JPH07933A - 管内洗浄装置 - Google Patents

管内洗浄装置

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JPH07933A
JPH07933A JP4203234A JP20323492A JPH07933A JP H07933 A JPH07933 A JP H07933A JP 4203234 A JP4203234 A JP 4203234A JP 20323492 A JP20323492 A JP 20323492A JP H07933 A JPH07933 A JP H07933A
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JP
Japan
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pipe
nozzle
water
carbon
pressure water
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JP4203234A
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JPH0741230B2 (ja
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Yoshio Sugimoto
与志雄 杉本
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KURITA ENG KK
Eneos Corp
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KURITA ENG KK
Japan Energy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管内に固着する除去困難な硬質スケールを、
高圧水を利用し、硬質スケールにクラックを生じさせる
と共に、クラックから水を浸入させ、管内面から砕きな
がら剥離して高能率に除去、洗浄を行う。 【構成】 外周にノズル11を有すると共に、高圧水の
送水ホース12と接続し、送水ホースで供給される高圧
水を外周のノズルから噴出する反動で回転する回転体1
0と、外面に爪21を備え、前記ノズル11が噴出する
噴出水の回転軌跡上に設けられたハンマリング部材20
とで管内洗浄装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は管の内面に固着した除
去困難なカーボン等の硬質固着物を高圧水によって効率
よく除去するための管内洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石油精製施設でのFCC設備のオーバヘ
ッド管の内面にはカーボンが厚さ4〜6cmで全面に固
着している。オーバヘッド管は内径400〜900mm
あり、その定期点検時に、ロープで吊して昇降する昇降
台に作業員が斫(はつ)り機を持って乗り、2〜3交替
制で斫り機を操作してカーボンを除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水平管部の長さが約1
8m、垂直管部の長さが約28mのオーバヘッド管の場
合、管内のカーボンを斫り機によって除去するには2交
替制で約2〜3週間もかゝる。又、その作業は、狭く、
暑い管内で行なわねばならず、しかも発生するカーボン
ダストで息苦しく、困難、苛酷である。更に、その完全
除去は非常に困難である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記作業を人
手ではなく機械で行なうようにしたのであって、外周に
ノズルを有すると共に、高圧水の送水ホースと接続し、
送水ホースで供給される高圧水を外周のノズルから噴出
する反動で回転する回転体と、外面に爪を備え、前記ノ
ズルが噴出する噴出水の回転軌跡上に設けられたハンマ
リング部材とからなることを特徴とする。
【0005】
【実施例】図示の実施例において、10は外周にノズル
11を有すると共に、高圧水の送水ホース12と接続
し、送水ホースで供給される高圧水を外周のノズル11
から噴出する反動で回転する回転体、20は外面に爪を
備え、前記ノズル11が噴出する噴出水の回転軌跡上に
設けられたハンマリング部材を示す。
【0006】回転体10は空気圧で作動するウインチ1
3によって巻出したり、巻取られるワイヤロープ14の
先端に連結された上部支持体15に上端部を軸受で支持
されて同心状に回転自在になって居り、又、下端部は同
様に下部支持体16に軸受で支持されて同心状に回転自
在になっている。そして、上端がノズル11と連通した
給水筒17が下部支持体の16の中心を下向きに貫通
し、送水ホース12はその下端に連結する。尚、ノズル
11は図3に示すように給水筒17に対して反対向きの
接線方向に2本設けてあり、これにより回転体10は両
ノズル11から噴出する噴出水の反動で矢印方向に回転
する。750kg/cm2 ×60立/分、195PSの
超高圧ポンプで送水ホース12に超高圧水を送水した場
合、回転体10は毎分10〜20回転する。
【0007】前記ワイヤロープ14の下端部にはスリー
ブ22を嵌めて固定してある。このスリーブは外周から
放射状に突出する4本の上腕23を円周方向に等間隔に
備えている。又、前記回転体の下部支持体16は下端部
外周から放射状に突出する4本の下腕24を円周方向に
等間隔に備えている。上腕23と下腕24の向きは同じ
で、上下方向に揃っている。前述のハンマリング部材2
0は環状であって、回転体10のノズル11が噴出する
噴出水の回転軌跡上に4枚配置され、その各1枚の上端
部は上腕23に、下端部は下腕24に夫々チェーン25
で連結されている。尚、各ハンマリング部材20の爪2
1は、外面の左右から突出する。そして、ノズル11か
らの噴出水は、ハンマリング部材20の環状の中心部を
左右の直径方向に横切り、その際に爪21が突出する部
分の裏に水流は突き当たる。
【0008】この実施例では、先端からボール26の一
部が突出すると共に、そのすぐ後に鍔27を有する外筒
28を各上腕23と各下腕24に先端から被せると共
に、外筒28と上腕、及び下腕との間にはコイルばね2
9を介在させ、このコイルばねにより外筒を半径方向外
向きに押し、ボール26を洗浄すべき管1の内面に接触
