JPH0793473A - 文字領域割り出し方法 - Google Patents

文字領域割り出し方法

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JPH0793473A
JPH0793473A JP5257571A JP25757193A JPH0793473A JP H0793473 A JPH0793473 A JP H0793473A JP 5257571 A JP5257571 A JP 5257571A JP 25757193 A JP25757193 A JP 25757193A JP H0793473 A JPH0793473 A JP H0793473A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP5257571A
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English (en)
Inventor
Shozo Kato
省三 加藤
Nobuyasu Atsuta
伸泰 熱田
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Hitachi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明・光学系の変動による影響を受けやすい
被検体物において、基準点を利用して文字領域を割り出
すのに好適な文字領域割り出し方法を提供する。 【構成】 被検体の映像を読み取るビデオカメラと、文
字認識検査を行う画像処理装置と、画像処理装置に起動
信号を送るセンサーから構成される画像処理システにお
いて、検査対象となる映像をビデオカメラから画像メモ
リに入力し、投影分布情報及びそれに基づく微分量から
基準点を求め、求めた基準点から決定される検査対象と
なる文字領域ウィンドウの垂直及び水平方向の投影分布
情報に基づき、文字列の両端巾と文字高さを求めた後、
各文字毎の文字ウィンドウを生成し、文字領域を割り出
す。 【効果】 文字部分と背景のコントラストがはっきりし
ていない被検体物の文字認識検査を容易に行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属部品の刻印文字な
どの照明・光学系の変動による影響を受けやすい被検体
物の文字認識検査を画像処理を用いて行う文字領域割り
出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の文字領域割り出し方法として
は、投影分布情報に基づく割り出し方法が挙げられる。
この種のものとしては、「画像認識のはなし」(木内雄
二著、日刊工業新聞社)の「4.2 文字認識の前処
理」が挙げられる。この投影分布等による文字領域割り
出しにおいては、例えば水平方向及び垂直方向の投影分
布情報に基づき、投影分布状態の立ち上がり及び立ち下
がり位置を各々検出することにより、文字領域を割り出
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な処理方法においては、文字部分と背景のコントラスト
を高め、良好な測定環境をつくる必要性がある。また、
金属部品の刻印文字等の場合、照明・光学系の変動を受
けやすく、コントラストが不鮮明になる結果、所望する
投影分布が得られなくなり、文字領域が割り出しできな
いという問題点がある。本発明の目的は、上記問題点を
解決するためになされたものであり、コントラストが不
鮮明であっても容易に文字領域を割り出すに好適な文字
領域割り出し方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検体の映
像を読み取るビデオカメラと、文字認識検査を行う画像
処理装置と、この画像処理装置に起動信号を送るセンサ
ーから構成される画像処理システムにおいて、検査対象
となる映像をビデオカメラから画像メモリに入力し、こ
の映像の投影分布情報及びそれに基づく微分量から基準
点を求め、求めた基準点から決定される検査対象となる
文字領域ウィンドウの垂直及び水平方向の投影分布情報
に基づき、文字列の両端巾と文字高さを求めた後、各文
字毎の文字ウィンドウを生成し、文字領域を割り出すこ
とにより、達成される。
【0005】
【作用】被検査対象物における必要とする基準点及び検
査対象とする文字領域のウィンドウ開始点を予め求め、
登録しておくことにより、以後の認識処理において、視
野内の任意箇所の文字領域割り出しを容易に行うことが
可能になる。これにより、金属部品の刻印文字の如く照
明・光学系の変動による影響を受けやすい対象物であっ
ても容易に文字領域割り出しができるようになる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例である刻印文字を認識
