JPH0792346B2 - 流動層炉 - Google Patents

流動層炉

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JPH0792346B2
JPH0792346B2 JP2697686A JP2697686A JPH0792346B2 JP H0792346 B2 JPH0792346 B2 JP H0792346B2 JP 2697686 A JP2697686 A JP 2697686A JP 2697686 A JP2697686 A JP 2697686A JP H0792346 B2 JPH0792346 B2 JP H0792346B2
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JP
Japan
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pipe
retort
furnace lid
fluidized bed
furnace
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JP2697686A
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秀満 竹野下
寿 服部
洋一郎 花田
達 福田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、流動ガスを循環再利用するようにした流動層
炉に関するものである。
従来の技術 第5図に示すように、断熱材1で囲繞された筒状のレト
ルト2の底部に流動ガス入口3を形成し、上下中間部に
分散板4を設けると共に、上部に排出口5を形成し、レ
トルト2の開口部を炉蓋6で閉塞したもの。
第6図に示すように、炉蓋6に排出口5を形成したも
の。
かかる流動層炉であれば供給パイプ7で流動ガスをレト
ルト2内に供給して分散板4の上部に流動層8を形成
し、その流動ガスは排出口5より外部に排出される。
発明が解決しようとする問題点 前述した各流動層炉であるとレトルト2内に供給された
流動ガスは外部に直接排出されるので、排出された流動
ガス中に流動粒子、例えばアルミナが多少混合してい
る。このために、例えば流動ガスを循環再利用する場合
にはアルミナが混入している流動ガスがレトルト2内に
供給されるので次の問題点を有する。
1. 排出口5と流動ガス入口3とを接続する配管内に排
出した流動ガス中に混入しているアルミナが堆積して配
管が詰るので、流動が不安定となると共に、雰囲気処理
の場合排出口5よりエアが混入して処理物の酸化などの
原因となり、さらには分散板のノズルにアルミナがつま
つて流動不良の原因となる。
2. 前者の流動層炉によつて排出される流動ガス中のア
ルミナを減少するには流動層8と炉蓋との間のフリーゾ
ーン9を高くすれば良いが、この様にすると炉の全高が
高くなつてしまう。
3. 後者の流動層炉であると排出口5が炉蓋6に形成し
てあるために、排出口5と流動ガス入口3とを配管で連
結すると炉蓋6を開閉する毎に配管を取り付け、取り外
しせねばならず面倒である。
問題点を解決するための手段及び作用 炉蓋にフイルタを設け、かつそのフイルタより上部に排
出パイプを接続すると共に、この排出パイプをレトルト
下部に接続した循環パイプにサンドシールを介して接続
して、排出流動ガス中の流動粒子をフイルタで捕集でき
ると共に、炉蓋開閉時に排出パイプと循環パイプとを簡
単に分離、接続できるようにしたものである。
実施例 上蓋10と下蓋11と周壁12とより中空となつた本体13内に
は断熱材14で囲繞された筒状のレトルト15が設けられ、
レトルト15の下部には流動ガスの入口16が形成してある
と共に、上下中間には分散板17が設けてあり、上部は開
口18していると共に、上壁10の開口19とに亘つてカバー
20が連結してある。
炉蓋21は内筒22と外筒23と上板24とより成り、外筒23が
上壁10上に載置して内筒22がレトルト15の上部に嵌まり
込んでいると共に、内筒22には流動粒子、例えばアルミ
ナを捕集するポーラスなセラミツク又は金属製などのフ
イルタ25が形成してあり、このフイルタ25より上方に排
出口26が形成され、その排出口26には排出パイプ27の一
端が接続してあると共に、排出パイプ27の他端部は下向
きに折曲してサンドシール28を介して循環パイプ29の一
端と連結され、その他端は前記入口16に接続してある。
前記サンドシール28は第4図に示すように上壁10と循環
パイプ29の上部とに亘つて固着した筒状の受け体30と、
排出パイプ27の他端に一体形成した筒体31とを備え、こ
の受け体30と循環パイプ29とによつて形成された上向環
状凹部32内に前記筒体31を嵌め込むと共に、砂33を充填
したものであり、排出パイプ27を簡単に着脱できるよう
にしてある。
前記循環パイプ29にはパイプ34より供給されるジエツト
ポンプ駆動用ガスで駆動されるジエツトポンプP及び不
活性ガスを供給するパイプ35並びに流動ガスを排出する
パイプ36が接続してある。
前記炉体21の外筒23には支え材37と把手38とが直径方向
