域と比較することにより、検出された文字
領域が基準文字領域よりも充分に大きい場合、ノイズが
接触していると判断する。
【0043】次に、当該領域に対し、図14に示すよう
なP1 ,P2 ,P3 ,P4 の4隅に接する枠を設定す
る。枠の幅と高さは基準文字の幅Wと高さHとする。図
14の例では、4隅に接触する枠としてW×H1 、W×
H2 の2つの枠B1 ,B2 が設定できる。勿論、横方向
にもノイズが生じている場合、4つまでの枠が設定でき
る。この2つないしは4つの枠の中に、1つの正しい文
字検切り枠が存在する。そこで、次のような評価法によ
り正しい文字枠を判別する。
【0044】評価法の1つの方法は、まず、図15に示
すように、それぞれの枠の中心と基準文字の中心とを結
ぶ直線L1 ,L2 を引き、この直線L1 ,L2 に対する
他の文字の中心からの垂線の距離の総和を求める。図1
5の例では、M0 とM1 とを結ぶ直線L1 に対しては距
離の総和はほぼ「0」であるが、M0 とM2 とを結ぶ直
線L2 に対しては距離の総和はd1 +d2 である。この
距離の総和は小さいほど正しい文字枠を表す。
【0045】また、横方向にノイズが接触し、横方向に
文字領域が狂った場合は、図16に示すようなW1 ×H
とW2 ×Hの2つの枠B3 ,B4 が設定できるが、その
場合、他の文字同士の横方向文字間隔の平均値とXd1
,Xd2 との各差を調べる。この評価値も値が小さい
ほど正しい文字枠を表す。
【0046】始めの直線に対する垂線距離の総和をY
d、横方向文字間隔の平均値との差の絶対値をXdとし
たとき、正しい文字枠の評価値Sは以下の式により与え
られる。なお、α、βはあらかじめ設定される係数であ
る。
【0047】S=α・Xd+β・Yd そして、2つないし4つの枠の中で評価値Sが最小の枠
を補正後の文字領域とする。
【0048】正しい文字枠を求めるもう1つの評価方法
について述べる。図14に示す例において、枠B1 (W
×H1 )と枠B2 (W×H2 )のそれぞれにおいて
「1」の面積を計測し、面積の大きい方の領域を正しい
枠とする。これは、本来の文字部分の面積は、ノイズに
比べて充分に面積が大きいという仮定に基づく。図14
の例では、枠B1 (W×H1 )の方が計測面積が大であ
り、正しく枠が求められる。
【0049】以上述べてきたように、複雑な情景画像中
から接触が生じたような文字が存在したとしても、文字
列を正しく検出することが可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、複
雑な情景画像において、これまで検出が困難であった接
触した文字が存在するような場合でも、文字列を正しく
高精度に検出可能な文字列検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文字列検出装置の構成
を概略的に示すブロック図。
【図2】基準文字検出部の構成を示すブロック図。
【図3】文字列検出部の構成を示すブロック図。
【図4】文字列検出処理を説明するフローチャート。
【図5】情景画像の一例を示す図。
【図6】図5の情景画像に対する2値化画像の一例を示
す図。
【図7】基準文字の検出を説明する図。
【図8】第1の領域の設定方法を説明する図。
【図9】第2の領域設定と文字列方向の文字領域決定方
法を説明する図。
【図10】第3の領域の設定方法を説明する図。
【図11】文字列直交方向の背景領域と文字領域の検出
を説明する図。
【図12】求めた文字領域の一例を示す図。
【図13】文字領域の切出しを説明する図。
【図14】枠の設定を説明する図。
【図15】直線に対する垂線の長さによる評価法を説明
する図。
【図16】文字間隔の評価法を説明する図。
【符号の説明】
1……濃淡画像メモリ、2……2値化処理部、3……2
値画像メモリ、4……基準文字検出部、5……文字列検
出部、6……CPU、8……文字領域補正部、11……
ラベリング処理部、12……比較部、13……標準デー
タメモリ、21……最大値射影計測部、22……最小値
射影計測部、23……文字列方向背景領域検出部、24
……文字列直交方向背景領域検出部、25……文字列方
向文字領域検出部、26……文字列直交方向文字領域検
出部、31……看板、32……文字列、33……第1の
領域、34……第3の領域、35……文字領域、B1 ,
B2 ,B3 ,B4 ……枠。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を含む濃淡画像を2値化する2値
    化手段と、 この2値化手段で2値化された2値化画像をラベリング
    処理によって解析することにより、あらかじめ設定され
    た条件に対応する連結領域を基準文字として検出する基
    準文字検出手段と、 この基準文字検出手段で検出された基準文字の領域に対
    して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第1の領域と
    して設定する第1の領域設定手段と、 この第1の領域設定手段で設定された第1の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射
    影情報を求める第1の射影計測手段と、 この第1の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の背景領域を第2の領域として求める第1の
    領域検出手段と、 この第1の領域検出手段で求められた第2の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影
    情報を求める第2の射影計測手段と、 この第2の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の文字領域を求める第1の文字領域検出手段
    と、 この第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の
    文字領域ごとに文字列と直交する方向に所定範囲の領域
    を第3の領域として設定する第2の領域設定手段と、 この第2の領域設定手段で設定された第3の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して
    射影情報を求める第3の射影計測手段と、 この第3の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の背景領域を第4の領域として求
    める第2の領域検出手段と、 この第2の領域検出手段で求められた第4の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射
    影情報を求める第4の射影計測手段と、 この第4の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の文字領域を求める第2の文字領
    域検出手段と、 前記第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の
    文字領域、ならびに、前記第2の文字領域検出手段で求
    められた文字列と直交する方向の文字領域を文字領域と
    して出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする文字列検出装置。
  2. 【請求項2】 文字列を含む濃淡画像を2値化する2値
    化手段と、 この2値化手段で2値化された2値化画像をラベリング
    処理によって解析することにより、あらかじめ設定され
    た条件に対応する連結領域を基準文字として検出する基