検査する文字認識装置の全体構成を示すブロック図であ
る。本実施例の文字認識装置は、刻印機1により作られ
た金属部品2の刻印文字を認識検査するものであり、刻
印機1、センサー3、ビデオカメラ4、画像処理装置5
から構成される。画像処理装置5は、映像取込み信号発
生部5ー1、A/D変換器5ー2、画像メモリ5ー3、
文字パターン辞書作成・格納部5ー4、刻印文字読取り
部5ー5、判定部5ー6及び結果信号出力部5ー7と、
基準点検出部6ー1、ウィンドウ補正データ作成・格納
部6ー2及び文字領域割り出し部6ー3からなる本発明
の特徴とする領域設定部6を有する。本実施例の文字認
識装置において、センサー3から起動信号を画像処理装
置5の映像取込み信号発生部5ー1へ送信すると、ビデ
オカメラ4は、刻印機1により作られた金属部品2の刻
印文字の映像をA/D変換器5ー2を介して画像メモリ
5ー3に取り込み、記憶する。基準点検出部6ー1は、
金属部品2の文字領域とは異なる領域の基準点を、投影
分布情報により求め、この投影分布情報に基づいて微分
処理を行なって検出する。一方、ウィンドウ補正データ
作成・格納部6ー2は検査対象とするウィンドウの補正
データを作成し、記憶する。文字領域割り出し部6ー3
は、基準点及び検査対象とする文字領域ウィンドウの補
正データを用いて、基準点から検査対象となる文字領域
のウィンドウ指定を行い、ウィンドウ開始点を求め、基
準点とウィンドウ開始点の位置関係を決定する。次に、
文字領域ウィンドウから垂直及び水平方向の投影分布情
報に基づき、文字列の両端巾と文字高さを求めた後、各
文字毎の文字ウィンドウを生成し、以後の検査開始後の
認識処理において所望する文字領域割り出しを容易にす
る。以降、刻印文字読取り部5ー5において、文字パタ
ーン辞書作成・格納部5ー4の文字パターンを参照し
て、刻印文字を読み取り、判定部5ー6にて判定して、
結果信号出力部5ー7から判定結果を外部に出力する。
なお、本実施例においては、刻印機1により生成された
刻印文字の刻印欠け、刻印無し、刻印薄れ等の文字品質
を検査する場合、及び刻印文字そのものの読取りを検査
する場合を含んでいる。
【0007】図2に、金属部品2の基準点PKとウィン
ドウ開始点PWの位置関係を説明する。金属部品2にお
いて、基準マーク7及び検査対象とする文字領域ウィン
ドウ8の認識処理時の位置関係は、式1及び式2に示す
関係になる。 PW´(x)=PW(x)−(PK(x)−PK´(x)) (式1) PW´(y)=PW(y)−(PK(y)−PK´(y)) (式2) ここで、PK(x):ウィンドウ補正データ作成時のP
KのX座標 PK(y):ウィンドウ補正データ作成時のPKのY座
標 PW(x):ウィンドウ補正データ作成時のPWのX座
標 PW(y):ウィンドウ補正データ作成時のPWのY座
標 PK´(x):認識時のPKのX座標 PK´(y):認識時のPKのY座標 PW´(x):ウィンドウ補正後のPWのX座標 PW´(y):ウィンドウ補正後のPWのY座標 これは、予め学習処理としてPK座標(PK(x),P
K(y))及びPW座標(PW(x),PW(y))を
求めて登録しておき、検査開始後の認識処理時点におけ
るウィンドウ補正後のウィンドウ開始点PW′のX座標
PW′(x),Y座標PW′(y)を求める式を表した
ものである。認識処理時点の基準点PK′のX座標P
K′(x),Y座標PK′(y)は、基準マーク7の投
影分布情報及びそれに基づく微分量により求めることが
できる。
【0008】図3に、基準マーク7による基準点の求め
方を示す。図中の左側(a)は、基準マーク7の近傍に
ノイズ9が生じている場合を示す。基準マークウィンド
ウ10(イ)により投影分布情報(ロ)を作成する。投
影分布情報(ロ)に基づいて微分処理(ハ)を行う。こ
の中で最大微分量MGを求め、所定の比率を乗算するこ
とにより投影分布カットラインCPを算出する。このC
P及び投影分布(ニ)から、学習時点における基準点の
X座標PK(x)及び認識処理時点における基準点のX
座標PK′(x)を求める。このようにして、基準マー
ク7の基準点を求めることができる。また、微分処理に
よりノイズの影響を除外することができる。Y座標につ
いても同様に求める。また、図中の右側(b)に示した
例は、基準マークと背景のコントラストが少ない場合を
示したものであり、同様に基準マーク7の基準点を求め
ることができる。
【0009】図4に、検査対象とする文字領域ウィンド
ウ8から文字ウィンドウ11を生成する方法を示す。前
述の図2で述べた学習時点における文字領域ウィンドウ
8に基づいて、文字の先頭と末尾を垂直方向の投影分布
により検出し、文字列の両端巾lを求める。同様にし
て、水平方向の投影分布により文字高さhを求める。次
に、補正巾aを次式により求める。 a=(l−NPh)/2(N−1) ここで、N:文字数 P:文字巾比率 この補正巾aを用いて、次式により文字ウィンドウ巾b
