JPH079264U - 理美容はさみ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 理美容はさみにおいて、上刃と下刃があたる
部分に施した緩衝子を出入微調整可能にして使用者が使
い易い位置に調節できるようにしたこと。 【構成】 上刃（１）の拇指挿入環（２）に柔軟な緩衝
子（７）を備えたおねじ杆（８）を微調整可能にねじ込
んだこと。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は理美容用はさみに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、理美容はさみは上下の刃の指挿入環の一方に他方との接触を緩和す るためゴムの緩衝子を取付けてあるが、従来の緩衝子は単に指挿入環の外側に突 設したものであるため、衝接位置は常に一定で調節ができない欠点があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の課題は、緩衝子を拇指挿入環に対して使用者が使い易い位置に微調整 できるはさみを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の手段は次のとおりである。

【０００５】 下刃の指挿入環部に接する柔軟な緩衝子を備えたねじ杆を上刃基部の拇指挿入 環に形成した孔に調節可能に螺着した理美容はさみ。

【０００６】

【実施例】

図１、図２の実施例は上刃１の拇指挿入環２に張出し部３を設けて、これに貫 通孔４をあけ、貫通孔４の途中に調整めねじ５の嵌合孔６を設け、緩衝子７にお ねじ杆８を一体に設けておねじ杆８にパッキング９、固定用のめねじ１０、クッ ションゴム環１１を順次嵌め、おねじ杆８を前記貫通孔４及び調整めねじ５に螺 合し、調節めねじ５を回わすと、緩衝子７が出入して微調整できるようにしてあ る。１３は下刃、１４は下刃１３６の指挿入環部、１５は受衝子である。

【０００７】 又図３の例は親指指挿入環２の張出し部３にめねじ孔４′を形成し嵌合孔６に に固定用めねじ１２を嵌めてめねじ孔４′及びおねじ杆８に螺合し、緩衝子７に 調整めねじ５′を設けて調整できようにしたものである。

【０００８】

【作用】

調整めねじ５を回わして緩衝子７の高低を微調節した後その位置で固定用めね じ１０によって固定する。

【０００９】

【効果】

本考案によれば、緩衝子の位置を使用者が最も使用し易い位置に微調整できる ので、理容はさみとしての使用上の価値は増進する。しかも調整は非常に容易に できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面図。

【図２】要部の断面図。

【図３】他の実施例を示す要部の断面図。

【符号の説明】 １ 上刃 ２ 拇指挿入環 ３ 張出し部 ４ 貫通孔 ５ 調整めねじ ６ 嵌合孔 ７ 緩衝子 ８ おねじ杆

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 下刃の指挿入環部に接する柔軟な緩衝子
   を備えたねじ杆を上刃基部の拇指挿入環に形成した孔に
   調節可能に螺着した理美容はさみ。