に相対向して外方に向けて固着され、支え材37にシヤフ
ト39が固着され、このシヤフト39は本体13に固設した軸
受40で回転及び上下動自在に支承されていると共に、本
体13に固着したシリンダ41のピストン杆42に連結してあ
り、シリンダ41のピストン杆42を伸縮すると炉蓋21が上
下動するようにしてある。
しかして、レトルト15内の流動ガスはフイルタ25でアル
ミナが捕集除去された後に排出パイプ27、循環パイプ29
を経て再びレトルト15内に流入して循環再利用できるの
で、経済的であると共に、排出された流動ガス中にはア
ルミナが混入していないから、排出パイプ27や循環パイ
プ29内にアルミナが堆積して詰まることがないと共に、
分散板17のノズルにアルミナが詰まることがなく、しか
もフリーゾーンを低くして全高を低くできる。
また、シリンダ41のピストン杆42を伸長してシヤフト39
で炉蓋21を持ち上げた時には排出パイプ27はサンドシー
ル28の筒体31とともに環状凹部32より抜け出し、シリン
ダ41のピストン杆42を縮小してシヤフト39で炉蓋21を下
降した時には排出パイプ27がサンドシール28の筒体31と
ともに環状凹部32の砂33内に貫入してシールされるの
で、炉蓋21を開閉する間に排出パイプ27と循環パイプ29
を接続したり分離する必要がなく、炉蓋の操作が簡単と
なる。
なお、炉蓋21を解放するには前述のように炉蓋21を持ち
上げて排出パイプ27、内筒22が上壁10より離れた状態で
把手38を持つて炉蓋21を、シヤフト39を中心として軸受
40の回りを回転して側方に移動すれば良い。
なお、雰囲気処理時に炉蓋を開放して排出パイプ27が離
れている時にはエアを吸引して流動層炉内の雰囲気を損
なう事を防止するため、ジエツトポンプPの前に窒素な
どの不活性ガスを流してエアがレトルト15内に入らない
ようにすることが好ましい。
発明の効果 レトルト15よりの排出流動ガスをレトルト15内に循環し
て再利用できるから経済的である。また、その排出流動
ガス中の流動粒子は炉蓋21に設けたフイルタ25で捕集で
き、排出パイプ27や循環パイプ29内に堆積して詰つたり
分散板17のノズルに詰つたりしないので、流動が不安定
となつたり、流動不良となつたり、処理物の酸化などが
起つたりしないと共に、フリーゾーンを低くできて全高
を低くしてコンパクトにできる。
また、排出パイプ27と循環パイプ29とはサンドシール28
で接続され、炉蓋21を開閉する際に排出パイプ27と循環
パイプ29とを連結したり、分離したりする必要がなくて
炉蓋の開閉操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例を示す断面正
面図、平面図、断面側面図、第4図はパイプ接続部の説
明図、第5図、第6図は従来例の断面図である。 13は本体、15はレトルト、17は分散板、21は炉蓋、25は
フイルタ、27は排出パイプ、28はサンバシール、29は循
環パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体13内に分散板17を備えたレトルト15を
    配設すると共に、本体13にレトルト15の上部開口を閉塞
    する炉蓋21を着脱自在に設け、この炉蓋21にフィルタ25
    を設け、かつそのフィルタ25より上部に排出パイプ27を
    接続すると共に、その排出パイプ27を前記レトルト15の
    流動ガスの入口16に開口接続した循環パイプ29にサンド
    シール28を介して接続したことを特徴とする流動層炉。
JP2697686A 1986-02-12 1986-02-12 流動層炉 Expired - Lifetime JPH0792346B2 (ja)

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JP2697686A JPH0792346B2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12 流動層炉

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JPS62186188A JPS62186188A (ja) 1987-08-14
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JP4906095B2 (ja) * 2006-02-10 2012-03-28 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置
GB2492135B (en) 2011-06-23 2013-12-04 Rolls Royce Plc A heat treatment apparatus and a method of using such apparatus
JP2019152384A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 住友金属鉱山株式会社 流動焙焼炉

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