を求める。 b=(l+2a)/N この文字ウィンドウ巾bにより文字ウィンドウ11を等
分割し、文字ウィンドウ11を生成する。bk文字ウィ
ンドウ11の生成により、以後の認識処理時点における
文字領域割り出しを容易ならしめることができる。本実
施例では、金属部品の刻印文字を対象として扱ったが、
文字の不鮮明な他の分野についても本発明を適用でき、
応用範囲の広い文字認識検査が可能である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属部品の刻印文字の如く照明・光学系の変動による影
響を受けやすい対象物であっても容易に文字領域割り出
しができるようになる。また、文字部分と背景のコント
ラストがはっきりしていない被検体物の文字認識検査を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である文字認識装置の構成を
示すブロック図
【図2】基準点とウィンドウ開始点の位置関係を示す図
【図3】基準マークにおける基準点の求め方を示す図
【図4】各文字毎の文字ウィンドウを求める方法を示す
【符号の説明】
1 刻印機 2 金属部品 3 センサー 4 ビデオカメラ 5 画像処理装置 6 領域設定部 7 基準マーク 8 文字領域ウィンドウ 9 ノイズ 10 基準マークウィンドウ 11 文字ウィンドウ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図4に、検査対象とする文字領域ウィンド
ウ8から文字ウィンドウ11を生成する方法を示す。前
述の図2で述べた学習時点における文字領域ウィンドウ
8に基づいて、文字の先頭と末尾を垂直方向の投影分布
により検出し、文字列の両端巾を求める。同様にし
て、水平方向の投影分布により文字高さhを求める。次
に、補正巾aを次式により求める。 ここで、N:文字数 P:文字巾比率 この補正巾aを用いて、次式により文字ウィンドウ巾b
を求める。 この文字ウィンドウ巾bにより文字ウィンドウ11を等
分割し、文字ウィンドウ11を生成する。bk文字ウィ
ンドウ11の生成により、以後の認識処理時点における
文字領域割り出しを容易ならしめることができる。本実
施例では、金属部品の刻印文字を対象として扱ったが、
文字の不鮮明な他の分野についても本発明を適用でき、
応用範囲の広い文字認識検査が可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の映像を読み取るビデオカメラ
    と、文字認識検査を行う画像処理装置と、この画像処理
    装置に起動信号を送るセンサーから構成される画像処理
    システムにおいて、検査対象となる映像をビデオカメラ
    から画像メモリに入力し、この映像の投影分布情報及び
    それに基づく微分量から基準点を求め、求めた基準点か
    ら決定される検査対象となる文字領域ウィンドウの垂直
    及び水平方向の投影分布情報に基づき、文字列の両端巾
    と文字高さを求めた後、各文字毎の文字ウィンドウを生
    成し、文字領域を割り出すことを特徴とする文字領域割
    り出し方法。
JP5257571A 1993-09-21 1993-09-21 文字領域割り出し方法 Pending JPH0793473A (ja)

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JP5257571A JPH0793473A (ja) 1993-09-21 1993-09-21 文字領域割り出し方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529369A (ja) * 2012-09-21 2015-10-05 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 画像からのラベルの検出

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015529369A (ja) * 2012-09-21 2015-10-05 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 画像からのラベルの検出
JP2016201126A (ja) * 2012-09-21 2016-12-01 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited 画像からのラベルの検出
US9811749B2 (en) 2012-09-21 2017-11-07 Alibaba Group Holding Limited Detecting a label from an image

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