させるようにしてある。外筒28が各腕から抜けるのを
防止するため外筒には軸方向の長孔30を開設し、各腕
には長孔30から外筒の外に出るボルト31が固定して
ある。この外筒28は先端から一部突出するボール26
で管1の内面に接触し、管内面に固着したカーボンが厚
いときはコイルばね29に抗して引込み、ワイヤーロー
プ14で吊り下げられた装置の全体が管内で大きく振れ
るのを防止する振れ止め用である。そして、前述のハン
マリング部材20の上下を上腕23と、下腕24とに連
結するチェン25の上端と下端のリング25´は、上腕
と、下腕に被せて取付けた外筒28に嵌め、鍔27と、
ボルト31の頭との間で外筒沿いに移動可能になってい
る。上記した上腕23、及び下腕24と、これに被せて
固定した外筒28は、ハンマリング部材20の連結の役
目を兼ねた振れ止め装置であるが、必要ならばスリーブ
22の上腕上に更に腕を設けて外筒を被せ、同様な振れ
止め装置32を構成してもよい。又、送水ホース12に
も同様な腕を有するスリーブを固定し、その腕に外筒を
被せ、同様な振れ止め装置32を構成してもよい。
【0009】オーバヘッド管1内に固着するカーボンを
除去するには、オーバヘッド管の垂直管部2の上端部に
ウインチの架台13´を据付け、ウインチ13、ワイヤ
ロープ14で回転体10、上部支持体15、下部支持体
16を管内に吊下げ、高圧ポンプ車4に送水ホース12
の他端部を、垂直管部の下端に連通した水平管部3から
潜り込んで給水筒17に連結し、それから装置全体をウ
インチで垂直管部2内の上端部に引き上げ、高圧ポンプ
などからの送水を開始し、装置全体を徐々に下げる。
【0010】送水の開始によりノズル11からは高圧の
水流が噴出し、その噴出水の反動で回転体10は10〜
20回/分回転する。その回転により、前述したように
水流はハンマリング部材20の中心部を横切り、ハンマ
リング部材に突き当たったときはその外面から突出する
爪21を強力にカーボンに押し付け、ハンマリング部材
の環状内部を横切るときは水流はカーボンを直射する。
上記爪21をカーボンに強力に押し付ける作用と、水流
がカーボンを直射する作用の繰返しで、カーボンには爪
21によってクラックが発生し、発生したクラックから
カーボン層内に高圧水が浸入してカーボンを管内面から
浮かせ、且つ割る。従って、管内面から剥離して砕けた
カーボンの破片は水平管部3に落下する。落下した破片
は掻き出し具などを使い、沈殿分離槽5に集め、水をカ
ーボンから分離し、カーボンはドラム缶などに入れる。
【0011】上記のように垂直管部2内を徐々に降下さ
せ、管内のカーボンを除去して装置が水平管部3に到達
したらウインチでワイヤロープを巻出しながらポンプ車
4で送水ホースを引張るか、或いは作業員が手作業で送
水ホースを引張り、装置を水平管部内で、徐々に移動さ
せて同様に管内に固着するカーボンを剥離して破片と
し、除去する。この場合、振れ止め装置32の下向きの
ものが管の下周部内面に接触して回転体10と、そのノ
ズル11、及びハンマリング部材20を下周面から離す
ため、回転体10と、ノズル11は支障なく回転し、カ
ーボンを剥離して破片にする。
【0012】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明によれば
管内で斫り機を操作して行っていた困難、苛酷な作業か
ら作業員を解放でき、しかも、回転するノズルから噴出
する高圧の噴出水を利用し、ハンマリング部材の爪をカ
ーボンに強力に押し付けてクラックを生じさせると共
に、カーボンを直射する高圧水をクラックからカーボン
層中に浸入させ、カーボンを管の内面から砕きながら剥
離し、効率よく除去、洗浄が行える。勿論、本発明はオ
ーバヘッド管以外に、大口径の管の内面のスケール除
去、洗浄にも使用でき、装置自体は高圧水の水圧で作動
するため無動力で洗浄を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の一実施例の要部を示す、一部を
省略した正面図である。
【図2】回転体と、ハンマリング部材の関係を示す、図
1のA−A矢視図である。
【図3】ノズルとハンマリング部材の関係を示す平面図
である。
【図4】洗浄を行っている状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄すべき管 4 高圧ポンプ車 10 回転体 11 ノズル 12 送水ホース 13 ウインチ 14 ワイヤロープ 15 上部支持体 16 下部支持体 20 ハンマリング部材 21 爪 25 チェーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にノズルを有すると共に、高圧水の
    送水ホースと接続し、送水ホースで供給される高圧水を
    外周のノズルから噴出する反動で回転する回転体と、外
    面に爪を備え、前記ノズルが噴出する噴出水の回転軌跡
    上に設けられたハンマリング部材とからなることを特徴
    とする管内洗浄装置。
JP4203234A 1992-07-08 1992-07-08 管内洗浄装置 Expired - Fee Related JPH0741230B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5988362A (en) * 1996-12-21 1999-11-23 Thames Co., Ltd. Curved conveyor
KR100951435B1 (ko) * 2009-08-21 2010-04-07 (주)경진엔지니어링 분사노즐을 이용한 상하수도 비굴착 관로 스케일 제거장치 및 공법
US10144042B2 (en) 2014-09-25 2018-12-04 Trinity Industrial Corporation Helically traveling carriage and helically traveling cleaning machine
CN112314676A (zh) * 2020-12-16 2021-02-05 邵阳豪锋食品有限公司 一种便于清理的肉丸子加工用绞肉机

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JPH0741230B2 (ja) 1995-05-10

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