    準文字検出手段と、 この基準文字検出手段で検出された基準文字の領域に対
    して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第1の領域と
    して設定する第1の領域設定手段と、 この第1の領域設定手段で設定された第1の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射
    影情報を求める第1の射影計測手段と、 この第1の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の背景領域を第2の領域として求める第1の
    領域検出手段と、 この第1の領域検出手段で求められた第2の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影
    情報を求める第2の射影計測手段と、 この第2の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の文字領域を求める第1の文字領域検出手段
    と、 この第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の
    文字領域ごとに文字列と直交する方向に所定範囲の領域
    を第3の領域として設定する第2の領域設定手段と、 この第2の領域設定手段で設定された第3の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して
    射影情報を求める第3の射影計測手段と、 この第3の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の背景領域を第4の領域として求
    める第2の領域検出手段と、 この第2の領域検出手段で求められた第4の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射
    影情報を求める第4の射影計測手段と、 この第4の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の文字領域を求める第2の文字領
    域検出手段と、 前記第1,第2の文字領域検出手段で求められた文字領
    域と基準文字領域の大きさを比較することにより所定範
    囲を越える文字領域を判別する判別手段と、 この判別手段で判別された文字領域の4隅に外接する基
    準文字領域と同じサイズの枠を設定する枠設定手段と、 この枠設定手段で設定された枠ごとの中心と基準文字領
    域の中心とを結ぶ直線を設定し、この設定された直線ご
    とに他の文字領域の中心から当該直線への垂線の距離を
    第1の評価値とする手段と、 前記設定された枠ごとの隣の文字との中心間隔を計測し
    て第1の距離情報とする手段と、 前記所定範囲を越える文字領域以外の文字領域で隣り合
    う文字同士との中心間隔の平均値を第2の距離情報とす
    る手段と、 前記第1の距離情報と第2の距離情報との差の絶対値を
    第2の評価値とする手段と、 前記第1の評価値と第2の評価値により選択された枠を
    補正後の文字領域として置き換える手段と、 を具備したことを特徴とする文字列検出装置。
  3. 【請求項3】 文字列を含む濃淡画像を2値化する2値
    化手段と、 この2値化手段で2値化された2値化画像をラベリング
    処理によって解析することにより、あらかじめ設定され
    た条件に対応する連結領域を基準文字として検出する基
    準文字検出手段と、 この基準文字検出手段で検出された基準文字の領域に対
    して文字列方向に所定範囲拡張した領域を第1の領域と
    して設定する第1の領域設定手段と、 この第1の領域設定手段で設定された第1の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射
    影情報を求める第1の射影計測手段と、 この第1の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の背景領域を第2の領域として求める第1の
    領域検出手段と、 この第1の領域検出手段で求められた第2の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と並行な軸に対して射影
    情報を求める第2の射影計測手段と、 この第2の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列方向の文字領域を求める第1の文字領域検出手段
    と、 この第1の文字領域検出手段で求められた文字列方向の
    文字領域ごとに文字列と直交する方向に所定範囲の領域
    を第3の領域として設定する第2の領域設定手段と、 この第2の領域設定手段で設定された第3の領域内にお
    ける濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して
    射影情報を求める第3の射影計測手段と、 この第3の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の背景領域を第4の領域として求
    める第2の領域検出手段と、 この第2の領域検出手段で求められた第4の領域におけ
    る濃淡文字画像で、文字列方向と直交する軸に対して射
    影情報を求める第4の射影計測手段と、 この第4の射影計測手段で求められた射影情報に基づき
    文字列と直交する方向の文字領域を求める第2の文字領
    域検出手段と、 前記第1,第2の文字領域検出手段で求められた文字領
    域と基準文字領域の大きさを比較することにより所定範
    囲を越える文字領域を判別する判別手段と、 この判別手段で判別された文字領域の4隅に外接する基
    準文字領域と同じサイズの枠を設定する枠設定手段と、 この枠設定手段で設定された枠ごとの面積を求める面積
    算出手段と、 この面積算出手段で求めた面積を評価値として選択され
    た枠を補正後の文字領域として置き換える手段と、 を具備したことを特徴とする文字列検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014130415A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Nidec Sankyo Corp 文字認識装置、文字認識方法、及び文字認識プログラム
US9679217B2 (en) 2014-08-26 2017-06-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus, information processing system, information processing method and storage medium
US9819860B2 (en) 2015-03-09 2017-11-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Data processor, data processing method and storage medium
US10121086B2 (en) 2015-07-14 2018-11-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and information processing method

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